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パク・ボゴム&IU、初の本格的な共演に感激…60億円を投じた大作に期待「お互い没頭することができた」

TVレポート
写真=TVレポート DB
Netflixシリーズ「おつかれさま」に対する期待が高まっている。

本日(5日)午前、永登浦(ヨンドゥンポ)区汝矣島洞(ヨイドドン)コンラッド・ソウルホテルにて、Netflixシリーズ「おつかれさま」の制作発表会が行われ、IU、パク・ボゴム、ムン・ソリ、パク・ヘジュン、キム・ウォンソク監督らが出席した。

同作は、済州島(チェジュド)を舞台に逆境にめげず立ち向かう、聡明な少女オ・エスンと、誠実な愛情を示す堅実な少年ヤン・グァンシクの冒険に満ちた人生の旅路と世代を超えた絆を描くNetflixシリーズだ。

「サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~」「椿の花咲く頃」など人間味のあるストーリーで視聴者に愛された脚本家のイム・サンチュンと、ドラマ「ミセン ー未生ー」「シグナル」「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」などの作品を通じてジャンルを問わず視聴者たちに共感と慰労、激励を伝えたキム・ウォンソク監督がタッグを組んだことで、より注目を集めている。

「本当にお疲れ様でした」という意味が盛り込まれた済州島(チェジュド)の方言「폭싹 속았수다(原題:ポクサク ソガッスダ)」。キム・ウォンソク監督は今回の作品に対して「祖父母世代に対する献詞であり、子供世代に対する応援歌として企画されたドラマだ。世代間、性別間、人々の間の見えない壁がなくなって欲しいという願いで作った」と話した。

600億ウォン(約60億円)の大作と知られた同作について監督は「制作費をたくさん費やしたのは事実だ。多くの費用がかかると広報に役立たないことも知っているし、視聴者の方々も心配してくれているそのため制作費をたくさん使った監督として『それ相応の面白さがあるのか』ということを考えながら作品を作った」とし「僕たちはオープンセットを作った。そして、時代別に空間を変えなければならないので、お金がかかった。リアルさを具現化するために努力した」と話した。

「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」以来、再びタッグを組むことになったIUについて監督は「本当にすごい女優だ。当時もすでにすごかったが、その時から、良い女優だということをたくさん伝えたような気がする。でもそれで成長したわけではなくて、すでに良い女優だったと思っている。今もその思いは変わらないし、音楽的にも発展しながら、演技でも成長している。本人がどれほどの努力をしているのか、素晴らしいと思う」と絶賛した。

若いエスンと中年のエスンを演じたIUとムン・ソリ、若いグァンシクと中年のグァンシクを演じたパク・ボゴムとパク・ヘジュン。IUと一緒にエスンを演じることになったムン・ソリは「(二人のエスンの間の)繋がりがとても心配だった。そう思いながらも、自分の母の幼少期の写真を見ると『これがママ?』と思うことがある。そのため、ある部分では繋がりを持たせつつ、ある部分では差別化を図った。それがリアルに近いと思った」と話した。

続けて彼女は「(IUが演じたエスンと)話し方が似てなければならないと思い、お互いのセリフを演じたりもした。また、IUさんに小さいほくろがあるけれど、それが私にとってはシグナルのような気がした。そのため、メイクさんにほくろを描いて欲しいと言った。それからは自分がIUさんになったと思いながら演技をした」と微笑んだ。

これに対してIUは「ほくろは私自身のものだから、私が消してもよかった。けれど、それを描き、私に配慮してくださった。先輩から先に提案していただき、共通点を探し出す席を作っていただいた。作業室にも、自宅にもお邪魔した。先輩と近づきながら共通点を探した。自然にエスンになっていた」と付け加えた。

その後、パク・へジュンとパク・ボゴムは、お互いの相性に言及した。パク・へジュンは「(パク・ボゴムと)お互いの作業室に行ったり、お互いの台本を読んだりはしなかった。現場で会ったらとても喜び、お互いの姿を高く評価し、応援した。(すでに)グァンシクを撮影した分量があったので僕が有利な立場だった。重なる行動や話し方などを合わせてみようとした」と説明した。

パク・ボゴムも「(パク・へジュン先輩が)グァンシクのことをあまりも素敵に演じてくださって、むしろ僕が感謝した。言葉より行動が先に出る人物なので、僕が難しく感じる時には、監督が繊細な演技を見せてくださった。監督の演技が本当にすごかった。そのためOKサインを信じることができた」と話した。

また、IUはパク・ボゴムとの相性について「私たちは10代の頃から知り合いだけれど、こうして本格的に共演したのは今回が初めてだ。でも、最初の撮影から気が楽だった。いつにも増してパートナーと『どのようなバージョンがいい?』『こうしてみたらどうかな』とアイデアを共有することもあった」と完璧な相性をアピールした。

パク・ボゴムも「胸がいっぱいだった。10代の時に広告の現場で出会い、20代の時にはプロジェクトで少しだけ息を合わせ、30代に入って初めて共演することになった。撮影の過程で様々なエスンの感情をしっかり表現してくれたIUさんのおかげで僕も没頭することができた。次の機会があれば、もう一度共演したいと思う」と話した。

1950~1960年代の済州島を背景にしている「おつかれさま」。四・三事件が出てくるのか尋ねられると監督は「四・三事件は登場しない。時期的には、その後の物語だ。もちろん登場人物たちはその痛みを抱いて生きている。しかし直接的には登場しない」と説明した。

同作はNetflixの作品としては異例の全16話を4週間で公開する。これに対して監督は「最近の視聴者は作品をいっぺんに見たり、1.2倍速で見ている方が多い。しかし、それだけでは本質を感じられないドラマになっている。後半部に大きな面白さがある作品だ。干し柿を一つ一つ食べるように見てほしい。そのためこのように展開することにした」と説明した。

「おつかれさま」は、7日よりNetflixで配信される。

・【PHOTO】IU&パク・ボゴムら、Netflix「おつかれさま」の制作発表会に出席(動画あり)

・IU&パク・ボゴム主演のNetflixシリーズ「おつかれさま」本予告映像&場面写真が解禁

元記事配信日時 : 
記者 : 
キム・ヒョンソ

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