殺し屋たちの店
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「殺し屋たちの店」ソ・ヒョヌ“ポイントは金歯…監督の言葉でキャラクターが完成した”
俳優ソ・ヒョヌが、Disney+「殺し屋たちの店」に出演した感想を語った。最近、マイデイリーはソウル市鍾路(チョンノ)区三清洞(サムチョンドン)にあるカフェでソ・ヒョヌに会い、Disney+オリジナルシリーズ「殺し屋たちの店」とソ・ヒョヌが務めたキャラクター、イ・ソンジョについてインタビューを行った。同作は、叔父のジンマン(イ・ドンウク)が残した危険な遺産によって、怪しい殺し屋たちのターゲットになった姪っ子ジアン(キム・ヘジュン)の生存記を描いたスタイリッシュニューウェーブアクションドラマだ。ソ・ヒョヌは一人残されたジアンを狙う殺し屋のイ・ソンジョ役を務めて、衝撃的なビジュアルから強烈なアクションまで、目を離せない魅力を披露した。この日、劇中の冷たかった表情とは異なり、明るい姿で登場した彼は、取材陣一人ひとりと挨拶してインタビュー中に喜びを隠すことができなかった。彼は「完成した作品が本当に気になっていたんです。台本と映像がどう違うか心配しながら鑑賞したのですが、シリーズがすべて公開された後にもう一度鑑賞しました。まるで一本の映画を観るように鑑賞しました」と伝えた。そして「直接的な悪役は初めてでしたし、どのように描かれるのか、またソンジョというキャラクターが作品の中でどのように存在し、影響を与えるのか、心配半分、楽しみ半分で見ました。最初見た時は不安もありましたが、後になって全8話を一気見する時には、自分の役割だけではなく、作品全体のリズムやテンポを楽しむことができました。監督にも面白かったと連絡しました」と語った。劇中イ・ソンジョは、冷たい時は本当に冷徹な姿を見せるが、シーンによってたまにウィットに富んだ姿を見せて視聴者を魅了した。金歯があるところも注目ポイントだ。ソ・ヒョヌはこのキャラクターのすべてを具現化するため、細かい部分にも力を入れた。彼は「ビジュアルがとても印象的だったんです。金歯に長髪ですから。実は悪役に金歯という設定は、ある意味誰でも簡単に連想できるので、自分だけの方法で金歯を見せたいと思ったんです。そのため金歯を作る日まで悩み続けました。元々上の歯にしようとしましたが、既視感があって多くのキャラクターが思い浮かんだので、変えました。下の歯がより野蛮な感じが強いと思いました。ですが、金歯を制作して着用してみたら、発音するのが難しかったんです。全体の台本読み合わせの日に監督に話し、監督から逆に不自然な発音が面白く感じられると言われて、ソンジョというキャラクターが完成しました。あ、それから長髪の雰囲気を生かすのも簡単ではなかったので、扮装チームの方々が本当に苦労しました。インタビューすることになったら、必ず感謝の言葉を伝えたいと思っていました」と明かした。クールなビジュアルに自然な全羅道(チョルラド)の方言まで。完璧に悪役を具現化した彼だったが、ユーモアも諦めたくなかった。そのため悩みも多かったという。彼は「(キャラクターを)あまりにもユーモラスに表現してしまうと、後になってカリスマ性が必要なシーンで(視聴者が)没入できないと考えました。そのバランスを取るのが大変でした。そのため様々な選択肢を監督に提示しました。今よりもう少しユーモラスなアドリブを入れたことも多かったのですが、監督がそのバランスをきちんと調節してくれました。ただし僕は『ウィットがウィットに感じられているかな』『無慈悲が無慈悲に感じられているかな』ということについて長い間悩みました」と振り返った。作品に深く没入しただけに、抜け出すことも簡単ではなかったはずだ。ソ・ヒョヌにこれについて尋ねたが、彼の答えは予想よりもプロフェッショナルだった。立派に悪役を演じることができた理由だった。彼は「実は俳優として活動している際、常に自分自身にブレーキをかけて、コントロールする部分があります。そのためこの作品でも、準備してキャラクターを構築する過程で、絶対にここに没入してはいけない、と決心しました。それでこそ、悪役を務めるとしても、作品が終わってから再び中立に戻ることができると思っているからです。作品が終わったら平凡な自分へ戻ることができるように、装置をたくさん隠しておくタイプです。ソンジョ役を演じる時にも、残酷なシーンを撮影した後は、逆に明るく行動しようとしていました。最大限、自分自身を中立のところで維持しようとしていました」と回想した。演技をする時に中立を維持する特別は理由はあるのだろうか。ソ・ヒョヌはこれについて「バラード歌手が悲しい歌を歌うけれど、絶対に泣きはしない感じです」と説明した。彼は「僕もたまには人間だから、(作品が終わっても)感情の要素が少し残ったりもします。その時は休んでいる間にそれをたくさん解消しようとします。中立に戻ると、次のキャラクターをどのように構築するか、期待が持てるようになります。演技する瞬間だけは感情を最小化します。どのようにすれば観客がもっと強く感情を抱くことができるのか、ということに集中します。見る人々が感じることができるようにリードするのが自分の役割だと考えており、そのような選択と態度がキャラクターの構築にいつも役立っています」と話した。中立の他に彼が持っている職業病が、もう一つあった。それは仕事中毒だ。挑戦を続けている彼から、演技への本物の情熱を確認することができた。彼は「普段僕が楽しんでいる趣味は特にないです。山登りや水泳くらいかな規則的に何かをしたりはしません。そのためか、僕は演技をしている瞬間が一番楽しいです。現場でスタッフの方々、俳優たちと一緒に過ごす時間が一番幸せです。そのため休まずに活動して、出演オファーがない時も自ら仕事を探してする性格です。僕には演技がとても面白い遊びのようです」と語った。
「殺し屋たちの店」キム・ヘジュン“イ・ドンウク先輩が本当の叔父のように気を配ってくれた”【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。女優キム・ヘジュンが、イ・ドンウクと共演した感想を明かした。キム・ヘジュンは最近、ソウル鍾路(チョンノ)区昭格洞(ソギョクドン)のカフェで、Disney+オリジナルシリーズ「殺し屋たちの店」(脚本:チ・ホジン、イ・クォン、演出:イ・クォン、演出:イ・クォン)に関するインタビューを行った。「殺し屋たちの店」は、叔父のジンマン(イ・ドンウク)が残した危険な遺産によって、怪しい殺し屋たちのターゲットになった姪っ子ジアン(キム・ヘジュン)の生存記を描いたスタイリッシュニューウェーブアクションドラマだ。イ・ドンウクとキム・ヘジュンが怪しげな叔父と殺伐とした姪っ子として出会い、ユニークなケミストリー(相手との相性)を完成させたのはもちろん、スタイリッシュなアクションを披露し、韓国国内外の視聴者や批評家から圧倒的な緊張感と強烈な快感をもたらすと好評を博した。劇中キム・ヘジュンは、幼い頃に両親を亡くし、叔父のもとで育ったジアン役を演じ、強く、堂々とした姿で関心を集めた。叔父ジンマンの死に淡々とした態度を見せながらも、空っぽの家を見ながら一瞬で涙を流す演技や、アクションなどでは強烈で大胆な演技で、挑戦を恐れない女優として深い印象を残した。キム・ヘジュンは「殺し屋たちの店」について、「最初にオファーを受けたのは『調査官ク・ギョンイ』が終わった時でした。その時はジャンル物は避けたいと思っていたので、最初は断ったんです。数ヶ月後に再びオファーをもらった時は、ストーリーがとても面白いと思いました。ジャンルを選ぶのではなく、やりたいことをやろうと思いました。自分のキャラクターを先に見ましたが、ジアンの成長のストーリーが魅力的だと思いました。叔父さんとの関係も面白かったです。時間の流れが普通に進むのではなく、過去と現在を行き来するところも魅力的に感じました」と語った。特に、2度目のオファーを受けたのは、イ・ドンウクがキャスティングされた後でもあった。それが決め手となった。キム・ヘジュンは「イ・ドンウク先輩がキャスティングされたことが、大きな決め手となりました。私が幼い頃に見て育った芸能人、俳優だからです。ジンマン役をイ・ドンウク先輩が演じると思って読んでみたら、ぴったりだと思いました」と語った。続けて「叔父さんとして出会ったイ・ドンウク先輩はとてもかっこよかったです。今でも素敵な大人で、先輩で、友人でもあります。最初は芸能界の大先輩だと思っていたのですが、今は良い人だと思っています」とし、「普段から本当の叔父さんのように気を配っていただいて、私も自分の叔父さんに接するようにしていました。撮影中に広告撮影をされた時は、広告のグッズをプレゼントしてくれました。お給料をもらったらチキンを買ってくるお父さん、お兄さん、叔父さんのように。あれこれプレゼントをたくさんもらい、ご飯もたくさんおごってもらいました」とつけ加えた。また、キム・ヘジュンは「ティキタカ(相性が良く、ポンポンとやりとりする様子)がすごく魅力的です。私も少しシニカルでありながらも温かいです。ツンツンしているけれど、お互いのことを心から考える方です。イ・ドンウク先輩が究極のツンデレだとすれば、私は成長中のツンデレですね」と明かして笑った。今作でアクションをこなしたキム・ヘジュンは「本当にどれか一つを挙げられないほど、すべてのシーンが大変でした。アクションはそれまでもやったことはありましたが、その時は突然アクションをやることになったので、短期間で学びましだ。今回はアクションのジャンル物なので、4ヶ月前からアクションスクールで訓練を受けました。その時から大変な日々が始まりました」と振り返った。大変なアクションシーンをこなしただけに、次もまたアクションのあるジャンル物をやりたいという気持ちはあるのだろうか。キム・ヘジュンは「アクションジャンルは挑戦できないと考えていたのですが、完成した作品を見たら、残念な部分もあったので、また挑戦してみたいと思うようになりました。良い作品があれば挑戦するのではないかと思います」と話した。それと共に彼女は「今は可愛らしい姿を見せたいです。ロマンティック・コメディのような、日常的な姿を見せる時が来たのではないかと思っています」と笑った。
「殺し屋たちの店」パク・チビン“パク・ウンビン姉さんの大賞受賞は同じ子役出身として嬉しかった”
俳優パク・チビンが、「殺し屋たちの店」のビハインドストーリーに言及した。最近、ソウル鍾路(チョンノ)区三清洞(サムチョンドン)にあるカフェで、Disney+「殺し屋たちの店」(演出:イ・クォン、脚本:チ・ホジン、イ・クォン)に出演した俳優パク・チビンがインタビューを行った。「殺し屋たちの店」は、叔父のジンマン(イ・ドンウク)が残した危険な遺産によって、怪しい殺し屋たちのターゲットになった、姪っ子ジアン(キム・ヘジュン)の生存記を描いたスタイリッシュニューウェーブアクションドラマだ。パク・チビンは天才ハッカーのジョンミン役を熱演し、イメージチェンジに成功した。ジアンが危険に陥った時、傍を離れず一緒に危機を乗り越え、彼なりの優しさで友人としての姿を見せたが、どんでん返しのある人物として目を引いた。イ・クォン監督は、ジョンミン役に新人俳優をキャスティングする予定だったが、パク・チビンと打ち合わせの後、彼を選んだという。パク・チビンの演技に満足したとも評価している。これに対しパク・チビンは「僕の聞いたところでは、僕の前作を見てくださって、『ブラインド』も見てくださったそうです。この作品を構想した時、ジョンミン役に合うと思って、念頭に置いてオーディションを行ったそうです。僕が合流したのが遅くて、ほぼキャスティングが終わる頃に監督に会いに行って、作品の説明を聞いて『やります』と言ったら、『本当に?』と言われました」と説明した。彼は「このような役をやる時は悩むんです。どんでん返しがある人物ですし、それまで作品に姿はずっと現しているけれど何も無いし、それをキープしなければいけませんが、ストーリーの緊張感を緩めてはいけないので、そういったところが心配でした。しかし、第1話~4話までが面白かったですし、ルーズな感じはしませんでした。そのような部分で、僕もうまく馴染むことができたと思います」とつけ加えた。ジョンミンが死ぬシーンは、映画「キル・ビル」を思い浮かべるほど猟奇的でもある。撮影のエピソードを聞く質問にパク・チビンは「扮装をしたのですが、斧で刺された後、そのまま刺されていなければなりませんが、ずっと揺れてしまいました。そのせいでNGが出たんですけど、結局ポストプロダクション(撮影後の作業の総称)でCGを入れたと聞いています。台本でも虚しい死に方をすると表現されていました。タイトなショットやバストショットがなかったんです。もともとはパンツ姿で死ぬことになっていました」と明かした。死ぬ前のシーンの演技も印象的だった。彼は「個人的に、どうしても8部作で残念なのは、各キャラクターのストーリーが表現しきれていないところです。ジョンミンもストーリーが多いのに、作品では5話の回想に登場するだけなので、表現するものが少なかったんです」とし、「ジョンミンについて監督が意図されたのは、潔癖症であるし、角度を合わせる強迫観念、また、ミリタリー好きできれい好きで、体に何かをつけるのが嫌いで、がつがつ食べることを汚いと感じるなどのポイントでした」と語った。そして「ずっとシャワーを浴びたがることにも、そのようなことが内在しているんです。汚くて、暑くて嫌なのです。その理由を表現するには、ストーリーがないので、『シャワーを浴びたくて服を脱いだというのを、視聴者に納得してもらえるだろうか』という悩みがありました。僕的には、インパクトはあったかもしれないけれど、設定に少し納得できないところがあると思いました。監督も撮影当日まで悩んでいて、現場で変更されたと聞きました。そこは見逃すしかなかったポイントだったと思います」と打ち明けた。子役として演技を始めた彼が、20年以上演技を続けることができた理由は何だろうか。パク・チビンは「幼い頃に何も知らずに始めましたが、とても面白くて続けたところ、今に至ったのだと思います」と話した。彼は「現場でも冗談で『先輩、先輩』と呼ばれますが、これが何だか僕は」と負担に感じている様子を見せた。そして「そのため経歴を聞かれたら、僕は『6年目です』と言っています。除隊したのが2017年なので。20年たったと言うのは、不思議と負担になるんです。ただ長くやっているだけなのですが」とつけ加えた。また「子役出身の友達が多くて、スンホ兄さん、ジング、ユジョン、ヒョヌ兄さんなど、活動をよくしてくれているのを見れば、自分の作品ではないのに胸がいっぱいになります。ウンビン姉さんも子役出身から大賞をもらうまでになり、同じ子役出身として嬉しいです」と話した。
もう一度最初から見たくなる?!中毒性抜群のイ・ドンウクの最新主演作『殺し屋たちの店』の魅力を大解剖
2024年のDisney+(ディズニープラス)オリジナルドラマ1作目として1月に配信がスタートした『殺し屋たちの店』は、全8話と一気見派の方にもおすすめの作品。サスペンスアクションドラマということで衝撃的なシーンも多い本作ですが、イ・ドンウク演じるミステリアスな叔父チョン・ジンマンと、『キングダム』や『コネクト』に出演し俳優として注目度を高めてきたキム・ヘジュンが演じた姪チョン・ジアンとの絆、ジアンを守るために集結したジンマンの仲間たちとのエピソードなど、思わず感情移入して涙を流してしまうシーンも。本記事では、そんな魅力たっぷりの『殺し屋たちの店』を大解剖します。>>『殺し屋たちの店』視聴はこちら何度も見たくなる!張り巡らされた伏線と見事に回収していく脚本に注目本作の原作は、2020年に発表された作家カン・ジヨンの小説「殺人者のショッピングモール」。たった一人の肉親だった叔父ジンマンの葬儀を終えたジアンが、荒野に立つ一軒家に帰宅すると突然狙撃され、外壁や壁が破壊されるという極限状態から始まる『殺し屋たちの店』は、実に多くの伏線が張り巡らされており、最終話まで見ても1話から見返したくなってしまう中毒性抜群のドラマなんです。各話では複数の過去のシーンが繰り返し出てくるのですが、話数が進むごとに登場人物の心情や状況などの情報がプラスされ、見るたびに「このセリフや行動にはこんな意味があったのか!」と気づかされ、伏線が鮮やかに回収されていくので、見ていて爽快な気持ちにもなります。そんな何度も同じシーンが出てくる過去のパートとは対照的に、現在のパートではジンマンの葬儀が終わり一緒に暮らしていた自宅に戻ったジアンが過ごす1日のみを描いている点も本作の面白さのポイント。たった1日(正確には半日)の中で、ジンマンとの過去を振り返りながら、多くの選択を迫られ強く逞しくなっていくジアンを見守りたくなってしまうのです。また、あえて最終回に新たな謎や疑問を残し、友人や知人とどう思う? と語りあいたくなってしまう脚本は秀逸。続編を思わず期待してしまいます。 最新アクションシーンがとにかくすごい!俳優陣の身体能力に脱帽サスペンスアクションドラマの『殺し屋たちの店』では、これまで多くのドラマや映画で登場してきたガンアクションや、接近先でのナイフなどを用いたアクション、戦場での特殊部隊などによるチームアクションはもちろん、兵器ドローンや四足歩行の兵器ロボットなど、舞台が現代ならではのアイテムが登場するアクションシーンも。タイトル通り殺し屋が多く登場しますが、好んで使用する武器の種類や戦い方で各人の個性を表現したり、ジンマンが地下で運営していたショッピングモールと名付けられた武器や薬品の巨大倉庫と、ジアンがジンマンと10年間住んでいた自宅が、さまざまな仕掛けが施された要塞のようだったりと、思わず唸ってしまうスパイ映画ファンの方も多いのではないでしょうか。もちろん『殺し屋たちの店』の店主ジンマンを演じたイ・ドンウクをはじめとした、俳優たちのアクションシーンは大迫力。傭兵時代には計画的で常に冷静、どんなに傷だらけになって血まみれになっても絶対に任務を遂行させるという意思を、傭兵引退後には幼いジアンを守るという意志を、全身で視聴者に訴えかけるイ・ドンウクの強さとカッコよさは異次元レベルです。また、謎の女性スナイパーのミンへと、ジアンのムエタイの師匠でありジンマンと共に働くパーシンのアクションシーンは、とにかくクールで華麗。中でも、身体能力が高く接近戦も得意なS級キラーのミンへ役を演じたクム・ヘナは、トライアスリートの練習メニューを受けてから撮影に臨んだそうで、惚れ惚れしてしまうほどのアクションシーンで魅せてくれます。 叔父と姪の絆、仲間たちの絆に胸が熱くなる10年間一緒に暮らす中で、自身の死後にジアンが窮地に追い込まれてしまうことを予想していたジンマンは、幼い頃からジアンに度々生き残るために必要なことを説いていきます。2人が最後に交わした言葉や、「どの空間にも必ず死角がある」「弱いヤツほど吠える。強くなって相手に吠えさせろ。怖くても目を開いて真っ直ぐ見ろ」など、言われた当時は理解できなかった言葉たちが、実際に窮地に追い込まれたジアンを助けることになる展開は胸熱。2話から紐解かれていく幼いジアンとジンマンの過去には微笑ましいシーンも多いのですが、7歳で壮絶な出来事を経験したトラウマから心を閉ざした幼いジアンと、そんなジアンにも不器用な接し方しかできないジンマンが、次第に本物の家族のようになっていく姿も丁寧に描かれています。ジアンのその小さな体では受け止めきれないほどの悲しみを背負わせてしまったことに罪悪感を抱きながらも、ジアンが同級生にいじめられていることを担任教師から聞いた時になぜジンマンは「本人が解決すべき問題だと思います」と言い放ったのか。ジンマンのその真意を、言葉ではなく繊細な表情だけで表現したイ・ドンウクの演技は必見です。また、成長し高校生になったジアンは、超過保護なジンマンとの暮らしに息が詰まり、1発でも自分を殴れたら1人暮らしを許可するという賭けをジンマンとすることになります。勝つために、パーシンにムエタイを習い始め築かれていくジアンとパーシンの師弟関係や、スナイパーになる以前ラオスで出会ったミンへとジンマンの壮絶な過去から繋がった絆など、血縁関係以外の絆の物語もしっかり描かれています。 出演俳優の代表作になること必至!絶妙なキャスティング主演のイ・ドンウクはもちろんですが、やはり見逃せないのは、ジアンを演じたキム・へジュンの名演。高校生から大学生という比較的年齢幅がない役柄を演じていますが、ジンマンと一緒に暮らしている時、1人暮らしを願っている時、そして独立し実はジンマンのことを何も知らなかったと気づいた時と、叔父と姪、唯一の肉親という親子とは違う微妙な関係の些細な変化と心の葛藤、そしてジンマンに幼い頃から言われ続けた「強くなれ」を体現していくジアンを繊細に演じています。一筋縄ではいかない人物ばかり登場するのも本作の特徴。特にジアンを追い詰める殺し屋イ・ソンジョ役を演じたソ・ヒョヌは、天涯孤独で殺し屋を職業と割り切り淡々と殺人をこなしながらも、戦利品に執着したり、傭兵組織の仲間を家族のように思ってるように感じさせたりと、妙な人間臭さを持つどこか憎みきれない敵役ソンジョを好演。また、ジンマンと敵対する全ての始まりで終わりの最強ヴィラン・ベール役を演じたチョ・ハンソンは、不気味でサイコパスなベールを圧倒的な存在感で演じていて流石の一言。さらに、敵か味方か見分けがつかない、ジアンの同級生役ペ・ジョンミンを演じたパク・チビンの表と裏の顔の演じ分けも見事です。さらに、出演シーンは決して多くはないのですが、ショッピングモールの従業員ブラザーの兄ホンダ役のパク・ジョンウの優しい眼差しを忘れられなくなる方も多いのではないでしょうか。大迫力かつ華麗なアクション、叔父と姪と仲間たちとの絆、張り巡らされた伏線を鮮やかに回収したかと思いきや、ラストに残る謎。中毒性抜群な要素だらけの、サスペンスアクション『殺し屋たちの店』はディズニープラスで独占配信中。ぜひ何度も繰り返し見てほしい作品です。執筆:平松道子(MIDUMU)■配信情報『殺し屋たちの店』全8話 Disney+(ディズニープラス) スターで独占配信中!>>『殺し屋たちの店』視聴はこちら【キャスト】イ・ドンウク「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」キム・ヘジュン「コネクト」「キングダム」【スタッフ】監督:イ・クォン「ドアロック」脚本:チ・ホジン「時間が止まるその時」 / イ・クォン「ドアロック」【ストーリー】唯一の保護者だった叔父の突然の死後、ジアンは叔父が残した怪しいショッピングモールの存在を知ることになる。叔父は何者だったのか、そしてこのショッピングモールの正体は何なのか。ジアンが立ち直る間もなく、ショッピングモールの倉庫を狙う謎の人々による襲撃が始まる。たった一人で残されたジアンは、果たして彼らを相手に生き残ることができるのか?■関連リンクDisney+公式HP
イ・ドンウク&キム・ヘジュンら、Disney+「殺し屋たちの店」終了の感想を語る“愛してくれてありがとう”
Disney+のオリジナルシリーズ「殺し屋たちの店」の最終話が公開され、俳優たちが放送終了の感想を伝えた。同作は昨日(7日)、最後のエピソードを公開し、大団円のうちに幕を閉じた。これと共に、個性溢れるキャラクターたちのストーリーを完成し、エピソードごとに新たな面白さを届けてくれた俳優たちが、旧正月の連休を控えて、新年の挨拶と共に放送終了の感想を伝えた。まず、怪しい叔父で元傭兵のジンマン役を演じ、最後までミステリーを最大に増幅させ、没入感を高めた俳優のイ・ドンウクは「今作を愛してくださってありがとうございます! 楽しい旧正月の連休をお過ごしください。新年明けましておめでとうございます!」と、作品へのファンの愛に対する感謝とともに挨拶を伝えた。イ・ドンウクとの格別なケミ(ケミストリー、相手との相性)からキャラクターのスペクタクルな成長ストーリーまで、幅広い演技で劇をリードしたジアン役のキム・ヘジュンは「よく聞いてくださいね。皆さん、これまで今作を観ていただき、心から感謝しています。『殺し屋たちの店』はDisney+で年中無休で営業中です! 明けましておめでとうございます。愛しています」と、放送終了の感想と共に、センス溢れる挨拶を伝えた。ユーモラスながらも冷酷なワンショットワンキル(一撃必殺)のスナイパーソンジョ役で熱演を繰り広げたソ・ヒョヌは「今作を最後まで見守ってください! 明けましておめでとうございます。成仏してください」と、ソンジョのシグネチャーセリフを活かしたユニークな挨拶を伝えた。眼差しだけで皆を圧倒する希代のヴィランベール役を演じ、再び人生最高の演技を披露したチョ・ハンソンは「愛してくださって心から感謝しています。皆さん、愛しています! キール・ショータイム!」と、キャラクターとは180度異なる優しい笑顔で挨拶を伝えた。ジアンの同級生であり、ジンマンの死にまつわる真実の鍵を握るジョンミン役を演じたパク・チビンは「たくさん愛してくださってありがとうございます! 楽しい名節(伝統的な節日)を過ごしてください」と感謝の気持ちを表し、爆発的なアクションでカタルシスを届けたミンヘ役を演じたクム・ヘナは「今作を愛してくださったお客様! よく聞いてね! ありがとう」と視聴者をお客様と称し、愛情たっぷりの挨拶を伝えた。ジンマンが運営してきた「マザーヘルプ」に潜んで過ごしていた正体不明のアルバイトブラザー役で、欠かせない役割を十分に果たしたイ・テヨンは「今作を愛してくださったすべての方々、本当にありがとうございます! 幸せになれると思います。いつも元気で、幸せに過ごしてください。マザーヘルプの職員代表ブラザーより」という可愛い挨拶を伝え、ジンマンの傭兵仲間であり、ジアンのムエタイの師匠であるパシン役を演じたキム・ミンは「今作をラブラブしていただき、ありがとうございます。パシンは最近、大変だね番号は110.。。」と、劇中のキャラクターの話し方で機知に富んだ感想を伝え、目を引いた。さらに「Disney+で会おう」と、第1話からの再視聴を頼むことも忘れなかった。登場と同時に視聴者に涙を流させた幼いジアン役を演じたアン・セビンは「毎週水曜日が待ち遠しいキールショーデー! 今作をたくさん愛してくださってありがとうございます。今年も温かい愛が溢れる1年になることを祈ります。あけましておめでとうございます」と、一文字一文字丁寧に書いた筆跡で感想を伝え、見る人々を微笑ませた。幼いジアンを救うために駆けつけ、靴下おじさんという愛称で愛されたホンダ役のパク・ジョンウは「馬は馬なのに、乗れない馬は? 正解をご存知の皆さん、2024年も幸せで元気に過ごしてください。今作を愛してくださってありがとうございます」と個性豊かな挨拶を伝えた。同作は、叔父のジンマンが残した危険な遺産によって、怪しい殺し屋たちのターゲットになった、姪っ子ジアンの生存記を描いたスタイリッシュニューウェーブアクションドラマで、Disney+を通じてすべてのエピソードを観ることができる。
2024年もDisney+で韓国ドラマ三昧!多彩なラインナップの中から気分別のおすすめ作品を一挙紹介
2021年の2月に新ブランド「スター」を開始以降、オリジナル制作のドラマをはじめ、ロマンス、ヒューマン、アクション、スリラーまで、多彩なラインナップ作品で韓国ドラマファンの間でも注目を集め続けているDisney+。本記事では、Disney+で2024年も楽しめる気分別のおすすめ韓国ドラマを一挙ご紹介。新作ドラマを少しずつ楽しむか、全話配信中のドラマ一気見して楽しむか、そんな贅沢な悩みが生まれてしまうかも?! ◆気分別で楽しむ!おすすめ作品を一挙紹介#元気がほしい!『財閥×刑事』『私たちの人生レース』『浪漫ドクター キム・サブ3』#思いっきり泣きたい!『愛だと言って』『ムービング』#闘うイケメンを見たい!『ヴィジランテ』『最悪の悪』#スリルを味わいたい!『殺し屋たちの店』『悪鬼』 #元気がほしい!◆財閥の御曹司が天下りで刑事に!?アン・ボヒョン最新作『財閥X刑事』<ストーリー>遊ぶことが大好きで世間知らずな財閥3世チン・イス。天下りの刑事でもある彼は、財閥家の莫大な財力と人脈、頭の回転の早さや、遊びから身につけたアクティビティスキルを発揮した非常識な方法で捜査を進めていく。彼の所属するチームの女性長であるイ・ガンヒョンは、犯人逮捕に命をかける熱血ベテラン刑事で、型破りなイスの存在に頭を抱えていた。そんな異色の2人が思いがけずコンビを組むことになり。果たしてイスとガンヒョンは共に犯人を追い詰めることができるのか!?<見どころポイント>・ありえない設定の主人公にもリアリティを吹き込むアン・ボヒョンの演技財閥3世が刑事になるというありえない設定ではありますが、どんな役もリアリティを持って演じられるアン・ボヒョンが主演ということで、配信前から期待を集めている本作。世間知らずと揶揄されながらもこれまでの捜査の定石を覆すような、思いもよらない方法で事件を解決していく姿は、これまでのアン・ボヒョンが演じてきた役柄とも異なる新たな魅力を見せてくれるのではないでしょうか。爽快感、アクション、コメディ、恋愛、ヒューマニズムの全てを詰め込んだストーリー展開とのことで期待が高まります。配信はいよいよ1月26日(金)23:30よりスタート!>>『財閥X刑事』1月26日(金)23:30より配信スタート ◆夢を追い仕事に情熱を燃やす人たちへの応援ドラマ『私たちの人生レース』<ストーリー>人生って、レースのようなもの。スタートラインも違えば、進むスピードも異なる――。ユンジョは家柄も学歴も普通そのもので、弱小PR会社で働くPRマン。情熱だけは人一倍の努力家なのに、なかなか仕事に恵まれず報われない。一方彼女の幼馴染のジェミンは、大手会社セヨン広報室のエースで、同期にもかかわらず2人のキャリアには雲泥の差があった。ある日、ユンジョにセヨンの大型競合に参加する機会が降りかかる。彼女は奮起して素晴らしい企画案を提示したものの、社内政治で勝者は別会社へ。競合に負けて無気力になるユンジョだが、ジェミンからいい知らせが届く:セヨンが新規に無差別雇用を始めたと。ユンジョは一か八かの気持ちで履歴書を出す。<見どころポイント>・韓国で働く会社員たちから共感を呼んだリアルなストーリー展開就職や転職で学歴や家柄の影響力が色濃く残る韓国の会社員事情と、広告代理店事情をリアルに描き、多くの会社員から共感を呼んだ本作。小さなPR会社ながら仕事に情熱を燃やして働いていたが、大手企業に契約社員として入社することになったパク・ユンジョ役を演じたイ・ヨニは、オフィスドラマへの出演は初めてのため役作りにも力を入れ「髪にあまり気を使いたくないので、ショートカットの人が多いと聞いたんです。イメージチェンジにもなりますし、ユンジョとも似合うと思いました」との思いから、ショートカットにしたそう。情熱だけで大手企業に入社したユンジョが、さまざまな現実の壁にぶつかりながらも、職場で生き残るために孤軍奮闘する姿には元気をもらえます!・東方神起ユンホができる若きCEO役を好演!2004年に韓国で放送されたシットコム『ノンストップ4』で演技に初挑戦した後も、映画やドラマ『野王~愛と欲望の果て~』『夜警日誌』など、さまざまなジャンルの作品に出演してきた東方神起のユンホが、2017年のドラマ『メロホリック』以来、約5年ぶりのドラマ出演を果たしたことでも話題となった本作。広報業界を引っ張るアースコムの若きCEOで、非の打ち所がない好青年ソ・ドンフン役を爽やかに演じています。ホン・ジョンヒョン演じるユンジョの幼馴染で大手企業広報部のエースのリュ・ジェミンとの、ユンジョをめぐる三角関係の行方にも注目です。>>『私たちの人生レース』視聴はこちら ◆見逃し厳禁!愛溢れる大人気メディカル・ヒューマンドラマ『浪漫ドクター キム・サブ3』<ストーリー>片田舎に存在する3年以内に「政府支援の外傷センター」にすることを目指すトルダム病院は、天才外科医で自らを浪漫ドクターと名乗るキム・サブや、壮絶な生い立ちをバネに優秀な外科医となったソ・ウジンと、医師一家に育ちながらも抱えていた手術恐怖症を克服した胸部外科医のチャ・ウンジェら、限られた人数ながらプロフェッショナルなスタッフたちと共に日々患者を治療していた。そんなある日、トルダム病院の未来を揺るがす事件が起こるーー。<見どころポイント>・トルダム病院の歴史を振り返ると面白さ倍増!3シーズンを全て見られるのはDisney+だけ!2016年に放送された『浪漫ドクター キム・サブ』に始まり、2019年に放送された『浪漫ドクター キム・サブ2』、そして2023年に放送された『浪漫ドクター キム・サブ3』まで、全て高視聴率を記録したメディカル・ヒューマンドラマ。長く愛される理由の1つが、キム・サブ役のハン・ソッキュを筆頭に、全シリーズを通し継続出演しているキャストが多く、文字通り息のあった俳優たちに親近感を抱き、こんな医師やスタッフがいる病院があったらと思ってしまうほどのリアリティではないでしょうか。神の手を持つ天才外科医キム・サブはもちろん、悩み・苦しみながら患者と向き合うことから逃げず、医療従事者として最善を尽くそうと奮闘とするトルダム病院の人々の姿に、何度も胸が熱くなってしまいます。まだ見たことがない方は、ぜひ1から3まで全シーズンを通して見てほしい! そんなドラマです。・一筋縄では行かない若手医師カップルのラブロマンスの行方にドキドキ『浪漫ドクター キム・サブ3』では、『浪漫ドクター キム・サブ2』に続き、生計のために外科医になったが、キム・サブに出会い本物のドクターに成長したソ・ウジンをアン・ヒョソプが、医者一家に育ち手術恐怖症に苦しんでいたが、キム・サブの手助けもあり克服したチャ・ウンジェを演じたイ・ソンギョンの同期カップルが登場しています。医師として成長していく日々の中で2人の将来を考えるようになるのですが、ウンジェの父親とキム・サブが敵対していたり、育った環境があまりに違うことからすれ違いが生じることも度々。それでもお互いを大切に思い、愛を貫く2人の姿には思わずほっこりしてしまいます。また『浪漫ドクター キム・サブ』シーズン1に新人医師カン・ドンジュ役で出演していたユ・ヨンソクが立派な先輩医師となって再登場するのにも注目です。>>『浪漫ドクター キム・サブ』視聴はこちら #思いっきり泣きたい!◆復讐か、愛情か?キム・ヨングァン&イ・ソンギョン主演の切ない愛の物語『愛だと言って』<ストーリー>これは、復讐をきっかけに出会った男女の、切なくも心温まる愛の物語。父親の不倫が発覚して、生活の全てが悪い方に向かっていたウジュ。ある日、父親が突然亡くなり、ウジュは父の愛人に家を追い出される羽目になる。人生を狂わされたウジュは復讐を企むが、そのうちドンジンと出会って恋に落ちることになる。しかしドンジンはなんと父親の愛人の息子だったことを知る。<見どころポイント>・虚しさに心を支配された男と、復讐に心を支配された女。不器用で繊細な大人たちの愛キム・ヨングァンが演じたドンジンは、優しく常に穏やかなイベント会社の共同CEO。おそらくこれまで演じてきたどの役柄よりも、口数が少なく真意が見えにくいドンジンが心の底に抱える、毒親の母のせいで幼少期から積もりに積もった痛みと、虚しさを見事に表現しています。劇中にも出てくる「背中を見ればどんな人かわかる」を文字通り体現していて、モデル出身の恵まれた広い背中にも関わらず、道に迷い心細そうな少年の背中に見えるほどです。一方、イ・ソンギョンが演じたウジュは怒りと復讐だけを胸に、それ以外には全く関心を持たず淡々と生きる女性。感情をほとんど出さない心の温度の低い2人が、硬く固まった氷が少しずつ溶けていくようにゆっくりゆっくりと心を近づけていく様子に、もどかしさを感じつつ不器用で繊細な2人の愛の行方を見守りたくなるはずです。・愛を知り毒親の呪縛から解放されていく物語幼い頃から暮らした家を追い出されたウジュと姉ヘソン、弟ジグが転がり込んだのが、ウジュの幼馴染で裕福な家に生まれた薬剤師で薬局を営むユン・ジュンの家。人と関わることを避けて生きるウジュの唯一の友人であり理解者のジュンも、厳格な両親のせいで苦労している人物。そんなジュンのおせっかいな優しさにときめく視聴者の方も多いのではないでしょうか? また、ウジュとは異なり明るく社交的な銀行員の姉ヘソンが恋愛に依存していたり、ドンジンの元カノのミニョンも実は自分勝手に別れを告げたわけではなかったりと、物語が進んでいくにつれて毒親の呪縛から逃れ、自分の人生を自分の足で生きていこうとする登場人物たちの逞しさに胸が熱くなります。>>『愛だと言って』視聴はこちら ◆2023年韓国大ヒットの超大作!ヒューマン・ファンタジー・アクション『ムービング』<ストーリー>1990年代、韓国の国家安全企画部は、超能力者たちによるブラック・オプスチームを設立。極秘任務の遂行を命じられたこのエリート部隊のメンバーは、特殊能力を使って国を守り、不可能なことも可能にする日々を過ごしていた。しかしある日突然、部隊は姿を消し、国中に散り散りになった。数十年後、歩くよりも先に宙に浮くことができた少年キム・ボンソクと、再生能力により自動車事故で無傷で生き残った少女チャン・ヒスは同じ学校に通うことになる。互いに自らの秘密を打ち明け、世の中には自分たちのような人間がいることを知り、すぐに親しくなる。そんな彼らの日常をよそに、フランクという謎の配達員がソウル市内で能力者たちを殺害し始める。子供たちが能力者と暴かれる前に、フランクを止めることはできるのだろうか。<見どころポイント>・ハリウッド映画並みの超能力者同士の攻防シーンは必見! 人気ウェブトゥーン漫画を実写化本作で脚本も手がけたKang Full原作の大ヒットしたウェブトゥーン漫画を原作に、『キングダム2』をはじめ超大作ドラマで知られるパク・インジェが監督を務め、Disney+のオリジナル韓ドラ史上最大規模のプロジェクトとなった作品。さまざまな超能力を持った人物の描写はもちろん、超能力者同士のアクションシーンでも、ハリウッド映画並みのハイクオリティなCGを駆使し、圧巻の映像美で『ムービング』の世界へ視聴者を引き込みます。大義名分のために超能力者を利用し、一方でその能力を恐れ抹殺しようとする秘密組織、国家同士の争いと過去から現在まで続くさまざまな因縁と、ストーリーは非常に壮大ながらも、根底には家族愛・人間愛という普遍的なテーマがしっかり存在しているので、ファンタジーやアクションものが苦手な方も楽しめるのではないでしょうか。・親世代と子世代、実力派俳優が勢揃いし、過去と現在の物語を繋げる登場人物の多いドラマでもある本作で子世代の主役であり、一見地味で冴えない高校生だが実は空飛ぶ能力を隠し持つボンソクを演じたイ・ジョンハと、痛みを感じずどんな怪我や傷も回復できる再生能力を持つ転校生ヒスを演じたコ・ユンジョンは、親に守られてばかりだった子供がたくましく成長していく姿をフレッシュかつ魅力的に演じています。また、超人的な五感を持つボンソクの母親イ・ミヒョン役を演じたハン・ヒョジュ、8話以降で登場するボンソクの父で空飛ぶ能力を持つキム・ドゥシク役を演じたチョ・インソンの共演は、昔からの韓国ドラマファンの方にはたまらないはず! 2人の出会いから別れまでの過去の切ない物語は必見。子を守りたい親の思い、親を守りたい子の思い、愛する人を守りたい思いが随所に散りばめられている作品です。>>『ムービング』視聴はこちら #闘うイケメンを見たい!◆ナム・ジュヒョクが笑顔を封印!アクションと影のある演技で新たな魅力を開花させた『ヴィジランテ』<ストーリー>キム・ジヨンは警察学校に通う学生で、成績は首席のトップクラス。まさに警察学校のスター的存在のジヨンだが、実は幼いころに目の前で罪のない母親が、見ず知らずの粗暴者に殴り殺されながらも、犯人は精神衰弱状態だったという理由で軽罪となった過去を持ち、事件の残像が頭から離れずに苦しみ続けていた。そんなジヨンは何度も犯罪を繰り返す人間や、犯した罪に比べて軽罰で済んだ犯罪者たちが簡単に釈放される法制度に対し、私的制裁を決心しヴィジランテ(自警団)として、歪んだ社会に立ち向かっていくことにーー。<見どころポイント>・ナム・ジュヒョクがダークヒーロー役で新たな魅力開花! ベテラン俳優ユ・ジテの重厚な演技も必見現在兵役中の人気俳優ナム・ジュヒョクが、兵役前最後に出演した作品ということでも話題になった『ヴィジランテ』。これまで『二十五、二十一』や『スタートアップ:夢の扉』をはじめソフトな役柄と可愛らしい笑顔で多くの視聴者を魅了してきたナム・ジュヒョクが本作では笑顔を封印し、復讐を原動力に法治国家の歪みと不条理にダークヒーローとして立ち向かいます。昼は警察学校の主席として、夜はヴィジランテ(自警団)というハードな役柄を演じるため、ボクシング、柔道、武術訓練などで準備を重ねたという、激しいアクションシーンは必見! また、ヴィジランテを追跡する刑事チョ・ホン役を演じたユ・ジテは、不敵で重厚な演技を見せながら鍛え上げた身体でのダイナミックなアクションもこなし流石の一言です。・人々がダークヒーローに惹かれるのはなぜか? の答えに迫る意欲作キム・ギュサム原作の同名ウェブトゥーン漫画を実写化した本作。ナム・ジュヒョクが演じた主人公のジヨンは、昼は警察学校の学生として、公人としての正義感を胸に法律を遵守する模範学生でありながら、夜は自身の復讐心から法の網を掻い潜る悪人たちを私的に制裁する<ヴィジランテ>として生きるダークヒーロー。大円団とならない最終回まで見終わると、正義とは? 悪とは? 法とは? 報道とは? この世界の不条理は変わることはないのか? 人々がダークヒーローに惹かれるのはなぜなのか? 自身の倫理観を問われるようなシーンやエピソードも多く、考えさせられます。ダークヒーローが真の悪を倒してすっきり! とはいかないストーリーが、逆にリアリティを感じさせ現実を突きつけられた気分にもなります。ぜひ、多くの方に見て欲しい作品です。>>『ヴィジランテ』視聴はこちら ◆チ・チャンウクが最高の演技で魅せるアクションノワール『最悪の悪』<ストーリー>舞台は1990 年代の韓国。悪名高い国際麻薬組織の捜査が暗礁に乗り上げた時、一人の警察官が潜入捜査官となって全てをかけ、地下犯罪の網を暴こうと奮闘するクライムアクション。韓国警察の捜査チームは、韓国、中国、日本の麻薬密売のトライアングルを形成する新たな国際犯罪組織を追っていたが、捜査はなかなか思うように進んでいなかった。そこで、潜入捜査官のカン・ジュンモが潜入することとなるが。<見どころポイント>・世界中の視聴者を魅了! チ・チャンウク×ウィ・ハジュンの豪華スター競演アクションシーン日本でも大人気のチ・チャンウクと、『イカゲーム』への出演で一躍スター俳優の仲間入りを果たしたウィ・ハジュンの初共演でも話題となった『最悪の悪』。チ・チャンウクは2016年に放送された『THE K2~キミだけを守りたい~』以来のアクションにも関わらず、ドラマの制作記者会見でウィ・ハジュンが「チ・チャンウクさんはとても上手だということを知っていたし、僕もアクションに自信があり、2人で撮影したらリアルでかっこよく撮れるのではないかと思った。チ・チャンウクさんのアクションに感情が溶け込まれているのが不思議で、たくさん学んだ」と語ったほどで、初共演とは思えない息のあったアクションシーンは必見です!・何が『最悪の悪』なのか? 変化していく人間の心情と先の読めないストーリー展開に釘付け『最悪の悪』ではアクションシーンはもちろんですが、チ・チャンウクとウィ・ハジュンの演技力に感嘆してしまう方も多いはずです。チ・チャンウクは、地方で燻っていた警察官ジョンモが昇進をかけて、韓国最大にして最悪の麻薬組織での潜入捜査を続けるうちに、次第に警察官としての正義を見失い、一線を越えそうになるギリギリの精神状態を見事に表現。一方のウィ・ハジュンは、犯罪組織のリーダーギチョルを血も涙もなく冷徹に生きているように見えるのにも関わらず、絶望の中に希望を捨てきれないどこかで切なさを感じさせる男を繊細に演じています。最後の最後まで先の読めないストーリー展開と共に、劣等感、欲望などに起因する目を伏せたくなるような人間の弱さを抱えながらも、次第に変化していく登場人物たちの心情に注目しながら見ると、『最悪の悪』のタイトルが持つ真の意味に近づくのではないでしょうか。>>『最悪の悪』視聴はこちら #スリルを味わいたい!◆イ・ドンウク最新作!危険な武器店をめぐるクライムスリラー『殺し屋たちの店』<ストーリー>ある日、大学生のジアンは警察署から、残された唯一の家族であるジンマン叔父さんが自殺したと連絡を受ける。ショックを受けつつ叔父の家に行ったジアンは、そこで衝撃の事実を知る。なんと叔父が殺し屋にあらゆる種類の殺傷武器を売るオンラインショップを経営していたのだった。戸惑うジアンだったが、ショップの倉庫を狙う殺し屋の集団は家のすぐ側まで来ていてーー。たった一人で残されたジアンは、果たして彼らを相手に危険な殺傷武器と自分の命を守り抜けるのか?!<見どころポイント>・謎めいた叔父がたった一人の姪に遺したのは危険な武器店!?多くの人気作品に出演してきたイ・ドンウクの最新作で、2024年のDisney+オリジナル1作目でもある『殺し屋たち店』は、ストーリーを見ただけで今後の展開が気になって仕方なくなるクライムスリラー。叔父が遺した遺産と自身の命を守るために勇敢に立ち向かう姪のジアン役には、同じくDisney+オリジナルシリーズ『コネクト』で、チョン・ヘインの助っ人となるミステリアスなチェ・イラン役も好評だったキム・ヘジュンが大抜擢されています。謎めいた叔父の過去をめぐる物語はもちろん、アクションシーンも完璧にこなすキム・ヘジュンの熱演にも注目です!>>『殺し屋たちの店』視聴はこちら ◆キム・テリが脚本家キム・ウニと最強タッグ!怖いだけではない韓国型オカルトミステリー『悪鬼』<ストーリー>貧しい家庭に生まれたク・サニョンは、すでに不運ばかりだった人生が、父親が不可解な死を遂げたことによってさらに最悪なものとなっていった。なぜ何をしていても不幸なことばかりが次々と起こってしまうのかわからないク・サニョンだったが、ある時、悪鬼の姿を見ることができる男、ヨム・ヘサンと出会い、自分を呪っている存在の真相を知り始める。やがて2人は、悪鬼の出入り口を発見し、両家を滅ぼした呪いを解くために協力することになる。<見どころポイント>・実力派キム・テリがドラマ3作品目に選んだ異色ジャンル作品悪鬼に取り憑かれた女と、悪鬼が見える男が謎の死を暴くオカルトミステリーという異色の新ジャンルドラマである本作は、『ミスター・サンシャイン』のヒロイン役で華々しくドラマデビューを飾り、『二十五、二十一』の演技で「第58回百想芸術大賞」を受賞したキム・テリが、ドラマ3作品目に選んだ作品として放送前から話題となりました。父親が謎の死を遂げたことを機に、平凡な公試生(国家公務員の準備生)ながら悪鬼に取り憑かれた女性ク・サニョンという難しい役を、視線、息遣い、表情と佇まいで、恐怖と同時に神秘さを感じさせるキム・テリの演技力の素晴らしさは、一見の価値ありです。また、民族学教授で悪鬼が見る能力を持つヨム・ヘサン役を『サイコだけど大丈夫』で自閉症の兄役を好演したオ・ジョンセが演じており、超実力派俳優2人によるシナジーにも注目です。・面白くないはずがない! 『キングダム』『シグナル』の脚本家による緻密で完璧なストーリー『悪鬼』は、『サイン』『ファントム』『シグナル』『キングダム』など、大ヒットドラマを数多く生み出し ジャンル物の大家とも呼ばれる脚本家のキム・ウニの最新作。これまでの作品同様に視聴者を掴んで離さない緻密かつ完璧なストーリー展開で、1話見たら最後まで完走したくなること必至の作品です。また韓国民俗学を取り入れたストーリー展開と、それにぴったりマッチした韓国独自の感性を感じさせる映像は恐ろしくも美しく、どこかスタイリッシュで『悪鬼』の世界に引き込まれます。>>『悪鬼』視聴はこちら執筆:平松道子■関連サイト・Disney+公式サイト・Disney+公式X(@DisneyPlusJP)
イ・ドンウク、Disney+「殺し屋たちの店」撮影のビハインドを語る“アクションが新鮮だった”
Disney+のオリジナルシリーズ「殺し屋たちの店」(脚本:チ・ホジン、イ・グォン、演出:イ・クォン、ノ・ギュヨプ)の制作発表会が昨日(15日)午前、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)区汝矣島洞(ヨイドドン)コンラッド・ソウルホテルのグランドボールルームで行われ、イ・ドンウク、キム・ヘジュン、ソ・ヒョヌ、チョ・ハンソン、パク・チビン、キム・ヘナ、イ・クォン監督が出席した。同作は、叔父のジンマン(イ・ドンウク)が残した危険な遺産によって、怪しい殺し屋たちのターゲットになった、姪っ子ジアン(キム・ヘジュン)の生存記を描いたスタイリッシュニューウェーブアクションドラマだ。イ・クォン監督は「妻から原作を勧められた。まともなアクションを作ってみたらどうかと提案された。それで原作を持って出版社を訪ね、完成まで3年かかった」と制作過程を振り返った。続いて主演のイ・ドンウクのキャスティングについてイ・クォン監督は「原作の中のジンマンは本当に太ったハゲおじさんだった。そのため、原作と合う俳優がいなかった。また、今作にはジンマンの過去が追加されたため、ハンサムな俳優が必要だった」とイ・ドンウクをキャスティングした理由を明かした。イ・ドンウクはアクション撮影のビハインドストーリーを語った。彼は「劇中で元傭兵なので、実際に外国の特殊部隊が使うアクションをたくさん学ぼうとした」とし「アクション天才という称賛は 天才ではない。今まで披露してきたアクションは、ファンタジー要素が強かった。魔法も使うし、刀も使った。しかし、今回は銃も使い、接近戦で戦うため、より現実的に感じられると思う」と紹介した。また、イ・ドンウクは「そのようなアクションが新鮮ではあったが、面倒でもあった」と冗談を言って笑いを誘った。制作発表会中にYouTubeチャンネル「DdeunDdeun」のコーナー「ピンゲゴ(言い訳で)」で大賞を受賞したことについて、「大賞を受賞してから、さらに大きな笑いを届けなければならないという負担が生じた。だから、これからは『ピンゲゴ』に出られないと思う。負担になるから」と告白した。続けて「しかし、視聴者の方々が作品は作品として観てくださると思う。バラエティ番組の中の身近なキャラクターは、ファンのためのサービスだと思ってほしい」と伝えた。さらに、キム・ヘジュンも「今作でムエタイアクションを披露するが、アクションスクールに初めて行った時、本当に大変だった。降板を悩むほどだった」とし「当時、ドンウクさんが『怪我をせずに、できるだけのことをやりな』と温かい言葉をかけてくれたことを覚えている」と話した。Disney+のオリジナルシリーズ「殺し屋たちの店」は、今月17日よりDisney+で独占配信される。
【PHOTO】イ・ドンウク&キム・ヘジュンら、Disney+「殺し屋たちの店」制作発表会に出席
15日午前、永登浦(ヨンドゥンポ)区汝矣島洞(ヨイドドン)コンラッド・ソウルホテルのグランドボールルームでDisney+のオリジナルシリーズ「殺し屋たちの店」の制作発表会が行われ、イ・ドンウク、キム・ヘジュン、ソ・ヒョヌ、チョ・ハンソン、パク・チビン、キム・ヘナ、イ・クォン監督が出席した。「殺し屋たちの店」は、叔父のジンマン(イ・ドンウク)が残した危険な遺産によって、怪しい殺し屋たちのターゲットになった、姪っ子ジアン(キム・ヘジュン)の生存記を描いたスタイリッシュニューウェーブアクションドラマだ。・イ・ドンウク&キム・ヘジュン出演のDisney+「殺し屋たちの店」魅力溢れるキャラクターポスターを公開・イ・ドンウク&キム・ヘジュン出演のDisney+「殺し屋たちの店」デュオポスターを公開
イ・ドンウク&キム・ヘジュン出演のDisney+「殺し屋たちの店」魅力溢れるキャラクターポスターを公開
Disney+のオリジナルシリーズ「殺し屋たちの店」が、魅力溢れる8人のキャラクターポスターを公開した。「殺し屋たちの店」は、叔父のジンマン(イ・ドンウク)が残した危険な遺産によって、怪しい殺し屋たちのターゲットになった、姪っ子ジアン(キム・ヘジュン)の生存記を描いたスタイリッシュニューウェーブアクションドラマだ。本日(11日)公開されたキャラクターポスターは、格闘から様々な武器を活用したスペクタクルなアクションまで、8人のキャラクターのダイナミックで強烈なビジュアルが目を引く。まず、怪しいショッピングモールの社長でミステリアスな叔父ジンマンのキャラクターポスターは、揺るぎない強靭な雰囲気と「弱いものが吠えるんだ。強くならなければならない」という台詞が合わさって、元傭兵らしい完璧なアクションと共に隠された過去に対する期待を高める。突然、殺し屋たちの標的となった姪であるジアンのポスターは、生き残るためなら何でもしなければならない命がけの死闘と数々の事件に直面し、徐々に覚醒していくキャラクターの成長を予感させる。ソンジョ(ソ・ヒョヌ)、ベール(チョ・ハンソン)、ミンヘ(クム・ヘナ)のポスターは、各キャラクターの個性を際立たせる様々な武器と圧倒的な能力を見せ、ストーリーに緊張感を加える殺し屋たちの登場を知らせる。ここに、優れたハッキング能力でショッピングモールの正体を調べるジョンミン(パク・チビン)、ショッピングモールの倉庫に隠れていた正体不明の怪しいアルバイトのブラザー(イ・テヨン)、ジンマンの長年の友人でジアンのムエタイの師匠として圧倒的な存在感を発揮するパシン(キム・ミン)のポスターまで、ミステリアスな雰囲気を醸し出すキャラクターたちの活躍を予告し、作品への期待をより高める。どんでん返しを繰り返すストーリー、興味深い物語と魅力を持つ多彩なキャラクター、彼らが披露する様々なスタイリッシュなアクションまで、見どころと共にやってくるDisney+のオリジナルシリーズ「殺し屋たちの店」は、1月17日(水)からDisney+で独占配信される。
2023年はDisney+「ムービング」が大ヒット!新作「殺し屋たちの店」にも期待
Disney+「ムービング」が今年、大ヒットを記録した。Disney+の作品では「ムービング」の前にもオリジナルシリーズ「キミと僕の警察学校」「グリッド」「サウンドトラック#1」「キス・シックス・センス」「弁論をはじめます。」「代理リベンジ」「コネクト」「愛だと言って」「刑事ロク 最後の心理戦」などの作品を披露したが、毎月公開されるNetflixの大作に比べて話題性の面で若干注目度が落ちることもあった。そんな中、「カジノ」はDisney+の韓国オリジナルシリーズが始まって以来、最高のヒット作だった。アプリデータ分析サービスのモバイルインデックスによると、「カジノ」の公開後、昨年12月のDisney+の月刊利用者数(MAU)は195万1740人、今年1月は216万6446人、2月は207万7541人だった。「カジノ」公開前の昨年11月の月刊利用者数は171万5982人で、「カジノ」のヒット効果は確実だった。今年8月に公開された「ムービング」は、Disney+の最大ヒット作「カジノ」も超えるヒット作となった。短いコンテンツが脚光を浴びている時代に公開された20部作、制作費500億ウォン(約50億円)が投入されるほどの大きなスケールという負担、懸念にもかかわらず、歴代級のヒット作となった。「ムービング」のヒットは、Disney+の視聴者数の減少をとどめた。ウォルト・ディズニー・カンパニーは昨年11月8日、Disney+の第3四半期の全体視聴者数が1億5020万人だと公示した。これは前四半期に比べて2.8%(410万人)増加した数値だ。第3四半期までで視聴者数が1億6420万人で最高値に達した後、減少傾向を見せていたDisney+は、「ムービング」のヒットと共にそれを免れた。それだけでなく、「ムービング」が公開された9月の月刊利用者数は公開前の7月に比べて2倍以上増加した394万2031人を記録し、Disney+アプリの一日利用者数(DAU)は100万人を突破。また、韓国を超えて日本、香港、台湾、東南アジアなどで公開初週の最多視聴時間1位を達成し、海外での人気も実感させた。Kinolightsによると、「ムービング」は9月3週目の統合コンテンツランキング1位を獲得し、6週連続1位を記録した。9月18日、TV話題性分析機関のグッドデータコーポレーションが発表した資料によると、「ムービング」はTV-OTT総合話題性1位になり、出演者の総合話題性ランキングには女優コ・ユンジョン、俳優イ・ジョンハが1位、2位にランクインした。各授賞式で相次いで受賞し、話題性と共に作品性、俳優たちの演技力まで認められた。「ムービング」は10月に開催された「2023 アジアコンテンツアワード&グローバルOTTアワード」でベスト・クリエイティブ賞、作家賞(カン・プル)、主演男優賞(リュ・スンリョン)、新人賞(イ・ジョンハ、コ・ユンジョン)、ベスト・ビジュアルエフェクト賞まで、6冠を達成した。「ムービング」が公開される水曜日を、ム曜日と呼ぶほどシンドロームを巻き起こした「ムービング」のヒットに、「死にかけていたDisney+を助けた」という言葉まで広まった。これと関連してカン・プル作家は「僕が知る限りでは、Disney+の状況が厳しいとか、(『ムービング』がダメだったら韓国から)撤収するとか、そういうのは誤報だと聞いている」と話し、制作費500億説については「正確な制作費は分からない。悩んでいた部分は、書きたいものが多すぎて、やってしまいたいけれど、制作費が大丈夫だろうかということだった。(制作費を考えると)委縮するところがあった。パク・インジェ監督からとにかく書いてと言われた。作家が悩む問題ではないと言ってくれた。予算を気にしながら書いてほしくないと言ってくれて、とてもありがたかった。やりたいことを全部やってみてと言われて、全部できるようになった。僕もいくらなのかは分からない。色々な説があるが、正確には分からない」と話したことがある。Walt Disney Company Koreaのキム・ソヨン代表は、今年9月に行われたディズニープラス・オープンハウスで、「『ムービング』のおかげで、全体が気持ちよく過ごしている。Disney+で最も成功した作品として評価されている。私たちに大きなターニングポイントを与えてくれたと思う。次の段階にあがる踏み台を作ってくれた、意味のある作品だ。最初の週も成績が良く、ボブ・アイガー会長からもお祝いのメッセージをもらった。大切な作品だ。韓国で公開最初の週、最多視聴時間を記録し、アメリカのHuluで韓国コンテンツの公開最初の週の最多視聴時間を記録した。朝もデータを見たが、香港や台湾など、東南アジアで『ムービング』が良い成果をあげている」と、結果に満足感を示した。「ムービング」でターニングポイントを迎えたDisney+は、「最悪の悪」「ヴィジランテ」などでも視聴者から好評を得た。ローンチ初期は話題性の面で頭角を現すことのできなかったDisney+は、「ムービング」以降、以前とは違って確実に話題性を呼んでいる。「ムービング」を楽しんだ視聴者を来年も満足させることができるのか、これからが注目される。Disney+は来年1月17日に公開される「殺し屋たちの店」で2024年初のオリジナルシリーズのスタートを切る。同作は、叔父のジンマンが残した危険な遺産により、怪しい殺し屋たちの標的になった姪っ子ジアンの生存記を描くスタイリッシュニューウェーブアクションドラマだ。俳優イ・ドンウク、キム・へジュン、パク・チビンなどが出演する。
イ・ドンウク&キム・ヘジュン出演のDisney+「殺し屋たちの店」デュオポスターを公開
「殺し屋たちの店」が、イ・ドンウクとキム・ヘジュンの厳しい引継ぎの始まりを知らせるデュオポスターを電撃公開した。1月17日に配信が開始されるDisney+のオリジナルシリーズ「殺し屋たちの店」(脚本:チ・ホジン、イ・グォン、演出:イ・クォン、ノ・ギュヨプ)は、叔父のジンマンが残した危険な遺産によって怪しい殺し屋たちのターゲットになった、姪っ子ジアンの生存記を描いたスタイリッシュニューウェーブアクションドラマだ。公開されたデュオポスターは、様々な物品がぎっしりと積み上げられたショッピングモールの倉庫を背景に、緊張した表情の姪っ子キム・ヘジュンと、その後ろに立つ叔父のイ・ドンウクの断固たる眼差しと態度が目を引く。まるで「よく聞け、チョン・ジアン」という予告編の中のイ・ドンウクの声が聞こえてくるような今回のポスターは、姪っ子チョン・ジアン(キム・ヘジュン)に生き残るための生存戦略を伝授する叔父チョン・ジンマン(イ・ドンウク)の強烈なオーラと共に、彼の隠された正体とは何なのか、ジアンに残した言葉はどのような内容なのか、好奇心をくすぐる。紛らわしい状況の中でも、手にした銃のスライドをしっかりと引いているジアンの堂々とした姿は、彼女が叔父に劣らないキャラクターであることを予告し、興味をそそる。生き残るという意志を示すジアンが、叔父のジンマンとの厳しい引継ぎを無事に終え、迫りくる殺し屋たちの脅威に立ち向かうことができるのか、注目だ。
イ・ドンウク&キム・ヘジュン出演のDisney+「殺し屋たちの店」予告編とポスターを公開
「殺し屋たちの店」のポスターと予告編が公開された。来年1月17日に公開されるDisney+のオリジナルシリーズ「殺し屋たちの店」は、叔父のジンマンが残した危険な遺産によって怪しい殺し屋たちのターゲットになった、姪っ子ジアンの生存記を描いたスタイリッシュニューウェーブアクションドラマだ。公開された予告ポスターの中には、ミステリアスな叔父チョン・ジンマン(イ・ドンウク)が死んだ後、1人残された姪っ子のチョ・ジアン(キム・ヘジュン)が怪しい武器でいっぱいな倉庫の前に立っている姿が収められており、好奇心を刺激する。多くの武器の前に立ってどこかを見つめている殺伐とした眼差し、そして「叔父が残した危険な遺産、ショップを引き続き運営しますか?」という強烈なキャッチコピーは、残されたジアンに迫ってくる危険と怪しいショップに隠された秘密を暗示しており、期待を高めている。これと共に公開された予告編では、ジャンル物にぴったりな演技でキャラクターと完璧なシンクロ率を誇るイ・ドンウク、キム・ヘジュンをめぐる本格的な物語と息詰まるアクションはもちろん、彼らを脅かす敵の侵入、そして怪しいショップの姿が明らかになり、緊張感を高める。ジンマンの遺影写真と共に始まる映像の強烈な最初のシーンは、叔父が突然死んだ後、1人残された姪ジアンの孤独な戦いを予告している。続けて「よく聞いて、チョン・ジアン。弱いものが吠えるんだ。強いものは吠えない」 というジンマンの声と共に、ジアンの家を照準する怪しいスナイパーのソンジョ(ソ・ヒョヌ)、謎の人物ミンヘ(クム・ヘナ)の姿に続き、各武器を保有しているショップの正体が少しずつ明らかになり、ジアンを威嚇する人々とショップに隠された秘密は何なのか、好奇心を刺激する。また、残されたジアンに届いたメールには「7,000万ウォン(約7,700万円)入金完了。残高18,753,000,000ウォン(約20億7,000万円)」という莫大な金額が書かれており、叔父が残したショップが尋常ではないことを暗示し、一夜にしてこの全てに向き合うことになったジアンの運命がどのように流れていくのか、関心が集まっている。映像の最後に「あなたの選択に任せる」というジンマンの言葉と共に明らかになったジアンの怒りに満ちた眼差しからは、1人残された彼女に予測できない、苛酷な事件が押し寄せることを予告し、強烈な余韻を残した。