パン・ウンジン
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【PHOTO】ムン・ソリ&オク・ジャヨンら「第25回ソウル国際女性映画祭」開幕式に出席
24日午後、ソウル上岩洞(サンアムドン)韓国映像資料院シネマテークKOFAで「第25回ソウル国際女性映画祭」の開幕式が行われた。この日、ムン・ソリ、イ・ヒャンラン、オク・ジャヨン、ポン・テギュ、ピョン・ヨンジュ監督、パン・ウンジンらが出席した。・イ・ヨニ&ムン・ソリ、ブラック&ホワイトの衣装を着こなしたグラビアを公開クールな表情に注目・【PHOTO】オク・ジャヨン「第25回ソウル国際女性映画祭」記者会見に出席

【PHOTO】イ・ジョンヒョン&ムン・ソリ&ユ・ジテら、カン・スヨンさんの1周忌の追悼展に出席
5月7日午後、ソウル城東(ソンドン)区メガボックス(ソンス)店にて、女優カン・スヨンさんの1周忌を迎えて行われた追悼展「カン・スヨン、映画のように長く」に、イ・ジョンヒョン、ムン・ソリ、ユ・ジテ、パク・チュンフン、パク・サンミン、ムン・グニョン、イェ・ジウォン、イム・ハリョン、イ・チェウン、パク・ヒボン、イム・スルレ監督、キム・ドンホ、パク・ボギュン長官、キム・ハンミン監督、ク・ジュンモ監督、シン・スウォン監督、シン・チョル、クォン・チリン監督、パク・ジョンボム監督、パン・ウンジン監督、ペ・チャンホ監督、ムン・ソングン、チョン・ジヨン監督、ヨン・サンホ監督らが出席した。・カン・スヨンさんの1周忌を迎えて追悼集「カン・スヨン」を発刊ポン・ジュノ監督&ソル・ギョングらの直筆手紙も収録・カン・スヨンさんの1周忌を迎えて追悼展を開催美しい横顔を収めた予告ポスターを公開

【PHOTO】ヒョンビン&ソン・イェジンら、ドラマ「愛の不時着」打ち上げに参加
16日午後、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)区にある飲食店で開かれたtvN土日ドラマ「愛の不時着」打ち上げにヒョンビン、ソン・イェジン、ソ・ジヘ、パク・ミョンフン、ファン・ウスレ、キム・ヨンミン、パン・ウンジン、オ・マンソク、キム・ジョンヒョン、キム・ジョンナン、ユン・ジミン、ヤン・ギョンウォン、ユ・スビン、チャン・ヘジン、タン・ジュンサン、チャン・ソヨン、イム・チョルス、コ・ギュピル、ホン・ウジン、クォン・ドンホらが参加した。「愛の不時着」はある日、突風によるパラグライダー事故で北朝鮮に不時着してしまった財閥の相続女性ユン・セリ(ソン・イェジン)と、彼女を隠して守る過程で恋に落ちてしまう特級将校リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)の極秘ラブストーリーだ。・「愛の不時着」ヒョンビン&ソン・イェジン、不意打ちのキス甘いムードに/a>・「愛の不時着」ソン・イェジン、ヒョンビンを助けるため危機にチェ・ジウも登場

「愛の不時着」ソン・イェジン、継母パン・ウンジンに捨てられた過去を回想
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。ソン・イェジンの過去が明らかになった。2日に韓国で放送されたtvN週末ドラマ「愛の不時着」第12話(脚本:パク・ジウン、演出:イ・ジョンヒョ)でユン・セリ(ソン・イェジン)は、継母ハン・ジョンヨン(パン・ウンジン)に捨てられた過去を振り返った。ハン・ジョンヨンは長男ユン・セジュン(チェ・デフン)を通じて、次男ユン・セヒョン(パク・ヒョンス)がユン・セリを北朝鮮から帰って来られないよう阻止しようとした事実を知った。ハン・ジョンヨンはユン・セリを訪ね「私は今回のことをそのまま見逃せない」と話し、ユン・セリは「私のために? それともお母さんの長男のために? はっきり言ってよ。誰かが聞けばお母さんがすごく私の母親みたいだと思うじゃないか」と誤解した。ハン・ジョンヨンは「私が何を言ってもあなたは信じてくれないでしょう。でも、そうじゃなくて」と説明しようとしたが、ユン・セリは「はい、信じません。来なかったじゃない」と過去のことを言った。ユン・セリは幼い頃、継母ハン・ジョンヨンと一緒に冬の海に行った。ハン・ジョンヨンは「セリちゃん、ママが暖かい物を買ってくるからここにいて」と言い、ユン・セリを海辺に置いて行ってしまった。幼いユン・セリは一晩中、「寝ちゃいけない。ママが来る。百まで数えば来る」と数えながら寝ないようにしていたところ倒れ、夜が明けて海辺に出た人々が意識のないユン・セリを見て救助した。ユン・セリは「その日以来、私の中には寒い夜の海がある。その海には朝が来ない。いくら数字を数えても日が昇らない。お母さんは帰らない。あれから毎日考えていたと思う。私はなぜ生まれて、お母さんの人生を地獄にしたのだろうか。生まれなかったらもっとよかったのに。生きているのが本当に申し訳ない。これから誕生日に来たりしないで。最悪だから」と言い、行ってしまった。一人になったハン・ジョンヨンは涙を流しながら過去のことを後悔する姿を見せた。夫の婚外子ユン・セリに悪いことをしたハン・ジョンヨンの遅い後悔とユン・セリの深い傷が露になり、2人の食い違った関係が視聴者を悲しませた。

【PHOTO】パク・ソンウン&ユン・スンア&オ・スンフンら、映画「メソッド」VIP試写会に出席
23日午後、ソウル三成洞(サムソンドン) MEGABOX COEX店で映画「メソッド」VIP試写会が開催され、パク・ソンウン、ユン・スンア、オ・スンフン、パン・ウンジン監督らが出席した。

【PHOTO】パク・ソンウン&ユン・スンア&オ・スンフンら、映画「メソッド」マスコミ向け試写会に出席
23日午前、ソウル龍山(ヨンサン) 区二村洞(イチョンドン) にあるCGV龍山アイパークモール店で行われた、映画「メソッド」のマスコミ向け試写会にパク・ソンウン、ユン・スンア、オ・スンフン、パン・ウンジン監督が出席した。

Vol.4 ― キム・へウン&ソ・ユリ&パン・ウンジンなど…“転身後、さらに大ブレイク”
2004年に創刊したマイデイリーが今年で創刊9周年を迎えました。9周年を記念し、マイデイリーは自身の主な活動分野でない他の分野で優れた能力を発揮しているスター20名を選びました。新たな挑戦を恐れず、瞬く間に変化する時代に素早く対処する彼らのように、マイデイリーも読者の期待に応えられるメディアとして生まれ変わります。◆キム・ヘウン高い視聴率と同じくらい熱い議論を呼んだMBC毎日ドラマ(月曜日から金曜日に放送されるドラマ)「オーロラ姫」には、男性主人公のファン・ママ(オ・チャンソク)の過激な3人の姉が登場するが、その中で3番目の姉のファン・ジャモンが非常に憎らしい。夫の実家で暮らすオ・ロラ(チョン・ソミン)に皮肉を言う姿をみると、オ・ロラが本当に苦労していると思うほどである。このようにリアルな演技を見せる女優キム・ヘウンが、MBCの元お天気キャスターだったという事実を知らない人も意外と多い。MBCの看板お天気キャスターと呼ばれるほど大ブレイクした彼女だったが、その事実を忘れてしまった人々が多いということは、それほど彼女が女優としての地位を確立したからである。「オーロラ姫」だけではなく、ドラマ「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」「海雲台(ヘウンデ)の恋人たち」「黄金の虹」などで活躍し、特に映画「悪いやつら」では女社長役で出演し、観客たちに強烈な印象を残した。◆ソ・ユリソ・ユリは、現在tvN「SNL KOREA」で活躍し、グラマラスなボディで多くの注目を浴びているが、実は元声優としての評判の方が現在のタレントとしての評判よりも高い。2008年、大元放送の声優1期生出身で「FAIRY TAIL」「星を追う子ども」「遊☆戯☆王」などのアニメで主要キャラクターの声を演じてリアルな演技を披露したが、アニメのみならず人気ゲームにも声優として活躍し、アイドルに負けないほどの多くのファンから愛されている。◆コン・ソヨンコン・ソヨンは、2004年韓国ガールズグループであるクレオ(CLEO)でチョン・イェビンという名前で活動していた元アイドルのアナウンサーである。KBS Nスポーツを経てケーブルチャンネルXTMで野球番組を進行し、特別な野球愛と野球の知識をアピールしてチェ・ヒ、キム・ミナなどと共にスポーツアナウンサー界で野球の女神として呼ばれている。初の高卒学歴のアナウンサーとしても有名であり、優れた美貌と完璧なスタイルの持ち主であるため、クレオとして活動していた当時よりも大人気を得ている。◆ユ・ゴニョン去年、韓国のみならず、全世界に馬ダンスのブームを巻き起こした歌手PSY(サイ)の「江南(カンナム)スタイル」の裏側には驚きの事実が隠れていた。それは、「江南スタイル」をPSYと共同で作曲したのが1990年代の韓国の人気アイドルグループUntitleのメンバーユ・ゴニョンだったことだ。「責任取って」「学校」「翼」など、Untitleとして活動していた当時から型破りな音楽スタイルと社会性の強い歌詞で注目を浴びた彼は、Untitleの以後、PSYをはじめ、歌手イム・チャンジョン、イ・スンギ、オム・ジョンファなどのアルバムにも参加しながら優れた音楽の才能をアピールしている。◆パン・ウンジン俳優チョン・ドヨン、コ・スが主演を務めた映画「マルティニークからの祈り」の監督の名前は何だか見覚えがある。その名前は映画「太白山脈」「イ・ジェスの乱」「受取人不明」などの作品で個性溢れる演技を披露して愛されたパン・ウンジンである。抜群の演技力をアピールした元俳優の監督だけあって、繊細な演技指導には定評があり、監督としてデビューした後、演出した映画「オーロラ姫」「容疑者X 天才数学者のアリバイ」などが相次いで大ヒットし、監督として成功の道を歩み続けている。

【PHOTO】チョン・ドヨン&コ・ス&カン・ジウ「マルティニークからの祈り」シネマコンサートに出席“家族団欒”
18日午後、CGV永登浦(ヨンドゥンポ)店で開かれた映画「マルティニークからの祈り」(監督:パン・ウンジン)のシネマコンサートに俳優コ・ス、チョン・ドヨン、カン・ジウ、パン・ウンジン監督が出席してポーズをとっている。「マルティニークからの祈り」は、10年前に実際に発生したチャン・ミジョン事件を映画化した作品である。チャン・ミジョン事件とは、2004年10月30日にフランスのオルリー空港で麻薬の運び屋だと誤認され、遠く離れた大西洋のマルティニーク島の刑務所に収監された平凡な韓国人の主婦チャン・ミジョンさんの事件のことだ。コ・スとチョン・ドヨンが主演を務める「マルティニークからの祈り」は、家に帰りたい主婦と妻を取り戻すため必死に努力する夫の756日間の壮絶な死闘を描いた作品で、チョン・ドヨンがマルティニーク島の刑務所に収監された唯一の韓国人ソン・ジョンヨン役、コ・スがソン・ジョンヨンの夫キム・ジョンベ役を演じた。

「マルティニークからの祈り」チョン・ドヨン&コ・ス、実力派俳優の共演“相乗効果に高い期待”
映画「マルティニークからの祈り」がチョン・ドヨンとコ・ス、2人の実力派俳優の出会いで強烈な相乗効果を予告し、冬の映画館掌握に乗り出すと思われる。「マルティニークからの祈り」は12日午前、ソウル狎鴎亭(アックジョン)CGVで制作発表会を開催し、映画の2人の主人公ソン・ジョンヨンとイム・ジョンベを演じるチョン・ドヨンとコ・スの熱演が盛り込まれた予告映像と撮影の制作ストーリーなどを公開した。特に信頼して見れる女優という修飾語が付くほど優れた演技力を持つチョン・ドヨンと、大衆を圧倒する魅力を誇るコ・スの出会いが強力な相乗効果を予告しており、注目を浴びている。「マルティニークからの祈り」は2004年、フランスオルリー国際空港で麻薬の運び屋として検挙された30代韓国人主婦のストーリーが描かれており、映画「オーロラ姫」「容疑者X 天才数学者のアリバイ」などで繊細な心理描写を披露したパン・ウンジン監督が演出を務めた作品でもある。チョン・ドヨンは映画で麻薬の運び屋という濡れ衣を着せられ、大西洋の孤島マルティニークの刑務所に収監される主婦ジョンヨンを演じた。公開された予告映像で彼女は、言葉も通じない孤島で家族と離れて刑務所生活を強いられ、絶望的な気持ちのジョンヨンをリアルに表現し注目を集めた。刑務所に収監され泣き叫ぶシーンや、電話の向こうにいる夫のジョンベに助けてと叫ぶシーンなどは、彼女がどのようにしてカンヌ国際映画祭で女優主演賞の主人公になったのかを感じさせるほど印象的だ。またコ・スは、今回の作品を通じて驚くべき演技変身を試み、今まで見せてきた姿とは違う姿を披露する予定だ。大西洋の孤島にある刑務所に収監された妻を助けるために、必死に世界に向けて訴える夫ジョンベ役を演じたコ・スは、平凡な庶民の姿を表現するために、わざと体重を増やすなどして整えられていないラフな外見を披露するなど、これまでの彫刻のようなイケメンのイメージを捨てるために努力したという。それだけでなく、妻を助けるために努力するも、結局なにもできない夫のもどかしい気持ちなど、さらに広がった感情の幅を披露して、チョン・ドヨンとともに観客をさらに映画に引き込む予定だ。これについてパン・ウンジン監督は「コ・スは今まで披露してきた磨かれた魅力とは180度違う、素朴で切々とした家庭の大黒柱の姿を完璧に演じた。様々な角度から悩み、トライしながら、無能だが決して憎むことのできない夫のキャラクターを説得力のある形で描いた」とコ・スを称賛し、また「『マルティニークからの祈り』という作品を1年あまり準備しながら、果たしてチョン・ドヨンという女優がいなかったらこの映画を撮ることができただろうかと思うほど、ジョンヨン役そのものになってくれた」とチョン・ドヨンへの称賛も惜しまなかった。「マルティニークからの祈り」は韓国で12月に公開される予定だ。 (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s); if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/all.js#xfbml=1"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));.

Vol.2 ― 「容疑者X」パン・ウンジン監督“ク・ヘソン&ユン・ウネの監督に挑戦した姿が格好いい”
「映画は特別な人だけ作れるものでもないし、俳優や演出などをやってみてこそ自分に合うか合わないか分かるものです。本人の領域に限らず、いろんな方法で選択の余地を広げていく後輩が格好よく、愛らしいですね」女優出身のパン・ウンジン監督は、映画「オーロラ姫」で初の長編映画デビューを果たし、その年に様々な映画祭で賞を受賞した。パン・ウンジン監督の後を次ぐ後輩としては、映画「妖術」に続き、2作目の長編「桃の木」を発表したク・ヘソン監督がいる。その他にも最近、女優ユン・ウネが大学院の課程で演出した短編映画「編み物」が釜山(プサン)国際映画祭の短編コンペティション部門に選定され、話題になった。「ク・ヘソンさんはマルチプレーヤーのようです。ユン・ウネさんの短編はまだ見ていなくて、リュ・ヒョンギョンさんの短編は見たことがあります。私たちは映像世代ですね。写真家だけが写真を撮るわけではないように、映画も同じだと思います。映画を作っていると、女優として接していた現場とは違う雰囲気を感じます。やってみると俳優よりスタッフが優れている部分もあり、俳優が優れている部分もあります。映画に対する思いが強くなります。商業映画では別の部分も考慮すべきですが、短編映画の作業は多くの俳優が経験してみるのがいいと思います」女優出身監督への先入観も無視できない。パン・ウンジン監督はそんな視線をいかに克服したのだろうか。「普通は、『女優が監督?』『うまくやれるのか。演技をちゃんとしろ』というような視線で見る方もいるようです。けれど、そんな視線があってこそ、かえって自分を強く叱咤したと思います。そんな話が出ないように映画を完成させたいという思いですね。後になって、自分が女優出身であることは変えられないので、『女優出身だけど、映画もうまく作れるね』という話になるようにすればいいんだと開き直ったんです。女優出身だから、もっと冷静な評価を受けることになるし、もっと熱心に映画を作るという意志につなげようとしました。最近は教えることもしていて、映画を作って、シナリオを準備しています。このようなことが自分によく似合うようです」現場でのパン・ウンジン監督はどんな監督だろうか。リュ・スンボムなどの俳優は「女優出身だから、感情の面でより正確なディレクションを受けることができてよかった」と明かしたことがある。「俳優がいかに弱く、よく傷つけられる存在か、初めての作品をする時にしみじみ感じました。私もちょっとそうだったようで、作品に入るともっと敏感になりますので、限りない信頼を見せなければなりません。ディレクションはもっと細かくして、演技に対する選択と判断は容赦なくやろうとしています。何でも一緒に考えて、『私があなたのサポーター』であることを忘れないようにすることも大事です。一番良い演出とは、優れた撮影監督、信頼できる照明監督と深い信頼のもとでともに作業しながら、俳優の演技だけに集中することだそうです。事前準備はみんな徹底的にやるだけに、私の役目は俳優を励まして正確な判断を下し、俳優がうまくやれることを、心を開いて待つことです」

Vol.1 ― 「容疑者X」パン・ウンジン監督“何気なく行った行動が、一人の人生を動かすこともある”
映画「容疑者X 天才数学者のアリバイ」が「007 スカイフォール」「王になった男」に続き、ボックスオフィス3位になり、観客動員数120万を突破した。映画のスコアだけでなく、映画内のイ・ヨウォンへのリュ・スンボムの愛に多くの観客が胸を打たれた。天才数学者役を演じるリュ・スンボムは、イ・ヨウォンが突発的に犯した殺人まで緻密に計画し完璧な犯罪にすることで、イ・ヨウォンへの献身的な愛を示した。ますます乾き切っていく現代社会を生きる人々には、なかなかこのような愛を肌で感じることができないが、映画は手堅い感情線を緻密に練り上げ、観客の心を動かしている。「容疑者X 天才数学者のアリバイ」のパン・ウンジン監督に会い、話を聞いた。―監督、映画「容疑者X 天才数学者のアリバイ」で描かれているような愛は可能ですか?一人の女性のために犯罪を解決できない様に完璧に設計し、その事件が明るみに出た時は自分が拘束されるように仕掛ける、そのようなシビアな愛が。パン・ウンジン:地下鉄駅で誰かを助けようとして代わりに死を迎える人もいますし、人の命を救うために消防士が命を落とすこともあります。人間がある状況で選択することは、いくらでも可能だとおもいます。ソクゴ(リュ・スンボム)が人生を諦めようとする瞬間にファソン(イ・ヨウォン)が「何か手伝えることでも?」と近寄って来ました。ファソンが閉ざされたソクゴの心を開いたのです。もちろんファソンが意図していたことではありませんが、私達が何気なく行う好意的な行動が、一人の人生を動かすことだってあります。ソクゴは「君が僕の命を救ってくれた」と十分に考えられました。それからファソンを心に抱き始めるのです。―ファソンの家で何か大きな事件が起こっていると思っても、ソクゴの性格からして隣の家のドアをノックするのは簡単ではなかったと思います。好きだとしても、どこからドアをノックする勇気が湧いたのでしょうか。パン・ウンジン:ある瞬間ファソンが近寄って来ましたが、実際隣の部屋の人だといってもある関係を結べる明確な根拠がないのは事実です。どれほど慕っている女性でも、容易く近づくソクゴでもありません。しかし、ソクゴは耳に聞こえる音で殺人事件であることを直感します。おそらく、殺人事件という大事でなかったならば、声をかけたりドアをノックする勇気も出なかったと思います。その機会を悪用したわけではないけれど、ソクゴは自分にできることをやって女性を守りたかったのでしょう。―シナリオを脚色(原作は東野圭吾の小説)しながら最も重点をおいた部分は何でしょうか。パン・ウンジン:「こういう愛は可能か」という質問を自分に投げかけ、またそれが可能だと信じながらストーリーを展開させました。「周りを振り返って見た時、本当に私は誰かを、意図せず傷つけたことはないだろうか」「愛しているとオウム返しのように自分に言い聞かせているけれど、それは本当に愛なのだろうか」そんな質問をしながら、最終的には方法の差はあっても人のために温かくなり、勇気を得るような物語にしたかったです。―映画はソクゴの犠牲による愛を見せていますね。犠牲というキーワードを説明するとどうなりますか。パン・ウンジン:パンが嫌いな人が、好きな人のためにご飯の代わりにパンを食べるのも譲歩です。譲歩を増幅させると、小さな犠牲も生じます。犠牲は瞬間の選択だと思います。ある瞬間に愛や憐憫にハマれるのが人間だと思います。人間が追い込まれる理由は、色々あります。リュ・スンボムさんと私が話したのは、「ソクゴはソクゴのやり方で愛する」ということでした。多分ソクゴは自分では献身と思わなかったと思います。彼ができる愛し方ですね。―リュ・スンボムの演技変身が話題になっていますが。パン・ウンジン:感情の水位、ソクゴの癖と口調、言葉のトーンとスピード、口癖、衣装、ヘアスタイルに至るまで、一つ一つ話し合ってソクゴを作り上げて行きました。リュ・スンボムさんは「一度もやったことのない役なので、監督を信じてやります」と言ってくれました。最初からきめ細かく話し合ったんです。私も役者だったので、「俳優は私よりもずっと悩んでいる」ということは知っていました。苦しさがわかるので、多くの部分を聞き入れました。考え過ぎて悩んでいるようだと言われて、「好きにしてみて」と言ったこともあります。若い俳優なのに、実力が素晴らしいんです。一言二言言えば、「OK、分かりました」と言って、また他のものが出てくるんです。監督としては有難かったです。―リュ・スンボムはどんな俳優ですか。パン・ウンジン:優しく、恥ずかしがり屋で、かつ鋭い理性の持ち主でもあります。抱いてあげたい俳優ですね。非常に愛らしく口が達者になる時もあれば、気難しくなる時もあるし、シャイで人見知りになってピリピリしている時もあります。信念も明確ですしね。映画に疲れ、傷ついたこともあって、俳優を続けるべきかどうかを悩んでいた時期に、シナリオを読んでこの映画に参加したそうです。―観客には、この映画をどういうふうに見て欲しいですか。パン・ウンジン:事件を追いかけていくと、その中に大きな愛があります。愛の偉大な力を呼び起こす機会がなかっただけ。誰にも心の真ん中に存在する、そんな愛があります。この俳優たちの姿を見るだけで、後悔はしないと思います。

「容疑者X」パン・ウンジン監督“俳優を苦しめたと改めて感じた”
映画「容疑者X 天才数学者のアリバイ」のパン・ウンジン監督が俳優に申し訳ない気持ちを表した。パン・ウンジン監督は8日午後ソウル城東(ソンドン)区往十里(ワンシムニ)CGVで行われた「容疑者X 天才数学者のアリバイ」(監督:パン・ウンジン、制作:KNエンターテインメント、配給:CJエンターテインメント)のマスコミ向け試写会に参加し「私がしつこく俳優達を苦しめたということを今日、改めて感じる」と語った。女優イ・ヨウォンは「撮影の時、指摘を最も多く受けた。(パン・ウンジン監督が)私を苦しめて、ストレスも受けた。思った通りできなくて大変だった。けれど、今、振り返ってみると、本当にありがたいことだった。私がまた一歩進める道を開いてくれてありがたく思っている」と述べた。リュ・スンボムもまた「パン・ウンジン監督は俳優としての先輩だ。演技力のある先輩だ。撮影の前から僕には課題だった。『演技力に関する検査を受けるのではないか』『どうすればいいだろうか』など、プレッシャーを感じながら撮影を始めた」と撮影前に感じたことを語った。パン・ウンジン監督は「リュ・スンボムさんにたくさん助けてもらった。撮影した俳優達が100%、150%、180%、200%そのキャラクターに集中した。リュ・スンボムはソクゴ役に対するアイディアや提案をしてくれた。多くのシーンを自ら表現しようとし、たくさん提案してくれた」と述べた。また、「10年間イ・ヨウォンさんが演じてきた方程式があった。本人に壊れてみたい願望があり、そのような部分において介入する余地を作ってくれたのだ。そのため、しつこくなった。もう少し頑張るともっと素晴らしいものができると思って、引き続き注文するようになった。自分自身との戦いでもあったので、しつこくしてしまったようだ」と説明した。第134回直木賞の受賞作である東野圭吾の小説「容疑者Xの献身」を原作として制作した「容疑者X 天才数学者のアリバイ」は、天才数学者が愛する女性のために殺人事件を隠す完璧なアリバイを設計し、展開されるミステリー映画だ。俳優リュ・スンボムは天才数学者ソクゴ、イ・ヨウォンは元夫を殺害した女ファソン、チョ・ジヌンはその事件を解決しようとする刑事ミンボム役。韓国で18日に公開される。




