声もなく
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ソル・ギョング&ムン・ソリ「第41回韓国映画評論家協会賞」で主演男優賞&主演女優賞を受賞(総合)
「玆山魚譜(チャサンオボ)」が「第41回韓国映画評論家協会賞」で最優秀賞に選ばれた。主演男優賞と主演女優賞は、ソル・ギョングとムン・ソリが受賞した。11月10日の午後6時30分、ソウル中(チュン)区統一路(トンイルロ)92KGタワー地下1階のハーモニーホールにて開催された「第41回韓国映画評論家協会賞」で、イ・ジュンイク監督の「玆山魚譜」が、今年の最優秀作品賞を受賞した。脚本賞も同作のキム・セギョムが受賞した。主演男優賞は「玆山魚譜」で熱演を披露したソル・ギョングが、主演女優賞は「三姉妹」に出演したムン・ソリが受賞した。同じく「三姉妹」のキム・ソニョンは、助演女優賞を受賞した。また、リュ・スンワン監督の「モガディシュ 脱出までの14日間」が監督賞、撮影賞、音楽賞、助演男優賞(ホ・ジュノ)の4部門で受賞した。「玆山魚譜」も同じく4冠を達成した。「Aloners」のコン・スンヨンが新人女優賞、「メイド・イン・ルーフトップ」のイ・ホンネが新人男優賞を受賞した。新人監督賞は「声もなく」の演出を手掛けたホン・ウィジョン監督が受賞し、チョ・ソンヒ監督の「スペース・スウィーパーズ」は技術賞(視覚効果)を受賞した。韓国映画評論家協会が主催する新人評論家賞はチョン・ウソンが受賞した。功労映画関係者賞は、俳優のユン・イルボンが受賞した。彼は1934年生まれで、13歳の時に映画「鉄道物語」でデビュー。その後、映画界と演劇界を行き来しながら1990年の映画「バイオレンス・コネクション/処刑警察」を最後に100本以上の韓国映画に出演し、第11代映画振興公社社長を歴任した名実共に韓国映画界を牽引した俳優だ。この日、撮影のため授賞式に出席できなかったイ・ジュンイク監督は、映像で「とても大きな賞だ。これからももっと良い映画をつくるために努力する」と受賞の感想を伝えた。「モガディシュ 脱出までの14日間」のリュ・スンワン監督は、監督賞を受賞し、「本当に目の前が真っ暗だった。一人だったら死んでも『モガディシュ 脱出までの14日間』を作ることはできなかったはずだ」とし「現場で大変だったにもかかわらず、一度もを顔をしかめなかった俳優やスタッフに感謝する」と語った。「玆山魚譜」で主演男優賞を受賞したソル・ギョングは、「シナリオを読みながら『宝物が眠っている』と思った」とし「再来年で俳優歴が30年になる。年を取ったからといってプロになるのではなく、解決しなければならないことがどんどん増えた気がする。そんな悩みが俳優の宿命だ」と語った。ムン・ソリは「三姉妹」で主演女優賞を受賞した。「私がプロデューサーとしても参加した映画なので、感謝している」とし「一緒に出演したキム・ソニョンと一緒に賞をもらえて嬉しい」と話した。また、「私の映画人生の最初を共にしたソル・ギョングさんと一緒に受賞できて嬉しい。きれいに老けて『オアシス』(2002)で果たせなかった愛を20年後に実現したい」という願いを伝えた。【「第41回韓国映画評論家協会賞」部門別受賞者(作)リスト】◆最優秀作品賞:「玆山魚譜」◆監督賞:リュ・スンワン監督(「モガディシュ 脱出までの14日間」)◆主演女優賞:ムン・ソリ(「三姉妹」)◆主演男優賞:ソル・ギョング(「玆山魚譜」)◆助演女優賞:キム・ソニョン(「三姉妹」)◆助演男優賞:ホ・ジュノ(「モガディシュ 脱出までの14日間」)◆新人監督賞:ホン・ウィジョン監督(「声もなく」)◆新人女優賞:コン・スンヨン(「Aloners」)◆新人男優賞:イ・ホンネ(「メイド・イン・ルーフトップ」)◆技術賞:チョン・ソンジン、チョン・チョルミン(「スペース・スウィーパーズ」)◆脚本賞:キム・セギョム(「玆山魚譜」)◆功労映画人賞:ユン・イルボン◆国際批評家連盟韓国本部賞:イ・ジュンイク監督(「玆山魚譜」)◆撮影賞:チェ・ヨンファン(「モガディシュ 脱出までの14日間」)◆音楽賞:パン・ジュンソク(「モガディシュ 脱出までの14日間」)◆独立映画支援賞:パク・ユンジン監督、キム・ミジョ監督◆新人評論賞:チョン・ウソン評論家
役所広司&蒼井優らと共に…ユ・アイン&チョン・ジョンソ「第15回アジア・フィルム・アワード」男女主演賞にノミネート
俳優ユ・アインとチョン・ジョンソが、「第15回アジア・フィルム・アワード」の男女主演賞にノミネートされた。2人は過去、映画「バーニング」(2018)で共演した。「アジア・フィルム・アワード・アカデミー(Asian Film Awards Academy、AFAA)」 の関係者は今月9日、「第15回アジア・フィルム・アワード」のノミネーションリストを発表した。アジア・フィルム・アワード・アカデミーは、香港国際映画祭、釜山(プサン)国際映画祭、東京国際映画祭がアジア映画の発展のため2013年に創設した組織だ。毎年アジア・フィルム・アワードを開催し、アジアの映画産業のために活躍した映画人と彼らの作品を称えてきた。「第15回アジア・フィルム・アワード」の候補作には、アジア8地域で制作された計36本の映画が最終的に選定された。韓国映画は「ただ悪より救いたまえ」「三姉妹」「声もなく」「スペース・スウィーパーズ」「玆山魚譜」「ザ・コール」「Aloners」の7本が選ばれた。この中でイ・ジュンイク監督の「玆山魚譜」は、アジア・フィルム・アワードの主要部門である作品賞と監督賞をはじめ、衣装デザイン賞と美術賞まで4部門にノミネートされた。「玆山魚譜」と共に作品賞を巡って競争する作品としては、中国のチャン・イーモウ(張芸謀)監督の「One Second」、インドのチャイタニヤ・タームハネー(Chaitanya Tamhane)監督の「夢追い人」、2本の日本映画である濱口竜介監督の「偶然と想像」、黒沢清監督の「スパイの妻 劇場版」だ。またイ・ジュンイク監督は世界的な巨匠であるチャン・イーモウ監督、黒沢清監督、濱口竜介監督、アディルハン・イェルジャノフ監督と監督賞にノミネートされた。男女主演賞の候補も、韓国俳優が選定されて受賞者への関心が高まっている。主演男優賞には「声もなく」でジェスチャーと表情だけで観客の心を動かしたユ・アインが、主演女優賞はNetflix映画「ザ・コール」で圧倒的な存在感と強烈な狂気を見せ、賛辞を受けたチョン・ジョンソがそれぞれノミネートされた。日本からは役所広司、蒼井優が同部門にノミネートされている。また助演男優賞には「ただ悪より救いたまえ」のパク・ジョンミン、助演女優賞には「三姉妹」のチャン・ユンジュ、新人俳優賞には「Aloners」のコン・スンヨンが、「ミッドナイトスワン」の服部樹咲らと共にノミネートされて注目を集めている。ホン・ウォンチャン監督の「ただ悪より救いたまえ」は助演男優賞(パク・ジョンミン)に続いて編集賞(キム・ヒョンジュ)、撮影賞(ホン・ギョンピョ)、音楽賞(Mowg)まで、計4部門にノミネートされる快挙を達成した。ホン・ウィジョン監督の映画「声もなく」の場合、新人監督賞をはじめ、主演男優賞と脚本賞に、チョ・ソンヒ監督のNetflix映画「スペース・スウィーパーズ」は衣装デザイン賞、視覚効果賞、音響賞にノミネートされるなど、それぞれ3部門に選ばれて目を引いた。海外作品で活躍し、候補になった韓国の映画人もいる。俳優キム・ヒョンビンが台湾映画「無聲(むせい)」で印象的な悪役演技を披露して助演男優賞に、映画「ベルリンファイル」「新しき世界」「タクシー運転手」などの音楽を手掛けて韓国映画賞を席巻したチョ・ヨンウク音楽監督が、中国映画である「懸崖之上(Cliff Walkers)」を通じてアジア・フィルム・アワードの音楽賞にノミネートされた。今年のアジア・フィルム・アワードは韓国の巨匠イ・チャンドン監督が審査委員長を務めてより意味深い。彼は「第13回アジア・フィルム・アワード」で監督賞と功労賞を受賞したことがある。「第15回アジア・フィルム・アワード」は2020年に続いて再び釜山国際映画祭と共に開催する。今年10月8日にオンライン開催と、釜山での対面参加を並行するハイブリッド方式で開催される予定だ。・「ザ・コール」チョン・ジョンソ、撮影秘話やパク・シネに言及ここまで喜んでもらえるとは思わなかった・ユ・アイン&ユ・ジェミョン主演「声もなく」2022年1月21日より日本公開が決定!韓国映画賞を席巻した話題作
ユ・アイン&ユ・ジェミョン主演「声もなく」2022年1月21日より日本公開が決定!韓国映画賞を席巻した話題作
韓国映画「Voice of Silence(英題)」の邦題が「声もなく」に決定し、2022年1月21日(金)より、シネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにて公開される。「バーニング 劇場版」のユ・アインが新人女性監督とタッグを組み、韓国映画賞を席巻の快挙! 闇の仕事を請け負う口のきけない青年と、両親に身代金を払ってもらえない少女の邂逅。切なさが胸を貫く、珠玉のサスペンスとなっている。貧しさゆえ、犯罪組織からの下請け仕事で生計を立てる口のきけない青年テインと片足を引きずる相棒のチャンボクは、身代金目的で誘拐された11歳の少女チョヒを1日だけ預かることになる。トラブルが重なり、テインとチョヒの疑似家族のような奇妙な生活が始まるが、チョヒの親から身代金が支払われる気配はなく。恵まれない境遇で裏稼業に手を染めたテインとチャンボク、裕福な家庭で育つが女児であるがゆえに家族から冷遇される少女チョヒ。出会うはずのなかった者たちの巡り合わせが、韓国社会で生きる声なき人間たちの孤独感を浮き彫りにする。テインを演じるのは、「バーニング 劇場版」(2018)のユ・アイン。韓国屈指のスター俳優にも関わらず、新人監督の低予算オリジナル脚本作品への出演が大きな話題を呼んだ。更には、一切セリフのない難役に体重を15kg増量して挑み、ベテラン俳優たちをおさえ「第41回青龍(チョンリョン)映画賞」で主演男優賞および、「第57回百想(ペクサン)芸術大賞」で最優秀演技賞を受賞。人懐っこい相棒チャンボクには「梨泰院(イテウォン)クラス」(TVドラマ/2020)の悪役が記憶に新しいユ・ジェミョンが抜擢された。相棒であり、父や兄のような存在であるチャンボクを、絶妙なバランスでコミカルかつリアルに演じている。監督は1982年生まれの新人ホン・ウィジョン。犯罪映画の常識を覆すユニークな演出と個性的なキャラクター描写で、切なさとアイロニーの入り混じる全く新しい映画を作り上げ、初長編にして韓国で最も権威のある「青龍映画賞」新人監督賞と、韓国のゴールデングローブ賞と呼ばれる「百想芸術大賞」で監督賞を受賞する快挙を果たした。世界各国の映画祭で話題をさらった「はちどり」(18)のキム・ボラ監督と並ぶ、80年代生まれの女性監督が彗星のごとく現れた。■上映情報「声もなく」2022年1月21日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次公開【キャスト】ユ・アイン、ユ・ジェミョン、ムン・スンア【スタッフ】監督・脚本:ホン・ウィジョン / 製作:キム・テワン / 撮影:パク・ジョンフン / 音楽: チャン・ヒョクジン&チャン・ヨンジン / 編集: ハン・ミヨン2020年 / 韓国 / 韓国語 / 99分 / ビスタサイズ / 原題:소리도없이 / 英題:Voice of Silence /G配給:アット エンタテインメント<あらすじ>普段は鶏卵販売をしながらも、犯罪組織から命令され死体処理などの裏稼業で生計を立てる、口のきけない青年テイン(ユ・アイン)と相棒のチャンボク(ユ・ジェミョン)。ある日、犯罪組織のヨンソクからの無茶な命令で、身代金目的で誘拐された11歳の少女チョヒ(ムン・スンア)を1日だけ預かることになる。ところが、依頼をしたヨンソクが組織に始末され、ふたりは予期せず誘拐事件に巻き込まれていくことに。■関連リンク「声もなく」公式サイト:https://koemonaku.com/
ユ・アイン&ユ・ジェミョン主演、映画「声もなく」ファンタジア国際映画祭で作品賞&主演男優賞を受賞
映画「声もなく」が、ファンタジア国際映画祭で最優秀作品賞を受賞した。さらにユ・アインは、主演男優賞を受賞した。「第25回ファンタジア国際映画祭」が8月5日から25日(現地時間)まで、カナダのモントリオールで開催された中、映画祭は公式サイトやSNSなどを通じて、映画「声もなく」が最優秀作品賞を受賞したと発表した。映画祭は「作品自体の優秀さはもちろん、前代未聞の能力で、『声もなく』がシュヴァル・ノワール・コンペティション&最優秀作品賞を受賞した」とし、「簡単に言えば、我々がこれまで見てきたどんな映画とも違っていた」と評価した。また、主演のユ・アインが、シュヴァル・ノワール・コンペティション&主演男優賞を受賞する快挙を成し遂げた。映画祭は「激しい競争の末に、ユ・アインが『声もなく』で見せた無言のパフォーマンスは、審査員たちを熱狂させた」とし、受賞の理由を明らかにした。この部門には「声もなく」のほかにも、韓国映画「対外秘:権力の誕生」もノミネートされていた。昨年10月に韓国で公開された「声もなく」は、誘拐された子供を誤って引き受けることになった2人の男が、その子のために予期せぬ出来事に巻き込まれる物語を描いた映画だ。ホン・ウィジョン監督は、その演出力を認められて、「第41回青龍映画賞」で新人監督賞、「第57回百想芸術大賞」で映画監督賞などを受賞した。特にユ・アインは、黙々と犯罪組織の後始末をしながら生きるテイン役を務めて、演技人生で初めてセリフのない演技に挑戦し、繊細な眼差しや動きで、吸い込まれるようなキャラクターを完成させて、評論家と観客から絶賛を集めた。そんな好評に後押しされ、青龍映画賞で主演男優賞、百想芸術大賞の映画部門で男子最優秀演技賞を受賞した。
「声もなく」ユ・アイン“新しいことにはいつも好き嫌いが存在する…俳優はそれに耐えるべき”
俳優のユ・アインが映画「声もなく」を通じて人生キャラクターをもう一つ追加した。「声もなく」は、誘拐された子供を誤って引き受けることになった2人の男が、その子のために予期せぬ出来事に巻き込まれる物語を描いた映画だ。ユニークなキャラクター設定とアイロニカルな事件を通じて、犯罪を題材にした以前の作品とは差別化した面白さを与え、熱い好評を受けている。忠武路(チュンムロ:韓国映画界の代名詞)の若者スターユ・アインは、黙々と犯罪組織の後始末をしながら生きるテイン役として新たに帰ってきた。どういうわけか話さないテインは、偶然頼まれた依頼によって予期せず犯罪に巻き込まれることになり、すべてが揺れ動いてしまう人物だ。特にユ・アインは俳優人生で初めてセリフがない演技に挑戦し、眼差しとジェスチャーだけでディテールに生きているキャラクターを完成させた。さらに彼は没入感を高めるために髪をスキンヘッドにしたのはもちろん、体重を15kgも増やすなどビジュアル的な変身にまで挑戦し、これまでに見たことがない新しい姿を披露した。大胆な変化を敢行したことについて、プレッシャーは感じなかったのだろうか。ユ・アインは「新しいことにはいつも好き嫌いが存在します。俳優はそれに耐えるべきだと思いました。観客の方々が新しさを待っていると思いましたし、『声もなく』が我々の周りの馴染み深いことを新たな観点で描いたという点を喜んでいただきたいですし、楽しく見ていただきたいです」と伝えた。続いてホン・ウィジョン監督への深い信頼を示した。ユ・アインは「新しいことに出会うことが難しい世界ですが、斬新さ、それだけでは足りなかったです。ある瞬間を振り返ってみた時、新しくて斬新な刺激だとして果たして肯定的だと言えるのだろうかと思いました。新しさの中でも難しくて悪い話よりは、良い話が優勢な、希望を与える創作品が大事だという考えがだんだん強くなっています。『声もなく』がこれから進んでいく地点を提示する新しさなのかについて考えた時、ホン・ウィジョン監督が作るストーリーやメッセージの方向性に期待して出演を決めました。ホン・ウィジョンという監督の始まりになる作品であり、厳しい状況の中でもこれから彼が進んでいく方向をよく見せてくれたと思います」と伝えた。またユ・アインは「映画とは結局、音と光の遊びだと思います。監督の意志自体がとても挑発的に感じられました。簡単に描ける概念ではないのに、タイトルから『声もなく』ですよね。作品に初めて会った時『あえてこんな話を?』『一体この中に何が入ってるの?』と思いました。実験的で怖さも感じましたが、参加してみようと思いました」と伝えた。特に「つまらないと思った瞬間『声もなく』に会いました」と表現したユ・アイン。彼は「挑発的な試みや態度を持つ人に会うのは難しいです。人々が現実に慣れているというか、言うことをよく聞く学生みたいというか。それでテキストだけを見て想像し『僕のすべてを全部投げよう』と思う提案に会う事は簡単ではないです。そのような点でホン・ウィジョン監督の登場は、僕が過剰解釈をしてでも、意味を与えてでも、監督が始めることができるように作りたかったです。誰かが僕に送る視線を受け入れることから出る力のようなものがあるから僕も見せたかったものを『声もなく』を通じて発散することができる瞬間がありました。それでこそ共同作業の結実が、期待に応えられる結果物として誕生することができると思います」と作品への愛情を示した。ユ・アインは「映画は一緒に作業します。同じ位置で、平等に。それぞれの位置で違う役割を担当しなから、誰がもっと上かを比べるのではなく、一つを作り出すこと、これが一番大切だと思います。そのような部分でもホン・ウィジョン監督との作業は良かったです。監督はみんなに公平です。『どんな態度で映画を作るのか気になる』と思ったほどでした。お互いにそのように十分に影響を与え、また受けながら言いたいことは全部言って、要求したいことは全部要求しながらとても平和に、最初から最後まで共にしました」と伝えた。セリフがなくても吸引力のある熱演が可能だったのは「映画で主張しないことを、無理して主張しようとしなかったです。それは人生でも同じです。ありのままの姿を感じるだけで、あるタイトルと枠の中に盛り込もうと努力しなかったからです」というユ・アインの信念のおかげだった。先輩のユ・ジェミョンとの共演については「先輩がバランスを取ってくれなかったら、難しかったと思います。『声もなく』はテインが一人で作ることができないからです。それでチャンボクの役割がとてもありがたかったです。同僚として頼ることができる力になってくれて、個人的な悩みも共有しました」と伝えた。最後にユ・アインは、新型コロナウイルスの感染拡大中に新作を公開したことについて「新型コロナウイルスという深刻な問題がありますが、良い映画なら問題にならないでしょう。ある意味では我々の本質的な問題を、新型コロナウイルスのせいにする言い訳を作ったのではないかと思います。ただ1000万人が見る映画が500万人に、100万人が見る映画が30万人に観客が減るのが現実ですが、それにもかかわらず今の状況が創作者たちからもっと大きな何かを引き出すだろう、希望を与えていると考えたいです」と伝えた。
ユ・アイン、ぽっこりお腹に感激?映画「声もなく」で15㎏増量した理由は“これまでの…”
「ユ・アインは新しい人物じゃないから」極端的な変化が必要だったかもしれないという率直な答え。15㎏も増量してスクリーンに姿を現したユ・アインが、それに関する本音を「彼らしく」加減することなく打ち明けた。変化のある彼の姿が見られる映画「声もなく」は、韓国で10月15日に公開された。ユ・アインは最近、ソウル三清洞(サムチョンドン)で行われたインタビューで、外形に極端的な変化を与えた、もしかしたら「初めての作品かもしれない」と切り出し、「これまでのユ・アインを消すことができればという思いもあったようだ」と明かし、視線を集めた。「声もなく」を通して確認できるユ・アインの変身は、外形的な部分だけではないという評価。彼はタイトルからも現れるように、徹底的に表情と仕草で感情を表す無声演技という新しい挑戦をし、好評を得ている。増量と減量のうち、どちらがやりやすかったのかという質問に彼は、意外な答えを出した。「撮影に入る瞬間、ダイエットが(自然に)できる方で、むしろ大きな体つきを維持するのがもっと大変だった」と苦渋を吐露した。映画でわざわざあらわにした「(僕の)ぽっこりしたお腹を(試写を通して)見たときは、変な衝撃と妙な喜びが感じられたりもした」と伝えた。・ユ・アイン&ユ・ジェミョン主演、映画「声もなく」キャラクターポスターを公開斬新で独特な雰囲気・ユ・アイン&ユ・ジェミョン主演、映画「声もなく」メイン予告映像を公開予期せぬ犯罪劇
【PHOTO】ユ・アイン&ユ・ジェミョン、映画「声もなく」記者懇談会に出席
12日、ユ・アイン、ユ・ジェミョン、ホン・ウィジョン監督がオンラインで行われた、映画「声もなく」の記者懇談会に出席した。「声もなく」は、誘拐された子供を誤って引き受けることになった二人の男が、その子のために予期せぬ出来事に巻き込まれる物語を描いた映画だ。・ユ・アイン&ユ・ジェミョン主演、映画「声もなく」キャラクターポスターを公開斬新で独特な雰囲気・ミステリーからラブストーリーまで!韓国映画界の新人監督に注目
ユ・アイン&ユ・ジェミョン主演、映画「声もなく」キャラクターポスターを公開…斬新で独特な雰囲気
ユ・アイン、ユ・ジェミョンが爆発的な演技アンサンブルを予告し、観客の熱い反応を得ている映画「声もなく」が、斬新で独特な雰囲気をかもし出す強烈なキャラクターポスター2種類を公開した。独特なキャラクターとアイロニーな設定でこの秋、最高の期待作として注目されている映画「声もなく」は、誘拐された子供を意図せず預かることになった二人の男が、その子供によって予想せぬ事件に巻き込まれる物語を描いた作品だ。今回公開されたキャラクターポスターはまず、ユ・アインとユ・ジェミョンの独特なオーラで観客の注目を集める。レインコートとヘアキャップを被ったユニークで斬新なビジュアルの二人の姿は、斬新な衝撃を与え、今年もっとも大胆な変身で視線を引き付ける。演技人生で初めて、台詞のない演技に挑戦したユ・アインは、犯罪組織の音のない清掃員テインを、多様な感情の変化を密度のあるタッチで描き、映画に活力と緊張感を吹き込む。ユ・ジェミョンは犯罪組織の真面目な清掃員チャンボクを演じ、独特な二つのキャラクターの完璧な組み合わせで最高のシナジーを見せてくれることを予告し、観客の期待をさらに高めている。また、普通ではない服装をしたまま、困惑した表情でどこかを見つめている姿は予期せぬ事件に巻き込まれることになった彼らの状況がどう繰り広げられるのか、好奇心を刺激する。ユ・アイン、ユ・ジェミョンの強烈なビジュアルのキャラクターポスターを公開した「声もなく」は韓国で15日に公開される。
ミステリーからラブストーリーまで!韓国映画界の新人監督に注目
今年、韓国の新人監督の躍進が目立っている中、注目すべき新人監督の作品が映画館に新たな風を吹き込む。映画「声もなく」のホン・ウィジョン監督並びに、「ディーバ」のチョ・スレ監督、「私たち、ジャヨン」のチョン・ガヨン監督が新鮮かつユニークな映画で登場し、韓国映画界に新たな活力を吹き込む。特に彼らは犯罪ドラマ、ミステリースリラー、ラブストーリーなど、様々なジャンルの作品で競争し、映画館の活力を高めている。ホン・ウィジョン監督の「声もなく」は、ユ・アインとユ・ジェミョンの大胆な変身で連日話題を集めている作品だ。「声もなく」は誘拐された子供たちを意図せず、預かることになった2人の男が、その子供によって予想もしていなかった事件に巻き込まれる物語だ。「第23回釜山(プサン)国際映画祭」でピョン・ヒボン主演のSF短編映画「生息地」でその演出力が認められ、韓国映画界の期待株として注目を集めたホン・ウィジョン監督は、「声もなく」の脚本と演出を手掛け、新しいスタイルの犯罪劇を披露する予定だ。犯罪組織の掃除役テインとチャンボクという独特なキャラクターと、意図せず誘拐犯になってしまった事件のアイロニーを通して従来の犯罪素材の映画とは差別化を図り、一風変わった魅力で観客との出会いを準備している。特にランニングタイムの間、台詞が全くないテインのキャラクターを大胆な外的変身と共に演じたユ・アインは「特別で、もっと良い作品」と伝え、映画に対する期待を高める。さらに「タクシー運転手」の脚色、「隠された時間」の脚本を手掛け、ストーリーテラーとして頭角を現したチョ・スレ監督は、初めての長編デビュー作「ディーバ」で観客の元を訪れた。シン・ミナとイ・ユヨンを筆頭に、ダイビングという新鮮な素材とスリラーで期待を高めている。最後に、がむしゃらなストーリーで独立映画界で着実に関心を集めてきたチョン・ガヨン監督が「私たち、ジャヨン」で、魅力的な恋愛の感性を届ける予定だ。チョン・ガヨン監督特有の挑発的でありながらも、現実的かつスタイリッシュで独創的な恋愛の世界観に注目が集まる。
ユ・アイン&ユ・ジェミョン主演、映画「声もなく」メイン予告映像を公開…予期せぬ犯罪劇
映画「声もなく」(監督:ホン・ウィジョン)のメイン予告映像が公開された。「声もなく」は、誘拐された子供を誤って引き受けることになった2人の男が、その子のために予期せぬ出来事に巻き込まれる物語を描いた映画で、予想もできずに誘拐犯になったテイン(ユ・アイン)とチャンボク(ユ・ジェミョン)の危うい状況をドラマチックに描いたメイン予告映像がベールを脱いだ。公開したメイン予告映像は、数日だけ誰かを預かってほしいという依頼を受けて訪れた場所で、予想もできなかった人物に会うテインとチャンボクの困惑した姿で始まり、みる人々の好奇心を刺激する。偶然頼まれた依頼によって、誘拐された子供チョヒを引き受けることになった2人の男の運命は「予測できなかった犯罪の始まり」というフレーズと共に、依頼人キム室長の死によって予期せぬ状況になってしまう。チョヒをどこかに連れていくテインの緊張した姿と、バックをつかみ取って誰かに追われているようなチャンボクの緊迫した姿は、劇の緊張感を高めて関心を集める。忠武路(チュンムロ:韓国映画界の代名詞)の代表的な俳優ユ・アインとユ・ジェミョンが初共演したことで話題を集めた「声もなく」は、犯罪組織の話さない清掃員のテインと誠実な清掃員のチャンボクに変身した2人の歴代級の演技変身で熱い反応を呼び起こし、最高の期待作として浮上した。テインとチャンボクの2人の男の予測できない運命を予告したこの映画は、従来の作品とは差別化した新しいスタイルの犯罪劇を披露し、観客の心を捉える予定だ。韓国で10月15日に公開される。
ユ・アイン&ユ・ジェミョン主演、映画「声もなく」メインポスターを公開…韓国で10月15日に公開予定
ユ・アインとユ・ジェミョンの変身で話題を集めている映画「声もなく」が韓国で10月15日の公開を確定した中で、独特の色合いと雰囲気で好奇心を刺激する2種類のメインポスターを公開した。「声もなく」は、誘拐された子供を誤って引き受けることになった二人の男が、その子のために予期せぬ出来事に巻き込まれる物語を描いた映画だ。今回公開されたメインポスターは、ユ・アインとユ・ジェミョンの変身を見ることができ、目を引く。まず1枚目のメインポスターには、何かを見つめて驚いたよう後ずさりしているチャンボク(ユ・ジェミョン)と、その横でバットを持って正面を無表情に見つめるテイン(ユ・アイン)の姿が収められており、見る人の好奇心を刺激する。二人の人物の雰囲気と対比される華やかなピンクの壁と廊下は、独特の雰囲気をかもし出して、既存の犯罪をテーマにした作品との差別化を図っている。2枚目のメインポスターで、ヘアキャップと雨具を着用したテインとチャンボクの姿は、新鮮なビジュアルで一気に視線をひきつける。服装とは対比される深刻なテインとチャンボクの表情は、どことなく不安で焦る様子で、緊張感を誘発させる。ここに「計画になかった誘拐犯になる」という強烈なコピーは、二人に近づいた事件への興味を誘発し、予測不可能なストーリーへの期待を高める。今まで見たことのない強烈なビジュアルのメインポスターを公開した「声もなく」は、ユ・アインとユ・ジェミョンの完璧な呼吸と独特の設定、ユニークさで観客の心をひきつけて、今秋の劇場街で強烈な存在感を表わす予定だ。映画「声もなく」は、10月15日に韓国で公開される予定だ。
「声もなく」ユ・アイン、監督のリクエストに驚き?“ゴリラの映像が送られてきて…”
ユ・アインが映画「声もなく」でイメージチェンジを試みる。21日午前、映画「声もなく」の制作発表会が、新型コロナウイルスの拡散防止のためオンラインで開催された。制作発表会にはホン・ウィジョン監督、ユ・アイン、ユ・ジェミョンが参加した。映画「声もなく」は拉致した子供を預けて死んでしまった依頼人のため、予期せず誘拐犯になってしまったテイン(ユ・アイン)とチャンボク(ユ・ジェミョン)の危なっかしい犯罪生活を描いた作品である。ユ・アインは劇中、犯罪組織の後始末を担当して真面目に働くテインに扮する。言葉を発しないテインは、偶然頼まれた依頼によって予期せず犯罪に巻き込まれてしまう人物だ。ユ・アインはテイン役を通じて初めてセリフがない演技に挑戦し、繊細な眼差しと細密なジェスチャーで没入感のあるキャラクターを完成させた。また、犯罪組織の後始末を担当して真面目に働くテインになりきるため、髪を刈り上げ、体重を15kgも増やして、外見から役作りに励み、これまでとは全く異なるビジュアルを披露した。この日MCを務めたパク・キョンリムが「映画への期待がとても高いと聞きました」と言うと、「私はもう擦っても何も出てこないのに」と謙遜な姿を見せて笑いを誘った。続けて彼は、「セリフが無いからと言って、あえて表情で多くのことを表現しようとはしませんでした。臨機応変に対応するために、現場で一生懸命努力しました。体重も増やすなど、外見の変化から放たれるエネルギーに頼ろうと思いました」と明かした。ホン・ウィジョン監督は「私にとっても挑戦でした。ユ・アインに対して、直接演出に繋がるアドバイスを伝えることが難しかったです。隠喩的な表現で伝えようと思いました。例えば『自身の領域を侵害されたゴリラのように』とか。そんな私のリクエストを不思議に思わず素直に受け止めて、丁寧に演技をしてくれました」と絶賛した。これについてユ・アインは「実際にゴリラの映像が(監督から)送られてきて驚きました。作品に対する愛情やアプローチの仕方が新鮮で、撮影にも期待を胸に抱えたまま望むことができました」と、今回の撮影に対する愛情を繰り返して伝えた。ユ・アインも、ホン・ウィジョン監督に対して深い信頼を示した。彼に同作への出演を決めた理由を尋ねると「ホン・ウィジョン監督に対する期待と、監督が書いたシナリオに対する感動です」と答えた。続けて、「本当に驚きました。ただの言葉だけで言っているのでは無く、本当に衝撃を受けたんです。あまりドラマチックではなくて、我々の周りでもあり得る話なのに、なぜこんなに刺激的なのだろう? と思いました」と、監督を絶賛した。映画「声もなく」は韓国で10月に公開される予定だ。