優しい嘘
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「密会」真剣な青年ユ・アイン vs 「優しい嘘」爆笑を誘うユ・アイン…魅力的なギャップで“個性”を見せる
俳優ユ・アインがお茶の間ではドラマ「密会」のソンジェとして、スクリーンでは映画「優しい嘘」のチュ・サンバクとして、正反対の魅力を披露している。2本の作品を同時にヒットさせることに成功したユ・アインが、そのギャップで女心を揺さぶっている。現在ユ・アインはJTBC月火ドラマ「密会」(脚本:チョン・ソンジュ、演出:アン・パンソク)で純粋な20代の若き天才ピアニストソンジェ役を演じている。キム・ヒエと19歳の年齢差を乗り越えた激しいラブストーリーを描き、視聴者にときめきや緊張を与えている。「僕が死にたい時にピアノを弾いてと勧めてくださって、僕の心が揺れていることに気付いてくださいました。それは本当に強烈でした。男はああいう時にキスをするんです」「僕は少しあれでした。教授が先生のことを『ヘウォン』と呼び、同じ部屋を使っている」「(後ろから抱きしめた後)ただ弾くだけです。聞いてください」などの台詞からはキム・ヒエへの20代の青年の愛が感じられる。何よりユ・アインの眼差しには息を止めて見守らせる力がある。ピアノを弾く時の集中する姿やキム・ヒエを見つめる眼差しはユ・アインという俳優の存在感をアピールするに十分だ。そんなユ・アインが、「優しい嘘」では笑いを担当している。「密会」の天才青年ソンジェとは正反対の変身だ。髪を伸ばし、センター分けをしているチュ・サンバク(ユ・アイン)は、すべての行動で笑いを誘う。真剣なストーリー展開に、笑いのポイントとして適材適所に登場するユ・アインは、思う存分壊れてくれた。ネズミが怖くて逃げる姿や、代わりに殴ってあげると約束したものの実際には屈辱的に殴られる姿は観客席を爆笑させた。観客動員数150万人突破を目前にしている「優しい嘘」の牽引役として一役買っているとも言える。ユ・アインはこれに先立ち行われた「密会」の記者懇談会で「何もかもみんな同じ方向に向かっているようで残念だ。役者なのに、なぜみんな同じものをしようとするの分からない。役者はアーティストだと思う。みんなそれぞれの個性を持って、各自の分野でトップになればいいと思う」と語った。ユ・アインは誰かを批判したり、無視したりしようとこのような発言をしたわけではなく、俳優として持つべき姿勢であるとブレない信念を語った。何よりも「誰とも比べる必要のない自分だけのカラーがほしい」と望みを語り、ユ・アインが様々な役に挑戦している理由をうかがわせた。真剣な青年ソンジェと爆笑を誘う青年チュ・サンバクのギャップで個性すなわち自身だけのカラーを作り上げているユ・アインの見れば見るほど増す魅力がどこまで続くのか期待が集まっている。恐怖を乗り越え、多彩な演技に挑戦している彼に拍手を送りたい。
「優しい嘘」損益分岐点の観客動員数100万人を突破…ロングランに“青信号”
映画「優しい嘘」(監督:イ・ハン、制作:ユビユフィルム)が観客動員数100万人を突破した。24日、韓国の映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワーク集計によると「優しい嘘」は21~23日の3日間、33万3544人の観客を動員し、週末の興行成績2位を記録した。「優しい嘘」の累積観客数は105万8877人と集計された。韓国で13日に公開された「優しい嘘」は同日公開された「その怪物」に押され、二日連続で2位にとどまったが、公開3日目である15日には口コミ効果もあって1位に浮上した。その後ハリウッドの大作映画「ノア 約束の舟」(監督:ダーレン・アロノフスキー)の勢いに2位に下落したが、着実に観客を動員し、公開2週目の週末に損益分岐点である観客動員数100万人を突破してロングランへの兆しを見せている。「優しい嘘」は何も言わずにこの世を去った14歳の少女チョンジ(キム・ヒャンギ)が隠していた秘密を探っていく母ヒョンスク(キム・ヒエ)と姉マンジ(コ・アソン)、そして友人ファヨン(キム・ユジョン)らと周辺人物のストーリーを描いた作品だ。2011年にキム・ユンソク、ユ・アインの主演映画「ワンドゥギ」で観客動員数530万人を突破するブームを巻き起こしたイ・ハン監督と原作者であるキム・リョリョン作家が再び意気投合し、制作の段階から話題を集めた。同期間「ノア 約束の舟」は95万864人(累積113万3431人)で1位に、「ノンストップ」は11万3149人(累積201万3856人)で3位を記録した。
「優しい嘘」キム・ヒエ“最近の熱い関心?感謝して慎重になっている”
女優キム・ヒエが21年ぶりにスクリーン復帰した。1983年に映画「20年の初日」でデビューし、今年で女優歴31年目だ。今までキム・ヒエは着実にドラマで活動しながら役者として誠実に人生を歩んできた。1992~1993年にMBC「息子と娘」で最高の全盛期を謳歌した彼女は「完全なる愛」「拝啓、ご両親様」「雪の花」「私の男の女」「マイダス」「妻の資格」などに出演し、演技力で信頼を築いてきた。今回出演した映画は「ワンドゥギ」のキム・リョリョン作家の同名ベストセラーをイ・ハン監督が演出した「優しい嘘」だ。何も言わないままこの世を去った14歳の少女チョンジ(キム・ヒャンギ)が隠していた秘密を探して行く母ヒョンスク(キム・ヒエ)と姉のマンジ(コ・ソンア)そして、友人のファヨン(キム・ユジョン)と周囲の人々の話を描いた。「絶望から立ち上がる親子の温かい話だったので、出演を決定」―着実に良い作品を披露してきたが、バラエティ「花よりお姉さん」のおかげか、最近熱い関心を受けている。「ヒーリングキャンプ」への出演もそうだ。キム・ヒエ:10歳の時に大きな関心を受けたことがあり、何の関心も受けなかった時もあったので、また、注目され過ぎるのは恐い。「私の何を見てこうなるんだろう、実際にはそれだけではないのに」と思い、騙しているのではないかと不安になるのも事実だ。特に何もしていないのに好きになって頂いて感謝しているが、何か過ちをしたら嫌われるのではないかと恐れて、同時に慎重になるのが事実だ。―21年ぶりに映画を選択した。ドラマに主に出演してきたので、映画を選択するにおいて慎重になったと思うが。キム・ヒエ:周りでドラマで順調なのに、あそこ(映画界)に行くと、また興行成績についても心配しなければならないのに、なぜそんな冒険をするのかと言う人もいた。しかし、俳優として避け続けるのも卑怯だと思った。成功する時もあれば失敗する時もある。避けたところで果たして逃れられるのだろうか。今回の映画は仕事の環境も良く、親切に接していただいた。これからも呼んでいただけるのであれば引き続き出演したい(笑) 旅行もそうで、何でも挑戦すると人生が豊かになるが、恐くて知っている道だけを歩んで来た面もあると思う。これからも映画に呼んでいただけるのであれば、出演したい。―今までは知的で上品な母のイメージが強かったが、スーパーで働きながら2人の娘を育てる「優しい嘘」の母は、時には気まぐれで、時にはクールでもある。キム・ヒエ:私のキャラクターがどう映されるかよりは、私が道具として映画に参加することが重要だと思うが、この作品は文句のつけどころがなかった。イ・ハン監督が、暗い話の「ワンドゥギ」を温かく面白く説いた方式が気に入った。「優しい嘘」も明るい映画ではないが、選択した理由は監督が「ワンドゥギ」を説いた方式を信じたためだ。監督は人を傷つけられない方だ。感情の底を過ぎた絶望と悲しみから立ち直る親子の温かい話に焦点が当てられていたので出演を決めた。「人並外れた俳優ユ・アイン『密会』で是非共演したかった」―共演したキム・ヒャンギとコ・アソンそしてキム・ユジョンとの相性は?キム・ヒエ:キム・ユジョンは「太陽を抱く月」でとても綺麗だったので会いたかったが、10年前ユジョンが4歳の時に私と洗剤の広告に出演したことがあるそうだ。縁があると思う。顔だけが綺麗なのではなく、演技もとても上手。美しく綺麗な子供の違う姿、その中にある痛みを驚くほど上手く表現した。英語も一生懸命に学んで世界的な俳優になってほしい。キム・ヒャンギは驚くべき感受性を持っている。大人の私も刺激を受け恥ずかしいほどだ。私も撮影現場で瞬間的に集中力を失う時があるが、ヒャンギは集中力がすごい。現場で集中して演技する姿を見て本当にすごいと思った。コ・アソンはすでに「スノーピアサー」を通じて世界的な俳優と共演している。個性があり、最近良く見られる整形美人でもなく、英語も上手でスタイルも良い。彼女はすでに良い俳優としての道が始まっているようだ。―今回の映画で隣人の青年として出演したユ・アインとJTBCドラマ「密会」で再び共演することになった。キム・ヒエ:実は20代の男性俳優たちはかっこいい役やアクションだけを好むと聞いたので「優しい嘘」の失業者の青年役を演じてくれるのか疑問だったが、本当に良かった。この役割は度が過ぎるといけないが、ちょうどよく役を表現してくれた。「密会」の制作会社からユ・アインをキャスティングする時に、彼がアメリカにいて連絡が上手くとれないと言われた。もっと早く知っていたら映画の時に話したが、電話番号も知らなかった。「密会」の中の主人公の男性はとても魅力的で天才的なアーティストなので、ユ・アインに似合いそうだった。だから誰か電話番号を調べて電話をかけてほしいと言われた。「とんでもないことをさせるんだな」と思いながら、電話はかけられずメールを残したら、連絡が来た。話してみたら前向きに検討してみると答えたので私は「逃すと損だよ」と言った。ユ・アインに演じてほしかったので、共演することになって嬉しい。―20代の他の男性俳優と比べてユ・アインの強みは?キム・ヒエ:ユ・アインは並外れている。「優しい嘘」の時は地味な隣人の青年で演技も人間的だったたが、「密会」でとてもアーティスト的な天才の役割に集中すると、またそれもぴったりだった。考えることも人並外れていて、表現力もあの年代であれだけ演じられる俳優が他にいるのだろうかと思うほど上手だ。いじめ問題を題材にした作品「私の子供たちも刺激されてほしい」―「優しい嘘」を見ているといじめ問題が深刻すぎて学校に子供たちを行かせるのが恐くなるほどだ。その問題のせいで、優しく深い考えを持った末っ子のチョンジはこの世を去った。キム・ヒエ:子供たちが学校のことをジャングルみたいと言う。全てにおいて序列がある。勉強のできる順、ルックス順、ゲームの上手い順またすれ違う時に喧嘩を売ったり。それは子供だけの話ではない。社会生活ではさらにひどい。母の話を聞いただけでも、70や80歳の方にとってもこのような関係の問題は人生の一部分であるようだ。私の子供たちは私が出演した作品をほとんど見たことがないが、今回は映画を見に来てと言った。私がこのような話を教えてあげるわけにもいかないし、子供たちが自ら刺激を受けるしかないと思う。家族は最も近いので、疎かになって傷つけるのだと思う。親しいがゆえに余計な言葉まで言ったり、親しいがゆえに無関心になったり。そしてヒャンギのようになることもある。社会の一部分なので誰かは触れる必要があると思い、映画を見て少し影響を受けたらといいと思う。―「優しい嘘」の撮影を終えてから、子供対して接し方が変わったか。キム・ヒエ:映画のストーリーを見ると、今の子供たちがちゃんとご飯を食べて健康に育ってくれるだけでも感謝する。子供たちが小学校に入る前までは、何があっても面倒を見て、愛していると全身で表現したが、今そうすると子供たちは負担に思う。もちろん、私は今も抱きしめたり、キスしたりしたいが、子供たちは嫌がる。子供たちはただ過去の思い出だと考えているようだ。10代では勉強も自分たちでする。ゲームをすることも止められるわけではない。自分でする年齢だ。だけど、私は子供たちの鏡なので一生懸命に暮らしている姿を見せることが一番いいと思う。「自己管理を疎かにするのは心がけが良くない長く活動したい」―女優たちのロールモデルに挙げられたりもする。素敵に年を重ねる秘訣はあるのか。キム・ヒエ:私もいつも広告を撮る時に、今回で終わりかもしれないと不安になる。鏡を見ると白髪もあるし。「今回が最後だな」と思い「今まで苦労をかけた方々に親切にもっと優しくしよう」と心がけて撮影に臨むが、モニタリングすると何の問題もない。カメラが良くなった。本当に驚く(笑) 私はいつも(モデルを)クビになることを考えている。しかし、実は努力してできるだけ長く続けたいと思う。私も一生懸命に働く先輩の方々や先生たちを見ると「あの方々が体調を崩して出られなくなったらどうしよう」と心配する。私の後輩たちのためにも、私も長く活動して領域を広げたほうが良いと思う。外国の有名な、私と同じ年頃の俳優が出ると探して見るが、本当に嬉しく、変わらず素敵な姿を見ることが本当に好きだ。崩れた姿で出てきたら嫌だ。私の生活もあるが、作品活動ができる年代を少し高めたい。―どんな努力をするのか、具体的に話してほしい。キム・ヒエ:いつ、どう、キャスティングのオファーが来るか分からないので、私が活動している間だけは一生懸命に努力する。私は正直、あらゆるアンチエイジングや美容に興味がある。何でもする心構えがある。一生懸命に運動もして食生活も一生懸命に管理している。―どのようにして今まで地道に愛されながら来れたと思うのか。キム・ヒエ:持久力がある。何をしても一生懸命にしようとする。仕事をしない時も体の管理をしっかりするために努力する。仕事をする時は本当に永遠とメイクをするので、管理をしないのは本当に心がけが良くないことだ。私も私の職業のために最善を尽くしながらここまで来た。マンネリにならないように挑戦し続けて、後輩たちに道を開くことのできる先輩になりたい。今までは子供たちが小さかったので仕事をする時も気になったが、これからはもっと自由に仕事をしたいと思う。
キム・ヒエ主演「優しい嘘」週末の興行成績でトップに!
韓国映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークによると、14~16日の週末の映画興行で、女優キム・ヒエ主演の韓国映画「優しい嘘」(原題)が観客数44万7454人(売上高シェア26.6%)でトップに立った。この作品はキム・ヒエの21年ぶりの映画出演が話題となっている。韓国映画が首位となるのは6週ぶり。前週首位だったハリウッド映画「300<スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~」は30万3280人(20.4%)で2位に後退。女優キム・ゴウンと俳優イ・ミンギ主演の韓国映画「その怪物」(原題)は28万7750人(18.3%)で初登場3位となった。
映画「その怪物」2日連続で興行成績1位…「優しい嘘」が猛追撃!
映画「その怪物」が2日連続興行ランキング1位を記録した。15日、韓国の映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワーク集計によると「その怪物」は14日の1日間7万9801人を動員し、累計観客動員数14万9547人と興行ランキング1位を獲得した。これで「その怪物」は公開とともに2日連続トップの座につく快挙を挙げた。しかし2位の「優しい嘘」とは約2000人ほどしか離れておらず、予約率も「優しい嘘」が1位となっており、「その怪物」が引き続き1位を守り続けるかに注目が集まっている。「その怪物」はかけがえのない妹を失った女ボクスン(キム・ゴウン)と連続殺人犯テス(イ・ミンギ)の避けられない対決を描いた作品だ。映画「恋は命がけ」を演出したファン・インホ監督がメガホンをとった。一方「優しい嘘」は14日の1日間7万7537人を動員し、累積観客数14万7799人で2位となり、「300: Rise of an Empire(原題)」は同日6万8137人を動員し、累積観客数109万3784人で3位となった。
「優しい嘘」キム・ユジョン“子役のイメージから無理に抜け出さず、自然に成長していきたい”
キム・ユジョンは「太陽を抱く月」「メイクイーン」「トンイ」「黄金の虹」「欲望の炎」など、多くの人気ドラマで女性主人公の子役を次々と演じてきたスターだ。ほかの人気俳優以上の華麗なフィルモグラフィーを誇っており、優れた演技力でドラマの人気を牽引してきた。キラキラ輝く彼女の瞳は自然と人々を笑顔にさせる。映画「優しい嘘」はそんなキム・ユジョンの新たな一面を見ることができる作品だ。キム・ユジョンはファヨン役を務め、物語をリードする。物語の前半のみに出演する子役ではなく、完全な女優としてのキム・ユジョンを見ることができる。彼女はこの映画を通じてこれまで見せてきた善良なイメージを脱した。有名な子役スターが悪役を演じるということ自体、とても興味深い。もちろん、人々がイメージする典型的な悪役とは違う。キム・ユジョンが演じるファヨンというキャラクターを見たくなるのも当然ではないだろうか。―現在子役と大人の女優の狭間にいるが、子役として作品に臨む時と、作品の最初から最後まで一人のキャラクターを演じる時の姿勢の違いについて話してほしい。キム・ユジョン:子役の時は同じ役を演じる大人の役者がいるのでそのことを考慮しなければなりません。一方、「優しい嘘」のような場合はファヨンというキャラクターを自分一人で作品の最初から最後まで演じるのでファヨンについてより深く考えたり、大胆に表現できます。 ―プレッシャーもそれぞれ違うだろうと思う。キム・ユジョン:子役は撮影期間が短いのでプレッシャーはそれほど大きくありません。大人の役者が物語の大部分を演じ、子役は子供時代を少し見せるだけなので。ただ、物語の最後まで共演できないので撮影が終わる時は寂しいです。物語を最後まで引っ張っていくことはプレッシャーがありますが、自分だけの表現でキャラクターの行動や習慣を作り上げることができるのでその点では気が楽です。一人のキャラクターを完全に演じられるという点も好きです。―そのような観点で、今回の作品はキム・ユジョンが占める割合がとても大きい。誰かの娘ではなく、中心人物だ。作品に取り組む姿勢もいつもと違ったと思うが。キム・ユジョン:そうです。まず、役自体が今まで演じてきた役とは違います。実はこのような役を演じてみたいと前から思っていました。撮影しながら心配になったことは、この映画は現実を見せる映画なのに、もし私がファヨンを誤って表現してしまったら誤解を招くかもしれないということでした。ただの加害者ではなく、ファヨンも悲しいし、辛く寂しいということを表現したかったのです。そのようなことについてたくさん悩みました。 ―今話したことが「優しい嘘」に出演を決めた大きな理由なのか?キム・ユジョン:そうです。それに私は意味のある作品が好きです。観客の方が見た時に新しい感情が芽生えたり、鑑賞後に映画について語り合える作品を好みます。「優しい嘘」はいじめ問題を扱った従来の作品とは少し異なり、集団いじめを受けた子供ではなく周囲の人たちの感情の方が多く描かれています。それが気に入った点です。―原作は読んだのか?キム・ユジョン:実は本の存在を知らなかったのでキャスティングされてから読みました。単純で簡単なストーリーですが、実は難しい話だと思いました。理解はできますが、何だか妙に複雑で難しい印象を受けたのです。これを映画にして上手く表現できるだろうかと疑問に思ったりもしました。―悪役という点も興味深い。実際に映画を見れば典型的な悪役ではないことが分かるが、表面的には悪役に見える。そういった意味で、従来のイメージが強く残っている子役スターキム・ユジョンが悪役を演じるというのは特別なことだと思う。不安はなかったのか?キム・ユジョン:不安はあまりなかったです。今回悪役を演じたからといって今後悪役のオファーしか来ないとは思いません。これまでも善良なキャラクターをたくさん演じてきましたので(笑) それに、ファヨンは表面的には悪役ですが、映画を見れば考えが変わると思います。だからすぐに出演を決めました。―ある意味、本人よりも周囲の人たちの方がもっと心配していたのかもしれない。キム・ユジョン:悪役を演じるなんて考えもしなかったようです。「優しい嘘」に出演することは知っていても悪役を演じることは知らなかったみたいで、試写会の時に「悪役だったの?」とよく言われました(笑)―ファヨンはどんなキャラクターなのか?キム・ユジョン:最初はただの悪い子だと思っていました。でもシナリオを何回も読み監督と話し合いを重ねるうちに、ファヨンは自分でも気づかないうちに悪い子になってしまったキャラクターだということが分かりました。ファヨンは心に傷を負った孤独な子ですが、そんな自分の気持ちを上手く表現できないのです。また、両親にあまり愛されないまま成長したと思います。両親は中華料理店を経営しており、ファヨンは一人っ子だから寂しかっただろうと思いました。だから孤独な感情を隠して明るいふりをしたり、友人によく思われたいタイプの子です。そして、勉強ができるチョンジ(キム・ヒャンギ)に近づきますが、自分でも気づかない間にチョンジと友達との間に壁を作ってしまいます。そう考えると、ファヨンもチョンジも可哀そうだと思いました。―考えてみればファヨンという人物は学校だけでなく、社会でもよくいるタイプだ。みんな人の悪口を簡単に言うじゃないか。だからファヨンは典型的な悪役とは距離がある。しかし、映画に面白味を与えるためには悪役のポジションをある程度守る必要がある。それを意識的に維持し、守ることが非常に重要だったと思う。キム・ユジョン:ファヨンが悪役かどうかが曖昧だったので本当に難しかったです。自分は本気でぶつかっているのに、ほかの人の目には悪いように映るというのはとても難しいと思いました。それでも、とにかくファヨンになりきり、本気で取り組みました。監督もファヨンは誤解されて本当に悔しく、相手に申し訳ないと思っていて心配もしていると話していました。撮影が進む中、どっちなのか混乱する時もよくありましたが、映画を見たある観客の方が「ファヨンを誤解して悪かった」と言ってくれたんです。それを聞いて「成功したんだ」と思いました。また、多くの方が「ファヨンが悪い子なのか、良い子なのか曖昧だ」と言っていましたが、それなら成功だと思います。―普通「曖昧だ」という評価は良くないことなのに、今回の場合はそれが褒め言葉なようだ。キム・ユジョン:そうですね、その通りです(笑)―ファヨンと実際のキム・ユジョンには共通点はあるのか?キム・ユジョン:さあ、分かりません。ファヨンはわざと明るいふりをしますが私はそうではありません。気さくで友人に対して素直です。でもファヨンは友達の前でも気を使って話します。それから、私は3兄弟の末っ子です。だから一人っ子の友人にその気持ちについて聞いてみたり、彼女の行動や生活など観察したりもしました。一人っ子の立場を完璧に理解することはできないため、一人っ子の日常が知りたいと思ったのです。―では、キム・ユジョンはどんなタイプなのか?キム・ユジョン:ストレートなところがあり、飾ることなく話します(笑) 感情表現もはっきりする方です。話す前にもう一度よく考えようとするのですが、よくミスをしてしまいます。だから仲の良い友人から注意するように言われます。映画ではマンジ(コ・アソン)が深く考えずに話すタイプですが、私は彼女に似ています。―友人は多い方なのか?映画ではマンジは無愛想でクールな性格だが友人が多い。キム・ユジョン:友人とは仲良くやる方です。嫌われてはいないと思います(笑) 皆と仲が良いです。でも、母親にも話をしない秘密や悩みまで打ち明けられる友人はあまりいません。それは誰でもそうだと思います。だから今いる友人に優しくしようと改めて思いました。―実年齢と映画での役の年齢が近い。それは強みでもあるが、プレッシャーにもなる可能性もある。キム・ユジョン:年齢が近かったので気が楽でした。子役はみんな仲良くなります。共感できることが多いからです。撮影中も楽しかったですし、今でも連絡しています。だから大変だったことはあまりありませんでした。撮影現場に行くことがまるで学校に遊びに行くような気分でした。特に学校のシーンが多く、毎日制服を着ていたので気が楽でした。―「優しい嘘」は傷がテーマの物語とも言える。人はそれぞれ自分だけの傷を抱き、またその傷を克服していく。キム・ユジョンは心の傷をどのように克服するのか?キム・ユジョン:何もなかったかのように過ごします。たまに怒る時もありますが、時間が過ぎてみれば何でもないようなことだったのに何故あの時怒ったんだろうと後悔することが多いからです。だから何もなかったかのように流そうと努めます。誰かに話すということが一番良い方法だと思うので、友人に本音や大変だったことを打ち明けて解消します。話すことで心の荷が下りたようで気持ちが軽くなります。―キム・ユジョンの学校生活はどうなのか?子役活動が忙しくてまともに学校に行けないと思うが。キム・ユジョン:仕事がない時は学校に通いますし、仕事がある時も出来る限り学校に行こうと努めています。午前中に出席して早退することもあります。今の私の年齢にしか出来ないこともあるので後でやりたくても出来ないですし、今与えられた仕事は出来るだけやろうと努力します。(―しかし、出演が相次いでいるように見えるが) そうでもありません。昨年ドラマに出演したのでそう感じるのかもしれません。ですが、休みの間も撮影がしたくなります。今の年齢にしか出来ない演技がありますし、一度長く休んだら演技の感覚を忘れてしまうのではという不安もあります。だから出来るだけ多くの作品に出演したいです。そして、私にとって学校に行くことは一種の休みのようなものです。授業を受けることが楽しいです。午後の眠くなる時間はそうでもないですが(笑)―少し無茶な質問かもしれないが、勉強と演技のうち、どちらがより難しいか?キム・ユジョン:演技の方が難しいと思います。世の中で一番簡単なことは勉強だという言葉もありますから(笑) でも、それは合っていると思います。気合を入れて勉強すれば出来ることなので。ただ、中学校に入ってからは授業にあまり出席できなくて勉強が難しいと思っています。それでも、撮影の方がもっと大変で難しいです。演技や新しいことを身につけたり、キャラクターを上手く表現することなどは本当に難しいです。ですが面白いです。―子役の生活はどのようなものなのか?キム・ユジョン:自分が大人になった時にどんな風になっているか想像することができます。色んな女優の子役を演じながらこの女優さんと似たところがあるのかな?とかこの女優さんのように成長できるかな?と考えたりします。また、周囲の人が「大きくなったら、この人のようになるだろう」というような話をよくしてくださいます。そんな風に未来の自分の姿に夢を見て、成長したらどんな女優になれるだろうかとよく考えています。また、子役をすることでたくさんの方に愛されることも嬉しいです。―演技を続ける場合、子役から大人の女優に上手く切り替えられるかも重要なポイントだ。キム・ユジョン:それについてはまだ深く考えたことはありません。大人の女優のイメージを得ようと、わざとそのような役や作品を探したくはありません。子役のイメージから抜け出そうと無理をするよりも、自然に成長していきたいです。上手くいくかどうかは分かりませんが、もし自分に負担になるほど突然大人の演技をしたら、きっと皆さんもぎこちなく感じると思います。―それでは女優キム・ユジョンと学生キム・ユジョンの未来をそれぞれ描いてみよう。キム・ユジョン:基本的に自分を上手くコントロールできるように努力しています。今は撮影現場に母と一緒に行っていますが、これからは一人で行かなければならなりません。また、大人になったらお金の管理や人との連絡のやりとり、出演作品の選択など一人で責任を負わなければならないことも多くなります。だから大人になることが少し怖いです。でも、成長した時に慌てなくてもいいように、心を落ち着かせる力をつけようと努力しています。女優キム・ユジョンとしては「本物の女優だ」と言われたいです。顔に女優と書いてあったらいいなと思います(笑) 誰でもできる職業ですが、認められることは決して簡単ではありませんから。それから、傲慢にならないように努めています。学生キム・ユジョンとしては、これから20歳になるまでの期間は大人の自分になるための準備の段階だと思っています。良い人間になれるように自分を整えて準備する時期です。良い習慣を身につけ、素敵な人間に生まれ変わりたいです。
映画「その怪物」「優しい嘘」公開初日に興行成績1・2位に…新しい風を巻き起こす
映画「その怪物」(監督:ファン・インホ、制作:サンサンフィルム)と「優しい嘘」(監督:イ・ハン、制作:ユビユフィルム)が新しい風を巻き起こした。14日、韓国の映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワーク集計によると「その怪物」と「優しい嘘」は公開初日である13日、それぞれ6万7374人、5万4280人の観客を動員し、興行ランキング1、2位を記録した。試写会を含めると、「その怪物」の累計観客動員数は6万9740人、「優しい嘘」の累計観客動員数は7万262人と集計された。これで「その怪物」と「優しい嘘」はハリウッドの超大作映画の人気でしばらく力を見せられていなかった韓国映画のプライドを守り、ヒットに青信号が灯った。イ・ミンギ、キム・ゴウンの衝撃的な演技で関心を集めている「その怪物」は、血も涙もない殺人鬼テスと、彼によって妹を失い、狂ってしまった女ボクスンの果てしない猛烈な追撃を描いた作品だ。「恋は命がけ」(2011)を演出し、「二つの顔の彼女」(2007)、「シシリー2km」(2004)の脚本を手がけたファン・インホ監督がメガホンをとった。映画「優しい嘘」は何も言わずにこの世を去った14歳の少女チョンジ(キム・ヒャンギ)が隠していた秘密を探っていく母ヒョンスク(キム・ヒエ)と姉マンジ(コ・アソン)、そして友人ファヨン(キム・ユジョン)らと周辺人物のストーリーを描いた作品だ。2011年にキム・ユンソク、ユ・アインの主演作映画「ワンドゥギ」で観客動員数530万人を突破するブームを巻き起こしたイ・ハン監督と原作者であるキム・リョリョン作家が再び意気投合し、制作の段階から話題を集めた。6日に公開され、興行成績1位をキープしてきた「300: Rise of an Empire(原題)」は同日4万6543人(累計102万5677人)を動員し、3位となった。「ノンストップ」は2万4722人(累計159万7123人)で4位に、「それでも夜は明ける」は1万66人(累計35万2516人)で5位を記録した。
「優しい嘘」キム・ヒエ“ユ・アインさんの演技を見て刺激をたくさんもらった”
「スポットライト、シャンパン、綺麗な洋服は5分で終わる幸せ」完璧な人生、完璧な幸せは多分存在しないだろうが、少なくとも人々にとって女優キム・ヒエはまさに完璧な人生の主人公そのものだ。40代半ばにもかかわらず、歳月の流れが感じられない美貌、依然として愛されている女優としての人生、賢い妻や二人の子供の母親としての尊敬。しかし、キム・ヒエはこのすべてが「本当のキム・ヒエの幸せではない」と言い切った。韓国で3月13日に公開される映画「優しい嘘」(監督:イ・ハン、制作:ユビユFilm)で21年ぶりにスクリーン復帰を果たすキム・ヒエは4日、取材陣とのインタビューで映画に対する愛情、女優そして人間キム・ヒエとしての人生について率直に語った。「私は人が思うような完璧な幸せを満喫してはいません。記者団の写真撮影に応じて、綺麗な洋服を着て華やかなスポットライトを受けながらシャンパンを片手に持ってパーティーをするでしょう? それは5分で終わるような幸せ。私も家に帰れば子供たちの母親で、夫の妻ですよ。夫の実家に行けば皿洗いは私の担当です。正直、『私はキム・ヒエなのに。外では優遇されてばかりなのに』と思う時もあります。けれど、華やかな照明の中の姿が本当の私の姿だと思った瞬間、不幸が始まるのです。歯止めが効かず、空の上まで飛んでいきそうな自分を落ち着かせ、足を地に付かせようとしなければなりません。女優キム・ヒエと人間キム・ヒエの間でバランスを取ることが必要なのです」(キム・ヒエ)「優しい嘘」は何も言わずこの世を去った14歳の少女チョンジ(キム・ヒャンギ)が隠していた秘密を探っていく母ヒョンスク(キム・ヒエ)と姉マンジ(コ・アソン)、そして友人ファヨン(キム・ユジョン)と周辺人物のストーリーを描いた。「ワンドゥギ」の原作者であるキム・リョリョン作家とイ・ハン監督が再び意気投合した作品である。キム・ヒエはやや違和感があるほどクールで気の強い母ヒョンスク役を務め、愉快でありながらも繊細な演技で観客を虜にする。同映画は大切な人を失った人々が悲しみを克服し、成長していく過程を淡々としたタッチで温かく描いた。その過程を通して誰かに何も考えず発した言葉がナイフや毒にもなる可能性があるというメッセージを届け、自らについて振り返らせる作品である。「言葉による傷は、必ず周りの人が受けるでしょう。家族や友人、兄弟、姉妹など親しい関係であるという理由だけで、大切な人に何も考えず発した言葉が相手の心には傷として残っている場合が多いですよね。何かを忘れてしまうことは、その瞬間は悲しいですが、心の傷にはならないでしょう? 私の場合、言葉で受けた傷は何十年経っても胸に刺さっています」(キム・ヒエ)偶然にもCMを通じて芸能界デビューを果たし、30年以上自身の領域を確実に整えてきたキム・ヒエは、「私は生活のために演技をする役者だ。正直、生活のためではないという人がいるのだろうか。お金は無関係だという人がいたら手を挙げてほしい。ご両親がみんな財閥なわけはないだろう。生活のためという言葉がなぜ恥ずかしいのか理由が分からない。自分がよくできる仕事でお金を稼ぐことができれば、幸せなことではないだろうか」と特有の堂々とした一面を見せた。以下はキム・ヒエとの一問一答である。―出演する前から原作者キム・リョリョン脚本家のファンであると聞いた。キム・ヒエ:「ワンドゥギ」を映画で先に見て、「優しい嘘」の小説を読んだ。「ワンドゥギ」もそうだが、簡単に描ける題材ではないのに温かい幸せを感じることができた。私自身子供を持つ母親なので、遠い国の話には思えず、リアリティがあった。―tvN「花よりお姉さん」のおかげで従来のイメージが突然変化したような感じはしなかったか。キム・ヒエ:ええ。正直「花よりお姉さん」の放送を見て衝撃を受けた。新しいイメージの私ができたということが不思議にも思えたが、怖い感じもした。でも、時間が経ってから考えてみると制作陣が先を見越して考えたことだった。視聴者がそんな私に親近感を抱くだろうと予想していたのだ。ターニングポイントになったという点でありがたい。―メディア向け試写会で泣いた理由は何か。キム・ヒエ:元々自分の演技を見るのが苦手だ。しかも久しぶりの映画出演だったので、本当に見ていられなかった。またうちの子達(子役を演じたコ・アソン、キム・ヒャンギ、キム・ユジョン)がどんな演技をしたか気になっていたが、本当によくできていた。ふっと触ると泣き出しそうな10代の感性を本当に上手に表現していた。その瞬間「私のことだけ心配していたら良かったんだ、要らない心配だったんだ」という気がして込み上げるものがあり、涙を流してしまった。―自身も幼い頃デビューした。子役出身の俳優たちを見ると、切ない感じはしないか。キム・ヒエ:確かにする。けれど、私がデビューした当時と今は状況がかなり違うようだ。幼くして社会生活を始めると、受ける衝撃というのがある。私はそれが大変だったが、最近は全くそうではないようだった。コ・アソンちゃんも健康的に自己管理もしながら一生懸命に頑張っていた。コ・アソンちゃんはビールを一杯飲んだり、サッカーを見に行ったりするらしい。「ああゆう娘がいたら本当にいいな」と思うほどだった。―実際にキム・ヒエ自身はどのような娘なのか?キム・ヒエ:父が数年前に亡くなった。母は本当に苦労していた。私は母にとって夫同然の存在。夫であり、友人であり、大事な娘である。私も私のような娘がいたらいいな(笑)―隣人の独身男性チュ・サンバク役のユ・アインとJTBCドラマ「密会」で衝撃的なラブストーリーを演じることになった。キム・ヒエ:ユ・アインさんは本当にスマートな俳優だ。役に溶け込んで演じきっていた。その姿を見て、私のほうが先輩なのに刺激を受ける部分が多くあった。ユ・アインさんは「優しい嘘」ではとても個性のあるキャラクターじゃないか(笑) 「密会」では全く違う一面を披露する。カッコよくて若々しい容姿で、セクシーな魅力まで兼ね備えてしかも天才ピアニストの役だ。本当に魅力的なキャラクター。―ますます大胆な役に挑戦しているようだ。またJTBCドラマに連続して出演している特別な理由があるか。キム・ヒエ:両方とも計画されたものではない。デビュー当時は想像もしていなかったキャラクターだ。キム・スヒョン先生が発想の転換という観点から「私の男の女」に私をキャスティングしてくださった。それからあらゆる魔性の女というキャラクターのオファーが来るようになった(笑) JTBCは「妻の資格」のアン・パンソク監督への信頼もあり、また縁があった。もちろんもっと多くの視聴者が見る地上波というのも重要だが、私を信じてくれた人との約束も重要である。―SBS「ヒーリングキャンプ~楽しいじゃないか~」に出演して以来、反響が熱い。夫であるイ・チャンジンさんの反応はどのようなものだったのか。キム・ヒエ:正直ひやひやしていたが、何の言葉もなかった。こんな人だから私たちは夫婦になれたんだと思えた。多分妻が女優で、テレビに出て自分や夫婦の話をすると本当に嫌になるだろう。けれど、夫は知らないふりをしてくれる。私も夫のTwitterは見ない。もちろん偶然アクセスしたことはあるけど、明らかに韓国語なのに見てもよく分からなかった(一同爆笑) 夫の話によると私の出演したドラマを見たことがないそうだ。ある夫婦は台詞の練習相手にもなってくれるみたいだけど、それは想像もできない。恥ずかしい。私たち夫婦はお互いを放っておくからこそ長く一緒に暮らせたと思う。―ここ数年間映画やバラエティ番組、ドラマまで精力的な活動を展開している。キム・ヒエ:意図したことではない。映画は2年前に始めたもので、ドラマも早くから決まっていたものだ。「花よりおじいさん」を見て本当に面白かった。大御所の先生たちが前に出て健康的な笑いを届けるという点を尊敬し幸せだと思った。そして私もその機会に恵まれ、出演を決めた。心境の変化などがあったわけではない(笑)―二人の息子が母親の才能を譲り受け、俳優になりたいと言ったら?キム・ヒエ:長男が今年で高校1年生になったが、私のことを「先輩」と呼んでいる(笑) その度に私は「あなた、これは誰でもできる仕事ではないの?」と言う(笑) 軽い気持ちで始めるのではないかと心配になる。―「優しい嘘」の観客動員数について予想は?キム・ヒエ:ドラマの場合、視聴率が本当に良くても自分で恥ずかしいと思う作品があるが、一方では視聴率が良くなくても誇らしい作品がある。「優しい嘘」は文句の付け所のないシナリオであった。だから出演を決めた。ヒットしてほしいが、欲張りたくはない。
チャン・グンソク「優しい嘘」のVIP試写会に出席…シンプルなファッション(動画あり)
4日夜、ソウルCGV往十里(ワンシムニ)店で映画「優しい嘘」のVIP試写会が行われた。この日のVIP試写会には映画「優しい嘘」の主演キム・ヒエ、コ・アソン、キム・ユジョン、キム・ヒャンギをはじめ、チャン・グンソク、イ・ミヨン、カン・イェウォン、イ・ヒョヌ、2AM、チェ・ガンヒ、ト・ジウォン、シン・ダウン、イ・ユンジ、ハン・チェウォンなどが出席して場を輝かせた。映画「優しい嘘」はキム・リョリョン作家の同名のベストセラー小説を原作にした映画である。何も言わず世を去った14歳の少女チョンジ(キム・ヒャンギ)が隠していた秘密を探す母ヒョンスク(キム・ヒエ)と姉マンジ(コ・アソン)、そして友達ファヨン(キム・ユジョン)と周辺人物の物語を描いている。「ワンドゥギ」のイ・ハン監督がメガホンを取り、キム・ヒエが今回の映画で21年ぶりにスクリーンに復帰する。13日に韓国で公開される。※この動画はPCサイトのみの対応となります。
【PHOTO】チャン・グンソク「優しい嘘」VIP試写会に出席“シンプルなカジュアルファッション”
俳優チャン・グンソクが4日午後、ソウル城東(ソンドン)区杏堂洞(ヘンダンドン)CGV往十里(ワンシムニ)店で開かれた映画「優しい嘘」(監督:イ・ハン)のVIP試写会に出席した。「優しい嘘」は、14歳の少女がこの世を去った後、残された家族と周りの人々の物語を描いた感動ドラマで、韓国で今月13日に公開される。
【PHOTO】イ・ヒョヌ「優しい嘘」VIP試写会に出席“果敢なオレンジ色のトレンチコート”
俳優イ・ヒョヌが4日午後、ソウル城東(ソンドン)区杏堂洞(ヘンダンドン)CGV往十里(ワンシムニ)店で開かれた映画「優しい嘘」(監督:イ・ハン)のVIP試写会に出席した。「優しい嘘」は、14歳の少女がこの世を去った後、残された家族と周りの人々の物語を描いた感動ドラマで、韓国で今月13日に公開される。
【PHOTO】キム・ヒエからユ・アインまで「優しい嘘」VIP試写会に出席“沢山応援してください”
イ・ハン監督、キム・ヒエ、コ・アソン、キム・ユジョン、キム・ヒャンギ、ユ・アインが4日午後、ソウル城東(ソンドン)区杏堂洞(ヘンダンドン)CGV往十里(ワンシムニ)店で開かれた映画「優しい嘘」(監督:イ・ハン)のVIP試写会に出席した。「優しい嘘」は、14歳の少女がこの世を去った後、残された家族と周りの人々の物語を描いた感動ドラマで、韓国で今月13日に公開される。