“猛暑で延期を発表”「K-POP SUPER LIVE」会場変更も懸念の声続く…BTS出演の噂にコメント
写真=KBS
「2023セマングム世界スカウトジャンボリーK-POP SUPER LIVE」が、8月11日の夕方、全北(チョンブク)全州(チョンジュ)市の全州ワールドカップ競技場で開催される。これに先立ち、昨日(6日)午後、世界ジャンボリー共同組織委員長のパク・ボギュン文化体育観光部長官は全北扶安郡(ブアングン)セマングム世界ジャンボリープレスセンターで開かれたブリーフィングで「受容人数、安全管理、アーティスト出演の問題、プログラム補完調整問題、セマングムからの移動条件、退営式の問題などを総合し、このような結論を出すことになった」と明かした。
パク長官は「全州ワールドカップ競技場の受容人数は4万2000人で、観覧席88%の屋根が設置されている。全州は他のところと比べた結果、比較的に優位で適した場所という判断を下した」と、スケジュールと場所変更の理由を説明した。
パク長官は、出演陣についても「一部変更があるだろう」とし、「より華麗な行事になるよう準備している」と伝えた。
キム・グァニョン全北道知事は「K-POPコンサートを前後し、全北現代(ヒュンダイ)サッカーチームのホーム試合が予定されていたが、(球団側に)他の球場へ移って試合をするよう手配していただき、感謝する」とし、「K-POP公演のフィナーレを飾れるように、医療、消防など、全北のすべての人力を動員する」と明かした。
「2023セマングム世界スカウトジャンボリーK-POP SUPER LIVE」は、当初6日午後8時、セマングム野外特設ステージで開催される予定だったが、猛暑と安全事故への懸念のため延期された。
「K-POP SUPER LIVE」には、IVE、ZEROBASEONE(ZB1)、NMIXX、STAYC、P1Harmony、&TEAM、VERIVERY、IZ*ONE出身のイ・チェヨン、NATURE、ATBO、xikers、AIKIなど、トップクラスのアーティストたちが出演する予定だった。11日に開かれる「K-POP SUPER LIVE」に参加するアーティストのラインナップは、追って公開される予定だ。
パク長官は「BTS(防弾少年団)が出演するという話がある」という質問に「それはまだ決まっていない」と、肯定も否定でもないコメントをし、関心を集めている。一方では、BTSをラインナップにあげ、ジャンボリーに対する否定的な雰囲気を好転させようとしているのではないかという声も上がっている。
これに先立ち、「セマングム世界スカウトジャンボリー」では、猛暑により現場で熱中症の患者が続出した。団員の安全問題で、イギリス、アメリカ、シンガポールでは途中で退営し、準備不足だと議論が激しくなった。
更に、期待を集めていたK-POPコンサートまで延期となり、ネットユーザーらは「韓国の立場が大きく失墜した」「急いでステージを作ると、事故が起きる恐れがある」「アイドルを道具にして退営を防ぐ措置か」など、冷たい反応を見せた。
コンサート翌日の12日には、全北現代モーターズ対水原(スウォン)三星ブルーウィングスのプロサッカー試合が予定されている。この試合は場所が変更される可能性がある。
これに対し、サッカーファンは「翌日にサッカーの試合が予定されているのに、芝生はどうなるのか」「大規模コンサートのために、芝生が全部だめになりそう」「芝生の状態がサッカーの試合に影響を及ぼすことを知らないのか」と批判の声を強めた。
「世界スカウトジャンボリー」は、世界スカウト連盟が4年に1度開催する世界的な青少年キャンプ大会だ。特に「2023セマングム世界スカウトジャンボリー」は、1991年江原道(カンウォンド)高城(コソン)で開かれた「第17回世界スカウトジャンボリー」以来、32年ぶりに韓国で開催するイベントであり、新型コロナウイルス感染の規制緩和後、韓国で開催される最大規模の青少年国際イベントだ。
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- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ハ・ジウォン
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