SUPER SONIC
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【PHOTO】QUEEN「SUPER SONIC」出演のため訪韓“不滅のロックバンドがやってきた!”
不滅のロックバンドQUEENが12日午前、仁川(インチョン)国際空港を通じて入国している。QUEENのメンバーで現在までバンドを率いているブライアン・メイ(67、ギター)とロジャー・テイラー(65、ドラムス)は14日にソウル蚕室(チャムシル)総合運動場の補助競技場で開かれるロックフェスティバル「SUPER SONIC 2014」に参加するために訪韓した。QUEENの伝説的なボーカルのフレディ・マーキュリーの代わりにアメリカのオーディション番組「アメリカン・アイドル」出身のアダム・ランバートが、ブライアン・メイとロジャー・テイラーと共に韓国のファンと会う。
韓国の大型音楽フェスティバルが一斉に日程を発表…気になる今年のラインアップは?
大型ロックフェスティバルがラインアップの発表を間近に控えて日程を確定した。今年は旅客船沈没事故という大惨事により大型フェスティバルが取り消しになったり延期されるなど、ラインナップ発表が遅れている。昨年の夏には5つの大型ロック・フェスティバルが開かれた。今年は旅客船沈没事故という大惨事より、「ANSAN VALLEY ROCK FESTIVAL」が全面中止、「JISAN WORLD ROCK FESTIVAL」は主催側の事情で開催中止となった。残りのフェスティバルは夏が近づくにつれて日程が確定され、ラインナップの発表を控えている。今年で9回目を迎える長寿フェスティバル「INCHEON PENTAPORT ROCK FESTIVAL」は20日に第1弾ラインアップを公開する。8月1~3日、仁川(インチョン)市松島(ソンド)のPenta Parkで開催される「INCHEON PENTAPORT ROCK FESTIVAL」には韓国と外国のミュージシャンが100チーム近く出演する予定だ。今回の「INCHEON PENTAPORT ROCK FESTIVAL」では幅57m、高さ20m、深さ20mを誇るアジア最大規模の常設ステージをはじめ、3つの正式なステージと2つのイベントステージを運営し、計5つのステージを披露する。昨年よりさらに進化した公演施設で観客たちを迎える予定だ。今年で2回目を迎える「現代カードCITYBREAK(シティブレイク)2014」(以下「CITYBREAK 2014」)もラインアップ発表を間近に控えている。8月9~10日、2日間に渡りソウルワールドカップ競技場で行われる「CITYBREAK 2014」には30チームあまりのミュージシャンたちがステージに上がる。「CITYBREAK」は昨年、イギー・アンド・ザ・ストゥージズ(Iggy And The Stooges)、メタリカ(Metallica)、ミューズ(Muse)、リンプ・ビズキット(Limp Bizkit)など、世界トップクラスのアーティストをはじめ、韓国のロック界の巨匠シン・ジュンヒョンなど、計37チームのラインナップで7万5000人の観客を動員するなど、大きな人気を博した。現代カード側は「今年は昨年より一層多様化したジャンルと大衆性を備えたラインアップでロックマニアだけではなく、より多くの音楽ファンが一緒に楽しめる公演になるだろう」と伝えた。イギリスの伝説的なバンドQUEEN(クイーン)をラインアップとして発表した「スーパー・ソニック2014(SUPER SONIC 2014)」は8月14~15日に開催される予定だ。SUPER SONIC側はクイーン(QUEEN)と共にフランスの大物バンドフェニックス(Phoenix)と、最高の新鋭であるア・グレイト・ビッグワールド(A Great Big World)を第1弾ラインアップに確定し、話題を集めた。それ以外にも当初5月3~4日に予定されていた漢江(ハンガン)蘭芝(ナンジ)公園で開催される「グリーンプラグド・ソウル・2014(GREENPLUGGED SEOUL 2014)」が5月31~6月1日に延期された。これと共に京畿道(キョンギド)加平(カピョン)で開催される「チャラ島国際ジャズフェスティバル(The 11th JARASUM INTERNATIONAL JAZZ FESTIVAL)」は、10月3~5日に日程を確定した。「チャラ島国際ジャズフェスティバル」は昨年、27万人という歴代最多の観客を動員し、盛況のうちに10周年イベントを終えた。韓国を代表するジャズフェスティバルである「チャラ島国際ジャズフェスティバル」は今年6月10日にチケットオープンを控えている。
「SUPER SONIC 2013」大熱狂を生んだチョー・ヨンピル、こんなヘッドランナー今までいなかった!
これまでミュージックフェスティバルは若い世代の専有物のように思われてきた。しかし、「SUPER SONIC 2013」は少し違った。入場券のリストバンドを手首につけた観客の中には、熱心にタイムテーブルを確認する中高年の姿が多く目についた。これを可能にした人がまさに歌王チョー・ヨンピルだった。14日から15日にかけてソウル松坡(ソンパ)区芳夷洞(バンイドン)オリンピック公園で開かれた「SUPER SONIC 2013」は、チョー・ヨンピルがデビュー以来初めてミュージックフェスティバルのステージに立つということで話題を集めた。主催側もチョー・ヨンピルの「旅に出よう」を公式のキャンペーンソングに指定し、後輩たちと彼が一緒に歌を歌うMVを制作し、チョー・ヨンピルの存在を強調した。結論としては、15日のヘッドライナー(主役を務めるアーティスト)であるチョー・ヨンピルは「SUPER SONIC 2013」の会心の一手だった。チョー・ヨンピルの長年のファンたちは彼を見るため早くからステージの前に集まった。ファンクラブでは自主的に旗とプラカードを配り、彼を迎える準備をした。おかげでチョー・ヨンピルのコンサートが近づくにつれ、コンサートが行われる体操競技場は座る場所がないほどにごった返した。ミュージックフェスティバルの特徴とも言えるテチャン(歌に沿って一緒に歌うこと)とテチュム(一緒に踊ること)は、チョー・ヨンピルのコンサートでも行われた。今年リリースした19thフルアルバム「Hello」に収められた「バウンス(Bounce)」とタイトル曲「Hello」が演奏されたときは、世代を問わず2万人の観客が一緒にジャンプする場面が演出され、チョー・ヨンピルが「モナリザ」と「今はそうだったらいいね」を歌うときには観客が一緒になって歌う声がコンサート会場全体に響き渡った。チョー・ヨンピルも一緒に歌う観客に向かって「グッド」と言いながら微笑を浮かべ、満足感を示した。同日チョー・ヨンピルはアンコールを含め1時間30分にわたり、「未知の世界」「短い髪」「夢」「バラの花明かりをつけます」など20曲余りのヒット曲を披露し、フェスティバルの夜を盛り上げた。同日チョー・ヨンピルはこれといった言葉は残さなかったものの、コンサートの最中にステージの下へと降りてきて歌を歌い、観客たちに向かって手を合わせて挨拶の代わりにした。休まずコンサートを続けながらも、チョー・ヨンピルの表情には疲れた様子はなかった。貫禄と情熱が出会った瞬間、その場所に本物の歌王チョー・ヨンピルがいることを確認できるコンサートだった。チョー・ヨンピルに先立ち、「SUPER SONIC 2013」にはイギリスのエレクトロニック・デュオであるペット・ショップ・ボーイズ(Pet Shop Boys)、「Ordinary People」などのヒット曲で馴染みのあるジョン・レジェンド(John Legend)などがステージに立った。特に、アイルランド出身のトゥー・ドア・シネマ・クラブ(Two Door Cinema Club)は「韓国に来るのは2回目だが、ソウルは初めて」と言い、熱狂的な観客に向けてスラング混じりで「本当に素敵だ」と言いながら感心した。また、紫雨林(ジャウリム)はこれまであまり耳にすることのなかった初期アルバム中心のセットリストを構成し、相変わらずの見事なライブを披露した。一方、「SUPER SONIC 2013」は、今回のコンサートに約3万人が訪れたと発表した。都市型ミュージックフェスティバルを目指すフェスティバルらしく、室内のコンサート会場に主要ステージを配置したことは良かったが、相対的に野外で行われたコンサートが少し散漫になってしまったことは来年のコンサートまでに対処すべき課題だ。また、他のミュージックフェスティバルに比べ、販売される食べ物の種類が限定的で、価格も現場で気軽に楽しめる水準ではなかったという指摘もあった。
「SUPER SONIC 2013」本日(14日)開幕…チョー・ヨンピル&ジョン・レジェンドがやって来る!
都市型ミュージックフェスティバル「SUPER SONIC 2013」が本日(14日)から15日までソウル松坡(ソンパ)区芳夷洞(バンイドン)オリンピック公園で開かれる。今年で2回目となる「SUPER SONIC 2013」には、韓国音楽界の伝説であるチョー・ヨンピルと偉大な誕生が初めて音楽フェスティバルに出演することで、早くから話題を集めた。チョー・ヨンピルはインディーズミュージシャンが公演できるステージを提供するために出演料全額を「SUPER SONIC 2013」に寄付して「Hello Stage」を設けるなど、模範的な事例を見せた。「SUPER SONIC 2013」では、数多くある名曲のうち、チョー・ヨンピルが自ら選んだ11曲の候補曲の中で一緒に歌いたい最高の楽曲を選ぶ投票イベントを企画し、15日にヘッドライナー(主役を務めるアーティスト)としてステージに上がるチョー・ヨンピルの公演の最後に観客と一緒にみんなで歌う名シーンを演出する予定だ。また、デビューから30年が経った今も最新のトレンドをリードしているエレクトロニック音楽界の伝説ペット・ショップ・ボーイズ(Pet Shop Boys)とグルーヴ感を与える黒人音楽の代名詞アース・ウインド&ファイアー(Earth、Wind&Fire)、コンテンポラリーソウルを代表するシンガーソングライタージョン・レジェンド(John Legend)、モダンロックとダンスでホットなステージを披露するトゥー・ドア・シネマ・クラブ(Two Door Cinema Club)、2012年イギリスの音楽雑誌「Q」で今年の人物に選ばれ、AppleのiPodのCMソングで一躍世界的なスターに浮上した新人ウィリー・ムーン(Willy Moon)、クラシック界のレディー・ガガことリンジー・スターリング(Lindsey Stirling)、キャピタル・シティーズ(Capital Cities)、ホット・シェル・レイ(Hot Chelle Rae)、パーマ・ヴァイオレッツ(Palma Violets)などが出演する。特に、昨年に引き続き今年も「SUPER SONIC 2013」に出演するペット・ショップ・ボーイズは普段からレベルの高いコンサートで有名なだけに今回のステージでも華やかで特殊な照明や映像で想像力溢れるホットなステージを準備しているという。この他に紫雨林(ジャウリム)、10CM、DJ DOC、Verbal Jint、Glen Check、DICKPUNKS、ファン・シネバンド、Aziatix、好きでやっているバンドなど、韓国を代表するミュージシャンとスーパールーキーに選ばれたROYAL PIRATESとサボテンが出演する。韓国最高のアーティストの出演以外にもカップルマッチングイベント、サイレント・ディスコ、マッサージゾーン、多様かつ豪華なフードゾーン、深夜シャトルバスなど「SUPER SONIC 2013」だけの個性溢れる企画が際立つスペシャルイベントと各種施設を設け、観客を迎える予定だ。特に、体操競技場(Super Stage)、ハンドボール競技場(Sonic Stage)など、快適な冷房施設とスタンディングコンサートが体力的に負担になる観客のために座席が設けられた室内で猛暑と突然の大雨を避けられるようにし、都市型フェスティバルの長所を最大限に活かす計画だ。
「SUPER SONIC 2013」チョー・ヨンピル、後輩歌手たちと共に特別なコラボステージを飾る“世代統合”
歌王チョー・ヨンピルが後輩歌手たちと共に特別なステージを飾る。チョー・ヨンピルは14日と15日の2日間、ソウル松波(ソンパ)区芳夷洞(バンイドン)のオリンピック公園で開かれる都市型音楽フェスティバル「SUPER SONIC 2013」で後輩歌手たちに会う。「SUPER SONIC 2013」のヘッドライナーであるチョー・ヨンピルは8日、出演予定の後輩歌手たちと一堂に会し、彼のヒット曲であり「SUPER SONIC 2013」のキャンペーンソングに決まった「旅に出よう」のレコーディングを行う。チョー・ヨンピルはレコーディング及び同キャンペーンの総監督を務め、後輩歌手DJ DOC、DJ KOO、Vibe、Humming Urban Stereo、SuperKidd、M.C the MAX、ファン・シネバンド、HarryBigButton、Sugarbowl、好きでやってるバンド、Lucia、DOT、カジャミ少年団+シン・チョイなどが出演する。またチョー・ヨンピルが出演料を全額寄付して設けられたステージである「Hello Stage」の主人公に抜擢された新鋭バンドのロイヤルパイレーツとサボテンも参加する。チョー・ヨンピルと後輩歌手たちが飾る「旅に出よう」は、配信の予定はないが、動画サイトやYouTubeなどを通じてミュージックビデオ形式で公開される予定である。チョー・ヨンピルは音楽フェスティバルがマニアだけのものではなく、より多くの全世代の人々が楽しめる場になることを願い、出演を決めたという。公演まで2週間を切った「SUPER SONIC 2013」はオリピンク公園の体操競技場の「Super Stage」、ハンドボール競技場の「Sonic Stage」、そして88芝生広場の屋外ステージで開かれる「Hello Stage」の3つのステージを通じて多彩な公演を楽しむことができる。
チョー・ヨンピル、10CM、DICKPUNKSなど出演「SUPER SONIC」本日(15日)チケット先行予約開始
歌手チョー・ヨンピルがデビュー以来初めてフェスティバルのステージに立つ。15日「SUPER SONIC 2013」側は第1次ラインアップを発表した。歌王チョー・ヨンピルが率いるバンド「チョー・ヨンピルと偉大な誕生」がヘッドライナー(主役を務めるアーティスト)として記載されており、ファンの熱い関心が予想される。デビュー以来初めてフェスティバルステージに立つチョー・ヨンピルは、「SUPER SONIC 2013」を通じて後輩ミュージシャンが出演できる「Hello ステージ」新設する。また、自身の出演料をステージの設置に投資し、運営費用として使われるように寄付する。他にも数多くのファンから来韓公演を望まれているエレクトロニックポップデュオのペット・ショップ・ボーイズ(Pet Shop Boys)、インディーズロックバンドのトゥー・ドア・シネマ・クラブ(Two Door Cinema Club)も韓国のファンに会う。韓国の歌手としては10CMと「SUPER STAR K4」の準優勝出身のバンドDICKPUNKSが熱狂的なステージを披露する予定だ。「SUPER SONIC 2013」側は「様々な年齢層が楽しめる出演アーティストと楽しい見どころなどを提供するつもりだ。都心型音楽フェスティバルの新しいスタートを告げる指標になるだろう」と説明した。都心型音楽フェスティバル「SUPER SONIC 2013」は8月14日から15日までの2日間、ソウル芳荑洞(バンイドン)のオリンピック公園で開催される。15日の正午から先着3000枚限定で販売される先行予約チケット2日券は14万ウォン(定価17万6000ウォン)で購入することができる。フェスティバルの第2次ラインアップと2日券の一般チケット、1日券の予約販売の日程は近々発表される予定だ。
「SUPER!SONIC」熱く燃え上がった室内コンサート
チャン・ギハと顔たちからザ・スマッシング・パンプキンズまで8月14日と15日の2日間、ソウル芳夷洞(バンイドン)オリンピック公園で、コンサートとミュージックフェスティバルを融合した新しいコンセプトの都心型スーパーアリーナコンサート・フェスティバル「SUPER!SONIC」が開催された。スーパーステージの2番目の公演に登場したチャン・ギハと顔たちは、テレビでは主にチャン・ギハのボーカルを中心にステージを構成していたが、今回はバンドが中心になった。制限時間なしでバンドの演奏を延長し、ギターリフを繰り返した。また、エレクトロニック系のサウンドを取り入れ、独特な雰囲気を作り出した。チャン・ギハは、カウントダウンをして雰囲気をさらに盛り上げ、観客たちは両手を高く挙げ、体を反らせた。静かに緊張を高めながらスタートする「何事もなく暮らす」が最後の曲だったが、観客たちはすでに喝采の準備ができていた。エレクトロニックミュージックは機械的だという偏見にとどまるような音楽だろうか。IDIOTAPEはDRのドラムビートに、サウンドを作り出すZEZEのシンセサイザー、そして音を小さなパーツのように分解して組み直すようなDGURUのDJプレイが加わり、しっかりした変化の流れを作っていった。DGURUは序盤、右側に流れる白い線のメディアファサードを背景に、DRのドラムからZEZEのサウンドへと映る過程を観客に手信号で示した。続いてビートに合わせて首を振りながら、自然とステップを踏んだ。DJプレイは、機械的な動作に近いが、かっこいい手振りや身振りが加わり、まるでダンスのように見えた。エレクトロニックミュージックは、実はどの音楽よりも感覚的で身体的だ。体の流れが無我のダンスの世界にはまり込む。強いビートが幻想的に耳を捉える。とめどなく流れる音に体が自然と動く。エレクトロニックミュージックは、つまり動きだ。IDIOTAPEは、1stアルバムのタイトル曲「Even Floor」で他の演奏を減らし、DJプレイの機械音を強調してノイズサウンドを増幅させ、新鮮さを与えた。ジム・クラス・ヒーローズ(Gym Class Heroes)は、基本的にリードボーカルのトラヴィー・マッコイ(Travie McCoy)のラップを全面に出すが、ドラムを始めとするバンドの豊かなハーモニーが添えられ、いくつかのメロディーが部分的に導入されることで曲の中にそれぞれ違う情緒を作り上げた。様々な雰囲気に合わせて変化するラップも印象的だ。序盤に流れた「Take A Look At My Girlfriend」で、アクセントのついたGirlfriendという部分からすぐに続くShes the only one I gotの独特なリズムの変化は滑らかに繋がった。トラヴィー・マッコイは、できる限りステージの前方に出て、様々な表情とジェスチャーを見せた。彼はリラックスした可愛い表情で中指を立てたりもした。「SUPER!SONIC」は、スーパーステージ(体操競技場)とソニックステージ(ハンドボール競技場)を行き来しながら観覧できるようになっていた。2つのステージは、それぞれスタンディング席と座席を選ぶことができ、入り口も別途設けられていた。特にジャック・ロックス(Jack Rocks)ステージは、ソニックステージと重なるように設けられ、選択の幅を広げた。小規模のステージであるジャック・ロックスステージでは、アルコール類が販売され、入場可能年齢が19才以上に制限された。ソニックステージで開かれたベースメント・ジャックス(Basement Jaxx)の公演は、いわゆる焦らし戦略だった。実はこれは彼らの音楽的な特性からくるものだった。ビートの単位が正確で、その間隔が長いので、音楽に重量感がある。この点は慎重にターンテーブルに向かう態度とも繋がっていた。楽しい音楽だがビートを乱発せず、リズムをそのまま感じることができた。また、終始暗い照明のもとで行われ、スクリーンにはシュールレアリスム的なイメージが映し出されて、エレクトロニックミュージックが作る独特な世界の緊張感を感じることができた。落ち着いてゆっくりとしたリズムを背景に広がるフィーチャリングと様々なサウンドの融合は、観客を照らすピンスポットライトと一体となり、幻想的な雰囲気を作り上げた。 さらに素晴らしかったのは、彼らの爆発的なステージパフォーマンスだった。客席に降りてきたベースメント・ジャックスは、観客をステージに呼び、狂ったようなダンスステージを繰り広げた。唯一、不満を抱いたのは、アーティストと観客の安全を守らなければならないガードマンだった。様々な形で混ざりあった音楽は一つになって爆発し、幻想的な雰囲気を一層盛り上げた。そして、スペシャルゲストとして登場したお笑い芸人の勇敢な奴らが、ジャック・ロックスの最後のステージを飾った。観客たちは公演開始20分前から列に並んで待っていた。ため息の代わりに歓声で彼らの迫力あるヒップホップが激しく観客を盛り上げた。「SUPER!SONIC」は、公演と公演の間に十分な間隔を設けたため、余裕を持って準備したアーティストたちは1時間ほどの公演時間を比較的正確に守った。ザ・スマッシング・パンプキンズ(THE SMASHING PUMPKINS)は、決められた時間より早くステージに上がった。重くてしっかりしたドラムとベース、本格的なロックの演奏は、観客に強い印象を与えた。彼らの音楽を静かに聞いていた観客たちはすぐに熱狂し、音楽は次第にクライマックスへ向かって行った。まさに彼らのコンサートに来ているようだった。
イ・スヒョク&コ・ジュニ「SUPER!SONIC」で“ファッショニスタカップル”に
イ・スヒョク、コ・ジュニが「SUPER!SONIC」フェスティバルの顔に選ばれた。来月14、15日の両日間、ソウル芳夷洞(バンイドン)のオリンピック公園で開かれるミュージックフェスティバル「SUPER!SONIC」でイ・スヒョクはSonic Boyに、コ・ジュニはSonic Girlに選ばれた。公演関係者は17日、「日本のSUMMER SONICと提携し、今年初めて開かれる『SUPER!SONIC』はソウル都心で開かれるフェスティバルだけに、フェスティバルが持つトレンディーな面をうまく表現できる人物としてイ・スヒョクとコ・ジュニを選んだ」と明かした。SBSドラマ「根の深い木~世宗(セジョン)大王の誓い~」や、映画「チャ刑事」など映画とドラマを行き来しながら活発に活動しているイ・スヒョクはファッショニスタとしてのイメージはもちろん、音楽マニアとしても有名だ。イ・スヒョクは「フェスティバルを代表する顔に選ばれ、とても嬉しい。特に、ニュー・オーダー(New Order)とジム・クラス・ヒーローズ(Gym Class Heroes)のファンなので、より楽しみだ」と感想を伝えた。また、SBSドラマ「追跡者」に出演中のコ・ジュニも抜群のプロポーションと洗練されたビジュアルでファッションリーダーとなっている。Sonic Girlに選ばれたコ・ジュニは「子どものころから紫雨林(ジャウリム)のファンで、最近はチャン・ギハのMVをよく見ている。また『追跡者』の撮影の合間にゴティエ(Gotye)の音楽を聞きながら休んでいたけど、彼らがすべて参加するフェスティバルの顔になり、とても興奮している」と伝えた。今回公開された4種の予告イメージで、彼らはフェスティバルを訪れたカップルという設定で、ファッショナブルで洗練されたビジュアルを披露している。デニムジャケット、ウィットのあるプリントが施されたTシャツ、スキニーパンツなど実用性のあるフェスティバルスタイルも提案し、見る者の視線を引き付けている。二人はこれから「SUPER!SONIC」そのもののイメージはもちろん、各ビジュアルアートウォークの顔となり、フェスティバルのイメージを引き上げることに寄与すると見られる。