パン・ウンジン
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【PHOTO】イ・ジョンヒョン&ムン・ソリ&ユ・ジテら、カン・スヨンさんの1周忌の追悼展に出席
5月7日午後、ソウル城東(ソンドン)区メガボックス(ソンス)店にて、女優カン・スヨンさんの1周忌を迎えて行われた追悼展「カン・スヨン、映画のように長く」に、イ・ジョンヒョン、ムン・ソリ、ユ・ジテ、パク・チュンフン、パク・サンミン、ムン・グニョン、イェ・ジウォン、イム・ハリョン、イ・チェウン、パク・ヒボン、イム・スルレ監督、キム・ドンホ、パク・ボギュン長官、キム・ハンミン監督、ク・ジュンモ監督、シン・スウォン監督、シン・チョル、クォン・チリン監督、パク・ジョンボム監督、パン・ウンジン監督、ペ・チャンホ監督、ムン・ソングン、チョン・ジヨン監督、ヨン・サンホ監督らが出席した。・カン・スヨンさんの1周忌を迎えて追悼集「カン・スヨン」を発刊ポン・ジュノ監督&ソル・ギョングらの直筆手紙も収録・カン・スヨンさんの1周忌を迎えて追悼展を開催美しい横顔を収めた予告ポスターを公開
【PHOTO】ヒョンビン&ソン・イェジンら、ドラマ「愛の不時着」打ち上げに参加
16日午後、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)区にある飲食店で開かれたtvN土日ドラマ「愛の不時着」打ち上げにヒョンビン、ソン・イェジン、ソ・ジヘ、パク・ミョンフン、ファン・ウスレ、キム・ヨンミン、パン・ウンジン、オ・マンソク、キム・ジョンヒョン、キム・ジョンナン、ユン・ジミン、ヤン・ギョンウォン、ユ・スビン、チャン・ヘジン、タン・ジュンサン、チャン・ソヨン、イム・チョルス、コ・ギュピル、ホン・ウジン、クォン・ドンホらが参加した。「愛の不時着」はある日、突風によるパラグライダー事故で北朝鮮に不時着してしまった財閥の相続女性ユン・セリ(ソン・イェジン)と、彼女を隠して守る過程で恋に落ちてしまう特級将校リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)の極秘ラブストーリーだ。・「愛の不時着」ヒョンビン&ソン・イェジン、不意打ちのキス甘いムードに/a>・「愛の不時着」ソン・イェジン、ヒョンビンを助けるため危機にチェ・ジウも登場
「愛の不時着」ソン・イェジン、継母パン・ウンジンに捨てられた過去を回想
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。ソン・イェジンの過去が明らかになった。2日に韓国で放送されたtvN週末ドラマ「愛の不時着」第12話(脚本:パク・ジウン、演出:イ・ジョンヒョ)でユン・セリ(ソン・イェジン)は、継母ハン・ジョンヨン(パン・ウンジン)に捨てられた過去を振り返った。ハン・ジョンヨンは長男ユン・セジュン(チェ・デフン)を通じて、次男ユン・セヒョン(パク・ヒョンス)がユン・セリを北朝鮮から帰って来られないよう阻止しようとした事実を知った。ハン・ジョンヨンはユン・セリを訪ね「私は今回のことをそのまま見逃せない」と話し、ユン・セリは「私のために? それともお母さんの長男のために? はっきり言ってよ。誰かが聞けばお母さんがすごく私の母親みたいだと思うじゃないか」と誤解した。ハン・ジョンヨンは「私が何を言ってもあなたは信じてくれないでしょう。でも、そうじゃなくて」と説明しようとしたが、ユン・セリは「はい、信じません。来なかったじゃない」と過去のことを言った。ユン・セリは幼い頃、継母ハン・ジョンヨンと一緒に冬の海に行った。ハン・ジョンヨンは「セリちゃん、ママが暖かい物を買ってくるからここにいて」と言い、ユン・セリを海辺に置いて行ってしまった。幼いユン・セリは一晩中、「寝ちゃいけない。ママが来る。百まで数えば来る」と数えながら寝ないようにしていたところ倒れ、夜が明けて海辺に出た人々が意識のないユン・セリを見て救助した。ユン・セリは「その日以来、私の中には寒い夜の海がある。その海には朝が来ない。いくら数字を数えても日が昇らない。お母さんは帰らない。あれから毎日考えていたと思う。私はなぜ生まれて、お母さんの人生を地獄にしたのだろうか。生まれなかったらもっとよかったのに。生きているのが本当に申し訳ない。これから誕生日に来たりしないで。最悪だから」と言い、行ってしまった。一人になったハン・ジョンヨンは涙を流しながら過去のことを後悔する姿を見せた。夫の婚外子ユン・セリに悪いことをしたハン・ジョンヨンの遅い後悔とユン・セリの深い傷が露になり、2人の食い違った関係が視聴者を悲しませた。
放送開始「愛の不時着」ヒョンビン&ソン・イェジン、北朝鮮での出会い…ドキドキのラブコメの予感
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。さすがソン・イェジン流のラブコメだ。「愛の不時着」の多少荒唐無稽な設定も納得させ、第1話から視聴者を惹きつけた。14日に韓国で初放送されたtvN土日ドラマ「愛の不時着」第1話では、パラグライダーの事故で北朝鮮に不時着した財閥の相続人女性ユン・セリ(ソン・イェジン)と北朝鮮の将校リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)の出会いが描かれた。クイーンズグループの後継者として挙げられたユン・セリが、新しいパラグライダーのテストをしていた中、突風で北朝鮮に不時着してリ・ジョンヒョクと偶然出会った。彼が地雷を踏んだ隙を狙って逃げたが、結局ユン・セリは北朝鮮に滞在することになった。特にユン・セリとリ・ジョンヒョクが出会いからやりとりした駆け引きのケミ(ケミストリー、相手との相性)が、同日のキーポイントだった。セリはジョンヒョクに「美女のスパイだと濡れ衣を着せて、阿吾地(アオジ)炭鉱などに送るのではないの?」「顔が、完全に私の好みです。韓国と北朝鮮が統一すれば、他の仕事を探しても良さそう」と冗談を言い、笑いを誘った。ソン・イェジン特有の、ハツラツでありながらも軽いだけではないラブコメの演技が久々に輝いた。北朝鮮に不時着した財閥3世という、一見ありきたりなキャラクターと荒唐無稽に感じられる設定だが、自然に視聴者を納得させることに役立った。危機の瞬間にも堂々とした姿を忘れない姿も、ユン・セリというキャラクターへの好感度を高めた。そんなセリを見ながら当惑するも、内面は優しいジョンヒョクも二人が今後展開するラブストーリーへの期待を倍増させた。個性溢れる助演のキャラクターも印象的だった。ドラマ「青い海の伝説」「星から来たあなた」などの作品で生命力のある助演キャラクターを生み出し、新しい顔を発掘したパク・ジウン脚本家の実力が感じられる部分だった。北朝鮮軍のヤン・ギョンウォン、タン・ジュンサン、ユ・スビンはそれぞれ独特な魅力を披露し、ストーリーを豊かにした。特に韓国ドラママニアのキム・ジュモク役のユ・スビンが些細な笑いを誘った。他にもパン・ウンジン、チェ・デフン、ファン・ウスレ、パク・ヒョンス、コ・ギュピルの安定した個性溢れる演技も視線を集めた。
【PHOTO】パク・ソンウン&ユン・スンア&オ・スンフンら、映画「メソッド」VIP試写会に出席
23日午後、ソウル三成洞(サムソンドン) MEGABOX COEX店で映画「メソッド」VIP試写会が開催され、パク・ソンウン、ユン・スンア、オ・スンフン、パン・ウンジン監督らが出席した。
【PHOTO】パク・ソンウン&ユン・スンア&オ・スンフンら、映画「メソッド」マスコミ向け試写会に出席
23日午前、ソウル龍山(ヨンサン) 区二村洞(イチョンドン) にあるCGV龍山アイパークモール店で行われた、映画「メソッド」のマスコミ向け試写会にパク・ソンウン、ユン・スンア、オ・スンフン、パン・ウンジン監督が出席した。
Vol.4 ― キム・へウン&ソ・ユリ&パン・ウンジンなど…“転身後、さらに大ブレイク”
2004年に創刊したマイデイリーが今年で創刊9周年を迎えました。9周年を記念し、マイデイリーは自身の主な活動分野でない他の分野で優れた能力を発揮しているスター20名を選びました。新たな挑戦を恐れず、瞬く間に変化する時代に素早く対処する彼らのように、マイデイリーも読者の期待に応えられるメディアとして生まれ変わります。◆キム・ヘウン高い視聴率と同じくらい熱い議論を呼んだMBC毎日ドラマ(月曜日から金曜日に放送されるドラマ)「オーロラ姫」には、男性主人公のファン・ママ(オ・チャンソク)の過激な3人の姉が登場するが、その中で3番目の姉のファン・ジャモンが非常に憎らしい。夫の実家で暮らすオ・ロラ(チョン・ソミン)に皮肉を言う姿をみると、オ・ロラが本当に苦労していると思うほどである。このようにリアルな演技を見せる女優キム・ヘウンが、MBCの元お天気キャスターだったという事実を知らない人も意外と多い。MBCの看板お天気キャスターと呼ばれるほど大ブレイクした彼女だったが、その事実を忘れてしまった人々が多いということは、それほど彼女が女優としての地位を確立したからである。「オーロラ姫」だけではなく、ドラマ「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」「海雲台(ヘウンデ)の恋人たち」「黄金の虹」などで活躍し、特に映画「悪いやつら」では女社長役で出演し、観客たちに強烈な印象を残した。◆ソ・ユリソ・ユリは、現在tvN「SNL KOREA」で活躍し、グラマラスなボディで多くの注目を浴びているが、実は元声優としての評判の方が現在のタレントとしての評判よりも高い。2008年、大元放送の声優1期生出身で「FAIRY TAIL」「星を追う子ども」「遊☆戯☆王」などのアニメで主要キャラクターの声を演じてリアルな演技を披露したが、アニメのみならず人気ゲームにも声優として活躍し、アイドルに負けないほどの多くのファンから愛されている。◆コン・ソヨンコン・ソヨンは、2004年韓国ガールズグループであるクレオ(CLEO)でチョン・イェビンという名前で活動していた元アイドルのアナウンサーである。KBS Nスポーツを経てケーブルチャンネルXTMで野球番組を進行し、特別な野球愛と野球の知識をアピールしてチェ・ヒ、キム・ミナなどと共にスポーツアナウンサー界で野球の女神として呼ばれている。初の高卒学歴のアナウンサーとしても有名であり、優れた美貌と完璧なスタイルの持ち主であるため、クレオとして活動していた当時よりも大人気を得ている。◆ユ・ゴニョン去年、韓国のみならず、全世界に馬ダンスのブームを巻き起こした歌手PSY(サイ)の「江南(カンナム)スタイル」の裏側には驚きの事実が隠れていた。それは、「江南スタイル」をPSYと共同で作曲したのが1990年代の韓国の人気アイドルグループUntitleのメンバーユ・ゴニョンだったことだ。「責任取って」「学校」「翼」など、Untitleとして活動していた当時から型破りな音楽スタイルと社会性の強い歌詞で注目を浴びた彼は、Untitleの以後、PSYをはじめ、歌手イム・チャンジョン、イ・スンギ、オム・ジョンファなどのアルバムにも参加しながら優れた音楽の才能をアピールしている。◆パン・ウンジン俳優チョン・ドヨン、コ・スが主演を務めた映画「マルティニークからの祈り」の監督の名前は何だか見覚えがある。その名前は映画「太白山脈」「イ・ジェスの乱」「受取人不明」などの作品で個性溢れる演技を披露して愛されたパン・ウンジンである。抜群の演技力をアピールした元俳優の監督だけあって、繊細な演技指導には定評があり、監督としてデビューした後、演出した映画「オーロラ姫」「容疑者X 天才数学者のアリバイ」などが相次いで大ヒットし、監督として成功の道を歩み続けている。
「マルティニークからの祈り」パン・ウンジン監督“事件の主人公に降りかかった現実に注目”
「藁にもすがるその気持ちに共感できなかったら、演出もできなかったと思います」名前さえ馴染みのないフランスの離れ島マルティニーク島の監獄。平凡な主婦がここに収監され、2年後にやっと家族のもとへ戻ってきた。フランスのオルリー空港で麻薬の運び屋に誤解され、韓国から飛行機で22時間、1万2400kmも離れている地球の反対側で悪夢のような毎日を過ごした。アメリカドラマの題材になりそうなこの事件は、2006年に韓国の主婦チャン・ミジョンさんに起きた実際の事件だ。いわゆるチャン・ミジョン事件を題材にした映画「マルティニークからの祈り」(監督:パン・ウンジン、制作:CJエンターテインメント、多細胞クラブ)はある瞬間壊れてしまった平凡な家族の日常と地球の反対側である女性が経験した侮辱、そして韓国の国民である彼女から目を逸らした人たちの姿をカメラにおさめた。パン・ウンジン監督は最近TVレポートとのインタビューで「試写会に来てくれたチャン・ミジョンさんはたくさん泣き、私を抱きしめながらありがとうと言いました。チャン・ミジョンさんがこの映画のせいで傷つくのではないかと心配していたので胸がジーンとしました」と話を始めた。「麻薬であることを知っていたのか知らなかったのかは重要じゃない」映画はオルリー空港で尋常ではない気配を感じたジョンヨン(チョン・ドヨン)の姿から始まる。夫の後輩の死、借金の保証、滞った家賃、目に見えて大きくなる娘。肩にのしかかる生活の重さに耐えていたジョンヨンは夫ジョンベ(コ・ス)の後輩の提案で南米のガイアナからフランスに原石を運ぶ。運ぶだけで数ヶ月の生活費を稼げるのだ。しかし原石だと思っていたかばんの中にはものすごい量の麻薬が入っていた。麻薬の運び屋だと勘違いされたジョンヨンは現場で逮捕された。彼女のかばんに入っていた麻薬は、オルリー空港でこれまで発覚された麻薬の中で一番多い量だった。「チャン・ミジョン事件に対するネットユーザーの意見がまちまちなのは知っていました。私たちの映画はチャン・ミジョンさんに過ちがないと主張する映画ではありません。家族の大切さ、人と人の力について語りたかったのです。『どんなにたくさんのお金をくれると言っても私ならできない』『麻薬であることを知らなかったはずがない』という気持ちは少しもありませんでした。チャン・ミジョンさんに共感したからこの映画を作ることができました。家賃が8ヶ月も滞った韓国の主婦に、『麻薬であることを知っていたのか、知らなかったのか』という質問は重要じゃないかもしれません。藁にもすがるその気持ち、原石でも運ばなければならないその現実に注目しました」「マルティニークからの祈り」はこの過程でジョンヨンとジョンヨンの家族から目を逸らす在仏韓国大使館の姿を詳しく描いた。「一度だけ私たちの話を聞いてほしい」という叫びに、「韓国の公務員がそんなに暇そうか」という答えをロボットのように繰り返す彼ら。ジョンヨンの弁護に必要な通訳を雇うための予算はないときっぱり言いながらも高級マカロンを食べたり、2年間裁判を受けることができなかったジョンヨンにとって何よりも重要な陳情書にコーヒーをこぼしたりする。「在仏韓国大使館を多少意図的に戯画化しました。アンタゴニスト(主人公と対立する人物)ラインを立てたわけです。コミカルまでではないですが、ある程度彼らを戯画化したいと考えました。映画の中で明確に見せるため戯画化しましたが、実際にも在仏韓国大使館の職員たちが更迭されましたよね。事実に基づきました。もちろん領事の仕事も重要ですが、こちらの話を聞いてほしいだけなのに無関心で一貫されましたので。在仏韓国大使館の職員を演じたペ・ソンウ、リュ・テホさんの演技がとてもよかったと思いませんか。ペ・ソンウさんが映画の中で食べたマカロンは、実際に現地でとても有名なマカロンです。『おい、それ一つが3000ウォンだからね。NG出さないで』と言いましたね(笑)」「気の毒だったチョン・ドヨン、庶民的だったコ・ス」「マルティニークからの祈り」はチョン・ドヨンにとって「カウントダウン」以来2年ぶりの復帰作であることでも映画界内外から注目を浴びた。常にカンヌの女王という重たい修飾語がつくチョン・ドヨン。彼女は今回の作品でも誠実かつ鳥肌の立つ演技で観客の期待を裏切らなかった。チョン・ドヨンは化粧気のないむくんだ素顔でジョンヨンが2年間不慣れな土地で経験した地獄のような日常の空気感をスクリーン越しに伝えている。「撮影に入る前にチョン・ドヨンさんと話したのは、『ジョンヨンをひたすら暗く描かないこと』でした。純真で少しは明るい人物に描きたかったのです。チョン・ドヨンさんは普通の人は経験さえしない大きな感情を演じながらも、細かい変化をうまく表現してくれました。ジョンヨンが仮釈放された後にむしろ苦しむでしょう?カリブ海の美しい風景と異なって撮影スケジュールはすごくハードでした。暑さに疲れましたし、休息時間もなかったですし。その時、ドヨンさんを見て『ジョンヨンそのものになって生きているんだな』と思いました。素晴らしいことですよね。気の毒でしたし」前作の「容疑者X 天才数学者のアリバイ」でリュ・スンボムの新しい顔を発掘したパン・ウンジン監督は、今回の作品でも男性俳優の新しい一面を引き出すことに成功した。妻のジョンヨンを助けるために世の中に訴える夫ジョンベ役のコ・スは実際意外なキャスティングだった。コビッド(コ・ス+ダビッド)というあだ名があるほど彫刻のようなルックスのコ・スが借金の保証で小さなカーセンターまで失った、生活の匂いがするキャラクターをいかに説得力のある演技で表現するのか期待と共に懸念も多くあった。「コ・スさんが演じるジョンベはどんなジョンベなのか、気になりました。予想可能なキャスティングではなく、ぶつかってみたかったです。コ・スさんの実際の性格はとても庶民的です。人に対する配慮がすごいというか。映画の中でジョンベがジョンヨンに酷いことを言うシーンを撮りながらも『愛する妻にどうしてこんな言葉を言うのですか』と苦しんだくらいですから(笑) 今回の作品のために体重を8キロも増やされましたが、途中ノロウィルスに感染して痩せてしまいました。そのため、撮影現場で他の人たちが休んでいる時にコ・スさんは食べ続けました。美少年のイメージが強い俳優である彼は、自ら従来のイメージを捨てたいという欲求が強かったです。結果的にもうまくやってくれました」「誰にでも落ち込む時はあるはず」パン・ウンジン監督は「マルティニークからの祈り」を通じて、最終的には人の力を語りたかったという。チャン・ミジョン事件が放送を通じて世の中に知られ、チャン・ミジョン家族が力を得たのも結局人がいたから可能だったということだ。絶望の真ん中にいても、真心を込めた誰かの一言は希望になる。「人が持つ力を信じたいです。チャン・ミジョンさんもネットユーザーの力、夫の力、家族の力があったからこそ耐えることができたでしょう。私たちにチャン・ミジョンさんのように劇的な事件が起こる可能性は非常に低いですが、誰にでも落ち込む時はあるはずですから。人生には予想もできなかった瞬間にどん底に落ちることもありますし、親しい後輩に騙されることもあります。そうなるたびに人を信じて乗り越えてくださいと言いたかったのです。睨んで嘆いてもすでに過ぎたことじゃないですか。もちろん生きていると本当に悪い人もいるみたいですが(笑)」1989年に演劇「妻の妹の私生活」でデビューしたパン・ウンジン監督は1994年の映画デビュー作「太白山脈」(監督:イム・グォンテク)以来、「学生府君神位」(監督:パク・チョルス)、「悪い女~青い門~」(監督:キム・ギドク)などを通じて印象深い演技力を披露してきた。俳優出身の監督だからこそ持っている力について聞くと「俳優たちが私を怖がることがあります」と冗談まじりで答えた。「『容疑者X 天才数学者のアリバイ』の時は(チョ)ジヌン、(リュ)スンボムは私が怖くて演技ができないと言いましたね(笑) ほかの監督は知らない、俳優しか知らないことを私が知っているからなのか。私は『これもいいけど、次のテイクではもっと出せるかな?』と聞くタイプです。それがもっと怖いようです。『オーロラ姫』のオム・ジョンファさんもそうでしたし。私は俳優と合わせていくタイプです。具体的なディレクションよりは俳優が持っている魅力をそのまま観客に伝えようと努力します。もちろん編集や後半作業である程度は細工しますけどね。『マルティニークからの祈り』も俳優たちと合わせる過程が大事でした」
【PHOTO】チョン・ドヨン&コ・ス&カン・ジウ「マルティニークからの祈り」シネマコンサートに出席“家族団欒”
18日午後、CGV永登浦(ヨンドゥンポ)店で開かれた映画「マルティニークからの祈り」(監督:パン・ウンジン)のシネマコンサートに俳優コ・ス、チョン・ドヨン、カン・ジウ、パン・ウンジン監督が出席してポーズをとっている。「マルティニークからの祈り」は、10年前に実際に発生したチャン・ミジョン事件を映画化した作品である。チャン・ミジョン事件とは、2004年10月30日にフランスのオルリー空港で麻薬の運び屋だと誤認され、遠く離れた大西洋のマルティニーク島の刑務所に収監された平凡な韓国人の主婦チャン・ミジョンさんの事件のことだ。コ・スとチョン・ドヨンが主演を務める「マルティニークからの祈り」は、家に帰りたい主婦と妻を取り戻すため必死に努力する夫の756日間の壮絶な死闘を描いた作品で、チョン・ドヨンがマルティニーク島の刑務所に収監された唯一の韓国人ソン・ジョンヨン役、コ・スがソン・ジョンヨンの夫キム・ジョンベ役を演じた。
「マルティニークからの祈り」チョン・ドヨン&コ・ス、実力派俳優の共演“相乗効果に高い期待”
映画「マルティニークからの祈り」がチョン・ドヨンとコ・ス、2人の実力派俳優の出会いで強烈な相乗効果を予告し、冬の映画館掌握に乗り出すと思われる。「マルティニークからの祈り」は12日午前、ソウル狎鴎亭(アックジョン)CGVで制作発表会を開催し、映画の2人の主人公ソン・ジョンヨンとイム・ジョンベを演じるチョン・ドヨンとコ・スの熱演が盛り込まれた予告映像と撮影の制作ストーリーなどを公開した。特に信頼して見れる女優という修飾語が付くほど優れた演技力を持つチョン・ドヨンと、大衆を圧倒する魅力を誇るコ・スの出会いが強力な相乗効果を予告しており、注目を浴びている。「マルティニークからの祈り」は2004年、フランスオルリー国際空港で麻薬の運び屋として検挙された30代韓国人主婦のストーリーが描かれており、映画「オーロラ姫」「容疑者X 天才数学者のアリバイ」などで繊細な心理描写を披露したパン・ウンジン監督が演出を務めた作品でもある。チョン・ドヨンは映画で麻薬の運び屋という濡れ衣を着せられ、大西洋の孤島マルティニークの刑務所に収監される主婦ジョンヨンを演じた。公開された予告映像で彼女は、言葉も通じない孤島で家族と離れて刑務所生活を強いられ、絶望的な気持ちのジョンヨンをリアルに表現し注目を集めた。刑務所に収監され泣き叫ぶシーンや、電話の向こうにいる夫のジョンベに助けてと叫ぶシーンなどは、彼女がどのようにしてカンヌ国際映画祭で女優主演賞の主人公になったのかを感じさせるほど印象的だ。またコ・スは、今回の作品を通じて驚くべき演技変身を試み、今まで見せてきた姿とは違う姿を披露する予定だ。大西洋の孤島にある刑務所に収監された妻を助けるために、必死に世界に向けて訴える夫ジョンベ役を演じたコ・スは、平凡な庶民の姿を表現するために、わざと体重を増やすなどして整えられていないラフな外見を披露するなど、これまでの彫刻のようなイケメンのイメージを捨てるために努力したという。それだけでなく、妻を助けるために努力するも、結局なにもできない夫のもどかしい気持ちなど、さらに広がった感情の幅を披露して、チョン・ドヨンとともに観客をさらに映画に引き込む予定だ。これについてパン・ウンジン監督は「コ・スは今まで披露してきた磨かれた魅力とは180度違う、素朴で切々とした家庭の大黒柱の姿を完璧に演じた。様々な角度から悩み、トライしながら、無能だが決して憎むことのできない夫のキャラクターを説得力のある形で描いた」とコ・スを称賛し、また「『マルティニークからの祈り』という作品を1年あまり準備しながら、果たしてチョン・ドヨンという女優がいなかったらこの映画を撮ることができただろうかと思うほど、ジョンヨン役そのものになってくれた」とチョン・ドヨンへの称賛も惜しまなかった。「マルティニークからの祈り」は韓国で12月に公開される予定だ。 (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s); if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/all.js#xfbml=1"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));.
【PHOTO】コ・ス&チョン・ドヨン「マルティニークからの祈り」マスコミ向け試写会に出席“仲睦まじい雰囲気”
12日午前、ソウル江南(カンナム)区新沙洞(シンサドン)CGV狎鴎亭(アックジョン)で開催された映画「マルティニークからの祈り」(監督:パン・ウンジン)のマスコミ向け試写会に俳優コ・スと女優チョン・ドヨン、パン・ウンジン監督が出席した。「マルティニークからの祈り」はフランスのオルリー空港で麻薬の運び屋だと誤解され、韓国から飛行機で22時間の距離にあるマルティニーク島の刑務所に収監されることになった平凡な主婦と、その妻を救うために奮闘する夫の実話を描いた作品だ。韓国で12月19日に公開される。
Vol.2 ― 「容疑者X」パン・ウンジン監督“ク・ヘソン&ユン・ウネの監督に挑戦した姿が格好いい”
「映画は特別な人だけ作れるものでもないし、俳優や演出などをやってみてこそ自分に合うか合わないか分かるものです。本人の領域に限らず、いろんな方法で選択の余地を広げていく後輩が格好よく、愛らしいですね」女優出身のパン・ウンジン監督は、映画「オーロラ姫」で初の長編映画デビューを果たし、その年に様々な映画祭で賞を受賞した。パン・ウンジン監督の後を次ぐ後輩としては、映画「妖術」に続き、2作目の長編「桃の木」を発表したク・ヘソン監督がいる。その他にも最近、女優ユン・ウネが大学院の課程で演出した短編映画「編み物」が釜山(プサン)国際映画祭の短編コンペティション部門に選定され、話題になった。「ク・ヘソンさんはマルチプレーヤーのようです。ユン・ウネさんの短編はまだ見ていなくて、リュ・ヒョンギョンさんの短編は見たことがあります。私たちは映像世代ですね。写真家だけが写真を撮るわけではないように、映画も同じだと思います。映画を作っていると、女優として接していた現場とは違う雰囲気を感じます。やってみると俳優よりスタッフが優れている部分もあり、俳優が優れている部分もあります。映画に対する思いが強くなります。商業映画では別の部分も考慮すべきですが、短編映画の作業は多くの俳優が経験してみるのがいいと思います」女優出身監督への先入観も無視できない。パン・ウンジン監督はそんな視線をいかに克服したのだろうか。「普通は、『女優が監督?』『うまくやれるのか。演技をちゃんとしろ』というような視線で見る方もいるようです。けれど、そんな視線があってこそ、かえって自分を強く叱咤したと思います。そんな話が出ないように映画を完成させたいという思いですね。後になって、自分が女優出身であることは変えられないので、『女優出身だけど、映画もうまく作れるね』という話になるようにすればいいんだと開き直ったんです。女優出身だから、もっと冷静な評価を受けることになるし、もっと熱心に映画を作るという意志につなげようとしました。最近は教えることもしていて、映画を作って、シナリオを準備しています。このようなことが自分によく似合うようです」現場でのパン・ウンジン監督はどんな監督だろうか。リュ・スンボムなどの俳優は「女優出身だから、感情の面でより正確なディレクションを受けることができてよかった」と明かしたことがある。「俳優がいかに弱く、よく傷つけられる存在か、初めての作品をする時にしみじみ感じました。私もちょっとそうだったようで、作品に入るともっと敏感になりますので、限りない信頼を見せなければなりません。ディレクションはもっと細かくして、演技に対する選択と判断は容赦なくやろうとしています。何でも一緒に考えて、『私があなたのサポーター』であることを忘れないようにすることも大事です。一番良い演出とは、優れた撮影監督、信頼できる照明監督と深い信頼のもとでともに作業しながら、俳優の演技だけに集中することだそうです。事前準備はみんな徹底的にやるだけに、私の役目は俳優を励まして正確な判断を下し、俳優がうまくやれることを、心を開いて待つことです」