人類滅亡計画書
記事一覧
リュ・スンボム「B級俳優になるのではないか、心配になる」
俳優リュ・スンボムが3本の映画で連続して破格的なキャラクターを演じたことに対し、懸念を示した。リュ・スンボムは2日午後、ソウル広津区(クァンジンく)ロッテシネマ建大入口(コンデイック)で行なわれた映画「人類滅亡計画書」のマスコミ試写会に参加した。劇中でゾンビ役をリアルに表現したリュ・スンボムは「前作の『死体が帰ってきた』とその前の『フェスティバル』に継いで今回の映画まで、このまま行くとB級俳優になるのではないか心配になる」と話し、大笑いを誘った。 続いて彼は「しかし、こうした映画がB級ではないということだけは分かってほしい。たくさん応援してください」と付け加えた。この役を演じる人はリュ・スンボムしかないと思ったと明かしたイム・ピルソン監督も「たくさん応援してほしい」ともう一度訴えた。映画「人類滅亡計画書」は、人類に滅亡が近づく兆候をそれぞれ違う三つのエピソードで表現した作品だ。イム・ピルソン監督がゾンビを素材にした「素敵な新世界」と滅亡と人類の再生を語る「ハッピーバースデー」を、キム・ジウン監督がロボットSFの「天上の被造物」をそれぞれ演出した。映画は2012年4月に11日に韓国で公開される予定だ。
「人類滅亡計画書」コ・ジュニ“キスシーン、初めてだったから分からなかった”
【現場レポート】映画「人類滅亡計画書」試写会激しいキスを交わした2人が6年ぶりに再会した。俳優リュ・スンボムとコ・ジュニは、映画「人類滅亡計画書」のメディア試写会で恥ずかしがりながら当時の気持ちを話した。「人類滅亡計画書」は、地球滅亡の3つの兆候をそれぞれのストーリーに盛り込んだオムニバス映画である。リュ・スンボムとコ・ジュニは、そのうちイム・ピルソン監督の「すばらしい新世界」で共演した。恥ずかしさの発端は、恋人関係に発展する初期の頃に2人が交わしたキスだった。画面越しにもハッキリと伝わる強烈なキスシーンが登場するが、問題はこの映画がコ・ジュニに映画デビュー作品であったこと。このシーンは何と6年前に撮影したものである。制作費の関係により映画の公開が遅れて、今やっと日の目を見るようになった。リュ・スンボムはこの問題のキスシーンに関して「監督とともに人間の肉体的な感じについてたくさん話をした」としながら「舌が出ていて キスは本能でやるもので、感情的に何かを感じるよりは、映画的な感じを与えようと悩んだ結果出たもの」だと当時の意図について話した。コ・ジュニは「初の映画のキスシーンだったので、キスをどうすればいいか分からなかったが、監督が絵コンテを描いてきて、絵通りに一生懸命にやったように覚えている」と述べた。「すばらしい新世界」でリュ・スンボムとコ・ジュニは、それぞれ兵役特例で研究所に勤務する研究員ユン・ソグと、ソグの合コン相手でモテモテの女性キム・ユミン役を演じる。劇中で生ゴミをきちんと分別せず、この過程で正体不明のゾンビウイルスが生じ、彼らが住む都市が危険にさらされることになる。6年前の自分の姿を見てリュ・スンボムは「今も若いけど(当時の姿)がぽっちゃりしていてかわいい」とし「未熟なところもあるけれど、今の姿も数年後にはまた未熟に映るかもしれないので、足りないところはそのまま受け入れようと思う」と述べた。コ・ジュニも「恥ずかしいところもある」としながら「当時オーディションを受けて参加したけれど、スンボムさんと共演して楽しく撮影できたと」と述べた。映画「人類滅亡計画書」は、イム・ピルソン監督の「すばらしい新世界」「ハッピーバースディ」とキム・ジウン監督の「天上の被造物」の3つの作品で構成される。それぞれ、ホラー、SF、コメディの違うジャンルを掲げている。4月11日公開する。
ハ・ジョンウ、パク・ヒスン、パク・へイル、“1人2色”の魅力でスクリーンを掌握
2色の魅力で武装した俳優たちがスクリーンを掌握する見込みだ。ハ・ジョンウ、パク・ヒスン、パク・ヘイルがその主人公で、3人はそれぞれが主演を務めた2本の映画を立て続けに公開し、映画ファンの心をときめかせている。特に彼らはそれぞれ違った2本の映画を通じて正反対の魅力を披露し、韓国映画界を賑わせている。ハ・ジョンウ ― 「悪いやつら」ではヤクザ、「ラブフィクション」では小心者ハ・ジョンウは、ユン・ジョンビン監督の「悪いやつら」(以下「悪いやつら」、2月2日公開)とチョン・ゲス監督の「ラブフィクション」(2月29日公開)を通じて、両極端の人物に扮した。「悪いやつら」では釜山(プサン)で最も規模が大きい暴力団のボスであるチェ・ヒョンベを演じ、スクリーンを圧倒するカリスマ性を披露したが、「ラブフィクション」では31歳になるまでちゃんとした恋愛を一度も経験したことがない小説家ク・ジュウォルを演じ、小心者で情けない男の姿を披露した。2本の映画は同じ月に公開され、映画ファンの視線を引き付けた。暴力団のボスとしてカリスマ性溢れる演技を披露した彼は、27日後にはラブコメディの主人公として180度異なる姿で登場し、観客の幅広い欲求を満たした。パク・ヒスン ― 「GABI / ガビ-国境の愛-」では不運な王、「容疑者S」では不倫専門刑事パク・ヒスンはチャン・ユンヒョン監督の映画「GABI / ガビ-国境の愛-」(3月15日公開)で、王妃である明成皇后だけでなく、国の主権まで失った悲運の王・高宗(コジョン)を演じた。デビュー以来初めて王の役を演じた彼は、国と民を心配する心を繊細な演技で表現し、観客の心を掴んだ。その反面、キム・ヒョンジュン監督の映画「容疑者S」(4月11日公開)では、コミカルな演技で観客に笑いを提供する予定だ。王から不倫専門刑事に変身した彼は、従来の冷徹で知的なイメージとは変わって、コミカルでセクシーな刑事、ソヌを演じる。ソヌは刑事であるにも関わらず、塀もまともに越えることが出来ず、また走るとすぐにコケてしまうようなキャラクターだ。パク・ヒスンはキャラクターに劣らない笑いのセンスを発揮して、撮影現場でもキム・ジョンテ、イ・ハニ、イ・グァンスなどのコミカルな演技を専門とする俳優たちを凌駕するアドリブを披露したという。パク・ヘイル ― 「人類滅亡計画書」でロボットから70歳の老人にパク・ヘイルは3人の俳優の中でも、最も激しい変化を披露する。人間ではなくロボットの声として登場する彼は、その15日後には白髪の70歳高齢詩人として再び登場し観客を驚かせる予定だ。彼はキム・ジウン&イム・ピルソン監督のオムニバス映画「人類滅亡計画書」で、キム・ジウン監督が演出を引き受けた「天上の被造物」に出演、悟りを開いて僧侶に説法を伝播するロボット、インミョンの声で出演する。ロボットとして登場したパク・ヘイル(35)は、自身の年齢の2倍にもなる70歳のイ・ジョギョを演じ、曲がった背から老人のような歩き方まで、驚くべき変化を披露する。毎日10時間にも及ぶ特殊メイクを施して70歳の老人に変身した彼は、宗教的悟りを開いたロボットから、17歳の少女ウンギョにときめきを感じる高齢詩人へと、全く異なる人物を演じてスクリーンで活躍する予定だ。
4月はリュ・スンボムの月…コメディ?それともゾンビ?
2本の映画を同時に公開相反する魅力を披露するリュ・スンボムこの春は、俳優リュ・スンボムの魅力にすっかりハマってみるのも良さそうである。リュ・スンボムは、2本の映画でそれぞれ違う魅力を披露する。 リュ・スンボムは現在、映画「死体が帰ってきた」「人類滅亡計画書」の公開を控えている。それぞれ3月29日と4月11日に公開する予定であり、観客としては異なる雰囲気のリュ・スンボムに出会える機会となる。「死体が帰ってきた」は、死体窃盗を題材にした本格犯罪アクションコメディ映画であり、「人類滅亡計画書」は、人類滅亡を共通のテーマとし、3つのストーリーを集めたオムニバス映画である。リュ・スンボム特有の魅力愉快なコメディ 「死体が帰ってきた」では、リュ・スンボム特有の魅力をたっぷり味わえる。リュ・スンボムが演じるキャラクターは、骨の髄まで詐欺師気質を持つジノという人物である。金目当ての死体窃盗事件の中心に立って、ジノは嘘を並べる。例えば、劇中のセリフ「信じ始める瞬間から、ダマされ始めるんだよ!」という話を、多様でヘンテコな身振りをしながら言い立てる。理由はともあれ、一緒に死体窃盗を共謀するようになった状況で、口車に乗せて相手を混乱させ、最後には本音を出してしまうキャラクターがジノである。彼の嘘には、知らなくてダマされることもあるが、知っていてもダマされるしかない。 一言で言えば、変人である。イカれた目に奇想天外な身振りが加われば、とにかく抱腹絶倒せざるを得ない。普通の人が「あの」と声をかけて来たら、布教活動をする宗教団体の人を見た時のように無視しがちだが、ジノが「あの」と言って来たら、何だか目と耳を集中して聞いてあげなければいけないような、惹きつける力がある。行くとこまで行ってみようと思ったのだろうか。リュ・スンボムは、完璧に映画のキャラクターに成り切っている。ファッションも独特さを超えて奇異な感じまでする。木綿に黄色でなかったら、宇宙服を連想させる上下一体型のジャージは、キャラクターの変人ぶりをさらに強調する。リュ・スンボムのもう1つの魅力「ゾンビ」リュ・スンボムはどんな感じ?愉快でコミカルなイメージ、そして時にはパワフルで悪い男の雰囲気を感じさせる彼が、今度はグロテスクになる。これも一見想像しがたいが、映画「人類滅亡計画書」では、ゾンビを演じるリュ・スンボムに出会える。 リュ・スンボムは、「人類滅亡計画書」に登場する3つのストーリーのうち、イム・ピルソン監督の「すばらしい新世界」に登場する。映画は生ゴミの分別収集を間違えたせいで出来てしまったウィルスが地球滅亡の原因になるという多少荒唐無稽な設定である。ここでリュ・スンボムは、そのウィルスの最初の感染者になりゾンビに変わる研究員ユン・ソグ役を演じる。韓国映画でゾンビを題材にした映画は、この映画が初めてだと言える。同映画は6年前に制作を発表したが、投資の問題で制作が無期限延期になっていた。「すばらしい新世界」でリュ・スンボムは、歩きぶりから息づかいまで研究して、韓国型ゾンビを誕生させたという。扮装するのに6時間位かかるのは普通で、ナイーブな研究員と残酷で暴力的なゾンビを行き来しなければならなかったリュ・スンボムには簡単ではない作業だったはずである。リュ・スンボム自らも書面インタビューで、「人間からゾンビに変わる過程が大変だった」と話している。変人オーラたっぷりの詐欺師キャラクターか、「ジキル&ハイド」のように二面性を持つ怖いキャラクターか。豊富な感性で、これまでも個性豊かな役をこなしてきたリュ・スンボムであるだけに、今回の2作品も期待したい。
「人類滅亡計画書」リアルな恐怖を感じさせる予告編を公開!
人類滅亡の3つの兆候をテーマにしたキム・ジウン、イム・ピルソン監督の「人類滅亡計画書」(ジオエンターテインメント制作)がリアルな恐怖で観客の期待を高めた。映画「箪笥」「甘い人生」「グッド・バッド・ウィアード」を経て復習映画の終止符「悪魔を見た」まで、観客に新しいジャンルの映画を届けてきたキム・ジウン監督と「南極日誌」「ヘンゼルとグレーテル」のイム・ピルソン監督が共に手がけた映画「人類滅亡計画書」がその実態を本格的に盛り込んだメインの予告編を公開した。14日に公開された予告編はソン・セビョクの「何よりも信じられないのは、何時間後かに地球が滅亡するかも知れないということではないでしょうか」と言うオタクエンジニアに扮した彼の緊迫したコミカルな警告で始まった。滅亡に関する3つの兆候を独特で奇抜なストーリーで描いたこの映画は、人間をゾンビにしてしまう「正体不明ウィルス」というのが最初に現れる兆候だ。リュ・スンボムの表情がゾンビウィルスの温床に対する好奇心を煽った。また、キム・ガンウの「悟りというのは、お坊さんでもなかなか得られるものじゃありませんよね? なのに、ロボットが悟りを開いたなんて」という台詞で、機械が人間を支配するという恐怖を示唆する二つ目の兆候を表現した。最後の兆候は滅亡が目の前に差し迫ったとき、なすすべのない私たちの姿に置き換えて見せる。何気なく捨てた生ゴミからゾンビウィルスが発生し、人間のために作ったロボットが人間を超え、親に内緒で注文したビリヤードボールが彗星になって地球に飛んでくるなど、ハリウッド映画の大災難とは違い、「人類滅亡計画書」は私たちの現実からかけ離れていないため、より恐ろしく感じられる。特にパク・へイルが声を演じた「人間よ、何を恐れているのですか」というロボットのインミョンが投げかける質問がさらに意味深く感じられる。「人類滅亡計画書」は4月11日、制作から6年遅れて韓国で公開される予定だ。
シビアな現実、キム・ギュリにはSF映画が新鮮な空気
キム・ギュリ、「今生きている現実も重要だが、たまには他のことを考える必要もある」俳優のキム・ギュリが 空想科学映画(以下「SF映画」)についての思い出を語った。キム・ギュリは12日午前ソウル、東大門(トンデムン)の映画館、メガボックスで開かれた映画「人類滅亡計画書」の製作発表記者会見で「一番最初に接したSF映画は『スターゲイト』と言い、映画にまつわる思い出を話した。映画「スターゲイト」は1994年に上映されたローランド・エメリッヒ監督のSF映画だ。キム・ギュリは、「映画館で見た『スターゲート』は衝撃的だった。本で読んだ内容を映画で見て、このような形で映画が作れるんだと思った」と当時の感想を語った。キム・ギュリは「私たちが生きている現実も重要だが、たまには他のことを考えてみるのも大事ではないか。SF映画を見るのはまるで別世界の空気を吸い込む感じ」と説明した。最近キム・ギュリは自分のSNSに「クロムビ岩を殺すな」と書き込み、済州島(チェジュド)の江汀村に海軍基地を建設するためのクロムビ岩発破に反対した。これに対し、無所属のカン・ヨンソク議員の「また名前を変えたくなければ静かにしろ」という非難が記事になったことで、キム・ギュリも「私に何か得ることがあると考えているようです。私には何もないのに」と心境を語った。一方、俳優のコ・ジュニは「男性俳優がかっこよかった『アルマゲドン』が記憶に残るSF映画」と言い、ソング・セビョクは、「おもしろかった映画や漫画は多いが」としばらく悩んでから面白く「もののけ姫」と叫び、 笑いを誘った。「もののけ姫」は、日本伝統のシャーマニズムを素材にした宮崎駿監督のアニメーションだ。映画「人類滅亡計画書」は、人類に滅亡が近づく兆候をそれぞれ違う三つのエピソードで表現した作品だ。イム・ピルソン監督がゾンビを素材にしたコミックホラーSFの「素敵な新世界」と滅亡と人類の再生を語るコミックSFの「ハッピーバースデー」を、キム・ジウン監督がロボットSFの「天上の被造物」をそれぞれ演出した。キム・ギュリは「天上の被造物」で 尼僧のヘジュ菩薩役を演じた。映画は2012年4月に公開を予定している。
コ・ジュニ vs キム・ギュリ?!“どっちがキレイ?”
女優のコ・ジュニとキム・ギュリが、それぞれ違った衣装のコンセプトで多彩な魅力をアピールした。12日午前、ソウル中(チュン)区乙支路(ウルチロ)のMEGABOX東大門(トンデムン)では映画「人類滅亡計画書」(監督:キム・ジウン、イム・ピルソン、制作:ZIOエンターテインメント)の制作発表会が行われた。コ・ジュニは黒のレザーシャツにピンク色の柄付きミニスカートで、シックな女性らしい魅力を見せた。レッドカーペットのイベントでベストドレッサーとして注目を浴びたこともある彼女は、この日もスリムな美脚をアピールしたファッションでファッショニスタらしいセンスを披露した。一方キム・ギュリはロングのストレートヘアでレースが飾られた白いミニドレスを着こなし、清純な魅力をアピールした。完璧なプロポーションが人々の視線を集め、ステージでコ・ジュニとは違った魅力を披露した。「人類滅亡計画書」は韓国の作品としては初めて人類の滅亡をテーマとした映画。気付かないまま人類滅亡の引き金となる謎のウイルスの初感染者、ユン・ソク(リュ・スンボム)と自らの意思を持ってしまったロボット、そしてそのロボットの破壊を指示した会社との間で葛藤するロボットエンジニアのパク・ドウォン(キム・ガンウ)のストーリー。他にも滅亡の後も生き残るために地下の箱舟を設計したオタクの叔父(ソン・セビョク)、ロボットを保護しようとする女性僧侶のヘジュ尼僧(キム・ギュリ)が登場する。地球滅亡の際に起こる様々な事件をユニークな想像力で描いたSF映画で、映画「箪笥」「甘い人生」「グッド・バッド・ウィアード」「悪魔を見た」のキム・ジウン監督と映画「南極日誌」「ヘンゼルとグレーテル」のイム・ピルソン監督がタッグを組んだ。キム・ジウン監督はアメリカでハリウッド映画の「THE LAST STAND」の撮影を終え、編集をしていたところ、4年も公開が遅れていた「人類滅亡計画書」の公開のニュースを聞いて嬉しさのあまりに駆けつけてきたという。長い間公開できずにいた同作品は、韓国で4月5日から公開される。