TXT ボムギュからRIIZEまで、人気アイドルたちの異色のマーケティングが話題

最近話題になった異色マーケティングとしては、TOMORROW X TOGETHERのボムギュのソロミックステープ「Panic」がある。ボムギュは体験型展示「暗闇の中の対話」とのコラボレーションを通じて“暗黒の中の聴音”という独特な音楽鑑賞イベントを開催した。聴覚、触覚、嗅覚の立体的な経験を通じて、アルバムの主要メッセージである“暗闇の中に閉じ込められた人々への慰労”に没入させた。

NCT WISHはキーリング形態のアルバムで人気を博した。彼らのキャラクター“WICHU”を活用、デビューシングル「WISH」ではぬいぐるみ、1stミニアルバム「Steady」ではカメラキーリングを作った。CDをNFC(近距離無線通信)チップに代替して、アルバムを実用度の高いグッズ化にすることに成功。高い実用性を誇る“WICHU”は10、20代が集まる場所で一度くらいは目にするアイテムと呼ばれる。

IVEはダンスカバーに限定されていたアイドルのチャレンジマーケティングの壁を壊した。彼女たちは3rd EP「IVE EMPATHY」の先行公開曲「REBEL HEART」で、バンドチャレンジを披露した。10CM、SORAN、ユ・ダビンバンド、ソ・スビン、チョン・セウン、キム・ボア、Daybreak、イム・ダミ、TOUCHED、Dragon Pony、LUCY、屋上月光(OKDAL)など多様なアーティストたちが自分だけのスタイルで曲を再解釈し、話題を集めた。
IVEのファンは「REBEL HEART」を多彩に楽しめてよかったという感想を、各バンドのファンはIVEのステージだけでなく、歌自体に関心を持つようになったというレビューを多数残した。
IVEの妹分としてSTARSHIPエンターテインメントからデビューしたKiiiKiiiも、ユニークなコンセプトの予告コンテンツで、注目を集めた。公式ウェブサイトでは「ジャム工場」をコンセプトに、一見アイドルのウェブサイトとは思えない構成で好奇心を刺激した。「Staff」のページをクリックすると、赤いキャップに青いエプロン姿のメンバーたちの写真を見ることができる。メンバーたちはブロッコリーを手に持ったり、りんごを肩にのせるなど、他にはない個性的な写真で目を引いた。
RIIZEは5月19日の1stフルアルバム「ODYSSEY」発売を控えて、史上最大規模のプロモーショを予告。アルバム発売前の5月14日にオンライン、15日からオフラインですべてのトラックを映像で視聴することができる。アルバムの全ての楽曲が映像化された約40分の映像「RIIZE PREMIERE」が5月14日午後8時、WeverseのRIIZEコミュニティを通じて公開された後、15日から18日まで映画館で様々なイベントと共に上映される。韓国だけでなく、韓国、中国、日本、タイの4ヶ国27館で公開するという大々的なプロモーションで期待を高めている。

新人ボーイズグループNEWBEATも、独自のコンセプトで目を引いた。彼らはMnet「BOYS PLANET」出身のパク・ミンソク、元TO1のヨジョンが所属している7人組グループ。3月、フルアルバム「RAW AND RAD」を発売してデビューを果たしたが、デビューショーケースで彼らは頭に角をつけた姿で登場し、目を引いた。タイトル曲「Flip the Coin」のミュージックビデオでは、廃墟と化した世界の境界でデビルに変身。善と悪がコインの両面のように共存するというストーリーを少年たちの視点で歌った。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ハ・ジウォン
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