釜山国際映画祭(2014)
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【PHOTO】「釜山国際映画祭」閉幕式…ユ・ジテ&キム・ヒエ&アン・ソンギらが大集結
キム・ヒエ、ユ・ジテ、アン・ソンギ、キム・ドンホ名誉執行委員長、俳優カン・スヨン、クォン・ユル、イ・ヨンハ、イ・ジョンヒョン、チョ・ジヌン(左上から時計回り)が11日午後、釜山(プサン)市海雲台(ヘウンデ)区右洞(ウドン)映画の殿堂で開かれた「第19回釜山国際映画祭」閉幕式に出席した。この日の閉幕式には開幕式より華麗ではないが、義理で集まった俳優たちが出席し、視線を引きつけた。進行を務めたチョ・ジヌン、イ・ジョンヒョンはもちろん、審査員として観客と交流したキム・ヒエ、ユ・ジテ、釜山国際映画祭で欠かせない俳優アン・ソンギ、カン・スヨン、そしてキム・ドンホ名誉執行委員長が出席した。特に映画「バトル・オーシャン/海上決戦」で名前を知らせたクォン・ユルとデビュー40周年が近いイ・ヨンハまで出席し、さらに豊かな閉幕式となった。今年で19回を迎えた「釜山国際映画祭」はワールドプレミア96本、インターナショナルプレミア36本など79ヶ国の312本の映画が紹介され、アジュダムダム(とても熱い映画人との対話の略)、オープントーク、野外舞台挨拶など様々なプログラムが設けられたアジア最大級の映画祭で今月2日に開幕し、11日に閉幕した。
「釜山国際映画祭」チェ・ウシク&チョ・スヒャン、次世代の韓国映画界をリードする“今年の俳優賞”受賞
俳優チェ・ウシクと女優チョ・スヒャンが韓国の映画界をリードする次世代新鋭に選ばれた。11日午後、釜山(プサン)海雲台(ヘウンデ)区右洞(ウドン)ウォルソクアートホールで「第19回釜山国際映画祭(BIFF)」の閉幕記者会見が開かれた。この日の記者会見にはイ・ヨングァン釜山映画祭執行委員長、イランのアスガル・ファルハーディー監督(ニューカレンツ賞審査委員)、マリア・ボンサンティCinema Du Reel執行委員長(BIFFメセナ賞審査委員)、ダグ・ジョーンズImages Cinema運営委員長(ソンジェ賞審査委員)が出席した。今年、釜山国際映画祭に初めて新設された今年の俳優賞は、ニューカレンツ(New Currents)部門と韓国映画の今日(Korean Cinema Today)ビジョン部門の韓国長編独立映画の新しい俳優たちにスポットライトを当てるための賞だ。韓国を代表する俳優たちの男女各1名ずつが審査委員を務め、最高の男女俳優を1人ずつ選定し、閉幕式で授賞する。授賞者には500万ウォン(約50万円)の賞金が与えられる。第1回を迎えた今年の俳優賞審査委員として、ユ・ジテとキム・ヒエが映画祭期間中に審査員を務め、彼らが選んだ受賞者は「巨人」(監督:キム・テヨン)のチェ・ウシクと「野花」(監督:パク・ソギョン)のチョ・スヒャンだった。チェ・ウシクを選んだユ・ジテは「汚れていない澄んだ瞳を持っている俳優だ。まだ完成されていないが、たくさんの可能性を持つ俳優だと考え、彼の未来を応援したい」と審査評を残した。また、チョ・スヒャンを選んだキム・ヒエは「街の子どものようなリアルな演技が印象的な女優だ。斬新な顔を持つ彼女の未来が楽しみだ」と付け加えた。今年の釜山国際映画祭は今月2日から11日まで釜山の海雲台、センタムシティ、南浦洞(ナムポドン)一帯で盛大に開かれた。ワールドプレミア98本(長編66本、短編32本)、インターナショナルプレミア36本(長編33本、短編3本)、ニューカレンツ部門12本、特別企画プログラム20本などが披露され、開幕作は台湾出身のニウ・チェンザー(鈕承澤)監督の「軍中楽園(Paradise in Service)」が、閉幕作としては香港出身のリー・ポチャン(李保章)監督の「大茶飯(Gangster Pay Day)」が選ばれた。
杉野希妃「釜山国際映画祭」で新人監督賞を受賞“キム・ギドク監督の作品が好きだ”
初作品「欲動」釜山国際映画祭で新人監督賞を受賞杉野希妃は歌手や俳優、映画監督まで様々な分野を経験した万能エンターテイナーだ。様々な経験は、彼女の映画「欲動」でそのまま生かされた。杉野希妃の「欲動」は、今年開かれた「第19回釜山(プサン)国際映画祭(BIFF)」で新人監督賞を受賞した。5日、釜山国際映画祭BIFFホール2階のインタビュールームで杉野希妃と直接インタビューを行った。以下は、杉野希妃との一問一答である。―監督として初作品だ。杉野希妃:「欲動」という映画を初めて企画したのは、6年前だ。この映画は必ずバリ島で撮りたいと思った。役者と制作会社を探す過程で日程が遅れ、困難を経験したが、どんな手を使ってでも映画をうまく作りたかった。ヒロインは私がするつもりだったが、直接するより他の女優がした方がいいと思って女優を手配し、撮影に入った。―「欲動」はどんな内容の映画なのか?杉野希妃:死んでいく夫と彼の妻がバリ島で生と死を経験する内容だ。―俳優から監督へのターニングポイントがあったか?杉野希妃:映画の制作は2008年から始めた。俳優は待たされる職業だと思う。監督の選択を待ち、撮影するときも待たなければならない。でも、監督という職業は私がやりたいことができる職業なので魅力的だと思った。俳優だと自分が演じたい役を演じることができない場合が多いが、監督は私がやりたい役を作ることができるので魅力的だった。―4日、新人監督賞を受賞したが、感想を一言聞かせてほしい。杉野希妃:釜山国際映画祭に出席してから6年ぐらいになる。本当に縁の深い映画祭だ。女優として初めて出演した映画が釜山国際映画祭で上映され、初めてプロデュースした映画も出品された。初めて監督した作品も釜山映画祭で上映された。それと同時に新人監督賞まで受賞し、非常に光栄だ。特に釜山国際映画祭はアジアの映画を紹介しようと努力しているため、アジアの様々な映画関係者らが参加する。色々な人と出会い、学べる空間を提供していただき、感謝している。―監督の魅力と俳優の魅力はどう違うか?杉野希妃:私は演技を本当に愛している。演技を見ることとすること、いずれも好きなので映画を愛している。女優という職業は人々の心を癒し、監督は自身の世界観と考えを人々に見せてあげる。―俳優としてどんなジャンルの映画をしたいか?杉野希妃:狂気が感じられる女役をしてみたい。すべての人の内面には隠された面が確かにある。それで普段からキム・ギドク監督の映画が本当に好きだ。彼の映画の中に登場する人物のような役を一度してみたい。―次回作は?杉野希妃:日韓合作映画の「忘却」を構想している。記憶と言語に関するテーマを扱った映画で、ジャンルはファンタジーだ。私の考えと母の考えを混ぜて作った映画だ。―作品を構想するとき、どこから主にインスピレーションを得るか?杉野希妃:幼い時から悩んできたものを映画にしたいと思ってきた。他の映画を見ながらインスピレーションを得ることもある。日常からもヒントを得る。―自身に映画はどんな意味を持つか?杉野希妃:私の韓国の名前はソ・ヨンファだ。ソ・ヨンファ(映画は韓国語でヨンファ)と名付けた理由は、それだけ映画を愛しているためだ。私に映画という言葉は一番近いようで、遠いようだ。
【PHOTO】EXO ディオからヨム・ジョンアまで「明日へ」舞台挨拶に出席“爽やかな挨拶”
7日午後、「第19回釜山(プサン)国際映画祭」の海雲台(ヘウンデ)BIFFヴィレッジの屋外ステージで映画「明日へ」(監督:プ・ジヨン)の舞台挨拶が行われ、俳優イ・スンジュン、EXOのディオ、ヨム・ジョンア、プ・ジヨン監督、ムン・ジョンヒ、チョン・ウヒ、ジウが出席した。映画「明日へ」は大型スーパーの非正規職の職員たちが不当に解雇されてから、それに立ち向かうことで展開されるストーリーを描いた作品だ。今年で19回を迎えた「釜山国際映画祭」は、ワールドプレミア98本、インターナショナルプレミア36本など、79ヶ国からの全314本が紹介され、アジュダムダム(とても熱い映画人との対話の略)、オープントーク、屋外舞台挨拶など、多彩なプログラムを楽しめるアジア最大の映画祭で、11日まで釜山センタムシティー、海雲台、南浦洞(ナンポドン)一帯の映画館で行われる。
“セウォル号報道はほとんど嘘”真実を明かす「ダイビング・ベル」韓国で公開確定
旅客船セウォル号沈没事件の真相究明のために制作されたドキュメンタリー「ダイビング・ベル」(演出:イ・サンホ、アン・ヘリョン)が韓国で今月封切られることが確定した。「ダイビング・ベル」は搭乗者476人、脱出者172人、死亡者294人、行方不明者10人の、韓国史上最大の人災となった旅客船セウォル号沈没事件の真実を解き明かすための初めての作品だ。映画の正式上映前から上映に対する様々な論争が巻き起こり、「第19回釜山(プサン)国際映画祭」の一番の話題となったこの映画は、6日午前11時、釜山CGVセンタムシティーで初めて上映され、ついにそのベールを脱いだ。映画をめぐる様々な論争が絶えない中、セウォル号沈没事件の解明されていない真実に向けて慎重な第一歩を踏み出したことは確かだろう。熱い関心に支えられ「ダイビング・ベル」側は7日、「10月の公開を確定し、さらに多くの観客に会うための準備を始める」と述べた。イ・サンホ監督は「できることなら4月16日以前に戻りたいが、それは不可能なことだ。今、私たちにできることは、4月16日当日に戻って改めて再始動することだと思う。論争の多かった作品だっただけに、今の場にさらに感謝している」と述べ、アン・ヘリョン監督は「たくさんの方々にこの映画を見てもらいたい。そして、何よりこのような関心がセウォル号事件への関心につながればと思う」と伝えた。イ・サンホ監督は「皆さんと同じく、僕も彭木(ペンモク)港に到着してやっと事件の真実を知った。メディアに報道されている内容はほとんど嘘で、その背後には自分たちの過ちを隠すための緻密な計画と意図があった。当時、このような真実が埋もれないようにするために、綿密に資料を確保していかなければいけないと思った。そして、時間が経ち、セウォル号事件が急速に忘れられていくのを見て、映画化が必要だと思った。映画的な助力を得るためにアン・ヘリョン監督とタッグを組み『ダイビング・ベル』を制作することになった」と企画の意図を説明した。
「明日へ」プ・ジヨン監督が暴露“EXO ディオはNGだけで13回、苦労させられた”
プ・ジヨン監督が「EXOのディオのNGのせいで大変だった」と伝えた。7日午後、釜山(プサン)海雲台(ヘウンデ)BIFFビレッジの野外ステージでは第19回釜山国際映画祭のオープンシネマとして公式招待された映画「明日へ」(監督:プ・ジヨン、制作:ミョンフィルム)の舞台挨拶が行われた。この日のイベントにはヨム・ジョンア、ムン・ジョンヒ、イ・スンジュン、チョン・ウヒ、ディオ、ジウ、プ・ジヨン監督が参加し、観客と出会った。プ・ジヨン監督は「苦労させられた俳優はいなかったか」という質問に「ディオだった。ディオとジウがコンビニで出会うシーンがあったが、13回も撮った」と告白した。プ監督の暴露に困惑したディオとジウは「これから頑張ります」と謝り、笑いを誘った。「明日へ」は大型マートの契約社員たちが不当解雇に立ち向かうストーリーを描いた作品だ。ヨム・ジョンア、ムン・ジョンヒ、キム・ヨンエ、キム・ガンウ、ファン・ジョンミン、チョン・ウヒ、ディオが出演し、プ・ジヨン監督の商業映画演出デビュー作だ。韓国で11月に公開される。
EXO ディオ、本日(7日)「第19回釜山国際映画祭」に登場
アイドルグループEXOのディオ(本名:ド・ギョンス)が釜山(プサン)に登場する。ディオは7日午後、海雲台(ヘウンデ)BIFFビレッジで行われる映画「明日へ」の野外舞台挨拶のため「第19回釜山(プサン)国際映画祭」に出席する。「明日へ」は大型マートの契約社員たちが不当解雇に立ち向かうストーリーを描いた作品で、ディオは劇中でソニ(ヨム・ジョンア)の息子で貧しい家を恥ずかしく思う思春期の少年テヨンを演じた。強大なファンを有しているEXOのメンバーであるだけに、今回の釜山訪問は海雲台を騒がせると見られる。チェ・ミンシク、チョン・ウソン、JYJ ユチョンなどが盛り上げた「第19回釜山国際映画祭」のバトンをディオがつないでいくかどうかに関心が集中している。「第19回釜山国際映画祭」は2日から11日まで10日間に渡って開催されている。
キム・ギドク監督、次回作のテーマは「人間は人間を食べて生きてきた」
キム・ギドク監督が次回作のテーマは「人間は人間を食べて生きてきた」であると語った。キム・ギドク監督は5日午後5時30分、釜山(プサン)海雲台(ヘウンデ)区映画の殿堂トゥレナウム広場で開かれたイベントで、次回作について「テーマは『人間は人間を食べて生きてきた』のような話をしてみたい。人間は人間の肥料として存在してきた。これに大きな意味を置き、このような映画はどんなものなのか悩んでいる」と話した。これに先立ち、キム・ギドク監督は韓国の審議と配給システムなどに不満を示した。彼は「ところで、こんなことも考える。もっと自由になろう。次に映画を作れば、韓国で審議を受けないつもりだ。審議委員たちに見せることが一番嫌いだ」と話した。また、「憂鬱な話だが、『殺されたミンジュ』は8千人が見た。CJエンターテインメントとロッテエンターテインメントなどにメールを送り、50ヶ所の映画館を頂いた。一日に2~3人が見て、合計8千人が入った。かなり損をした。このような公開は意味がないと判断している。そろそろ公開も他の方法を探したり、メジャーな会社がお金をくれてマーケティング費用を約束し、映画館も数ヶ所を約束してくれないと、これまでやってきたやり方ではやらないだろう」と話した。2日に始まった「第19回釜山(プサン)国際映画祭」は11日までの10日間、釜山映画の殿堂と海雲台(ヘウンデ)一帯で開催される。
釜山国際映画祭、セウォル号沈没事故を描いた映画を予定通り上映“外圧によって取り消した事例がない”
「第19回釜山(プサン)国際映画祭」(以下「第19回BIFF」)が映画「ダイビング・ベル」を予定通り上映する。「第19回BIFF」側は5日、報道資料を通じて「ダイビング・ベル」の上映に関して公式の立場を明らかにした。映画祭側は、「9月2日に開かれた『第19回BIFF』開催の記者会見以降、『ダイビング・ベル』に対する憂慮とともに、一部で上映取り消しを求める要求があった。『ダイビング・ベル』の上映は予定通りに進める」と明らかにした。さらに、「今年まで19回続けてきた間、BIFFは外圧によって上映を取り消した事例がない。それは映画祭の独立性を守り、表現の自由を守るためだった。映画祭で上映される映画に対する批判はあり得る。しかし、作品に対する批判と作品の上映の取り消しを求める要求は別問題だ。しかも、『ダイビング・ベル』はまだ公開されていない作品だ。見たこともない作品について上映の取り消しを要求するのは、映画祭の正体性と存立を脅かす行為」と付け加えた。最後に「今までそうしてきたように、BIFFは映画に対する多様な議論と批判が活発に行われる開かれた場として残るだろう」とし、「したがって、当該映画について上映を反対したり、賛成されるすべての方々は作品の上映に支障を来たすなどの過度な行為は自制していただくことを切にお願いする」と呼びかけた。「第19回BIFF」の「ワイドアングル-ドキュメンタリーショーケース」部門に招待された「ダイビング・ベル」は、旅客船セウォル号沈没事故の現場に投入されたダイビング・ベル(潜水鐘)を扱ったドキュメンタリー映画で、アン・ヘリョン監督とセウォル号惨事を報道してきた告発ニュースのイ・サンホ記者が共同演出を担当した。当初、10月6日と10日にBIFFを通じて初上映される予定だったが、上映反対の声が大きくなることにより論争が起こった。「セウォル号一般人犠牲者対策委員」側が、遺族の胸に釘を刺す行為だと明らかにし、ハ・テギョンセヌリ党議員は、セウォル号沈没惨事の遺族たちの傷を2度えぐり返すものだとして、上映の取り消しを求めた。特に、釜山映画祭組織委員長のソ・ビョンス釜山市長が政治的中立を理由に、上映反対の意思を表明した。一方、表現の自由と言論弾圧共同対策委員会は表現の自由を侵害する行為とし、「ダイビング・ベル」上映反対の動きを批判した。独立映画専用映画館の拡大に向けた市民の会、女性映画人会、韓国独立映画協会、韓国シナリオ作家組合、韓国シネマテーク協議会、韓国映画監督組合、韓国映画祭作家協会、韓国映画撮影監督組合、韓国映画プロデューサー組合、全国映画産業労働組合などの映画人たちは声明を通じて、公式招待された作品の上映を中止せよという要求は、釜山国際映画祭が始まってから19年以来初めて起こった事態だと指摘した。これと共に、政治的な理由を挙げて招待作の上映の取り消しを要求することは、どのような理由でも納得しがたいと明らかにし、上映中止要請の撤回を要求したことがある。
「さよなら歌舞伎町」前田敦子、イ・ウンウ、廣木隆一監督、釜山国際映画祭の舞台挨拶に登場!
映画「さよなら歌舞伎町」の前田敦子とイ・ウンウ、そして廣木隆一監督が釜山国際映画祭を訪れた。「さよなら歌舞伎町」は第19回釜山国際映画祭の「アジア映画の窓」部門に出品された。10月5日(日)16:30(現地時間:日本同時刻)より行われた舞台挨拶とQ&Aには、主演の染谷将太の相手役で有名ミュージシャンになることを夢見る沙耶を演じた前田敦子とキム・ギドク監督最新作「メビウス」も話題のイ・ウンウ、そして廣木隆一監督が登場し、会場を沸かせた。前田敦子は「アニョハセヨ。前田敦子です。去年参加した釜山国際映画祭に、今年も来られて嬉しいです。去年上映した映画と全く違う内容なのでそこを是非味わっていって欲しいです。楽しんでいってください」と映画祭に参加する喜びを明かした。また廣木隆一監督は「この映画を釜山映画祭で上映できて嬉しいです。最後まで楽しんでいってください。この映画はエンドロールクレジットが終わったあとまで観て、はじめて楽しめます。エンドロールが終わっても席を立たないでください」と映画の見どころに言及した。映画「さよなら歌舞伎町」は2015年1月24日(土)、テアトル新宿ほか全国順次公開される。【作品内容】新宿 歌舞伎町のラブホテル。迷える大人たちの人間模様が交錯する、かけがえのない1日。一流ホテルマンと周囲に偽るラブホテルの店長・徹(染谷将太)。彼は有名ミュージシャンを目指す沙耶(前田敦子)と同棲しているがちょっぴり倦怠期。ある日、徹は、勤め先の歌舞伎町のラブホテルでいつもの苛立つ1日を過ごすはずだった。そこに集まる年齢も職業も違う訳アリな男と女たち。彼らの人生が鮮やかに激しく交錯した時にあらわれる欲望や寂しさ、そして秘密。徹の人生もまた予期せぬ方へ変わっていく。【作品概要】主演の徹役は、若手実力派俳優として「寄生獣」など次々と話題作に出演する染谷将太。相手役・沙耶にトップアイドルから本格派女優の道を歩む前田敦子。群像劇を彩るのは脚本の面白さに集結した南果歩、松重豊、大森南朋、村上淳、忍成修吾、田口トモロヲほか豪華個性派揃い。衝撃のキム・ギドク最新作「メビウス」出演の女優イ・ウンウも体当たりで参加!監督はメジャーからインディペンデントまで多彩な作品を手掛け、官能的な映像で男女の心の機微をすくい取ってきた廣木隆一。脚本は日本映画を挑発する数々の名作・衝撃作を生み出し、「共喰い」「海を感じるとき」が話題を呼んだ荒井晴彦によるオリジナル。日本の映画史に名を残す二人の名匠が、「ヴァイブレータ」(03)、「やわらかい生活」(05)に続き3度目のコラボレーションを果たし、大人が楽しめるエンターテインメントが完成!ユーモアを交えつつ、リアルで温かい極上の群像ドラマが誕生した。「さよなら歌舞伎町」2015年1月24日(土)、テアトル新宿ほか全国順次公開!出演:染谷将太 前田敦子 イ・ウンウ/大森南朋/松重豊/南果歩 監督:廣木隆一 脚本:荒井晴彦 中野太 (C)2014「さよなら歌舞伎町」製作委員会 R15+公式サイト:http://www.sayonara-kabukicho.com/
【PHOTO】ク・ヘソン、映画「Daughter」観客との対話に参加“どうでしたか?”
ク・ヘソン監督が5日午後、釜山(プサン)広域市海雲台(へウンデ)区CGVセンタムシティーで開かれた映画「Daughter」の観客との対話に参加して挨拶している。映画「Daughter」は「妖術」と「桃の木」に続くク・ヘソンの3本目の長編演出作だ。強圧的な体罰と統制で娘と閉じこめようとする母、そしてその娘の葛藤を描いた心理劇であり、社会的メッセージを盛り込んだ映画で、ク・ヘソンが演出、監督、シナリオを手がけた。
【PHOTO】キム・ギドク監督、釜山国際映画祭のイベントに出席“明るい笑顔で挨拶”
5日午後、釜山(プサン)海雲台(ヘウンデ)区佑洞(ウドン)映画の殿堂トゥレラウム広場で行われた「第19回釜山(プサン)国際映画祭(BIFF)亜州談談-ロジャ、キム・ギドクに出会う」でキム・ギドク監督がファンと話している。今年で19回を迎えた「釜山国際映画祭(Busan International Film Festival-BIFF)」は ワールドプレミア部門に98作品、インターナショナルプレミア部門に36作品など、79ヶ国の計314作品の映画を紹介すると共に亜州談談、亜州談談(トークショー)、オープントーク、野外舞台挨拶など、さまざまなプログラムを楽しむことができる。「第19回釜山国際映画祭」はアジア最大の映画祭であり、11日まで釜山(プサン)センタムシティ、海雲台、南浦洞一帯の上映館で進行される。