ベルリンファイル
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「第33回映画評論家協会賞」授賞式開催…「スノーピアサー」「観相師」が3冠に!イ・ジョンジェが最高人気賞を受賞(総合)
第33回映画評論家協会賞の授賞式が開催された。29日午後6時、ソウル中(チュン)区韓国プレスセンターでは俳優アン・ソンギ、女優オム・ジウォンの司会で第33回映画評論家協会賞の授賞式が行われた。この日の授賞式にはシン・ソンイル、ソン・ガンホ、チョン・ウンチェ、パク・シネ、イ・ジョンジェなどの受賞者と映画界の関係者が参加し、会場を盛り上げた。 「スノーピアサー」が最優秀作品賞と監督賞、撮影賞(ホン・ギョンピョ)で3冠に、「観相師」が主演男優賞と助演男優賞(チョ・ジョンソク)、音楽賞(イ・ビョンウ)で3冠に輝いた。最高人気賞に当たるCJ CGVスター賞はイ・ジョンジェが手にした。「ソウォン 願い」のオム・ジウォンが自身初の主演女優賞を、「7番房の奇跡」のパク・シネが助演女優賞を、「ヘウォンの恋愛日記」のチョン・ウンチェが新人女優賞を受賞した。また、「ファイ 悪魔に育てられた少年」のヨ・ジングと「かくれんぼ」のホ・ジョンがそれぞれ新人男優賞と新人監督賞を、俳優シン・ソンイルと故パク・チョルス監督は韓国映画に貢献した功績を認められ、それぞれ功労映画人賞と特別賞を受賞した。国際映画批評家連盟韓国本部賞は「ジスル(Jiseul)」のオ・ミョル監督が手にした。新人評論賞はソン・ジンス、イ・スヒャンの二人が共同受賞した。映画評論家協会賞は韓国映画評論家協会会員全員によるオンライン予備審査投票を通じて部門別に5倍の候補が選ばれ、11月15日の本審査審査会議で投票によって各部門の受賞者が決定され、メディアを通して事前公表された。映画評論家協会の会員たちは他にも作品の美学に注目し、今年抜きん出た10作品を「映画評論家協会10選」として決定した。毎年の「映画評論家協会10選」は映像資料院の「韓国映画100選」選定の参考基準となり、重要なデータとなる。今年は同点の作品が2作品あり、計11作が選定された。「映画評論家協会10選」には「スノーピアサー」「ベルリンファイル」「観相師」「新しき世界」「テロ,ライブ」「ジスル(Jiseul)」「監視者たち」「7番房の奇跡」「ファイ 悪魔に育てられた少年」「ソニはご機嫌ななめ」「かくれんぼ」が選定された。以下は受賞作(受賞者)名である。◆最優秀作品賞:「スノーピアサー」◆CJ CGV スター賞:「新しき世界」「観相師」イ・ジョンジェ◆功労映画人賞:シン・ソンイル◆監督賞:「スノーピアサー」ポン・ジュノ◆主演男優賞:「観相師」ソン・ガンホ◆主演女優賞:「ソウォン 願い」オム・ジウォン◆脚本賞:「ロシアン小説」シン・ヨンシク◆助演男優賞:「観相師」チョ・ジョンソク◆助演女優賞:「7番房の奇跡」パク・シネ◆撮影賞:「スノーピアサー」ホン・ギョンピョ◆音楽賞:「観相師」イ・ビョンウ◆技術賞(視覚効果):「ミスターGO!」チョン・ソンジン◆国際映画批評家連盟 韓国本部賞:「ジスル(Jiseul)」◆特別賞:故パク・チョルス監督◆新人評論賞:ソン・ジンス、イ・スヒャン◆新人監督賞:「かくれんぼ」ホ・ジョン◆新人男優賞:「ファイ 悪魔に育てられた少年」ヨ・ジング◆新人女優賞:「ヘウォンの恋愛日記」チョン・ウンチェ◆映画評論家協会10選:「スノーピアサー」「ベルリンファイル」「観相師」「新しき世界」「テロ,ライブ」「ジスル(Jiseul)」「監視者たち」「7番房の奇跡」「ファイ 悪魔に育てられた少年」「ソニはご機嫌ななめ」「かくれんぼ」
「ベルリンファイル」リュ・スンワン監督、映画公開を控え都内でイベントを開催
ハン・ソッキュ、チョン・ジヒョンら主演のサスペンス・アクション大作映画「ベルリンファイル」が来月13日に日本で公開されることを控え、リュ・スンワン監督が現地で特別講義、座談会に相次いで出席する。リュ・スンワン監督は17日、東京・渋谷の映画美学校で篠崎誠監督の司会で開催される特別講義に出席し、自身の映画観や作品などについて語る。18日には東京・新宿のLEFKADA(レフカダ)で行われる座談会に出席する。映画評論家の中井圭氏が司会を務め、ノンフィクション作家の木村元彦氏らが出席する。同映画はハン・ソッキュ、ハ・ジョンウ、リュ・スンボム、チョン・ジヒョンらが主演。ドイツ・ベルリンで活動する韓国と北朝鮮のスパイたちの壮絶な争いを描いた。
映画「ベルリンファイル」日本公開を控えて小雪、加藤夏希などから絶賛コメント続々到着
日本中を席巻し韓国映画ブームの礎を築いたあの「シュリ」から14年。韓国スパイアクションはさらなる進化を遂げ、衝撃とともに日本に上陸する。韓国で1月29日に公開されるや、緻密に仕立てられたプロット、強烈で緊迫したアクション、破滅的なロマンスが話題を呼び、映画史上最高の完成度との評価を受け、現在700万人以上を動員した「ベルリンファイル」が、いよいよ7月13日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほかで公開される。そんな「ベルリンファイル」に世界的なアクター、女優、監督などからも絶賛コメントが続々到着。「ベルリンファイル」の陰謀は日本中に広がっている。●安東弘樹さん(TBSアナウンサー)熱く、美しく、哀しい男達。自分は何かを、こんな風に守れるだろうか?自問自答を繰り返しました。●大谷昭宏さん(ジャーナリスト)ベルリンを舞台に繰り広げられる激しいアクションに、未だ分断された朝鮮民族の怒りが込められている。●加藤夏希さん(女優・モデル)ベルリンを舞台にした、まぎれもなく、韓国映画史上最高のアクション。映画、大人のロマンスっていうエッセンスもあって、女性にもお勧めの作品です。●神山健治さん(アニメ映画監督)韓国には北朝鮮相手に同じ分断の歴史を持つベルリンでスパイアクションを撮るだけの気概と根拠があった。●金子修介さん(映画監督)究極のジレンマのなか、息もつかせぬ素晴らしいアクションを展開させたリュ・スンワン監督に乾杯したい。●貴志祐介さん(作家)他国でも遠慮ゼロの暴れっぷりには、すがすがしさすら覚える。リュ・スンボムは、「ノーカントリー」のハビエル・バルデム以来の魅力ある悪役だ。●黒井文太郎さん(ジャーナリスト/元「ワールドインテリジェンス」編集長)金正恩体制下で激化している内部抗争と、北朝鮮をめぐる国際諜報戦の現実を、韓国映画だから描けた!●小雪さん(女優)目の前に繰り広げられる諜報戦は、あまりにも細やかで、リアルで、今隣国で起きているであろう現実のことなのかと冒頭から惹き込まれて目が離せなかった。●小島秀夫さん(ゲームデザイナー)分断都市ベルリンを舞台に、スピーディに展開する諜報戦、アクション、銃撃戦、チェイス!そのスケールは、どれを取ってもハリウッドに引けを取らない。やっぱり、リュ・スンワン監督はタダモノじゃなかった。●千葉真一さん(俳優)今まで持っていた韓国映画のイメージと違って、ハリウッド的なテンポの良い作りで楽しめた。●福永愛美さん(タレント・女優)スピードのある激しいアクションと次々に起こる意外な展開に見ているうちにどんどん引き込まれていきました。ドキドキしっぱなしの最高に切なく激しいスパイ映画です。韓国映画の凄まじさを目の当たりにしました!もう一度みたいです!!(五十音順)そして公開5週前の6月8日(土)からは、全国20劇場のWEBサイトで、予告編を見てクイズに答えると豪華賞品が当たる予告編解読キャンペーンが始まる。更に、このキャンペーンに応募すると公開前にいち早く衝撃の冒頭映像が観られるという、劇場キャンペーンでは業界初の試みが実施される。いま起きている北朝鮮の内情を、リアルに描く「ベルリンファイル」。諜報員の頭脳戦とアクションの融合で全く新しいスパイアクションとして話題を呼んでいる。すでに予告編は劇場などでも上映されているが、その評判も高く短い映像からも緻密なプロットがうかがえる。そこで、6月8日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国20劇場のWEBサイトでは予告編を見てクイズに応募して豪華賞品を当てるキャンペーンを実施する。複雑に絡み合う人間関係を読み解くことで陰謀を解き明かすことができる本作であるが、予告編でもキーパーソンになる人物像が浮かび上がる。その謎を解く予告編解読キャンペーンだ。さらに、クイズに応募すると、冒頭3分の映像をもれなく観ることができる。冒頭シーンでは、スタイリッシュな映像の中に隠されたこの壮大な陰謀を解く鍵が描かれており、オープニングから観客を惑わしていく。その衝撃の3分を劇場キャンペーンでは前代未聞の試みとして公開前に明かしてしまうのだ。まさに、複雑怪奇な陰謀を解き明かせるか?「ベルリンファイル」からの挑戦状である。キャンペーン期間:6月8日(土)~7月12日(金)実施劇場:新宿ピカデリー 丸の内ピカデリー MOVIX亀有 MOVIX昭島 MOVIXさいたま MOVIX柏の葉 MOVIX宇都宮 MOVIX伊勢崎 MOVIX三好 なんばパークスシネマ MOVIX八尾 MOVIX堺 MOVIX京都 神戸国際松竹 MOVIXココエあまがさき MOVIX橿原 MOVIX倉敷 福岡中洲大洋 札幌シネマフロンティア MOVIX利府キャンペーンページ:http://berlinfile.jp/berlin_campaign/storyアラブ組織との武器取引現場を韓国情報院の敏腕エージェント・ジンスに察知され、からくもその場から脱出した北朝鮮諜報員ジョンソン。なぜ、このトップシークレットが南に漏れたのか?まもなく、北の保安監視員ミョンスから、妻ジョンヒに二重スパイ疑惑がかけられていると知ったジョンソンは、祖国への忠誠心と私情の板挟みになり苦悩を深めていく。しかしジョンソンは、まだ気づいていなかった。すでに彼自身までが恐るべき巨大な陰謀に囚われていたことに。CIA、イスラエル、中東そしてドイツの思惑も交錯し世界を巻き込んだ戦いが陰謀都市ベルリンで始まる。生き残るのは果たして――監督・脚本:リュ・スンワン(「生き残るための3つの取引」)武術監督:チョン・ドゥホン(「G.I.ジョー バック2リベンジ」)出演:ハ・ジョンウ(「チェイサー」)/ハン・ソッキュ(「シュリ」)/チョン・ジヒョン(「猟奇的な彼女」)/リュ・スンボム(「クライング・フィスト」)配給:CJ Entertainment Japan(C)2013 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved 公式HP berlinfile.jp
「ベルリンファイル」の予告編ナレーションを“機動戦士ガンダム”シャア・アズナブルの池田秀一が担当
7月13日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほかにて公開される映画『ベルリンファイル』の予告編のナレーションを池田秀一氏が担当したことが判明した。機動戦士ガンダムのシャア・アズナブルの声で有名であるが、実は、『シュリ』(DVD版)のハン・ソッキュの声も担当している。配給であるCJ Entertainment Japanは、本作もハン・ソッキュが主演している点と、韓国スパイ映画の礎を築いた『シュリ』からの流れを組むスパイエンターテインメント作品であること、そして、作品の雰囲気が池田秀一氏のクールな声のイメージとぴったりだったことから依頼、担当する運びとなったという。予告編では、物語のテーマを表した重要な言葉世界は裏切りで満ちていると題名のベルリンファイルの2ヶ所ではあるが、池田氏の印象的なナレーションが陰謀渦巻く本作の雰囲気をさらに際立たせている。解禁となったショートヴァージョン予告編は一部劇場や、『ベルリンファイル』公式ホームページで確認できる。ロングヴァージョンともに池田氏がナレーションを担当しており、ガンダム世代は必見の予告編となりそうだ。既に4月26日より劇場で展開されている日本語版予告編は、南北諜報員の手に汗握る頭脳戦の様相から始まり、後半では一気にリアルなアクションシーンの連発で、予告編ながらもその世界観に虜になった観客続出!早くもtwitterでは、アクションが痛そう!予告編だけでハラハラドキドキした圧倒的なアクションが凄そうなどなど盛り上がりを見せている。『ベルリンファイル』予告編ショートバージョン映画「ベルリンファイル」公開情報7月13日(土) 新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー監督・脚本:リュ・スンワン(『生き残るための3つの取引』)武術監督:チョン・ドゥホン(『G.I.ジョー バック2リベンジ』)キャスト:ハ・ジョンウ(『チェイサー』) / ハン・ソッキュ(『シュリ』) / チョン・ジヒョン(『猟奇的な彼女』) / リュ・スンボム(『クライング・フィスト』)公式サイト:berlinfile.jp配給:CJ Entertainment Japan(c)2013 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved
もう4月だというのに…“主演女優賞の候補がいない韓国映画界”
4月にも韓国映画界での女優たちの劣勢は続きそうだ。今年ももう3ヶ月が経った時点、映画界では男優主演賞の候補は溢れているのに、主演女優賞の候補はこれと言った候補を挙げられないほど、女優たちの姿が見当たらない。2013年第1四半期の映画の特徴は「主演男優賞」候補だけが多いということだ。取り分け男性主演の映画が多く、またこれらの映画が成功し、俳優たちはシンドロームの主人公となった。青春スターたちよりは、観客に信頼を与える中年の俳優たちの固技が目立った。第1四半期の話題作の興行成績をランキング順に並べると、約1274万人を動員した「7番房の奇跡」が1位、約716万人を動員した「ベルリン」と約454万人を動員した「新しき世界」がそれぞれ2位と3位を獲得した。そして「結界の男」と昨年12月25日に公開された「ザ・タワー 超高層ビル大火災」が4位と5位となった。130万人を突破した「パパロッティ」と「恋愛の温度」が善戦している。その他にも「サウスバウンド/南へ走れ」「男子取扱説明書」「怒りの倫理学」などがある。シンドロームの主人公は「7番房の奇跡」のリュ・スンリョン、「新しき世界」のファン・ジョンミンで、「ベルリン」のハ・ジョンウは、初のアクション演技に挑戦し好評を受けた。「結界の男」のパク・シニャンはヤクザコメディを復活させ、スクリーンを縦横無尽する熱演を見せており、久しぶりに復帰したハン・ソッキュは「ベルリン」と「パパロッティ」を相次いで披露し、重い存在感をアピールした。その他にも「男子取扱説明書」のオ・ジョンセなどが、新しい演技に挑戦、忠武路(チュンムロ:韓国映画の中心地)の男子俳優たちの底力を見せ付けた。一方、女優たちの活躍は、これに比べると微々たる水準だった。「ベルリン」と「新しき世界」の3男1女の構図で1女を担当したチョン・ジヒョンとソン・ジヒョが観客の脳裏に残った女優たちで、主人公として映画の全面に出た女優は「男子取扱説明書」のイ・シヨン、「恋愛の温度」のキム・ミニぐらいだ。このような状況は4月にも続きそうだ。4月の韓国映画の話題作は「伝説の拳」と「ランニングマン」で、「伝説の拳」はファン・ジョンミン、ユ・ジュンサン、ユン・ジェムンなど、男前な俳優たちの共演が印象的な映画だ。「ランニングマン」もまた、実力派俳優シン・ハギュンが、デビュー以来初めてタフで愉快なアクション演技を披露したことから注目を浴びている。最近観客から大きな人気を博しているマ・ドンソクは、「トガニ 幼き瞳の告発」の芸能界バージョンと呼ばれる「ノリゲ」で初の単独主演を務める。オム・ジョンファ、キム・ヒョジン主演の「終わりと始まり」が公開される予定だが、この映画は2009年に公開されたオムニバス映画「オガムド」の4番目のエピソードを長編にのばした作品であることを勘案すると、今年注目すべき女優の作品とは言い難い。そのような中で、昨年釜山国際映画祭で好評を受けた「公正社会」の主人公チャン・ヨンナムが女優として熱演する予定だ。
「ベルリンファイル」北米にて公開1ヶ月で60万ドルの収益を上げる
映画「ベルリンファイル」が2月15日に北米で公開され、良い興行成績を上げている。韓国で累積観客動員数714万人を突破した「ベルリンファイル」は、北米地域で公開されて第1週目に24万9000ドルの収益を上げ、17日に60万7800万ドルを達成した。2012年9月に北米で公開された「王になった男」は、第1週目に15ヶ所で公開され、22万6000ドルの収益を突破した。このような結果は、CJ E&Mの安定した配給システムが一役買っているという評価を受けている。映画「ベルリンファイル」は、LA、ニューヨーク、トロント、バンクーバー、シアトル、サンフランシスコなど、北米22都市の劇場で公開され、韓国アクション映画のパワーを見せつけた。特にトロントの Sheppard Centre 10, ニューヨークのRidgefield Park 12とBay Terrace 6, ニューオーリンズのZeitgeist Multi Disciplinary Art Center, シカゴのShowplace 12 Niles, LAのUniversity Town Center 6にCGVなど、7ヶ所の映画館で同時期に公開された超大作「ダイ・ハード/ラスト・デイ」をおさえて興行収入1位を記録した。「ベルリンファイル」は公開前に計6回にわたる試写会及び米国の政治家向けのスペシャル試写会を通じてプロモーションを行った。2月6日マンハッタン、LAを皮切りに、13日にニューヨーク、ニュージャージー、23日にサンフランシスコ、27日にラハブラで行われた試写会には1500人の観客が参加し、「ベルリンファイル」への熱い関心を証明した。さらに米下院外交委員長のエドワード・ロイスの補佐官であるキム・ヨン氏の紹介で、2月27日にオレンジ郡の政治家たちがリーガルラハブラ劇場で映画を観覧し、映画への関心はさらに高まった。特にこの日フラートン州のブルース市長はもちろん、フラートン、ラハブラ、ラミラダ市の議員ら、フラートン商工会議所のテリーサ事務局長などが参加して話題を呼んだ。
【スターコラム】ハ・ジョンウ“俳優になりたい男” ― Vol.2
俳優ハ・ジョンウ!顔が売れていない頃から韓国の映画界を代表する俳優に生まれ変わるまで、彼は休まずに活動をしてきた。一つのジャンルにこだわることや、似たようなキャラクターに満足することはない。作品ごとに違う性格、違うタイプのキャラクターを演じ、全く別の人物に変身する。まるで、劇中のキャラクターと一つになったかのような彼の自然な演技は、生まれつきの才能ではなく、絶え間ない研究と悩みから生まれた結果である。ハ・ジョンウは常にどうすれば演技をもっと上手にできるのだろうかということに焦点を合わせる。いかなる修飾語より俳優という言葉が好きだと言うハ・ジョンウ。彼の作品と演技に対する率直な話を聞いてみよう。/編集者NAVER スターコラム:ハ・ジョンウこんにちは。ハ・ジョンウです!1部に続き、2部でまた挨拶することになりました。今回は作品や演技についてお話したいと思います。まだ未熟な部分も多い僕の率直な考えについてお話します。易しいものはない、「ベルリンファイル」最近公開された「ベルリンファイル」が、観客から好評を得ているので、気持ち良く毎日を過ごしています。もちろん、良くない反応に対しては、アクション映画ということや最初から観客の期待値が高かった部分があるからだと思います。現在の進行状況は、皆が予想していた結果であり、今でも十分僕たちが成功したと言える数字だと思います。「ベルリンファイル」は、初めて挑戦するジャンルだったので複雑な感じで、アクション映画の主演俳優として、観客を説得することに焦点を合わるという気持ちで出発しました。だから、ワイヤーアクションは苦手でしたが、歯を食いしばってやりました。大変な時もありましたが、上手く乗り越えられたおかげで、観客にアクション俳優としての可能性を見せたという評価を受けることができたと思っています。忘れられない作品の一つになりました。これからも多くの応援をお願い致します^^多くのことを学んだ、「許されざる者」演技は何もせずにできるものではありません。トレーニングや苦痛、傷の中で生まれるものではないでしょうか? 一番基本となるのはリラックスですが、僕もリラックスや緩和についてたくさん研究をしてきました。それについては、心理的な部分がとても大きく、振り返ってみると、いつもそれと戦ってきたように思います。リラックスしなければならないのですが、僕の体を道具として、僕が望む表現を正確に行うために、かなり努力をしました。今でも、それが100%できているとは思いません。でも、そうしながら同時に感じたことは、永遠に100%というものはないということです。作品、キャラクターによってものすごく違う部分があるので、前作で感じたことや経験をそのまま使える場面は非常に限られているのです。ただ、リラックスにおいて、決定的なターニングポイントになった作品は確かにあります。演劇でも何作かあるし、「武人時代」という大河ドラマに6ヶ月間出演した時は、先輩たちの演技を見ながら「なるほど、そんなふうにするんだ」と気付くことがいくつもありました。その後、そのとき気づいたことを基に、僕の身体を使いながら行った作品が映画「許されざる者」でした。この作品を通じてカメラ演技について多くのことを学ぶことができました。なぜかというと、学生の作品であり、1年近く撮影をするので、誰かの機嫌を伺ったり、時間に追われたりすることもなく、とことんやれたからです。一度のシーンも50回も取り直したりもしました。そうしながらモニターで自分の姿を確認して「ああ、こうやってカメラのフレームの中で演技するんだ」ということが分かりました。その時から作品を行いながら理解しようと努力するようになりました。どうすればもっと上手く演じられるのだろうか。どうすればもっとリラックスした状態で僕の身体を動かすことができるのかについてです。話題の中心モッパン(食べるシーン)食べる演技について感じる面白さ、または興味は人々が作り出した結果です。僕にとって作品の中で食べるシーンは、演技の一部です。おいしく食べなきゃ、おいしく見せなきゃ、という考えそのものが危険です。その延長線上でキレイに、素敵に見せなければならないという考えも同じです。そのようなことを考えた瞬間、不自然になると思います。食べる時も意識したりはしません。でも、最近周りで色々と言われますのでなんというか、少し不便になりました。これから作品で食べるシーンをどういうふうにこなせばいいのかについて悩むようになりますね。まだ道のりは長い、「テロ,ライブ」「群盗」「ローラーコースター」大勢(テセ:「勢いに乗っている」「ホットな」の意)という表現について負担が大きいです。誰かに言われました。テセが下がる道を探すという意味を持っていると。それでその話を聞く度に「そうではないのに」と思います。ずっとやり続けて磨いていかなければならない時期だと思っているのに、もうそんな規定をするなんてもちろん良い意味でのニックネームですが、その言葉を聞く度にしっかりしなければならないと思うようになりました。僕はただ俳優という言葉がとても好きです。たまに、作品が終わってからどうやって、またどれくらいの時間を経て現実に戻るのかという質問を受けることがありますが、僕は作品の影響をそれほど受けないタイプです。あらかじめ計画を立てて作品を決め、種を予め植えておきます。一つだけするわけにはいかないし、一つだけすれば良くなるのか、という疑問もあります。色々な種を予め植え付け、その次には時間順に「ベルリンファイル」が終われば「テロ,ライブ」を撮って、それが終われば「群盗」を撮るという形で予め準備をして考えていけば、さほど無理はないと思うし、いつも念頭に置いています。撮影を終えた「テロ,ライブ」は、「フォーン・ブース」のような映画です。または「127時間」のような。ある空間で手足が縛られ、その中でどうやって生き残るのかで死闘を繰り広げる作品です。ラジオ局に左遷されたキャスターが、朝の番組を担当することになりますが、リスナーと電話している途中でテロリストと出会うことになり、それから映画が始まります。左遷になったので再び報道局に戻るため報道局に連絡してニュース速報をすることになりますが、そのことで罠にハマり、映画が展開されていきます。僕にとって易しい映画はないです。でも、観客の立場から見ると「ベルリンファイル」や「テロ,ライブ」は、多少難しい映画だと思われるかもしれませんね。一方、「ラブフィクション」はその基準からいうと非常に簡単で、また、コメディ映画の「群盗」もそうでしょう。演技はもちろん、絵を描くことも映画が好きで始めたものです。監督も同じです。「ローラーコースター」という作品もそのように始まりました。この映画はリ、ュ・スンボムが実際に昨年の夏、台風15号が上陸したときに経験したものです。チョン・ギョンホという俳優がその映画の主人公に選ばれ、軍除隊後、初めての復帰作です。チョン・ギョンホが持っている情熱と演技に対する態度、俳優をどのように考えるのかといった思いがとても格別で、熱いなと思いました。もちろん若い時から見てきたので、疑いなどありませんでしたが、この作品を通じて、これまでチョン・ギョンホがそれほど高く評価されてなかったことに気付きました。「ローラーコースター」という作品がどうであれ、チョン・ギョンホの演技は輝くだろうという期待があります。こんな感じですが、僕が考える演技について話をしてみました。作品のことを全て話すことはできませんでしたが、次回の約束にしたいと思います。最後の3部では、俳優でない人間キム・ソンフン、そして10年後の姿などについてお話します。お楽しみに!いつも声援してくださった皆さんに心より感謝申し上げます。愛しています!文:ハ・ジョンウ「NAVER スターコラム」は、注目の俳優やアイドル、アーティストたち本人がコラムを執筆。話題のスターが直接書いたコラムをお届けしています。
「ベルリンファイル」リュ・スンワン監督の支えとなった妻であり映画人カン・へジョン
映画制作会社である外柔内剛は、夫リュ・スンワン監督と妻カン・ヘジョン代表の苗字から取った名前である。この優れた制作会社の名前のようにリュ・スンワン監督とカン・ヘジョン代表は一つになったからこそ完成されたというイメージが強い夫婦である。韓国のアクション映画では、今やその名前自体がブランドと化したリュ・スンワン監督の映画人生を改めて振り返り、「もし彼を支えてきた妻カン・ヘジョン代表がいなかったら?」と仮定してみると、彼が映画監督として認められるのにもっと時間が掛かったはずだと思わせられる。映画「不当取引」で好評を得たリュ・スンワン監督に、巨額の制作費を投じて作られた映画「ベルリンファイル」は、彼にとって大きな負担になったのかもしれない。実際、リュ・スンワン監督は自身がうつ病になったことを明かした。見知らぬ異国の地で、あまりに大きな任務を与えられた彼は、不眠症に悩まされ、シャワーを浴びる時間さえも節約すべく剃髪までした。このようなエピソードから、彼の心理的プレッシャーがどれほどのものだったのか容易に想像できる。このようにリュ・スンワン監督が撮影現場で監督として悩んでいたとき、彼の妻であり、制作会社の代表であるカン・ヘジョンはどんなことを考えていたのだろうか。映画が完成し、観客動員数700万人突破という成果を挙げた今になって、人々は夫婦の作った映画は大成功を収めると言うが、二人が「ベルリンファイル」まで共に歩んできながら、その時々、お互いどんな言葉で励まし合ってきたのだろうか。「家庭と仕事を両立できた秘訣は、バランスを上手く取っていたから」映画界は、「ベルリンファイル」の大ヒットで夫婦映画人に注目しているが、カン・ヘジョン代表は「夫婦が一緒に映画の仕事をしているということは、一緒にレストランを経営したり、屋台を営んでいるのと同じだ」と語った。むしろカン・ヘジョン代表が仕事において悩まされていたのは、夫婦だったからではなく、母親だったからである。カン・ヘジョン代表は3人の子供の母親である。仮に、子育てを支援してくれる大手企業で働いていたとしても、出産すれば仕事を辞めることが多い韓国で、子供3人を育てながら仕事をするというのは想像もできない大変なことだったという。「子供3人を育てながら映画の仕事をするというのは、本当に想像もできない大変なことだと思います。私の実家の母も大変でしたね。そして、私が他のカップルよりは、あまり仕事をしていなかったからこそ、できたのかも知れません。実際『ベルリンファイル』を終えて、今後、私は映画人としてどういう人生を生きていきたいのかを考えはじめました。末っ子が9歳になったら本格的に仕事をしてもいいと思いました。実は、私はいつも家庭が7だとしたら、仕事が3でした。このようにバランスを取ってきたからこそ、ここまで来られたと思います。もし、上手くバランスを取れずに仕事と家庭に振り回されていたら、疲れ果ててしまい、両立できていなかったと思います。映画『相棒 シティ・オブ・バイオレンス』の制作中に、今の会社を設立しました。そのとき末っ子が生まれました。本当に大変でしたが、仕事ができたのは自分なりの基準点があったからです。言い換えると、大きな成果を挙げられなくても、欲を出さなかったからこそ仕事を長く続けて来られたというわけです。実際リュ・スンワン監督も他の女性映画人が成し遂げたことを、私にも求めた時がありました。そのとき私はきっぱり言いました。『その人たちはあなたの子供を育てていないわよ。私はあなたの子供を3人も育てているのよ。そういうことを私に求めるのもいいけど、今はダメよ。仕事に集中できないから』と言ったら、理解してくれました(笑)」監督リュ・スンワンの長所とは?「予算と時間を超えて制作するのは誰でもできる」カン・ヘジョン代表は、リュ・スンワン監督のためにたくさん協力した。シナリオ執筆過程では言い争ったりしながらも、監督と彼女自身の考えをまとめた。「ベルリンファイル」でも同じだった。「『ベルリンファイル』の制作費が80億ウォン(約6億9千万円)を超えて、リュ・スンワン監督は『男たちの挽歌 - A BETTER TOMORROW』『狼 男たちの挽歌・最終章』のような映画を作りたいと言いましたが、私は『シュリ』のような映画にしたいと言いました。男性はアクションに熱狂するけれど、女性の心を動かすのは愛ですからね。当時、リュ・スンワン監督はすごく腹を立てていました。『シュリ』は彼の好みではないですから。でも、シナリオを執筆する過程で結局、私の主張した通りになりました。チョン・ジヒョンさんの影響も大きかったです。チョン・ジヒョンさんがキャスティングされてストーリーの中心も自然とチョン・ジヒョンさんに移動した部分もあります」しかし、予算が決まってからは、カン・ヘジョン代表はリュ・スンワン監督を信頼して全てを任せる。「私のスタイルは、監督、プロデューサー、企画をして、シナリオが出来上がるまでは猛烈に意見をしますが、シナリオが出て、キャスティングが終わり、出資まで決まると、一切口出ししない方なんです。それは監督のやることだからです。それから監督は、私と約束した予算とスケジュールを守ればいいんです。シナリオはいいのに、ダメな映画になる場合は滅多にありませんから。ダメなシナリオでも、監督の優れた演出力で良い映画になる場合はたまにありますし、私の経験上、すでにシナリオを描いただけの最低限の収益は出るものですから」これはカン・ヘジョン代表の言葉を借りると、リュ・スンワン監督が職業倫理の強い監督だからできることでもある。「リュ・スンワン監督は、決して予算とスケジュールを超えて映画を撮る人ではありません。そういった面で尊敬しています。予算とスケジュールを守らずに上手く撮るのは、誰にでもできます。それを全部守りながら最高の作業をするのが大変なことなんです。実は、そういう監督だから『ベルリンファイル』でも苦労したんです。海外撮影を準備しながら、相当手こずっていました。予算も『生き残るための3つの取引』より3倍も上がったものですから。実際、『ベルリンファイル』はリュ・スンワン監督の最高の成績を挙げたじゃないですか。でも、私たちには、まだ実感が湧かないんです。二人ともまだ緊張している状態だからでしょうね。特に、監督としてのプレッシャーは大きかったはずです。それでも『ベルリンファイル』以降の私たちは変わっているでしょう。私もリュ・スンワン監督も、これからは何でも上手くやっていけるという自信がついていると思います」「『ベルリンファイル』は、映画人カン・ヘジョンのターニングポイントとなった作品」「ベルリンファイル」以降、二人はどんな作品を見せてくれるのだろうか。また、もう3人の子どもを立派に育てたカン・ヘジョン代表の映画人としての人生は、どれだけ多彩になるのだろうか。彼女の映画の好みは、アクションキッズのリュ・スンワンとは完全に異なる。「ニュー・シネマ・パラダイス」「ライフ・イズ・ビューティフル」「愛、アムール」「偽りなき者」「シークレット・サンシャイン」等。今までリュ・スンワン監督をサポートする役割を担い、これからも変わることはないだろうが、クリエイティブをサポートする代わりに、制作者としても責任を果たしたいという彼女は、「『ベルリンファイル』をやってから、私の映画に対する本質的な悩みが多くなりました。個人的は、このプレッシャーの大きい映画を乗り越えて、これから自分の映画をどのように作り、どのようにすべきなのかと考えるターニングポイントにもなりましたね」と語った。さらに「私の作りたい映画は、やはり、映画は社会的な役割のある媒体だと思いますので、娯楽としてだけではなく、歴史において一度は取り上げるべきことについて語りたいです。そうするためにはまず、私の人生に深みが必要なんでしょうね」とこれからの計画を伝えた。
シン・ハギュン&イ・ビョンホン&ファン・ジョンミン、人気俳優のアクション対決!
ハリウッドの映画会社である20世紀フォックスが初めてメイン投資する韓国映画「ランニングマン」のシン・ハギュンから、「G.I.ジョー バック2リベンジ」(以下「G.I.ジョー2」)のイ・ビョンホン、「伝説の拳」のファン・ジョンミンに至るまで、人気俳優によるアクション対決が繰り広げられる。「王になった男」に続き「7番房の奇跡」を通じて、2作連続で観客動員数1000万人を達成した俳優リュ・スンリョンと、「ベルリンファイル」で強烈なキャラクターを演じて観客動員数700万人を突破した俳優ハ・ジョンウなど、2013年上半期の劇場は男性俳優たちが興行をリードした。3月と4月には、シン・ハギュン、イ・ビョンホン、ファン・ジョンミンが緊迫感溢れるアクション映画でスクリーンに帰ってくる。4月4日に公開される映画「ランニングマン」は、ソウル都心で起きた殺人事件を目撃した男チャ・ジョンウ(シン・ハギュン)が、濡れ衣を着せられ、全国民から注目される容疑者となり、人々に追われるストーリーを描いたリアル逃走アクション映画である。今回の作品を通じて初めてアクション演技に挑戦したシン・ハギュンは、鍾路(チョンノ)、銅雀(トンジャク)大橋、上岩洞(サンアムドン)ワールドカップ競技場など、ソウル都心を背景に多彩なアクションを披露する予定である。日常的な空間で、地形的特性を上手く活用した追撃シーンをはじめ、高層ビルから落ちるワイヤーアクション、車の追撃シーンなど、激しいアクションを見事に演じた。ろっ骨を負傷したにもかかわらず、危険なアクションを代役を使わずにこなし、体当たりの演技を見せたシン・ハギュンは、これまで見せたことのないタフな姿を披露する。韓国で28日に公開されるハリウッド映画「G.I.ジョー2」を通じて帰ってきたイ・ビョンホンは、前作「G.I.ジョー」を超えるアクション演技で観客を虜にする予定である。スタイリッシュなアクションはもちろん、彼ならではの存在感と深みのある演技を披露するイ・ビョンホンの活躍に注目が集まっている。CJエンターテインメントの関係者は、「イ・ビョンホンの劇中での重要度が主役級にまで増しており、イ・ビョンホンが西洋市場でも活躍できる俳優であることを証明した」と述べた。ファン・ジョンミンは、映画「伝説の拳」を通じて男らしい姿はもちろん、激しいアクションを披露する予定である。前作「新しき世界」では、強烈なキャラクターでカリスマ性溢れる姿を披露した彼は、今回本格的なアクション映画で帰ってきた。カン・ウソク監督の19番目の作品「伝説の拳」は、学生時代に伝説と呼ばれた3人の友達が、25年後、リアルアクション番組に出演して最後の決着をつけるというストーリーを描いたアクション映画で、韓国で4月に公開される。このように初めてアクション演技に挑戦するシン・ハギュン、ワールドスターイ・ビョンホンと韓国映画界を代表する演技派俳優ファン・ジョンミンのアクション映画が、どういう評価を受けるのかに注目されている。
記録更新中の映画「ベルリンファイル」邦題決定&7/13日本公開決定!
日本中を席巻し韓国映画ブームの礎を築いたあの『シュリ』から14年。韓国スパイアクションはさらなる進化を遂げ、衝撃とともに日本に上陸する。韓国で、1月29日に公開されるや、緻密に仕立てられたプロット、強烈で緊迫したアクション、破滅的なロマンスが話題を呼び、映画史上最高の完成度との評価を受け現在700万人以上を動員、いまなお、大ヒット爆進中の『ベルリン(原題)』。先に公開されたアメリカに続き日本でも邦題を『ベルリンファイル』(配給:CJ Entertainment Japan)に決定し7月13日(土)より新宿ピカデリーほか全国で公開する運びとなった。ベルリンに常駐する韓国国家情報院の要員チョン・ジンス(ハン・ソッキュ)は、アラブ組織の武器売買を監視中に、国籍不明、指紋さえ検出されない通称ゴーストと呼ばれている北朝鮮の秘密要員ピョ・ジョンソン(ハ・ジョンウ)の存在に気づき、追跡を開始する。一方、ベルリン市内に同じく北の秘密要員トン・ミョンス(リュ・スンボム)が現れる。北朝鮮主席・キム・ジョンイル死後、ベルリンの北朝鮮大使館を掌握するために派遣された男だった。彼からジョンソンは、妻で大使館の通訳官リョン・ジョンヒ(チョン・ジヒョン)に二重スパイの疑いがあることを知らされる。その嫌疑を晴らすためジョンソンは奔走するが、彼女の亡命しようとしている行動を知り愕然とする。告発したミョンスの狙いは何処にあるのか? ジンスは敵か味方か? 更には、アメリカ、アラブの思惑も交錯し世界を巻き込んだ戦いが陰謀都市ベルリンで始まる。生き残るのは果たしてハン・ソッキュ『シュリ』、ハ・ジョンウ『チェイサー』、チョン・ジヒョン『猟奇的な彼女』といった韓国で最高のキャストを束ねるのは、アクション映画の第一人者そして、ストーリーテラーでもあるリュ・スンワン監督。東西冷戦の場であったベルリンをステージに、南北朝鮮の工作員たちの抗争を描くだけでなく、CIA、モサド、中東、ドイツ政府が複雑に絡み合う緻密で壮大な物語を作り上げた。冒頭から始まる一つの事件。その事件がまるで蜘蛛の巣のように広がり観客の心を絡め取る。全てが伏線となり何一つ見逃せないストーリー展開、そして驚愕の結末。まさに韓国映画の枠を超えた、映画史上に残るハイブリッドスパイアクションの誕生である。映画「ベルリンファイル」公開情報7月13日(土) 新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー監督・脚本:リュ・スンワン(『生き残るための3つの取引』)武術監督:チョン・ドゥホン(『G.I.ジョー バック2リベンジ』)キャスト:ハ・ジョンウ(『チェイサー』) / ハン・ソッキュ(『シュリ』) / チョン・ジヒョン(『猟奇的な彼女』) / リュ・スンボム(『クライング・フィスト』)配給:CJ Entertainment Japan(c)2013 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved
「ベルリンファイル」観客動員数700万人突破!…韓国アクション映画の歴代最高記録を達成
映画「ベルリンファイル」が韓国アクション映画の歴代最高記録を達成した。映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークによると、映画「ベルリンファイル」は3日、全国4万3860人を動員し、累計観客動員数699万7754人を記録したという。「ベルリンファイル」が一日平均約5万人の観客を動員したことを考慮すれば、4日には700万人を突破すると見られる。これは「アジョシ」の628万2774人、「グッド・バッド・ウィアード」の668万6912人を超える記録であり、韓国アクション映画の歴代最高記録である。CJエンターテインメントの関係者は「観客動員数700万人突破は、この映画が老若男女を問わず、多様な年齢層から愛されたことを意味する。スパイアクション映画というジャンルということで心配した部分もあったが、映画の作品性と観客の熱い支持を得て乗り越えた」と説明した。
「ベルリンファイル」リュ・スンボムの右腕ペ・ジョンナム、遅ればせながら“関心集中”
「『ベルリンファイル』をきっかけに演技にもう一歩近づくチャンスを得たと思う」映画「ベルリンファイル」で、リュ・スンボムの右腕で北朝鮮軍のスナイパーを演じたモデル出身の俳優ペ・ジョンナムが、多くの関心を集めている。映画「ベルリンファイル」でペ・ジョンナムは、北朝鮮の要員トン・ミョンスを演じるリュ・スンボムの右腕で、殺し屋役を演じた。映画のハイライトとなるリュ・スンボムとハ・ジョンウの銃撃アクション・シーンでペ・ジョンナムは、ハ・ジョンウを狙うスナイパーとして息が詰まるようなカリスマ性をアピールした。セリフが一言もなく、絶対的な出演分量も多くはないが、ペ・ジョンナムは存在自体で強烈な存在感を示したと評価された。これを受けペ・ジョンナムは、所属事務所バルルジョンエンターテインメントを通じて「演技に対する不安というか恐怖みたいなものがあったが、今回苦労して撮影しながらその不安を克服できた。『ベルリンファイル』をきっかけに、演技にもう一歩近づけるチャンスを得たと思う」と感想を伝えた。リュ・スンワン監督が演出を担当し、ハ・ジョンウ、ハン・ソッキュ、リュ・スンボム、チョン・ジヒョンが主演を務めた映画「ベルリンファイル」は、先月30日に韓国で公開された。今週末、観客動員数700万人突破を目の前にしている。