根の深い木
記事一覧

ソン・ジュンギの大ヒット作「財閥家の末息子」が絶好調!新人時代から最新作まで一挙紹介
ソン・ジュンギ主演のドラマ「財閥家の末息子~Reborn Rich~」が、いよいよ各種動画配信サービスで視聴可能に! 日本でもその人気が急上昇している。主に甘いラブロマンスを通じて大きな人気を博してきたソン・ジュンギだが、昨今は同作をを筆頭に多彩なジャンルで見せる活躍にも注目が集まっている。優れたビジュアルを生かして劇中衣装を完璧に着こなす姿もまた、多くのファンから熱い反応を得たことは言うまでもない。そこでKstyleでは、ソン・ジュンギがひときわ存在感を光らせた歴代ドラマを一挙紹介する。 ◆ドラマ「トリプル」(2009年)韓国で初めてフィギュアスケートをテーマに扱ったこのドラマで、ソン・ジュンギは謎の美少年チ・プンホを熱演。脇役としての出演ではあるものの、明るいキャラクターで視聴者から「ソン・ジュンギが可愛くていつの間にか全話見てしまった」という高評価を得た。また、小中学生時代にショートトラックスピードスケート選手であったという背景から、劇中に氷上で見せたプロフェッショナルな姿にも注目が集まった。「トリプル」配信情報・U-NEXTで見る ◆ドラマ「愛の選択~産婦人科の女医~」(2010年)ソン・ジュンギが話題の若手俳優として一躍その名を知らせた本作。劇中では主人公のヘヨン(チャン・ソヒ)の下で指導を受ける研修医アン・ギョンウを演じ、シリアスなストーリーの中でも場を和ませる役どころで多くの視聴者から愛された。未熟な若者という設定から劇中で見せるすねた顔や困り顔は好評を博し、現在も「フレッシュなソン・ジュンギの百面相が可愛すぎる」と評判の作品として知られている。「愛の選択~産婦人科の女医~」配信情報・U-NEXTで見る ・Prime Videoで見る ・ABEMAで見る ・FODで見る ◆ドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」(2010年)ソン・ジュンギの本格的なブレイクのきっかとなったのが、このドラマ。既存の時代劇の概念を覆す青春ラブストーリーが反響を得たことに加え、パク・ミニョン演じる男装ヒロインを取り巻く美男子たちの姿は多くの視聴者をときめかせた。ソン・ジュンギは劇中でエリートの生まれでありながら酒好き、女好きの道楽息子を熱演。ヒロインの一生懸命な姿に惹かれてゆく描写が熱い反応を得た。「トキメキ☆成均館スキャンダル」配信情報・U-NEXTで見る ・Huluで見る ・ABEMAで見る ・Prime Videoで見る ・Netflixで見る ・FODで見る ◆ドラマ「根の深い木―世宗大王の誓い―」(2011年)韓国の歴史ミステリー超大作と呼び声高い本作で、ソン・ジュンギは朝鮮王朝4代王・世宗(セジョン)の青年時代を演じ、カリスマ性あふれる演技が高く評価された。韓国で放送当時は最高視聴率27.3%を記録し、終了後に放送局のSBSが実施した「視聴者が選ぶ名場面ベスト7」ではソン・ジュンギの登場シーンが主演陣を抑えて1位を獲得している。「根の深い木―世宗大王の誓い―」配信情報・U-NEXTで見る ・Huluで見る ・ABEMAで見る ・Prime Videoで見る ・FODで見る ◆映画「ちりも積もればロマンス」(2011年)97年のIMF経済危機で不遇に見舞われた若者世代の新たな恋愛観をコミカルに描いたのが、この映画。ソン・ジュンギは劇中、何度も就職に失敗して極貧生活を強いられたイケメンニート、ジウンを演じた。ジウンに条件付きでビジネスのノウハウを伝授するドケチ女ホンシルを演じたのは、当時大人気を博していた女優ハン・イェスル。本作ではソン・ジュンギが夜景をバックにウクレレの弾き語りを披露しており、これは現在も劇中名シーンの1つに挙げられる。「ちりも積もればロマンス」配信情報・U-NEXTで見る ・Huluで見る ・Prime Videoで見る ◆ドラマ「優しい男」(2012年)ソン・ジュンギが出演したラブストーリーの中でも、最も切ない物語として知られるのがこのドラマ。ソン・ジュンギは劇中で、貧しい中でも幸せな日々を過ごした医大生カン・マルを演じている。ある事件をきっかけに愛する人に裏切られ、女たちを翻弄するヒモに変貌したキャラクターは、「ソン・ジュンギの新境地」と好評を得た。「優しい男」配信情報・Prime Videoで見る ・FODで見る ◆映画「私のオオカミ少年」(2012年)ソン・ジュンギの入隊前最後の出演作となった「私のオオカミ少年」は、現在も韓国の名作ラブストーリーとして語り継がれている。ソン・ジュンギは劇中、人間社会から隔絶されて育ったオオカミ少年を演じ、次第にヒロインに心を開いてゆく健気な演技で好評を博した。セリフがほぼないキャラクターであったにもかかわらず、表情や仕草を駆使して繊細な感情を表現し、純真無垢な少年の姿には当時観客から絶賛の声が上がった。「私のオオカミ少年」配信情報・U-NEXTで見る ・Huluで見る ・Prime Videoで見る ◆ドラマ「太陽の末裔~Love Under The Sun~」(2016年)ソン・ジュンギの代表作として一大ブームを巻き起こしたのが、「太陽の末裔~Love Under The Sun~」は、彼の除隊後初となったドラマ復帰作。一層凛々しい姿で帰還したソン・ジュンギが劇中で見せた軍服姿はもちろん、一目ぼれした相手に対するストレートな愛情表現は、韓国だけでなくアジア中の視聴者をときめかせた。「太陽の末裔~Love Under The Sun~」配信情報・U-NEXTで見る ・Prime Videoで見る ・FODで見る ◆ドラマ「ヴィンチェンツォ」(2021年)韓国ドラマがNetflix上で大きな人気を博すきっかけとなったドラマといっても過言ではない「ヴィンチェンツォ」。ソン・ジュンギは悪をもって悪を征するイタリアマフィアの顧問弁護士ヴィンチェンツォ・カサノを演じ、イタリアブランドのスーツを見事に着こなした姿は放送以前から反響を呼んだ。ハードで痛快なストーリーでありながら、コメディ要素がたっぷりなのもこのドラマの魅力のひとつ。多彩なジャンルをこなしてきたソン・ジュンギにしか成しえないキャラクターと、現在もファンのあいだで語り継がれるドラマとなっている。「ヴィンチェンツォ」配信情報・Netflixで見る ◆ドラマ「財閥家の末息子~Reborn Rich~」(2022年)韓国を代表する財閥グループに忠誠をつくしながら、あっけなく切り捨てられてこの世を去ったユン・ヒョンウ(ソン・ジュンギ)が会長の孫の体に乗り移り、二度目の人生をスタートさせることから物語が展開してゆくこのドラマ。韓国で放送がスタートした際には、近年人気ジャンルとして定着した転生ものの中でも特に熱い旋風を巻き起こし、ソン・ジュンギの放つ圧倒的なカリスマ性は爆発的な反響を得た。「財閥家の末息子~Reborn Rich~」配信情報・U-NEXTで見る ・Prime Videoで見る ・Huluで見る

CJ E&M「六龍が飛ぶ」「根の深い木」の脚本家が所属するKPJを買収
CJ E&Mが脚本家のキム・ウンスク、パク・ジウンに続き、キム・ヨンヒョン、パク・サンヨン氏も迎え入れた。正確にはこれらスター脚本家たちと所属契約を結んでいるドラマ制作会社を買収したのだ。CJ E&Mのドラマ制作子会社スタジオドラゴンは、21日、KPJの持分100%を150億ウォンで買収した。これは、ファ&ダムピクチャーズと文化倉庫を買収したことに続き、今年3回目の拡張だ。これに関してCJ E&Mの関係者はOSENに「ドラマ制作の競争力を強化するため、KPJを買収した」と発表した。KPJは「六龍が飛ぶ」「根の深い木」を書いた脚本家のキム・ヨンヒョン、パク・サンヨン氏が所属契約を結んでいた。KPJは「チャングムの誓い」「善徳女王」など人気時代劇を制作してきた時代劇専門ドラマ制作会社だ。現在スタジオドラゴンはtvN「THE K2」KBS 2TV「空港に行く道」を制作し、放送している。26日にはMBC「キャリアを引く女」は11月に、ファ&ダムピクチャーズが制作しているtvN「トッケビ」は12月に、韓国で放送される予定だ。

ハン・ソッキュ「根の深い木」チームと再タッグなるか?「破天荒」の出演を“前向きに検討中”
俳優ハン・ソッキュがSBSドラマ「根の深い木~世宗(セジョン)大王の誓い~」(以下「根の深い木」)チームとの再会を検討中である。1日、ハン・ソッキュの所属事務所であるクローバーカンパニー側はマイデイリーに「MBC新月火ドラマ『破天荒』の出演オファーを受けて前向きに検討している」と伝えた。「破天荒」は朝鮮の建国を主導した英雄たちの物語を描いた政治アクションドラマである。王権と臣権の対立に象徴される太宗(テジョン)イ・バンウォンとチョン・ドジョンの対立を興味深く描いていく予定である。特に「破天荒」は、2011年に大きな話題を呼んだ「根の深い木」のキム・ヨンヒョン、パク・サンヨン脚本家が共同執筆するドラマであるため、ハン・ソッキュと再びタッグを組むかどうかに注目が集まっている。「破天荒」の演出はMBCドラマ「善徳女王」を手がけたパク・ホンギュン監督が担当する。「破天荒」はMBC月火ドラマ「奇皇后」の後番組として2014年上半期に放送される予定である。

「根の深い木」ソン・ジュンギ&「サメ」キョン・スジンが子役?“曖昧な子役”
子役。辞書的な意味では演劇や映画などで子供の役、または子供の役を演じる俳優を指すが、劇の完成度を高めるために主人公の過去の回想シーンが深く描かれ、最近では26歳の俳優でも子役と呼ばれることがある。KBS 2TV月火ドラマ「サメ ~愛の黙示録~」では、チョ・ヘウ役のソン・イェジンの高校時代を演じた女優キョン・スジンが話題を集めた。ソン・イェジンと驚くほど顔が似ているからだけではなく、彼女がソン・イェジンと5歳しか離れていない26歳だったからだ。成人女優のキョン・スジンがソン・イェジンの子役を演じたのは、劇中でチョ・ヘウの高校時代の初恋の淡いイメージを最大化するためだ。キョン・スジンは成人女優ならではの豊かな表現力で好評を得た。デビュー以来、子役だけを演じてきた独特な経歴の持ち主であるキョン・スジンは、「おばさんみたいだというコメントもあった」とし、子役演技の大変さを語った。これに先立ち、俳優ソン・ジュンギも2011年、SBSドラマ「根の深い木~世宗(セジョン)大王の誓い~」で当時25歳の年齢で世宗イ・ド(ハン・ソッキュ)の子役として出演し、話題を集めた。ソン・ジュンギの安定した演技は視聴者の視線を集め、好演により「2011 SBS演技大賞」でプロデューサー賞を受賞した。特に、ソン・ジュンギは子役演技に大きなプレッシャーを感じたという感想を述べ、関心を集めた。ソン・ジュンギは「ドラマの台本をもらって面白かったのでぜひ出演したかった。しかし、周りの先輩たちから『その年で子役か』とたくさん言われた」とし、成人俳優が子役演技を選択することへのプレッシャーを表した。子役はドラマの中の主人公の子供時代を見せたり、劇中で過去の姿で登場する男女主人公のリアルな感情や蓋然性を説明する最も重要な仕掛けとして使われたりしている。現在、辞書上の意味から拡大され、便宜上子役と呼ばれている俳優たち。明らかなのは曖昧な子役演技と成人演技の基準が、演技の幅を広げることの妨げになってはいけないということだ。

「根の深い木」&「南極の涙」コンテンツアワード大統領表彰を受賞
SBSドラマ「根の深い木~世宗(セジョン)大王の誓い~」(以下「根の深い木」)とMBCドキュメンタリー「南極の涙」が2012「2012大韓民国コンテンツアワード(Korea Contents Awards 2012)」で大統領表彰を受賞することになった。これらの作品は12月7日午後3時、ソウルCOEXで開催される2012「大韓民国コンテンツアワード」の「放送映像グランプリ」部門で大統領表彰を受賞する。コンテンツアワードは毎年優秀なコンテンツを表彰することで、韓国コンテンツ業界の創作意欲やプライドを高めるための行事である。今回の「根の深い木」の大統領表彰受賞は、ハングルを創製する過程を題材にし、従来の時代劇では見ることのできなかった高いレベルの映像美やリアリティのあるストーリー展開で韓国ドラマのレベルアップへの貢献が認められたからである。また韓国初、南極大陸で1年間撮影を行い、南極大陸の生態系の象徴である皇帝ペンギンやザトウクジラ、アザラシなどをカメラに収めた「南極の涙」は、お茶の間の大きな反響を呼び、環境や生命の大切さを改めて考えさせたことが認められた。その他、SBSドラマ「追跡者 THE CHASER」のパク・ギョンス脚本家と、放送史上初の自然ドキュメンタリー、ヒューマンドラマやリアルバラエティが融合した新プロジェクト、SBSバラエティ番組「ジャングルの法則」のイ・ジウォンプロデューサーが国務総理表彰を受賞する。文化体育観光部表彰には40%台の視聴率を記録した、朝鮮時代の宮を背景にしたロマンス時代劇、MBCドラマ「太陽を抱く月」と、いわゆるシーワールド(夫の実家)の登場で起きるドタバタハプニングを描いた笑いと感動のKBS 2TVドラマ「棚ぼたのあなた」、特殊撮影技法とユニークな観点で、人間の歴史を変えた魚にフォーカスを当てたドキュメンタリー「スーパーフィッシュ」のチョ・ミジン作家、そして動物と人間の真のコミュニケーションを描き、笑いと感動を届けた教養番組SBS「TV動物農場」のイ・ファ作家が選ばれた。

韓国時代劇の歴史を顧みる…1960年代「国土万里」から2011年「根の深い木」まで
2012年、韓国では時代劇がブームを巻き起こしている。年頭から「太陽を抱く月」を始め「武神」「神医」「アラン使道伝」「大王の夢」「馬医」など、数々の時代劇が出ている。時代劇の人気は、昔も今も変わらないようだ。いったい韓国の時代劇の魅力とは何だろうか。韓国の時代劇の歴史は、どういうものなのだろうか。初期野史中心から本格的な王朝史への拡大テレビで放送された韓国最初の時代劇は、1963年にパク・ジンマンが脚本を手がけ、キム・ジェヒョン監督が演出したKBS「国土万里」だった。好童(ホドン)王子と楽浪(ナクラン)姫のラブストーリーを題材にした同ドラマは、当時高い人気を得た。キム・ジェヒョン監督は、「国土万里」で放送業界において自身の能力を認められ、スター監督としても注目を集めた。キム・ジェヒョン監督と「国土万里」の登場は、韓国の時代劇が一歩を踏み出す歴史的な瞬間だった。この時点から各放送局は、どこでも意味があるうえにお金にもなる時代劇を作ることになった。この時期に作られたものが「麻衣太子」「ミンミョヌリ-許嫁-」のような作品だ。当時の時代劇は、王朝史よりは野史や古典を中心に視聴者の民族情緒を刺激することに集中した。このような特性は、1970~80年代にもそのまま受け継がれ、「伝説の故郷」のようなドラマの誕生につながった。興味深いことは、1960年代中盤から後半になって官僚的な権威主義体制だったKBS、商業的で軽快だったTBC、その両局の中間だったMBCが多様な時代劇を制作し、時代劇ブームを加速させたということだ。このとき作られたドラマが「チョンミョンお嬢様」「淑夫人伝」「月山夫人」「首陽大君」「林巨正-快刀イム・コッチョン」「女人天下」「元暁大師」「善徳女王」「キム・オッキュン」のような作品だ。この時期になって時代劇の題材は、野史や古典のみならず、本格的な王朝史へ拡大した。そして、よりスケールの大きい作品が登場し始めた。1970~80年代キム・ジェヒョン監督のライバル、イ・ビョンフン監督が登場放送業界で起きた時代劇ブームで脚本家も世間の注目を集めた。このとき登場したのが、シン・ボンスンとイム・チュンだ。彼らは、当時一番高い人気を得たドラマの脚本家として活躍し、高い原稿料をもらった。シン・ボンスンとイム・チュンは1960年代に登場し、それから30年間韓国の時代劇を左右する影響力を発揮した。時代劇で一躍スターダムに駆け上がった俳優も多かった。そのうちの1人が女優のユン・ヨジョンだった。1971年にMBC「張禧嬪(チャン・ヒビン)」で張禧嬪役を演じたユン・ヨジョンは、ドラマの高い視聴率とともに当時一番ホットな女優として注目を集めた。もちろん、悪役だったためにCMから降板させられたり、視聴者から非難を受けるなどの紆余曲折もあった。それにも関わらず、彼女はその時期を「私の全盛期はその時」と語る。1980年代のカラーテレビの導入は、韓国の時代劇にもう一度変革をもたらした。当時彗星のようにドラマに登場し、韓国の時代劇で波乱を起こしたのが、キム・ジェヒョン監督の永遠のライバルイ・ビョンフン監督だった。彼は、最高の時代劇脚本家であるシン・ボンスンとともになんと8年以上「朝鮮王朝500年」シリーズを演出し、放送業界に新しい変革をもたらした。誰もが口を揃えて不可能だと言った「朝鮮王朝500年」シリーズは、イ・ビョンフン監督の根気と強い意志で誕生した傑作中の傑作だった。8年間にわたって放送され、視聴率には浮き沈みがあったが、彼は太祖から純宗に至る朝鮮500年の歴史の大事件を安定的に演出する手腕を発揮した。このシリーズでイ・ビョンフン監督は、当代最高のスター監督だったキム・ジェヒョン監督と肩を並べる時代劇の達人として名を馳せることになる。面白い事実は、このときのイ・ビョンフン監督が「朝鮮王朝500年」のような王朝史のみならず、「暗行御史(地方官の監察を秘密裏に行った国王直属の官吏)」のような時代劇でも能力を発揮したことだ。イ・ビョンフン監督とキム・ジョンハク監督が手を組んで作った「暗行御史」は、毎回完結するエピソードで3年間人気を得た。恋愛ドラマのスターだった俳優のイ・ジョンギルが暗行御史を演じ、房子(お使い)役を演じた俳優のヒョンシクは、同ドラマでスターダムを駆け上がった。特に、特有のコミカルな演技をアピールしたヒョンシクは、「暗行御史」を始め「馬医」が放送されている2012年まで、20年以上イ・ビョンフン監督の時代劇に出演し、活躍している。1990年代優れた時代劇の作品で社会的ブームを起こした「龍の涙」1980年代に一番注目された作品は、イ・ビョンフン監督の「暗行御史」と「朝鮮王朝500年」シリーズだったが、90年代にはキム・ジェヒョン監督の活躍が目立った。その中でもキム・ジェヒョン監督が演出し、シン・ボンスンが脚本を書いた1994年のKBS「韓明澮(ハン・ミョンフェ)」は、40%を越える高い視聴率を記録し大きな反響を得た。韓明澮役を熱演した俳優のイ・ドクファは、このドラマでその年のKBS演技大賞を受賞し、世祖役のソ・インソク、仁粹大妃役のキム・ヨンランも注目を浴びた。1995年には、KBS「王妃チャン・ノクス~宮廷の陰謀~」、SBS「妖婦 張禧嬪」など、宮中時代劇もたくさん出演した。特に、チョン・ハヨンが脚本を手がけ、俳優のユ・ドングン、パク・チヨン、ハン・ヒョンジョンなどが熱演したKBS「王妃チャン・ノクス~宮廷の陰謀~」と、イム・チュンが脚本を手がけ、俳優のイム・ホ、チョン・ソンギョン、キム・ウォニが出演した「妖婦 張禧嬪」は、それぞれ40%を越える視聴率を記録し時代劇不敗の法則を証明した。だが、明成(ミョンソン)皇后の一代記を描いたハ・ヒラ主演の「燦爛たる黎明」や、光海君から愛された女官キム尚宮(ケトン)の人生を描いたイ・ヨンエ主演の「宮廷女官キム尚宮」は、それほど注目されなかった。1994年に「韓明澮」で人気を得たが、1995年「宮廷女官キム尚宮」の成績不振で面目がつぶれたキム・ジェヒョン監督は、丸1年間歯を食いしばり、1996年「龍の涙」で韓国時代劇の新たな境地を切り開いた。韓国の時代劇は「龍の涙」以前とそれ以降に分かれると言っても過言ではないほど同ドラマの興行成績は、時代劇がドラマのレベルを超え、社会的にどれほど莫大な影響力を与えられるのかを見せてくれた一大事件だった。太祖イ・ソンゲの朝鮮建国から王子の乱、太宗の即位、譲寧大君(太宗の長男)の廃位、世宗(セジョン)の即位まで、朝鮮初期の膨大な歴史を息詰まるほど描き出した「龍の涙」の最高視聴率は、何と49.6%(AGBニールセン・メディアリサーチ、以下同一)で、歴代の時代劇が記録した視聴率を全て上回る記録となった。同ドラマで太宗イ・バンウォン役を演じた俳優のユ・ドングンは、その年のKBS演技大賞を受賞し、ミン氏役を鳥肌が立つほどリアルに表現した女優のチェ・ミョンギルは、演技派のベテラン女優として確実なイメージの変身に成功することになった。1996年、キム・ジェヒョン監督が「龍の涙」でブームを起こしたとき、SBSは当時無名に近かった俳優チョン・フンチェ主演の「林巨正-快刀イム・コッチョン」を制作し、大きな話題を集めた。現代ドラマのようなスピーディーな展開で視線を引いた「林巨正-快刀イム・コッチョン」は、商業放送であるSBSの色を明確に示した企画物だった。「林巨正-快刀イム・コッチョン」で代表されるSBSの企画時代劇は、1998年キム・ソクフン主演の「ホン・ギルドン」につながり、もう一度大ヒットすることになる。1990年代末時代劇の危機、「王と妃」「ホジュン~宮廷医官への道」で乗り越えただが「好事魔多し」と言うのだろうか。次々とヒットした時代劇は、1998年本格的に始まった通貨危機とともに危機に直面する。各放送局は、大規模な制作費を要する時代劇の制作を一時中断することになり、この時期に計画されていた数々の時代劇は撮影中止、または延期されることになった。だが、その時期にもかなり良い時代劇の作品が出ており、それが「王と妃」であった。「龍の涙」の後続ドラマとして制作された「王と妃」は、KBSが制作費を節約するために「龍の男」のオープニング音楽をそのまま使うようにするなど、放送局からあまり支援を受けずに始まった。だが、仁粹大妃を熱演した女優チェ・シラの本格的な登場ともに上がった視聴率は、最高視聴率44.4%を記録し、「韓国の時代劇は死んでいない」という気持ち良い反応を得た。チェ・シラは、この作品を通じてシン・ソンウとの婚約破棄騒動を完全に克服し、KBS演技大賞を受賞した。1996年「龍の涙」、1998年「王と妃」に続き、1999年にはその名も有名な「ホジュン~宮廷医官への道」が登場する。イ・ウンソン脚本家の小説「東医宝鑑」を原作に、チェ・ワンギュが脚本を手がけ、イ・ビョンフン監督が演出を担当したMBC「ホジュン~宮廷医官への道」は、言葉通り韓国全土から人気を集め、大きな話題を呼び起こした。「ホジュン~宮廷医官への道」の放送とともに原作小説「東医宝鑑」は飛ぶように売れ、ベストセラー1位を記録し、全国の漢方病院は例を見ないほど賑わった。最高視聴率63.7%という驚異的な視聴率を記録し、最高の民衆時代劇で国民的時代劇と呼ばれた同ドラマは、イ・ビョンフン監督が10年ぶりに復帰し、直接演出を担当した作品でより意味があった。「朝鮮王朝500年」シリーズで王朝時代劇の可能性を見せた彼は、10年ぶりに「ホジュン~宮廷医官への道」で民衆時代劇の新たな境地を切り開き、韓国が自慢する最高の監督としてその位置を確かにした。また、同作品で主演を演じた俳優のチョン・グァンリョルは、その年MBC演技大賞を受賞する。2000年代初めキム・ジェヒョン監督 vs イ・ビョンフン監督、避けられなかった2回の対決2000年代に入ってから時代劇の歴史は、より一層多彩に発展する。2000年に注目を浴びたのは、キム・ヨンチョル、チェ・スジョン主演のKBS「太祖王建(ワンゴン)」だった。「太祖王建」は、朝鮮時代が中心となっていたそれまでの時代劇から一歩離れ、高麗の歴史に注目したという点で大きな意味を持った作品だったし、最高視聴率も60.2%を記録する国民的な時代劇になった。ほぼ2年近く放送された同ドラマは、2000年には弓裔(クンイェ)役のキム・ヨンチョルに、2001年にはワンゴン役のチェ・スジョンに演技大賞の栄光を抱かせる快挙を達成した。一つのドラマから演技大賞の受賞者が2人も出る珍しい光景が展開された。「太祖王建」が人気を得た2000年を過ぎ、2001~2002年には時代劇ブームが復活する。この時代劇ブームをリードしたのは、やはりキム・ジェヒョン監督とイ・ビョンフン監督だった。KBSを離れ、SBSに移ったキム・ジェヒョン監督は、チョン・ナンジョンと文定王后の一代記を描いた「女人天下」でブームを起こし、イ・ビョンフン監督もチェ・インホの小説を原作にしたドラマ「商道-サンド-」を作り、20%を上回る良い視聴率を記録した。当時「女人天下」と「商道-サンド-」は、同じ時間帯に放送され激しい視聴率競争を繰り広げたが、結果的にこの視聴率合戦で一勝を挙げた、キム・ジェヒョン監督だった。「女人天下」と「商道-サンド-」が激しく競争した2002年には、チョン・ハヨン脚本、イ・ミヨン主演のKBS「明成皇后」も制作され、高い人気を博した。一時期30%に近い視聴率を記録し、人気を得た「明成皇后」は、「私が朝鮮の国母だ!」という流行語を残すなど、数々の話題を呼んだ作品だった。しかし、高い人気にも関わらず、女優のイ・ミヨンが、放送延長に反対し途中で降板し、論議になった。2002年「女人天下」と「商道‐サンド‐」で激突したキム・ジェヒョン監督とイ・ビョンフン監督は、2003「王の女」と「宮廷女官チャングムの誓い」でもう一度激突する。韓国時代劇のプライドのような2人の巨匠の二番目の激突は、意外とイ・ビョンフン監督が序盤に圧倒的な人気を得て簡単に勝敗が決まった。キム・ヨンヒョン脚本、イ・ビョンフン演出、イ・ヨンエ主演の「宮廷女官チャングムの誓い」は、主人公が数々の苦難を克服していくストーリーでイ・ビョンフン監督の時代劇の水準を一段階グレードアップさせたと高く評価され、57.8%という高い最高視聴率を記録した。特に、この作品は韓国での人気をもとに海外に輸出され、幅広い人気を得た。イランでは、視聴率が90%に達するほど高い人気を博した。イ・ヨンエはこのドラマ一つで韓国を代表する最高の女優として認められることになり、イ・ビョンフン監督も演出家として享受できる富と名誉を一気に享受する栄光を得た。「宮廷女官チャングムの誓い」は、いまだに韓流最高のキラーコンテンツであり、輸出の担い手として評価されている。2000年代半ばまだ時代劇の進化は続く「宮廷女官チャングムの誓い」の成功から、韓国の時代劇は様々なジャンルへの変化を試し、もう一度変身を試みた。この時期に登場したのがチェ・スジョン、チェ・シラ主演の「海神(ヘシン)」で、チェ・スジョンはKBS演技大賞を受賞する。2006年には、50%を越える視聴率を記録したソン・イルグク主演の「朱蒙(チュモン)」が人気を集め、2007年にはイ・ビョンフン監督のもう一つのヒット作である「イ・サン」が、2009年にはキム・ヨンヒョン脚本、コ・ヒョンジョン、イ・ヨウォン主演の「善徳女王」が50%に近い視聴率で大きな人気を得た。2006年にソン・イルグクは「朱蒙」で、2009年にコ・ヒョンジョンは「善徳女王」でそれぞれMBC演技大賞を受賞した。2010年には、チャン・ヒョク、オ・ジホ主演の「チュノ~推奴~」がフュージョン時代劇の新しい境地を開き、話題を呼んだ。「チュノ~推奴~」は、韓国の時代劇がどれほど洗練される形になれるのか、その中でどれほど面白さを与えることができるのかを確かに見せてくれた意義のある作品だった。同ドラマでチャン・ヒョクは、KBS演技大賞を受賞した。2011年に注目すべき時代劇は「根の深い木~世宗(セジョン)大王の誓い~」だった。イ・ジョンミョンの同名小説をもとに作られた同ドラマは、「善徳女王」の名コンビ、キム・ヨンヒョン&パク・サンヨン脚本家が執筆し、俳優のハン・ソッキュが出演して大きな話題となった。ハングル創製を題材に、優れた推理ドラマを描いた「根の深い木」は2011年最高の優れたドラマとして高く評価され、主演のハン・ソッキュはその年のSBS演技大賞を受賞した。このように韓国の時代劇は、50年あまりの歴史の中で大きく変化、発展しながら視聴者の期待を満たしてきた。時代劇に含まれているイデオロギーと思想、悠久な歴史はその時代の精神を眺める一つの窓としての役割を忠実に果たしてきたのだ。そして、これを見守った私たちは、その中で新しい時代のイデオロギーと理念をもう一度発見することができた。これまで時代を描くために努力し、歴史を創造するために情熱を注いだすべての方々に心より拍手を送る。また、これからその道を歩いていく方々にも声援を送りたい。

ソン・ジュンギ&キム・スヒョン、イケメン演技派は簡単には出てこない
俳優ソン・ジュンギとキム・スヒョンの共通点は何だろうか? 二人とも演技力に対する論議がないということだ。議論どころかほとんど称賛一色である。二十代半ばのまだ人生を語るには早いと思われる彼らだが、作品の中の彼らは愛が何であるか、痛みが何であるかなど、まるで人生の喜怒哀楽をすべて知っているような名演技を繰り広げる。十数年も先に演技をしてきた先輩たちでさえ無色にする演技力。二人が持っている共通点はこれだ。もう一つの共通点は花のように美しいルックスだ。もちろん、優れた容姿を誇る俳優たちは韓国にはたくさんいる。母胎美男(生まれつき整った顔の美男子)も整形美男でもまるで絵や写真集の中から出てきたかのような幻想的なビジュアルで女心を揺さぶる。ソン・ジュンギやキム・スヒョンを凌駕する完全な美男子たちも確かに存在する。身長がより高いか、逞しい腹筋を持った俳優たちは多い。しかし、花のように美しいルックスに卓越な演技力まで持っていて、業界からのラブコールとファンたちの愛を一人占めしている俳優たちを簡単に見つけるのは難しい。ましてや 伝説の美男子チャン・ドンゴンも、デビュー後数年間にわたり演技力に対する論議を体験した。ウォンビンやカン・ドンウォンも優れた容貌のせいか、演技力に対する好評は時間をかけてから獲得した。このような点でデビュー初期から演技力と優れた外見まで、最初から備えていたソン・ジュンギとキム・スヒョンこそ韓国映画とドラマ市場の最大の期待の星として挙げるに値する。今年に入って最も注目すべき成長を見せたのは、まずキム・スヒョンだ。国民ドラマとして愛された「太陽を抱く月」と観客動員数1000万を突破した映画「10人の泥棒たち」まで続けて興行ホームランを放ち、ブームの主人公になった。単純にビジュアルだけでアピールしている場合、彼の存在感はこのようにユニークにはならなかった。同じ年頃の俳優と比べ、はるかに優れた演技力は、彼を花のように美しい演技派俳優ナンバー1にした。そのため、来月クランクインを控えた映画「シークレット・ミッション」でスクリーン初主演まで果たし、勢いに乗って活動範囲を広げている。演技もでき外見もいいので、広告業界も彼を放っておくわけがない。「太陽を抱く月」で韓国俳優史上最多広告モデルに選ばれ、今もTVをつけ、雑誌をめくれば彼の広告を見ることができる。これまでドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」と「根の深い木~世宗(セジョン)大王の誓い~」などで、主演ではないがドラマの中で重要なキャラクターを演じ注目を集めたソン・ジュンギは、現在放送中のKBS 2TV水木ドラマ「優しい男」で自分の魅力を存分にアピールしている。ミルク色やオムチナ(母親の友達の息子の中で最も勉強が出来て性格もよく、何でも出来る完璧な男)という修飾語がつけられていた彼は、「優しい男」という作品と出会い、一層成熟した様々な可能性を見せている。ダークで悪い男、セクシーながらも致命的な魅力を持って生まれ変わったソン・ジュンギの限界はどこにあるのか予想することができない。この他にも第17回釜山国際映画祭に招待された映画「私のオオカミ少年」で主役を演じ、スクリーンでも自分の真価を披露するソン・ジュンギは、すでに次期作のラブコールを一身に受けている。イケメン俳優は溢れている。しかし、外見だけではなく演技力まで兼ね備えた人々の心を打つ宝石を見つけるのは難しい。だが、ソン・ジュンギ、キム・スヒョンのような宝石を発見することは私たちに新たな楽しみを与えている。

「根の深い木」チャン・ヒョク&シン・セギョン、ドラマがきっかけで“ハングル広報大使”に任命
俳優のチャン・ヒョクとシン・セギョンが、ハングル広報大使として任命された。文化体育観光部(長官:チェ・グァンシク)は27日の午後、ソウル鍾路区(チョンノグ)臥龍洞(ワリョンドン)にある文化体育観光部でハングル広報大使の任命式を行った。彼らが広報大使に選ばれた理由は去年放送されたSBSドラマ「根の深い木~世宗(セジョン)大王の誓い~」(以下「根の深い木」)の影響があった。世の中で最も愛する父は字が読めなかったため死んでしまい、その苦痛からハングル創製を手伝っていたカン・チェユンの役を演じたチャン・ヒョクと、失語症にかかりしゃべることができなかったが、世宗の訓民正音(後のハングル)創製に大事な役割を果たしたソイの役を演じたシン・セギョンは、命をかけてでも訓民正音頒布を手伝った姿で、ハングル広報大使を務めることになった。文化体育観光部は「『根の深い木』での出演でハングルを人々に広く知らせただけではなく、広報大使の役割に必要な大衆の人気と信頼が高く、韓流スターとしてハングルを世界に知らせる俳優のため」と明かした。彼らはこれから2年間、ハングル広報大使として活動しながら、ハングル週間を祝い、韓国語関連の主要行事に参加する。また10月に出帆する世宗学堂財団を通じて、韓国語の世界化にも参加する予定である。特に、10月5日から始まるハングル週間を迎えて、ハングルと関わる様々な文化・芸術行事を行う予定である。

「根の深い木」韓国放送大賞で栄誉の大賞受賞!
昨年12月にハングルの利便性を広く伝えたSBSドラマ「根の深い木~世宗(セジョン)大王の誓い~」(以下「根の深い木」)が、「第39回韓国放送大賞」で大賞を受賞した。「根の深い木」は3日午後、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)区汝矣島洞(ヨイドドン)のKBSホールで開かれた「第39回韓国放送大賞」で大賞を受賞した。大賞は、作品賞と個人賞の受賞作、受賞者から選ばれた。この日の韓国放送大賞の結果は、MBCドラマ「太陽を抱く月」で一躍スターダムにのし上がった俳優キム・スヒョンが個人部門でタレント賞を受賞し、KBS 2TV「ギャグコンサート」で活躍中のキム・ジュンヒョンがお笑い賞を受賞した。また、MBCラジオ「ソン・ソッキの視線集中」を進行するソン・ソッキは、個人部門のラジオ賞を受賞し、MBC「私たちの日曜の夜」の人気コーナー「私は歌手だ」に出演したパク・ワンギュは歌手賞に選ばれた。作品賞では、長編ドラマTV部門でMBC「光と影」、中・短編ドラマTV部門でSBS「根の深い木」が選ばれ、児童・青少年TV部門でEBS「2012 ディンドンデン幼稚園」、ドキュメンタリーTV部門でKBS「ダルマ」、時事報道制作R部門でCBS「キム・ヒョンジョンのニュースショー:1ヶ月間の民生探訪」などが受賞した。その他、KBS「9時のニュース」のミン・ギョンフンアナウンサーがアナウンサー部門賞を、MBC野球解説委員ホ・グヨンは30年間、中継放送をした功労を認められて特別賞を受賞した。今年で39回目を迎えた韓国放送大賞では、個人賞24部門の24人と作品賞28部門の33作品が受賞の栄光を掴んだ。授賞式は、放送に携わる人々の創作意欲を高め、優れた番組制作の振興のために、1973年から始まった。以下、受賞者および受賞作品一覧作品賞◆長編ドラマ(TV)=MBC「光と影」、KNN「チョン・ティ・コム ウェルカム・トゥ・カオリ」◆中・短編ドラマ(TV)=SBS「根の深い木~世宗(セジョン)大王の誓い~」◆芸能娯楽(ラジオ)=SBS「ラジオオーディション 国民DJを探します」◆芸能娯楽(TV)=KBS「ギャグコンサート」◆文化芸術(ラジオ)=CBS「オ・ミヒの幸せな同行」◆文化芸術(TV)=KBS「韓国の遺産」◆児童・青少年(ラジオ)=KBS「声の童話3部作-歴史上の障害偉人」◆児童・青少年(TV)=EBS「2012 ディンドンデン幼稚園」◆ニュース報道(ラジオ)=CBS「『カン・ホドン巨額脱税』単独報道」◆ニュース報道(TV)=SBS「8ニュース-ICカード入れ替えできず混乱」ほか、連続報道◆企画報道(ラジオ)=受賞作なし◆企画報道(TV)=EBS「学校の会計職を知っていますか?-学校の非正規職を集中取材」◆時事報道制作(ラジオ)=CBS「キム・ヒョンジョンのニュースショー:1ヶ月間の民生探訪」◆時事報道制作(TV)=KBS「特別企画-金正日3部作」◆国際報道=SBS「日米内の慰安碑・追悼碑の撤去要求」連続報道◆ドキュメンタリー(ラジオ)=国楽放送「3部作 境界に立つ人々-境界に咲いた歌の歴史」◆ドキュメンタリー(TV)=KBS「大蔵経千年特集4部作-ダルマ」◆教養情報(ラジオ)=円音放送「丸い声 丸い話」◆教養情報(TV)=KBS「6時私の故郷-5000回特集 走れ故郷のバス」◆地域取材報道(ラジオ)=CBS全北「現職郡守と候補たち、ブローカーにずるずると奴隷状態に」◆地域取材報道(TV)=大邱MBC「大邱中学生自殺事件-4枚の遺書で明かされた校内いじめの実態」◆地域時事報道制作(ラジオ)=京畿放送「ニュースの焦点-平澤・唐津港セメント粉塵、住民被害で訴え」◆地域時事報道制作(TV)=大田MBC「時事プラス-海辺の村の真実は?」◆地域ドキュメンタリー(ラジオ)=CBS済州「私たちは外国人の船員、奴隷ではありません」、釜山MBC「大陸に鳴り響くオペラ・アリラン」、済州MBC「ドラマチックな済州流配ストーリー3部作」◆地域ドキュメンタリー(TV)=KNN「グローバル大企画4部作-偉大な飛行」、KBS昌原「4部作 砂の逆襲」、光州放送「国辱100+1、開放されない魂 朝鮮従軍慰安婦」◆地域教養情報(ラジオ)=京仁放送「京仁放送グッドモーニング907」◆地域教養情報(TV)=大邱MBC「TVメディカル薬効-韓国最初の頭脳飲食プロジェクト」◆社会公益=大田放送「多文化希望プロジェクト 虹の教室、300日間の幸せ実験」◆ニューメディア=南仁川放送「美しい食べ物『韓菓』」個人賞◆功労=シン・オヌン(SBS)◆報道記者=ホン・サウン(KBS)◆スポーツ制作報道=ペク・チャンボム(MBC)◆カメラ記者=キム・テソク(KNBS)◆アナウンサー=ソン・ギヨン(KBS)◆ラジオ司会=ソン・ソッキ(MBC)◆TV司会=チ・スンヒョン(EBS)◆アナウンサー=ミン・ギョンウク(KBS)◆プロデューサー=キム・ヒョンジュン(EBS)◆地域放送人=チェ・ホニョン(春川MBC)◆ニューメディア放送=キム・ソンウ(MBC)◆美術=パク・ジョングォン(SBS)◆照明=ホ・ジュン(KBS)◆映像技術=チェ・ユンソク(MBC)◆音響技術=イ・チョネン(KBS)◆映像制作=ホン・ソンジュン(KBS)◆音楽=パク・スンヒョン(KBS)◆作家=キム・ミラン(EBS)◆声優ナレーション=キ・ジャヒョン(CBS)◆お笑い=キム・ジュンヒョン(KBS)◆タレント=キム・スヒョン(MBC)◆歌手=パク・ワンギュ(CBS)◆文化芸術人=ナム・サンイル(KBS)◆特別賞=ホ・グヨン(MBS)

SUPER JUNIOR キボム「僕にもオムファタールなところがあります!」
「うちのボム!」tvN月火ドラマ「I LOVE イ・テリ」に出演しているSUPER JUNIORのキボムは、撮影現場でうちのボムと呼ばれている。約束時間よりも30分~1時間早く到着する真面目な態度や制作スタッフとの固い絆で愛されているという話が聞こえてくる。キボムを修飾する言葉は、いろいろある。歌手、アイドル、イケメン、韓流スターなど。しかし、2012年夏のキボムをきちんと表現する言葉は、演技への情熱いっぱいの俳優キボムになるだろう。「I LOVE イ・テリ」でキボムは14歳の有望な水泳選手から一夜にして24歳の成人男性に急成長するクム・ウンドンを演じている。これまでドラマ「四捨五入」「雪の花」で主人公を演じた彼だが、「I LOVE イ・テリ」での主役はまったく違う感じだったという。「主演は、当然プレッシャーですね。前の作品で主演を演じたときと『I LOVE イ・テリ』で主演を演じる僕は、かなり違います。ドラマ『根の深い木~世宗(セジョン)大王の誓い~』に出演したとき、ハン・ソッキュさんにお会いしました。そのドラマでハン・ソッキュさんは、ドラマの中心をリードしていく役柄でしたが、それを見ながら『僕が主人公になったとき、そこまでできるのだろうか』と思いました」1. 「鳥肌の立つウンドンの台詞、大変です」「会いたくて、今会わないといけないと思って来ました。約束する。僕は何があってもテリから離れないから。僕の目はテリだけを見て、僕の口はテリだけを語るから」クム・ウンドンが博物館の館長室に駆けつけ、イ・テリ(パク・イェジン)を抱きしめながら言った言葉だ。ロマンチックなこの台詞を言うのがキボムには大変だった。恋人のためのイベントを一度もしたことがないという愛想のない性格の彼が、口を開けば愛の告白ばかりするクム・ウンドンを演じることは容易ではなかった。「『I LOVE イ・テリ』は本当にいいですね。でも、ただ一つ、鳥肌の立つウンドンの台詞がとても大変です(笑) テレビで見るとよくわからないと言われますが、自分で言うときはたまらないです。監督とも相談しますが、鳥肌の立つ台詞をそう見えないように演じて言うことが一番大変ですね」キボムは、クム・ウンドンになるため、丁寧にキャラクターを分析した。彼の考えるクム・ウンドンは、オンマ(ママ、母親を気楽に呼ぶ感じ)をオモニ(母さん、母親を丁寧に呼ぶ感じ)と呼ぶ14歳のしっかりしている姿と、幼いころの許嫁に愛という感情を持って接する成熟した人物だ。残り2話で最終回を迎える今の時点で、キボムは自身が作り出したキャラクタークム・ウンドンをどう評価しているのだろうか。「ほぼ同じように演じていると思います。残念なところもありましたけど。撮影時間に追われて、もっと細かく表現できる部分を逃していることが残念です」2.「『ビッグ』の影響でウンドンが変わりました」「I LOVE イ・テリ」は、同じ時期に放送が開始されたKBS 2TV月火ドラマ「ビッグ~愛は奇跡~」との競争で話題を呼んだ。「I LOVE イ・テリ」にはキボムが、「ビッグ~愛は奇跡~」にはコン・ユがいる。二人とも劇中で、内面は少年でも身体は成人男性という人物を演じている。「『ビッグ』では18歳の男子高校生が30歳にジャンプするけど、ウンドンと比べると完全に大人ですね。僕たちのドラマとどのように違いをつけるべきなのか、かなり悩みました。監督と2ヶ月間相談して、大人っぽいウンドンにしようと思いましたが、撮影1週間前の台本読み合わせのとき、『やっぱり幼い感じのウンドンで行こう』とおっしゃいました。ウンドンというキャラクターは何度も変わりました」悩んだ分だけ成果もあった。今クム・ウンドンは完全にキボムのものになった。「色々と悩みました。幸いにも今『I LOVE イ・テリ』を見てくださっている方々が『ビッグ』とはイメージがまったく違うと言ってくださって嬉しかったです。作品に出演するとき、キャラクターも決めずに演じる俳優もいますが、そうすると後になって自分の姿が出てきます。僕は、ドラマが始まる前から台本を読むときも、あえて監督のそばに行って読みました。慣れようと、また慣れたいという意味でした。ここまでキャラクターに熱中したことはないと思います」キボムは、少しずつ欲を出している。俳優という言葉が自身のためのうってつけの修飾語になるように。本当の役者を夢見るキボムは、自身の内面にある多くの服から一つを取り出して着るという考えだ。「僕の実際の姿が反映されたキャラクターを演じたいです。『根の深い木~世宗(セジョン)大王の誓い~』や『I LOVE イ・テリ』で演じた役には僕の姿があまり反映されていませんでした。僕と合うキャラクターを演じたら、今より上手く演じられるのではないかと思います。例えば、映画『恋愛の目的』でパク・ヘイル先輩が演じたキャラクターがそうですね。どう見てもオムファタール(あまりにも魅力的で視線を引き付けずにはいられない男)なキャラクターが演じてみたいです。僕の中にもオムファタールの気質があります(笑)」

イ・スヒョク「もっと人間らしい役が演じてみたいが、与えられたものはやり遂げる」
イ・スヒョクがインタビューの間、最も多く口にした言葉は「悔しい」だった。最初はおかしいと思った。悔しいということはある基準に満たなかったとき感じる気持ちだが、彼はこの世の一般的な基準など気にせずに生きていそうな、異世界の顔をしているではないか。しかし、偏見をなくすと、映画が本当に好きで俳優になりたくて、今まさにその夢を叶えようとしているが、願っていることとやらなければならないことは違うということを分かり始めている、新人俳優のときめきと悔しさがごちゃ混ぜになった顔があった。時には照れ、はにかむ、イ・スヒョクとの対話は、遠くでおごり高ぶって立っていた鹿に近付いて、頬をそっと触ってみるような感じだった。そしてその鹿は、意外に素直だった。-2011年にSBSドラマ「根の深い木~世宗(セジョン)大王の誓い~」(以下「根の深い木」)とMBNシットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)「ヴァンパイアアイドル」などで、それぞれ違ったジャンルとキャラクターを演じる姿を人々に見せてきた。イ・スヒョク:俳優として、きちんとスタートを切った年だったので良かった。それに「根の深い木」も無事終了して安心している。-時代劇に出演するとは思わなかった。イ・スヒョク:実は時代劇はしたくなかったし、似合うとも思わなかった。だけど、撮影をしていたときと撮った後の気分が本当に良かった。以前は同じ年齢の人と仕事をするか、小規模映画の主人公だったので、思いのままにできて気楽だったけれど、周りの友達が先輩と仕事していることがいつも羨ましかった。今回、大先輩方と一緒に仕事をしながら学んだことが本当に多い。「チャン・ヒョク兄さんが読み合わせからアクションまでたくさんサポートしてくれた。」-例えばどんなこと?イ・スヒョク:幼いときから何かを習うことが苦手だった。所属事務所がさせるトレーニングもあまり受けてない(笑) 一人で悩んだり、現場で経験したりする方が好きだ。先輩たちは「こんな感じはどう?今回はこれがもっと良いと思う」と直接教えてくれることもあって、演技をしているところだけ見ても学ぶことが多い。誰もが認める素晴らしい方々だから、行動の一つ一つに理由がある。そしてたった一言でも、言ってくれたことが核心を突いた指摘だったので、戸惑うときも多かった。自分なりに一生懸命見て、考えたのにも関わらず、自分のキャラクターでもないのに、隣でそっと見て、アドバイスしてくれた一言でもっと鮮明になった。特にチャン・ヒョク兄さんがたくさんアドバイスしてくれた。最初の全体的な台本の読み合わせでは、トーンもよく分からなかったし、キャラクターの話し方も固くて、悩んでいたところ、兄さんが直接教えてくれた。アクション演技も兄さんがいなかったら、そこまで出来なかったと思う。もちろん上手くも出来なかっただろうけど(笑) -ユンピョンはセリフだけで表現できる役ではなかった。イ・スヒョク:客観的に見て難しい役ではないけれど、一歩間違えたらバカみたいに見えたかもしれない。容姿や声は現代劇では個性として見てくれるから、反感があまり無いけれど、時代劇は決まった枠組みが多くて、登場人物も多いから、僕が見ても非常に目立っていた。-徹底的にチョン・ギジュンを守り、忠実に従うように育てられた、一種の殺人マシーンだったが、重苦しくなかったか。イ・スヒョク:実は、最初はソイに対する感情があるという話を聞いてキャスティングされたので、演技をしながら少し紛らわしかった。前半ではわざと冷血な演技をした。後からソイに対する心を表現して、彼女のためにやむを得ず何かをするとき、ぱっと和らぐと感情がさらに劇的になると思ったから。ソイとのシーンは自分なりに考えて、微妙な感情を持って演技したけど、そのせいで視聴者たちには少し分かりにくかったようだ。それでも幸い最後の死ぬ場面ではでチョン・ギジュンを守るキャラクターとして印象に残って良かった。-「ここが私の死に場所です」と言ってにっこり笑うシーンが印象的だった。イ・スヒョク:本当はそのシーンを二回撮影した。非常に寒い二日間だったけれど、監督がドラマチックなことを望んでいたから、僕たちを小川に入れた(笑) 足を一度入れて出すと凍って、血を手につけて刃を握ると凍って刃が落ちないほど、凄く寒かった。だけど、撮影しているうちに時間が過ぎて夜になってしまった。個人的には初日の感じがもう少し良かった。「あ、これが最後の撮影なんだな」という気持ちもあってかうまく集中できた。二回目に撮ったときはそんなに多くを表現できなくて悔しかったけれど、結果的にそれが放送された。-武術の高段者といったとき、思い浮かべる丈夫さや重みよりは軽くていつも消えてしまいそうな感じだった。イ・スヒョク:チェユンが荒い感じの線だとしたら、ムヒュルはしっかりと安定した線で、僕が演じたユンピョンは少し女性らしくてやわらかい線が期待されていた。初めてアクションシーンの撮影に臨んだときは円を多く描いて、たくさんの人と対決する形で合わせたが、作品の中には含まれていなかったので少し悔しかった。-武術の覚えは早い方だったか?イ・スヒョク:よく覚えられないということよりは、最初、韓服(韓国の伝統衣装)も刃も何かぎこちなかった。実はマネージャーにはいつも、スーツを着る役がしたいと話している(笑) どうしても刃よりは銃が好きで、現代劇が似合っていると思ったから。作品やアクション演技の経験を積んだ後にこのキャラクターを引き受けていたら、違ったと思う。だから、初めて練習したときは自分でもぎこちなくて凄く大変だった。俳優が演技をするとき、自分でぎこちないと思えば、それが確実に映像に表れる。どうしても前半にはそれが表れてしまったはずだけど、チャン・ヒョク兄さんがたくさん教えてくれると同時に応援してくれた。僕のせいで怪我もいっぱいしたと思う。間違えて刀を振ってしまったけれど、痛そうな素振りをしなかったから「あ、大丈夫なんだな」と思っていた。でも後で見ると手から血が流れていた。「大丈夫ですか」と聞いたが、気を遣わず次のことに集中するように言ってくださった。それを見るといかにも先輩という感じがした。「最近ではユンピョン、密本(ミルボン)の悪いやつとして子供も僕のことを知っている」-そのような姿勢もやはり現場で習うことの一つだったのだろう。イ・スヒョク:俳優になるのがずっと夢だったけれど、まだ若くてモデル出身だから、漠然と俳優になりたいと考えるだけで、良い俳優になりたいとは考えていなかった。演技も下手で、器も小さかったから。自分なりに表現出来る俳優になりたいと思っただけだった。でも、今回の作品で良い俳優、大きい器を持つ俳優になりたいと初めて考えた。ハン・ソッキュ先輩やチャン・ヒョク兄さんが歩いていく後ろ姿を見ながら。-確かにお二人は良い俳優でもあるが、良い人というイメージも強い。イ・スヒョク:それも無視できない。俳優が演技するとき、コンセプトを持って、飾りながら作っていく面もあるけど、結局その人ができることをするから、その人の器から出てくるものが大きいと思った。-色々な楽しみと悟りを感じながら、長期間にわたって24話の撮影をやり遂げたが、物足りなさや限界もたくさん感じたと思う。イ・スヒョク:練習はしたけれど、中盤になってからより一層キャラクターを理解することができた。話し方も楽になってきた。プロなら撮影に入る前にすべての準備が整っていなければならないが、前半の第7、8話で自分が登場したシーンでの演技や表情はあまり見たくない。演技というよりは、その状況にだけ集中していた。前半から自分のキャラクターを明確に理解していれば、もっとうまく演じることができたが、経験が足りなかった。-「根の深い木」は視聴率も高かったし、今まで出演した作品の中で最も知名度が高かった。あなたの存在感を知っている人には強烈だったけれど、人々に広く知られたのは初めてだと思う。イ・スヒョク:このごろ、シットコムや映画の撮影現場に行くと、訪れていた子供たちに「ユンピョンだ、密本の悪いやつじゃないの?刃のアクション、一度やってみて」と言われる。だからこそもっと残念に思う。多くの方々に見ていただいた初めての作品だったのに、自分が満足する演技が出来なかったから。-子供たちが気づいてくれることは、また違う感じだと思う。イ・スヒョク:そうですね。今まで僕のことを知っていた方たちは僕に関心があったり、ファンであった場合が多かった。ファンは僕を長い目で見てくれている方々だから、スタイルや性格を知っている。幼い子供たちや高齢の方々が「根の深い木」を見て、僕に気づいてくれてありがたい反面、残念な姿がたくさんあったので、早くより良い姿をお見せしたいと思った。-「根の深い木」では「ホワイト・クリスマス」のときよりセリフの伝達や発声が安定していた。イ・スヒョク:「ホワイト・クリスマス」のユンスはあまりにも反抗的で不安定な子で、監督も荒れた感じを希望していたので、表現することよりは、感情的を自由にした部分が大きかった。だからユンスの姿を初めて見た方はあまりいい印象を持たなかったかもしれない。僕が見てもそうだから(笑) -容姿から感じる雰囲気のせいで不安な内面を持った少年という設定がよく似合っていたが、演技をする立場では簡単ではなかったと思う。イ・スヒョク:初めはユンスが気に入らなかったけど、中盤に入って魅力を感じた。どんなキャラクターでもキャラクターに対する設定を確実に説明して、まとまりが良いと演技することも簡単で、見ている方々も魅力を感じると思う。ユンスはその点で良かった。しかし1年前ということと、その間に色々なことがありすぎて、実はどんな演技をしたのかよく覚えていない(笑) -今は映画「チャ刑事」と、シットコム「ヴァンパイアアイドル」の撮影をしているが、どう?イ・スヒョク:映画は撮影が終わった。「根の深い木」の中盤からシットコムと映画を同時進行で撮影した。前半ではユンピョンに集中できたから良かったけど、後半では車で寝ているところをマネージャーに起こされて、韓服に着替えろと言われたら着替えて、また寝て起きたら、映画の撮影現場やシットコムの撮影現場だったので、頭がぼうっとしていた。一つに集中していれば、もっと良い表現ができたが、新人でチャンスがいつも来るものでもないし、事務所の立場もあるから。それに、全部の作品が良くて逃したくはなかった。-「チャ刑事」ではモデル役だと聞いた。イ・スヒョク:本当にわがままなモデルだ。最後の撮影は本当に気性荒く振舞うシーンだったけれど、うまくできなかった。僕、こう見えても、そんな行動は全然したことがなかったから、少し負担になった。「イメージ的にもう少し楽になる必要があると思う」-「What's Up」はどうだった?神秘的な天才作曲家という設定は負担になったと思うか。イ・スヒョク:本当に負担だった(笑) 放送が延期されたけど、ドラマとしては初めての作品で、映画のようにモニターを見たり、集中する時間がない状況だったので、そのときは演技の指導を少し受けた。だけど、一人でスビンはこうだろうと自分で考えたイメージで固まってしまって、トーンを変えるのが難しかった。演技の先生や脚本家の先生の前で演技をするときが難しかった。実は「What's Up」が一番悔しかった。演じたキャラクターが本当に好きだったけれど、僕の演技があまりにも下手で。そして「ホワイト・クリスマス」と同時期に撮影したことが凄く残念。-違う感じがするキャラクターを主に演じてきたと思う。違うということは違う顔をしているとも違った行動をするとも言える。あなたには前者の影響が大きかったと思う。イ・スヒョク:新人俳優で、僕が持っているものをまだ見せられなかった状況なのに、顔もそうだし、モデルのイメージが強すぎて、みんなからそう思われているかもしれない。最近はもう少し人間らしいキャラクターを演じてみたいと思っている。とりあえずおしゃれな役はあまりしたくない(笑) 結局それは当たり前なことだから。-実際に見たら画面より、かえって日常的な感じがする。イ・スヒョク:いつも違うキャラクターをしていたから。本当は僕、そんな人じゃないのに(笑) 以前、人間らしいキャラクターが一度回ってきた。平凡な痛みがあって、良い暮らしでもなく、おしゃれでもなく、ずっとトレーニング服だけ着ている。本当はおしゃれをするのが好きだし、ファッションに関心があるけれど、その姿は他のところで、違ったときに見せられるから。今はただ人間らしい姿が強いキャラクターを演じてみたいと考える時期みたいだ。-俳優として、自分だけが持っている存在感は経歴からも得ることができない、すごい武器でもあるが、新人にとっては束縛かもしれない。イ・スヒョク:「ホワイト・クリスマス」のとき、脚本家のパク・ヨンソン先生がおっしゃっていた。「見える姿や声が長所だけれど、難しい部分にもなり得る」と。そのときは聞きながら「はい?」と答えていたけど、「根の深い木」と「チャ刑事」を撮影しながらつくづく感じる。この長所を最大限に活かすには僕がもっと練習して、勉強しなければならないと深く考えている。-そんな意味で「ヴァンパイアアイドル」のスヒョクが興味深い。イ・スヒョク:以前だったら、所属事務所からいくら薦められてもシットコムを選ばなかったと思う。でもいくつかの作品に出演したことで考えが変わった。したいことやしたくないことなどの考えを捨てて、今しなければならないことが分かるようになった。周りの方が演技するとき、役に立つとアドバイスしてくれたし、自分でもイメージ的にもう少し楽になる必要があると思った。-「あ、この人、これを楽しんでいるんだ」という表情が見えるときがある。イ・スヒョク:シノプシス(ドラマや舞台など作品のあらすじ)やコンセプトが良かった。ヴァンパイアは格好つけることが重要視されたキャラクターだと思う。だけど、そんなイメージから面白い題材に変えたことが新鮮だった。共演している仲間と過ごす時間も好きだから、とても楽しく撮影をしている。-シットコムでの演技は瞬発力と集中力が必要だと思う。ひょっとするといい場面を逃してしまうかもしれない。イ・スヒョク:だから本当にきちんと準備をしなければならない。映画はモニターを見て、僕の立場が説明できるから、お互いに調整して最も良い状況を作り出せる。そして、ドラマはドラマの筋書き通りの枠が作られている。シットコムは一度撮れば、それで終わりだから笑える場面がたくさん映ったみたいだ。シットコムだから、許されるけど、少し自制しなくちゃ。だけど、シン・ドンヨプ先輩とキム・スミ先輩は本当に面白い。まだ画面ではあまり目立たないけど、状況判断や瞬発力、機転が利くところが本当に素晴らしい。このようにお互いに呼吸を合わせることはここでしか習うことができないと思う。-俳優になることを長く夢見てきたが、何がきっかけだったのか。イ・スヒョク:映画が本当に好きだ。映画の中で僕にできることは何か考えてみたら、俳優という夢を持つようになった。幼いとき、父とレンタルビデオ屋に行って「何見る?」と聞かれたら、「これとこれ」といいながら2、3本借りて、続けて2本全部見て寝たりした。映画館によく行ったわけではないけれど、映画を選んで見て、こんな内容だったんだなと思いながら、返却しに行くことが子供のときから楽しみの一つだった。少し成長して映像やビジュアルに関心を持ちながら、ある監督を詳しく研究して、その監督の作品を順番に見たこともあった。デヴィッド・フィンチャー(David Fincher)、ミシェル・ゴンドリー(Michel Gondry)、ティム・バートン(Tim Burton)のような監督。「ファイト・クラブ」「セブン」のようにカッコよくて男らしい映画が好きだけど、ミシェル・ゴンドリーの映画を見ながら、愛に対する可愛くて美しい表現もたくさん習った。俳優としてはジョニー・デップ(Johnny Depp)やエイドリアン・ブロディ(Adrien Brody)も好きだ。だけど、いつからかブラッド・ピット(Brad Pitt)が一番になった(笑) -あらゆる事を経験した男だから(笑) イ・スヒョク:若いときから、出来ることとやらなければならないことをした後、今のブラッド・ピットが持っているような、飾らなくても自然に出てくる男の魅力が最高だと思う。僕は幼いときから「ホワイト・クリスマス」のカン・ミルや日本のドラマ「池袋ウエストゲートパーク」で窪塚洋介が演じた安藤タカシのように、男らしくて強い感じだが、少年らしいふざけた面も一緒に持っているキャラクターが好きだった。ところが人々が僕に望む役はユンスやスビンのような感じだ。願っていることとやらなければならないことは違うようだ。-ランウェイやカメラの前で感じる喜びは、生きながら経験できる刺激の強度から見ると、相当高いレベルのスリル感があると思う。俳優はモデルよりももっと強い刺激なのか、それとも違う刺激なのか。イ・スヒョク:全然違う。モデルは何も分からないときに始めて、気楽に仕事ができた。みんな可愛がってくれたし、チャンスもたくさん与えてくれた。服がとても好きだから、色々な情報もたくさん吸収できて、このようなときはこのようにすれば良いと分かるようになった。だけど、新人俳優の立場で仕事をするのはとても緊張する。スタッフもたくさん見ているから。うまくやっていることなら、自分でも堂々と出来るけれど、まだぎこちない部分もたくさんあるから緊張するときが多い。完全に違う刺激だ。-俳優はモデルより人々と会う機会が多くて、望まない部分まで露出されたりもする。やりたい仕事をするために、これからやりたくない仕事もやらなければならない瞬間が来ると思う。イ・スヒョク:今でもやりたくない仕事は表情に出ているのでバレバレ。代わりにやりたいことをするときは本当に努力して、深く考える。だけど、まだこれだ!という役をする立場ではない。その役のためにも、今、与えられたことを一生懸命に頑張ろうとしている。もちろんユンスやユンピョンも嫌だったと言ったけど、本当に嫌いだったら、してなかったと思う(笑) キム・ヨングァン兄さんとお酒を飲みながら話したことがある。そのとき、兄さんが言ってくれた。「与えられたことをすべてやり遂げることが本当に素晴らしいこと」だと。僕もそう思う。何よりもこの仕事をしていること自体が幸せだ。

“シン・セギョンに愛されると…”ジンクスが話題に
※この記事にはドラマ「ファッションキング」など、様々な作品の結末に関する内容が含まれています。女優シン・セギョンに愛されると死ぬという、「シン・セギョンジンクス」が話題になっている。22日に最終回を迎えたSBSドラマ「ファッションキング」は、男性主人公カン・ヨンゴル(ユ・アイン)が不可解な銃弾に当たって死ぬという結末で終わった。このような衝撃的な結末にネットユーザーは、「シン・セギョンの呪い」と呼び、シン・セギョンが出演した作品について言及した。2009年に放送されたMBCドラマ「善徳女王」では、天明(シン・セギョン)の夫キム・ヨンス(パク・ジョンチョル)が戦争中に死を迎える。また、MBCシットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)「明日に向かってハイキック!」では、チェ・ダニエルがシン・セギョンと共に乗った車で交通事故で死亡したような結末だった。昨年放送されたSBSドラマ「根の深い木~世宗(セジョン)大王の誓い~」のシン・セギョンの相手役チャン・ヒョクもやはり、ハングル配布に力を注ぎながら刀で殺された。シン・セギョンの呪いは、テレビドラマだけではなく映画でも同じだ。2006年の映画「シンデレラ」でシン・セギョンの母親役ト・ジウォンは自殺で死を遂げ、映画「青い塩」でシン・セギョンの師匠役オ・ダルスもまた、銃で撃たれて死んでしまう。シン・セギョンの相手役が死ぬということに対してネットユーザーは、「シン・セギョンに愛されると死亡?」「恐いシン・セギョンの呪い」「シン・セギョンジンクスだ」などといった反応を見せている。





