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賢い医師生活

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  • キム・デミョン、44歳で大学を卒業!「賢い医師生活」の2人が卒業式に駆けつける

    キム・デミョン、44歳で大学を卒業!「賢い医師生活」の2人が卒業式に駆けつける

    キム・デミョンが、約19年の時を経て成均館(ソンギュングァン)大学を卒業した。ドラマ「賢い医師生活」のメンバーたちが卒業式に駆けつけたことも明らかになり、話題を集めている。YouYubeチャンネル「チャンネル十五夜」には昨日(25日)、「賢い医師生活」の演出を手掛けたシン・ウォンホPD、キム・デミョン、チョン・ギョンホによるライブ配信が行われた。3人は、この日キム・デミョンが成均館大学を卒業したと明らかに。彼の卒業式で撮影されたスリーショットを公開し、改めてケーキと花束でお祝いした。2人が卒業式に駆けつけた経緯について、シン・ウォンホPDは「僕が行くって言ったっけ?」と一言。キム・デミョンは「来てくれるって言っていたじゃないですか」と笑顔で答えた。彼はさらに、「他の人が行けなくても自分たちは行かなければ、とも言っていましたよ。ミド(チョン・ミド)やヨンソク(ユ・ヨンソク)、ジョンソク(チョ・ジョンソク)にも連絡したけれど、彼らはスケジュールがあって来られなかったんです」と他の共演者たちにも言及した。彼らがエピソードを語ると同時に卒業式で撮影された記念ショットも公開され、これには多くのファンが「もう家族じゃないか」「アカデミックガウンがよく似合う」といった熱烈なコメントを寄せた。キム・デミョンは最近、韓国のバラエティ番組で「5浪の末に成均館大学の演技芸術学科に合格したが、まだ卒業必須要件を満たしていないので卒業ではなく修了の状態だ」と明かしたことがある。「賢い医師生活」のメンバーたちが久々に集結した姿は、多くのファンを喜ばせた。4月からはスピンオフドラマ「いつかは賢いレジデント生活」の放送も決定しており、今後の盛り上がりにも大きな関心が寄せられる。

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  • 人気ドラマ「賢い医師生活」シーズン3を主演俳優たちも熱望?プロデューサーが制作を約束(動画あり)

    人気ドラマ「賢い医師生活」シーズン3を主演俳優たちも熱望?プロデューサーが制作を約束(動画あり)

    シン・ウォンホプロデューサーが、ドラマ「賢い医師生活」シーズン3の制作を約束した。最近公開されたYouTubeチャンネル「チャンネル十五夜」のコンテンツ「ナ・ヨンソクのわいわい」には、tvN「賢い医師生活」のシン・ウォンホプロデューサーと、99ズのチョ・ジョンソク、チョン・ミド、キム・デミョン、ユ・ヨンソク、チョン・ギョンホが出演した。公開された映像の中で、チョン・ギョンホはシン・ウォンホプロデューサーに「『賢い医師生活』シーズン3の準備をしなきゃ。しないの?」と聞いた。また、ユ・ヨンソクは「僕たちの計画は、元々『賢い医師生活3』だったじゃないか」と言った。シン・ウォンホプロデューサーは、調理に夢中になっていたチョ・ジョンソクまで席に座らせた後、「いつかはする」と宣言。チョ・ジョンソクは「いつか『賢い医師生活3』を撮るなら、『僕たち5人が年を取っても雰囲気があるのではないか?』と思った。それぞれ役割があるけれど、この人物がどのように年を取っていくのか、見たいのではないかと個人的に思った」と伝えた。シン・ウォンホプロデューサーは「こんなに良い俳優たちがこれほど望んでいるし、ファンの方々も望んでいて、とてもありがたい。あなたたちが『やってほしい』と言っているけれど、このような俳優たちに会うのは難しい」と説明した。「賢い医師生活」にカメオとして出演したナ・ヨンソクプロデューサーは「じゃあ、僕も心の準備をしなきゃ」と冗談を言った後、チョ・ジョンソクに「今回は息を合わせてみよう。あの時はリハーサルがとても足りなかったと思う。あなたが僕の演技を100%受け入れてくなかった」と告白。これに対し、彼は「僕の考えでは、兄さんはメイクさえしなければ大丈夫だと思う」と指摘した。また、息子のウジュ役を演じた子役キム・ジュンの成長に言及すると、シン・ウォンホプロデューサーは「ウジュが携帯電話が持ち始めて、僕と連絡を取っている。ウジュがすごく大人っぽい言葉で僕にメールを送ってくる」と近況を伝えた。チョ・ジョンソクは「僕にはそれが見えた。さすが僕の息子だな」と喜んだ。シン・ウォンホプロデューサーは「ウジョン(「賢い医師生活」の脚本家)と話した。僕たちが成功したIPを持って『二番煎じ』するんじゃなくて、僕たちが過ごしてきたその時間がとても良くて『このまま何もないのは寂しい』と思っていたところ、あなたたちがそのようなことを言ってくれたので『やろうと言ったらやるだろう』と思った。キャラクターたちがどう生きているのかを見せるのを、ファンの皆さんも望んでいるはずだから。いつでもあなたたちのスケジュールがよければやる。あなたたちの中で1人でもダメだったらやらない」と明かした。続けて「その時になって僕たちの作品が視聴率が良くなくても、僕はとても幸せそうだと思う」と言うと、チョ・ジョンソクは「監督にも話をした。時間が経って、僕も同じようにこの子たちには何か違う感情を感じたし、このドラマが僕の中で大きなウェイトを占めていた。一緒に呼吸して泣いて騒いだことがドラマでも見えたけれど、僕たちは全て本物だった。一度も感じたことのない不思議な感情だった。それでとても恋しくて、会いたかった」と作品への愛情を示した。・「賢い医師生活」シーズン3を予告!?チョン・ミドからチョン・ギョンホまで、集合ショット公開が話題・日本でもロス続出?チョ・ジョンソク「賢い医師生活2」が大好評のうちに終了最も記憶に残るシーンとは

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  • 大ヒットドラマ「賢い医師生活」スピンオフ作品の予告映像が解禁!2024年上半期に放送へ

    大ヒットドラマ「賢い医師生活」スピンオフ作品の予告映像が解禁!2024年上半期に放送へ

    「いつかは賢いレジデント生活」の予告映像が公開された。8日、YouTubeチャンネル「チャンネル十五夜」には「ユルジェ(病院)、COMING BACK」というタイトルの映像が公開された。映像は今年上半期に放送予定のtvNの新ドラマ「いつかは賢いレジデント生活」の予告編で、「賢い医師生活」の主演キャストたちの顔から始まり、ドラマの背景となるユルジェ病院のロゴが最後を飾った。特にスピンオフで活躍する新しい顔も公開された。センターのコ・ユンジョンをはじめ、シン・シア、カン・ユソク、ハン・イェジ、チョン・ジュンウォンが手術衣を着て立っている。同作は、「応答せよ」「賢い医師生活」シリーズを誕生させたシン・ウォンホ監督、作家のイ・ウジョンがクリエイターとして参加するtvNの新ドラマだ。大学病院の教授と専攻医たちのリアルな病院生活と友情を描く、「賢い医師生活」のスピンオフ作品だ。背景はユルジェ本院から、鍾路ユルジェ病院に移され、産婦人科の専攻医たちのリアルな病院生活を描き、我々の初めての社会生活に似ている1年目の医師たちの病院生活に対して、多くの視聴者の共感を呼ぶと期待されている。過酷なトレーニングの過程の中でも、波乱万丈な青春たちの友情記、そして徐々に成長していく専攻医たちの姿を通じて、みんなが一心で彼らの賢くなるいつかを応援することになる物語を伝える。・コ・ユンジョン、大ヒットドラマ「賢い医師生活」のスピンオフに出演決定!韓国で2024年上半期に放送・シン・シア、大ヒットドラマ「賢い医師生活」のスピンオフに出演決定!コ・ユンジョンと共にヒロインに抜擢

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  • キム・テリ&チョン・ヘイン&キム・ヨンデら、人気俳優が続々!tvNドラマの2024年ラインナップに期待

    キム・テリ&チョン・ヘイン&キム・ヨンデら、人気俳優が続々!tvNドラマの2024年ラインナップに期待

    tvNが今年、いつにも増して豪華なウェルメイドドラマのラインナップを公開し、注目を集めている。超豪華キャストのラインナップはもちろん、優れた才能を持つクリエイターの参加と斬新な題材、ストーリーを兼ね備えたtvNの期待作をまとめてみた。「魅惑の人」2024年、tvN土日ドラマの幕を開けるドラマ「魅惑の人」は、高い地位にいるが、心は卑しい王イ・イン(チョ・ジョンソク)と、彼に復讐するため細作になった女性(シン・セギョン)の残酷な運命を描いたフィクション時代劇。身分を隠して秘密や状況をこっそり聞き出し、情報を提供するスパイの細作を題材にしており、放送前から注目を集めている。「涙の女王」「愛の不時着」「星から来たあなた」などで、韓国ドラマの地位を高めた脚本家パク・ジウンの話題作「涙の女王」が、韓国で3月より放送される。「不可殺」を演出したチャン・ヨンウ監督と「ヴィンチェンツォ」「シスターズ」を演出したキム・ヒウォン監督がメガホンを取る。クイーンズグループの令嬢で、百貨店の女王ホン・ヘイン(キム・ジウォン)とヨンドゥ里の里長の息子、スーパーマーケットの王子ベク・ヒョヌ(キム・スヒョン)が、3年目の夫婦の危機と奇跡のように再び始まるラブストーリーを描く。「ジョンニョン:スター誕生」「ジョンニョン:スター誕生」は、1950年代の朝鮮戦争直後、声だけは生まれ持った少女チョンニョン(キム・テリ)の、女性国劇団入団と成長記を描いた作品だ。同名のNAVER漫画を原作とする「ジョンニョン:スター誕生」(文:ソ・イレ、絵:ナモン)は、女性国劇(1950年代の韓国戦争を前後に大衆的に大きな支持を得た唱劇の1つで、すべての配役を女性が務める)という新鮮な素材で話題を集めた。キム・テリ、シン・イェウン、ラ・ミラン、ムン・ソリという豪華キャストまで実現し、早くも期待が集まっている。「となりのMr.パーフェクト」信頼できる制作陣の組み合わせで関心を集めている「となりのMr.パーフェクト」は、自分の間違えてしまった人生を取り戻そうとする女性と、その女性の生きている黒歴史(隠したい過去)であるお母さんの友達の息子が繰り広げるラブコメディだ。お互いの黒歴史を記録してきた幼馴染チェ・スンヒョ(チョン・ヘイン)とペ・ソンニュ(チョン・ソミン)が、青春の交差点で再会したことで繰り広げられる物語が笑いと共感、ときめきを与える。 「いつかは賢いレジデント生活」tvN最高のヒット作の1つである「賢い医師生活」が、スピンオフシリーズとして帰ってくる。「いつかは賢いレジデント生活」は、大学病院の教授と専攻医たちのリアルな病院生活と友情を描くドラマだ。人気上昇中の女優コ・ユンジョンが、鍾路(チョンノ)ユルジェ産婦人科1年目の専攻医として出演を確定したことに続き、シン・シア、カン・ユソク、ハン・イェジ、チョン・ジュンウォンらライジングスターたちが集結する。「ソンジェ背負って走れ」「ソンジェ背負って走れ」は、有名アーティストのリュ・ソンジェの死に絶望した熱狂的なファンのイム・ソルが、自身の推しを救うために時間を遡るタイムスリップ救出ロマンスだ。人気を博したキム・パンのウェブ小説「明日のベスト」を原作とし、「トップスター・ユベク~同居人はオレ様男子~」「女神降臨」を執筆したイ・シウンが脚本を担当した。確かな演技力とビジュアルケミストリー(相手との相性)を兼ね備えたビョン・ウソク(リュ・ソンジェ)とキム・ヘユン(イム・ソル)の出会いに、早くも視聴者の期待を高めている。「ありがとうございます」これまで取り上げられたことのない監査チームの一挙手一投足を描き、横領と不正を働く腐敗した者たちを退かせる新ドラマ「ありがとうございます」は、不正が横行するJU建設会社の監査室を背景に繰り広げられる冷徹な監査チーム長と情が深い監査チームメンバーのドタバタチームワークを描いたオフィス捜査劇だ。シン・ハギュンは、JU建設監査室のチーム長シン・チャイル役を務め、横領犯に容赦のない姿でキャラクターに対する信頼を与える。「仮釈放審査官 イ・ハンシン」「仮釈放審査官 イ・ハンシン」は、受刑者の仮釈放の可否を決定する絶大な権力を手にした男が、彼なりの方法で正義を執行する物語。「カーテンコール」「ジンクスの恋人」など、幅広いジャンルを演出したユン・サンホ監督と脚本家のパク・チヒョンがタッグを組み、「ミッシング~彼らがいた~」シリーズでジャンル物ファンの絶大な支持を得てきたコ・スがイ・ハンシン役を務める。違法と合法を渡り歩きながら不条理に立ち向かうイ・ハンシンとして新たな顔を見せるコ・スの活躍が楽しみだ。「プレーヤー ~華麗なる天才詐欺師~2」シーズン1の成功の後、6年ぶりに帰ってくる「プレーヤー ~華麗なる天才詐欺師~2」は、詐欺師、ハッカー、ドライバーなど、各分野最高のプレーヤーが集まって違法に集められた裏金を探して盗む、マネースティールアクションドラマだ。練り込まれたストーリーと俳優たちの熱演で人気を集めた「プレイヤー」の続編で、俳優ソン・スンホン、イ・シオン、テ・ウォンソクがタッグを組む。オ・ヨンソ、fromis_9出身のチャン・ギュリなどのニューフェイスも登場する。「元敬(ウォンギョン)」tvN&TVINGドラマ「元敬(ウォンギョン)」は、朝鮮の王イ・バンウォンの女性で、キングメーカーである元敬王妃の夫婦関係を描いた恋愛時代劇だ。「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」で好評を得たチャ・ジュヨンが元敬役を、様々なジャンルの作品で頭角を現した俳優イ・ヒョヌクがイ・バンウォン役を務め、型破りなロマンスを披露する。「ウエディング・インポッシブル」「ウエディング・インポッシブル」は、人生初の主人公になるために男友達と偽装結婚を決意した無名女優アジョンと、この結婚を猛反対する義理の弟ジハンの欲望衝突結婚反対ロマンスを描くドラマだ。同名の人気ウェブ小説を原作とし、映画とドラマを行き来しながら大活躍中の女優チョン・ジョンソと次世代スターのムン・サンミンの共演で期待が高まっている。「損するのは嫌だから」ラブコメディの女王シン・ミナとキム・ヨンデの共演で関心を集めた「損するのは嫌だから」は、損をしたくなくて偽の結婚をした女性ソン・ヘヨンと、迷惑をかけたくなくて花婿になった男性キム・ジウクの損益ゼロ恋愛ドラマだ。シン・ミナは人生も愛も赤字は嫌なソン・ヘヨン役、キム・ヨンデは彼女と結婚したコンビニでアルバイトをするキム・ジウク役を演じる。「卒業」「卒業」は、私たちが知らなかった大峙洞(テチドン)進学塾街の明かりが消えた後の、塾講師たちの様々な物語を描くドラマだ。「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」「ある春の夜に」「密会」などを成功させたアン・パンソク監督の新作として期待を集めている。塾のベテラン講師ソ・ヘジン(チョン・リョウォン)と、10年ぶりに戻ってきた彼女の心を揺さぶる無鉄砲な教え子イ・ジュノ(ウィ・ハジュン)の甘い恋愛模様を描く。

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  • コ・ユンジョン、スタッフにダウンジャケット100着をプレゼント…心温まる美談が話題

    コ・ユンジョン、スタッフにダウンジャケット100着をプレゼント…心温まる美談が話題

    女優のコ・ユンジョンが、スタッフたちにサプライズプレゼントとしてダウンジャケットを配った。本日(18日)、業界の関係者によるとコ・ユンジョンは最近、撮影中のtvN新ドラマ「いつかは賢いレジデント生活」(「賢い医師生活」のスピンオフ作品)のスタッフをはじめ所属事務所のスタッフなどに、ダウンジャケット100着を用意。彼女は、急に寒くなった中でも続く撮影現場の士気を高め、同僚たちを励ますためにサプライズプレゼントを準備した。コ・ユンジョンが用意したサプライズプレゼントは現在、彼女がアンバサダーとして活動しているあるアウトドアブランドのアイテムで、公式サイト基準で1着35万ウォン(約3万8000円)を超えるという。冬の間も続く撮影で、彼女のプレゼントが所属事務所はもちろん、ドラマ撮影現場でのチームウェアになる見通しだ。2019年、tvNドラマ「彼はサイコメトラー -He is Psychometric-」を通じて女優デビューしたコ・ユンジョン。彼女は最近、Disney+オリジナルシリーズ「ムービング」でヒロインとして活躍した。また、先月15日に公開されたtvNオリジナルシリーズ「もうすぐ死にます」でもソ・イングクと切ない恋愛模様を披露し、美貌と演技で好評を得ている。出演作品のスタッフたちにこのように意味のあるプレゼントを贈るスターたちは、コ・ユンジョンだけではない。俳優のハ・ソクジンは、Netflixオリジナル番組「悪魔の計略 ~デビルズ・プラン~」で優勝した賞金で純金コインと賞牌を製作し、出演者とスタッフにプレゼントした。同番組が出演者個人の能力で繰り広げるサバイバルショーであることを考えると、より意味がある上、実際に換金性の高いプレゼントだと話題を集めた。タレントのキム・ナヨンはかつて、YouTubeチャンネル「キム・ナヨンのノーフィルターTV」を一緒に制作しているスタッフの結婚に、フランスの高級ブランドC社のバッグをプレゼントした。また、韓国の国民MCことユ・ジェソクは昨年、SBSバラエティ番組「ランニングマン」のスタッフに20万ウォン(約2万円)分のギフトカードをプレゼント。ペ・スジもNetflixオリジナルシリーズ「イ・ドゥナ!」の撮影当時、スタッフに自分で包装したクリスマスプレゼントを配り、注目を集めた。・ハン・ソヒ&コ・ユンジョン、NetflixからDisney+の作品にも出演!大活躍中の2人に注目・ソ・イングク&コ・ユンジョン&イ・ドヒョン、新ドラマ「もうすぐ死にます」3人の出会いを収めたスチールカットと映像を公開

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  • カン・ユソク、大ヒットドラマ「賢い医師生活」のスピンオフへの出演を検討中…コ・ユンジョンと共演なるか

    カン・ユソク、大ヒットドラマ「賢い医師生活」のスピンオフへの出演を検討中…コ・ユンジョンと共演なるか

    俳優のカン・ユソクが、tvN大ヒットドラマ「賢い医師生活」のスピンオフへの出演を前向きに検討中だ。所属事務所HODU&Uエンターテインメントは本日(22日)、マイデイリーの取材を通じて「カン・ユソクが『いつかは賢いレジデント生活』の出演オファーを受け、前向きに検討している」と明かした。tvN新ドラマ「いつかは賢いレジデント生活」(脚本:キム・ソンヒ、演出:イ・ミンス)は、大学病院の教授と専攻医たちのリアルな病院生活と友情を描く。「応答せよ」シリーズと「賢い医師生活」シリーズを誕生させたシン・ウォンホプロデューサーと、脚本家のイ・ウジョンがクリエイターとして参加する作品だ。先立って、俳優のコ・ユンジョンとシン・シアが出演を確定した。そのため、カン・ユソクが2人と共に共演することになるのか、関心が集まっている。カン・ユソクは2018年、ケーブルチャンネルOCNドラマ「神のクイズ:リブート」でデビューした。その後、ドラマ「死の賛美」「浪漫ドクター キム・サブ2」「一度行ってきました」「スタートアップ: 夢の扉」「ペイバック~金と権力~」「配達人 ~終末の救世主~」などに出演し、活発な活動を繰り広げている。

    マイデイリー
  • コ・ユンジョン、大ヒットドラマ「賢い医師生活」のスピンオフに出演決定!韓国で2024年上半期に放送

    コ・ユンジョン、大ヒットドラマ「賢い医師生活」のスピンオフに出演決定!韓国で2024年上半期に放送

    tvN、Netflixで放送・配信されヒットした「賢い医師生活」のスピンオフドラマの制作が決定した。tvN新ドラマ「いつかは賢いレジデント生活」(脚本:キム・ソンヒ、演出:イ・ミンス)は、大学病院の教授と専攻医たちのリアルな病院生活と友情を描く。「応答せよ」シリーズと「賢い医師生活」シリーズを誕生させたシン・ウォンホプロデューサーと、脚本家のイ・ウジョンがクリエイターとして参加する作品だ。そんな中、大ブレイク中の女優コ・ユンジョンが出演を確定した。彼女は劇中、鍾路(チョンノ)ユルジェ産婦人科1年目の専攻医に変身し、初の医師役に挑戦する。今回の作品にクリエイターとして参加するシン・ウォンホプロデューサーとイ・ウジョンは、作品ごとに心に響くストーリー、適材適所に配置された笑いのポイントとセンス、特有の共感できる題材で視聴者たちにとって人生に残る作品を届けた。ここに、「染み」「不慣れな季節に会おう」を演出したイ・ミンス監督と「恋のスケッチ~応答せよ1988~」「賢い医師生活」にサブ脚本家として参加したキム・ソンヒが合流する。「いつかは賢いレジデント生活」では、ユルジェ病院から鍾路ユルジェ病院に舞台を移し、産婦人科専攻医のリアルな病院生活を描く。苛酷なトレーニングの中で咲く波乱万丈な青春の友情、次第に成長していく専攻医たちの姿を描き出す予定だ。ドラマ「いつかは賢いレジデント生活」は、韓国で2024年上半期に放送予定だ。・コ・ユンジョン、授賞式でのエピソードを公開「緊張しすぎてパニックに陥った」(動画あり)・「賢い医師生活」のプリクエル作品を企画中?tvNがコメント現在新作のオーディションを進行中

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  • 「賢い医師生活」のプリクエル作品を企画中?tvNがコメント“現在新作のオーディションを進行中”

    「賢い医師生活」のプリクエル作品を企画中?tvNがコメント“現在新作のオーディションを進行中”

    シン・ウォンホプロデューサーが、クリエイターとして新しいドラマを企画中だ。昨日(1日)、tvNの関係者はマイデイリーの取材に対し「シン・ウォンホプロデューサーがクリエイターとして参加し、新作を企画していることは事実だが、『賢い医師生活』のプリクエル映像やスピンオフ形式ではない」と明かした。続けて「現在、企画の初期段階だ。俳優のオーディションを進行中だ」と付け加えた。これに先立ち、同日、あるメディアはシン・ウォンホプロデューサーが「賢い医師生活」の劇中でイ・イクジュン、チェ・ソンファ、キム・ジュンワン、アン・ジョンウォン、ヤン・ソクヒョンが結成したバンド「ミドとパラソル」の大学時代を描くプリクエル作品に、クリエイターとして参加すると報じた。シン・ウォンホプロデューサーが演出した「賢い医師生活」シリーズは、誰かは生まれ、誰かの人生は終わるという人生の縮小版と言える病院で、平凡で特別な1日を生きている人々と、目を見ただけでもお互いの気持が分かる20年来の親友たちのケミストリー(相手との相性)を描くドラマだ。2020年にシーズン1、2021年にシーズン2が放送された。特に、シーズン2の第1話は全国有料プラットフォーム登録世帯基準視聴率10%を記録し、歴代tvNドラマ第1話の視聴率1位というタイトルを獲得した。

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  • 「賢い医師生活」シーズン3を予告!?チョン・ミドからチョン・ギョンホまで、集合ショット公開が話題

    「賢い医師生活」シーズン3を予告!?チョン・ミドからチョン・ギョンホまで、集合ショット公開が話題

    「賢い医師生活」シーズン3の制作に、期待が寄せられている。そんな中、主演を務めるチョン・ミドとチョン・ギョンホ、ユ・ヨンソク、チョ・ジョンソク、キム・デミョンが一堂に会した姿がキャッチされ、ファンの胸をときめかせた。チョン・ミドは14日、自身のInstagramに「久しぶり、恐竜稜線」というコメントと共に写真を投稿した。公開された写真にはtvNドラマ「賢い医師生活」シリーズの主要メンバー5人が写っている。写真は、チョン・ミドを中心に左にユ・ヨンソクとキム・デミョン、右にはチョ・ジョンソクとチョン・ギョンホが立っている。彼らは、コーヒーを片手に自由に会話する姿で仲睦まじい雰囲気を披露した。同日、チョン・ギョンホも自身のInstagramに「#賢い医師生活 #ミドとパラソル #ゴムティンイ」というコメントと共に写真を掲載した。彼はより気楽な雰囲気の写真を公開すると共に、キム・デミョンとのセルフショットも公開し、仲の良さをアピールした。キム・デミョンも自身のInstagramに写真を公開した。彼は「#ミドとパラソル #賢い医師生活」というハッシュタグを付け加えた。また、セルフショットを撮っているかのように、カメラに向かって手を伸ばしてポーズをとっている5人の姿が微笑ましい。「賢い医師生活2」は、誰かは生まれ、誰かの人生は終わるという人生の縮小版と言える病院で、平凡で特別な一日を生きている人々と目を見ただけでもお互いの気持が分かる20年来の親友たちのケミストリー(相手との相性)を描くドラマだ。昨年9月にシーズン2が放送され、人気を博した。特に、ドラマは「スルウィ」シリーズと呼ばれ、2つのシーズンが共に視聴率10%台で有終の美を収めるなど、多数のファンを獲得した。そのため、シーズン3への期待も高まっている。しかし、これに先立って、制作陣は俳優たちに「シーズン3を待たずに、他のスケジュールがあったら出演を決めてもいい」と伝えたことが明らかになり、シーズン3は制作されないのではないかという推測が相次いでいた。そんな中でドラマに出演した俳優たちがポスター撮影を連想させる写真を公開し、シーズン3の制作に期待が高まっている。・「トッケビ」から「賢い医師生活」までドラマ放送終了後も愛されるOSTトップ10・韓国ドラマのキャストかぶりも楽しい!「賢い医師生活」「刑務所のルールブック」「ラケット少年団」に共通するヒューマンドラマの真髄 ― Vol.2

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  • 「トッケビ」から「賢い医師生活」まで…ドラマ放送終了後も愛されるOSTトップ10

    「トッケビ」から「賢い医師生活」まで…ドラマ放送終了後も愛されるOSTトップ10

    韓国の主要音楽配信サイトのランキングをまとめるGAONチャートが「放送終了後にも愛されているOST(劇中歌)TOP10」を発表した。集計期間は2011年1月1日から2021年10月31日で、累積ストリーミング数を基準に、長い間愛されているドラマ・映画のOSTランキングが公開。「応答せよ1988」「賢い医師生活」「トッケビ」など、名作の楽曲が多数ランクインし、相変わらず人気を博していることが分かる。GAONチャートを運営する社団法人 韓国音楽コンテンツ協会は、「OSTはストーリーと歌詞に対する視聴者の共感度が高いため、ほどんどの場合ドラマの放映中または映画の上映期間中に良い成績を残すことが多いが、この10曲は放送終了後にも熱く愛されている楽曲だ」と伝えた。1位:ポール・キム「Every Day , Every Moment」/ドラマ「ロマンスは必然に」キム・ソナ、カム・ウソンが主演を務め、SBS月火ドラマとして2018年2月20日から4月24日まで放送された「ロマンスは必然に」のOST。苦しくて不安な日常の中でも、いつも一緒にいようという心からの告白を込めた楽曲で、これから訪れるであろう試練を克服しようとする主人公たちの固い絆と会いを上手く表現している。累積ストリーミング数は380,639,695回を記録し、2年以上もの間、週間デジタルチャートで50位圏内をキープしている。この作品は、不器用な大人たちのラブストーリーを描いたドラマで、同時間帯ドラマ視聴率1位を記録するなど、視聴者に愛された。2位:Ailee「初雪のように君に行く」/ドラマ「トッケビ~君がくれた愛おしい日々~」コン・ユ、キム・ゴウン、イ・ドンウクらが出演し、2016年12月3日から2017年1月21日まで放送されたtvN「トッケビ~君がくれた愛おしい日々~」で劇中、キム・シン(コン・ユ扮)とウンタク(キム・ゴウン扮)のテーマ曲として流れた楽曲。様々なOSTを連続ヒットさせているRocoberryが作曲、ベストセラー作家のイ・ミナが作詞に参加し、Aileeが爆発的な歌唱力で歌い上げた。特に「私の世界がこんなにも輝いているなんて」「欲が生まれた 君と一緒に生きて老いていく シワの寄った手をつないで 私の生涯は温かかったと」など、キム・シンとウンタクの運命的な愛を、キム・シン目線で切なく表現した歌詞が印象的だ。累積ストリーミング数は285,738,550回を記録。さらにAileeはこの楽曲で「ソウルドラマアワード 2017」「2017 MAMA」「第27回ソウル歌謡大賞」など、各授賞式でOST賞を総なめした。3位:チャン・ボムジュン「揺れる花の中で君のシャンプーの香りを感じたんだ」/ドラマ「恋愛体質」チョン・ウヒ、アン・ジェホン主演で2019年8月9日から9月29日まで放送されたJTBC「恋愛体質」のOST。この曲は片思いをする男性の心を表現し、チャン・ボムジュン特有の温かみのある歌声でリスナーに感動を与えた。特に劇中、主演の2人がこの楽曲をカバーするシーンも放映され、視聴者の関心を集めた。累積ストリーミング数は245,294,979回を記録し、発売から2年経った今でも、週間デジタルチャート50位圏内にとどまるなど、凄まじい人気を見せている。4位:アダム・レヴィーン「Lost Stars」/映画「はじまりのうた」全世界でヒットした映画「はじまりのうた」のOSTが韓国人が最も愛する映画音楽としてランクイン。Maroon 5のボーカルで、シンガーソングライターとしても活躍するアダム・レヴィーンが歌うこの楽曲は、累積ストリーミング数182,988,752回を記録し、大ヒットとなった。「はじまりのうた」は韓国で2014年に上映されてから346万人の観客を動員し、再上映まで行われるほどの人気を博した。共感を呼び起こすストーリーと希望のメッセージ、美しいOSTが合わさって、韓国でも長年愛されている。5位:ポール・キム「さようなら」/ドラマ「ホテルデルーナ」IUとヨ・ジングが出演し、2019年7月13日から9月1日まで放送されたtvN「ホテルデルーナ」のOSTであるこの楽曲は、繊細なピアノのメロディに、ポール・キムの歌声が神秘的なハーモニーを生み出し、悲しみを含んだ歌詞の中でも温かさを表現している。累積ストリーミング数は181,105,147回を記録し、発売から2年経った現在もデジタルチャート100位圏内にとどまっている。他にも「ホテルデルーナ」のOSTには、ポール・キムのみならず少女時代のテヨン、I.O.I出身キム・チョンハ、Red Velvet、Heizeなどが参加している。6位:チョン・スンファン「君だったなら」/ドラマ「また!?オ・ヘヨン~僕が愛した未来(ジカン)~」神話(SHINHWA)のエリック、ソ・ヒョンジンらが出演し、2016年5月2日から6月28日までtvNで放送された「また!?オ・ヘヨン~僕が愛した未来(ジカン)~」のOSTであるこの楽曲。「太陽の末裔」のOSTであるGUMMYの「You Are My Everything」やLYnの「With You」を編曲したチーム1601が作曲した。簡潔で高級感のあるギターの旋律と洗練されたリズムなどを使った完成度の高いサウンドに、チョン・スンファンの訴えかけるような濃厚な歌声が合わさったウェルメイドバラード曲だ。主人公4人の絶妙なラブストーリーが進む中、相次いでねじれる彼らの心を「僕が君だったら、ただ君を愛するはずなのに」「みんな恋をすると幸せになると言うけれど、誰がそんなことを言うんだ」などの歌詞で表現している。累積ストリーミング数は180,717,501回を記録し、当時ドラマも最高視聴率は10%を超えるなど、作品と共にOSTも多くの視聴者に愛された。7位:チョ・ジョンソク「アロハ」/ドラマ「賢い医師生活」チョ・ジョンソク、チョン・ミド、ユ・ヨンソク、チョン・ギョンホ、キム・デミョンらが出演し、2020年3月12日から5月28日まで放送されたtvN「賢い医師生活」。劇中、学生時代に5人でカラオケに行った時の回想シーンで披露されたこの楽曲は、2001年にリリースされた男女混成グループCOOLの代表曲で、チョ・ジョンソクの甘い歌声と明るい魅力でカバーされ話題を集めた。累積ストリーミング数は155,289,649回を記録し、「第35回ゴールデンディスクアワード」「第30回ソウル歌謡大賞」のOST部門で受賞するなど大きく愛された。また、チョ・ジョンソク「アロハ」の他にも、チョン・ミド「愛するってわかってた」、Red Velvet ジョイ「いい人がいたら紹介して」などもヒットし、ドラマの影響力を見せつけた。8位:CRUSH「Beautiful」/ドラマ「トッケビ~君がくれた愛おしい日々~」Aileeに続き「トッケビ」から2曲目のランクインとなったこの楽曲は、韓国音楽界で欠かせない存在として愛されているCRUSHを代表するOST。別れた恋人との美しい日々を思い浮かべながら、戻ってきてほしいと願う歌詞が静かなピアノの旋律と合わさった同曲。劇中でキム・シンとウンタクが登場するシーンと重なることにより、切なさを一層引き上げ、視聴者の没入度を高めた。累積ストリーミング数は149,694,591回を記録。放送終了から5年が経った今でも変わらず愛され、歌手やアイドル、俳優も続々カバーするなど、人気を博している。CRUSHは「トッケビ」の他にも「愛の不時着」や「梨泰院クラス」のOSTにも参加した。9位:B1A4 サンドゥル「酒気を借りて」/ウェブ漫画「趣向狙撃の彼女」2018年4月から連載されているkakaoウェブ漫画「趣向狙撃の彼女」のコラボレーションプロジェクトのトップバッターとして、2020年7月にリリース。インディーズ歌手のイ・ミニョクが2015年に発売した楽曲を、サンドゥルの甘い歌声でラブリーにカバーした。「趣向狙撃の彼女」はRoseong作家の作品で、入学初日に一目惚れしたホチャン先輩とのロマンスを期待しているヘダムと、密かにビューティーYouTuberアースとして活動しているチャンヨルの秘密めいた同居ライフを描いたウェブ漫画だ。累積ストリーミング数は143,931,071回を記録し、映画やドラマではなくウェブ漫画のOSTが異例のヒットを果たし、新たな可能性を見せつけた。サンドゥルの他にもMONSTA Xのミニョクやショヌ、SUPER JUNIORのキュヒョン、EXOのチャンヨルなどが参加している。10位:イ・ジョク「心配しないで、あなた」/ドラマ「応答せよ1988」パク・ボゴム、Girl's Dayのヘリ、リュ・ジュンヨルらが出演し、2015年11月6日から2016年1月16日まで放送されたtvN「応答せよ1988」のOST。2004年に発売されたチョン・イングォンの同名の楽曲をイ・ジョクが編曲し、ドラマの背景でもある1980年代の温かい感性で再解釈された楽曲だ。累積ストリーミング数は139,674,393回を記録し、「2016 MAMA」ベストOST賞を受賞するなど、ドラマと共に大きく愛された。

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  • Netflixで世界的に注目も!「ヴィンチェンツォ」から「海街チャチャチャ」まで、2021年tvNドラマは大ヒット続々【2021年韓国ドラマ決算】

    Netflixで世界的に注目も!「ヴィンチェンツォ」から「海街チャチャチャ」まで、2021年tvNドラマは大ヒット続々【2021年韓国ドラマ決算】

    2021年、OTTが猛威を振るう中でも、ドラマ王国tvNはプライドを守った。さまざまなジャンルを披露して話題を呼び、コンテンツ競争力を証明した。韓国で今年放送された「ヴィンチェンツォ」は、視聴率と作品性の両方で評価された。繊細さと楽しさ、感動を絶妙に盛り込んだ「賢い医師生活」は、シーズン2も視聴者の心を掴んだ。「海街チャチャチャ」は、女優シン・ミナとキム・ソンホのケミストリー(相手との相性)を中心に、原作とは異なる楽しさを引き出した。その一方で、「ホームタウン」「ザ・ロード:1の悲劇」など、演技派俳優たちを打ち出した作品は、比較的低い関心の中で終了した。脚本家キム・ウニの新作だった「智異山」は、高い視聴率にもかかわらず評価が分かれた。◆ダークヒーローが届けるカタルシス「ヴィンチェンツォ」&女性たちが活躍する「Mine」2021年、tvNを最も輝かせた作品は「ヴィンチェンツォ」だ。「ヴィンチェンツォ」は、組織の裏切りにより韓国に来ることになったマフィアの弁護士が、ベテランの冷血弁護士に出会い、悪党のやり方で悪党に立ち向かう物語を描いたドラマだ。地上波を含む全チャンネル同時間帯視聴率1位の記録に続いて、最終話の視聴率は14.6%(以下、ニールセン・コリアの全国有料世帯基準)を記録して、tvNドラマの視聴率を牽引した。 悪党よりも悪党のようなダークヒーローに変身したソン・ジュンギの熱演に後押しされ、「ヴィンチェンツォ」は視聴率と話題性を同時に確保した。中国産ビビンバの間接広告議論が浮上したこともあったが、勧善懲悪、善と悪の対比など、典型的な復讐劇の設定から抜け出して、悪党の手で正義を実現していく過程は、視聴者に痛快な楽しさを与えた。ここにいわゆるクム家ファミリーと呼ばれる個性溢れる実力派俳優たちの好演が楽しさを倍増させた。同作は10月、「ソウルドラマアワード」で韓流ドラマ最優秀作品賞を受賞して、作品性も認められた。2017年「品位のある彼女」を披露したぺク・ミギョン脚本家の新作だった「Mine」は、イ・ボヨンとキム・ソヒョンのウォーマンス(女同士の友情)を披露し、最高視聴率10.5%で終了した。よくある不倫の話だと思われていた「Mine」は、家族からいつも部外者扱いされていた嫁たちが連帯して願いを叶え、女性たちが力を合わせて夫を罰する様子を繊細に描き、最後まで緊張感を失わなかった。◆「賢い医師生活2」&「海街チャチャチャ」ロマンスも癒やしもあった優しいドラマ昨年上半期のtvN最高のヒット作だった「賢い医師生活」は、シーズン2でも初放送から最終話まで10%台の視聴率を保ち、高い話題性を証明した。従来の医療ドラマと違って、医師、看護師、患者など、病院を構成する人々の人生を扱った「賢い医師生活2」は、いわゆる99ズと呼ばれるイ・イクジュン(チョ・ジョンソク)、アン・ジョンウォン(ユ・ヨンソク)、キム・ジュンワン(チョン・ギョンホ)、ヤン・ソクヒョン(キム・デミョン)、チェ・ソンファ(チョン・ミド)の友情、親子の愛、生と死が与えるどっしりとした響きなどで視聴者に感動を与えた。ここにシーズン1では実現しなかった各カップルの恋愛ストーリーまで完成させ、ハッピーエンドでシーズン2を終了した。「海街チャチャチャ」は、刺激的なドラマが多い中、それとは異なる魅力で視聴者の注目を集めた。「海街チャチャチャ」は、2004年に公開されたキム・ジュヒョクさんとオム・ジョンファ主演の映画「どこかで誰かに何かあれば間違いなく現れるMr.ホン」をリメイクした作品だ。ラブコメディクイーンのシン・ミナと「スタートアップ」で人気俳優となったキム・ソンホの共演で、放送前から期待を集めた。「海街チャチャチャ」は、現実主義の歯科医ユン・ヘジン(シン・ミナ)と 、万能ニートのホン班長(キム・ソンホ)が、お互いの傷を癒やして1つになっていく過程を説得力ある形で描き、2人が描く可愛らしいロマンスがときめきを与えた。ここに情の厚いコンジン村の人々の話まで加えられ、ヒーリングドラマとして好評を得た。◆「智異山」は高視聴率も作品性の評価は分かれる最近放送が終了した「智異山」は、評価が分かれた。tvN「シグナル」、Netflix「キングダム」シリーズをヒットさせた脚本家キン・ウニの新作で、tvN「ミスター・サンシャイン」「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」などを演出したイ・ウンボク監督の出会いに、チョン・ジヒョン&チュ・ジフンが主演を務めた「智異山」は、放送前から下半期最大の期待作に挙げられていた。期待を証明するかのように、初回で9.1%という高い視聴率を見せたが、それ以上視聴率を伸ばすことができず、平均7~8%台の視聴率にとどまった。この数値が決して低いとはいえないが、トップ俳優や監督の作品であることを考えると、視聴率が低いという声もあった。また「智異山」は、300億ウォン(約30億円)の制作費に比べて、完成度においても、展開に似合わないBGM、突飛なPPLなどに批判の声があった。さらにハッピーエンドにもかかわらず、ストーリー展開についても指摘する声があった。

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  • 韓国ドラマのキャストかぶりも楽しい!「賢い医師生活」「刑務所のルールブック」「ラケット少年団」に共通するヒューマンドラマの真髄 ― Vol.2

    韓国ドラマのキャストかぶりも楽しい!「賢い医師生活」「刑務所のルールブック」「ラケット少年団」に共通するヒューマンドラマの真髄 ― Vol.2

    1999年に医大に入学した20年来の友人である医師5人の日常を描いたドラマ「賢い医師生活」。一般的な医療ドラマとは違い、医師たちのケミストリーを中心に描かれたストーリーが新鮮で多くのファンをつかみ、今年6月から待望のシーズン2がスタート。9月16日には感動の最終回を迎えた。そこで、多くの人々の心をつかんだ「賢い医師生活」について、韓流ライター2名とKstyle編集長の計3名による対談を実施。後編では、「賢い医師生活」と、関連する作品「刑務所のルーフブック」「ラケット少年団」編をお届けする。日本でもロス続出「賢い医師生活」の魅力を語り尽くす!感動より共感してほしいリアルだけどファンタジーな青春ドラマ ― Vol.1高山:「刑務所のルールブック」は「賢いシリーズ」の第1作目、そして「ラケット少年団」は「刑務所のルールブック」の脚本家チョン・ボフン作家の作品ということで、vol.2のテーマにしました。まず「刑務所のルールブック」の魅力はどんなところだと思いますか?安部:刑務所のシーンが大半を占めていて、閉塞された空間だけに、見ている私も彼らと一緒に過ごしているような感覚に陥りました。ほとんどの時間を同房のメンバーと過ごしていて、その独特な絆がおもしろかったし、個性満点のキャラクターたちにも愛着を持ちました。同房に入ってくる受刑者もいれば、出所する受刑者もいて、刑務所ならではの人間模様が興味深ったです。高山:やっぱり「賢い医師生活」に通ずるものがありますよね。刑務所の中なので悪人が出てくるのはもちろんなんですが、主人公ジェヒョク(パク・ヘス)の周りには理由があって罪を犯したとか、冤罪だったり、悪人でも改心したりと、根っからの悪人がいないんですよ。一方では、超極悪人も出てきて、善と悪の対比の魅せ方がうまいなと思いました。野田:刑務所を舞台にしたヒューマンドラマだから、人間の表裏を見せるのにうってつけだったのかもしれません。前提に罪を犯した悪人というのがあって、でも1枚1枚彼らの外側をめくっていくと、意外な過去が明かされてきたり、実は冤罪だったりとか、ギャップの効果がありました。例えば、一番強面なミンチョル(チェ・ムソン)が一番優しい人だったりとか。受刑者のおじさんたちにそれぞれ特技があるのもおもしろかった。高山:ミンチョルはすっかり丸くなっていたのに、ドンホ(アン・チャンファン)が移管されて同房に入って来たときは、怖いところを見せて「おおっ」ってなりました。 いい俳優たちを続々と発掘「刑務所のルールブック」高山:印象に残っているエピソードや好きなキャラは? 私はポプチャ役のキム・ソンチョルの大ファンになりました。安部:キム・ソンチョルはすごいイケメンってわけじゃないんだけど、このドラマで一気に名をあげて一気に主役級の俳優に躍り出ましたもんね。ドラマ「風が吹く」(※1)では、映画制作会社の代表で、エリートでロマンスもあって、受刑者から大出世したな~って(笑)。それだけポプチャという役がインパクトあったし、彼のイメージとも合っていたから人気が出たのでしょうね。高山:しかも一度消えたのに、また登場して、ジェヒョクに恩返しする展開がうまかった。「また出てきた~」ってテンション上がりました。安部:このドラマ、冒頭が過剰防衛とか裁判とか、ちょっと重い感じで始まるから、そこで一回挫折しかけたんですよ。でも、ポプチャの登場シーンからがぜんおもしろくなりました。戸惑うばかりのジェヒョクに刑務所のルールブック的な役割を果たすのがポプチャでしたからね。実は最初、ジェヒョクにお母さん手術費の話をした時は、だましてるのかとも思ったのですが、違った。野田:移管されるときにジェヒョクに「人生で誰かに助けてもらったことがなかった」って嗚咽するシーンには感動しました。わたしも序盤がちょっと入り込みづらかったのですが、ミンチョルたちが脱獄計画を立てているように見せて、実はというシーンから、面白い! と見る目が変わってきました。ジェヒョク自身も、ぼーっとしているようで、裏ではしっかり機知に富んだ行動をとっていたり。安部:ドンホ(アン・チャンファン)も印象的でした。ジェヒョクを殺そうと焼却炉に火をつけたのには、そこまで悪人とは思わなかったからビックリしましたが、ジェヒョクが子分気質で忠誠心が高いことを見抜いて味方にする展開はよかったです。高山:同房の仲間がジェヒョクを守ろうとチェーンソーとかを持ってアベンジャーズみたく現れるのもおもしろかった。安部:ドンホの存在でいかにジェヒョクが仲間から愛されてるのかがわかりましたよね。最初は野球界のスーパースターだから周囲から一目置かれていたジェヒョクですけど、だんだんと本来の実直さで周囲の人を味方につけていくんですよね。ドンホすらも変えた。野田:ドンホの改心はすごくよかったです。一方、作業班長のヨム(チュ・ソクテ)は、ずっと悪事を続けていてイライラしたんですけど、最後は無期懲役のおじさんが敵をとってくれて、ジェヒョクの手を汚さずに懲らしめられたのがスカッとしました。高山:刑務官のペン部長(チョン・ウンイン)もよかったですね。安部:チョン・ウンインは悪役をたくさんやっているから、今回も口は悪いし、パワハラの嫌な奴かと思いきや、実は人情に厚い刑務官だった。むしろイイ役のイメージが強いソン・ドンイルが悪徳刑務官だったという。野田:そうそう(笑)。キャストの使い方も、あえて変化球にこだわっていましたよね。ソン・ドンイルは、応答せよ&賢いシリーズの全作品で皆勤賞ですが、ここまできたら、何がなんでも出演してもらおうという監督の執念を感じます(笑)。個人的にツボだったエピソードが、ジェヒョクの顧問弁護士役をユ・ジェミョンがやっていて、ジュノ(チョン・ギョンホ)がジェヒョクに「弁護士のオルシン(年配の人を敬う呼び方)に任せるんだろう? 大丈夫か?」って言うシーンがあるんですけど、そこでジェヒョクが「オルシンじゃないよ。73年生まれだ」っていって、ピョーンみたいな効果音が流れるんです。ユ・ジェミョンが年齢よりも老けて見えるのをギャグにしているんですよね(笑)。それを見て「あ~、韓国人もみんな老けているって思ってたんだ」ってわかって。「梨泰院クラス」では特殊メイクでオルシン役をやったけど、彼を初めて見る日本人はまさか40代とは想像もしなかったでしょうから。高山&安部:(笑)。高山:唯一モヤモヤが残るのは、ハニャン(イ・キュヒョン)ですね。安部:あれはね~。ハニャンは大人気キャラだったから余計にですよね。フニャフニャな時とシャキッとした時のギャップとか、ユ大尉(チョン・ヘイン)との小競り合いとか、いつもジェヒョクの膝枕で寝ていたりとか、笑えるシーンはハニャンが中心でした。家族そろって出所を待っていたのに、あの結末はたしかにキツかった。でも、やはり刑務所を美化しすぎないとか、薬物中毒の恐ろしさを描くためには必要なシーンだったのかもしれませんね。野田:捕まった後のシーンが描かれていないのも、余計にモヤモヤしました。ユ大尉も明らかな冤罪だとわかってからも再審まで時間がかかって、冤罪の重さや制度についても考えさせられました。あの権力者の息子、憎たらしかったな~。高山:イ・サンイですよね。ドラマ「椿の花の咲く頃」(※2)では、ピルグ(キム・ガンフン)の野球部の監督役で好青年って感じだったから、ギャップに驚きました。幅広い演技ができる俳優さんですね。安部:シン・ウォンホ作品をきっかけに売れた人が本当に多いですよね。印象に残るキャラクターをもらって、いい演技をしているから、次につながるんでしょうね。ネームバリュー関係なくいい俳優を発掘してくるのがすごい~。 子役たちの将来に期待「ラケット少年団」高山:では次にチョン・ボフン作家の「ラケット少年団」ですが、この作品の魅力は?安部:なんといっても「刑務所のルールブック」のキャストがカメオでたくさん出ることですが、それは後でじっくり語るとして(笑)、まずは主人公ヘガン役のタン・ジュンサンくんの演技が自然でうますぎる!! ドラマ「ムーブ・トゥ・ヘブン:私は遺品整理士です」(※3)があまりにもよくてファンになって、その勢いで見始めたら180度違う熱血少年役で、またまたハマりました。「愛の不時着」の第5中隊の末っ子ウンドンから、一気に主演2作ですよ。すごい!!野田:同じくわたしも「ムーブ・トゥ・ヘブン」でタン・ジュンサンの純朴な魅力にどっぷりハマって、ロスのあまり見始めたのが「ラケット少年団」。同じ子? っていうくらい、雰囲気が違って、本当に演技がうまいんだなと思いました。高山:私はヘガンのお父さん役のキム・サンギョンがよかったな。ドラマ「王になった男」(※4)とかのシリアスなイメージが強かったので、のらりくらりとし感じのキャラを演じたのが新鮮でした。安部:「刑務所のルールブック」みたいな劇的な展開はないけれど、都会から来たヘガン親子たちとラケット少年たちと村の人々の交流とか、ほっこりして、ホロっと泣ける。道徳の教科書みたいに、親子そろって見て学べるようなドラマですね。野田:「賢い部活生活」みたいな(笑)。安部:本当にそれ!! ヘガン以外の子役たちも、みんなかわいくて将来が楽しみなんですよ。野田:「椿の花咲く頃」のピルグくん(キム・ガンフン)が大きくなっちゃって。安部:そうそう。ガンフンくんの演技、この作品でも光ってました。ユンダム役のソン・サンヨンくんも子役の経歴が長いし、ウチャン役のチェ・ヒョンウクくんはドラマ「復讐代行人~模範タクシー~」(※5)で不良学生役がとても印象的でした。ソンイル役のキム・ミンギ君はドラマ「女神降臨」(※6)でヒロインの弟役で注目されて、ハンソル役のイ・ジウォンちゃんはドラマ「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」(※7)とドラマ「悪霊狩猟団: カウンターズ」(※8)で大活躍。そしてセユン役のイ・ジェインちゃんも子役歴が長いのだけど、私はこのドラマで初めて知ったな~と思っていたら「賢い医師生活」のシーズン1を見返したら「あれ~、セユンちゃんじゃん」って発見。ソン看護師の動画を撮っていた娘のソミ役で出ていたんです。 役者たちのかぶりも楽しい!「刑務所」「医師生活」「ラケット」高山:では、この流れでカメオ出演の話題にいきましょうか。Netflixで新しいドラマがどんどん配信されるようになってから韓国ドラマが身近になって「この人、こっちにも出てる」みたいなのをたくさん見つけられるようになって、そういうのも新しい楽しみ方なのかなって思います。特に「賢い医師生活」ファンにとっては、「刑務所のルールブック」と「ラケット少年団」のキャストかぶりは楽しくてたまらない。安部:シン・ウォンホ監督のドラマにカメオが多いのは主人公だけではなく、いろいろな人物のエピソードを色濃く描くからでしょうね。登場人物の多いわりに、ひとりひとりが印象に残るんですよ。高山:たしかに普通のドラマだと主人公周りのキャストだけで話が進むけど、「賢いシリーズ」は患者や受刑者とかたくさんの人が出てきて、それぞれにドラマがありますもんね。安部:高山さんは「刑務所のルールブック」の嫌味なナ刑務官(パク・ヒョンス)が「賢い医師生活」でソッキョンの母(ムン・ヒギョン)の弁護士役で出てきてテンションあがってましたよね(笑)高山:ソッキョン母に「彼女いるの?」と聞かれて「います。刑務官です」って答えたのがツボでした(笑)。安部:ただのカメオではなく、ちゃんと必要な役として登場するのもいいんですよね。これまでのカメオというと話題作りの要素が強かったけど、ちゃんと役柄として出てくるから余計にツボりますよね。高山:VIP患者のお兄さん役でハニャンことイ・キュヒョンが出てきて、ソンファに「昔からの友人が特別な人になることもある」と話すシーンも、その後のソンファの心境に変化を与える、何気に重要な役でしたもんね。野田:「一緒にいるだけでうれしい、先生にもそんな人がいますか?」って聞かれて、ふと視線をあげると、イクチュンがいた~! っていうオマケつきの演出が、また最高でした(笑)。ついでに「刑務所のルールブック」でハニャンの恋人役だったキム・ジュンハンは、「賢い医師生活」でソンファ先生に片想い中。安部:私は「ラケット少年団」に、「刑務所のルールブック」のジャン・バルジャンことカン・スンユン(WINNER)が、後半重要な役で出てきたのが胸アツでした。その直後、クォン・ユリ(少女時代)も登場して、それも実は「ラケット少年団」のチョ・ヨングァン監督が手掛けた「被告人」(※9)つながりでした。高山:重要なシーンではないけど「賢い医師生活」の卓球大会のシーンでユ・ジェミョンが出てきたのには笑った(笑)。安部:ダブルスのルールを知らなくて、得意げにひとりで打ちまくってね(笑)。高山:使い方が贅沢すぎる。野田:キム・ソニョンとチェ・ムソンが「恋のスケッチ~応答せよ1988」(※10)の夫婦設定で入院患者として出てきたのも話題になりましたね。キム・ソンギョンもジョンファンの兄の牧師役で出てきましたし。「応答せよ1994」(※11)つながりでもありますね。安部:4人とも「応答せよシリーズ」で有名になったので、売れっ子になってもスケジュールを調整して出演したんでしょうね。それだけ愛着のある作品で、恩義もあるってことなのでしょう。「応答せよ1994」で愛されたAraも、イクチュンの元カノの女優役で登場しましたし。高山:他に「賢い医師生活」のカメオで印象的だったのは? 安部:息子が手術した後に出血が止まらなくてジュンワンが両親に「覚悟を決めるように」と話したときに、母親が肌着を息子の上に乗せるシーンがあったじゃないですか。あのお母さん役のチャ・ミギョンが「ラケット少年団」では、ヘガンたちをかわいがるおばあちゃん役をやっていました。実年齢は56歳なのに、特殊メイクでおばあちゃんに見せていたんですよね。高山:あの息子はドラマの中で一番の奇跡の生還でしたよね。普通の医療ドラマなら丸1話使ってもいいレベルの話なのに、あんなにさらっと描くのもすごいです(笑)私は「刑務所のルールブック」でハニャンの母役だったヨム・ヘランが冒頭で子供を亡くす母親役で出たのも印象的でした。それとドンホはイクチュンの学生時代のライバルであしながおじさんの支援を受ける地方の医者役で声だけ出演していました。野田:そうなんですね。声だけじゃわからないな~。あの坊主頭で出てくれないと。ヨム・ヘランは、最近、韓国ドラマの脇役率が急上昇中ですね。安部:ドンホ役のアン・チャンファンは「熱血司祭」(※12)で早口言葉を言わされるタイ人役をやっていて、最初は本当にタイ人かと思っていました(笑)。野田:あー!! 気が付かなかった。どっかで見たと思ったら。しかし、しれっと、いやらしくなくカメオが出てくるのがいいですよね。高山:でも、モネとマネのお父さん役のナ・ヨンソクPD(※13)の登場シーンだけは、いやらしかった(笑)。野田:あれは、わざといやらしく入れていましたね(笑)。ナ・ヨンソクPDはシン・ウォンホ監督と仲良しなので、いつも「俺もドラマに出させてよ」って言っているそうです(笑)。安部:コ博士(チョン・ミンソン)は肝臓移植を必要とする患者役で登場しましたね。家族が妻にドナーになれと圧力をかけるけど、夫は妻をいたわるってシーンで。肌を黒くメイクして。手術後、良くなったら少し白くなっていて、芸が細かいなって(笑)。高山:コ博士は「ラケット少年団」では主要キャストでしたけど、最終回では、まさかのハニャンと再会!! 一応、コ博士とハニャンだとは明確にはわからないのだけど、匂わせるセリフがあってファンは歓喜でした。安部:ハニャンは「刑務所のルールブック」の最期がつらかっただけに、匂わせでも幸せそうなその後の姿が見れて本当にテンションあがりました。野田:しかも、あの恋人の存在も匂わせていましたよね。もう完全にルールブック。高山:私の大好きなキム・ソンチョルも「賢い医師生活」でジュンワンの患者役で出たし、「ラケット少年団」ではいい人なのか悪人なのか惑わせる役がうまかった。パク・ヘスもキム・サンギョンと同期のバトミントンコーチ役で出ていたし。「刑務所のルールブック」ファンは「ラケット少年団」も見なければ!! です。 世界的ヒットで韓国ドラマに変化「今後もエンタメ界を盛り上げてくれる」高山:では、最後にこれからの韓国ドラマの展望で対談を締めましょうか。安部:Netflixの普及で韓国ドラマの世界に与える影響が大きくなったのもあって、クオリティがあがっていますよね。おもしろい作品がどんどん出て来てる。野田:以前、シン・ウォンホ監督が、自分は「ミセン-未生-」や「シグナル」(※14)「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」のキム・ウォンソク監督、「夫婦の世界」(※15)のモ・ワニル監督、「雲が描いた月明り」(※16)や「梨泰院クラス」のキム・ソンユン監督とKBSの入社同期なんだ、と誇らしげに語っていました。90年代に大学生活を送った40代ということで、医師生活の99ズとまさに同年代。やりたいことをカタチにできる力を蓄えて、次々と大ヒット作を送り出しているこの世代の制作者たちが、責任のある立場にいるわけですから、今後もエンタメ界を大いに盛り上げてくれると期待しています。安部:韓国ドラマは世界を市場にしているだけあって、お金もかかっているし、どんどん名作が出てくるから、昔ならヒットしそうな作品でも数話見てイマイチだと、すぐに他に移られてしまう。K-POPもそうなんですけど、競争が激化していますよね。おもしろい作品が埋もれてしまうはもったいないから、これからもおすすめの作品に出会ったらこうやって発信していくことがライターをしている私たちの役目かなと思います。日本でもロス続出「賢い医師生活」の魅力を語り尽くす!感動より共感してほしいリアルだけどファンタジーな青春ドラマ ― Vol.1(※1)ドラマ「風が吹く」JTBC 2019年 出演:キム・ハヌル、カム・ウソン、キム・ソンチョル(※2)ドラマ「椿の花咲く頃」KBS 2019年 出演:コン・ヒョジン、カン・ハヌル、キム・ジソク(※3)ドラマ「ムーブ・トゥ・ヘブン:私は遺品整理士です」Netflix 2021年 出演:イ・ジェフン、タン・ジュンサン、チ・ジニ(※4)ドラマ「王になった男」tvN 2019年 出演:ヨ・ジング、キム・サンギョン、イ・セヨン(※5)ドラマ「復讐代行人~模範タクシー~」SBS 2021年 出演:イ・ジェフン、イ・ソム、キム・ウィソン(※6)ドラマ「女神降臨」tvN 2020年 出演:ムン・ガヨン、チャウヌ(ASTRO)、ファン・イニョプ(※7)ドラマ「SKYキャッスル~上流階級の妻たち」JTBC 2018年 出演:キム・ソヒョン、ヨム・ジョンア、イ・テラン(※8)ドラマ「悪霊狩猟団:カウンターズ」OCN 2020年 出演:チョ・ビョンギュ、ユ・ジュンサン、キム・セジョン(※9)ドラマ「被告人」SBS 2017年 出演:チソン、オム・ギジュン、クォン・ユリ(※10)ドラマ「恋のスケッチ~応答せよ1988~」tvN 2015年 出演:ヘリ、リュ・ジョンヨル、パク・ボゴム(※11)ドラマ「応答せよ1994」tvN 2013年 出演:Ara、ジョンウ、ユ・ヨンソク(※12)ドラマ「熱血司祭」SBS 2019年 出演:キム・ナムギル、キム・ソンギュン、イ・ハニ(※13)ナ・ヨンソクPD「1泊2日」、「三食ごはん」、「新西遊記」、「ユン食堂」などの人気バラエティを生み出しだた人気プロデューサー。1976年生まれ。(※14)ドラマ「シグナル」tvN 2016年 出演:イ・ジェフン、チョ・ジヌン、キム・ヘス(※15)ドラマ「夫婦の世界」JTBC 2020年 出演:キム・ヒエ、パク・ヘジュン、ハン・ソヒ(※16)ドラマ「雲が描いた月明り」KBS 2016年 出演:パク・ボゴム、キム・ユジョン、ジニョン(元B1A4)文:安部裕子■プロフィール(あいうえお順)安部裕子(あべゆうこ)韓国エンターテインメントライター。生活総合情報サイトAll About韓国ドラマガイド。97年に韓国ドラマの面白さに目覚め、これまでに約2000作品もの韓国ドラマを視聴。執筆業を中心にコメンテーター、韓流ロケ地ツアーのアドバイザーなども行う。著書「韓国テレビドラマ辞典」「韓国~ドラマと映画、心のふるさと」。野田智代(のだともよ)韓流誌編集者。stand.fm「韓LOVEステーション」パーソナリティ。90年代の韓国留学経験を活かし、TVガイド誌からカルチャー誌まで、さまざまな韓国情報誌を担当。現在は韓流ファンの想い出を1冊にまとめる「韓流自分史・メモリアルブック」制作サービスを展開中。Kstyle編集長 高山(たかやま)2011年のWebサイト立ち上げから携わり、数々のアーティスト、俳優にインタビューを実施。Kstyleを中心にインタビューやコラム、LINE LIVE、YouTubeコンテンツを企画。10年以上韓国エンターテインメントに携わる。

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