明日(ドラマ)
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「明日」ユン・ジオン、役作りのため6kg減量!本格アクションにも挑戦“どのように鼻をほじればよいか悩んだ”
俳優のユン・ジオンが「明日」のイム・リュング役を演じるまでの過程を明かした。ユン・ジオンは最近、ソウル江南(カンナム)区のあるカフェで行われたMBC金土ドラマ「明日」の放送を終えてインタビューに応じ、ウェブ漫画のキャラクターとは異なるイム・リュングを作り出した感想を語った。「明日」は、死んだ人を導いていた死神たちが、今は死にたい人たちを助けるあの世のオフィスヒューマンファンタジーだ。ユン・ジオンは劇中で、あの世のエリートで、危機管理チームの代理(韓国の職責、主任に当たる)イム・リュングに扮した。イム・リュング役でオーディションの誘いを受けたという彼は「オーディションの話を聞いてからウェブ漫画を初めて探して見ました。5、6回ほど精読しましたが、出演が決まった時は少しびっくりしました。ウェブ漫画のイム・リュングを知っていたので、最初は『僕と似ているところがないのになんで? それでもうまくできる』と思いました。僕の台詞にも『チーム長だけが知っている何かがあるでしょう』という言葉があるのですが、監督だけが知っている何かがあるのではないか、僕は知らないけれど、リュングと似たような姿を監督は見つけたのではないかと思いました」とキャスティングの過程について説明した。イム・リュングという人物を通じて、ツートーンカラーのヘアスタイルなど外的な変化を披露したユン・ジオンは「ヘアスタイルが大きく変わったのは第12話の終わり頃でしたが、第5話と6話でも下ろしていた前髪を上げました。第1話から5話までは、後ろ髪にエクステをつけ、前髪を上げてからは僕の髪の長さで撮影しました。ヘアスタイルは心理の変化を表すじゃないですか。ところが、それがリュングには適用されませんでした。リョン(キム・ヒソン)とリュングはおしゃれするのが好きで、ヘアスタイルを変えることへの心理的な変化はありません。ただ、母に会ってからはもう少し成長し、成熟した姿を表現しました」と話した。減量のための努力も見られた。ユン・ジオンは「撮影の直前に比べて、6kgほど減量しました。普段、撮影する時は67kgほどでしたが、髪の毛を切ると顔がもっと見えるので、髪の毛を切った時は63kgまで落としました。どうしても死神という存在はふっくらしていたら合わないような気がしたので、理性的でクールに見えた方がいいと思ってダイエットしました」と減量した理由を明らかにした。ウェブ漫画で参考にした仕草のポイントは鼻をほじることだった。彼は「鼻をどうやって技術的によくほじるかが重要だったので、手の管理をきれいにしなければなりませんでした。このご時世、あちこちにハンドジェルがあったので、手を綺麗にケアすることができました。鼻をほじる行為が初期の設定にはなかったのですが、後から追加されました。後半に進むにつれてリュングのストーリーが登場するので、鼻をもっとほじるべきでしたが、ほじるシーンがありませんでした。国家有功者のエピソードからは鼻をほじるのが大変でした。あまりにも頻繁にほじると視聴者が違和感を覚えるかもしれないと思ったので、タイミングを見て適度にしなければと計算しました」と気を使った部分について語った。本格的なアクション、CGの演技への挑戦もあった。彼は「第5話で4人と戦うシーンがあったのですが、撮影が終わって監督が拍手して『アクションが上手だね』とおっしゃいました。それが嬉しかったです」とし「これまで本格的なアクションをしたことがなく、今回初めてアクションスクールに通いました。自ら体をよく使う方ではないと思っていましたが、武術チーム、武術監督がしっかり指導してくださって『上手い』と応援してくださったおかげで、自信を得ました。これからもアクションに挑戦したいです。CGの演技も僕が自ら入ってやったのは初めてでした。最初は疑問だらけでした。『どうするんだろう?』と思いましたが、ハイライトでリョンと銅雀(トンジャク)大橋を走っていくシーンを見て『こんなふうに表現されるんだ』と思いました」と撮影した当時を振り返った。演技においては、イム・リュングのストーリーに重点を置いたという。「ストーリーをもう少し見せたかったです」というユン・ジオンは「見た目は冷たく堅く見えるリュングが、なぜああするしかなかったのかを見せなければなりませんでした。感情でも内面を取り出してこそ、なぜ先に退勤したのか、なぜ性暴行事件で理性を失ったのか、なぜ鼻をほじったのかが説明できるので、ストーリーに気を使いました」とし「リュングは幼い頃、母を失い、夢も希望も失って、一日一日を生きてきた子だったので、誰かに感情を表したことがありません。探し回った母親に会えましたが、どうやって感情を表現すればいいか分からないリュングを表現しなければなりませんでした。海辺で母親に会った時、感情がまとまらず、ぎこちないほうがいいと思いました。ところが、感情が込み上げてきてしまい、気を使って演じることが難しかったです。視聴者の方々がどのように見てくれたか分かりません」と話した。極端な選択についての個人的な考えも明らかにした。台本を見て責任感をたくさん覚えたというユン・ジオンは「作品に対する態度が決して軽くなってはならないという考えで撮影しました。韓国の自殺率は高いじゃないですか。以前までは誰かを助けるためには大きなことをしなければならないと思っていました。この作品を通じて知ったのは、大きな助けではなく、そばで聞いてあげるだけでも慰めになることです。劇中で慰めて共感してあげる人物でしたが、実は僕が慰められ、共感しました。とてもありがたい作品です」とどのような思いで作品に臨んだか語った。
SF9 ロウン、ドラマ「明日」放送終了の感想を語る“多くのことを学んだ…良い作品に出会えて嬉しい”
SF9のロウンが、MBC金土ドラマ「明日」の放送終了の感想を伝えた。ロウンはMBC金土ドラマ「明日」で、思いがけない事件によりあの世の独占企業走馬灯の危機管理チームの契約社員になったチェ・ジュヌン役を務めた。彼は、ウェブ漫画の原作から飛び出してきたような完璧なシンクロ率を見せて、マンチッナム(漫画から飛び出たような男性)の姿をアピールした。ロウンはFNCエンターテインメントを通じて「『明日』を通じて、多くの方々に『自分を生かすのは自分自身だ』というメッセージをぜひ伝えたかった。自分を存在させるのは、自分を除く全てのものだ。そして全てのものをどのように受け止めるかは、自分にかかっているので、結局自分を生かすのは自分自身だ」とし、「『明日』のジュヌンは、ヒーローのような人物というよりは、僕たちの周りでよく見かけるような人物だ。自分を除く全てのものの中には、ジュヌンのような人々がいる。そういう人々を見ることができる余裕と観点があってほしいと思った」とし、自身が務めたジュヌンに対する格別な愛情を表した。続けて「自分に大変な思いをさせる苦しみを新しい刺激として受け止められる肯定的な自分になることを願いながら作品に臨んだ。『明日』を通じて多くのことを学んで勉強になった。良い作品に出会えて嬉しい」と作品に対する感想を述べた。最後にロウンは「『明日』を撮影しながら楽しく撮影ができるよう手伝ってくれた危機管理チームの方々、他の俳優の方々に感謝を言いたい。監督と脚本家、スタッフの皆さんもお疲れ様でした。視聴してくださった視聴者の方々にも感謝を言いたい」と伝えた。このように「明日」のジュヌンを通じてヒーリングと共感を届け、新しい演技の挑戦を終えたロウンが、次の作品ではどのような姿を見せるか期待したい。
放送終了「明日」キム・ヒソン&イ・スヒョク&SF9 ロウンら、前世を知った危機管理チームの結末は?【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。SF9のロウンが、走馬灯の危機管理チームの業務を終えて、この世で目覚めた。21日に韓国で放送されたMBC金土ドラマ「明日」最終回では、前世の記憶を思い出したパク・ジュンギル(イ・スヒョク)がク・リョン(キム・ヒソン)を助けた。この日、リョンとジュンギルの出会いが公開された。オクファン(キム・ヘスク)の提案であの世の独占企業走馬灯に入社したリョンは、最初の上司としてジュンギルに会った。オクファンは「あの男はあなたが知っている彼ではない。顔が同じだけで、すでに2回よみがえりをした人だ」とし「魂の深くに刻まれた傷が、2回のよみがえりでも消されなかったので、その責任から自由ではないだろう」と話した。ジュンギルは地獄出身のリョンのことが気に食わず「どんな仕事でもする」という彼女に「犯罪者を引導しなさい。この世で大きな罪を犯した者たちを地獄に引導せよ」と指示した。チェ・ジュヌン(ロウン)がオクファンに助けを求めたが、すでに閻魔大王のハ・デス(パク・フン)は、リョンを逮捕するために乗り出し、ジュヌンとイム・リュング(ユン・ジオン)は他のチームに配属された。これを受け、リョンの前世を知るジュヌンは、ジュンギルのところに行き「ク・リョンチーム長を助けて」と話した。「ク・リョンは僕を騙した。やってはならないことをした犯罪者をそばに置いた僕の過ちだ」というジュンギルの言葉にカッとなったジュヌンは「あんた、本当に悪い奴だ。チーム長がなぜこうなったのか!」と叫んだ。怒ったジュンギルに胸倉をつかまれた状態でもジュヌンは「チーム長が、あなたが、なぜ自殺した人を嫌うようになったのか知ってるのか。その悪夢に自ら入って見てください」と煽った。夢の中に入ったジュンギルはリョンとの前世を見て涙を流した。ジュヌンとリュングは相変わらず暴走中のリョンを止めた。ジュヌンは「僕はチーム長、代理と最後まで危機管理チームでいたい」とし「僕たち、まだ失敗していない。リュ・チョヒ(キム・シウン)さんを助けなければならない。チーム長の大切な縁、唯一の友達じゃないか」と説得した。リョンを見つけたデスは「地獄に連れていく」と脅かした。危機のリョンを助けたのは、他ではなくジュンギルだった。「走馬灯のことは、走馬灯で解決します。早く行ってあの子を助けて」とリョンと危機管理チームが逃げられるようにしたジュンギルは、血まみれになるほど、デスの足首をつかみ、道を防いだ。リョンはオクファンがジュヌンに過去を教え、ジュンギルは自分の意思で前世の記憶を見た事実を確認した。目覚めたチョヒは再び自殺しようとし、リョンは「人々が石を投げるように放っておかない。事実と偽りを必ず明かす」とぎゅっと抱きしめて慰めた。リョンはジュヌンに「チョヒのそばを守って」と話した。自分との縁は前世で終わったが、この世でジュヌンとの絆を意味する赤い糸が見えたためだった。チョヒを助けたリョンは遅れて「どんな懲戒でも受ける」とオクファンのところに行った。しかし、オクファンは「そうする必要はない。ジュンギルが、あなたの代わりにすべての荷物を背負った」とし「ジュンギルの選択に手助けはしたが、私は傍観者にすぎない。使者でも人間でも、すべての決定は当事者がするものだ」と話した。デスはリョンの逃走を助けたジュンギルに罰を与えようとし、オクファンは走馬灯のチーム長たちを動員し「パクチーム長は危機管理チームのことが嫌いだった」と主張した。つまり、使者の責任保証を使ったのは危機管理チームをダメにしようとしたわけで、リョンの悪質なコメントをつけるネットユーザーへの膺懲も仕事の延長だということだった。これにオクファンは上級者に逆らい、紊乱を起こしたことについてジュンギルに1ヶ月間、現在の体の状態で過ごし、6ヶ月間平社員に降任させた。リョンは前世の縁を隠した理由について「私たちが夫婦ではあったが縁は途切れ、感情が残っていても何百年もの時間が過ぎたのに、何が言えるだろう」と話した。これにジュンギルは「君を助けに行ったのは感情の問題ではなく、プライドだった。君を誤解し、愚かな行動をした僕のプライド」とし「今は危機管理チームを理解することができる」と話した。ハ代表が危機管理チームをダシに走馬灯を手に入れようとした本音を把握していたオクファンは「私の口であなたを救うことができないので、最後の希望であるジュヌンを通じてリョンを救ったのだ」と説明した。その過程で計画になかったジュンギルまで巻き込んだのだ。むしろ消滅した方がよいと思ったリョンは「私自身が不幸なのに、他の人を助けることに何の意味があるのか」というジュヌンの言葉に「私自身を救える人は、私しかいないことに気づいた」と話した。これにオクファンは、それが危機管理チームの存在理由と強調した。リョンは危機管理チームの正式チームへの昇格とイム代理の課長昇進、チーム員補充を要求した。さらにオクファンはジュヌンの早期帰宅を決定した。「ここで言ったことは何も覚えていないだろう。帰る時間」という急なリョンの言葉にジュヌンは困惑した様子を見せた。リュングは「サヨナラ。いきなり来たから、そうやって帰るんだ」と最初で最後のハイタッチをし、リョンは「この世のすべての縁は、好きでも嫌いでも一度は別れる」とし「これまでお疲れ様」と挨拶した。そうしてこの世に戻ったジュヌンは昏睡状態から目覚め、スーパーパスで大企業に入社し、平穏な日常を過ごしていた。ジュヌンは相変わらずなおせっかいで自殺願望者を助け、ちょうどやってきたリョン、リュング、ジュンギルを見ても気づかなかった。リョンは「後50年だけ待とうね」とし、正体を聞くジュヌンに「私たちは死神」と明かし、笑顔を見せた。
「明日」キム・ヒソン、規則を破って暴走【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。キム・ヒソンが再び地獄に連れていかれるだろうか。韓国で20日に放送されたMBC金土ドラマ「明日」では、ゴプダンの幻想リュ・チョヒ(キム・シウン)の死を防げなかったク・リョン(キム・ヒソン)が暴走した。この日、パク・ジュンギル(イ・スヒョク)は玉皇(キム・ヘスク)に「夢にク・リョンが出てくる。ク・リョンが僕の前世の傷跡と関連があるのか」聞いた。名簿に引っかかった危機管理チームを作った理由を聞いていた彼は「自殺した人が誰を助けるのか。欺瞞を超えた偽善」と話し、玉皇を怒らせた。玉皇は「あなたが絶対に前世を見られないようにしてほしいと、誰かと約束した」とし、その約束の張本人がジュンギルであることを明かした。続いて「もしかして、後になってでも知りたいと思ったら、真実の前で後ろを向くようにしてくださいと、あなたと約束した。あなたは記憶を忘れさせることで、私と使者の誓約をした」と、真実を明かせない理由を説明した。「自分で探す」と出たパク・ジュンギルは、時間を止めてリュ・チョヒの極端な選択を防ぐク・リョンに「時間を止めたら、死のうとする気持ちまで止められるのか」とし「自ら命を絶った情けない者、弱くて無責任で、手に負えられず人生を捨てた。そんな者が俺を騙して、俺の下で働くのか?」と非難した。「一体、玉皇と何の約束をしたのか。いつまで走馬灯の規則を破るのか」というパク・ジュンギルの言葉に耐えられなくなったク・リョンは「止めて。どうしてこんなことできるの。あなたがあの子にどうしてそんなことを言えるの」とし「絶対死なせない」と話した。しかし、彼は前回ク・リョンとした「使者の責任保証」を使った。これは助けを受けた使者が、助けてくれた使者のどんな要求でも聞いてあげなければならない絶対契約。「これ以上彼らの選択を邪魔しないで、見守りなさい」というパク・ジュンギルの言葉と共に待っていた時間は再び流れ、リュ・チョヒはク・リョンの目の前で車にはねられた。憂鬱の数値が最高に達したク・リョンは、リュ・チョヒをいじめた張本人たちを探して懲らしめた。しかし、この世の人たちに関与するのは、走馬灯の法を破るということ。イム・リュング(ユン・ジオン)が防ごうとしたが、暴走する彼女を止めるには力不足で、結局規則を破ったク・リョンに対する逮捕命令が下された。チェ・ジュヌン(SF9 ロウン)は玉皇の助けを期待したが、困った状況。さらに閻魔大王のハ・デス(パク・フン)まで玉皇のところに来て「元老理事会から送った。ク・リョンが騒ぎを起こしているのに、統制できないのか。この世をこれ以上乱す前に、元々いた地獄に私が連れていく」と話し、緊張感を高めた。
BTS(防弾少年団)メンバーの本名・生年月日が登場?ドラマ「明日」に抗議が殺到…関係者が議論を釈明
MBC金土ドラマ「明日」の関係者が、劇中に登場した死者の出入りリストにBTS(防弾少年団)のメンバーたちの本名、生年月日が使われたことについてコメントを発表した。「明日」の関係者は本日(17日)、議論についてマイデイリーを通じて「単純な数字の組み合わせで、何の意図もない」と伝えた。これに先立って、韓国で今月22日に放送された「明日」第7話では、死者の出入りリストを書くあの世の独占企業走馬灯所属の死神の姿が描かれた。その時、該当リストが拡大されて個人情報が公開されたが、BTSのVの本名と誕生日、ジョングクの生年月日が書かれており、多くのファンの怒りを買った。放送後、同ドラマの視聴者掲示板には「2人の名前や、生年月日のうち4つがBTSのメンバーと重なるのが偶然だと思っているのか」「解明と公式謝罪を求める」「不快で、気持ち悪い」という抗議の投稿が続いた。MBC金土ドラマ「明日」は、死んだ人を導いていた死神たちが、今は死にたい人たちを助けるあの世オフィスヒューマンファンタジーだ。
日本でも話題!キム・ヒソン&SF9 ロウンら出演ドラマ「明日」Netflixのアジア圏集計ランキングで上位に
ドラマ「明日」に対する海外の反応が熱くなっている。MBCの金土ドラマ「明日」は、回を重ねるごとに死の境界線に立つ人たちの痛みと、彼らを助けようとするキム・ヒソン(ク・リョン)、SF9のロウン(チェ・ジュヌン)、ユン・ジオン(イム・リュング)の活躍が描かれ、視聴者にも深い響きを届けている。このような熱い好評は、韓国だけでなく海外でも続き、韓国型ファンタジードラマのプレゼンスを証明している。ドラマの人気はまず、グローバルOTT(動画配信)ストーリーミング順位で現れている。Flixpatrolによると、「明日」は「トップ10 TV Shows on Netflix」カテゴリーで上位圏を記録している。4月の1ヶ月間の集計を見てみるとベトナム、香港、日本、インドネシア、台湾などアジア圏の集計ランキングでトップ4~6位に名を連ねている。さらに5月に入ってから人気はさらに上昇。特に今月2日、Flixpatrolの香港の集計を見てみると、「明日」はテレビドラマ部門はもちろん、映画を含む全体のランキングで1位を獲得した。また、海外メディアとドラマ専門ブロガーたちの好評も相次いでいる。彼らは「明日」の面白さを死神と死後の世界など、斬新な題材ならびに人間に対する温かな省察から見つけている。また、死んだ人を助けるのではなく、死にたい人を助ける死神という反転も作品の面白さを高める要素だ。イギリスのマガジンNMEは、「明日」が超自然的なテーマを取り扱うドラマという点で興味を見せている。同メディアは、西洋ではなかなか見られない死後の世界と、魂の移動のようなユニークなドラマの題材に言及しながら、「人々が過去のトラウマでどれだけ苦しみ、それをどうやって克服していくのか探求し、優しく表現した作品だ」と評価した。ベトナムのメディアThanh Nienは、「明日」を「癒やしのドラマ」と表現した。Thanh Nienは、記事を通じて「極端な選択のような韓国の敏感な問題を洗練された視線で描く展開と演出に驚いた」とし「胸を痛める物語が、ファンタジー要素が加わることで、面白さが倍増する」と付け加えた。そして「10代の自殺率が高くなっているベトナムにも、様々なメッセージを投げかける作品だ」と評価した。香港の日刊紙South China Morning Postのコラムリストのピーアス・コンラン(Pierce Conran)も、「明日」のテーマに注目した。同コラムニストは「韓国のもっとも大きな社会問題のうち一つである自殺を、作品全般に配置した作品だ」とし、人間に対する省察が目立つ作品であるため、感動を与えると付け加えた。「明日」は、社会問題に台頭している敏感な題材をエピソード形式で描き、視聴者に深い共感と癒やしを届けている。さらに出演作を話題作にする主演のキム・ヒソンが、あの世の独占企業走馬灯のカリスマ性溢れる危機管理チーム長のク・リョン役を演じ、ドラマの中心をリードしており、ロウン、イ・スヒョク、ユン・ジオンはもちろん、WINNNERのカン・スンユン、イ・ノア、チョン・ムソン、ミン・ジヌン、VIXXのエン、キム・ジュンギョンまで、俳優たちの熱演が加わり、没入度を高めている。「明日」は、死んだ人を引導していた死神たちが、死にたい人たちを助けるあの世のオフィスヒューマンファンタジーで、韓国で毎週金、土曜日の夜9時55分に放送されている。
「明日」イ・スヒョク、キム・ヒソンを守ろうとして豹変…悪口を言う村民を始末【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。キム・ヒソンとイ・スヒョクは、前世に夫婦だった。14日午後に放送されたMBC金土ドラマ「明日」では、ク・リョン(キム・ヒソン)とパク・ジュンギル(イ・スヒョク)の前世での縁が明らかになった。約400年前、ク・リョンとジュンギルは狩りの途中で出会って夫婦となった。その後、国境を脅かす蕃人が増え、ジュンギルは戦場に向かった。子供がいないク・リョンは、姑の機嫌を伺いながら家を守った。蕃人は村まで襲ってきて、家を守っていたク・リョンは下女のコプブンを探しに行って一緒に捕まってしまった。ク・リョンの機転で蕃人の軍人に毒草を食べさせ、無事故郷に戻ったが「蕃人の諜者なのかもしれない」と言われ、城の扉を開けてもらえなかった。彼女は「朝鮮の国境を超えた人は、これ以上朝鮮の民ではない」と刃で脅かす兵士の前で「なら切ればいい」と下がらなかった。その時、ク・リョンを探し回っていたジュンギルがそれを目撃し、2人は無事再会できた。ク・リョンは1年以上も悪夢に悩まされ、村の人には蕃人に汚された女だと後ろ指を指された。妻が侮辱されるとジュンギルは怒って刀を抜いたが、ク・リョンは「刀をしまってください」と止めた。ジュンギルの母は、ク・リョンに銀の懐刀を渡し「あなた一人の命よりも家門の名誉のほうが大切よ。名誉を守って死ぬか、誰かに殺されるか選びなさい」と自殺を強要した。村人が投げた石でコプダンを失ったク・リョンは、割れたつぼの欠片で極端の選択をしようとしたが、ジュンギルは「ただの噂だ。全部忘れ去られていく。自分のことだけを考えてはいけない」と、必死にク・リョンを止めた。ク・リョンの潔白とは関係なく、根拠のない噂がどんどん広まっていった。ジュンギルは噂を広める人たちをこっそり殺していった。人を殺し、血まみれになったジュンギルの前に現れたク・リョンは「刀の使い方、そう教わりましたか?」と民を守るために働いていた夫の変化に悲しんだ。ジュンギルは「この手に汚い血をつけ、あなたを守っている。人を切る僕が獣のように見えますか? 誰のためにこの刀を持っているのか、分かっているでしょう?」と説明したが、ク・リョンは「その刀で私を殺せばよかったです。私が戻ってこなかったら、私たちの最後はこれよりもマシでした」と悲しんだ。ク・リョンはジュンギルの変化に罪悪感を感じ、自ら手首を切って極端な選択をした。ジュンギルは冷たくなったク・リョンの体を抱きしめ「僕が悪かった」と嗚咽した。
「明日」SF9 ロウン、少女の命を助ける…前世が明らかに【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。SF9のロウンの前世が公開された。韓国で13日の午後に放送されたMBC金土ドラマ「明日」では、チェ・ジュヌン(ロウン)の前世の物語が公開された。この日、慰安婦のイ・ジョンムン(キム・ヨンオク)の記憶から、チェ・ジュヌンの前世が明らかになった。命をかけて自分の元いた場所へと脱出しようとしたジョンムンを助けた独立運動家がジュヌンだったのだ。当時、「私たちを助けてくれて、国を守ってくれてありがとうございます」というジョンムンの言葉にジュヌンは、「軍人を殺したからって独立できるわけではありません。皆さんのように、強く耐えてくださった方々のおかげで希望を失わなかったのです」と話して涙を流した。ジョンムンは「あの方も私を見て、今の死神さんのように泣いていました」とし、何十年経っても忘れられない顔を思い出した。「僕は覚えていないから良く分かりません」と話したジュヌンは「安らかに眠ってください」と慰めた。一方、朝鮮時代にパク・ジュンギル(イ・スヒョク)に会って死神になったチョン・ボユン(パク・ヒジョン)は、ジョンムンに会った。過去ジュンギルは、朝鮮の亡者たちを守り、その一人だったユニ(チョン・ボユン)は「お姉さんたちのことを永遠に記憶し、最後を引導してあげたい」と死神になることを決めた。ユニも慰安婦で、ジョンムンと友達が脱出できるよう、時間を稼ぐために自らを犠牲にした。ユニは「一度も私の選択を悔いたことがはない」と話し、ジョンムンをあの世に引導した。
「明日」イ・スヒョク、前世の記憶を思い出すことはできるのか【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。イ・スヒョクがキム・ヒソンとの格別な前世の縁に気づくだろうか。韓国で7日に放送されたMBC金土ドラマ「明日」では、パク・ジュンギル(イ・スヒョク)が前世の記憶を思い出そうとした。この日、彼は走馬灯の玉皇会長(キム・ヘスク)に前世の記憶に対して聞いた。玉皇の呼び出しで庭園に来たパク・ジュンギルはク・リョン(キム・ヒソン)と顔を合わせたが、何も言わずに背を向けた。「たった一度の転生では簡単に治らないだろう。深い後悔と傷であるほど、何回の人生を経ないと薄くならない」という玉皇の話を気にしたパク・ジュンギルは「今の話は何ですか。それくらいの傷なら、たった一度の転生では治らないという話。僕の悪夢とも関係がありますか」と聞いた。夢の中でク・リョンを見た彼は「僕に何があったのか知りたいです。今までこんなに苦しい理由が何なのか」と真実を要求した。しかし、玉皇は「私は知らない。君の人生を生きたのは君だけ。報わなければならない業なのか、治すべき傷跡なのかは自分がよくわかっているでしょう」と話した。パク・ジュンギルは死神の名簿を閲覧しようとしたが、玉皇の許可が必要だった。自身の名簿も確認しようとしたが、直前の人生は見えるものの前生の人生はロックがかかった珍しい状態だった。その記録が見れるのは直接ロックをかけた玉皇だけ。また、彼は自身の他にもク・リョンの名簿にもロックがかかっていることを知り、以前に玉皇が「夢は現実世界とまた異なる姿だ。誰かは間違った選択を後悔してすぐに忘れるが、誰かは忘れられず後悔に足首を縛られる」と言った言葉を思い出した。それから自身の前世の記憶にはパク・ジュンギルがいないと言ったク・リョンの姿を思い出した。
「明日」ユン・ジオン、死神になった理由は?壮絶な過去が明らかに【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。ユン・ジオンが死神になった理由が明かされた。6日午後、韓国で放送されたMBC金土ドラマ「明日」ではイム・リュング(ユン・ジオン)の過去が公開された。 以前の人生でリュングは母イム・ユファ(ミン・ジア)と二人で暮らしていた。没落した士大夫の娘で、賭博にはまった父によって芸者屋に売られたユファは県監の子供リュングを妊娠し、芸者屋からも追い出された。息子のリュングは成長しながら非凡な知能を誇ったが、両班の息子じゃないという理由で勉強することができなかった。悲しむリュングにユファは自ら勉強を教えた。県監は再びユファを芸者屋に呼んで「僕のお伽を務めなさい。そうすれば君の息子を養子に入れてあげよう」と提案した。ユファは息子が両班の息子になると思い、しばらく悩んだが、結局県監の提案を断った。憤怒した県監は剣客3人を送ってユファを強姦した。しかしそれを誤解したリュングは「家に男を呼び入れたのか。あなたではなく、両班の母から産まれていたら堂々と書党で勉強できたはず。あなたのような人が僕の母だということが恥ずかしい」と恨んだ。幼い息子の厳しい言葉にユファはその場で極端的な選択をし、真実を知らないリュングは母を恨みながら生きた。後で母が県監の指示で強姦されたことを知ったリュングは、県監と剣客3人を殺した。そして現実から目をそらし、麻薬中毒で死を迎えた。その際、リュングを迎えにきた死神がクリョン(キム・ヒソン)だった。ユファを死後世界に引き渡したクリョンは「最初から君を愛したわけではないと言ってた」とリュングが知らない話を伝えながら、自ら命を経った罪でお互いの縁が切れたと話した。リュングは生まれ変わることを諦めて死神になることを決めた。対価を払って生まれ変わる母を、過去の記憶を持っている自身が遠くからでも見守りたいというのだ。自ら命を絶った人は前世の記憶が残って、同じことを繰り返すかもしれないという心配もあった。ほとんどが新しい人生を生きていくが、時には同じことを繰り返す人もいるという。チェ・ジュヌン(ロウン)と一緒にお酒を飲んでいたリュングは「僕が母を殺した」と罪悪感で号泣した。
「明日」キム・ヒソン&イ・スヒョク&キム・ヘスク、3人が集まった理由とは?ぎこちない雰囲気のスチールカットを公開
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「明日」でキム・ヘスクがキム・ヒソンとイ・スヒョクを同時に呼び出した。MBC金土ドラマ「明日」(演出:キム・テユン、ソン・チウク、脚本:パク・ラン、パク・ジャギョン、キム・ユジン)は本日(6日)、一堂に会した危機管理チーム長のク・リョン(キム・ヒソン)と引導管理チーム長のパク・ジュンギル(イ・スヒョク)、走馬灯の会長である玉皇(キム・ヘスク)のスチールカットを公開した。前回の放送で、ク・リョンとパク・ジュンギルの数奇な前世の縁が公開され、好奇心を刺激した。ク・リョンが前世で極端な選択をしたという事実と共に、彼女を救うため刀を持ったパク・ジュンギルの姿が公開されたのだ。さらに、ク・リョンが「顔が同じだけで、違う人だと言ったじゃないですか。ところでなぜパク・ジュンギルが私のことを記憶しようとするのですか?」と、彼との前世の縁に疑問を抱くと、玉皇が「怖い? 彼が愛した人をあなたが殺して?」と答え、徐々にベールを脱ぐ2人の前世への関心を高めた。こうした中、公開されたスチールカットには玉皇の庭園に集まったク・リョンとパク・ジュンギル、玉皇の姿が盛り込まれた。玉皇は何か宣言でもするように断固とした眼差しで話を伝えており、ク・リョンとパク・ジュンギルは目も合わせないまま沈黙し、関心を高める。これは玉皇が2人のチーム長を同時に呼び出したシーンで、ク・リョンとパク・ジュンギルの間に流れる妙でぎこちない雰囲気が好奇心を刺激する。何よりパク・ジュンギルはク・リョンとの前世を覚えていない状況で、玉皇が2人を呼び出した理由は何なのか、パク・ジュンギルがク・リョンとの前世を覚えることになるのか、関心を高める。制作陣は「今週の放送を基点にク・リョン、パク・ジュンギル、イム・リュング(ユン・ジオン)など、走馬灯の死神たちの物語が順を追って公開され、これまでベールに包まれていた彼らの秘密が公開される予定だ。楽しみにしてほしい」と伝えた。
「明日」キム・ヒソン、イ・スヒョクとの過去に“すべて私のせいだと思っていた”【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。キム・ヒソンとイ・スヒョクの縁がどんどん明らかになっている。4月30日午後に韓国で放送されたMBC金土ドラマ「明日」で、ク・リョン(キム・ヒソン)は玉皇(キム・ヘスク)のもとを訪れ、パク・ジュンギル(イ・スヒョク)が自身を覚えている理由を質問した。同日、ク・リョンは前世を振り返った。銀の懐刀を前にし、「名誉を持って死ぬか、人の手で殺されるか決めろ」と言う女性と、「一歩でも動いたら斬る」という男性。脅かされていたク・リョンを助けたのはジュンギルだった。ク・リョンは「顔が同じでなだけで、別人と言ったではないですか。なぜパク・ジュンギルが私を覚えているんです? 私を知らないはずですよね?」と責めた。玉皇は「だから怖いのか? 彼が愛した人を君が殺したから? 時には真実が最も深い傷になる」と言った。ク・リョンが「どうして私に危機管理チームを任せたんです?」と質問すると、玉皇は「あなたが求めているものを叶えるためだ。興味深かった。こんな大胆さは初めてだった」と答えた。一方、危機管理チームは性的暴行犯のタク・ナムイル(キム・ジュンギョン)を懲らしめてチャ・ユニ(イ・ジウォン)と、彼女の兄であるチャ・ユンジェ(コン・ジェヒョン)を助けた。事件に先立ち、ク・リョン(キム・ヒソン)はリュング(ユン・ジオン)を心配していた。彼が幼かった頃、母親が性犯罪に遭って極端な選択をしたのだ。ク・リョンはリュングが今回の件に敏感に反応すると予想した。性暴行を受けたユニは、極端の選択をするほど心が折れていた。ユンジェはすべてが自分のせいだとし、正当な審判を求めるために一人デモをしていた。しかし、処罰されるべき加害者のタク・ナムイルは「泥酔して偶発的だったため」「まだ若いから」「学校では誠実だった」「将来有望な医大生」などの理由で2年を求刑され、執行猶予がついている状態だった。ユニは「私のせいだと一番先に言ったのは、家族です。最後に頼るべき場所まで消えました。それが一番悲しかった」とし「なぜ夜遅くまで出かけてるの?」「泣いても解決されない」「早く家に帰ってこいと言っただろう」と言う両親と兄に傷つき、自ら命を絶とうとした。するとク・リョンはナイフの跡が残っている自分の手首を見せ「本当に死のうと思って手首を切ると、どうなるか知ってる? 熱い血が傷に沿って流れて、心臓が手首についているかのように跳ねる。世の中に未練などなくて手首を切ったのに、苦痛の中に隠れていた数え切れない未練が私を止める」と、過去をの体験を振り返って自分の話をした。「すべてが私のせいだと思った。生きているのが罪のようだった」と言ったク・リョンは「その日から、ずっと後悔の中で生きている。すごく長い時間をだよ。その日のことをあなたのせいにしないで。あなたは被害者。あいつが一方的な加害者よ」とはっきり言った。その時、リュングは豪華なオフィステル(事務所としても住居としても使える施設)に隠れているナムイルを尋ね、思いっきり殴った。ジュヌン(SF9のロウン)が「死神は、人間の間で起きたことに関与してはいけない」と止めたが、リュングは「ユニさんもユンジェさんも、誰も守ってくれなかった」と怒った。その中でもナムイルは「お前たち、正義の味方でもなったつもりか? 無駄だ。見てみろ、俺が先に死ぬか、その女が先に死ぬか」とし「そんな服着てお酒飲むなんて、男を興奮させるために決まってるだろう?」と犯罪を被害者のせいにした。これ以上ナムイルを放っておくことはできなかったク・リョンは、彼を法定に立たせ「性的暴行は殺人だ。これから加害者は、理由を問わず犯罪者として処罰されないといけない」とし、1万24年を求刑した。現実で15年を求刑されたナムイルは全く反省せず、むしろ「俺の父さんが誰か知っているのか?」と暴れた。護送中のバスを止めたジュンギルは、10分後に心臓麻痺で死ぬ予定だったナムイルを火災で死亡に至らせ、より大きな苦痛を与えた。