“世界的ロックバンド”QUEEN、情熱溢れる初の来韓公演…伝説は確かに違っていた(総合)
写真=「SUPER SONIC 2014」
60歳をはるかに超えたものの、ものすごく情熱的だった。彼らは血気旺盛な青年としてステージの上で暴走した。ロックスピリットをアピールすると同時に親しく近づき、観客を思いのままに動かした。さすが伝説だった。ロックバンドQUEENの初の来韓公演は熱く、華やかなものだった。8月14日、蚕室(チャムシル)総合運動場内の補助競技場でロック・フェスティバル「SUPER SONIC 2014」が開かれた。この日のヘッドライナーは伝説のバンドQUEENが務めた。メンバーのロジャー・テイラー(Roger Taylor)は1984年にプロモーションのため韓国を訪れたが、ブライアン・メイ(Brian May)は初の訪韓である。フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)の空席は「アメリカンアイドル」出身の歌手アダム・ランバート(Adam Lambert)が埋めた。
午後8時30分、予定された時間になると大型ステージの上には巨大な幕が下ろされた。公演の始まりを知らせる音楽が流れた。幕が上がった後に姿を現したQUEENは「NOW I'M HERE」をオープニングとして選んだ。ステージの正面に設置された丸型スクリーンにはメンバーたちの表情、楽器を演奏する姿が瞬間ごとに映った。韓国でQUEENのステージを直接鑑賞した瞬間、観客は歓喜した。
QUEENは休まず「Stone Cold Crazy」「Another One Bites The Dust」「Fat Bottomed Girls」「In the Lap of the Gods」「Seven Seas Of Rhye」「KILLER QUEEN」のステージを相次いで披露した。
その間、アダム・ランバートがQUEENを代表して韓国のファンに挨拶した。アダム・ランバートは「アンニョンハセヨ(こんにちは)。本日僕たちと共にしてくれた皆さん、ありがとうございます。初めての来韓公演をあなたたちと共にすることができ、嬉しいです」と笑った。フレディ・マーキュリーのステージを見ることはできなかったものの、その代わりにアダム・ランバートのステージマナーと爆発的な熱唱があった。
ブライアン・メイの公演ノウハウはアダム・ランバートとは違った。ぎこちない韓国語で挨拶しながら、ファンと近くでコミュニケーションしようと努力した。ブライアン・メイは「アンニョンハセヨ。韓国、お元気でしたか?一緒に歌いましょう」と言いながら「Love of My Life」を紹介した。
ブライアン・メイの後ろにあるスクリーンにフレディ・マーキュリーの生前の姿が登場した。フレディ・マーキュリーの初々しい顔を見た観客は歓呼した。客席はブライアン・メイと共に「Love of My Life」を歌った。歌が終わった後、ブライアン・メイは韓国語で「気持ちいいです」と言い、もう一度ファンを熱狂させた。
この日、QUEENは韓国のファンに馴染みのある「I was born to love you」「Radio Ga Ga」「Crazy Little Thing Called Love」「The Show Must Go On」「Bohemian Rhapsody」を選曲した。観客は韓国で初めて披露するヒット曲メドレーに集中しながら公演を楽しんだ。
QUEENはアンコールとして「We will Rock You」「We Are The Champions」を選曲し、初の来韓公演を締めくくった。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・イェナ
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