パダムパダム
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キム・ボムが歌手に…6月に日本でフルアルバムを発売
韓流スターキム・ボムが、初のフルアルバムをリリースしてアーティストとしても活動する。キム・ボムは最近、日本で発売予定の初のアルバムの大詰め作業に集中している。2009年に日本で開かれたファンミーティングのために、イベントとしてミニアルバムを発売したことはあるが、今回のフルアルバムの発売で本格的にアーティストとしても活動の領域を広げる考えだ。所属事務所のキングコングエンターテインメントは「6月末に日本で8曲ほど収録したアルバムを発売する計画。現在大詰め作業に取りかかっている」と明かした。また「発売以降日本で大々的なプロモーションも予定している」と付け加えた。すでにキム・ボムの歌の実力は、出演したドラマの主題歌を直接歌うことで、何度も公開されている。2009年にはKBS 2TV「花より男子~Boys Over Flowers」のOST(オリジナル・サウンドトラック)アルバムのスペシャルエディションで、愛を告白するドキドキする感情がこもった「今、会いに行きます」を歌った。また2010年キム・ボムはMBC「恋愛マニュアル~まだ結婚したい女」で名門大学の復学生でインディーズバンド界の天才ミュージシャンであるハ・ミンジェ役を演じ、相手役のイ・シンヨン(パク・ジニ)との初出会いを描いた「僕のギターの弦を切った女」という曲を主題歌アルバムに収録している。JTBC「パダムパダム~彼と彼女の心拍音」で天使役を演じたキム・ボムは、現在映画「サイコメトリー」の撮影に取り組んでいる。「サイコメトリー」は、凶悪犯罪担当の刑事ヤン・チュンドン(キム・ガンウ)が、子供の失踪事件を解決する過程で、不審な青年を犯人と狙いながら繰り広げられる物語を描くスリラー映画。ここでキム・ボムは、ヤン・チュンドンに疑われながら事件を予知し、それをグラフィティで残すミステリーな青年「ジュン」を演じ、再び変身を予告した。
「パダムパダム」海外バイヤーに関心集中…ドイツに輸出
総合編成チャンネルJTBCのドラマ「パダムパダム~彼と彼女の心拍音」(以下「パダムパダム」)が、ドイツの視聴者を魅了する予定だ。JTBCは今月初旬、フランスのカンヌで開かれた世界的なコンテンツマーケットMIP TVで、ドイツの衛星放送局KlikSatと「パダムパダム」を始め「発酵家族」と「シンドローム」など3つのドラマの輸出に合意した。KlikSatはドイツの衛星放送局で、ドイツ語、クルド語、イラン語など3つの言語視聴層を抱えるチャンネル。韓国ドラマの可能性を高く評価してコンテンツを探す中、JTBCドラマの購入に駆けつけた。JTBCとKlikSatは、間もなく正式契約を締結する予定だ。毎年開催されるMIPTVは世界最大規模の映像コンテンツマーケットで、今年も101カ国4000放送局とコンテンツ制作会社が参加して盛況となった。JTBC関係者は「開局4ヶ月を迎え『パダムパダム』『妻の資格』など良質のコンテンツに海外バイヤーが関心を寄せている」とし「特にヨーロッパ地域の放送局にコンテンツを輸出したのが大きな意味を持つ」と話した。
「パダムパダム」彼らが生きるファンタジーの世界 ― 見る?見ない?
主な出演者チョン・ウソン(ヤン・ガンチル役)、ハン・ジミン(ジョン・ジナ役)、キム・ボム(イ・クッス役)、キム・ミンギョン(ミン・ヒョスク役)、イ・ジェウ(キム・ヨンチョル役)、チェ・テジュン(イム・ジョン役)ストーリーガンチル(チョン・ウソン)は高校時代、友達の代わりに殺人の罪を被って刑務所に収監される。そこで15年を過ごして出所したカンチルに、世の中は期待することも、未練もなかった。しかし、彼は偶然出会った1人の女性、ジナ(ハン・ジミン)と恋に落ち、初めてこの世を肯定的に見ることができる。一方、刑務所でカンチルと出会って、実の弟のような仲になったクッス(キム・ボム)は、自分がカンチルの守護天使だと信じて、彼が人生を諦めないよう傍で見守ろうとする。プレビュー「パダムパダム~彼と彼女の心拍音」(以下「パダムパダム」)は、KBSドラマ「彼らが生きる世界」で手を組んだ脚本家のノ・ヒギョン氏とキム・ギュテ監督が呼吸を合わせた作品だ。これまで、KBSドラマ「嘘」「花よりも美しく」「グッバイ・ソロ」など、人と人との率直な話に焦点を合わせてきた脚本家のノ・ヒギョン氏と、「このろくでなしの愛」「アイリス」など、優れた映像美で自身のスタイルをしっかりと築き上げたキム・ギュテ監督の強みが合体されたドラマと言えるだろう。「パダムパダム」では、統営(トンヨン)を背景とした、人間と自然がにじみ出た叙情的(キム・ギュテ監督)な映像に、大きいながらも小さい奇跡と、心を動かす真心というテーマを込めている。ガンチルは幼い頃、父親から暴行され、母親からは見捨てられた記憶があり、ジナは叔父が殺害された後、自分の家庭が崩れていくのを目の当たりにしている。また、クッスは生涯苦労して胃癌で亡くなった母親に対する心の苦しみを抱いている。登場人物は全員傷を負っているが、心を開く方法を学び、互いに感情のやり取りをしながら変わっていく。まさにその変化が「パダムパダム」が語ろうとする些細な奇跡の瞬間である。見る?見ない?見る?「パダムパダム」には脚本家のノ・ヒギョン氏の作品で初めてファンタジーな設定を取り入れた。本人が守護天使だと信じているクッスは、背中から翼が生えると思って服を脱いで寝る人物だ。いまだにクッスが単に4次元(人並み外れて風変わりな)的なキャラクターなのか、それとも本当に天使なのかは分からないが、クッスの背中から翼が生える場面などは、CGによって表現される予定である。制作発表会の際、チョン・ウソンが一番力を注いだと明かした「ガンチルが生と死を行き来する場面」も、やはりノ・ヒギョン氏のこれまでの作品では試みたことのない設定だった。これに対しノ・ヒギョン氏は「私の作品が重いという話をよく聞くのだが、ファンタジーを取り入れてみたら、ストーリーを伝える時に気軽に受け入れてもらえるという長所があった」とし、「使う立場からも非常に面白くて新鮮だった」と感想を述べた。人生の重みはファンタジーというフィルターを通じて、どれだけ軽くできるだろうか。見ない?「パダムパダム」はチョン・ウソンのキャスティングで当初から話題になったが、それだけに、彼のキャラクターや演技力に弱点が現れたら、打撃を受ける可能性がより高くなる。しかし、チョン・ウソンは「1話のシナリオを読み始めてすぐに感情移入することができ、キャラクターのために何かもう少しやらなければならないという意欲が出てきた」と話しながら、SBSドラマ「ATHENA -アテナ-」では見せることのできなかった感性を表現したいと意欲を表明した。また脚本のノ・ヒギョン氏も「チョン・ウソンは容姿で脚光を浴びる俳優だと考えていたが、一緒に仕事をしながら、ガンチルのように情熱的でワイルドな部分がたくさんある俳優だということを発見できた」と話した。すなわち「パダムパダム」は、イキイキしたガンチルのキャラクターと俳優チョン・ウソンの再発見が期待できる作品である。
Vol.2 ― キム・ボム「休みの間に恋愛と旅行は必ずしようと思ったけど…」
キム・ボムはデビュー後、休みなしにやってきた。作品が終われば、またすぐ次の作品に入り、ファンに忘れられることなく引き続きテレビに顔を映した。そして3年目に突然彼の姿が消えた。1年が過ぎた後、再び姿を現したのは総合編成チャンネルJTBCの月火ドラマ「パダムパダム~彼と彼女の心拍音」であった。1年間彼はどう過ごしたのだろうか。また、何がキム・ボムをこのように変化させたのだろうか。「パダムパダム」の最終回を控え、ソウルの三清洞(サムチョンドン)にあるカフェでキム・ボムに会ってみた。「『花より男子』以降のスランプですか? 少しイライラしていました」―「サバイバル・スターオーディション」番組で華麗に芸能界デビュー。人気コメディドラマ「思いっきりハイキック!」にキャスティング、その次回作であるドラマ「エデンの東」、そして彼をスターダムにのし上げたドラマ「花より男子」。本当に華麗な経歴だ。勢いに乗ってスランプもなく駆け上がってきた。だが「花より男子」以降、落ち込んでいた。その後もいくつかの作品に出演したが、大きな成功を収めることはできなかった。そして1年間、彼の姿は見られなくなった。キム・ボム:休みをもらった時は、デビュー後初めての休みだったので、いつ終わるか分からなくてイライラしてました。たくさんの人に会って、その余裕を楽しみたいと思いました。一ヶ月二ヶ月経つうちに作品を選ぶ余裕ができたんです。色々考えることができる時間的な余裕が増えました。今回の「パダムパダム」を選ぶ時にも非常に役に立った時間でした。―個人的には大切な時間だったが、ファンの視線は違った。「花より男子」以後、大きな成功を収められなかったため、スランプに陥ったという声が聞こえてきた。当然のことかもしれない。1年という時間は短いといえば短いが、ファンに忘れられる程長い時間でもあった。キム・ボム:「花より男子」以降、興行的には失敗しました。周りにたくさん心配かけ、自分も余裕がなくイライラして、焦ってました。僕が焦っていると僕を信じていた周りの人まで焦るようになって。そんなことを感じながら「自分が揺らいではいけない」と思いました。これまで待ってくれていた人たちが大切で感謝してます。彼らのおかげで余裕を取り戻すことができました。失敗ですか? 興行的には失敗だと言えますが、キャラクター一つ一つが大切な作品だっだため、どれ一つも捨てことはできません。僕にとっては失敗ではないと思います(笑)「1年間の休暇、恋愛と旅行は必ずやってみたかったけど」―1989年生まれ、(数え年で)24才の男キム・ボム。花盛りの年だ。しかし、俳優という職業であるため恋愛などは難しいだろう。「恋愛」という言葉を取り出すと、彼の目がキラキラした。また旅行の話も取り出した。彼はデビュー後、休みがもらえたら「恋愛」と「旅行」は必ずやってみたかったと語った。キム・ボム:実際、休みができたら恋愛と旅行は必ずしたいと思いました。でも両方できませんでした。思ったより簡単ではないですね。やると決めてできるもんじゃないし、本当に恋愛したいと思っても、思い通りにはいかないみたいです。―芸能人という職業のため、簡単に話せないのではないかと思い「デートや恋愛もする年頃だけど、こっそりと会えば良いんじゃないか?」と聞いてみた。キム・ボム:こっそり会うのは難しくありません。ですが、恋愛すること自体が難しいというよりは、気が合う女性に出会うということが難しいと思います。僕がしたいと思ってできるもんじゃないんですよね(笑)
Vol.1 ― キム・ボム「“イメージ脱却”…負担は宿命だ」
俳優の演技の変化は、いつでもファンの注目を集める。そのため、俳優は役柄のイメージ脱却に対する負担を抱いている。 最近、「イメージ脱却」というタグが付けられている俳優の一人がキム・ボムだ。人気コメディドラマ「思いっきりハイキック!」でイ・ユンホ(チョン・イル役)の家でいつも遊んでばかりいる「ハスクボム(下宿している学生)」というキャラクターで顔を知らしめた。以後、ドラマ「花より男子 ~Boys Over Flowers」ではカサノバの役を演じ、7日に終了したJTBCドラマ「パダムパダム~彼と彼女の心拍音」では、ヤン・ガンチル(チョン・ウソン役)の守護天使であるイ・クッスという役柄に変身し、華麗な成功を遂げた。 「イメージ脱却に対する負担ですか? 常に感じています」―「パダムパダム」を通じて変身したキム・ボム。ファンに寛大さという言葉はない。イメージ脱却に失敗した俳優に対しては次回作に期待し、成功した俳優に対しては別の姿を切望する。このようなファンの期待感は俳優にとって負担になるわけだ。だが、キム・ボムは「負担感」というのは役者であれば当然だと語った。キム・ボム:負担感は常に感じなければならないと思います。俳優という職業自体が一つのイメージにとどまることは出来ないですよね。どんなキャラクター、役柄であっても成長する姿を見せなければならないと思います。ただ、負担感は常に持ってますが、拒否感はないです。僕が俳優という職業を選んだ時から「挑戦と変化を恐れるまい」という考えを持っていました。―2006年にKBS「サバイバル・スターオーディション」をきっかけに芸能界デビューしたキム・ボムはドラマ「イヴの反乱」、コメディドラマ「思いっきりハイキック!」「エデンの東」「花より男子 ~Boys Over Flowers」など休む間もなく演じてきた。芸能界という過酷な現場で働き、すでに6年の時が過ぎた。その間、演技において変わった点はあるか。キム・ボム:最初、俳優という職業を選んだ時は個人的な欲望が大きかったです。「こういう俳優になろう」「ある程度のポジションに行こう」という欲です。ですが、今は僕の周りの人を信じて幸せにできる人にならなければいけないと思います。今まで僕を信じて見守ってくれた人々たちにです。自分より身の回りの人を考えるようになったのが最も大きな変化だと思います。演技において変化した心がけとかはないです(笑)「『パダムパダム』を通じて俳優として、人間としてたくさん成長しました」―「パダムパダム」以後、キム・ボム自身が一番よく聞く言葉が「たくさん変わった」だ。 以前は子供っぽかったが、今は「鋭い」「カリスマ」といった言葉がよく似合う男へと変わっている。それこそドラマがキム・ボムに多くの影響を及ぼした証拠であろう。もちろんプラスの影響だ。キム・ボム:初めて「パダムパダム」に出会った時は、俳優としての出会いでした。ところが、演じている間に人間としての感情が生まれてきました。生きていく中で本当に大切な感情なのに、粗末にしているもの(兄弟の愛、親子の情、家族の情、生命の大切さ、真実など)に対して考え直すきっかけになりました。良い脚本と枠組みの中で、素晴らしい俳優たちと演技しながら俳優として、また人間としてたくさん学び、成長しました。―「パダムパダム」はこのように、キム・ボムに多くのものを与えた作品だ。彼は「ドラマの余韻が長く続きそう」と、ドラマに対する愛着を示した。もう一つ、このドラマがキム・ボムに与えたのはビジュアル俳優ではない演技力派俳優のイメージだ。実際、彼はこれまで演技力に問題はなかった。だが、ハンサムで整った顔のため、演技力よりビジュアルが注目されていた。こういうことを気にせず、彼は「僕が物足りないだけです」と謙遜していた。キム・ボム:腹が立ったことはありません。演技で見せなければならないところを自分が上手く表現できなかったと思ったので、一生懸命頑張りました。ビジュアル面が注目されているのは、ハンサムという意味だと思うので、感謝しています(笑) もちろん役者なので、もっといい演技を見せなければと思います。与えられたキャラクターで成長し、発展する姿を見せることが俳優の役割ですね。―実際にキム・ボムは成長した印象を与えた。ある少年が成長期を経て、より成熟した男になって突然現れた気がした。焦っているようにも、のんびりしているようにも見えなかった。ドラマは終わったばかりだが、彼は依然として現場に出て行きたい気持ちでいっぱいだ。彼は「近いうち、次の作品を決めると思う」と、演技に対する情熱を示した。
キム・ボムが王子様から一転 演技の幅広げる
俳優キム・ボムが、彼を韓流スターに押し上げた韓国ドラマ「花より男子~Boys Over Flowers」の王子様のイメージを脱ぎ捨て、実物大の青年、そして役者として生まれ変わった。このほどJTBCドラマ「パダムパダム~彼と彼女の心拍音」を終えたキム・ボムが、インタビューに応じた。彼が演じたイ・ククスの役柄のまま、パーマをかけた長髪をまとめていた。ドラマと違ったのは、鋭い目つきと言葉による武装を解き、なじみのある控えめでソフトな物腰に戻ったこと。服役も経験するなど荒波の人生を生きるククスを演じるため、体を11kg絞り、顔の線はシャープになった。何より、善なのか悪なのか判じがたい強いまなざしには、かつてないエネルギーと闘志がみなぎっていた。これまでのイメージを一変させたが、彼自身は俳優としてさまざまなイメージを持ってもらうことはプラスと考える。「ククスになりたいという気持ちが切実でした。感情や状況はとても難しかったものの、ククスがとにかく魅力的で笑わせるキャラクターだったので、演じるのが楽しくてたまりませんでした」キム・ボムの母親を「うちの息子にあんな悪魔みたいな表情があるなんて」と驚かせたククスだが、彼はチョン・ウソン演じるヤン・ガンチルの守護天使として深い愛を見せる。悪もガンチルを守るがゆえだ。演じるのは容易ではなく悩み続けたが、同時に好奇心も生まれた。極めて人間くさい天使を演じるため、ひたすら「自分は天使だ」と思い込ませたという。「ククスという役柄は結局、奇跡とはそんな大それたものではなく、自分の心次第ということを教えてくれるのだと思います」どんな作品より学ぶことが多かったというドラマの余韻が、キム・ボムから伝わってきた。2006年の「思いっきりハイキック!」で高校生だったキム・ボムは、2009年の「花男」でブレイクし韓流スターの仲間入りをしたが、昨年は充電期間をもうけている。デビュー以来疾走し続けており、スピード調整が必要と感じたため。自分自身を振り返る時間は、再び飛躍するためのエネルギーを与えてくれた。確かに以前の彼ならククス役はまったく似合わなかったろう。だが台本を気に入り、自ら売り込んで役を射止めると、デビュー7年にして演技の翼をはばたかせることに成功した。「これからもペースを調整しながら、休まず長く走り続けたい」―― キム・ボムの挑戦への意欲は尽きない。
「パダムパダム」キム・ボム“白星100万個!”
俳優のキム・ボムがクッスとしての最後のメッセージを伝えた。キム・ボムは7日午後、自身のme2day(韓国のマイクロブログサービス)に「ちょうど今、最後のインタビューを終えました。クッスとしての最後のスケジュールかと思うととても寂しいです。この後、最終回が放送されるだなんて信じられませんが、応援してくださった皆さんのおかげで幸せでした。最後まで力になってくれた皆さん、ありがとうございます。ラスト。白星100万個!」というコメントと写真を一枚掲載した。キム・ボムは総合編成チャンネルJTBCの開局特集月火ドラマ「パダムパダム~彼と彼女の心拍音」(劇本ノ・ヒギョン、演出キム・ギュテ)でクッス役を熱演した。クッスはよいことをする人には白星をつけ、悪いことをする人には黒星をつけるなど、純粋で一味変わった人物。キム・ボムはクッス目線でファンを「白星、100万個!」と表現し、感謝の挨拶を伝えた。写真の中でもカメラに向ってお辞儀をしている。特に、彼のあまりにも細い足が目を引いた。キム・ボムの写真を見たネットユーザーは「これまでお疲れ様でした」「足が本当に細いですね」「また素晴らしい作品でお会いしましょう」「私も白星100万個!」「『パダムパダム』が終わっただなんて、信じられない」「演技、良かったです」などの反応を見せた。チョン・ウソン、ハン・ジミンなどが出演した「パダムパダム~彼と彼女の心拍音」は、7日全国視聴率1.878%(AGBニールセン・メディアリサーチ集計)で、総合編成チャンネルのうち、視聴率1位となり幕を下ろした。
「パダムパダム」キム・ボム、鳥肌の立つ絶叫演技
俳優のキム・ボムがドラマ「パダムパダム~彼と彼女の心拍音」(以下、パダムパダム)で鳥肌が立つほどの神がかりな絶叫演技を披露し、視聴者の関心を集めた。30日に放送されたJTBC月火ドラマ「パダムパダム」(ノ・ヒギョン脚本、キム・ギュテ演出)でクッス(キム・ボム)が濡れ衣を着せられたガンチル(チョン・ウソン)の代わりに、パク・チャンゴル(キム・ジュンソン)を殺そうと刃物を手に襲い掛かる姿が描かれた。クッスは自分が天使であるにも関わらず、ガンチルに濡れ衣を着せるチャンゴルを殺そうとするが、幽霊のようにチャンゴルの身体を通過してしまう自分に苛立ち、泣き叫ぶ演技を披露した。クッスは自分の存在を認識していないチャンゴルに向って、みすぼらしく変わっていく翼で羽ばたきながら、「あ!あ!」と泣き叫んで鳥肌が立つような演技を披露し、守護天使なのにガンチルを守れない自分の姿に自嘲の混じった眼差しを見せ、視聴者の心を切なくした。視聴者は番組掲示板に「キム・ボムの神がかりな演技に鳥肌が立った」「キム・ボムの高い演技力にのめり込んだ!」「クッスが泣き叫ぶとき、とても悲しかった」「ガンチルもかわいそうで、ガンチルのことを守れず、苦しむ天子クッスもかわいそう」などの反応を示した。また、イ・クッスの脳内構造が公開され、「兄バカ」であることを再び見せ付けたクッスが、守護天使としてガンチルを最後まで守れるかに期待が集めっている。
「パダムパダム」チョン・ウソン&ハン・ジミン、ベッドシーンに“胸キュン”
俳優チョン・ウソンと女優ハン・ジミンのベッドシーンが公開され、注目を集めている。30日に放送される「パダムパダム~彼と彼女の心拍音」(ノ・ヒギョン脚本、キム・ギュテ演出)第17話では、胸がキュンとなるガンジ(ガンチル&ジナ)カップルのベッドシーンが予告され、視聴者の期待を高めている。この日の午前、制作会社が公開した写真はベッドシーンの撮影当時の姿で、チョン・ウソンとハン・ジミンのときめく表情をとらえており、期待感をさらにあおっている。ベッドシーンが行われる場所はジナ(ハン・ジミン)とガンチル(チョン・ウソン)が2人で暮らす江原道(カンウォンド)の家。2人が愛を育む場所で迎える初夜であるため、さらにロマンチックだ。 また、2人の甘い初夜は、肝臓ガンになり余命宣告を受けたガンチルと、彼との瞬間を意味あるものにしようとするジナの大切な思い出を描く。ガンチルとジナの、偶然のようで宿命的な愛は決して容易ではなかった。第15話で自然治癒されていたガンチルの肝臓ガンが急激的に悪化し、一緒に過ごす時間を大切にしようとするガンチルとジナの初夜であるため、さらに切なさが漂う。ガンジカップルの初めてのベッドシーンが登場する「パダムパダム~彼と彼女の心拍音」は30日夜8時45分から放送される。
「パダムパダム」ハン・ジミン、女神のようなウェディングドレス姿
30日放送されるJTBC開局特集月火ドラマ「パダムパダム~彼と彼女の心拍音」(劇本ノ・ヒギョン、演出キム・ギュテ、製作MI MWM)の第17話では、ガンチル(チョン・ウソン)とジナ(ハン・ジミン)の素晴らしいビジュアルが光る。この日の放送で、ガンチルとジナはウェディングドレスが並んでいるショーウィンドウの前に立ち止まり、ドレスショップに入ってドレスを試着する。公開された写真には、ドレスを着てさらに美しくなったジナの姿から目が離せないガンチルの姿が収められている。シンプルなドレスを着たジナの晴れやかな笑顔が、彼女の美貌をより輝かせ、最高のアクセサリーになっていることは言うまでもない。タキシードを着たガンチルと純白のウェディングドレスを着たジナは、まるで純粋なクリスタルのようだ。完璧な二人の姿は世紀のカップルの誕生を予告するようだった。ドラマの関係者は「ウェディングショップでのシーンには、余命を宣告されたガンチルと、残された時間で精一杯幸せになろうとするジナの美しい姿が描かれるだろう」と伝えた。一人の男性と一人の女性の、偶然のようで実は運命的な愛の物語「パダムパダム~彼と彼女の心拍音」は30日の午後8時45分に韓国で放送される。
Vol.2 ― キム・ボム「怖いと思っていたチョン・ウソンさんは、優しい人だった」
「徹夜の撮影の辛さ? チョン・ウソンさんの前では言えません」―JTBC開局ドラマ「パダムパダム~彼と彼女の心拍音」を通じて新しい姿を見せたキム・ボムは、良いスタッフと出演者に囲まれて幸せだと語った。キム・ボム:良い作品と良いスタッフ、出演者の方々に恵まれて幸せです。最初は、新しく開局する総合編成チャンネルのドラマだということで色々なことを考えました。でも今ではこのドラマの撮影のことしか頭にありません。脚本家のノ・ヒギョン先生のシナリオを演じられるということに幸せを感じています。時々、台本を読みながら「どうしたらこんな展開が思いつくのだろう」と考えたりします。シナリオがしっかりしているので胸が詰まってドキドキするんです。―演技の大先輩であるチョン・ウソンとの共演もまた、キム・ボムを成長させる要因となった。このドラマの主人公ヤン・ガンチル役を演じてるチョン・ウソンは、キム・ボムに身をもって学ばせる良きお手本だ。キム・ボム:初めてチョン・ウソンさんを見たとき、色々と不安になりました。大先輩で、これまで会う機会もなかったので正直ちょっと怖かったんです。でもお会いしてみると、そんなことはなくて。俳優としてではなく人としてたくさん学ばせていただきました。自分が辛い時でも相手役を気遣うということは、簡単なことではありません。僕の撮影がない時もチョン・ウソンさんの撮影シーンを見てたくさんのことを学びました。―マイナス10度という極寒での撮影にもキム・ボムは、早朝5時から夕方近くまでほとんど睡眠をとらない状態で撮影に挑んでいた。そんな彼に「辛くないか?」という質問を投げると、意外な言葉が返ってきた。キム・ボム:チョン・ウソンさんは、30日もの間、ろくに睡眠時間を取れていないんですよね。なのにまったく辛そうなそぶりを見せない。それなのに僕が辛いなんて言えません。「短い20代を輝かせたい。本物の俳優になることが、この先の目標」―2006年のデビュー以降、2009年まで休まず走り続けてきたキム・ボムは、1年間のオフを取り、俳優としてではなく一人の人間として多くの目標を立てたという。これからは「もっと多様なキャラクターを演じてみたい」ということと、「ひとつのイメージに縛られない本物の俳優になりたい」ということが彼の目標だ。キム・ボム:デビューしてから3年間は、休まず作品に出演してきました。1ヶ月以上休んだことはなかったんです。でも『パダムパダム~彼と彼女の心拍音』に入る前に1年ほど休息を取って、色々なことを考えました。仕事ではなく様々な所で人と触れ合いながら見て感じて、自分のイメージについても振り返り、自分自身を変えてみたかったんです。それでイ・グクスという役を演じることにしました。本物の俳優になることが、僕の目標なんです。―このドラマの前のキム・ボムとその後のキム・ボムは、外見だけでなく俳優としての心構えもまったく別人になっていた。キム・ボムは、未来の自分自身に期待していた。キム・ボム:俳優としての未来を描けと言われたら、「今までのように一生懸命活動している」と、そう言うと思います。でも今とは違うもっと成長した姿だと思います。「パダムパダム~彼と彼女の心拍音」からこの先僕がどこまで行けるのか、小さな自信が芽生えてきました。次回作では、更に成長した姿をお見せできるようにしたいと思います。―車内で短い睡眠を取り、撮影に挑んでいるキム・ボムは、疲れているようだったが、インタビューの間は終始明るい表情で話していた。このドラマの撮影で一度もNGを出していない彼だが、毎シーンごとに演出監督やスタッフ、共演者と意見交換をしていた。アイドルスターではなく本物の男になって帰ってきたキム・ボム。これからのキム・ボムの活躍に期待したい。
Vol.1 ― キム・ボム「11kg減量して男として見てもらいたかった」
「思いっきりハイキック!」や「花より男子」に出演していたキム・ボムをご存知の人は多いだろう。だが、その頃の“美少年”なキム・ボムは、もう存在しない。キム・ボムは、総合編成チャンネルJTBC開局記念ドラマ「パダムパダム ~彼と彼女の心拍音」でイ・グクス役を演じ、一層大人びた姿で帰ってきた。ドラマ放送前のイメージカットで減量してガラリとイメージチェンジしたキム・ボムの姿を見て、ファンは驚きを隠せなかった。現在もこのドラマの撮影でハードなスケジュールを送っている彼に京畿道安城(キョンギド アンソン)の撮影現場で、オフの日のエピソードとこれからの計画について直接聞いてみた。「11kg減量して肌も荒れてしまった」―キム・ボムは、ドラマ出演にあたって11kgも減量した。11kgもの減量は、ドラマの役作りのためではなく、彼自身に付きまとう美少年のイメージを脱ぎ捨てたかったからだ。キム・ボム:オフの時に色々なことを考えました。継続的に作品に出演していかなければならない。けれど、いつまでも同じイメージでは限界があると感じていました。僕自身も変化が必要だったんです。“美少年”のイメージではなく“男”になりたかったんです。―その結果、キム・ボムは11kg減量という驚きの変化を遂げた。単純なイメージチェンジではなく、まるで別人のようだった。この大変身の裏には、キム・ボムの涙ぐましい努力が隠されていた。彼は、なんと2ヶ月で11kgもの減量を成し遂げたのだ。キム・ボム:ぴったり2ヶ月で11kg減量したんです。ものすごく努力しました。自宅とジムを行き来しながらトレーニングを重ねました。食事も制限して、鶏のささみ、バナナ、サツマイモだけを食べ続けました。停滞期に差しかかった時は一日にサツマイモ1つとアイスコーヒー1杯、バナナ1本だけで過ごしました。―血のにじむような努力の末、キム・ボムはガラリと姿を変えて「パダムパダム~彼と彼女の心拍音」の撮影に入った。だが、食事制限のある減量を行っていた彼は、撮影現場周辺で食べ物の誘惑と何度も戦うことになる。キム・ボム:ドラマのポスター撮影とオープニング映像を撮る時のことなんですが、公園に家族連れが遊びにきていて、スタッフは子供を見て「可愛い」と言っていました。でも僕は、その子の手に握られたクッキーを凝視してた(笑) 公園で撮影している間ずっと「腹減った」を連発していました―彼のハードな減量は、彼の演技の賞賛へと繋がったが、一方では「老けて見える」との声も上がっていた。キム・ボム:ほとんどの人からお褒めの言葉をいただきましたが、一部からは「老けて見える」と言われました。言われて当然でしたね。2ヶ月で11kg落としたので肌が荒れて老け込んでしまったんです。それで今は少し戻して7kgくらい落とした状態です(笑)―キム・ボムは“美少年”から“男”になって帰ってきた。過酷な減量によるイメージチェンジは、彼が夢見ていた写真集出版を実現させた。キム・ボム:ずっとやりたかったことの一つが、鍛えた体で写真集を出版することでした。今回それを成し遂げることができたんです。周りから顔色も良くなったと言ってもらえたので、苦労も吹き飛んだという感じです。またやってみろって? そんなぁ、できませんよ