ユンヒへ
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キム・ヒエからのメッセージに感激!中村優子&薬丸翔、映画「ユンヒへ」舞台挨拶に登場…現場で流行った韓国語は?
「第24回釜山国際映画祭」のクロージングを飾り、2020年には韓国のアカデミー賞ともいえる「青龍映画賞」で最優秀監督賞と脚本賞をW受賞した話題の韓国映画「ユンヒへ」が、1月7日(金)よりシネマート新宿ほか全国で公開中だ。本作は、韓国の地方都市で暮らすシングルマザーのユンヒが、長い間、連絡を絶っていた初恋の女性から一通の手紙を受け取ったことから始まるラブストーリー。1月8日(土)、日本人女性ジュンを演じた中村優子と、ジュンの親戚であるリュウスケを演じた薬丸翔が舞台挨拶を行った。映画公開日となった1月7日は中村優子の誕生日。本作を「生涯の一本」と語り、これまで韓国におけるプロモーション活動に積極的に参加してきた中村優子が、日本の観客の前で本作について語るのはこれが初めて。また、この舞台挨拶のためにユンヒ役で共演した韓国のトップ俳優の一人であるキム・ヒエと、本作のイム・デヒョン監督からそれぞれビデオメッセージも寄せられた。中村優子は、「本日は劇場まで『ユンヒへ』に会いにお越しくださり、本当にありがとうございます」とあいさつ。続けて、声を震わせながら「こうして、ようやくスクリーンを背にして観客の皆さんとお会いできる日を、ずっと待っていました。今こうしてやっと夢の時間にたどり着いて、蘇ってくるのは、撮影でのユンヒとの再会の場面です。あの時は、ジュンとしても役者としても待ち望んだ瞬間でした。同時に、その時間を少しでも長く留めていたくて、わざとNG出そうかなと脳裏をかすめたことを思い出しました。今日は時間を引き延ばすことはできないので、この景色を脳裏に焼き付けたいと思います」と想いを打ち明けた。薬丸翔は「今日はお越しいただきありがとうございます。撮影は3年前で、僕らの記憶も少し薄れるぐらいの時間が経ってしまいました。でも、追い風が吹くように一昨日初雪が降って、この映画にとってはいいスタートダッシュを切れる結果になり、感慨深いものがあります」とあいさつ。本作に出演することになった経緯について、中村優子は「候補の段階で準備稿をいただいたんです。それを拝見してラブレターを読んだような気持ちになりました。こんなに誠実な眼差しの脚本って今まであっただろうかと。人がその人らしく生きていくことに対する真摯な眼差しに胸を打たれて、私もラブレターの返事を出すように、いてもたってもいられなくて、ぜひやらせてください、強い情熱を持って挑みたいですとすぐにお返事させていただきました」と振り返る。薬丸翔は、「僕は撮影の直前にお話しをいただいたんですが、木野花さん(ジュンの伯母マサコ役)のマネージャーさんが、いい人がいるよと僕を推薦してくれたんです。ここまで人と人との繋がりの中で仕事が決まったことが今までなかったので、すごく縁というものを感じました」と明かす。劇中、親戚であるジュンとリュウスケは、ジュンの父が亡くなった葬式後に一緒にお墓に行った帰りのささいな会話からぎこちない雰囲気になってしまう。演じた役柄について、リュウスケを演じた薬丸翔は「リュウスケってすごく空気を読めないヤツだなぁと(笑)」と感じていたことを振り返る。一方、ジュンを演じた中村優子は「環境や経験ゆえに警戒心が強くて繊細で、孤独な人物であると。でも同時に弱い人間ではなく、すごく強く、自立した人間であってほしいと監督に言われていました」と振り返る。さらに「その自立した強さを持っているのが強く出てくるのは、リュウスケと対面した時に格段の違いを見せてほしいと言われていました(笑)」と明かす。小樽でのロケを振り返り、中村優子は「生まれて初めてホワイトアウトを経験しました。そのお墓参りのシーンです」と振り返る。薬丸翔は、それを受けて「ロケバスで現場まで向かう時に、ホテルから向いの民家が見えないほどだったんです。こんなに雪が降ることってあるんだというぐらいでした」と振り返る。韓国のスタッフと日本のスタッフが入り混じっての撮影となった。韓国の撮影スタイルの感想について、薬丸翔は、「一番驚いたのは、台本とは別に、絵コンテの本が配られたことです。最初から最後まで全部こういうカットで撮りますという、まさに絵コンテ本です。日本ではそんなことないし、絵コンテ自体俳優に渡されることがないのが主なので」と振り返る。中村優子は「韓国と日本それぞれのスタッフさんたちが、それぞれ逆の言葉を使うのが流行ったんです。日本側で流行ったのは、監督のハンボンド(日本語で「もう一回」の意味)です。監督の口癖だったんです。ニコニコしながらもう一回、もう一回って(笑)」と語り、韓国側では日本語の挨拶などが流行ったという。さらに、撮影中のエピソードとして中村優子はキム・ヒエから「カイロ何個貼ってるの?」と聞かれたそうで、6個であると答えたところ、「6個? 私は10個よ!」と言われたことを明かす。このエピソードには、思わず会場から笑いがこぼれた。イム・デヒョン監督は、本作の日本公開に向けてインタビューを精力的にこなし、来日を切望していたが、コロナのために断然。そんな監督からビデオメッセージが到着し、場内で紹介された。「本当は日本での公開を記念して直接会ってご挨拶をしたかったのですが、コロナのため日本へ行くことができません。このような時期に劇場に来てくださって心から感謝します。もうすぐ訪れる春が皆さんにとって良い季節になることを遠くから祈っています」などとメッセージを寄せた。そんな監督との思い出について、中村優子は「日本の撮影に入る前に、小樽の神社で成功祈願の昇殿参拝をしたんですが、すごい雪が降り積もっていて、神社の前の狛犬も笑えるぐらいに雪が被っていました。これはあんまりだなと思って雪を払いのけたんです。そしたらいつの間にか監督が横にいて、なぜそういうことをやったんですか?と聞かれて。私は見えなそうだからという感じで答えたんですが、後日、撮影の時にマサコ伯母さんがお墓の雪を払うという演出をさりげなく加えていて。狛犬にせよお墓にせよそれを冷たくないかなとかそういう想いで守るという意味があると思うんです。監督は、その私の一言と行動だけを見て、すぐにマサコ伯母さんが雪深い自然に対する畏怖をもって生活している動作としてすぐ取り入れる凄さを目の当たりにして、ものすごく印象深かったです」と振り返った。さらに、主人公ユンヒを演じた韓国のトップ俳優の一人であるキム・ヒエさんのビデオメッセージも紹介された。「日本で『ユンヒへ』が公開されて嬉しいです。美しい小樽での撮影は昨日のことのように心の中に大切な思い出として残っています。ジュンとユンヒの物語はどこかで続いていると思います。『ユンヒへ』が皆さんの心に響くことを願っています。いつかジュンに再会できる日を待ちながら」などとコメントを寄せた。最後に、昨日誕生日ということでスタッフから大きな花束が贈られた中村優子は、「久しぶりにユンヒの顔を見て胸がいっぱいで、本当に忘れがたい時間をありがとうございます。この作品、ジュンの視点を通して私は、彼女たちの愛がいかに自然なものであるかということを体感しました。それは、役者としても人間としてもいただけた、かけがえのないギフトであると確信しています。マイノリティと呼ばれる方々、全ての方が自分を偽ることのない世界になっていくことを祈ります。私は私である、あなたはあなたであるそのことを体の真ん中に置いて生きていきたいと思います。今日は本当にありがとうございました」と締めくくった。■作品情報映画「ユンヒへ」2022年1月7日(金)シネマート新宿ほか全国ロードショー<あらすじ>高校生の娘を持つシングルマザーのユンヒのもとに、いまは韓国を離れて北海道・小樽で暮らす友人から1通の手紙が届いた。もう20年以上も連絡を絶っていた2人には、互いの家族にも打ち明けていない秘密があった。監督・脚本:イム・デヒョン出演:キム・ヒエ(「密会」「夫婦の世界」)、中村優子(「ストロベリーショートケイクス」「野火」)、キム・ソヘ(元I.O.I)、ソン・ユビン、木野花、瀧内公美、薬丸翔、ユ・ジェミョン(特別出演)ほか2019年/韓国/シネスコ/カラー/105分/5.1ch/原題:윤희에게/日本語字幕:キム・ヨンヒ、チョ・ミンジョン、根本理恵協力:loneliness books配給・宣伝:トランスフォーマー(C)2019 FILM RUN and LITTLE BIG PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.■関連リンク「ユンヒへ」公式サイト:https://transformer.co.jp/m/dearyunhee/
キム・ヒエ出演、映画「ユンヒへ」日本版予告編がついに解禁!20年前の自分と向き合う心の旅
2019年「第24回釜山国際映画祭」のクロージングを飾り、2020年には韓国のアカデミー賞ともいえる「青龍映画賞」で最優秀監督賞と脚本賞をW受賞した話題の韓国映画「ユンヒへ」が、2022年1月7日(金)よりシネマート新宿ほか全国公開となる。本作は、韓国の地方都市で暮らすシングルマザーのユンヒが、長い間、連絡を絶っていた初恋の女性から一通の手紙を受け取ったことから始まるラブストーリー。母の手紙を盗み見てしまった高校生の娘セボムは、自分の知らない母の姿をそこに見つけ、手紙の差出人である日本人女性ジュンに会わせようと決心をする。セボムに強引に誘われるかたちで、ジュンが暮らす北海道・小樽へ旅立つユンヒ。それは、20年前の自分と向き合う、心の旅でもあった。監督は、本作が長編2作目となる新鋭のイム・デヒョン。東アジアにおける中年女性達の同性愛と、彼女たちが経験してきた抑圧を真摯に描き出し、多くの映画ファンや評論家達から高い評価を受けた注目作がついに日本公開。この度本作の韓国と小樽を舞台に、20年前の自分と向き合う心の旅を繊細に描き出した日本版予告編が遂に完成&解禁となった。主人公ユンヒ(キム・ヒエ)の娘のセボム(キム・ソへ)は、ポストに届いた見知らぬ人からの手紙に気付き、それを盗み見してしまう。差出人は、日本人女性のジュン(中村優子)だった。映像は、シングルマザーとして懸命に生きようとする日々の中で、ジュンからの手紙を受け取ったユンヒの心の揺れが伝わる表情を丁寧にすくい取っていく。また、ユンヒの元夫であるインホ(ユ・ジェミョン)が娘のセボムに打ち明ける寂しさを通じて、ユンヒがひとりで抱えてきた孤独が伝わってくる印象的な場面も。そしてついに、セボムの「海外旅行に行こう、雪が積もる街へ」という誘いで、ジュンが暮らす小樽へ旅することになるユンヒ。時間を慈しむように小樽での何気ないやりとりを繰り広げる母と娘だが、次第にセボムは、母の胸の奥にしまい込まれた想いに気付いていく。一方で、伯母のマサコ(木野花)とささやかに暮らすジュンは、ユンヒとは違った孤独を抱えており、ユンヒが自分の書いた手紙を受け取り、小樽に来ていることを知らずにいた。簡単に連絡が取り合える現代社会において手紙という方法を採り入れた理由について、デヒョン監督は「ユンヒとジュンは長い間、会うことができず、ずっとお互いを恋しく思っていました。ジュンは送ることのない手紙を書き溜めていました。かつての愛や恋愛には待って期待する、そんな時間があったはずです。だからこそ、せつない。そんな気持ちをこの映画で描きたかったのです」と語る。また、ジュンが書き溜めていた手紙は、あることがきっかけでユンヒのもとに届くことになる。ユンヒとジュン、それぞれの身近な人物であるセボムとマサコという存在が、心の奥に閉じ込められたふたりの物語を導く重要な役割を担っている。このふたりを登場させた意図について、監督は「セボムとマサコは、ユンヒとジュンを結びつけてくれる協力者であり、ふたりともそれぞれ、ユンヒとジュンの人生になくてはならない同伴者です。この映画はユンヒとジュンのラブストーリーですが、広い目で見ると、セボムとマサコの物語でもあるのです」と説明した。■作品情報映画「ユンヒへ」2022年1月7日(金)シネマート新宿ほか全国ロードショー<あらすじ>高校生の娘を持つシングルマザーのユンヒのもとに、いまは韓国を離れて北海道・小樽で暮らす友人から1通の手紙が届いた。もう20年以上も連絡を絶っていた2人には、互いの家族にも打ち明けていない秘密があった。監督・脚本:イム・デヒョン出演:キム・ヒエ(「密会」「夫婦の世界」)、中村優子(「ストロベリーショートケイクス」「野火」)、キム・ソヘ(元I.O.I)、ソン・ユビン、木野花、瀧内公美、薬丸翔、ユ・ジェミョン(特別出演)ほか2019年/韓国/シネスコ/カラー/105分/5.1ch/原題:윤희에게/日本語字幕:根本理恵協力:loneliness books配給・宣伝:トランスフォーマー(C)2019 FILM RUN and LITTLE BIG PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.■関連リンク「ユンヒへ」公式サイト:https://transformer.co.jp/m/dearyunhee/
冬の小樽が舞台!キム・ヒエ出演、映画「ユンヒへ」2022年1月7日より日本で公開決定…ビジュアルを解禁
2019年、第24回釜山国際映画祭のクロージングを飾り、2020年には韓国のアカデミー賞ともいえる青龍映画賞で最優秀監督賞と脚本賞をW受賞した話題作「ユンヒへ」が、2022年1月7日(金)シネマート新宿ほか全国で公開される。本作は、韓国の地方都市で暮らすシングルマザーのユンヒが、長い間、連絡を絶っていた初恋の女性から一通の手紙を受け取ったことから始まるラブストーリーだ。母の手紙を盗み見てしまった高校生の娘セボムは、自分の知らない母の姿をそこに見つけ、手紙の差出人である日本人女性ジュンに会わせようと決心をする。セボムに強引に誘われるかたちで、ジュンが暮らす北海道・小樽へ旅立つユンヒ。それは、二十年前の自分と向き合う、心の旅でもあった。監督は、本作が長編2作目となる新鋭のイム・デヒョンが務めた。東アジアにおける中年女性達の同性愛と、彼女たちが経験してきた抑圧を真摯に描き出し、多くの映画ファンや評論家達から高い評価を受けた注目作がついに日本で公開される。この度本作の、冬の小樽の背景にした、美しくもミステリアスな日本版のビジュアルが解禁された。「あなたと出会ったから、私は自分が誰なのか知ることができた」というキャッチコピーは、今は遠い土地で暮らすジュンがユンヒに宛てて書いた手紙の中にある一節である。本作の舞台である小樽の美しい冬景色を背景に、ユンヒ(キム・ヒエ)とジュン(中村優子)が背中合わせに立つが、ふたりは互いに視線を交わすことはない。韓国と小樽でそれぞれの人生を生きてきたふたりは、長い間会うことも、言葉を交わすこともなく、真実を心の中に閉じ込め続けてきたのだ。また、凛とした冬の空気が伝わってくるような静かな街並みからも、彼らが抱えてきた葛藤や心の空白が読み取れ、切なくも印象的なデザインに仕上がっている。劇中、登場人物達による心に残るセリフの数々が印象的な本作。韓国語だけでなく日本語に対しても深いこだわりを持つデヒョン監督は、主人公の名前の日本語表記の仕方について、発音ではなく漢字で表記した際の意味に忠実でありたいという意図に基づき、ユンヒにしたいと強く希望。ユンヒは漢字では潤熙と表記し、輝きと豊かさを意味する。潤の字はじゅんと読めることから、ふたりの名前の上でのつながりをほのめかすものにもなっている。また、「ユンヒという名前は、母親が若い頃に使っていた名前なんです」と明かした監督は、「ユンヒのキャラクターを作るうえで、母から多くのインスピレーションを受けました」とも語っており、監督にとって思い入れの強い名前といえるだろう。また、イオンシネマ小樽での凱旋上映も決定(2022年1月7日金曜日より)。韓国では満月団と呼ばれる熱狂的なファンを生み出した本作は、冬の日本でも熱い盛り上がりを見せるだろう。■作品情報映画「ユンヒへ」2022年1月7日(金)シネマート新宿ほか全国ロードショー<あらすじ>高校生の娘を持つシングルマザーのユンヒのもとに、いまは韓国を離れて北海道・小樽で暮らす友人から1通の手紙が届いた。もう20年以上も連絡を絶っていた2人には、互いの家族にも打ち明けていない秘密があった。監督・脚本:イム・デヒョン出演:キム・ヒエ(「密会」「夫婦の世界」)、中村優子(「ストロベリーショートケイクス」「野火」)、キム・ソヘ(元I.O.I)、ソン・ユビン、木野花、瀧内公美、薬丸翔、ユ・ジェミョン(特別出演)ほか 2019年/韓国/シネスコ/カラー/105分/5.1ch/原題:윤희에게/日本語字幕:根本理恵協力:loneliness books配給・宣伝:トランスフォーマー (C)2019 FILM RUN and LITTLE BIG PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.■関連リンク「ユンヒへ」公式サイト:https://transformer.co.jp/m/dearyunhee/
イ・ビョンホン&チョン・ユミ「韓国映画評論家協会賞」で主演俳優賞を受賞…最優秀作品賞は「KCIA 南山の部長たち」(総合)
「KCIA 南山の部長たち」が「第40回韓国映画評論家協会賞」で最優秀作品賞を受賞した。イ・ビョンホンとチョン・ユミはそれぞれ主演俳優賞、パク・ジョンミンとキム・ミギョンが助演俳優賞を受賞する快挙を達成した。11日、ソウル中(チュン)区KGハーモニーホールにて「第40回韓国映画評論家協会賞」の授賞式が行われた。この日、映画「KCIA 南山の部長たち」が最優秀作品賞を受賞した。これに対し、ウ・ミンホ監督は「『KCIA 南山の部長たち』は、俳優たちが輝いた映画だ。イ・ビョンホンさん、イ・ソンミンさん、クァク・ドウォンさん、イ・ヒジュンさん、キム・ソジンさんをはじめとする俳優たちのおかげで賞を受賞することができた」と感想を伝えた。また、「南山の部長たち」で熱演を披露したイ・ビョンホンは主演男優賞を、主演女優賞は「82年生まれ、キム・ジヨン」はチョン・ユミが受賞した。「KCIA 南山の部長たち」で実在の人物キム・ジェギュをもとにした人物キム・ギュピョンに扮したイ・ビョンホンは、「共演したイ・ソンミンさん、クァク・ドウォンさん、イ・ヒジュンさん、キム・ソジンさんがいなかったらこの賞を受賞することはできなかったと思う。素晴らしい演技で僕を支えてくれたので、相乗効果を発揮することができた。また、『インサイダーズ/内部者たち』に続いて韓国映画評論家協会賞を2度も受賞させてくれたウ・ミンホ監督に本当に感謝している」と語った。続けて「客席を埋め尽くした観客を見たことが、はるか昔のように感じられる。記憶の中にだけに存在してはいけないのにと思った。次の映画では、あの時の、あの姿で、何の心配もなく笑いながら映画館で(観客と)会いたい」と伝えた。チョン・ユミは「1982年生まれ、キム・ジヨン」で誰かにとっては娘であり、妻であり、同僚であり、母として毎日を生きるジヨン役を演じた。チョン・ユミは「映画デビューをして初めて頂いた賞が映画評論家協会賞(新人賞)だった。『82年生まれ、キム・ジヨン』に出会って幸せだった。育児と演出を両立したキム・ドヨン監督、また別のキム・ジヨンだったキム・ミギョン先生とこの栄光を分かち合いたい」と感想を語った。助演男優賞は「ただ悪より救いたまえ」のパク・ジョンミン、助演女優賞は「1982年生まれ、キム・ジヨン」キム・ミギョンが受賞した。タイのバーで働くトランスジェンダーユイ役に扮し、独特な姿を見せてくれたパク・ジョンミンは「慎重に、大切に見なければならないキャラクターに出会う時がある。自分なりに勉強をしていたけれど、これ見よがしに失敗してしまうキャラクターもかなりあった。『ただ悪より救いたまえ』の中のユイがそうだった。念入りに研究しなければならない人物なのに、いくら努力してもユイという人物の気持ちを完全に汲み取ることができなかった。なので、できるだけ丁寧に演じようと努力した」と伝えた。続けて「現実を生きる多くのユイたち、その方々の気持ちを少しでも努力して一緒に理解しようという気持ちで賞をくださったと思うので、ありがたく頂く」と付け加えた。「僕は運がいい俳優だ」という言葉も付け加えた。キム・ミギョンは「1982年生まれ、キム・ジヨン」で娘の悲しみを共感する母親役を演じ、感動を与えた。彼女は「映画にはあまり出演したことがなくて、『1982年生まれ、キム・ジヨン』を始めたときはすごく緊張した。封切りして1年が過ぎたけれど、今でもとても温かくて大切な記憶として残っている。もう一度良いチームに出会って、良い映画を披露したいと思うようになった」と語った。続けて「演技はすればするほど難しい。もっとリアルな人間の姿、本音を見せられるようにしたいけれど、まだまだ先のようだ。もっと頑張る。娘として再会したチョン・ユミさんと光栄な場を共にすることができてさらに幸せだ」と伝えた。イム・デヒョン監督の「ユンヒへ」は監督賞と脚本賞、音楽賞の3冠を達成した。「チャンシルは福も多い」のカン・マルグムは新人女優賞、「改葬」のクァク・ミンギュは新人男優賞を受賞した。新人監督賞は「兄妹の夏の夜」を演出したユン・ダンビ監督が受賞し、ヨン・サンホ監督の「新感染半島 ファイナル・ステージ」は、撮影賞と特殊効果賞の2部門で受賞した。【「第40回韓国映画評論家協会賞」部門別受賞者(作)リスト】◆最優秀作品賞:「KCIA 南山の部長たち」◆功労映画人賞:キム・ジョンウォン(映画評論家)◆監督賞:イム・デヒョン監督「ユンヒへ」◆主演女優賞:チョン・ユミ「82年生まれ、キム・ジヨン」◆主演男優賞:イ・ビョンホン「KCIA 南山の部長たち」◆助演女優賞:キム・ミギョン「82年生まれ、キム・ジヨン」◆助演男優賞:パク・ジョンミン「ただ悪より救いたまえ」◆新人監督賞:ユン・ダンビ「兄妹の夏の夜」◆新人女優賞:カン・マルグム「チャンシルは福も多い」◆新人男優賞:クァク・ミンギュ「改葬」◆技術賞:「新感染半島 ファイナル・ステージ」(特殊効果)◆脚本賞:イム・デヒョン「ユンヒへ」◆国際批評家連盟韓国本部賞:ホン・サンス監督「逃げた女」◆撮影賞:イ・ヒョンドクのほか1人「新感染半島 ファイナル・ステージ」◆音楽賞:キム・ヘウォン「ユンヒへ」◆独立映画支援賞:ハン・ガラム、キム・ミレ監督◆映画評論家10選:「82年生まれ、キム・ジヨン」「兄妹の夏の夜」「KCIA 南山の部長たち」「ただ悪より救いたまえ」「逃げた女」「白頭山」「ユンヒへ」「藁にもすがる獣たち」「チャンシルは福も多い」「フランスの女」
「ユンヒへ」キム・ヒエ“同性愛を扱った作品…出演に悩みはなかった”
最近、ソウル鍾路(チョンノ)区三清洞(サムチョンドン)のあるカフェで会ったキム・ヒエは、映画「ユンヒへ」に収めた彼女の本音を説明した。「ユンヒへ」は、ユンヒ(キム・ヒエ)に届いた初恋のジュン(中村裕子)の手紙をこっそり読んだ娘のセボム(キム・ソヘ)が、初恋の人がいる場所への旅行を提案することで繰り広げられる物語だ。キム・ヒエは娘と二人きりで平凡に暮らしているが、秘密の初恋を胸に秘めている母、ユンヒを演じ、昔の思い出を探しに行く。彼女は「ユンヒへ」に収められた欲張りでない心がよかったと話した。「台本をとても興味深く読みました。素朴に、欲張らずに書かれていたので斬新さが感じられました。上手くやらなければならないという強迫観念のため、面白さを追求していくと、刺激的に書いたりするところがありますが、台本を見た時、欲張らずに純粋な心が感じられました」「ユンヒへ」は同性間の愛の話を描く。作品を選ぶことに対して悩みはなかったのかと聞くと、彼女は全くなかったと答えた。「悩みは全くありませんでした。私が認めるも認めないもないじゃないですか。その方たちにはその方たちの人生があるのです。一人で暮らす人生もあるし、結婚して一人になる人生もあるし、共同体での人生もあるし、様々な人生の中の一つだと思います。今回の映画を通して私もたくさん学びました。試写会をやった時、どんな人でも大丈夫だと労わってくれる心が見えてよかったです」キム・ヒエは落ち着いた演技のトーンを維持することが難しかったが、幸いうまく表現できたようだと笑った。「落ち着いたトーンを維持することが難しかったです。言葉よりも隠された秘密めいた姿をずっと維持しなければならず、とても短い瞬間で見せる必要があって。それなりに感情を持ち続けていました。あまりにもプレッシャーを感じると、その瞬間に緊張してダメなんです。ですが、上手く表現できたようでよかったです」彼女は娘役で共演したキム・ソヘの純粋さも褒めた。「ソヘがとても上手で、可愛らしかったです。あの子も欲張らない子だと思います。考え事をたくさんしないで、ストレートに行くのがよかったですね。演技には正解がないんだなと改めて感じさせてくれたと思います」キム・ヒエは息子が二人いる。彼女は娘がほしいと打ち明けた。「娘が本当にほしいです。ですが、全部はくださらないから、うちの息子たちが健康であることに感謝しないと(笑)」初恋を描く映画だけに、キム・ヒエの初恋を聞くと、彼女は思い出せないと笑いながら、映画「君の名前で僕を呼んで」の話をした。「初恋は思い出せません。もし思い出しても思い出せないと言わないと(笑)。だから映画を通じて代理満足しました。似た素材の映画をたくさん見ました。映画『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメが彼氏と別れて、母親と泣く場面が感動的で本でまた見ました。すごくよかったです」キム・ヒエは先立って釜山(プサン)国際映画祭の舞台挨拶で自身の活動が成熟したと表現した。しかし、今になってみるとそんな表現は慎重に使うべきだと思うと話した。「そのような表現は少し慎重になります。今活動している先輩方が聞いたら笑うと思います。私と同年代の最高の男性俳優がそんなことを言ったら、シン・グ先生が君たちはつぼみだと話したそうです。先生が見たらそうでしょう(笑)。2~30年後に絶頂を迎えるために夢があり、目標があるというのは幸せです」彼女は年齢が中年になっても変わらずラブストーリーを演じていることについてプライドはないが、いつも最後だという心構えで取り組んでいると打ち明けた。「ラブストーリーに対するプライドはありません。今回で最後だと思ってやりましたが、うちのスタッフたちがお姉さん、それ20年間言ってるよと言うんです。私はいつも最後だと思いますが、どうしてかこうして長くやりましたね(笑)。いつもおまけだと思います」年を取って作品を選ぶ基準に変化はあるのだろうか。「まだ運がよくて現役でやっているから感じていませんが、恐らく私にできることがますますなくなり、叔母みたいなサイドの役割になるでしょう。どんなことでも私が出て、働くということに力をもらっていると思います。年を取ることで私にできる役割があり、私によって作品が引き立つなら、いいことだと思います」彼女は運がいいといったが、キム・ヒエが主演を務める理由があるはずだ。自分だけの強さを挙げてと言うと、台本を一生懸命見ることだと話した。「プライドというか、迷惑をかけることが嫌で台本を一生懸命に見て、NGを出さないようにします。私、覚えるのが苦手で。他の人は急にもらった台本でもすぐに覚えるのに。私は前もってもらってやるのでたくさん見て、演技をより深く理解するしかありません」また彼女は実践でより強いタイプだとし、自信を見せた。「カメラの前に立つ瞬間まで、私がどうなるか分からない部分が多いです。映画『Herstory』の時も、慶尚道(キョンサンド)の方言が難しくて、リハーサルの時、私がおかしく見えたみたいです。最初のシーン、最初のカットで流暢に方言を使わなくてはならなくて緊張しましたが、心配したよりはワンカットで終えたというのです。その時、監督が私を褒めてくれた言葉を覚えていますが、私がリハーサルの時より、カメラの前で上手なんですって。だから私もカメラの前に立つとできそうな自信があります」キム・ヒエは「ユンヒへ」を観客にどんな映画として感じてほしいだろうか。「ご覧になる方も、作った人たちの真心を感じて、私たちが決心した部分が間違っていなかったなと感じてもらえたらどれだけ幸せだろうと思います。正解はないと思いますし、どんな人でも大丈夫です。必ずしもそのような愛(同性愛)そのものということではなく、どんな人間として生きてもその人はそのままで大丈夫だと勇気を与え、励ましてくれる映画であってほしいです」
キム・ヒエ、映画「ユンヒへ」で日本人女優の中村優子と共演“しっかりしなきゃと思った”
キム・ヒエが、日本人女優の中村優子との共演に対し「しっかりしなきゃと思った」と伝えた。キム・ヒエは本日(5日)午後2時、ロッテシネマ建大入口(コンデイック) 店で行われた映画「ユンヒへ」のマスコミ配給試写会で日本人女優の中村優子と共演した感想を語った。この日、キム・ヒエは「言葉が違って会話する機会が少なかった」としながらも「目つきを見たら、真剣に演じることが分かって『しっかりしなきゃ』と思った。『あの方は、こんなに頑張って、役に入り込もうとしてるのに』と思った」と振り返った。キム・ヒエは「最初にご覧になってお分かりになると思うが、会うシーンが短くてどうすればよいか悩んだが、とても深い目と感性を持っていた。大変お世話になったし、私もその方にお見せしなきゃと思ってできるだけ集中してそのシーンに没入しようとした覚えがある」と打ち明けた。「ユンヒへ」は、偶然に届いた1通の手紙を受け取ったユンヒ(キム・ヒエ)が、忘れていた初恋の記憶を求め、雪原が広がる場所へ旅立つ感性溢れるラブストーリーを描いた映画で、韓国で11月14日に公開される。
キム・ヒエ主演映画「ユンヒへ」北海道の雪原の中で撮影…プロダクションビハインドカットを公開
映画「ユンヒへ」がプロダクションビハインドを公開した。「ユンヒへ」は、偶然届いた1通の手紙を受け取ったユンヒ(キム・ヒエ)が、忘れていた初恋の記憶を探しに、雪原が広がる場所へ旅立つ感性あふれるラブストーリーを描いた映画だ。映画は冬に雪が降り積もった場所を舞台にストーリーが繰り広げられる。韓国と、映画「Love Letter」の舞台になった北海道の小樽を行き来しながら撮影を行った。また制作陣は「美しい風景の中で生きている人物を特に際立たせるように、多彩な色を使った」と話した。特に真っ白な雪原にいる人物を撮るために大胆な色をたくさん配置し、見事な雰囲気のシーンを作り出した。色と光の違いで空間を区別する撮影を行ったが、韓国ではなるべく原色を使わずリアルな光の質感を活用し、旅先では原色を積極的に使って色味が目立つように光をさらにドラマチックに駆使した。空間を見せる方式においても韓国ではカメラが人物を中心に撮影し、旅先ではさらに余白を与えて余裕が感じられるように撮影して、イメージの差を明確に感じることができる。特に典型的にきれいな画面ではなく、飾りのないリアルな姿がシンプルかつきれいに見えるようにして、白い雪が輝く画面だけでも観客が旅をしているような体験を提供することはもちろん、風景を見つめるだけでも人々に癒しを与える。映画中に登場する音楽は、映画の雰囲気を損なわずに情緒的な響きを与えることができるようにサポートする役割を果たす。音楽がシーンの背景になるというよりは、存在感をアピールして切ない雰囲気と深い余韻を残す。この音楽のインスピレーションは、とても小さい瞬間でも登場人物の感情や思考を一番自然な形で表現した俳優たちから受けた。これにチェロやピアノのような少し重いクラシック楽器たちが映画全般のサウンドに影響を与えた。「ユンヒへ」の音楽はシンガーソングライターであり将来有望な音楽家キム・ヘウォン音楽監督を中心に、イム・ジュヨンが作曲と編曲に参加した。またチェリストのJi Park、バイオリニストのキム・シネ、チュ・ソヨン、ヴィオリストのパク・ヨンウンなど自身の分野で活発に芸術活動をしているスタッフたちが参加して、映画のあちこちで音楽家たちの痕跡を見つけることができる。今年「釜山(プサン)国際映画祭」の閉幕作として招待されただけではなく、キム・ヒエをはじめI.O.I出身キム・ソヘ、ソン・ユビンなどキャラクターと完璧なシンクロ率をアピールする俳優たちの熱演と世の中のすべてのユンヒに応援と希望を伝える監督の繊細な演出力が調和をなして完成度の高い作品として誕生した「ユンヒへ」は、観客たちの熱狂的な反応の中で最高の話題作として浮上した。韓国で11月14日に公開される予定だ。
【PHOTO】キム・ヒエ&I.O.I出身キム・ソへら、映画「ユンヒへ」マスコミ試写会に出席
本日(5日)午後、ソウル市紫陽洞(チャヤンドン)ロッテシネマ建大入口(コンデイック)店では映画「ユンヒへ」のマスコミ試写会が開かれ、キム・ヒエ、キム・ソヘ、ソン・ユビン、イム・デヒョン監督らが出席した。「ユンヒへ」は、初恋の人が送った手紙を受け取ったユンヒ(キム・ヒエ)が、忘れていた初恋の記憶を求め、雪原が広がる旅先へ旅立つ感性溢れるラブストーリーを描いた映画だ。・キム・ヒエ主演映画「ユンヒへ」メイン予告編を公開I.O.I出身キム・ソヘと母娘旅行へ(動画あり)・キム・ヒエ主演、映画「ユンヒへ」11月14日に公開正統派ラブストーリーに高まる期待
キム・ヒエ主演映画「ユンヒへ」メイン予告編を公開…I.O.I出身キム・ソヘと母娘旅行へ(動画あり)
「ユンヒへ」がメイン予告編を公開した後、観客から反響を呼んだ。偶然に届いた1通の手紙を受け取ったユンヒ(キム・ヒエ)が、忘れていた初恋の記憶を求め、雪原が広がる場所へ旅立つ感性溢れるラブストーリーを描いた映画「ユンヒへ」。「第24回釜山(プサン)国際映画祭(BIFF)」の閉幕作として、韓国国内外のマスコミと評論家はもちろん、5千人の観客の心を掴み、一気に今秋最高の話題作になった。このような期待に支えられ、「ユンヒへ」は21日午前10時、CGVのFacebookを通じて、メイン予告編を初公開し、ネットユーザーからさらに反響を呼んでいる。偶然に届いた1通の手紙から始まったユンヒとセボム(I.O.I出身キム・ソヘ)母娘の旅行を盛り込んだメイン予告編を見た観客たちは、「さすが秋には恋愛映画! 予告編だけ見てもムードがある」「この映画、なぜか癒されるような感じ!」「とても人間的に見える映画。楽しみ」「初恋の話だって。観たい」など期待を示し、すぐにでも映画館に駆けつけるような熱烈な反応を見せた。また、「映画祭で観てきた人々が演技が良いと言っていたので期待している。キム・ヒエさんの恋愛演技。信じて観ます!」のように、久しぶりに恋愛ジャンルに戻ってきたキム・ヒエに対する期待はもちろん、「なんだかキム・ソヘさんの雰囲気すごい」など、映画デビューを控えたキム・ソへについてのコメントも殺到した。そしてすでに釜山国際映画祭で観覧した観客が「私、釜山国際映画祭で観てきた。世界中の人々に観てほしい」「すでに観てきたどんでん返しの映画」と自ら宣伝し、より一層期待を高めた。最後に「キム・ヒエさんの感性的なラブストーリーだなんて何があっても何度も観る! 映画館で暮らす」というコメントと共に、何回も予約する観客が相次いで登場するなど、11月の映画界で最も強力な期待作であることを証明し、大ヒットを予告している。「ユンヒへ」は、韓国で11月14日に公開される。
キム・ヒエ主演、映画「ユンヒへ」11月14日に公開…正統派ラブストーリーに高まる期待
「第24回釜山国際映画祭(BIFF)」の閉幕作として初めて公開された映画「ユンヒへ」は、公開日と共にメインポスターを公開し、注目を集めている。「ユンヒへ」は、初恋の人が送った手紙を受け取ったユンヒ(キム・ヒエ)が、忘れていた初恋の記憶を求め、雪原が広がる旅先へ旅立つ感性溢れるラブストーリーを描いた映画だ。今回公開されたメインポスターでは、真っ白な雪原を背景に立っているユンヒ(キム・ヒエ)の姿が目を引く。雪が降り注ぐ道を娘のセボム(I.O.I出身キム・ソヘ)と共に歩いていた予告ポスターよりユンヒの感情がはっきり表れている。ユンヒは偶然に届いた1通の手紙で初恋の記憶を思い出し、再び胸が高鳴り始める。こっそり手紙を読んだセボムは、ユンヒの秘密を知り、卒業旅行を口実に母に手紙を送った人が住んでいる場所へ旅行に行こうと提案する。これに先立って公開された予告ポスターがその旅の始まりを盛り込んだことに対し、今回公開されたメインポスターは旅行でユンヒが経験する多彩な感情を感動的に描き出し、公開を待ってきた観客の胸をときめかせた。ユンヒ役を演じるキム・ヒエは初恋に出会える胸のときめきと切ない気持ちはもちろん、過去と再び向き合うことで立ちはだかる現実の壁に複雑な心情を抱え、たった1枚の画像でその感情のすべてを盛り込んだ。また、メインポスターにはユンヒと背を向けて立っている人物が盛り込まれた。正体が見えな彼女は一体は誰なのだろうか、好奇心を刺激する。また、「長い間、言えなかった言葉。私もあなたの夢を見る」というキャッチコピーが画像と調和し、恋愛模様への期待を高めた。映画「ユンヒへ」は、韓国で11月14日に公開される。
【PHOTO】キム・ヒエ&中村優子&I.O.I出身キム・ソヘら「釜山国際映画祭」閉幕式のレッドカーペットに登場
10月12日午後、釜山(プサン) 海雲台(ヘウンデ)区映画の殿堂で「第24回釜山国際映画祭(BIFF)」の閉幕式が行われ、レッドカーペットにキム・ヒエ、中村優子、I.O.I出身キム・ソヘ、ソン・ユビン、イ・ユヨン、テ・インホ、チョン・ジェヨン、ぺ・ジョンオクらが登場した。「第24回釜山国際映画祭」は3日から12日まで釜山・海雲台(ヘウンデ)一帯で開催された。・【PHOTO】「釜山国際映画祭」キム・ヒエ&中村優子&I.O.I出身キム・ソヘら、映画「ユンヒへ」記者会見に出席・映画「ユンヒへ」I.O.I出身キム・ソヘ&ソン・ユビン、スチール写真を公開初々しく愛らしい姿
映画「ユンヒへ」I.O.I出身キム・ソヘ&ソン・ユビン、スチール写真を公開…初々しく愛らしい姿
I.O.I出身キム・ソヘとソン・ユビンが映画「ユンヒへ」で共演する。映画「ユンヒへ」(監督:イム・でヒョン)は、偶然1通の手紙を受け取ったユンヒ(キム・ヒエ)が忘れていた初恋の秘密の記憶を探し、雪原が広がる旅先へ向かう感性的な恋愛ドラマだ。今回公開されたスチール写真は、セボム(キム・ソヘ)とギョンス(ソン・ユビン)カップルの初々しく愛らしい姿が写っている。初の映画出演で注目されている人気ガールズグループI.O.I出身のキム・ソへと新人賞3冠を達成し、演技派俳優の世代交代を予告する俳優ソン・ユビンの意外なケミ(ケミストリー、相手との相性)を見つけることができる。母親のユンヒ宛に届いた手紙を読んだセボムは、母親の初恋について知ることになり、彼女にプレゼントのような時間を与えるため母娘旅行を計画する。この時、セボムの彼氏ギョンスが旅行の手伝いをするとして一緒に行くことになり、思いがけない初のカップル旅行が始まる。また違うスチール写真には、白く輝く雪が積もっている見知らぬ旅行先で、ユンヒには知らせず彼女に手紙を送った人を探し始めたセボムとギョンスの可愛い姿が写っている。誰かの家を深刻な表情で見つめたり、望遠鏡まで使用する必要以上の緻密さで笑いを誘う。二人が仲良くストーブの前に座って体を温め、同じ手袋を1つずつ分けて同じポーズで卒業式の写真を撮るいたずらっ子のような姿は、初々しく爽やかなエネルギーを与える。映画「ユンヒへ」は、韓国で11月に公開される。