TWO WEEKS
記事一覧
三浦春馬主演!ドラマ「TWO WEEKS」の日本リメイク決定…フジテレビで今夏放送
イ・ジュンギ、パク・ハソンらが出演したドラマ「TWO WEEKS」が日本でリメイクされる。日本の各メディアによると、2013年に韓国で放送されたMBCドラマ「TWO WEEKS」がリメイクされ、フジテレビで7月の火曜午後9時に放送される。主演は三浦春馬に決定した。「TWO WEEKS」は、殺人犯の濡れ衣を着せられるが、自身に白血病を患っている娘がいることを知り、娘の命を救うために奮闘する2週間の話である。韓国では俳優イ・ジュンギが演じた主演のチャン・テサン役(リメイク版では結城大地役)は、三浦春馬が演じることになった。tvNドラマ「シグナル」「ミセン-未生-」、SBS「グッド・ドクター」など、日本でリメイクされた韓国ドラマが注目を集めた中、「TWO WEEKS」も日本の視聴者の心を掴むことができるのか、期待される。・EXO チャンヨル、三浦春馬と日本で記念ショット日韓イケメンの友情が話題・「TWO WEEKS」イ・ジュンギ初回放送直後、ドラマへの反応を見て叫んだ
MBCドラマは恋の架け橋?…ドラマから本当のカップルになったスターTOP5
ドラマを飛び出し、現実でもカップルになった。「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~」で視聴者をときめかせたイ・ソンギョン&ナム・ジュヒョクをはじめ、MBCドラマを通して知り合い恋人関係に発展し、実を結んだカップルに多くの応援と祝福のメッセージが届き、注目を集めている。MBCドラマを経て恋人に発展したカップル5組をまとめてみた。#イ・ソンギョン&ナム・ジュヒョクイ・ソンギョンとナム・ジュヒョクは、モデル仲間であり同じYG所属俳優として「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~」以前から親交はあった。しかし、二人の絆を固くしたのは、やはり「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~」であり、劇中の甘い恋愛演技は視聴者をときめかせた。イケメンと美人のいがみ合いから甘いキスシーンまで、二人が一緒にいるだけでも絵になり、グラビアとなった。そんな二人の雰囲気に、ファンからは本当に付き合ってほしいという声も寄せられていた。#イ・サンウ&キム・ソヨンイ・サンウとキム・ソヨンはMBC「ハッピー・レストラン~家和萬事成~」で共演、恋人関係に発展した。ハッピーエンドで幕を下ろしたドラマのように、二人もドラマが終わる頃お互いを意識し始め、昨年9月に恋人になったと公式に発表した。共にデビュー以来、初の公開恋愛であるため多くの人々から関心が集中した。そして6月に結婚し、多くの人々から祝福の拍手を受けた。#チュ・サンウク&チャ・イェリョンチュ・サンウクとチャ・イェリョンは、MBC「華麗なる誘惑」を通して同僚俳優として知り合い、恋人関係へと発展した。そして5月に結婚を決心したとコメント。二人の所属事務所は「互いの信頼と愛をもとに生涯の伴侶となり、共に過ごすことを約束し、以前より静かに結婚を準備してきた」と伝えた。同じ趣味を共有し、お互いを支え合っているという説明だ。#リュ・スヨン&パク・ハソン2016年1月に夫婦となったリュ・スヨン&パク・ハソンは、MBC「TWO WEEKS」で知り合った。リュ・スヨンがバラエティ番組で明かしたラブストーリーによると、二人はドラマ終了後、別の機会に出会う機会を持って恋人になったという。ささやかなデートを楽しみながら、互いに対する愛情を育ててきた二人は2年の交際の末に結婚し、新婚生活を送っている。#ユン・ヒョンミン&ペク・ジニユン・ヒョンミンとペク・ジニはMBC「いとしのクム・サウォル」から本当の恋人に発展した。二人は所属事務所を通して「ドラマで先輩後輩として知り合い、昨年4月から恋人関係に発展し、現在まで良い関係を続けている」と交際を認めた。これまで交際説を否定してきた二人は、1年を経て交際をオープンにし、多くの関心を寄せている。
「TWO WEEKS」共演から熱愛へ…リュ・スヨン&パク・ハソンの愛情たっぷりの過去のインタビューに関心集中
俳優リュ・スヨンと女優パク・ハソンが熱愛を認めた中、二人の過去のインタビューが改めて話題となっている。2013年8月4日に韓国で放送されたMBCの芸能情報番組「セクションTV芸能通信」では、MBCドラマ「TWO WEEKS」出演陣のインタビューが公開された。当時、「TWO WEEKS」で共演したイ・ジュンギはパク・ハソンとの恥ずかしいシーンについて「女優さんとの初対面で、スキンシップをしなければならなかった」と明かし、パク・ハソンは「私が恥ずかしがってしまうと、イ・ジュンギさんが恥ずかしがると思い、うまく処理しておいたのでお好きにどうぞと言った」と話した。イ・ジュンギ、パク・ハソンの話に対してリュ・スヨンは「僕の方がぎょっとした。何だか熱くなった。まあ、演技だから」と冗談めかして言った。当時「TWO WEEKS」の劇中でリュ・スヨン、パク・ハソンは婚約していたからだ。続いて、リュ・スヨンは劇中でのパク・ハソンとの恋愛模様について「全16話の中で、イ・ジュンギさんに奪われないように、台本に書かれていないことも演じているが、あまり効果がない。台本にはないスキンシップを演じたり、キスを誘ったりするが、放送で流れるかどうかは分からない」と告白した。イ・ジュンギは「ご本人の欲をよく満たしている」と付け加え、笑いを誘った。リュ・スヨンとパク・ハソンは本日(23日)午前、交際中であることを認めた。
イ・ジュンギ「TWO WEEKS」の娘役イ・チェミと仲良くピース…「大きくなったね」
俳優イ・ジュンギが2013年に韓国で放送されたMBCドラマ「TWO WEEKS」で親子を演じた子役俳優イ・チェミとのツーショット写真を公開した。イ・ジュンギは26日、自身のTwitterに「大きくなったね、うちのスジン~ジュンギパパが最高だと言ってくれてありがとう」という書き込みと共に2枚の写真を掲載した。公開された写真の中で二人はソファーに座って仲良くピースサインをしている。特に、「TWO WEEKS」当時より成長した姿が視線を引きつけた。イ・ジュンギは今年下半期、ツアーを通してアジア全域のファンと触れ合う計画だ。
イ・ジュンギが初の父親役を演じた「TWO WEEKS」DVDが7/16リリース決定!
イ・ジュンギが初の父親役を演じた「TWO WEEKS」のDVDが7月16日(水)にリリースされることが決定した。イ・ジュンギが演じたのは、人生を投げ捨てているチンピラ、テサン。だが、自分に娘がいたこと、しかも彼女が白血病であることを知り、娘、娘をひとりで育ててきてくれた愛していた彼女のために生きようと決意するが、殺人犯として追われる状況になってしまう。二人の愛のために逃げるテサン、娘に残された期日は14日間。「24」など多くのヒット作を生み出している時間制限ありのストーリー展開と、その中でテサンが見つける人生の意味、愛した彼女とテサンを追う刑事との三角関係。ストーリーに込められたドラマ性、手に汗握るストーリー展開から目が離せなくなること必至だ。女性のような美貌と圧巻の演技力で注目を浴び、「アラン使道伝」「一枝梅(イルジメ)」と進化してきた役者イ・ジュンギ。本作では娘への限りない父性愛に満ちあふれた初の父親役への挑戦と無実の罪で追われる一人の男としての葛藤を見事に表現。また、絶え間ない逃走劇の中、崖の上から急流へ飛び込み危機をかわすなど、数多くのアクションシーンもノースタントで挑戦した。そして、逃走劇には必須の変装姿もこの作品の大きな見どころとなっている。父性愛、アクション、年齢とともに変わり続ける新たなる役者、イ・ジュンギの魅力を見逃せない。共演者には、若手からベテランまで豪華且つ実力派の俳優陣が揃い。イ・ジュンギ演じるテサンの元恋人でシングルマザーであるイネに「スリーデイズ~愛と正義~」のパク・ハソン。そのイネを巡って恋のライバル関係ともなる、テサンを追う熱血刑事スンウに「マイ・ラブリー・ブラザーズ」のリュ・スヨン。事件解決のために女性であることを捨てた検事チェギョンに「検事プリンセス」のキム・ソヨン。感情を全く出さないゆえに恐ろしさが湧き上がってくる殺し屋を「太陽を抱く月」で大きな注目を浴びたソン・ジェリム。そして愛らしさでいっぱいの娘スジンをイ・チェミが見事に演じる。そして人気アイドルグループTEENTOPのニエルがわずかなシーンながらも鮮烈な印象で出演しているのも注目だ。俳優たちの緊迫感のある演技がさらにドラマを盛り上げていく。14日間、彼は愛のために逃走する初の父親役、圧巻のアクション、最高の演技、新たなるイ・ジュンギが誕生した「TWO WEEKS」は、シンプルBOXの5,000円シリーズ1&2として、7月16日(水) に発売される。「TWO WEEKS」<シンプルBOX 5,000円シリーズ>DVD-BOX1&27月16日(水) 発売 各5,000円+税レンタルDVD vol.1~6 8月2日(土) リリース開始 ※以降順次リリース発売元:エスピーオー/フジテレビ 販売元:エスピーオー(C)2013MBC「TWO WEEKS」公式サイト
【MBC演技大賞候補】パク・ウォンスク&コ・ヒョンジョンにハン・ジヘとイ・ジュンギが挑戦状
昨年の「MBC演技大賞」は、「馬医」を通じてデビューして初めてドラマに出演したチョ・スンウが大賞を獲得する波乱が起き、「光と影」のアン・ジェウクが無冠にとどまったことにより、公正性を巡って議論を呼んだ経緯がある。このため今年は、MBCが大賞のトロフィーの主人公として、人々が納得するに値する俳優を選択するかに関心が集まっている状況だ。今年の有力候補には、女優パク・ウォンスク、コ・ヒョンジョン、ハン・ジヘ、俳優イ・ジュンギなどの名が挙げられている。◆「百年の遺産」で鬼姑を熱演したパク・ウォンスクパク・ウォンスクは、週末ドラマ「百年の遺産」でパン・ヨンジャに扮し、息子チョルギュのためには嫁のチェウォンにどんな悪事もいとわない鬼姑の姿を、不気味さが感じられるほどリアルに演じた。ドラマの中盤以降、新しい嫁のホンジュとパン・ヨンジャの対立が最大の見どころになったほど、視聴率30%を越えるドラマの人気を主導した。最近放送中の週末ドラマ「黄金の虹」でも悪役であるカン・チョンシム会長役で、ドラマに緊張感を吹き込むなど、今年一年MBCドラマに及ぼした影響力が大きかった。パク・ウォンスクはMBC2期公採タレント出身で、これまで「KBS演技大賞」の最優秀演技賞、「MBC演技大賞」の女優優秀賞、中堅俳優部門・黄金の演技賞、「第12回大韓民国バラエティー芸術賞」の文化観光部長官表彰などを受賞したことがある。◆「女王の教室」で原作以上の演技を披露したコ・ヒョンジョン2005年に日本テレビで放送され、大きな人気を得た同名ドラマをリメイクした「女王の教室」でコ・ヒョンジョンは、女性主人公のマ・ヨジンを務め、特有のカリスマ性でドラマを圧倒した。原作があるために自然に比較が相次いだが、「原作をわざと見なかった」と語ったコ・ヒョンジョンは、微妙な感情の変化を繊細な表情演技でこなし、原作のヒロインである阿久津真矢役の天海祐希とはタイプが異なる表現力で、自身のキャラクターを完成させた。ただしコ・ヒョンジョンの熱演にもかかわらず、10%を超えることができなかった視聴率は、やや残念さを残した。1989年のミスコリア大会出身のコ・ヒョンジョンは、中間にブランクがあったが、芸能界復帰後にさらに円熟した演技力を誇示し、2009年「善徳女王」では「MBC演技大賞」の大賞、2010年「レディプレジデント~大物」では「SBS演技大賞」の大賞を獲得したことがある。◆「金よ出てこい☆コンコン」で双子のモンヒとユナを行き来したハン・ジヘ自身は努力に対する報酬を受けたと語り、「大賞を受賞しなくてもかまわない」と涙を流したが、今年に関しては大賞を与えても惜しくないぐらい、ハン・ジヘの活躍が目立った。20%を超える視聴率で、お茶の間で人気を得た週末ドラマ「金よ出てこい☆コンコン」で、ハン・ジヘは双子のモンヒとユナの一人二役を演じたが、素朴で善良なモンヒと贅沢で利己的なユナを行き来しながら、自身の演技力をひたすら披露した。特にドラマの中でモンヒがユナであるふりを演技したシーンは、複合的なキャラクターが必要だった瞬間に、ハン・ジヘの絶妙な表現力があったから可能だった場面だった。昨年の「MBC演技大賞」で、「メイクイーン」で最優秀賞を受けた時でさえも首をかしげている人々がいたのが現実だが、「メイクイーン」に続いて「金よ出てこい☆コンコン」で再び週末ドラマを選択し、賞に相応しい演技力を人々に誇示した。◆「TWO WEEKS」で全身を投じて脱走犯になったイ・ジュンギ「TWO WEEKS」が10%をかろうじて超えて、視聴率が高くなかったにもかかわらずウェルメイドドラマ(完成度の高いドラマ)という好評を受けたのは、映画のような演出と隙のない脚本の力が大きかったが、脱走犯チャン・テサンを演じたイ・ジュンギがいなかったら決して可能ではなかったはずだ。イ・ジュンギは、口惜しい濡れ衣を着せられているチャン・テサンの二週間の話を演じながら、休む間もなく走り回り、土の中に埋もれたりするなど、全身を投じる情熱を披露した。娘に向けた熱い父性愛の演技も一品であり、悪役だった先輩女優のキム・ヘオク、チョ・ミンギとの対立シーンでは、決して劣ることのない立派な演技力で、ドラマに緊張感を存分に吹き込んだ。「犬とオオカミの時間」を通じて「MBC演技大賞」の男優優秀賞、「イルジメ」を通じて「SBS演技大賞」の最優秀演技賞などを受賞している。
「その冬、風が吹く」のソン・ヘギョが大賞を受賞!スター勢ぞろいの「APAN STAR AWARDS」(総合)
ドラマを愛する人々の祭典、大田(テジョン)ドラマフェスティバルが終わった。16日午後、大田忠南(チュンナム)大学チョンシムファホールで開かれた第2回大田ドラマフェスティバル「2013 APAN STAR AWARDS」に、韓国のスターたちが勢ぞろいした。タレントのイ・フィジェ、T-ARAのソヨンが司会を務めた「2013 APAN STAR AWARDS」は、昨年11月1日から今年9月30日まで、地上波、総合編成チャンネル、ケーブルチャンネルで放送された計75本のドラマに出演した俳優たちを対象に、子役賞、人気スター賞、功労賞、ベストパフォーマンス賞、ベストカップル賞、ベストOST(劇中歌)賞、ベストアクション賞、ベストドレッサー賞、ベストマネージャー賞、脚本家賞、演出賞、新人賞、優秀演技賞、最優秀演技賞、そして今年の大賞を選定する。今年は特に人気を集めたドラマが多い中、SBS「君の声が聞こえる」が4冠王、MBC「TWO WEEKS」「九家の書」が3冠王となる勢いを見せた。「君の声が聞こえる」はベストカップル賞(イ・ボヨン&イ・ジョンソク)、男性演技賞(チョン・ウンイン)、男性優秀演技賞(イ・ジョンソク)、女性最優秀演技賞(イ・ボヨン)を総なめにした。また「TWO WEEKS」は脚本家賞(ソ・ヒョンギョン)、女性優秀演技賞(キム・ソヨン)、男性最優秀演技賞(イ・ジュンギ)を受賞し、「九家の書」は男性新人賞(チェ・ジニョク)、女性新人賞(イ・ユビ)、ベストアクション賞に名前を挙げ、「君の声が聞こえる」に負けない人気を証明した。この日の大賞は「その冬、風が吹く」のソン・ヘギョが受賞した。ソン・ヘギョは韓国の視覚障がい者たちに感謝の意を表し、「本当にたくさん助けてもらった」と話した。「その冬、風が吹く」は大賞の他にもベストOST賞を受賞し、2冠に輝いた。「2013 APAN STAR AWARDS」部門別受賞者(作)◆男性新人賞:キム・ウビン(「ゆれながら咲く花」)、チェ・ジニョク(「九家の書」)◆女性新人賞:キム・ユリ(「清潭洞(チョンダムドン)アリス」、「主君の太陽」)、イ・ユビ(「九家の書」)◆子役賞:キム・ヒャンギ(「女王の教室」)、チョン・ボグン(「女王の教室」)◆人気スター賞:オ・ヨンソ(「オ・ジャリョンが行く」)、チュ・ジフン(「蒼のピアニスト」)◆ベストカップル賞:イ・ボヨン&イ・ジョンソク(「君の声が聞こえる」)◆ベストOST賞:The One(「その冬、風が吹く」)◆ベストドレッサー賞:ヨン・ジョンフン(「金よ出てこい☆コンコン」)、ユ・イニョン(「ワンダフル・ラブ~愛の改造計画~」)◆ベストアクション賞:「九家の書」◆ベストマネージャー賞:ウィルエンターテインメント キム・ドンオプ理事◆功労賞:チョン・ドゥホン、チュ・ジャヒョン◆脚本家賞:ソ・ヒョンギョン(「いとしのソヨン」「TWO WEEKS」)◆演出賞:キム・ビョンス(「ナイン~9回の時間旅行~」)◆男性演技賞:チョン・ウンイン(「君の声が聞こえる」)◆女性演技賞:キム・ソンリョン(「野王」)◆男性優秀演技賞:イ・ジョンソク(「ゆれながら咲く花」、「君の声が聞こえる」)◆女性優秀演技賞:キム・ソヨン(「TWO WEEKS」)◆男性最優秀演技賞:イ・ジュンギ(「TWO WEEKS」)◆女性最優秀演技賞:イ・ボヨン(「君の声が聞こえる」)◆大賞:ソン・ヘギョ(「その冬、風が吹く」)
ソ・ジソブ、イ・ジュンギ、イ・ボヨン…今年最高のドラマ俳優は誰?本日「2013 APAN STAR AWARDS」で決定!
2013年テレビ界を輝かせた最高の俳優は誰だろうか?テレビドラマで最高の演技力を発揮した俳優を選ぶ「2013 APAN STAR AWARDS」(以下「APAN」)が本日(16日)、大田の忠南(チュンナム)大学チョンシムファホールで第2回の幕を開ける。今年は合計20の部門に分けて受賞が行われる。昨年11月1日から今年の9月30日まで、韓国の地上波、総合編成チャンネル、ケーブルチャンネルなどで放送された合計75本のドラマに出演した俳優が候補に上がった。彼らの中から大賞、最優秀演技賞、演技賞、新人賞などが選ばれる。ソン・ヘギョ、チョ・インソン、イ・ボヨン、コ・ス、キム・ヘス、スエなど約60人の俳優が善意の競争を繰り広げることになる。「韓国のエミー賞」とも呼ばれる「APAN」は公正な審査がベースとなる授賞式だ。昨年の初めての授賞式ではSBSドラマ「追跡者」のソン・ヒョンジュが大賞を受賞し、公正性が高く評価された。審査委員は文化評論家、脚本家、プロデューサー、記者など各分野の専門家で構成された。候補選定から受賞結果まで投票を経て、透明な結果を出すというのが目標だ。審査基準も演技力を最優先にし、ドラマ視聴率なども考慮する計画だ。「APAN」側は「私たちの授賞式は俳優の演技力とスター性、ドラマ視聴率などの成績を均等に反映し、審査する」とし、「韓国ドラマのプレゼンスに相応しい審査をする。視聴者らが受賞結果に共感できるようにする」と抱負を明かした。 今年の大賞は最優秀演技賞の候補の中から選定される。ソン・ヘギョ(「その冬、風が吹く」)、チョ・インソン(「その冬、風が吹く」)、コ・ス(「黄金の帝国」)、イ・ボヨン(「いとしのソヨン」「君の声が聞こえる」)、ソ・ジソブ(「主君の太陽」)、コン・ヒョジン(「主君の太陽」)、イ・ジュンギ(「TWO WEEKS」)、チュウォン(「グッド・ドクター」)、キム・ヘス(「オフィスの女王」)、スエ(「野王」)など10人の俳優たちが名前を挙げている状態だ。
「TWO WEEKS」イ・ジュンギ“初回放送直後、ドラマへの反応を見て叫んだ”
ソ・スジンの父親チャン・テサンとして過ごした時間「別の世界に入り込んだ感じ」MBC水木ドラマ「TWO WEEKS」が終了してすぐ、イ・ジュンギはチャン・テサンの役から抜け出そうとした。わざと髪を金髪にしたり、外見のあちこちに変化を与えようとした。所属事務所に2週間だけ休暇をもらい、自分だけの時間を作ったが、むしろその時間の中で虚しさを感じたという。ドラマの後、イ・ジュンギは不本意ながらもチャン・テサン病(チャン・テサンのことで心を焦がすこと)に陥った。一部メディアでは、彼の言葉の断片を切り取りうつ病という記事が報じられた。しかし、実際に話の筋道から考えると、彼の状態をうつ病と決め付けるにはやはり考え過ぎであった。役から抜けるためにサイクリングを始めたり、知人と時間を過ごしたりしながらイ・ジュンギは本来の自分を取り戻していった。自分の状態を周りを見て判断した。「いつもは撮影終了後に役の余韻は長く続かなかったが、今回は少し長引いた。感情の消耗は前作でもあったが、今回はとりわけ消耗した。どこか別の新しい世界に入り込み、また帰ってきたような気分というか。精神的負担を感じていたからかも知れないし、ありのままの自分を放出したからかもしれない」作品で役に入る度に自分を酷使?「上手くやらないと休めない」イ・ジュンギは毎回作品で役を演じる度に細かいディテールまでこだわって表現しようとしてきた。その努力は自身を酷使していると思われるほど凄絶である。映画「王の男」「フライ・ダディ」の時は、綱渡りやボクシング、ロッククライミングを完璧に見せるために、しなくてもいいアクションをあえてマスターしたという逸話は、今や有名なエピソードとなっている。「今回の作品でもそうしない訳にはいかなかった。冗談半分だが、今回上手くできなければ数年間は休むつもりだった。結婚もしていない僕が娘を持つ父親の父性愛を表現しなければならなかった。しっかり表現しないと共感も得られない上に『TWO WEEKS』がとんでもない作品になってしまう恐れがあった。実は『TWO WEEKS』に出演を決定する直前、他の作品も見ていたが、ソ・ヒョンギョン脚本家にお会いして台本を受け取るとすぐに断った。この役はソン・ヒョンジュ先輩のように経験豊富な方が演じるべきだと思ったからだ。しかし、ソ・ヒョンギョン脚本家から連絡が来て、『絶対に出演するべきだ』と言われた。僕自身を変化させることができるから信じて付いて来いと仰り、早く決断して欲しいと言われて結局ソ・ヒョンギョン脚本家に会ってからわずか2日後に出演を決めた」そうして出演を決めてからは苦難の連続だった。イ・ジュンギは「現場で上手だと言われることに慣れていたが『TWO WEEKS』は台本読みの時からあらゆる指摘を受けた」と言って厳しかった現場の雰囲気を語った。チャン・テサンの感情をどう表現すべきか悩んだが最終的には脚本家と監督に頼るしかなかった。「何から始めるべきか分からないほど難しかった。監督が僕を励ましながら『第1話から共感してもらわなければならない』と仰ったので本当に最初から大変だった。どうすればチャン・テサンの父性愛に共感してもらえるだろうかと考えていた。しかも、これは普通の父性愛ではなく、いきなり現れた娘に対する愛情だ。ドラマが開始されたらまた悪質な書き込みをされて、非難を受けるのではないかと焦っていた(笑)ドラマ開始前に記者懇談会を開いたが、ほとんどの記者の方からSBS『追跡者 THE CHASER』と比較する質問をされたが、それは『イ・ジュンギさん、本当にできるの?』という意味に感じられた。僕のファンも、なぜ僕がこの作品を選択したのか疑問に思う方も多い。信頼してもらえる要素がなかったのでプレッシャーが大きかった」ごまかせない父性愛の演技「視聴者の中で子を持つ親の反応が一番怖い」戦々恐々としていたイ・ジュンギは「TWO WEEKS」の第1話が放送され、初めて気を休めることができた。第1話の放送直後、人里離れた山の頂上で、徹夜で撮影をしていたイ・ジュンギは撮影が終わるとすぐにインターネットの記事をはじめ、あらゆるインターネットコミュニティに投稿されたドラマへの反応をチェックした。初回放送なだけに冷静な評価が上がるだろうと予想したからだ。「ドラマの掲示板も見ましたし、ファンの書き込みも読みました。しかし、『ウェルメイドドラマ(完成度の高いドラマ)が誕生した』『演技が上手だった』との褒め言葉が多く、それに対するコメントも良かった。その時は1人、山で叫んだ(笑) 本当に初回のことは忘れられない。プレッシャーがある程度吹き飛んで、これから何とかやって行けそうな気がした」またイ・ジュンギは、この結果は一緒に共演した子役イ・チェミのおかげだとし、自身の父性愛を引き出してくれたのは他ならぬ「ソ・スジンを演じたイ・チェミだった」と語り、見事に演じてくれたと賞賛を惜しまなかった。演技は技術的な部分でカバーできるが、チャン・テサンの父性愛は彼とは別の人格ではないか。イ・ジュンギもそれを知っていた。「父性愛はごまかせない部分だ。凄まじい絶叫なら、一般の人が経験するには複雑な感情なので技術面で何とかカバーすることができるが、父性愛は親であれば分かる感情だ。だから視聴者の中で子を持つ親が一番怖い(笑) もちろん、監督と脚本家が助けてくださった部分が大きかったが、ソ・スジンを見事に演じてくれたイ・チェミには本当に感謝している。あの子が繊細な演技と動きをとても見事にしてくれたおかげで僕も助かった。イ・チェミを見てください!父性愛が出ないわけがない(笑)」イ・ジュンギは「TWO WEEKS」を通じて成長した面があると話した。演技的な面ももちろんそうだろうが、作品に対する姿勢もさらに成熟した。また、演技の底力も少し鍛えられた感じだという。色々な面でこのドラマはイ・ジュンギにとって大きな意味を持つことになりそうだ。「たくさんの賞を受賞したが、僕は賞に対する意欲がとても強い。しかし、いつからか作品の質の方にこだわるようになった。もちろん賞を頂ければありがたいことだが、賞ばかりにこだわるわけにはいかない。出演者同士ではパク・ハソンとキム・ソヨン姉さんと『受賞したいね』と冗談でお互いに言ったりするが、それよりも放送関係者の方々が称賛してくれたことが嬉しかった。前は賞を受賞しても『ジュンギさん、ドラマ面白かったよ』程度だったが、今回は『演技とても良かったよ』と言ってくれた。今の僕にとって、大きな賞を取るよりも客観的な評価の方が大きな喜びだ。俳優としてまた違った面で成長した気分だ。ある能力が更に大きくなったことを経験したような気がする。だから逆に今、気持ちが空っぽになっているのではないかと思う。中にあるものを全部出してしまったので、それを埋めなければならない空間ができた。その空間にはきっと新たな別の役が入るのだろう(笑)」
キム・ソヨン「デビュー10年目もただの数字、いつ楽になりますかね?」
女優キム・ソヨン(33歳)は、いつ見ても人を幸せな気分にしてくれる。相手を思いやる温かい心が頭からつま先まで溢れている。未だ彼女ほど優しい女優には出会ったことがない。女優特有の敏感さや神経質な部分は少しも見えない。「ありがとうございます」「大丈夫ですか」という言葉をかけることに慣れているのも印象的だ。正直、最初は「本心じゃないのではないだろうか」という疑問もあった。ここまで丁寧に自分の頭を下げる女優はなかなか見ることができないからだ。しかし、彼女と会うのももう3回目。人から出てくるオーラというのは、真心を隠すことはできない。所属事務所がインタビューのために貸しきったカフェのフロアが寂しいと言って、一般人の人々の間でインタビューすることを望んだ彼女に偽りなんてあるはずがない。同僚たちも口を揃えてキム・ソヨンを高く評価するのは当然のことだった。「もうデビュー10年目?ただの数字にすぎない」「もうデビュー10年目ですが、ただの数字にすぎないと思います。特別な意味はありません。そして、自分でも分かっています。10年という長い歳月に比べて、作品や経歴が華やかではないということを。しかも、ブランクが4年間ぐらいありましたからね。もっと時間が必要です」ゆっくりと過去を振り返り、「あの頃はそうでしたね」と華麗な過去を思い出しても良さそうだが、なかなか飾ることはできないようだ。彼女はキム・ソヨンではなく依然MBC水木ドラマ「TWO WEEKS」の熱血検事パク・ジェギョンだった。まだキャラクターとの別れができていないのだろうか。パク・ジェギョンについて話すと、目元が少し潤んだ。心の弱い彼女だった。「まだ楽ではありません。唯一一人ぼっちになりましたよね。主人公チャン・テサン(イ・ジュンギ)も自分の居場所に戻ったのに、パク・ジェギョンは一人でした。復讐に人生をかけた彼女なので、すべてを成し遂げた後、空しくなったのではないかと心配です。ワンルームで一人でレトルトご飯でも食べていそうですね」パク・ジェギョンには在り来りなラブストーリーが全くなかった。イ・ジュンギをはじめ、リュ・スヨン、ユン・ヒソクまで多くの男性俳優が登場したが、ラブストーリーにつながるような可能性は少しも見えなかった。ファンの立場からすると寂しいかもしれないが、キム・ソヨンはだからこそキャラクターが完全なものになれたとソ・ヒョンギョン脚本家に感謝の言葉を伝えた。「ラブストーリーが十分可能なキャラクターなんです。だけど、ありがたいことにソ・ヒョンギョン脚本家が一貫した人物として描いてくれました。もしラブストーリーが登場していたら最初は面白かったかもしれませんが、もしかすると流れを壊してしまっていた可能性もあります。本当に驚くことに、ソ・ヒョンギョン脚本家の台本にはすべての人物のヒストリーが盛り込まれているんです。すごく小さな役でも、その役のビハインドストーリーが書いてあります。自然に感情を集中できるようになります。そのような配慮が、俳優にとってはとても大きな手助けとなります」作品の後にいつもついてくる自責の念、どうしましょう?キム・ソヨンは満足することのない女優だ。作品が終わると、常に自責の念に苦しめられる。自分を褒めることには才能がない方で、自らの演技に酔いしれるナルシストな俳優たちとは程遠い。実際、「TWO WEEKS」でキム・ソヨンは自分に賞をあげても良いほどの好演を見せた。しかし、不思議なことに物足りない部分だけが目に入ってくるという。演技を褒めると、キム・ソヨンは「インタビューをしたら元気が出てきました。こういった時間がないと、ずっと『なぜそうしたんだろう』と自分を責めてばかりなんです」と恥ずかしがった。すでにデビューして10年が過ぎたが、自分自身に満足することはあまりなかった。カメラの前での堂々とした姿は、すべて努力した結果にすぎない。カメラが回っていないと、体が震えることもある。「今年、釜山(プサン)国際映画祭に招待されました。私にとって釜山は幸運の場所なんです。2009年に初めてレッドカーペットを歩きましたが、当時ドレスが話題となりました。露出を少ししたので(笑) 私の演技の人生はそれを基点にその前とその後で分かれていると言っても過言ではありません。その前まではブランク、暗黒のような時間でした。作品のオファーもなかったです。しかし、レッドカーペットに参加してから嘘のようにシナリオが入ってきたんです。あの日が今の私を作りました」ドレス姿のキム・ソヨンは堂々としており、自信に溢れていたが、いざ心の中では心配をしていたという。映画の経験もほとんどないのにレッドカーペットを歩くことが迷惑になるのではないかとも思った。しかし、レッドカーペットの上でそのような感情を表すのはとても失礼なことになると思った。レッドカーペットは俳優たちよりもスタッフたちの戦場であるためだ。「俳優一人のスタイルを完成させるために、スタッフたちはものすごい努力と時間を費やします。ヘアスタイルからメイク、小物まで一つ一つ丁寧に準備します。ドレスの取り寄せ作戦もありますね。そんなスタッフたちを思うと、私も本当に頑張らなければならないという気がしてきて、自然に堂々としたポーズをとっています。心の中で緊張していて震えているのは、私だけが知っていることなんです」「何も知らなかった10代、あの頃に戻りたい」1994年、中学2年生の時だ。勉強に励むべきその時期に偶然芸能界にデビューした。当時のキム・ソヨンの年齢は類例がないほど若い年齢だった。中学生でデビューした前例がほとんどなかったために試行錯誤も多かったという。言葉通り何の準備もできていない状態で社会に飛び込んだ。「最近の子役俳優は、母親が世話をしてくれていますよね。私は一人で仕事をしていました。メイクをしてくれる美容院なんかは考えたこともありません。片手に衣装を持って、バスに乗りました。大変だとは一度も思ったことがありません。それが当たり前だと思っていましたからね。あの頃の私に戻れるとしたら、よく慰めてあげたいです。何の準備もないまま芸能界に飛び込んだので、大事なことが何なのか、どのようにするべきかも分かりませんでした。しかし、後悔はありません。頑張っていましたからね」キム・ソヨンと同年代なら覚えているはずだ。彼女の成熟した美貌は一気に話題となった。MBCドラマ「イヴのすべて」でブレイクした彼女は音楽番組のMCを務めるなど多方面で活躍した。CMも撮影の時間が足りないほどオファーが続いた。むしろ現在よりももっと華やかだった過去。しかし、それでも未練はない。「本当に忙しい10代を過ごしました。そんな中、とても大事な時期にブランクがありました。人生において歩く道の先なんて分からないものだと思います。なので、現在やっている作品が一番大切なんです。自分自身に頑固な方だからこそ、もっと今に充実しようと努力しています。私の全盛期が過ぎてしまったとは思っていません。いつかまた新しい扉が開くと信じています」
イ・ジュンギ、彼の情熱そして寂しさ“イ・ビョンホン先輩のように大きなフィールドで活動したい”
MBCドラマ「TWO WEEKS」を終えたイ・ジュンギは、早朝から疲れた様子も見せずに記者たちと向かい合って座り、おしゃべりをしていた。「他の俳優たちはインタビューオファーが来るとまず怖がり、多くの記者たちと同じような話を繰り返すのが大変だと言うらしいが、僕にはそれがまったく理解できない。むしろこのように多くの人々と会って話を交わす時間は寂しくないので好きだ」と微笑むイ・ジュンギ。そんな彼は飾っているようには見えなかった。目の前に向かい合っている人が本心を言っているかどうかは簡単に見破れるではないか。イ・ジュンギはこの日、記者たちとの会話を心の底から楽しんでいた。インタビューでも自身が持つ全ての情熱を注ぐイ・ジュンギ。だが、情熱だけで彼を理解することはできなかった。ある番組を通じてすでに自分は愛情不足だと認めた彼は、この日も寂しさについてずっと嘆いていた。「演技をしていない時は何をすればいいのか分からない。むしろ撮影現場には遊んでくれる人がいるからいいけど、1人で家にいると、ただ面倒くさがり屋の若者が1人存在しているだけだと思わせられる」という32歳のイ・ジュンギ。ここではっきりしておきたいのは、それが決してスターの大げさな不満に聞こえていなかったということだ。誰もいない家に帰ると、突然襲ってくる人生の虚しさ。彼が話した寂しさはそれに近かった。それは実は人々みんなが感じている極めて普遍的感情である。もちろん、イ・ジュンギはその寂しさに人より少し敏感である。だから、俳優として生きているのだろう。―「TWO WEEKS」のチャン・テサンとして数ヶ月を生きた。事情の多いチャン・テサンの人生は演技する立場からも非常に大変だったと思うが、ドラマが終わった今はどうなのか?イ・ジュンギ:心理的に大変だ。憂鬱で虚しい。普通、他の作品を終えた時は知人とお酒を飲んでキャラクターから簡単に抜け出せたが、今回は特に余韻が長く残っている。先週も毎日のように知人たちとお酒を飲みながらもう忘れようとしたが、依然として憂鬱な気分だ。周りから「とても憂鬱に見える。早く抜け出しなさい」と言われている。―通常お酒を飲んで演じた作品から抜け出すタイプなのか?イ・ジュンギ:お酒というよりは、人に会って話しながらキャラクターから抜け出すタイプだと思う。(―主に誰とお酒を飲むのか?)スタッフたちだ。多くの人々と会って感情を発散する。でも、ドラマが終了し、家に1人で閉じこもっていると、世の中から離れているような気がして寂しくなる。だから、ドラマをやっていない時はみんなに連絡して一番近くにいる知人とまた酒を飲み、寂しさを紛らわしている。それ以外に方法がない。実は最近、自転車に乗ってみようとしたが、それも数日間続いただけだ。もう30歳だからだろうか(笑)―いつ憂鬱を感じるのか?イ・ジュンギ:憂鬱な時は、僕は一体何のために生きているんだろうと思ってしまう。そして、演技以外にはないという結論に達する。だから、ずっと撮影現場に行きたくなる。撮影現場には少なくとも遊んでくれる人がいるし、共演俳優でも相手が芸能人だから面白い。そんな華やかな芸能人と働くことが楽しいというのもあるが、それよりも、人生の経験豊かな監督とお酒を飲んだり、年下のスタッフの面倒を見たりしていると、生きているという実感が湧いてくる。でも、家に帰って人間イ・ジュンギに戻ったら、ただ面倒くさがり屋の若者がソファーに座っているような気がする。シャワーを浴びることさえ面倒くさくなる。そんな面倒くささで結局、憂鬱になる。―憂鬱だと言ったが、イ・ジュンギは撮影現場でダンスを踊ったり、女優にいたずらをしたりるなど、ムードメーカーの役割をしていると聞いた。だが、今回演じた「TWO WEEKS」のチャン・テサンの場合、過剰な感情を見せるシーンが非常に多かった。それだけ多くのエネルギーを要するキャラクターだったと思うが、今回もムードメーカーの役割をしたのか?もしそうだとしたら、演技に集中するのが難しかったのではないか?イ・ジュンギ:下手をすれば、違うチャン・テサンが描かれるかもしれないと思い、気をつけたのはある。また、普段は撮影現場の雰囲気をリードし楽しくしなければならないという責任感が大きかったが、今回はそれよりも内面演技に集中できるように努力した。重い作品であるだけに、僕のせいで相手俳優が感情表現に難しさを感じるかもしれないし、チャン・テサンのすべての感情を繊細に描くべきだったので気をつけた。僕だけでなく、各キャラクターを演じた俳優たちのプレッシャーは相当なものだった。だから、みんな基本的に心理的な圧迫を感じていたようだ。―チャン・テサンというキャラクターが持つ様々な感情を描いたことは、イ・ジュンギ個人にとってはどんな経験になったのか?特にチャン・テサンを演じるイ・ジュンギが子供の父親役に扮するということで話題になったが。イ・ジュンギ:本当にストレスが大きかった。ソン・ヒョンソク監督やソ・ヒョンギョン脚本家と台本の読み合わせが終わった後、お酒を飲んで酔いが回ると、「上手くできないかもしれない」と訴えたことも多かった。それほどプレッシャーが大きかった。もうすぐドラマが放送されるのに、人々がイ・ジュンギの演じる父親が想像できないと言っているのを聞き、「冷静な審判台に立ち、大きな傷を受けるかもしれない。視聴者を失望させるかもしれない」のようなことを心配した。それに、この作品に対する監督や脚本家の愛情がとても大きくて、台本の読み合わせで演技に関する注文が多かった。普通はお世辞でも褒めてくれるが、2人は読み合わせをするたびに毎回「一緒にお茶でもしようか」と言っていた。つまり、演技に気に入らない部分があるという意味だから(笑) また、メールや電話でも演技に関する注文を送り続けられた。だから、個人的に視聴者の判断に対しても心配が大きかったが、それよりも脚本家や監督の期待に及ばなかったらどうしようとまず心配した。―チャン・テサンは非常に深い感情を表現しなければならなく、時には感情を最大限に爆発させなければならない人物だった。その感情を理解し表現するのも大変だったと思うが。イ・ジュンギ:この作品は嗚咽するシーンが特に多かった。台本が一つ出来上がると感情シーンが必ず一つはあり、その感情の振り幅が様々だった。また、僕がこれまで感じたことのない感情を引き出さなければならなかった。それでも、台本にとても細かく書いてあった。そして、撮影現場でも撮影した後、「感情が過剰すぎではないだろうか?」と何度も監督に確認した。撮影の時はその時僕が感じるままに表現するが、結局はドラマの全体を考えなければならないからだ。―最近流行っているモッパンも多かった(笑)イ・ジュンギ:そうだ(笑) 実はモッパン(食べるシーン)は脚本家に僕がお願いした部分である。今まで演じた人物は食べるシーンがあまりなかった。それで、今回は脚本家に「たくさん食べさせてください」と言ったら、「そうなるから、心配しないで」と言われ、本当にほぼ毎話ごとに食べるシーンを書いてくれた。そして、ト書きには「無条件にがつがつと食べる」と書いてあった。すべてをその食べ物に賭けたように熱心に食べなければならなかった(笑) ハ・ジョンウ先輩のモッパンを参考にした。―チャン・テサンは2週間、脱走者という身分だったので、かっこよく見えるシーンが本当に少なかった。ドラマを見ながら、イ・ジュンギは覚悟を決めただろうなと思った。イ・ジュンギ:脱走者だからビジュアル的に制限されることが多かった。イ・ジュンギといえば、普通「情熱的で活発で、線がきれいで美しくて」というようなことを思い浮かべる人が多いが、今回はそんなイメージは考えないようにした。ただキャラクターとして視聴者に記憶されたいというのが僕の望みであり、脚本家も今回「イ・ジュンギの再発見という話を無条件に聞きたい」と言っていた。―ドラマのエンディングは気に入ったのか?イ・ジュンギ:実は僕は脚本家にチャン・テサンを殺してほしいと言った(笑) これは冗談である。でも、脚本家がエンディングについて最後まで悩み、僕にも聞いてきた時、僕はそれが嬉しかった。僕のことを信じて、こうやって聞いてくれたということだから。それで、僕は「個人的にはチャン・テサンが死んだ方がいいと思うが、チャン・テサンとして生きたイ・ジュンギの言葉は蛇足になるかもしれないので、脚本家が考えている通りにした方がいいと思う」と話した。後から、脚本家がどうしてもチャン・テサンを殺すことはできなかったと言っていた。最初から視聴者に希望を与えて癒されるドラマにしたいと思っていたから。そして、僕もその考えに同意した。―大衆にさらけ出され、彼らの評価を受ける職業なので当然なのかもしれないが、外部からの視線に特に気を使う性格に見える。イ・ジュンギ:そうするしかないのは、チャン・テサンというキャラクターが「TWO WEEKS」の中心であり、このキャラが崩れると、すべての人物との関係に違和感が生じ、ドラマの正当性もなくなるので、責任感が大きかった。実は毎朝視聴率よりも、記事や視聴者の反応を一番先にチェックした。幸いなことに、今回の作品はみんながたくさん応援してくれた。思った以上の好評をいただき、「味方が多い」と思い、心強かった。そして、ますます自信もついた。だから、放送する前までの撮影ではストレスがすごく大きかったが、むしろ放送が始まってからはプレッシャーが少なくなった。―イ・ジュンギといえば、エネルギーに満ちた俳優というイメージがあるからか、作品に全力を注ぎ込まないと、自ら満足できない俳優のような感じがする。イ・ジュンギ:そうだ。それは僕の演技の基本である。まだ若いからか、注ぎ込んだという感じがしないと、つまり肉体的に疲れたという感じがしないと、満足できない。「TWO WEEKS」の場合、精神的には大変だったが、アクションシーンは先に決めて合わせるものではなく、ただ即興的に演じるアクションシーンだったので(肉体的な)達成感があった。でも今回、急流のシーンで本当に死にそうになった大変な瞬間があった。ワイヤーを手で掴んで撮影をしたが、腕の筋肉が腫れるほど大変だった。それに、想像以上のものすごい速い急流で、ややもすれば死ぬかもしれないと初めて思った。「主演俳優なのにこうやって死んでしまったら、誰が悲しんでくれるだろう。もしくは、イ・ジュンギのせいでめちゃくちゃになったと悪口を言われるのではないか」など、色んなことを考えた。だから、そのシーンを見ると、表情が本当にリアルだ。でも、撮影チームは演技だと思ったらしい。―そのような状況を一度経験したら、その後からは少しはエネルギーを調整しようと思うのが普通だと思うが。イ・ジュンギ:「主演俳優だから一生懸命にやるのはいいが、過度な意欲は全スタッフを窮地に追い込むかもしれない。ある程度、エネルギーを調整するのも責任の一つだ」というようなことを考えた。でも、また同じ状況になると、元のように全力を出してしまった。―軍隊にいる間、ユ・アイン、キム・スヒョン、ソン・ジュンギなど、20代の俳優たちが自身の領域を確実に確保した。それに対し、焦ることはないのか?イ・ジュンギ:もうすでに多く奪われてしまったという感じ、彼らだけの代替不可能な領域ができたという感じがする(笑) それに、最近の若い俳優たちは文化的に恵まれて育ったためか、本当に演技が上手い。―でも、イ・ジュンギだけの代替不可能な部分もあると思うが。イ・ジュンギ:さあ。それは僕より視聴者がよく知っているんじゃないかな。個人的には感情演技や身体演技においては彼らにあまり負けていないと思う。それから、確かに若い俳優たちはそれなりの長所があるだろうが、年を重ねるにつれ、醸し出せる渋さという魅力もあると思う。それ以外は自分の位置を守れるかどうかの問題だと思う。そして、彼らの斬新な攻撃に耐えられる力は結局、誠実さから出ると信じている。―今回に子役のイ・チェミの演技も好評を博した。最近は子役も演技が非常に上手い。イ・ジュンギ:彼女は演技の天才だ。撮影現場のシステムにぴったりに合わせて生まれたという感じさえする。普通、子役は演技が上手い一方、体力がないが、チェミはいつもスタンバイができており、なかなか疲れない。カメラの動線も正確に把握している。そのようなスキルはこの仕事をある程度経験した後にできるものなのに。また、常に明るいけど、女優のマインドを持っているので不要なことはしゃべらない。厳しいイメージ管理をしている(笑)―そんな娘のような子役を見て、結婚したいと思うことはないのか?イ・ジュンギ:寂しさを感じる。心に虚しさや寂しさができる。愛する人がいないからかな(ため息) 周りからはそんなことをよく言われる。昔なら今の僕は結婚適齢期だから。だから、より寂しさを感じているんだと思う。最近、僕は一体何のために生きているのかについて考えたことがあるが、いつかは僕が築く家庭のことを思いながら生きてきたんじゃないかなと思った。―先ほど話したことだが、イ・ジュンキといえば思い浮かぶ情熱の裏には寂しさが潜んでいるようだ。自身もある番組で愛情不足だと認めたが。イ・ジュンギ:最近は憂鬱さを忘れるために人々と会って時間を過ごしているようだ。無理にでも自分を家から出す。先週は姪たちと久しぶりに会ったが、ぎこちない雰囲気が流れた。スタイリストの姪たちと親しくて、むしろ僕の本当の姪たちとはぎこちなくなったのが悲しくてわんわん泣いた。そのように今は感情の起伏が激しい状態だ。家に1人でいるとさらに憂鬱になるので、わざわざ外に出てホルモン焼き屋で焼酒を飲んだりする。あ、お腹も減ったし、愛もほしい。―さあ、ある日は情熱そのものだが、1人になると寂しさを感じる32歳のイ・ジュンギ。イ・ジュンギの今後の人生はどのように流れていくと思うのか?イ・ジュンギ:僕の目的地までまだまだ遠い。どのぐらい来たのかさえも言えないほどである。でも、まだ消耗されているとか、疲れたというようなことは考えたことがない。まるで初めてスタートするようにすべてが興味深くて面白い。さらにたくさんのことを教わって心を満たすために、休まずに頑張って続けていくつもりだ。無意味な休みの時間を持つのは虚しいだけで、心を満たしてくれるものがない。撮影現場での達成感だけが僕を満たしてくれる。より具体的に、まず映画でも主演として認められたい。ドラマでは認められたが、映画の方ではまだ認められていないからだそして、長期的にはイ・ビョンホン先輩のように、より大きなフィールドで活動したい。短期語学留学でも行くべきだと思っているが、そんな時間があるかどうかまだ分からない。でも、言葉ができないと、自信を持てないと思う。
パク・ハソン「TWO WEEKS」の娘役イ・チェミと誕生日パーティー“あなたさえいてくれれば十分なの”
女優パク・ハソン(26)が、ドラマで親子を演じた子役イ・チェミ(7)とドラマが終わった後も良好な関係を築いている。パク・ハソンは20日、自身のme2day(韓国のマイクロブログサービス)に「『ママ!お誕生日には何が欲しいですか?』『私はあなたさえいてくれれば十分なの♥』チェミちゃん、ありがとう」というイ・チェミとのやりとりとともに、数枚の写真を掲載した。パク・ハソンの誕生日は10月22日だ。写真にはパク・ハソンが自身の誕生日ケーキを前にしてイ・チェミを抱きしめるなど、仲睦まじい姿を見せている。先日韓国で放送終了となったMBC水木ドラマ「TWO WEEKS」でパク・ハソンは男性主人公チャン・テサン(イ・ジュンギ)の昔の恋人ソ・イネに扮し、イ・チェミは2人の娘ソ・スジン役を務めた。パク・ハソンは「会いたかった娘♥ イネのヘアスタイルのスジン^-^!サン・ス・ネ(テサン、スジン、イネ)はどこかで幸せに暮らしているよ」と付け加えた。