ユナ(2011)
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放送終了「誘拐の日」ユン・ゲサン&ユナが迎えた結末とは【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。ドラマ「誘拐の日」が温かい笑いと感動で、胸がジーンと熱くなるラストを迎えた。ENA水木ドラマ「誘拐の日」は、韓国で25日に放送された第12話を最後に終了した。最終回の視聴率は、自己最高の全国5.2%、首都圏5.5%(ニールセン・コリア、有料世帯基準)を記録し、総合編成チャンネルとケーブルの全チャンネル1位で有終の美を飾った。視聴者から反響を呼び、1分当たり最高視聴率は7.1%を突破し、20~49歳の視聴率は2.2%で2023年に放送されたENAドラマの世帯平均の最高視聴率を達成した。同日、数々のミステリーを残したチェ・ジンテ(チョン・グァンジン)殺人事件をめぐるすべての真実が明らかになった。ミョンジュン(ユン・ゲサン)が警察に逮捕された後、ロヒ(ユナ)はサンユン(パク・ソンフン)をはじめとする警察の協力により、殺人の有力な容疑者であるヘウン(キム・シンロク)を捕まえるために罠を仕掛けた。ロヒは計画通り、ヘウンが自ら自身を訪ねてくるようにし、ミョンジュンとサンユン、そして警察が見守る中で繰り広げられる2人のきわどい真実ゲームで緊張感を高めた。ロヒはミョンジュンと別れるしかない現実を受け入れ、真っ先に従祖父のチェ・ドンジュン(オ・マンソク)の権力を利用して、サンユンから解放されるようにした。そしてミョンジュンのいない空席を埋めてくれる信頼できる大人のサンユンとテクギュン(ウ・ジヒョン)を呼んだ。「ミョンジュンへの批判的な世論を静めるためもっと大きなイシューが必要だ」とし、殺人事件に対する捜査を再開しようと話した。ロヒの記憶から消えた5月20日は、まさにチェ院長が殺害された日だった。再び戻ってきたあの日の記憶をもとに、ヨンイン警察署の刑事たちは当日、家の前の車のドライブレコーダーを再び確認した。そして家に入った人と出てきた人が違うだけでなく、男から女に性別まで変わったことに気づいた。すべての状況がヘウンが真犯人だと物語ってくれたが、サンユンとロヒは急がずにマスコミを通じて徐々に圧力をかけた。「自身が賢いと信じているから、すべての矢が自身に向かっているということを知ったら、おそらく正面突破しに来るだろう」というロヒの予想は外れなかった。ヘウンは幼い頃の悪夢のような記憶があるチェ・ドンオク(キム・ソンゴン)の邸宅に足を踏み入れた。ついにロヒとヘウンが会い、2人は真実と嘘の間で危険な綱渡りをした。ロヒはヘウンの心理を見抜き、心証による誘導尋問を続けた。ヘウンは不安な気持ちを隠していたが、すぐミョンジュンのものだった苦痛を自身が代わりに受けたため、彼が代価を払わなければならないとし、ミョンジュンを利用した理由を説明した。そして自身が享受すべきすべてのものをロヒとチェ・ジンテが奪い、ミョンジュンとヒエ(チェ・ウヌ)も奪おうとしていると暴走した。結局、ロヒの罠にかかったヘウンはチェ・ジンテを殺した事実を自ら打ち明けた。ロヒはミョンジュンの裁判に出席した。ミョンジュンの減刑のため準備した陳述書を読んでいた彼女は「どうすればあのおじさんを解放できますか?」と聞き、見る人を泣かせた。ミョンジュンは誘拐罪に対する罰を受けなければならないが、ロヒにとって彼は一度も恐ろしい誘拐犯だったことはなかった。「おじさんといた時間は、私にとっては特別な時間」で「おじさんが私を誘拐した時間は、私にとって最も自由な時間だった」というロヒの真心のこもった告白が感動を与えた。ラストにはミョンジュンの娘ヒエと一緒に学校に通うことになったロヒの姿が描かれた。まるで実の姉妹のような2人の姿が微笑ましく、ミョンジュンが望んだ平凡な11歳の子供としての当たり前であるためもっと大切な日々を送るようになったロヒの変化が描かれた。最後ではない始まりで、新たな家族の誕生を知らせたミョンジュンとロヒの将来を予告し、ハッピーエンドを迎えた。「誘拐の日」は、回を重ねるごとに視聴者の関心を高め、今まで見たことのなかったコメディバディスリラーそのものだと好評を得た。原作である同名の小説から拡張したストーリーと新しいキャラクターで差別化を図り、コメディー、ヒューマニティ、ミステリーを絶妙に合わせたウェルメイドドラマだと評価された。特に誘拐犯ミョンジュンと11歳の天才少女ロヒの関係は何よりも特別だった。誘拐犯とターゲット、真実を追跡するパートナー、そしてお互いにとって家族以上の存在になった彼らの関係の変化は視聴者を笑わせ、泣かせた。ここに殺人事件を巡る衝撃的な展開も没入感を与え、視聴者を魅了した。俳優たちの熱演と相乗効果も際立った。ユン・ゲサンのイメージチェンジは今回も成功した。彼は愉快な姿と真剣な姿を行き来する名演技でもう一度自身の真価を発揮した。パク・ソンフンは持ち前の柔らかいカリスマ性を披露し、淡泊で繊細な演技で視聴者に没入感を与えた。500倍の競争率を勝ち抜いて選ばれたユナは、優れた演技力と役作りで期待の新人の登場を知らせた。キム・シンロクは劇の中盤に新たなどんでん返しとミステリーをもたらす役で、代替できない存在感を見せた。この他にもキム・サンホ、ソ・ジェヒ、カン・ヨンソク、キム・ドンウォン、ウ・ジヒョン、チョン・スンウォンなどが完璧な演技を披露した。
「誘拐の日」ユン・ゲサン、少女ユナと涙の別れ【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「誘拐の日」でユン・ゲサンとユナが別れの涙を流した。韓国で19日に放送されたENA水木ドラマ「誘拐の日」第11話では、ついにミョンジュン(ユン・ゲサン)が警察に逮捕され、ロヒ(ユナ)と別れの瞬間を迎えた。全て終わらせてこそやり直せるというミョンジュンを、最後まで涙で捕まえるロヒの告白が視聴者を悲しませた。もう残ったパズルのピースは1つ。殺人事件の有力な真犯人と推定されるヘウン(キム・シンロク)が隠した秘密だった。第11話の視聴率は全国4.3%、首都圏4.5%(ニールセン・コリア、有料世帯基準)でケーブル全チャンネルおよび水木ドラマの中で1位になった。特に首都圏1分当たりの最高視聴率は5.6%まで急騰し、人気の高さを見せつけた。同日、ミョンジュンとヘウンは幼い頃一緒に過ごした保育園の聖堂の礼拝堂で会った。ミョンジュンはヘウンに、チェ・ジンテ(チョン・グァンジン)に会った理由を聞いた。ヘウンは予測したように「もともと私のものだったじゃない」とし、離縁された家と新しく養子縁組したチェ・ジンテに自身のものだった全てを奪われたという理屈を並べた。ロヒの誘拐を準備するために必要な出会いだったとも言った。しかし、ミョンジュンが聞きたいことは別にあった。ヘウンが殺人事件と関係があるかということだった。「違うよな?」と聞くミョンジュンに、ヘウンは鋭い反応を見せた。「何を考えて聞いてるのか」というヘウンに「君が殺人者でないことを願う気持ち」と答えるミョンジュンの震える声からは、彼女への疑いと不信感、一抹の期待と信頼が同時ににじみ出た。ミョンジュンとロヒは、サンユン(パク・ソンフン)の家で再び集まった。サンユンの連絡を受けてやってきたジョンマン(チョン・スンウォン)は、3人一緒にいる姿に呆れたが、助力者として活躍した。サンユンはジョンマンに事件の推定日の前日である「5月20日のチェ院長の自宅の防犯カメラと家の周辺の車のドライブレコーダーの映像を確認してほしい」と言った。そしてジョンマンは新しいニュースを伝えた。ロヒの祖母の弟チェ・ドンジュン(オ・マンソク)がチェ・ジンテのノートパソコンを探しているということだった。これに対し、ロヒは「ジェイデン(カン・ヨンソク)の仕業だろう」とし、「最も危険な人物である彼から捕まえなければならない」と言った。そして事件当日の失われた記憶を思い出すために家に戻ることにした。家の前に着いたミョンジュンはためらった。チェ院長の研究と実験に利用され、幸せな記憶があまりない家で親が謎の死を遂げた状況。ロヒに残酷で恐ろしい痕跡を見せることはできなかった。ミョンジュンは自身が直接その跡を消してあげたいと思い、ロヒのため家の中を片付けた。ミョンジュンと一緒に帰ってきた家は、以前とは違った。「もういい夢を見るよ。君を心から大切に想う人々がそばにいるから」というミョンジュンの温かい慰めが、ロヒの心を温めた。ミョンジュンはサンユンとジョンマンの助けで手術を終えて、回復中の娘ヒエ(チェ・ウヌ)にも会うことができた。ロヒと一緒に病室を訪れたミョンジュンは、もうしばらくヒエのそばを守ることができないという事実に、娘を抱きしめて涙を流した。そして、ミョンジュンはロヒとの別れまで準備していた。病院から帰ってくるやいなや、彼はロヒにヘウンの姿が盛り込まれた防犯カメラの映像を見せた。しかし、なぜかロヒは映像の中にヘウンの後ろ姿が映るやいなや、ノートパソコンの画面を閉じてしまった。これを不思議に思ったミョンジュンは、ロヒがすでにその映像を確認し、消えた記憶も戻ってきていることに気づいた。もちろん、ロヒは記憶が戻らなかったとし、ミョンジュンの言葉を全て否定した。ミョンジュンと別れたくなかったからだ。2人が言い争いをしていたその時、ロヒの家は数台のパトカーに囲まれた。ロヒは荷物を持って抜け出す考えだったが、ミョンジュンは心の準備を終えた状態だった。「終わらせないと。そうしてこそやり直せる」というミョンジュンの落ち着いた声にロヒは泣き出し、彼の裾をつかんだ。「私はおじさんと一緒にいるのが大好きなの。私に何も期待せず、望まない人と私がお腹が空いているのか、眠いのか、退屈なのか、そんな関心をもってくれる人といるのは初めてだった」というロヒの真心のこもった言葉に、ミョンジュンも胸が痛んだ。結局、広域捜査隊の刑事たちが家の中まで押し寄せ、ミョンジュンはロヒの目の前で逮捕された。お互いを呼び合って嗚咽する2人の姿が視聴者を悲しませた。ヘウンの通報でミョンジュンとサンユンが逮捕され、ロヒは1人になり、彼らの真実の追跡も行方が分からなくなった。こうした中、まだUSBメモリを開けられなかったジェイデンは、自身を裏切ったヘウンに復讐の代わりにまた別の提案をした。チェ院長の自宅からノートパソコンを探して持ってくれば、1000万ドルのディールが完成するということだった。同じようだが、違う欲望を抱いているヘウンとジェイデンの2回目の取引が実現するだろうか、これからが注目される。何より、殺人事件の被疑者として逮捕され、収監中のチョルウォン(キム・サンホ)の陳述とロヒの記憶、ドライブレコーダーの記録が一致しない展開になっただけに、新しい容疑者として浮上したヘウンのミステリーが最終回への関心を高めた。ENA水木ドラマ「誘拐の日」の最終回は、韓国で25日(水)午後9時に放送される。
「誘拐の日」キム・シンロクの過去が明らかに…ユン・ゲサンら主要キャストの熱演に釘付け【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。ENA水木ドラマ「誘拐の日」が、新たな転機を迎えた。ドラマのフォーカスが、これまで怪しい雰囲気を漂わせていた女性ソ・ヘウン(キム・シンロク)に移っている。韓国で5日に放送された第7話で、ヘウンはパク・サンユン(パク・ソンフン)のもとを訪れた。そして殺害されたチェ・ジンテ(チョン・グァンジン)と殺人犯パク・チョルウォン(キム・サンホ)と絡んだ過去を打ち明けた。彼女はマフラーを外して首の傷を見せながら話し始めた。「この傷ができた日のことから話しましょうか。すごく驚いたけれど、泣くこともできなかったの。泣いている顔が醜いと捨てられそうで、最後まで涙をこらえました。でも、傷が治った後も、病院から退院できなかったんです。ほぼ1年くらい? 後になってから知ったんですけど、チョルウォンおじさんが振るったメスがエイズ患者が使っていたもので、その日以降、私が感染したんです。でも、当時遺伝子治療の最高権威だったお父さんが、自分の能力を総動員して、私を治療してくれました。治療を終えて家に帰った日、初めて見る子が私の部屋にいました。(君は誰? 私? パク・ジン、いやチェ・ジンテだよ)」これを聞いていたサンユンは、「どうして養子縁組と離縁を繰り返すんですか?」と聞いた。ヘウンは自分の頭を人差し指でポンポンと叩きながら、「医学技術で脳機能を増幅させるの」と笑顔を浮かべて答えた。これにサンユンが再び「その実験を、養子縁組した子供たちを対象にしたのですか?」と聞くと、ヘウンは「実験の成果が出なかった子供たちはみんな離縁になったんです。私もそうですし」と答えた。サンユンとのこの会話シーンは、これまであまり目立たなかったヘウンの劇中の存在感が大きくなった。会話を通して明らかになったヘウンの性格は、全く普通ではなかった。ヘウンは、チェ・ドンオク博士に養子縁組された過去があった。養子縁組されていた期間中に、自らサンユンに「恐ろしい」と言った実験を受け続け、ドンオクを狙ったチョルウォンの誤ったメスでエイズになった。そして離縁された。「恐ろしい実験-エイズ感染-離縁」という事実関係だけを見ても、ドンオクは彼女に恨みの対象になってもおかしくない。しかし、ヘウンはそんなドンオクを「お父さん」と呼んだ。また、誇りまで込めて「当時遺伝子治療の最高権威だった」という表現も使った。さらに「自分の能力を総動員して、私を治療してくれた」とも強調した。まるでストックホルム症候群を見せているようだった。ストックホルム症候群は、自分より大きな力を持つ人が自分の命を脅かす状況で、加害者に心理的に共感したり、同情のようなポジティブな感情を抱く現象を指す。犯罪心理学的には人質が人質犯に同化あるいは同調する非合理的な現象を意味する。ヘウンが高校を卒業した後、チョルウォンと再会したのもドンオクの葬儀場だった。この時は、エイズ再発の通知を受けて、精神的に非常に不安定な状態だった。実際に画面の中のヘウンは、夫のキム・ミョンジュン(ユン・ゲサン)と娘と一緒に撮った家族写真に向かってガラスを投げて割るほどだった。その中でも訃報を伝えるニュースを見て、ドンオクの葬儀場を訪れた。理由は分からないとしながらも、「初めてパパと呼んだ人だ」という自分なりの意味を見出したのだ。その場で再会したジンテ夫妻を見て急いで踵を返し、その場でチョルウォンと再会したというのがヘウンの説明だ。そんなヘウンにサンユンは、ミョンジュンがチェ・ロヒ(ユナ)を殺害して、西海の国境付近で捨てた疑いが持たれていると伝えた。ヘウンは「なんてことが」と驚いた様子で、「ミョンジュンは人を殺すような人じゃない」と否定。サンユンが単刀直入に「キム・ミョンジュンさんのチェ・ロヒ誘拐事件に関わったことはありますか?」と聞くと、「いいえ!」と平気で否定した。ヘウンを面談したサンユンが「キム・ミョンジュンは今、利用されているようです」と断言するシーンや、ジェイデン(カン・ヨンソク)を通じて父親のジンテの殺害犯とヘウンが知り合いであることを知ったロヒが、「分からないなあ」というミョンジュンに向かって「子供の頃から知っていたでしょう? 30年間も!」と声を上げるシーンも意味深だ。ヘウンがロヒ誘拐にミョンジュンを利用したのは間違いなかった。ミョンジュンはヘウンを30年間も知っていたが、実は彼女について何も知らなかった。家を出て3年間の行方まで含めて。また、チョルウォンにはジンテを殺害する動機がない。金品を盗もうとして喧嘩の末に殺害したという供述も信憑性が低い。警察が彼の自宅を捜索した時、まるで人が住んでいない家のように生活反応が最小限だった。家族もなく、自分の生活も縮小志向の人物が金品を欲しがったという主張は虚構に近い。しかし、ヘウンにはジンテを殺害する動機があった。ジンテは幼い頃、彼女の部屋を奪い、彼女の代わりに父親のドンオクの戸籍に入り、ドンオクの葬式でも喪主になって、「君が来るような場所じゃない!」と言わんばかりの目で彼女を追い出した。ヘウンにとってジンテは、生まれて初めて呼んだ「パパ」を奪った敵だった。したがって、ヘウンは間違いなくジンテの死に関係しているように見えた。自分に罪悪感を持つチョルウォンをガスライティング(被害者に些細な嫌がらせを行ったり、わざと誤った情報を提示し、被害者が自身の記憶、知覚、正気を疑うよう仕向ける手法)して殺人を仕向けたか、チョルウォンを利用して自分が直接手を施した可能性があるようだ。見逃せないのは、ヘウンもロヒに先駆けて脳機能増幅実験を受けたということだ。そのため、凡才以上の知能を保有している可能性が高い。もしかしたら、その副作用で異常心理を経験しているのかもしれない。そのため一度見たものは絶対に忘れないというロヒが、その日の記憶を思い出せないことに、ヘウンが関与しているのではないかという疑いもある。別の薬物を投与した張本人である可能性もあるのだ。そんなヘウンのミステリアスな一面を画面に具現化したキム・シンロクの演技は見事だった。脳機能増幅実験の結果値が、ヘウンの場合は演技力上昇につながったようだ。もちろんシニカルな天才性と汚れのない11歳の少女のピュアさを同時に演じたユナ、不器用で優しい誘拐犯キム・ミョンジュン役を見事に演じたユン・ゲサンを含め、全キャストの演技が役柄にぴったりで、ドラマの面白さを倍増させている。とにかくすべての主要キャストがそれぞれ見事な演技を披露しているというのは、「誘拐の日」が持つ最大の強みである。第7話を起点にミステリーの中心に浮上したヘウンが、果たしてどのような秘密を抱えているのか、次回のストーリーに関心が高まる。
ユン・ゲサン主演ドラマ「誘拐の日」ステラ・ジャン歌唱のOST「Present」が本日より日本配信スタート
現在Amazon Prime Videoで配信中、ユン・ゲサン主演の韓国ドラマ「誘拐の日」のスペシャル・オリジナル・サウンドトラック「Present」が本日(10/4)配信スタートした。本作は、気弱な男ミョンジュン(ユン・ゲサン)が、白血病の娘の治療代を工面するために、少女を誘拐し身代金を得ようとすることから始まるストーリーになっている。誘拐を実行するべく車で待機するミョンジュンだったが、突然その前に少女が現れ気を失ってしまう。その少女こそ、誘拐のターゲットとしていたロヒ(ユナ)で、2人は行動を共にするようになる。中年男のミョンジュンと少女・ロヒという2人の不思議な出会いから始まるバディスリラー「誘拐の日」は、2人の関係性の深まりや、ドラマの回を重ねる毎に明らかになる真実と次々と現れる新たな謎に、本国・韓国の視聴率もじわじわと上昇中。日本ドラマファンの注目も集まっている。本日配信開始となった楽曲「Present」は、ドラマの第1話のエピローグから登場した楽曲。ロヒが、少しずつミョンジュンに心を開いていく様子をうたうこの曲は、「愛と、利と」「愛の温度」など、温かい感性で数多くのドラマにOST(挿入歌)で参加した「チョンフムバンド」のチョン・ミンギョンとファン・ミョンフムが作詞・作曲を担当。シンガーソングライターとして活躍するStella Jang(ステラ・ジャン)が歌唱に参加した。■楽曲情報「誘拐の日」スペシャル・オリジナル・サウンドトラック/Stella Jang<収録曲>01. Present02. Present(Inst.)配信サイトはこちら
「誘拐の日」ユン・ゲサン、少女ユナと約束“絶対守ってやる”【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。ユン・ゲサンがユナを守るため、怪物の本能を表した。韓国で21日に放送されたENA水木ドラマ「誘拐の日」第4話で、チェ・ロヒ(ユナ)へのキム・ミョンジュン(ユン・ゲサン)の心からの約束が感動を与えた。キム・ミョンジュン(ユン・ゲサン)は、チェ・ロヒを拉致した謎の男と激しくもみ合った。「絶対守ってやる」と約束し、最後までチェ・ロヒを守ろうとした彼の奮闘は感動的だった。第4話の視聴率は全国3.6%、首都圏3.4%(ニールセン・コリア、有料世帯基準)で自己最高記録を更新し、水木ドラマ1位をキープ。当日放送された全体ケーブルチャンネル番組の中でも1位を獲得した。特に韓国の1分当たり最高視聴率は4.2%まで上がった。キム・ミョンジュンは手術を控えた娘のヒエ(チェ・ウヌ)を思い、妻のソ・ヘウン(キム・シンロク)を誘拐事件から除外し、1人で責任を負おうとした。しかし、チェ・ロヒはソ・ヘウンがまだ疑わしいとし、キム・ミョンジュンと共に彼女を尾行した。ソ・ヘウンが着いた場所は、大型病院の感染内科の診療室だった。2人が自分の後をつけていることを知った彼女は殺人事件が発生した日、臨床試験のため病院に入院中だったというアリバイを言った。そして、意外な告白が続き、ソ・ヘウンがヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染した状態だったということが明らかになった。これが、キム・ミョンジュンと娘のヒエから離れなければならなかった理由だった。彼女はもう1つの衝撃的な真実を明らかにした。チェ・ロヒを誘拐の対象にしたのは、まさにチェ・ジンテ(チョン・グァンジン)院長の「天才子供プロジェクト」の投資金を狙ったもので、彼が娘のロヒを実験の対象に利用したという事実だった。自身も覚えていない過去に向き合うことになったチェ・ロヒはショックを受けた。ソ・ヘウンの言葉を信じないと述べ、大丈夫なフリをしたが、弱り目にたたり目でキム・ミョンジュンの殺人前科まで報道され、彼女を苦しめた。しかし、本当に両親を殺さず、自分のことも殺さないと誓う彼の言葉を信じ、一緒に行動を続けた。刑事パク・サンユン(パク・ソンフン)の真実の追跡も続いた。先に会ったモ・ウンソン(ソ・ジェヒ)と同様に、チェ院長の研究に投資金を入金したパク・ギスン(ミン・ギョンジン)という老人に会った。彼はその研究が世界と未来を変えるという人々の信念に疑問を抱き、ヘグァン病院のユン・ジョンド(パク・ジヌ)の元を再び訪れ、チェ院長の研究について尋ねたが、聞きたい答えを聞くことはできなかった。しかし、セキュリティ会社の職員であるパク・チョルウォン(キム・サンホ)に関する新しい情報を得ることになった。彼がチェ院長の要請で家と病院を管理したわけではなく、2年前に営業チームから設置チームに移る際に直接頼んで入ったという事実が怪しく疑わしかった。誘拐事件が公開捜査に転換され、キム・ミョンジュンとチェ・ロヒは一緒に動くのが容易ではなかった。キム・ミョンジュンはこれ以上逃げることはできないと判断し、チェ・ロヒを説得しようとしたが、かえって2人はこの問題で対立。自分は何も助けることができないというキム・ミョンジュンに「私が望むことを助けるのが私のためだ。自首するならやって。犯人は私1人でも探すから」と言いながら、背を向けたチェ・ロヒ。その姿にキム・ミョンジュンの心も楽ではなかった。結局「私が今、信じる人はおじさんしかいないじゃないか」とし、我慢していた涙を流す彼女の前にひざまずいたキム・ミョンジュンは守ってやると約束した。しかし、危機は終わらなかった。キム・ミョンジュンが一晩泊まる宿舎を探している間、謎の男が1人でいたチェ・ロヒを気絶させて拉致。彼はチェ・ロヒを救うため、追って追われる追撃戦を繰り広げた。これ以上退くところがない対峙状況で、謎の男は「チェ・ロヒちゃんは私たちが連れて行きます」と宣戦布告。キム・ミョンジュンはチェ・ロヒとの約束を思い出し、激しい血闘を繰り広げた。そんな中、キム・ミョンジュンはナイフに刺されたが、男を倒して車の中にいたチェ・ロヒを救出。負傷した状態でチェ・ロヒを背負って漢江(ハンガン)橋を渡っていた彼は、チェ・ロヒを膝に乗せて座った。徐々に意識を失いつつも、キム・ミョンジュンが吐き出した「ごめん」という、チェ・ロヒに届かなかった独り言が視聴者を悲しませた。この日、怪物キム・ミョンジュンと天才少女チェ・ロヒは、より一層深まった絆で関係の変化を描いた。特に、前回のラストシーンで好奇心を刺激したキム・ミョンジュンの殺人の前科は、柔道選手時代の国家代表選抜戦の試合中に起きた突発的な事故だったことも明らかになった。当時、彼は怪物と呼ばれた少年だった。パク・サンユンは彼の明確な目的は分からないが、チェ・ロヒに脅威的な存在になりうると警戒。しかし、長い間眠っていたキム・ミョンジュンの怪物本能を起こしたのは、チェ・ロヒを守るという約束への責任感だった。このように2人の特別な関係が没入感を高め、共感を与えた。何より初登場からミステリアスな存在感を披露した、パク・チョルウォンも注目を浴びた。彼が亡くなったチェ院長に意図的に接近した状況、過去チェ院長の父親が運営していた病院の医療事故で妻と子供を失ったということから、彼への疑いが深まった。ここにキム・ミョンジュンからチェ・ロヒを連れて行こうとした謎の男まで登場してドラマの緊張感を高め、次回への期待を高めた。
「誘拐の日」パク・ソンフン、ユン・ゲサンの身元を調査【ネタバレあり】
ユン・ゲサンの前科が明らかになった。20日に韓国で放送されたENA水木ドラマ「誘拐の日」3話では、ミョンジュン(ユン・ゲサン)が父親ではなく誘拐犯であることを知ったロヒ(ユナ)が、頭の中の記憶の一部を思い出した。2人が殺人事件の真実を探すために意気投合した中、強力班の刑事であるサンユン(パク・ソンフン)は、誘拐犯のミョンジュンと彼に対するロヒの反応に違和感を抱いた。3話の視聴率は全国3.1%、首都圏2.7%(ニールセン・コリア、有料世帯基準)で、自己最高記録を更新。前回に比べ2倍以上の上昇率を記録し、水木ドラマの1位を獲得した。特に、全国の分単位での最高視聴率は3.7%まで上がり、熱い反応を引き起こしている。この日の放送で、ロヒは父親だと信じて従ってきたミョンジュンの実態と、本当の両親が殺害された事実を知り、涙をこぼした。そして、各自の行く道を歩もうと、警察署の前にたどり着いた瞬間、殺人事件が発生したあの夜、家の前を通り過ぎる車の上のライトの光を思い出した。ロヒはミョンジュンのもとに帰り、両親の死に警察が関連している可能性があると提示し、自身が記憶を取り戻せるように助けてほしいと頼んだ。こうしてワンチームとして生まれ変わった2人の共助がスタートした。ミョンジュンから、誘拐の背後に彼の前妻ヘウン(キム・シンロク)がいるということを知ったロヒは、彼女に会わなければならないと言った。なぜよりによって自分を誘拐の対象にしたのか、自分も知らない自分が誰なのかを調べるためだった。ミョンジュンは嘘の情報提供で、ヨンイン駅付近をパトロールする警察たちを追い払い、ロヒも検問を避けるために妙案を出しながら、共助プレイを繰り広げた。その間、サンユンはミョンジュンが滞納していた娘の病院代5000万ウォン(約550万円)を納付した事実と、死んだチェ・ジンテ(チョン・グァンジン)の通帳の取引内訳を通じて、同じ時期に5人から20億ウォン(約2億円)ずつ、100億ウォン(約10憶円)が入金されていた記録を発見した。ニュースを通じて身元が公開されたミョンジュンとロヒは、警察の捜査網と人々の視線を避け、ヘウンの家に向かった。なぜ自分のもとに訪ねてきたのかというヘウンに、ロヒはすぐ本論に入った。誘拐を計画した理由、特に自分を対象にした背景は何なのか尋ねた。もちろん、名目的な理由は金だった。ここにヘウンは虐待を日常的に繰り返してきたロヒの両親が、簡単に通報することはできなかったはずだと答えた。しかし、ヘウンが隠しているのはこれだけではなかった。彼女はロヒが眠っている間、ミョンジュンに今後の計画を聞き、ヒエの手術経過までは耐えてみるという彼に、「もう警察は知ってるはず。あなたがどんな人間なのか」と、意味深長な言葉をかけた。続いて、サンユンはチョンマン(チョン・スンウォン)から、ミョンジュンの身元記録簿を受け取った。誰も予想できなかったミョンジュンの過去、つまり殺人の前科があったという事実が衝撃を与えた。また、チェ・ジンテに20億を入金した人物の一人であるウンソン(ソ・ジェヒ)が参考人調査で、その金は生前チェ・ジンテが行っていた研究の支援金の一部だったと明かし、視線を集めた。何より、ロヒの誘拐と失踪にも、心配より事件が公開されることを問題視するチェ・ジンテの遺族の態度、そしてミョンジュンの空き家を荒らしていた帽子男(ソン・ジェリョン)を殺害した謎の男の登場まで、天才少女ロヒの正体に対する好奇心を高めた。「誘拐の日」は水曜と木曜の夜9時より放送されている。
「誘拐の日」ユン・ゲサン、前妻の計画を実行するも…早速危機に直面?【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。ユン・ゲサンが早くも危機に直面した。14日に韓国で放送されたENA水木ドラマ「誘拐の日」第2話で、キム・ミョンジュン(ユン・ゲサン)は、娘のヒエ(チェ・ウヌ)の病院代を準備するため、前妻であるソ・ヘウン(キム・シンロク)の計画のもと、チェ・ロヒ(ユナ)を誘拐しようと試みた。しかし、彼が動き出す前に、チェ・ロヒはキム・ミョンジュンの車の前で気絶し、目が覚めた時には記憶も失っている状態だった。それだけでなく、チェ・ロヒの両親であるチェ・ジンテ(チョン・グァンジン)とソ・ジンユ(コ・ハ)が殺されたという事実を知り、キム・ミョンジュンはパニックに陥った。ここに、刑事パク・サンユン(パク・ソンフン)から容疑者にされ、チェ・ロヒには父親だとだました正体まで疑われ、危機感が高まった。
放送開始「誘拐の日」ユン・ゲサン、誘拐を決意し思わぬ展開に【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「誘拐の日」が、最初から引き込まれる展開を見せた。ENA水木ドラマ「誘拐の日」が13日に韓国で放送スタートした。未熟な誘拐犯のキム・ミョンジュン(ユン・ゲサン)と天才少女チェ・ロヒ(ユナ)の初対面から、予期せぬ謎の殺人事件まで、どんでん返しを繰り返す展開で視聴者を魅了した。特に、娘の病院代を稼ぐために誘拐を決心したキム・ミョンジュンは、記憶を失ったチェ・ロヒに、自身が父親であると騙し、2人の奇妙な同居が、今後のストーリーへの好奇心を刺激した。この日の放送では、タイトル通りキム・ミョンジュンの「誘拐の日」で幕を開けた。3年ぶりに現れた妻のソ・ヘウン(キム・シンロク)は、娘のヒエ(チェ・ウヌ)の病院代と手術費を工面する方法として誘拐を提案し、キム・ミョンジュンはその犯行に加担することにした。しかし、キム・ミョンジュンの人生がそうであったように、それさえも計画通りにはならない。誘拐のターゲットがいる場所に向かっていたキム・ミョンジュンの車の前に、ある少女が突然飛び込み、気を失って倒れたのだ。さらに驚きなのは、その子が今夜キム・ミョンジュンが誘拐しようとしたチェ・ロヒだったということだ。もう1つのハプニングも発生した。幸か不幸か、目を覚ましたチェ・ロヒは、すべての記憶を失っている状態。ここがどこなのか、自分が誰なのか、キム・ミョンジュンに誘拐されたとは夢にも思っていなかった。「私は誰?」と尋ねるチェ・ロヒの質問に、キム・ミョンジュンはしばらく困惑したが、娘のヒエの名前を教え、自身をお父さんだと言った。そして彼は娘の病院代となってくれるチェ・ロヒの身代金を要求するため、ソ・ヘウンからもらった番号に何度も電話をかけた。しかし、チェ・ロヒを家に連れてきて一晩が過ぎても、彼の両親からは連絡がなかった。そのよう中、キム・ミョンジュンとチェ・ロヒは、実際の父娘のようにいがみあいながら少しずつ距離を縮めていく。記憶を失うも、何もかもが不慣れで気まずく、警戒していたチェ・ロヒは、ヒエの服に着替え、キム・ミョンジュンは自ら料理を作り、髪を乾かしてあげるなど、知らず知らずのうちに父親役をしていた。まさに「誘拐」なのか「育児」なのかわからない時間が経つにつれて、キム・ミョンジュンの罪悪感や不安も募っていった。そして「パパ」というチェ・ロヒの声を聞きながら、子供を家に帰さなければならないと思う。結局、チェ・ロヒの両親と連絡が取れなくなったキム・ミョンジュンは、ソ・ヘウンに「様子を見に行く」と言い、数日前に訪れたチェ・ロヒの家の前に向かった。しかし、キム・ミョンジュンが誘拐のために訪れた日とは違い、静かだった路地は救急車のサイレンが鳴り、不穏な雰囲気を直感させる。そしてチェ・ロヒの家にたどり着いたキム・ミョンジュンの目の前には、信じられない光景が繰り広げられていた。ポリスラインで封鎖されたチェ・ロヒの家の前には、警察や記者、多くの人々が集まり騒然としていた。そしてその時、白い布に覆われた2体の遺体が運び出された。ショックを受けて逃げるキム・ミョンジュンの複雑な表情は、新たな危機を予感させた。「誘拐の日」は、第1話から劇的な展開を見せた。奇妙な関係で絡み合った未熟な誘拐犯キム・ミョンジュンと天才少女チェ・ロヒは、抜群のティキタカ(相性が良く、ポンポンとやり取りする様子)で意外なコミカルシナジー(相乗効果)を生み出して笑いを誘い、彼らを取り巻く予測不可能な展開が強力な没入感を与えた。何より、キム・ミョンジュン&チェ・ロヒそのものになり切ったユン・ゲサンとユナのケミストリー(相手との相性)は、完璧以上だった。ユン・ゲサンは、少し抜けているが心優しいキム・ミョンジュンを見事に表現した。未熟な初心者誘拐犯に完璧に変身した彼は、コミカルで真面目な姿を行き来する。ユナは、シニカルな性格と非凡な頭脳を持つチェ・ロヒ役で強い印象を残した。普通の子供とは一味違う天才少女の姿で、彼女の隠された物語に対する好奇心を刺激した。ENA水木ドラマ「誘拐の日」第2話は、韓国で本日(14日)夜9時に放送される。
ユン・ゲサン、新ドラマ「誘拐の日」で共演した子役のユナを絶賛“彼女を見て娘がほしいと思った”(総合)
「誘拐の日」が、総合ギフトセットのような斬新なストーリーで視聴者に会いに行く。9月13日にソウル麻浦(マポ)区上岩洞(サンアムドン)にあるスタンフォードホテルにて、ケーブルチャンネルENA新水木ドラマ「誘拐の日」の制作発表会が行われ、ユン・ゲサン、パク・ソンフン、ユナ、キム・シンロク、パク・ユヨン監督が出席した。同作は、作家チョン・ヘヨンの同名の小説を原作にしている。「模範家族」「恋するアプリ Love Alarm」シーズン2、「キングダム」などに参加したパク・ユヨン監督が演出を担当し、「ミス・ワイフ」「消された女」「チーズ・イン・ザ・トラップ」などを手掛けた脚本家のキム・ジェヨンが執筆を務めた。富と名誉、すべてを手に入れたが自分の貪欲のため子供まで徹底に利用する父と、無一文だがもっぱら子供のため誘拐まで決心する抜け目の多い父、そして拉致後、記憶を失った娘ロヒの物語を描く。ヒューマニズムとミステリーの絶妙な調和が際立つコミックバディースリラー物だ。パク・ユヨン監督は同作について「ジャンル的な総合ギフトセットだ。コミック、アクション、バディー、スリラー、ヒューマンまで様々なジャンルを一つの作品の中でうまく組み合わせた。視聴者の方々は作品を見る中に、愉快な笑いと感動を感じることができると思う」と説明した。原作を映像化しただけに、特別に気をつかった部分も多かったという。パク監督は「原作はストーリーが3分の1くらい進んでから、刑事物が展開される。だが、この作品は全12部作シリーズで制作する過程で、ミョンジュンとロヒの2人のケミ(ケミストリー、相手との相性)を中心に劇を引っ張っていくように脚色した」と述べた。また「2人の奇妙なロードムービーとここから来るコミック、ヒューマンを重点的に構成し、演出的にもそのような部分に集中した。誘拐という刺激的な題材だが、この題材をなるべく避けようとした。家族という意味について再び考えてみる作品になれば嬉しい」と付け加えた。劇中、ユン・ゲサンは未熟で心の弱い誘拐犯のキム・ミョンジュン役を演じ、パク・ソンフンは素早い判断力と冷徹な分析力を持つ強力班の刑事パク・サンユン役を務めた。キム・シンロクは誘拐事件の企画者で、なかなか本音が分からないキム・ミョンジュンの元妻ソ・ヘウン役に扮する。記憶を失った天才少女チェ・ロヒ役はユナが務める。ユナは、500対1の競争率を勝ち抜いてロヒ役に最終的に選ばれて目を引いた。彼女は初めて主演を務める感想について「プレッシャーがなかったとしたら嘘だ。このように登場シーンが多いのも初めてだ。セリフや登場シーンが多いから、もっと自由に演技できるように頑張った」と述べた。続いて彼女は、ユン・ゲサンについて「とても面白かった。よかった」と笑いながら答えた。また「最初は(ユン・ゲサンさんを見て)『わぁ、かっこいい役者さん』と思ったが、撮影すればするほどファンになった。かっこいい先輩の方々のおかげで、楽しく撮影できた」と出演陣への愛情を示した。パク監督はユナをキャスティングした理由について「演技スクールに通ったことがなくて、典型的な演技という感じがなかった。それが印象的だった。また、凍り付いていた別の志願者に比べて、彼女からは大人の俳優のように余裕が感じられた。そのような姿がロヒにぴったりだと思った」と語った。ユン・ゲサンもユナについて「彼女と一緒にする撮影現場は幸せだった。この前に出演した『ニュースルーム』でも言及したが、彼女を見て娘がほしいと思った。とても楽しかった」と述べた。パク監督は「原作でミョンジュンとロヒのケミがとても面白かったし、韓国では珍しい題材だったので、このようなストーリーでドラマを作りたいと思っていた。事件を追加してスリルを倍増させた。そのような部分でもう少し劇的な感じとユーモア、監督的なポイントを強調した」と伝えて作品への期待を高めた。ユン・ゲサンも「いい俳優たちが多く合流した。演技する姿を見るのが、注目ポイントになると思う。気軽に楽しめる作品になると思う」と説明した。「誘拐の日」は、韓国で9月13日午後9時より放送がスタートする。
【PHOTO】ユン・ゲサン&パク・ソンフンら、新ドラマ「誘拐の日」制作発表会に出席
13日午前、ソウル麻浦(マポ)区上岩洞(サンアムドン)スタンフォードホテルにて、ENA新水木ドラマ「誘拐の日」の制作発表会が行われ、ユン・ゲサン、パク・ソンフン、キム・シンロク、ユナが出席した。「誘拐の日」は、抜け目の多い誘拐犯(ユン・ゲサン)と11歳の天才少女チェ・ロヒ(ユナ)の特別な共助を描いた感性バディスリラーだ。・ユン・ゲサン&パク・ソンフンら出演の新ドラマ「誘拐の日」メイン予告編を公開・ユン・ゲサン主演の新ドラマ「誘拐の日」Amazon Prime Videoで9月13日(水)から独占配信
ユン・ゲサン&パク・ソンフンら出演の新ドラマ「誘拐の日」メイン予告編を公開
「誘拐の日」がベールを脱ぐほど期待を高めている。韓国で9月13日に放送がスタートするENA新水木ドラマ「誘拐の日」(演出:パク・ユヨン、脚本:キム・ジェヨン、制作:A Story、KT Studio Genie)が、誘拐事件をめぐる秘密とミステリーを描くメイン予告編を公開した。予測不可能な展開とどんでん返しで、没入感を届ける。「誘拐の日」は、抜け目の多い誘拐犯(ユン・ゲサン)と11歳の天才少女チェ・ロヒ(ユナ)の特別な共助を描いた感性バディスリラーだ。なぜか2%くらい足りない誘拐犯と、しっかりとした天才少女の愉快で突拍子もない真実の追跡が、新鮮な面白さと感動を与える。韓国のスリラージャンルを代表する作家と呼ばれるチョン・へヨンの同名小説を原作に、「模範家族」「恋するアプリ Love Alarm」シーズン2、「キングダム」などに参加したパク・ユヨン監督と、「ミス・ワイフ」「消された女」「チーズ・イン・ザ・トラップ」などを通じて好評を得た脚本家のキム・ジェヨンがタッグを組んだ。公開された予告映像は、キム・ミョンジュンがチェ・ロヒを誘拐しようとした「あの日」の夜の話から始まる。恐怖に怯えて運転していたキム・ミョンジュンの車の前に飛び込んできた少女の登場は、一瞬で心拍数を高める。しかし、幸か不幸か、誘拐の共犯者で元妻のソ・ヘウン(キム・シンロク)との電話で、「あの子だよ。私たちが誘拐する子」と言ったキム・ミョンジュンの一言は、不穏な事件の始まりを告げる。しかし、キム・ミョンジュンとソ・ヘウンの計画は、新たな局面を迎える。目を覚ましたチェ・ロヒがすべての記憶を失ったのだ。キム・ミョンジュンは自分を父親だと騙して、「誘拐ではない子育て」に本格的に突入するが、全く予想外の殺人事件が発生し、どんでん返しを繰り返す。追いつ追われつのキム・ミョンジュンとチェ・ロヒの様子の上に加えられた、「殺人犯はなぜ子供を連れて行ったのだろう」という男の声が意味深だ。果たして初心者誘拐犯のキム・ミョンジュンが、謎の殺人事件と関係があるのか好奇心がくすぐられる。真実を探そうとする刑事パク・サンユン(パク・ソンフン)の決意も込められている。「探さないと。一体何を望んでいるのか」と犯人の跡を追う彼の目は、素早い判断力と冷静な分析力の持ち主であるパク・サンユンの活躍をさらに期待させる。キム・ミョンジュンとチェ・ロヒは、一緒にいればいるほど危険になる。すべてを見抜いているようなソ・ヘウンの余裕あふれる笑顔は、彼女の本音に疑問を抱かせる。何よりも「誘拐された子供が本当に寂しそう」というパク・サンユンの一言が、チェ・ロヒの正体に対する好奇心をくすぐる。キム・ミョンジュンとチェ・ロヒの協力は何のためのものなのか、天才少女チェ・ロヒは記憶を取り戻すことができるのか、パク・サンユンが捜査を通じて明らかにする秘密と、ソ・ヘウンがチェ・ロヒを誘拐のターゲットにした理由に注目が集まる。予告映像を見た視聴者たちは、SNSやオンラインコミュニティを通じて「新しい殺人事件の登場だなんて。予告映像からどんでん返し」「まさか初心者誘拐犯のキム・ミョンジュンが謎の殺人犯?」「ミョンジュン、ロヒの真実追跡がこれか」「コメディからスリラーまで全部ある」「ミョンジュンとロヒ、サンユンとヘウンまで登場するなんて興味津々」「最後のロヒのセリフ、かわいそうなのに超面白い」「ミョンジュンまで騙す演技力、やはりどんでん返しのどんでん返し」などの反応で、初放送に対する期待を示した。「誘拐の日」は、2022年の韓国最高の話題作「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」を披露したA StoryとKT Studio Genieが制作する2番目のENAドラマとして期待を集めている。韓国で9月13日夜9時に放送がスタートする。
ユン・ゲサン主演の新ドラマ「誘拐の日」Amazon Prime Videoで9月13日(水)から独占配信
韓国ドラマ「誘拐の日」がAmazon Prime Videoで9月13日(水)から独占配信される。同作は、少し抜けた気弱な誘拐犯と11歳の天才少女の特別な協力関係を描いたブラックコメディだ。チョン・ヘヨンのミステリー小説を原作に、主人公の誘拐犯を「犯罪都市」で新興犯罪組織のボスを演じたユン・ゲサンが演じる。■配信情報Amazon Original「誘拐の日」9月13日(水)からPrime Videoで独占配信【出演】ユン・ゲサン