神様がくれた14日間
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SBSドラマ決算!2本の傑作「星から来たあなた」と「大丈夫、愛だ」が今年の成果
SBSは昨年、ドラマ王国と呼ばれた。平日のドラマが人気を集め、他の放送局を圧倒した。1年が経った今、多少はみすぼらしくなった様子だが、完成度と話題性をバランスよく備えた2本の傑作を残した。「星から来たあなた」と「大丈夫、愛だ」が今年の成果今年のSBSドラマの中で視聴率と作品性などを総合して考えて成果を収めた作品は「星から来たあなた」と「大丈夫、愛だ」だ。特に「星から来たあなた」は自己最高視聴率28.1%(ニールセン・コリア、全国基準)を記録した。主演のチョン・ジヒョンとキム・スヒョンのギャランティーはうなぎ上りし、その影響は中国まで拡散し星から来たあなたシンドロームを生み出した。演出を務めたチャン・テユプロデューサーは同作品で第27回グリメ賞演出ドラマ部門、第3回大田(テジョン)ドラマフェスティバル演出賞などを受賞した。「大丈夫、愛だ」は爆発的な視聴率ではなかったものの、高い完成度を誇った。特に、チョ・インソンの熱演は圧倒的だった。序盤は自信満々な推理小説作家、中盤にはロマンチックな彼氏、後半には自己分裂の患者を演じ、多彩な演技を披露した。自身の苦痛の過去に直面する自己分裂患者の演技は視聴者を泣かせた。彼が大田ドラマフェスティバルで大賞を受賞した理由でもある。その他のドラマは2本の作品以外のドラマは残念な結果となった。「スリーデイズ」「君たちは包囲された!」「ドクター異邦人」は視聴率は良かったものの、最後まで人気を維持できなかった。下半期の期待作に挙げられた「秘密の扉」を含め「温かい一言」「神様がくれた14日間」は分かれる評価と物足りない視聴率で終わった。存在感のなかった「誘惑」や、虚しい結末となった「僕には愛しすぎる彼女」も同じだ。しかし、放送中の月火ドラマ「パンチ」と、水木ドラマ「ピノキオ」はウェルメイドドラマとの評価を得ている。それぞれ信じて見るとの説明が付くパク・ギョンス脚本家とパク・ヘリョン脚本家の作品だ。台本はもちろん、演出、演技の三拍子がぴったり揃い、ポジティブな反応を得ている。全般的に平日ドラマの視聴率が低迷した中、これらの作品が視聴率まで引き上げられるかが注目される。意味はあるが視聴率は残念週末ドラマでは「3度結婚する女」を除いては全体的に憂鬱だ。「3度結婚する女」は後半で力を発揮し、序盤の低迷した成績を挽回したが、後番組の「熱愛」「エンジェルアイズ」「果てしない愛」は残念な成績で終わった。「気分の良い日」は早期放送終了し、現在放送中の「美女の誕生」と「モダン・ファーマー」は高い話題性にもかかわらず低迷した視聴率を記録している。もちろん、それなりの意味はある。温かい家族ドラマを掲げた「気分の良い日」は優しいドラマと呼ばれ、固定視聴者から支持を受けた。「モダン・ファーマー」は財閥、不倫など、週末劇によくあるマクチャン(日常では起こらないような出来事や事件が次々と起きる韓国特有のドラマ)要素を排除し、愉快な展開と新鮮なキャラクターを全面に出している。視聴率競争では劣るものの、「『ギャグコンサート』より面白い有機農ドラマ」との賛辞が相次いでいる。視聴率のプライドだけは守ってくれた毎日ドラマ毎日ドラマ(月~金まで放送されるドラマ)は好調な視聴率を記録した。多少無理のある展開のマクチャン劇で勝負したところは残念だ。その代表例が朝のドラマの「清潭洞(チョンダムドン)スキャンダル」と、13日に韓国で放送終了した「ずっと恋したい」だ。「清潭洞スキャンダル」は20%を超える視聴率を記録し高い人気を集めているが、姑の奇抜な悪行が続いている。序盤の無精子症の話が繰り返され「精子洞スキャンダル」とのニックネームもつけられた。一方、若者たちの多彩なロマンスを見せると思われた「ずっと恋したい」は拉致と監禁が繰り返されたことから「ずっと拉致したい」と呼ばれた。低迷した視聴率引き上げようと、中盤からのストーリーはテヤン(ソ・ハジュン)とチェ院長(キル・ヨンウ)の対立を中心に流れた。タイトルとは違い、主人公のテヤンとユリ(イム・セミ)は愛を叶えないまま終わってしまった。地道な視聴率を記録したものの、視聴者からの不満が高かった理由でもある。「2014 SBS演技大賞」LaLaTV 独占放送!2014/12/31(水) 21:30~START 【2ヶ国語放送(同時通訳)】詳細はこちら:http://www.lala.tv/2014sbs/drama/index.html2014年韓国SBSドラマの頂点に立つのは!?人気韓流スターが続々登場!「2014 SBS演技大賞」はCS放送女性チャンネル♪LaLa TVでお楽しみください!
ドラマ「神様がくれた14日間」アメリカでリメイク?“前向きに協議中…確定ではない”
SBSドラマ「神様がくれた14日間」(脚本:チェ・ラン、演出:イ・ドンフン)のアメリカ版制作を巡って版権契約が進められている。30日、SBSドラマ局の関係者はマイデイリーに「アメリカのあるプロダクションと『神様がくれた14日間』の制作について話し合いをしたのは確かだ。しかし、まだ具体的に協議した段階ではない」と伝えた。続いて、「前向きに話を進めていたのは確かだ。確定された事項があれば、伝える」と述べた。「神様がくれた14日間」は韓国で4月22日に放送終了となったドラマで、愛する子どもを蘇らせるために時間旅行に行く母の物語を描いた作品である。イ・ボヨン、チョ・スンウ、キム・テウ、チョン・ギョウン、キム・ユビン、Secret ソナ、B1A4 バロなどが出演した。
Secret ソナ「『神様がくれた14日間』への出演…『私たち結婚しました』でのイメージが足を引っ張るかと思った」
「爽やかだった」「驚いた」「鳥肌が立った」女優デビューしたSecretのソナ(25)を見る視線は様々であった。しかし、その結論は一つだった。「本物が現れた!」ソナはガールズグループSecretとして芸能界デビューを果たした。爽やかな笑顔をステージの上で思う存分アピールしていたソナは、今や一人前の女優となってドラマで活躍中だ。韓国で20代の女優がなかなか育っていない現状の中で、視聴者の期待に応えられる20代の新しい女優として浮上した。昨年の「花を咲かせろ!イ・テベク」以来、まだ2度目のドラマ出演だった。SBS月火ドラマ「神様がくれた14日間」で演技アイドルの女王となったソナのストーリーを本人に聞いてみた。女詐欺師のジェニ役、オーダーメイドの洋服を着ているようだった綺麗な顔に艶かしい声、女詐欺師としての前科はあるも義理を何よりも重んじてキ・ドンチャン(チョ・スンウ)だけに向けた一途な愛まで兼ね備えている。ソナという女優を通して生まれたジェニは「神様がくれた14日間」のもう一つの魅力的なキャラクターとして浮上したが、最初に彼女にオーディションの提案が入った時は「気が進まない」という気持ちが先だったという。そこで、女詐欺師を連想させる衣装ではなくスーツ姿でオーディションに臨んだという大胆な女優がここにいる。「最初は気が進みませんでした。女詐欺師のジェニ役について、シノプシス(ドラマや舞台など作品のあらすじ)上に多くの説明はありませんでした。だから、親しみやすい私のイメージがマイナスになるのではないかという心配も多くありました。女詐欺師の役なので、オーディションにもそれに相応しい衣装で臨むべきだったのですが、私なりのこだわりがあってその日はなぜか露出をしたくなかったのです。そこでスーツを着て行きました。監督さんにも『なぜそんな衣装で来たのか』と聞かれて、『今日は演技だけをお見せしたいからです』と答えました。2度目の打ち合わせではジェニのような格好で来てほしいということだったので、そのような服装で行きました。最初は気の進まなかった役ですが、最後にはジェニに感謝しました」女詐欺師ジェニとソナの出会いは喜ばしくないものであったが、最後にはありがたい友人になれたという。ソナに「これは似合わない」と言える役はないという自信を与えてくれた役でもあった。それだけ夢中になり、役に入り込んでいた。だからこそ誕生したシーンもある。視聴者に衝撃を与えた精神病院での自傷シーンは、完全にソナによって生まれたものだというのも印象深い。「実は精神病院で自殺するふりをするシーンには『自傷行為をする』という一文だけしか台本には書かれていませんでした。その状況を軽く見せてはいけないと思ったんです。それまでにジェニが経験したことや感情がすべて入っている行動なので、展開に合わせて感情を導き出して見せるべきだと思いました。私が自分の顔を殴るとスタッフさんたちも皆驚いていました。『そこまで激しくしなくても大丈夫よ』とおっしゃったのですが、私はジェニの本来の姿をそのまま表現しようと努力しました」ソナは精神病院での自傷シーンに完璧に入り込み、人々を驚かせた。セッピョルを誘拐させたのは自分だという罪悪感や、キ・ドンチャンを慕う義理堅い性格を表現するために夢中になったという。ソナは「私が夢中にならないといけないと思って、軽く笑わせるのではなくジェニに集中しました。その中で精神病院の院長を完璧に欺くために努力しました」と伝えた。「神様がくれた14日間」を通じて出会った人々チョ・スンウ、イ・ボヨン、ヨン・ジェウクそしてキム・ユビン「神様がくれた14日間」はチョ・スンウとイ・ボヨンの出会いで放送前から話題となっていた作品だ。スクリーンと舞台を忙しく駆けまわり、ドラマにはなかなか出演しないチョ・スンウであったために、彼の出演自体が意外に感じられる作品であった。さらにイ・ボヨンのカムバックも関心を集めた。昨年「君の声が聞こえる」で「SBS演技大賞」の大賞に輝いたイ・ボヨンが「神様がくれた14日間」を通じて母親の演技に挑戦することで人々の視線を集めた。彼らと共に演じたソナから見た大先輩たちはどのような姿だったのだろうか。「イ・ボヨン姉さんもチョ・スンウ兄さんも、言葉にしなくても演技がよく合いました。目に見えなくても、撮影現場ではいつも息がピッタリだったんです。私が台詞を噛んで心配していると、チョ・スンウ先輩は『そこまで緊張しなくて良い。もっと噛んでミスをしたほうが自然だろう』と言ってくださいました。だからと言って甘えてもいいという訳ではなくて、だからこそもっと緊張して頑張れたと思います。さすがチョ・スンウ先輩でした。イ・ボヨン姉さんはそのしっかりとした一面を見習わないとと思いました。同じ女性として姉さんを見て、辛い状況でも感情をあらわにするシーンを引っ張っていく姿そのものが素敵でした」ソナを驚かせたのは大先輩チョ・スンウとイ・ボヨンだけではなかった。子役女優キム・ユビンは夜明けまで続く撮影でもそのエネルギーを失うことなく、ソナを驚かせたという。さらに、共演したヨン・ジェウンにもとても助けられたという。「ユビンちゃんはまだ幼いのにその情熱がすごいんです。夜明けまで続く撮影でも台本を手放すことなく読んでは疲れて、それを見ている私の胸が痛むほどでした。朝まで撮影をしたのですが、本人が登場しないシーンで、セッピョルがいると仮定して私が台詞を言えばそれで良いシーンだったのに、そこでも隣で私の台詞にリアクションしてくれました。感動しましたね。小さいのにあんなに頑張ってくれて、私も一生懸命に頑張らないとと思いました。ヨン・ジェウク兄さんにはすごく頼っていました。息もぴったりでしたね。現場で優しくしてくれたありがたい兄さんです」「綺麗な役?与えられたものに最善を尽くすだけ」最近の演技アイドルたちは綺麗で素敵な役だけを演じたがるという話もよく聞くが、ソナは違っていた。アイドルとしては喜ばしくなかったはずの女詐欺師役に挑戦したこともそうであり、彼女の心構えは綺麗な役に焦点を当ててはいないように見えた。「私たち結婚しました」などで親しみがあってキュートなイメージを見せていたソナは、その明るさをドラマを見る視聴者にも届けたいという願望も明かした。「綺麗な役を演じたいという考えはありません。私は単純で、『与えられたものに最善を尽くそう』という心構えなんですね。私に綺麗な役は回ってこないだろうと思ったこともあります。自分自身を振り返ってみて、最初から清純な役は来ないだろうと思いました。もっと経験を積んだら、ラブストーリーも演じられるだろうと思っています。今は親しみがあって明るいイメージなので、その明るい姿をお見せして、良い役が演じる機会があれば頑張って、少しずつステップアップしたいと思います」綺麗な役に対するソナの反応は断固としたものだった。「綺麗な役だけを演じたい」という思いで偏食をしてはいなかった。ソナはこれからについても「こういう役をやってみたい」という思いよりは「今、私にできる役を少しずつ演じていきたい」という望みを明かした。20代の女優として羽ばたく準備をしているソナに、自身の長所を聞くと「活発さとハツラツさ、そして明るいエネルギー」と答えてくれた。「明るいイメージがある意味、足を引っ張るかもしれないと思っていました。『私たち結婚しました』でのイメージは、もしかしたら私にあまり必要ないものかもしれないと思いました。そこで周りの先輩方に悩みを打ち明けました。すると『バラエティ番組でのイメージも競争力になりうる。それがあるからこそあなたに競争力があって、感情を表現できる』と言われました。その言葉を聞いて、なるほどと頷けたんです。私が持っている明るさというのは、エネルギーを持ってもっと学んで、感じて、怪我をして、砕けて、当たってみた時にもっと深く真剣な役を演じられるのではないかと思いました。今はもっと深くなるための努力をする過程なんです」ソナの競争力は明るさだ。そして演技はもちろん、ダンスや歌まで多彩な才能を持つアイドルというところだ。しかし、最近は演技アイドルへの視聴者の反応はかなり冷たい。ソナはその視線について「当たり前のこと」と語った。視聴者の立場からすると、見ていて違和感があるのも当然だという理由だった。「アイドルはアイドルという肩書のおかげで演技に簡単に挑戦することがあると思いますが、実はもっと気を遣って努力をしています。私もそうでした。私は演技をしながらアイドルという肩書に期待するつもりはありませんでした。でも、だからと言って私が女優だとは思っていませんでした。私にできることに最善を尽くして(ドラマから)退こうと思いました。そんな姿勢であったため、より褒めていただけたし、私が持っている能力をお見せできたのだと思います」演技アイドルに確実に浮上した今、ソナの目標は「与えられたものに最善を尽くすこと」だ。一本一本、自身が挑戦できるものが多くなることに感謝しているというソナ。「下半期にもう一本?」と声をかけたら「できれば感謝ですね」と答えてくれた。「いつも何かに挑戦していたいです。新しいものに挑戦し、ぶつかってみると、本当にスリルがあって面白いんです。何でも私の力になるような気分でした。今は褒められているうちなのでそうなのかもしれないのですが、怖がるべきものはないと思います。私の目標は何でも与えられたら新しい姿と成長した姿をお見せすることです(笑)」
B1A4 バロ「『神様がくれた14日間』での知的障がい者役…根拠のない自信がありましたが、メンタル崩壊しました」
「キ・ヨンギュ役、最初は根拠のない自信もあった」アイドルグループB1A4のバロは、韓国で先月22日に放送が終了したSBS月火ドラマ「神様がくれた14日間」(脚本:チェ・ラン、演出:イ・ドンフン)で精神年齢が6歳の知的障がい者キ・ヨンギュ役を演じた。出番は多くなかったが、難しい役だったため、バロの挑戦は放送前から話題を集めた。回を重ねるにごとに、どんどん成長していく彼の姿は好評を得るに十分だった。バロは最近、マイデイリーとのインタビューで「想像以上に早く終わって残念だ。難しい役による気苦労はなかった。視聴者ごとに個人の好みがあるから。ヨンギュのキャラクターを準備する時間があまりなかったのが一番残念だっだ」と口を開いた。実際バロはキ・ヨンギュ役ではなくワン・ビョンテ役で「神様がくれた14日間」のオーディションを受けた。しかし、オーディション現場でイ・ドンフン監督は何か感じることがあったのか、彼にキ・ヨンギュ役を推薦した。理由は分からないが、バロもやはりキ・ヨンギュ役を見てすぐに感じるものがあったという。「なぜか僕がしなければならないように思えて、僕に似ているようだった」とバロは説明する。バロは「最初にワン・ビョンテを演じようとしていた時も違和感があった。ビョンテを準備しながらも、この役は僕のものだろうかという気持ちもあって、オーディションに受かるような気もしなかった。僕の性格とも合わないし、何だか僕の服ではないような感じだった」と明かし、「でも、急に監督が、『ちょっと待って』と言いながらヨンギュの台本を持って来た。それを受け取ってすぐに妙な感じを受けた。気分が良くて、『この役は僕が必ず演じたい』とアピールするようになった。だから監督も喜んでくださり、オーディションの雰囲気も和気藹々としだした」と説明した。「監督は僕のことをご存じなかった。B1A4のバロだと挨拶すると、『応答せよ1994』面白かったよと言いながら、B1A4のことは実はよく知らないと言われた。キ・ヨンギュとは本当に偶然に出会ってアピールをしたけれど、なぜキ・ヨンギュ役にピンとくるものを感じたのか、その理由も実はよく分からない。正直にこれだと、何が似てるとは言えない。ただ、最初は根拠のない自信もあった。そんなキャラクターに挑戦してみたいチャレンジ精神もあったし、いろんな思いがあった。なぜそうしたのか分からないけど、なぜか『ヨンギュは僕がしなければならない。ヨンギュは僕のものだ』という思いがあった」そのためだろうか。バロはキ・ヨンギュの台本を受け取ると、キ・ヨンギュの普段の姿や性格などの構想がすべて思い浮かんだという。台詞はあまりなかったにもかかわらず、なぜか自分が考えた通りの人物のようだった。しかし準備する時間が多少足りなかったために、実際に撮影に入った後は困難の連続だった。自信を持って演じたが、合わせていくことが必要で、その分スタイルも変わってきた。バロは、「キ・ヨンギュの役を演じるために全ての段取りをとる時までは心配はなかった。『悪口を言われれば悪口を言われるまでだ。僕がどんな迷惑をかけるだろう』という考えだった。でも最初はその程度で、体がついていかないとは思わなかった。正直、演技というものは心が向くままついて来てくれるものではない。心は完璧なヨンギュだったけど、いざヨンギュを演じようとすぐに撮影に入ったら、それほど準備ができなかった。だからその状態でメンタル崩壊が来た。心のように(体が)ついて来なくて、ちょっとかなり悔しかった」と告白した。「視聴者の反応ももちろん確認した。確かに僕が実際にヨンギュが楽だと感じたのは、撮影の終盤だった。本当に残念なのがそれだ。ヨンギュを十分に準備できなくて、個人的には気に入らない部分もあり、正直違和感のあるところもある。行ったり来たりも多い。ヨンギュがこうなってみたり、ああなってみたり。声はこうだったのに、ああなったり。それは僕がこれもやってみたり、あれもやってみたり、ごちゃごちゃになった面もある」実際にバロに対して、映画「7番房の奇跡」のヨング役を演じたリュ・スンリョンを連想したネットユーザーもいる。これに関してバロは、「『7番房の奇跡』を見たことは見たけれど、2年前の公開された時に一度見ただけだ。僕の体に何か根づいて、そんな風に出たのかも知れないけれど。イェスンのお父さん(ヨング)をお手本にしたわけじゃなかった。偶然にも似ているいう反応だったけれど、似ているという意見を聞いても、僕が最初に思った方向で演じる方が良い気がしたのでそうした」と打ち明けた。「誰かを真似しているようだという反応を見て、そうしないように変えたりもした。でもそんなことを気にしながら演じると、まともな答えを探すことはできなかった。そうするのは正解ではない気がした。僕がもともと考えていたヨンギュを早く僕が体で習得しようという思いで臨んだ。そうしてみたら気楽に演じられた。知的障がい者の役なので慎重な部分があり、たくさん悩んだりもした。『応答せよ1994』の時や『神様がくれた14日間』の時も、いつも『オーバーにしないこと』というのが僕の目標だった。僕がオーバーに表現すれば、視聴者も正直なところ感じとる。ドラマの流れの妨げとなるのが嫌だった。だからもっと自分の姿が見せられた部分でも、できるだけオーバーになってはいけないというつもりでやった。それがむしろ一番良かったようだ」オーバーに演じずに、ストーリーの流れによく吸収されるためのバロの努力は、結果として好評を呼んだ。否定的な反応もあったが、これに動揺せず、自分の信念に従って取り組もうと努力した。「神様がくれた14日間」が韓国のジャンルドラマの開拓に一線を引いたとすれば、バロはアイドルによる演技への挑戦において、特別な挑戦に一線を引いた。バロは「『神様がくれた14日間』の視聴者たちは、犯人を探すことに大変だったようだ。『応答せよ1994』の時はナジョンの夫が誰かという質問をよく受けたけれど、今回は犯人が誰かという質問を受けた」と言って笑った。「それだけ『神様がくれた14日間』は、後の展開を予測できない良い作品だった。また劇中ヨンギュというキャラクターをとても可愛がっていただけて、ありがたかった。記憶して下さるだけで予想外だった。これほどとは想像できなかったけれど、想像以上にたくさんの愛をいただいたようだ。次にまた機会があれば、いつどんな姿で登場するか分からないけれど、期待していただけると嬉しい。きっと次回作よりもB1A4のアルバムが先に出ると思う。アルバムの準備に没頭しているので、B1A4のアルバムにもたくさん期待してほしい」
ノ・ミヌ「『花より男子』の道明寺役を演じてみたい」
俳優ノ・ミヌが韓国ドラマの中で演じてみたいキャラクターとして「花より男子~Boys Over Flowers」(以下「花より男子」)のク・ジュンピョ(道明寺司)役を挙げた。7日、衛星チャンネルArirang TVの関係者は「綺麗な外見で女心を揺さぶる次世代韓流スターノ・ミヌさんとインタビューを行った」とし、その一部を公開した。ノ・ミヌは2004年にロックバンドとして芸能界にデビューし、映画「霜花店(サンファジョム)-運命、その愛」で王の親衛部隊である乾龍衛の護衛武士としてキャスティングされ、演技を始めた。その後、シットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)「テヒ、ヘギョ、ジヒョン」、ドラマ「パスタ~恋が出来るまで~」「僕の彼女は九尾狐<クミホ>」「マイダス」「神様がくれた14日間」などを通じて役者としての地位を固めた。特に、「フルハウスTAKE2」では自身初の主演を演じ、アジア全域で多くのファンを得た。ノ・ミヌはこれまで見てきた韓国ドラマの中で演じてみたい役として「花より男子」のク・ジュンピョ役を挙げた。ノ・ミヌは「本当に、すごく演じてみたいですね。上手く演じられると思うし面白そうです」と伝えた。最近、ノ・ミヌはドラマ「神様がくれた14日間」で濃いアイラインが強調されたスモーキーメイクで視線を独占した。ノ・ミヌは「思っていたよりも監督から『ドラマだから少し控え目にメイクをしてほしい』などのリクエストは全くありませんでした。僕の自然体のままに演じてほしいということだったので、本当に楽しくて面白かったです。実は、韓国のドラマで男性俳優があそこまで濃いスモーキーメイクをして登場することはあまりなかったので、興味深く、面白い撮影でした」と感想を述べた。また、劇中で歌った「HEAVEN(さようなら)」については「一昨年、僕と実の弟のように過ごしてきた大切な従姉妹が不意の交通事故により天国に行きました。ちょうど初めての打ち合わせの時に、脚本家の方が『テオ役は、愛する実の兄を失った痛みを持つ役だ。愛する人がこの世を去った感情を、歌で表現することができるか。タイトルはHEAVENが良いと思う』と仰ったので、事前に作っていた『HEAVEN』を出すことになりました」と伝えた。ノ・ミヌは「いつかまた音楽を再開すべきだ」と思い、演技活動を行う中でもずっと音楽作業を続けてきたという。ノ・ミヌは「チャンスがあって、タイミング的にも相応しいと思って2013年7月にICONというアーティスト名でアルバムを出しました。直接プロデュースをして、準備をして、やってみたかったことを一つずつ実現しているのですが、そこから来る幸福もすごいんです」と付け加えた。アジア各国で愛されているノ・ミヌは日本語はもちろん、現在は英語も一生懸命に勉強している。ノ・ミヌは「ヨーロッパに行って一人で英語でMCをしたり、コンサートをしたりして、またアメリカにも行ってみたいです」と望みを明かした。ノ・ミヌは韓国で7月に公開される映画「バトル・オーシャン/海上決戦」の公開を控えている。ノ・ミヌとの詳しいインタビューはArirang TVより8日午後9時に公開される。
「神様がくれた14日間」Secret ソナ“自傷行為シーン撮影の後、涙が止まらなかった…”
すでに立派な女優となったSecretのソナ。演技を通じて視聴者の涙腺を刺激し、甘草役(適材適所に登場し、潤滑油の役割を果たす俳優)の演技とは何なのかを把握できる本当の女優になった。ガールズグループSecretのメンバーでありながら、女優ソナとして視聴者に印象付けた。まだ演技に一歩踏み出したばかりだが、視聴者たちは彼女の演技への情熱を絶対に疑ったりしない。ソナは22日に放送終了となったSBS月火ドラマ「神様がくれた14日間」(脚本:チェ・ラン、演出:イ・ドンフン)でジェニ役を熱演した。撮影シーンが少なく、アイドルが演じるには多少負担になる前科5犯の女詐欺師であるジェニ役を務めて女優として一歩成長した。「神様がくれた14日間」の放送終了後、マイデイリーとのインタビューで会ったソナは女優として一層グレードアップしていた。ステージの上の歌手としての姿、各種バラエティ番組を通じて見せた彼女の姿そのままでありながら、女優の香りまで漂わせていた。演技の味を知ってしまった新人女優だ。ソナは「神様がくれた14日間」の放送を通して降り注いだ賛辞で感じた幸せな気持ちを満喫していた。謙虚さを失わずに、ソナは自分自身を褒めた。以前披露した演技とは確実に違う演技を味わったからだ。賛辞は力になり、奪われたくなかった。賛辞はソナをさらに躍らせ、女優ソナをさらに成長させた。ソナは最初の台本読み合わせ当時を思い出した。ソナは当時チェ・ラン脚本家に「先生、私はどう演じればいいでしょうか?」とストレートに聞いた。「『私たち結婚しました』のように演じてください」という答えをもらい嬉しかったものの、果たしてどんな演技を期待しているのだろうと疑問だったが、自然な姿を望んでいるのだろうという結論に至った。だからといって、「私たち結婚しました」での姿ばかりを見せるわけにはいかなかった。ソナは「私って根性があるのかもしれない。『はい、分かりました』と答えたが、違う姿をたくさん見せたかった。毒気もこっそり含んでいた」と話して笑った。このようにしてジェニに出会った。各種バラエティ番組を通じてある程度知名度が高まっていたため、劇中の人物に入り込むためにより大きな努力が必要だった。その努力の結果なのだろうか。今はガールズグループのソナとジェニの間で混同する人が増えてきた。ソナは「初めはバラエティ番組に出演しなさすぎなのではないだろうかと思ったが、それは決して悪いことじゃなく、イメージが少しずつ変わっていく証拠かもしれないと思った」と明かした。「ジェニのスタイルは全て相談しながら作り上げた。ジェニらしい姿を全部表現するために衣装から身振り、各シーンの合間の表情まで、本当に悩みに悩んだ。カメラが回ると、何でもジェニのように行動した。『パンツを着替えてよ』と話した後、下の方を見る。視線をどうするか考えた。どうすれば、気さくな姿を見せられるのかと考えて表現した。ジェニはちょっと遊ぶ子だけど、憎めない子だ。純粋で心優しい子。そういうふうに役作りについて考えるのがとても面白かった」完璧にジェニになったからだろう。ソナの演じるジェニの自傷行為シーンは多数の視聴者を泣かせた。キ・ドンチャン(チョ・スンウ)のことが好きなジェニは、キム・スヒョン(イ・ボヨン)とハン・セッピョル(キム・ユビン)を探すヤクザに殴られて入院していた状況であった。しかしキ・ドンチャンの力になろうと自身の痛みを隠し、キム・スヒョンとハン・セッピョルのために精神病院で狂っているかのように自身の頬を殴ったのだ。それだけに、ジェニの痛みと悲しみが強く胸に響き、このシーンは視聴者を泣かせるに十分だった。これと関連してソナは「実は自傷行為のシーンは一夜漬けで勉強した。事前に台本を読んだけど、『うまくできるかな』と思った。台本を何度も読み返しても心配になって読みたくないほどだった。心配になったその瞬間からやりたくなくなって、ちょっとスランプに陥ったみたいにイライラしてきた」と告白した。彼女は「でもそのシーンはうまく演じたいという気持ちが大きかった。撮影の2日前からずっとそのシーンだけを考えて、鏡の前で色々と演じてみた。撮影スケジュールもずっと変わっていたので、集中することもできなかった。その感情を表情で表現すべきだと思ったので、本当に心配になった。撮影前まで部屋の電気を消してOST(劇中歌)のジェニのテーマ曲を聞きながら感情を掴むために努力した」と話した。「幸いなことに、撮影現場に行って感情を掴むことができた。本当に驚いたのが、スタッフの皆さんが私の感情に集中してくださった。皆忙しく動いている中、スタッフ全員が私の感情に集中し、準備してくださった。本当に感謝している。そのとき『あ、こんなものなんだな。俳優が感情を掴むときは周りのスタッフも助けてくれるんだな』と思って多くを学び感じた」ソナは当時を回想して目頭を熱くした。本当に熱心にしたのは、支えてくれる大勢のスタッフに対する感謝の気持ちからだった。ソナは「自傷行為シーンはドラマには全ては使われなかったが、本当に思いっきり殴ったし、長い間撮影した。撮影修了後は涙が出たほどだった」と明かした。彼女は「自傷行為シーンの撮影後散々泣いていたら、スンウ兄さんとボヨン姉さんに驚かれた。でも、また次の撮影があったため『ごめん、大丈夫?』と心配してくれて、次の撮影現場へ向かわれた。その瞬間、ジェニの感情に入り込んでいたことに気づいた。周りから『君が感じたそれがジェニの感情なら、それが正しいよ』と励ましてもらった。もっとやりたいし、はまった」と説明した。「偉いって?私から見ても偉いと思う(笑) 初め脚本家の先生もそうだったし、私もそうだったけど、アイドルたちがいっぱいで驚いた。もし私が視聴者だったとしても、アイドルへの偏見を持っていたと思う。だからこそその偏見を破りたかった。何かを成し遂げようとか、良い演技を見せようというよりは多くの人たちに考えを変えてほしかったし、違う姿をお見せしたかった。努力したら、その偏見を少しは破ったような気がする」ソナは今も演技について勉強し続けている。勉強しながら役作りのヒントを得て自分なりに分析する。そうしながら気づいたこともある。いくら徹底的に準備をしても余裕がなければならないこと。これまでステージとバラエティ番組でやってきた全てが役に立った。これまでの活動があってこそ今のソナがいる。その全てが演技の土台となった。「先輩たちを見ていると、不思議だ。『どうやったらあんなに演じられるのだろう』と思うほど遊んでいた。呼吸からも余裕が感じられる。でも根性もある。すごく疲れているのに、あれだけ没頭している姿を見ると『すごい』としか思えないし、私も早く30歳になりたいと思った。キャリアを積んでいくことで私にももっと多くのことができるんじゃないかなと思った。私はまだ時間があるので、良い先輩たちを見習って素敵な女優になりたい」
「神様がくれた14日間」ノ・ミヌ&子役キム・ユビンとのツーショットが話題“王子様とお姫様”
俳優兼歌手のノ・ミヌと子役俳優キム・ユビンの仲睦まじいツーショットが話題になっている。これは、先月22日に終了したSBS月火ドラマ「神様がくれた14日間」(脚本:チェ・ラン、演出:イ・ドンフン)でロック歌手テオ役を務め、熱演を披露したノ・ミヌが以前自身のInstagramに掲載したキム・ユビンと撮った写真だ。公開された写真では、ドラマでハン・セッピョル役を演じたキム・ユビンとハン・セッピョルが大好きなロックグループスネークのリーダーテオ役を演じたノ・ミヌが甘い笑顔でカメラを見つめている。二人はドラマの中の姿とは異なり、目一杯おしゃれをしている。濃いスモーキーメイクをしたテオの姿とは違って美肌を誇る純粋な青年として微笑んでいるノ・ミヌと、追われるばかりだった「神様がくれた14日間」の中のハン・セッピョルとはまた異なる姿で純白なドレスを着ているキム・ユビンの姿が視線を引きつける。二人の写真を見たネットユーザーは「ノ・ミヌ、イケメンおじさんみたい」「キム・ユビンとノ・ミヌの相性もすごくよかった」「お姫様と王子様だね」「セッピョルとテオ、微笑ましい」「セッピョルは成功したファンの本来の姿みたい」「本当のファンと歌手のような感じがする」などの反応を見せた。
「神様がくれた14日間」ヨン・ジェウク“ソナにヒョソン、Secretと因縁があるのか…”
早くも足掛け10年目の俳優になった。俳優ヨン・ジェウク(28)は、2005年のKBSドラマ「四捨五入2」でデビューしてから10年目になる今年、ケーブルチャンネルOCNのドラマ「幽霊を見る刑事チョヨン」やSBSドラマ「神様がくれた14日間」を通じてさまざまな姿を見せながら、着実に俳優としての人生を歩んでいる。「神様がくれた14日間」(脚本:チェ・ラン、演出:イ・ドンフン)で、彼はワン・ビョンテ役を演じ、極度の緊張感が漂う推理ドラマで唯一の笑いを担当した人物の一人だった。イ・ドンフン監督はヨン・ジェウクに、Secretのソナと共に特別な注文もした。視聴者たちにしばらく緊張感を緩和させる役割として、他のキャラクターとは少し違った角度から演技しなければならない課題を受けた。ヨン・ジェウクは、「樹木葬」「ナイン ~9回の時間旅行~」「事件番号113」「幽霊を見る刑事チョヨン」など、様々なジャンル劇に出演してきた。続いて彼が選択した作品は、「神様がくれた14日間」。またしてもジャンル劇だった。しかし、やや重いかも知れない作品で彼が扮したワン・ビョンテのキャラクターは、金を目的に近づく女ジェニ(ソナ)と口喧嘩しながらも、裏で助けてあげる優しい一面を見せた。「息をつく暇もなく撮影したと思う。ミニシリーズ(平日の午後10時から放送されるドラマ)に出演するのは初めてなので、息をつく暇もなかったが、ふと我に返ってみると終わっていた」と述べた。劇中のラブストーリーについて「残念だった。ジェニのことを好きなキャラクターであり、ジェニはキ・ドンチャン(チョ・スンウ)兄さんを好きなキャラクターではないかと。後半にはイタヤカエデの樹液を渡しながら、『君のもの』と言ったりして期待をしたが、やっぱり(ダメ)だった」と少し残念そうな笑みを浮かべた。ヨン・ジェウクは、ソナについて「とても写真を撮るのが好きで、基本的に明るい子のようだ」と言いながら、忙しい現場の中でも撮影の雰囲気を明るくしてくれたソナについて感謝の気持ちを表した。ヨン・ジェウクはソナ、チョ・スンウなど劇中の強引なサポーターズメンバーたちと近々会う予定だという。さらに「私はガールズグループSecretと縁があるようだ。本当に因縁だと思う」とし、「幽霊を見る刑事チョヨン」で共演したヒョソンについて言及した。二人のうちのどちらの方が息がよく合ったのか尋ねると、困った表情をして「どうしてもソナの方が息がよく合った」と率直に打ち明けた。理由を聞くと、「ヒョソンは幽霊の役なので、息を合わせられなかった」と、ジョークを飛ばした。「『神様がくれた14日間』の撮影初日、ソナにSecretとの縁を語った。どうしても私は一生懸命に取り組もうとする俳優たちと一緒に演じるのがいいが、そんな点でヒョソンとソナはいい役者だった」と伝えた。また「Secretの他の2人のメンバーも演技をしていると聞いたが、みんなと一度ずつ共演できたら嬉しい」と伝えた。
「神様がくれた14日間」スペシャル、イ・ボヨン“辛くて撮影中に泣いたこともある”
女優イ・ボヨンが「神様がくれた14日間」の撮影が大変で泣いたこともあると打ち明けた。28日に韓国で放送されたSBS「神様がくれた14日間」スペシャルでは、俳優たちのインタビューと撮影現場の裏話などが多数公開された。娘を拉致されたキム・スヒョン役を演じ、たくさんのアクションシーンをこなさなければならなかったイ・ボヨンは「頭を使う推理物だと期待して選んだけれど、あんなにも体当たりで戦うことになるなんて、本当に凄く苦労することになるとは思わなかった」と告白した。彼女は体中痣だらけだと言い、ハードなアクションシーンの撮影に対する苦悩を明かしたりもした。また、彼女は「カメラの前で撮影途中にあまりにも辛くて泣いたこともある」と打ち明けた。この日の放送の終盤には後番組の「ドクター異邦人」の出演者たちのインタビューが放送され、注目を集めた。
「神様がくれた14日間」Secret ソナ“犯人の正体、私も最後まで知らなかった”
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。多数の視聴者が首をかしげた結末だった。「神様がくれた14日間」の結末には視聴者だけでなく、出演俳優さえも驚いた。韓国で今月22日に放送されたSBS月火ドラマ「神様がくれた14日間」(脚本:チェ・ラン、演出:イ・ドンフン)ではドラマの前半セッピョル(キム・ユビン)を殺した真犯人がキ・ドンチャン(チョ・スンウ)であったことに気付き、キ・ドンチャンが「二人のうち一人が消えてこそ生きられる」という言葉の意味を噛み締め、自身の死を選ぶ姿が描かれた。どんでん返しの多い「神様がくれた14日間」だったが、主人公のチョ・スンウを殺したという点で視聴者の不満を買ったりもした。しかし、そのどんでん返しと米ドラマを髣髴とさせるスリル満点のシーンは好評されるに十分だった。このどんでん返し満載のドラマの中で出演俳優たちは誰が犯人なのかも知らずに演技をしてきたという。女詐欺師ジェニ役を演じ、演技アイドルを凌駕する女優としての熱演を見せてくれたSecretのソナは最近、記者と会った場で「結末は新鮮でよかった」と切り出した。彼女は「台本には結末が書かれていなかった。台本の最後の部分は空欄だった」とし、「本番を視聴してから、結末を知った」と話した。これに先立って公開された番組インタビューなどでも俳優たちは「犯人が誰なのか本当に知らない」と話したことがある。「神様がくれた14日間」自体がどんでん返しにどんでん返しを重ねているため、視聴者の関心が自然に真犯人に集まったが、出演俳優たちも真犯人を知らず、答えてあげることができなかったという。ソナは「私も犯人を知らないのに、話して欲しいという周りの要求があった。それで、私も知らない。ドラマを見てと答えた」と話し、笑いを誘った。ソナとイ・ボヨン、チョ・スンウ、キム・テウなどの熱演が輝いた「神様がくれた14日間」には、大統領の息子の犯罪を隠そうとするファーストレディーと秘書室長の陰謀が隠されていた。しかし、「神様がくれた14日間」はチョ・スンウの死という結末を迎えた。SBSは本日(28日)午後10時に「神様がくれた14日間」スペシャルを編成した。スペシャル編が視聴者の疑問を解決することができるか、関心を集めている。
Secret ソナ、演技アイドルの驚くべき成長…難しいキャラクターを完璧に表現
バラエティでは白痴美(表情に乏しく、知性の感じられない美貌)で、ステージの上ではキュートで愛らしい姿で人気を集めているガールズグループSecretのソナ。そんな彼女が演技までこれほど上手だったとは誰が知っていただろうか。ソナがSBS月火ドラマ「神様がくれた14日間」(脚本:チェ・ラン、演出:イ・ドンフン)を通じて安定的な演技を披露し、印象的な活躍を続けている。16部作のドラマで目を見張る成長を見せ、今後代表的な演技アイドルに成長する可能性も証明した。何よりソナが演じた劇中のキャラクターは10代のファンに愛されるアイドルが挑戦するには容易でない人物だったため、なおさら印象的だ。「神様がくれた14日間」は誘拐された娘を救うために2週前にタイムワープした母の話を描いた作品で、ソナは前科5犯の元コッペム(金品を目当てに男性に近づく女性)でキ・ドンチャン(チョ・スンウ)が運営する「聞かないでサポーターズ」の一員であるジェニ役を熱演した。彼女は3月に放送されたKBS 2TVドラマ「花を咲かせろ!イ・テベク」以来1年ぶりに正劇(シリアスで深みのある内容を扱った作品)に挑戦し、期待を上回る演技で視聴者を魅了した。男性を誘惑する演技はもちろん、体当たりの熱演と感情を表現する演技も簡単にこなし、好評を得ている。ソナが良い評価を受けたのは劇中のキャラクターがこれまでテレビで見せたソナのイメージとある程度一致したためだ。ソナがステージとバラエティ番組で見せた明るくて軽快な姿、時には天然に見えるほど正直で純粋な姿がジェニの中にある。そしてドンチャンに好意を抱く姿や、自身を犠牲にしてでも誘拐された子供(キム・ユビン)を救おうとする姿を見せ、より豊かなキャラクターを作り上げた。ジェニを自分のものにしたソナは、名脇役として活躍した。さらに感情を表現する演技も安定していた。第12話でヤクザに暴行された後も、子供を救うために自分の頬を強く打ちながら自害しようとする精神異常者を演じたシーンは胸にジーンときた。自分がヤクザたちに子供の位置を知らせたため拉致されたと自責の念に駆られる姿や、また愛するドンチャンを助けるため体当たりの熱演を披露し注目を浴びた。ソナは演技経歴は短いが、キャラクターに入り込む姿でドラマが展開するにつれ、より成長する姿を見せた。一つのキャラクターが持っている様々な感情を個性的に演じ、演技に没頭して視聴者をドラマに夢中にさせた。歌手を超え、役者として活躍するソナのこれからの活躍にさらに関心が集まっている。
Vol.4 ― 放送終了「神様がくれた14日間」B1A4 バロ&Secret ソナ、演技ドルの挑戦に“好評一色”
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。演技ドルの輝かしい成長を見せてくれた作品だった。「神様がくれた14日間」(脚本:チェ・ラン、演出:イ・ドンフン)に登場したB1A4 バロとSecret ソナは多少個性の強いキャラクターを演じこなし、演技ドルとしての一面を如実に表した。22日に韓国で放送終了したSBS月火ドラマ「神様がくれた14日間」の虚を突くどんでん返しは第16話でも続いた。ハン・セッピョル(キム・ユビン)を殺した真犯人を探し出し、キ・ドンホ(チョン・ウンピョ)の無罪を証明しなければならない中で「神様がくれた14日間」は曖昧な結末を迎えた。セッピョルとドンホを助けたキ・ドンチャン(チョ・スンウ)の行方が水の音と共に分からなくなったためだ。視聴者はこれをドンチャンの死と考えている。「神様がくれた14日間」は高い演技力を披露したドラマとして有名になった。チョ・スンウとイ・ボヨン、キム・テウなど演技派俳優たちの活躍はもちろん、演技ドルであるバロとソナの演技もスムーズだったのだ。視聴者は二人の演技を絶賛した。簡単でない精神年齢6歳役のバロバロが演じたキ・ヨンギュは子どものころ、銃器事故によって精神年齢が6歳で止まった人物だ。この事故を自分が起こしたと思っている叔父のドンチャンはヨンギュに罪悪感を抱きながら、これまで生きてきた。ヨンギュの特徴は6歳の子どものような純粋さとゆっくりとした話し方だ。バロは自身の演技力を最大限に発揮し、ヨンギュを演じ遂げたと評価された。ヨンギュはドラマでセッピョルの唯一の友達としての役割を果たし、セッピョルの誘拐に関連し、重要な役割を果たす人物となった。そのため、自然に注目される役でプレッシャーが大きかったはずだが、ぶれることなく最終回を迎えた。演技ドルにあまり与えられないキャラクターの強い役に挑戦したバロに感心する。下手するとノイズが出かねないキャラクターであるヨンギュ役を無難に演じこなしたバロを視聴者も褒め称えた。すばらしい演技を見せたソナ、好評一色ここに好評一色の演技ドルがもう一人いる。ソナは女詐欺師のジェニ役を演じ、「神様がくれた14日間」で熱演を披露した。「花を咲かせろ!イ・テベク」の後2度目となる演技への挑戦だったが、すばらしい演技は視聴者を驚かせるのに十分だった。さらにジェニは思ったよりも複雑なキャラクターだ。前科5犯で、女詐欺師だがドンチャンへの純粋な気持ちは誰にも止められない。それだけでなく、ジェニは義理堅い人物であるため、自身の体を酷使してまでもセッピョルを助けるために奮闘した。ソナはそんなジェニを表現するために、全力を尽くしてキャラクターの感情を追った。複雑で微妙なジェニの感情をしっかりと表現したソナは体当たりの熱演で視線を引きつけた。ソナの演技の中で、視聴者からもっとも鳥肌が立つシーンとして選ばれたのは精神病院でのシーンだ。ソナはセッピョルを探すヤクザに殴られた後でもセッピョルを助けるために精神科の医師の前で自害演技をするなど、リアルな演技でドラマを盛り上げた。そのため、すべての演技を無理なくこなしたソナの今後にさらに期待が集まっている。「神様がくれた14日間」で好評されたソナがさらにたくさんの作品を通して演技力に磨きをかけることができるか関心が集まっている。「神様がくれた14日間」はセッピョルを助けたドンチャンの死で結末を迎えた。しかし、視聴者の心の中にはドンチャンもセッピョル、スヒョンと共に生きていると思いたいはずだ。「神様がくれた14日間」は後番組の放送スタート前に、スペシャル放送を準備している。「神様がくれた14日間」の後番組は、イ・ジョンソク、パク・ヘジン主演の「ドクター異邦人」(脚本:パク・ジヌ、演出:チン・ヒョク)が韓国で5月5日に放送スタートする。