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  • NewJeansから「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」まで、韓国のトレンドが分かる今年の「検索ワードTOP10」公開

    NewJeansから「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」まで、韓国のトレンドが分かる今年の「検索ワードTOP10」公開

    Google Koreaが公開した「2022 韓国のトレンド検索ワード」ランキングが話題となっている。この1年間、韓国人がGoogle検索を通じて最も注目したワードを基準に、総合カテゴリー、ニュースおよび社会、韓国ドラマ、映画、ゲーム、人物、K-POPアーティスト、スポーツ、サッカーなど9つのカテゴリーに分けてトップ10が発表された。◆「2022 韓国のトレンド検索ワード」総合ランキングトップ102022年、韓国人が一番多く検索した言葉は1)気候変動 2)「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」 3)超短期降水予測 4)2022 FIFAワールドカップ カタール 5)梨泰院(イテウォン)事故 6)トッテナム 対 K-League XI 7)「ナルコの神」 8)ウクライナ 9)LOST ARK 10)師匠(先生)の日の順だった。2022年の1年間、ESG(環境・社会・ガバナンス)が継続して話題になったことにより、韓国で「気候変動」がトレンド検索ワード1位になった。次は大ブームを巻き起こしたドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」、スリナムという国への関心を高めたNetflixシリーズ「ナルコの神」が7位になるなど、韓国のコンテンツが注目を集めた。また「2022 FIFAワールドカップ カタール」が4位、トッテナム 対 K-League XIが6位になり、韓国のサッカーへの情熱がうかがえた。◆人物分野トップ102022年の人物分野における検索ワードは1)安倍晋三 2)ユン・ソギョル 3)カン・スヨン 4)ソン・ヘ 5)ソン・フンミン 6)パク・ウンビン 7)イ・ウネ 8)イ・ジェミョン 9)ソン・ソック 10)freeジアになった。突然の銃撃で死亡し、韓国にも衝撃を与えた日本の安倍元首相が1位、3月に大統領選挙があっただけに、ユン・ソギョル大統領と共に民主党のイ・ジェミョン代表がそれぞれ2位、8位に上がった。 韓国サッカーの英雄ソン・フンミンと韓国ドラマ分野の検索ワード1位になった「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のヒロインであるパク・ウンビンがそれぞれ5位と6位になった。また、長い間韓国の芸能界を守ってきたが、今年亡くなった女優のカン・スヨンさんと国民的MCソン・ヘさんがそれぞれ3位と4位になった。◆K-POPアーティスト分野トップ102022年K-POPアーティスト分野の検索ワードは 1)NewJeans 2)コ・ウリム(Forestella)3)ウォニョン(IVE)4)LE SSERAFIM 5)IVE 6)ユジン(IVE)7)カズハ(LE SSERAFIM)8)BIGBANG 9)イ・スンギ 10)ミンジ(NewJeans)になった。このランキングではガールズグループが圧倒的な存在感を見せ、特にNewJeans、IVE、LE SSERAFIMの3つのグループとメンバーがいずれも上位になった。また、元フィギュアスケート選手のキム・ヨナとの結婚と、優れた歌唱力で話題になったForestellaのコ・ウリムが2位になった。◆韓国ドラマ分野トップ102022年ドラマ分野の検索ワードは1)「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」 2)「ナルコの神」 3)「わずか1000ウォンの弁護士」 4)「今、私たちの学校は」 5)「二十五、二十一」 6)「ビッグマウス」 7)「財閥家の末息子」 8)「社内お見合い」 9)「私たちのブルース」 10)「パチンコ」の順だった。この1年、韓国人だけでなく、世界の人々を泣かせて笑わせた韓国ドラマは、コンテンツの多様性が際立った。障がいへの理解と関心を広めた、自閉スペクトラム症を持った主人公が登場するドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」が1位、ダウン症候群の女優兼画家チョン・ウネが出演し、話題になったドラマ「私たちのブルース」が9位になった。また、韓国の人々がカリブ海の小さな島国に注目するきっかけになった「ナルコの神」が2位、ウェブ漫画をベースに制作され、学校という変わった背景のゾンビ物で海外でも注目された「今、私たちの学校は」が4位、そして「アカデミー賞」受賞者であるユン・ヨジョンが出演し、話題になった「パチンコ」が10位になった。◆映画分野トップ102022年の映画分野の検索ワードは1)「犯罪都市 THE ROUNDUP」 2)「トップガン マーヴェリック」 3)「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」 4)「ハンサン ―龍の出現―」 5)「別れる決心」 6)「ハント」 7)「THE WITCH/魔女 ―増殖―」 8)「非常宣言」 9)「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」 10)「コンフィデンシャル:国際共助捜査」の順だった。何よりも「犯罪都市 THE ROUNDUP」は前編の人気に支えられ、映画分野で検索ワード1位になり、李舜臣(イ・スンシン)将軍のカリスマ性を収めた「ハンサン ―龍の出現―」が4位、パク・チャヌク監督の「別れる決心」が5位になった。 海外の映画は若い世代とその親世代の心を同時に掴んだ「トップガン マーヴェリック」が2位になり、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」と「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」がそれぞれ3位と9位になり、マーベルスタジオの存在感を見せた。

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  • 「二十五、二十一」から「ユミの細胞たち」まで!スタジオドラゴンの大ヒットドラマ4作が「2022 AACA」にノミネート

    「二十五、二十一」から「ユミの細胞たち」まで!スタジオドラゴンの大ヒットドラマ4作が「2022 AACA」にノミネート

    スタジオドラゴンが制作した4本の作品が「2022 AACA(Asian Academy Creative Awards)」にノミネートされた。シンガポールで開催される「AACA」は、1年間のアジアコンテンツ市場をレビューし、授賞するアジア最大のコンテンツ授賞式だ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ここ2年間はオンラインで行われていたが、今年からは有観客開催を再開する。特に、「2022 AACA」にはスタジオドラゴンが制作した4つの作品がノミネートされ、注目を集めている。12月上旬に開催される授賞式で、その結果が発表される。まず、Best Direction部門には「海街チャチャチャ」を演出したユ・ジェウォン監督がノミネートされた。彼は「ハイバイ、ママ!」「ああ、私の幽霊さま」「高校世渡り王」など、多様なジャンルを繊細な演出で表現し、多数のヒット作を生み出した。特に「海街チャチャチャ」では、美しい海の村を背景に男女主人公の恋愛模様と村人の美しいハーモニーを描き出し、視聴者から愛された。Best Drama Series部門には「二十五、二十一」がノミネートされた。1998年、時代に夢を奪われた若者たちの葛藤と成長を描いた爽やかな恋愛ドラマで、今年上旬に世界中の視聴者から愛された。先立って2020年、スタジオドラゴンは「愛の不時着」でBest Drama Series部門で受賞している。Best Screen Play部門には「私たちのブルース」の脚本家であるノ・ヒギョンがノミネートされた。人生の終わり、絶頂、あるいはスタート地点に立っているすべての人々の甘く切ない人生を応援するドラマで、世界中の視聴者を泣かせ、笑わせ、出来の良いドラマとして評価された。先立って2020年、「謗法」の脚本家ヨン・サンホが同部門を受賞している。最後に、Best Original Programme by a streamer/OTT部門には「ユミの細胞たち」シーズン1、2がノミネートされた。TVINGオリジナル「ユミの細胞たち」は同名のウェブ漫画を原作としたシリーズで、韓国で初めて実写とアニメーションが組み合わさった作品として、成功したウェブ漫画原作のドラマになった。マレーシア、シンガポール、台湾、フィリピン、中国、日本、香港、オーストラリア、ベトナムなど、様々な国の作品が競争を繰り広げる「AACA」は、12月7日~8日までシンガポールで開催される。・キム・ソンホからBLACKPINK ジスまで、韓流ファンが選ぶ今年のスターに!「ソウルドラマアワード」各部門の受賞者を発表・世界的ヒット作が続々!イ・ジョンジェ&キム・ゴウン「第1回青龍シリーズアワード」主演賞を受賞最優秀作品賞は「D.P.」(総合)

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  • ハ・ジョンウ、Netflixシリーズ「ナルコの神」で「コリアドラマアワーズ」大賞を受賞…キム・ボム&シン・ヒョンビンが最優秀演技賞に

    ハ・ジョンウ、Netflixシリーズ「ナルコの神」で「コリアドラマアワーズ」大賞を受賞…キム・ボム&シン・ヒョンビンが最優秀演技賞に

    俳優のハ・ジョンウが「ナルコの神」で「コリアドラマアワーズ」の大賞を受賞した。ハ・ジョンウは8日、慶尚南道(キョンサンナムド)晋州(チンジュ)市の慶南(キョンナム)文化芸術会館大劇場で行われた「2022 コリアドラマアワーズ」で大賞を受賞した。9月に公開されたNetflixシリーズ「ナルコの神」で強烈な存在感をアピールしたハ・ジョンウは「『ナルコの神』を愛してくれてありがとうございます。共演者やスタッフたちとこの光栄を分かち合います」と受賞の感想を明かした。今回の受賞はハ・ジョンウがドラマで獲得した初めてのトロフィーだという点で意義深い。ハ・ジョンウは「身の置き所がありません。もっと面白い作品で挨拶します」と話した。続いてtvN「ゴースト・ドクター」のキム・ボムとJTBC「君に似た人」のシン・ヒョンビンがそれぞれ最優秀演技賞を受賞、優秀演技賞はJTBC「私の解放日誌」のイ・ギウとチャンネルA「ショーウィンドウ:女王の家」のチョン・ソミンが受賞した。17%の視聴率神話を成し遂げながら大衆的な人気を得たENA「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」は最高の作品賞を受賞した。【「2022 コリアドラマアワーズ」受賞作受賞者(作)リスト】◆大賞=「ナルコの神」ハ・ジョンウ◆作品賞=「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」◆監督賞=「還魂」パク・ジュンファプロデューサー◆男性最優秀演技賞 =「ゴースト・ドクター」キム・ボム◆女性最優秀演技賞=「あなたに似た人」シン・ヒョンビン◆男性優秀演技賞=「私の解放日誌」イ・ギウ◆女性優秀演技賞=「ショーウィンドウ:女王の家」チョン・ソミン◆男性助演賞 =「今日のウェブトゥーン」パク・ホサン◆女性助演賞=「キス・シックス・センス」ファン・ボラ◆グローバルスター賞=「暗行御史:朝鮮秘密捜査団」INFINITE エル◆グローバル優秀演技賞=「還魂」イ・ジェウク◆男性新人賞 =「今日のウェブトゥーン」キム・ドフン◆女性新人賞=「社内お見合い」ペ・ウヒ、「二十五、二十一」宇宙少女 ボナ◆KDF賞=ミン・チェウン◆功労賞=チェ・ブルアム

    TVレポート
  • キム・テリからナム・ジュヒョクまで、ドラマ「二十五、二十一」出演者が大雨による被災者のために約500万円を寄付

    キム・テリからナム・ジュヒョクまで、ドラマ「二十五、二十一」出演者が大雨による被災者のために約500万円を寄付

    韓国で4月に放送が終了したドラマ「二十五、二十一」の出演者たちが寄付に参加した。本日(19日)、希望ブリッジ全国災害救護協会は「二十五、二十一」に出演していたキム・テリ、ナム・ジュヒョク、宇宙少女のボナ、チェ・ヒョヌク、イ・ジュミョンが水害義援金5000万ウォン(約500万円)を寄付したと明かした。「二十五、二十一」の放送当時、テヤン高校の5人組として愛された5人の俳優たちは自ら歌唱者として参加したドラマのOST(挿入歌)「With」の音源売上収益金の全額を寄付するという意思を明かした。ドラマを制作したファ&ダムピクチャーズの関係者は「水害を聞いた俳優たちが被災者たちの日常復帰のために少しでも役立ててほしいと明かした」と伝えた。希望ブリッジのキム・ジョンヒ事務総長は「5人の俳優の温かい心が人生のベースを失った被災者たちに伝わるよう、最善を尽くす」と話した。希望ブリッジは住居支援、生活必需品の支援、被害復旧の活動など、被災者たちの日常回復のために寄付金を使う計画だ。

    Newsen
  • 「二十五、二十一」出演チェ・ヒョヌク“制服が似合う今のうちに学生役をたくさんやりたい”

    「二十五、二十一」出演チェ・ヒョヌク“制服が似合う今のうちに学生役をたくさんやりたい”

    tvN「二十五、二十一」でテヤン高校のイップニ(可愛い子)ムン・ジウン役を愉快で愛らしく表現し、視聴者から可愛がられたチェ・ヒョヌク。ナム・ジュヒョクがお兄さんのような姿で胸をときめかせたことに対し、チェ・ヒョヌクは愉快な男友達の姿で視聴者を魅了した。世紀末の感性がにじみ出るファッションに白々しい姿と親和力、ユーモアセンス、コ・ユリムへの一途な愛まで。彼はX世代最高の人気者ムン・ジウン役を演じ、人々を魅了した。ドラマデビュー2年目であることが信じられないほど代替できない存在感を発揮し、強い印象を残したチェ・ヒョヌク。限りない可能性を持った2002年生まれの新人俳優が次はどんな役を演じるのだろうか、彼のこれからにも期待が高まる。――テニスコートで撮影した今日のグラビアはいかがでしたか?チェ・ヒョヌク:屋外でこうして撮影したのは初めてですが、天気がとても良くて気持ちよく撮影できたと思います。また、中学・高校の時によく着ていたブランドと一緒に撮影できて良かったです。――「二十五、二十一」でムン・ジウン役に扮し、愛されました。最近、人気を実感していますか?チェ・ヒョヌク:すごくです(笑)。ドラマがうまくいったことは視聴率で分かりましたが、僕という人間を見て分かってくれるのだろうかと思っていました。だけど最近、食堂に行ったり街を歩いたりしていると、本当に多くの方が気づいてくれます。食堂でサービスしてもらったこともあります。もちろん、まだチェ・ヒョヌクとしてではなく、「7組の可愛い子だ!」と呼んでくれていました。僕の友達の親もドラマをよく見ていると連絡をくれたりしました。最近すごく嬉しい日々を送っています。――ナットゥギ(映画「建築学概論」でチョ・ジョンソクが演じた人物)に次ぐコミカルなキャラクターが誕生しました。コメディ演技に意欲があったみたいですね。チェ・ヒョヌク:コミカルな演技をうまく生かしたいと思いました。アイデアも色々出しました。例えば、ドラマではジウンが髪を触るのがシグネチャージェスチャーのようなものでした。これは台本に全くなかったのですが、僕が最初に撮影する時、面白そうだったので意見を出しました。監督がそれを見てとてもいいと、ずっとそのままで行こうと言ってくれました。とても気持ちよかったです。「二十五、二十一」の背景である1998年にはまだ生まれていませんでした。――Z世代のヒョヌクさんがX世代のムン・ジウン役を演じるため、何か参考にしたことはありますか?チェ・ヒョヌク:ジウンは当時、ファッショニスタだったじゃないですか。それであの時のヘアスタイルや服をNAVERで検索してたくさん探してみました。DEUX先輩たちのファッションスタイルもたくさん参考にしました。実は、昔のファッションが再び流行する時代なので、ムン・ジウンが着ていた服のスタイルと、僕が普段から着ているスタイルとに大きな差はありませんでした。僕にもビンテージな服がたくさんあるんです。流行は回るものだと思います。時代も時代ですが、ジウンというキャラクターはすごく自信があるじゃないですか。厚かましい台詞も多くて自信を持つために努力しました。――実際にファッションには興味がある方ですか?チェ・ヒョヌク:ファッショニスタまでではありませんが、いつも僕のファッションについて研究しています。昨年は本当にすごくおしゃれをしました。出かける時、素敵なジーンズを履いたりしました。でも、最近ではまた変わりました。今は着心地のいい服の方がいいです。――俳優たちとの共演はいかがでしたか? 末っ子でお兄さんやお姉さんたちから可愛がられたでしょう。チェ・ヒョヌク:僕が末っ子なので、お兄さんやお姉さんたちがたくさん気遣ってくれました。5人で1話ずつシーンを撮る度にどんどん仲良くなりました。誰と一緒になってもよかったのですが、特に(ナム)ジュヒョクお兄さんと撮影するときは本当に楽しかったです。どうすればもっと面白くなるだろうかとたくさん話しました。アドリブも多かったです。お兄さんがいたずらをたくさんしてくれて僕はよくついていったと思います。(キム)テリお姉さんもあまりにも茶目っ気があって、ジウンと言い争うシーンがコミカルによく出来たと思います。(イ)ジュミョンお姉さんとはドラマでも親友ですが、実際にも仲良くなってティキタカ(相性が良く、ポンポンとやり取りする様子)がよくできました。――宇宙少女のボナさんとの恋愛模様はいかがでしたか?チェ・ヒョヌク:とても良かったです。ドラマでムン・ジウンがコ・ユリムをとても愛らしい目で見るじゃないですか。ボナお姉さんが本当に愛らしく演技してくれて没頭することができました。お姉さんがとてもよくリードしてくれたおかげで綺麗なシーンが撮れたと思います。――実際のチェ・ヒョヌクさんの理想のタイプはナ・ヒドとコ・ユリムのどっちに近いですか?チェ・ヒョヌク:実際のチェ・ヒョヌクも理想のタイプはコ・ユリムです。女性としての理想のタイプはユリムの方にもっと近いと思います。ヒドは気さくでストレートでテンションが高いじゃないですか。ヒドとはとても良い女友達として過ごせると思います。僕の周りにもそういう友達が多いんです。――実際に学校に通っていた時はどんな学生だったのか気になります。ムン・ジウンのように人気者だったのですか?チェ・ヒョヌク:人気者ではないですが、ジウンとある程度似た面がありました。普通学校に行けば親しいグループがあるじゃないですか。でも僕は学校に行くと、すべての友達に話しかけました。友達に会う度に「おはよう~」と挨拶していました。高校1年生までは野球をしていたので、きちんとした学校生活を送ったのは2年ほどしかありません。高3の時は新型コロナウイルスのため学校にあまり行けず思い出が多くはありませんが、すべての友達とまんべんなく過ごしていました。――学生時代に野球を長くやっていたと聞きました。俳優という夢を持つようになった理由は何ですか?チェ・ヒョヌク:野球を小学校4年生の時に始めて、高校1年生の夏までやりました。それから肘をけがして手術をすることになり、体がついていけなくなり、野球をやめることになりました。運動をやめて何をすべきかたくさん悩みました。小学生の時から運動をしていたので勉強とはほど遠い学生でした。その当時、映画を観に行く楽しみにハマり、友達と映画をよく観に行きましたが、その度にすごく涙が出たんです。泣くほど悲しい映画ではぜんぜんないんです。僕が映画を観ればすぐ泣くので、友達が「感性がすごく豊かだと思う」と言ってくれました。その言葉を聞いて、家に帰って鏡を見ました。僕の顔を見たら、突然こういう湧き上がる感情をどこかに表出したいと思いました。そうして演技の塾に通うようになりました。いざやってみると演技が面白かったんです。その後、翰林(ハンリム)芸能芸術高等学校に編入することになり、これまで俳優として活動を続けています。――デビューした時から学生の演技だけをしてきたじゃないですか。制服を脱いだ演技に対して貪欲になると思います。チェ・ヒョヌク:初めはあまりにも学生の役だけだったので「他の演技もやってみるのがいいのではないか?」と思っていました。でも今の年齢の時だけできる役が学生の演技じゃないですか。後で僕の顔がどのように変わるかも分からないですし、制服が似合わなくなる日もいつか来るので、着ることができる時にできるだけ制服を着て演技をお見せしたいです。もちろん制服ではなくスーツも着てみたいです。軍服や警察の制服のように、制服を着る役に対するロマンもあります。カリスマ性溢れる役も一度やってみたいですね。――似ていると言われる俳優さんがとても多かったのですが。チャン・ギヨンさん、ユ・アインさん、パク・ソジュンさんに似ているという評価についてどう思いますか?チェ・ヒョヌク:ハハ。恥ずかしいけどたくさん聞きました。一度は本当に似ているのかなと思ったので友達に「僕、この方に似てる?」と聞いてみました。僕の信頼できる友達はとても強く否定しましたよ(笑)。いつもそういった言葉を聞く度に気分はいいですが、あまりにも過分な賞賛だと思います。演技をする前から好きだった先輩たちなので、ファンとしていつかぜひ一度お会いしたいという気持ちが大きいです。――演技を始めて4年目、映画デビューは昨年でした。この1年でホットな新人俳優に位置づけられましたが、これからどんな俳優になりたいですか?チェ・ヒョヌク:最近「あの子が『ラケット少年団』のあの子?」「ムン・ジウンは『復讐代行人~模範タクシー~』不良だったって?」という言葉をたくさん聞きます。同一人物だと全く分からなかったと驚いてくれる度に本当に嬉しかったんですよ。いつも新しい演技、新しい姿をお見せしたい気持ちが大きいんです。もっと一生懸命努力して、多方面ですべてをうまくやれる俳優になりたいです。――ロールモデルはいますか?チェ・ヒョヌク:シン・ジョングン先輩。SBS「ラケット少年団」でお会いしましたが、演技者としても、人間的にも本当に素晴らしい先輩です。先輩を見ながら多くのことに気づきました。現場では言葉を発することがほとんどありませんが、ただ立っていても先輩の演技と行動一つひとつが大きな響きを与えるんです。僕も頑張って先輩のような素敵な姿を持つ俳優になりたいです。――今年21歳ですが、20代をどのように過ごしたいですか?チェ・ヒョヌク:はっきりと立てた目標はありません。さまざまな役、さまざまなジャンルを体験してみたいです。機会があれば主演もやりたいです。まだたくさん足りない部分はありますが、もっと一生懸命に努力する俳優になります。

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  • 「二十五、二十一」イ・ジュミョン“8歳のファンからのコメントが嬉しかった…心に届く演技をすることが目標”

    「二十五、二十一」イ・ジュミョン“8歳のファンからのコメントが嬉しかった…心に届く演技をすることが目標”

    女優のイ・ジュミョンが、リトル・チョン・ジヒョンという好評に「光栄ですが恐れ多いです」と話した。イ・ジュミョンは4月3日に韓国で放送終了した「二十五、二十一」(脚本:クォン・ドウン、演出:チョン・ジヒョン、キム・スンホ)にチ・スンワン役で出演した。同作は、ナ・ヒド(キム・テリ)とペク・イジン(ナム・ジュヒョク)の恋愛模様だけでなく、コ・ユリム(宇宙少女のボナ)、ムン・ジウン(チェ・ヒョヌク)、チ・スンワン(イ・ジュミョン)の友情まで興味深く描き、視聴者に愛された。その中でもチ・スンワンは、テヤン高校で学年1位の成績を誇り、学級委員長を務めているキャラクターだ。イ・ジュミョンは自然な演技でチ・スンワンを表現し、好評を得た。ドラマの終了を記念してオンラインインタビューを行った彼女は、「最近とても幸せです。浮かれることなくこの瞬間を楽しみながら、次のステップをゆっくりと踏んでいきたいと思っています」と話した。一番記憶に残っている視聴者の反応として、8歳のファンのコメントを挙げた。イ・ジュミョンは「どんな年齢の方にも見ていただけるドラマであったためか、子供たちにも気に入ってもらえて、それが一番記憶に残っています。『お姉さん、私は8歳です』というコメントを見たんですけど、本当に驚きました。8歳のファンがいるというのが、本当に不思議ですし、嬉しいです。8歳の子も楽しく見られるドラマであり、その点が嬉しかったです」とし、笑顔を見せた。イ・ジュミョンは、素晴らしい表現力はもちろん、美しいビジュアルで多くの視聴者の注目を集めた。特に女優のチョン・ジヒョンに似ているルックスでリトル・チョン・ジヒョンと賞賛された。これに彼女は「そのように言っていただく度に、本当に嬉しくて光栄です。チョン・ジヒョン先輩は大好きなのですが、先輩に触れてはいけないというコメントも半分ほどあるんです。光栄ですが恐れ多いです」と答えた。これに先立って、コ・ユリム役を務めた宇宙少女のボナは、劇中のキャラクターと実際の性格が一番異なる人としてイ・ジュミョンを挙げた。彼女は「私は思ったより小心者で、スンワンのようにインサ(インサイダーの略で、皆の人気者という意味の新造語)ではないんです。スンワンはそのような部分で私と違います。似ているところは、義理堅い点です。私は明るく雰囲気を盛り上げてリーダーシップを見せるよりは、密かに『大丈夫?』と聞いて気を配ります。そういった義理は、スンワンに負けないほどあると思います」と話した。さらに「私は自分に対する確信に満ちている人ではないんですけど、やろうとしていることがあれば、推し進める性格ではあるんです。だからよりスンワンに近づくことができたと思います。違うのは、スンワンのように勉強が得意ではなかったことや、インサではないことなどです(笑)」と明かした。劇中でスンワンは、自身が直接的な被害者でないにもかかわらず、生徒に暴力をふるった教師を告発するという勇気ある行動を見せ、かっこいいキャラクターとして人気を集めた。スンワンから学んだことは何かという質問に彼女は「そのシーンを演じながら、『私だったらあのようにできるだろうか?』とものすごく考えました。気持ちは私も同じですが、あそこまでの行動ができるかは未知数ですね」と答えた。また「退学をすればその後苦労するだろうに、スンワンは義理もあって、自分の考えや自分のすることに確信を持っているのだと思います。だからそのように演じなければと思いました。何事も信じてやろうというマインドをスンワンから学びました」と明かした。印象に残っているシーンについては「本当に多いですが、私のシーンでは、母親と話すシーンです。スンワンが泣きながら話すシーンですが、その場面は本当に悩みながら作りました。視聴者の皆さんも気に入ってくださり、共感してくれたので記憶に残っています」と話した。話題作だっただけに、視聴者の間ではペク・イジンとコ・ユリムの死亡説だけでなく、チ・スンワンの死亡説、チ・スンワン&ムン・ジウンが恋人に発展したという説など、様々な憶測があった。チ・スンワンの人物紹介欄にある「ジャンヌ・ダルクことチ・スンワンの遺書」という表現も、死亡説に説得力を加えた。さまざまな関心と推測をどのように思ったかという質問に彼女は、「シノプシスから遺書になっていたのが魅力的な部分の一つだったと思います。だからもっと惹かれたのもあるんです」と明かした。そして「楽しくウイットに富んだ内容になっていると思ったので、死亡説などは想像もできなかったです。ウィットに富んだものとして受け止めていただけると思ったんですけど、そのように推測されたのが本当に不思議で、そのような解釈もできるんだなと思いました。たくさんの関心を持ってくださって、さまざまな観点で見れば、そういう見方もできるんだと思いました」と話した。ドラマの終盤の展開と結末については反応が分かれた。これに対してイ・ジュミョンは「好き嫌いがすごく分かれていました。私は台本をもらった時に現実的で良いと思いました。16話のペク・イジンとナ・ヒドが会話するシーンが、現実的で好きでした。もちろんハッピーエンドや別のエンディングの方が良かったと考える方々も多いのですが、私は脚本家さんが結末をいろいろと想像できるようにしたと思いました」と話した。さらに、「青春ドラマであるため、そういったことにフォーカスを当てるよりは、初々しい青春物語にフォーカスを当てた作品だと思うので、現実的な台本を見て涙が出ました。撮影中に台本を早めに読んで、『私は泣いたけれど、もしかして泣いた?』と他の俳優たちに聞いたこともあるんです。『私にもそういう時があったのかな』と思うほど、現実的な結末が個人的には好きでした」とつけ加えた。イ・ジュミョンは、チ・スンワンの2022年の姿について「脚本家さんとたくさん話しました。スンワンは面白いことが好きです。ナ・ヨンソクプロデューサーのようにウィットに富んだプロデューサーになっていそうだと話されたんですけど、100%共感します。ナ・ヨンソクさんはユニークでウィットがあります。字幕のセンスを見れば、スンワンと本当に似ているんです」と予想した。イ・ジュミョンは、2017年に公開されたウェブドラマ「シャワーを浴びる男」をはじめ、「ダーリンは危機一髪!」「賢い医師生活」「ミッシング~彼らがいた~」「カイロス」「イベントを確認してください」などに出演してきた。「これまでを振り返って順調にやってきたと思うか、これからは女優としてどのような目標を持っているか?」という質問にイ・ジュミョンは「どうでしょうか。私は演技に対して上手くできたかどうかという基準はありません。私は頑張ってきたつもりですし、着実に歩んできたと思います。全ての作品が思い出されるほど、私はまだ新人だと思っているので、緊張しながら一生懸命に臨んできたので、上手くやってきたというよりは、やりきったという言葉が合うと思います。それだけ上手くやり遂げたいという気持ちが大きいのだと思います」と答えた。さらに「今でも『スンワンはどこかで元気にしていると思います』と言っていただくのですが、本当にそのような演技をする役者になりたいです。私もたまにドラマや映画を観たら、寝ている時にもふと思い出して、『元気にしているんだろうな』と思うキャラクターがいます。そのように現実的で、心に届く演技をする女優になることが目標です」と話した。チ・スンワンと「二十五、二十一」は、女優イ・ジュミョンの人生においてどのような意味を持つキャラクターや作品として残るだろうか。彼女は「これまでやってきた中で、私が最も愛される作品になったので、長く記憶に残ると思います」と話した。そして「スンワンというキャラクターについて、本当にたくさん悩みました。Mnet『STREET WOMAN FIGHTER』やモッパン(美味しそうにたくさん食べる放送)を見ながらたくさん考えました。今も『スンワンならこうするんだろうな』とふと思うことがあります。私の過去の青春、第2の青春のような作品として記憶に残ると思います」と語った。最後にイ・ジュミョンは視聴者に「もう本当に終わりなので、少しふわふわとした感じなんです。私たちのドラマを、近所の町の物語を聞くように、見るように深く愛し、共感していただき、本当に感謝していると伝えたいです。私もさまざまな姿でお会いできるように努力するので、楽しみにしてください。もう一度感謝申し上げます」と話した。

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  • 「二十五、二十一」チェ・ヒョヌク“どこか切なさのある作品…一人だけ浮かないよう役作りに悩んだ”

    「二十五、二十一」チェ・ヒョヌク“どこか切なさのある作品…一人だけ浮かないよう役作りに悩んだ”

    ※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。俳優のチェ・ヒョヌクが、tvN「二十五、二十一」で眩しい成長を見せた。3日、自己最高視聴率11.5%(ニールセン・コリア、全国世帯基準平均)で放送が終了したtvN「二十五、二十一」は1998年、時代に夢を奪われた若者たちの迷いと成長を描いた作品だ。話題性と視聴率の両方が高く、ナ・ヒド(キム・テリ)、ペク・イジン(ナム・ジュヒョク)、コ・ユリム(宇宙少女のボナ)、ムン・ジウン(チェ・ヒョヌク)、チ・スンワン(イ・ジュミョン)の5人のキャラクターが人気を博した。チェ・ヒョヌクはムン・ジウン役を務め、キャラクターとの高いシンクロ率を見せた。自分にぴったりの服を着たように、1998年の人気者ムン・ジウンを愛らしく個性的に表現し、反響を得た。優れたビジュアル、ロマンスとコメディを行き来する演技力まで毎回ムン・ジウンの感情を繊細に表現し、幅広い演技を見せた。新人とは思えないほどの存在感だった。「二十五、二十一」の放送終了を迎え、所属事務所のゴールドメダリストはチェ・ヒョヌクの一問一答を公開した。――「二十五、二十一」が第1話から最終話まで高い話題性と視聴率をキープし、終了となりました。出演した感想を教えてください。チェ・ヒョヌク:「二十五、二十一」は1998年という時代の雰囲気があって、若かった時を振り返る内容なので、どこか切ない感じがありました。そんな中でジウンは常に明るくポジティブなキャラクターなので、浮くのではないかと思い、撮影の序盤にはどうすれば溶け込むことができるだろうかと悩みました。自分の演技に物足りなさを感じ、帰宅してまた台詞を確認したりもしました。最後の撮影が終わった後は、視聴者の立場で楽しく視聴しました。ドラマが終わってしまうのがとても寂しかったです。――今回のドラマは世代を問わず大きな人気を得ました。人気を実感したことはありますか?チェ・ヒョヌク:最近、街で気づいてくれる方が多くなりました。びっくりしますし、恥ずかしかったりもします。食堂でご飯を食べている時も僕の名前ではなく、7組の可愛子ちゃんというあだ名で呼んでくれたり、友人や両親も喜んでくれました。ドラマを楽しく見ているよという連絡もたくさんもらいました。本当に感謝しています。――やることが可愛いため、7組の可愛子ちゃんというニックネームを持つムン・ジウン役を務め、シンクロ率の高い演技を披露しました。コ・ユリムとは高校生ならではの可愛らしく初々しいロマンスを披露し、テヤン高校の5人が集まっているのを見ているだけで楽しかったです。どのようなところに重点を置いて演じましたか?チェ・ヒョヌク:最も重点を置いたのは、ジウンの自信満々なところです。可愛子ちゃんというニックネームもそうですし、ジウンのファッション、言葉などすべてが自信から出てくるものだと思ったので、僕も自信を持って演じようと努力しました。ジウンが誰といるかによって変わる態度も上手く表現したいと思いました。ユリムといる時はユリムだけを見てとても優しいですが、ヒドといるとかなり違います。ヒドの話はあまり聞いていないし、気にもしていません。スンワン、イジン兄さんといる時もまた違います。そして笑いのポイントがある部分は、どうすればもっとふてぶてしい感じになるだろうかと研究しました。――ジウンがした可愛いことの中で、最も記憶に残っているシーンはどこですか?チェ・ヒョヌク:今思いついたのは、ユリムが教科書がなくて教室から追い出された時、ジウンがヒドに自分の教科書を渡してユリムと一緒に教室から出たシーンです。一緒に罰を受けて、廊下に立っていたシーンです。そしてジウンがユリムを慰めるために駆けつけたシーンもすべて素敵でした。ジウンはユリムが辛い時、自分だけの方式で慰めようとしました。その慰めが、ユリムにとって大きな力になったと思います。――「やることが可愛い。これから見せてあげる。期待して」「僕は君のファンではない」「可愛いと綺麗のどっちかだけにしてほしい。僕も日常生活は送らないといけないんだから」など、印象的な台詞が多かったです。台本を見た時、そして演じる時はいかがでしたか?チェ・ヒョヌク:淡々と演じようとしました。ジウンは自信があって自己愛も強いので、相手や周りに気を遣うことなく、そのような言葉を自然に言えるのだと思いました。実は、台本を読んだ時はすごく難しそうだと思ったのですが、僕が自信を持ってやってこそ視聴者の皆さんも楽しく見られると思い、自信を持ってやりました。――1998年を背景にした「二十五、二十一」を撮影しながら、斬新だったファッションや文化はありましたか?チェ・ヒョヌク:ファッションアイテムとしてゴーグルが記憶に残っています。ジウンはファッションに関心が高いキャラクターで、当時流行っていた洋服を色々着ていましたが、その中でゴーグルが一番気に入りました。そしてファッションは巡り巡ってまた昔のものが流行ったりするということが面白かったです。――ナ・ヒド、ペク・イジン、コ・ユリム、ムン・ジウン、チ・スンワンというテヤン高校の5人のケミストリー(相手との相性)が輝いていました。共演はいかがでしたか?また、一緒に撮影したシーンの中で記憶に残っているところはどこですか?チェ・ヒョヌク:撮影をすればするほど親しくなって、お互いにアドリブも入れたりして、5人のティキタカ(相性が良く、ポンポンとやり取りする様子)を生かせたと思います。撮影の間は少し寒かったのですが、その寒さも忘れるほど、共演できて光栄でした! 記憶に残っているシーンはあまりにも多いですがその中でも海に遊びに行ったシーンが一番記憶に残っています。撮影であることを忘れるほど楽しかったです。――そのシーンのメイキング映像が公開され、視聴者の間で大きな話題となりました。水遊びを心から楽しんでいるように見えましたが、撮影の時はいかがでしたか?チェ・ヒョヌク:本当に楽しかったです。僕たちはみんな楽しんでいました。実はそれが10月くらいだったので寒くて、「カット!」の声がかかるとすぐ毛布や服をかけたりしましたけど、撮影をする時だけは本当の友達と水遊びをする感じで、楽しくて良かったです。――チェ・ヒョヌクさんにとって「二十五、二十一」はどんな作品として記憶に残りそうですか?チェ・ヒョヌク:いつも作品を終えると、すごく勉強になったと思えます。監督、作家さん、スタッフ、先輩たちと撮影しながら6~7ヶ月を一緒に過ごすと残るものが絶対にあります。現場で学ぶものもありますし、会話を通じて感じることもあります。それが積み重なってこれからの僕の活動にどんな形であろうと役立つと思います。視聴者として「二十五、二十一」は、ただ笑えて面白いのではなく、どこか悲しくて切ない感じがありました。紫雨林さんの「Twenty-five, Twenty-one」だけ聞いても心に響くような。多くの感情が複雑に交差しました。――昨年の「復讐代行人~模範タクシー~」から「ラケット少年団」「智異山(チリサン)」、今年の「二十五、二十一」まで、出演した作品が全て好評を得ており、その中で強い印象を残しました。今後の歩みにも関心が集まっていますが、俳優としての目標はありますか?今後どんな俳優として成長したいですか?チェ・ヒョヌク:最近僕の名前をよく検索しますが、「あの子がこの子だったの?」というコメントが多かったんです。「『ラケット少年団』のナ・ウチャンだったの?」「『復讐代行人~模範タクシー~』のあの俳優?」というコメントが多くて嬉しかったです。僕のことを知っているけれど、他の作品で見た時はまた誰なのか分からないというように、作品毎に新しい姿をお見せしたいと思います。1つのキャラクターだけを記憶されるのでなく、作品によって新しい姿を表現できるように努力する俳優になりたいです。

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  • イ・ジョンジェ&2PM ジュノも!「第58回百想芸術大賞」各部門の候補が発表…「イカゲーム」と「赤い袖先」の対決にも注目

    イ・ジョンジェ&2PM ジュノも!「第58回百想芸術大賞」各部門の候補が発表…「イカゲーム」と「赤い袖先」の対決にも注目

    「第58回百想芸術大賞」の男女最優秀演技賞をめぐり、激しい競争が繰り広げられることが予想される。本日(11日)午前、「第58回百想芸術大賞」の公式ホームを通じて、各部門の候補が発表された。イ・ジョンジェ、2PMのジュノ、チョン・ヘインなどが男子最優秀演技賞の候補に名を連ねた。世界的に大ブレイクしたNetflixシリーズ「イカゲーム」のイ・ジョンジェは、海外の各種授賞式でも主演男優賞を獲得し、世界的なスターになった。今回の百想芸術大賞でも最優秀演技賞だけでなく、大賞候補として挙げられている。 ジュノは除隊後復帰作として選んだMBC「赤い袖先」で王子イ・サンから正祖までを完璧にこなし、デビュー後最高の演技を披露した。13日に開かれる「第34回韓国PD大賞」の授賞式ではアイドルとしては初めてタレント部門の受賞者に選定されるなど、有力な受賞者候補と予想されている。Netflixオリジナルシリーズ「D.P」のチョン・ヘインは、これまでのロマンスドラマの年下男のイメージに破ってイメージチェンジに成功した。作品性と演技力で好評を得たうえ、作品も大ヒットした。また、SBSドラマ「悪の心を読む者たち」のキム・ナムギル、wavveオリジナルドラマ「トレーサー」のイム・シワンなど、強力な候補が名を連ね、注目されている。女子最優秀演技賞候補もそうそうたる候補が名を連ねた。tvNドラマ「二十五、二十一」のキム・テリ、Netflixシリーズ「未成年裁判」のキム・ヘス、KBS 2TVドラマ「恋慕」のパク・ウンビン、MBC「赤い袖先」のイ・セヨン、Netflixシリーズ「マイネーム:偽りと復讐」のハン・ソヒなどがノミネートされた。男性候補に劣らず、審査委員が受賞者選定に悩むほど、各作品ですばらしい熱演を披露した俳優たちが競争を繰り広げることになった。生涯で1回しかチャンスがない新人男優賞候補は、「D.P」のク・ギョファンとシン・スンホ、Netflix「今、私たちの学校は」のユ・インス、「二十五、二十一」のチェ・ヒョヌク、「ラケット少年団」のタン・ジュンサン、新人女優賞候補はJTBCドラマ「調査官ク・ギョンイ」のキム・へジュン、「未成年裁判」のイ・ヨン、「今、私たちの学校は」のイ・ユミとチョ・イヒョン、「イカゲーム」のチョン・ホヨンが名を連ねている。助演男優賞は「赤い袖先」のイ・ドクファ、wavveオリジナルドラマ「こうなった以上、青瓦台に行く」のイ・ハクジュ、ドラマ「Mine」のイ・ヒョヌク、「D.P」のチョ・ヒョンチョル、「イカゲーム」の ホ・ソンテが名を連ね、助演女優賞候補にはJTBC「39歳」のカン・マルグム、「地獄」のキム・シンロク、「イカゲーム」のキム・ジュリョン、「Mine」のオク・ジャヨン、「赤い袖先」のチャン・ヘジンなどが選定された。ドラマ作品賞候補としては、「D.P.」「二十五、二十一」「イカゲーム」「赤い袖先」「こうなった以上、青瓦台に行く」が、演出賞候補としては、ユン・ソンホ(「こうなった以上、青瓦台に行く」)、イ・ナジョン(「Mine」)、チョン・ジイン(「赤い袖先」)ハン・ジュンヒ(「D.P.」)ファン・ドンヒョク(「イカゲーム」)などが名を連ねた。「第58回百想芸術大賞」では「イカゲーム」が8部門にノミネートされた。「赤い袖先」も7部門にノミネートされており、両作品の競争も注目ポイントだ。「第58回百想芸術大賞」は韓国で5月6日、京畿道一山(イルサン)KINTEXで開催され、JTBC・JTBC2・JTBC4で同時に生中継される。

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  • 日本でもロス続出!「二十五、二十一」ナム・ジュヒョクからキム・テリまで、主人公を演じた5人に注目

    日本でもロス続出!「二十五、二十一」ナム・ジュヒョクからキム・テリまで、主人公を演じた5人に注目

    韓国で4月3日に最終回を迎えたドラマ「二十五、二十一」はNetflixでも配信され、日本の韓国ドラマファンを魅了しました。主演の5人は、すでに人気俳優であるナム・ジュヒョク、キム・テリから、本作で大きな注目を集め、今後のさらなる活躍に期待される宇宙少女のボナ、チェ・ヒョヌク、イ・ジュミョンの5人。時代に翻弄されながらも、自身の夢に向かって進んでいく若者の姿は、視聴者に大きな感動を与え、まだドラマと別れたくないという韓国ドラマファンも多数。今回は多くの視聴者を虜にした、主演の5人についてまとめました。 ◆キム・テリ:ナ・ヒド役キム・テリは「二十五、二十一」で、IMF(国際通貨基金)危機の影響でフェンシング部がなくなったため、憧れのコ・ユリム(宇宙少女のボナ)がいる学校へ移り、困難を乗り越えながら夢を叶えていく前向きなナ・ヒドを演じました。彼女がペク・イジン(ナム・ジュヒョク)や友達に投げかける言葉は、視聴者の人生も励まし、ポジティブなエネルギーをもたらしました。大学時代に入った演劇サークルがきっかけで演技に触れ、劇団員として活動を始めたキム・テリ。2016年、1,500倍のオーディションを勝ち抜き、R-18指定となったパク・チャヌク監督の映画「お嬢さん」の主演に抜擢。同作でキム・ミニと共に同性同士のベッドシーンまでこなして大きな注目を集めました。その後映画「1987、ある闘いの真実」、日本の大人気漫画が原作の「リトル・フォレスト」などに出演。ドラマでは、「アントラージュ」にカメオ出演した後、初の主演作「ミスター・サンシャイン」でトップスターのイ・ビョンホンと共演。朝鮮最高の名門家の令嬢コ・エシンを演じ、本作は大ヒット。演技力を認められました。昨年はNetflixで公開された韓国初の宇宙SF映画「スペース・スウィーパーズ」でソン・ジュンギ、チン・ソンギュらと共演。これまでの作品とは全く雰囲気の異なるかっこいい女性船長を演じました。キム・テリの次回作は映画「宇宙+人」で、すでに撮影が終了しています。同作はキム・ウビン、リュ・ジュンヨル、ソ・ジソブら豪華キャストが出演します。ドラマ出演作はまだあまり多くありませんが、視聴者の心に響く演技で絶賛されている彼女。今後映画・ドラマでどんな姿を見せてくれるのか、ファンの期待が高まっています。 ◆ナム・ジュヒョク:ペク・イジン役父親の会社が倒産し、家族がバラバラになり就職もなかなか決まらず、厳しい時期を過ごしていたが、ナ・ヒドの頑張りに刺激を受け、記者として飛躍するペク・イジン役を演じたナム・ジュヒョク。彼は2013年、韓国のファッションブランド「SONGZIO」の2014S/Sコレクションでモデルとしてデビュー。モデル時代は沖縄で撮影したAKMUの「GIVE LOVE」「200%」のミュージックビデオに出演、それが初の海外だったと明かしています。そして2014年のtvNドラマ「インヨ姫」で俳優デビューを果たしました。その後「学校」シリーズの6作目となる「恋するジェネレーション」「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~」「ハベクの新婦」など、多数の作品に出演してきました。2018年には映画デビュー作として超大型アクション大作「安市城」に出演。「第10回今年の映画賞」で新人俳優賞を受賞、好評を得ました。また映画では、日本映画のリメイク作「ジョゼ」でハン・ジミンと共に主演を務めています。最近では、心を揺さぶられる感動のストーリーでファンの多い「まぶしくて」、Netflixオリジナルのファンタジー「保健教師アン・ウニョン」、サンドボックスと呼ばれるスタートアップ支援施設での成功を夢見る若者たちを描いた「スタートアップ」など、幅広いジャンルの作品で活躍。そして今作「二十五、二十一」では「主人公の感情を本当に見事に表現している」と韓国ドラマファンに絶賛され、また1つ代表作を増やしました。 ◆宇宙少女 ボナ:コ・ユリム役宇宙少女のボナは、最年少でフェンシングの金メダルを獲得したナ・ヒドの憧れの選手コ・ユリム役を務めました。最初はナ・ヒドに冷たい態度を見せていましたが、後に互いにとって特別な友人になります。またコ・ユリムは自身の家族を守るために大きな決断をすることになり、視聴者の涙を誘いました。STARSHIPエンターテインメント所属のボナは2016年、SISTARの妹グループとして13人組ガールズグループ・宇宙少女のメンバーとしてデビューしました。その翌年放送されたドラマ「最高の一発」で、エンターテインメント会社スターパンチの練習生ト・ヘリ役として演技に初挑戦しました。続いて同年に放送されたKBS 2TV「ランジェリー少女時代」では、早くも主演に抜擢。1970年代後半の大邱(テグ) を背景に、女子高生たちの愛と友情を描いた同作でジョンヒ役を見事に演じました。その後もアイドルと女優の両方を並行してきたボナ。「私の彼はエプロン男子~Dear My Housekeeper~」には、ハ・ソクジン演じる敏腕ハウスキーパーのジウンに掃除を依頼したダヨン役として出演。胸キュンシーン多数のラブコメディで視聴者をときめかせました。さらに2020年9月から放送された50部作のKBS 2TV週末ドラマ「人生最高の贈り物~ようこそ、サムグァンハウスへ~」でイ・スンジョン(チョン・イナ)の次女イ・ヘドゥン役を通じて、さらに女優として知名度を上げました。「二十五、二十一」で女優としても大きな関心を集めている彼女に、次回作を期待する声はもちろん、「アイドルだったことを初めて知った」「歌って踊る姿も見てみたい」という声もあがりました。ボナは現在、宇宙少女が出演中のMnetの新サバイバル番組「QUEENDOM2」に途中から合流する予定であり、アイドルとして見せる姿にも注目が集まっています。 ◆チェ・ヒョヌク:ムン・ジウン役コ・ユリムに対してストレートに自身の気持ちを表現し、彼女を胸キュンさせたのはムン・ジウン役のチェ・ヒョヌク。2002年生まれの彼は、小学4年生から高校1年まで野球に打ち込んでいましたが、肘を痛めて手術をしたことにより、やめることになったといいます。野球をやめた後、普段から映画を観ることが好きだったことや、映画を観ながらよく泣いて、友達から「そんなに泣けるなら俳優をやれば?」と言われたことから、俳優の道を目指すようになりました。彼は演技のスクールに通ったり、翰林(ハンリム)芸能芸術高等学校に編入して、演技を学びました。デビュー作は2019年に公開されたウェブドラマ「リアル:タイム:ラブ」。その後、2020年に続いた「リアル:タイム:ラブ」の2、3、4まで出演した後、Weki Mekiのキム・ドヨン、「PRODUCE X 101」出身のキム・ミンギュとウェブドラマ「マンチッ男女」の主演を務めました。2021年には3本のテレビドラマに出演。「復讐代行人~模範タクシー~」では不良の生徒、「ラケット少年団」ではバドミントン部員のナ・ウチャン役を好演。彼はこの2作で「2021 SBS演技大賞」の新人演技賞を獲得しました。さらに「智異山」では、チョン・ジヒョン演じるソ・イガンの初恋の相手として、ソン・ソック演じるイム・チョルギョンの子供時代を演じました。今年の頭には日本公式Twitterがオープン。さらに次回作としてWanna One出身のパク・ジフン、ホン・ギョンと共にwavveオリジナルドラマ「弱いヒーロー」への出演が決定。「二十五、二十一」で大注目を集めている彼のさらなる活躍に注目です。 ◆イ・ジュミョン:チ・スンワン役学年1位の成績で、学級委員を務めるチ・スンワン役を演じたイ・ジュミョン。特に校内で発生したある騒動に対して、曲がったことは許せないという信念を貫いた姿や、ムン・ジウンとの友情を印象的に描きました。元々モデルでYG ENTERTAINMENT所属の彼女は、ミュージックビデオへの出演をきっかけに演技を始めました。彼女は「写真と映像では違う魅力があり、演技なら話すこともできると思って、すごくやりたいと思った」と語っています。彼女はZion.Tの「SNOW」、Block Bの「Don't Leave」、WINNERのソン・ミノのソロ曲「TANG!♡」など、多数のミュージックビデオに出演した経験があります。2017年のウェブドラマ「シャワーを浴びる男」で演技を始め、その後は「ダーリンは危機一髪!」「ミッシング~彼らがいた~」「イベントを確認してください」「カイロス」などに助演として出演。特に「賢い医師生活」ではチョン・ギョンホが演じるキム・ジュンワンの恋人ソンPD役を務め、短い登場でしたが強い印象を残しました。その後「二十五、二十一」で初めてメインキャストを務めることになった彼女。今後挑戦してみたいジャンルはラブコメで、相手役として共演したい俳優を聞かれると「チョ・ジョンソク先輩をとても尊敬している」と明かした彼女。これからどんな作品に出演するのか、期待が高まっています。

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  • 「二十五、二十一」キム・テリ“33歳で高校生役…少しでも近づけるよう皮膚科に一生懸命通った”

    「二十五、二十一」キム・テリ“33歳で高校生役…少しでも近づけるよう皮膚科に一生懸命通った”

    ※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。キム・テリが、優れた演技で再び視聴者の心をつかんだ。韓国で4月3日に放送が終了したtvN土日ドラマ「二十五、二十一」は1998年、時代に夢を奪われた若者たちの迷いと成長を描いた作品だ。劇中でキム・テリは、IMF(国際通貨基金)危機の影響でチームはなくなったが、夢を諦めずにフェンシングの期待の星となったナ・ヒド役を務めた。キム・テリ流の青春ロマンスに視聴者は泣いて笑った。ナ・ヒド役を通じて彼女が披露した青春、夢、ヒーリング、ロマンスは、視聴者たちの厳しい現実を少しの間忘れさせるオアシスになった。2ヶ月間にわたってキム・テリが描いた青春ドラマは幕を下ろしたが、視聴者たちはまだナ・ヒドと別れられないでいる。 「視聴者の愛が強すぎてキム・ペクイジンに私の笑いのツボです」―― キム・テリさんはナ・ヒドそのものでした。明るくて凛々しいナ・ヒドが、暗い部分を持つペク・イジン(ナム・ジュヒョク)、コ・ユリム(宇宙少女のボナ)と一緒に登場する場面が多かったのですが、そのような面で悩みが大きかったのではないでしょうか?キム・テリ:あまり深くは悩みませんでした。私が設定したナ・ヒドのテンションが高すぎるのではないか、これが他の俳優たちと合うだろうか、他の俳優たちのテンションが低すぎるように見えたらどうしようという悩みはありました。でも、自分が決めた通りにやり遂げました。それが正しいと思ったんです。もっと高めることはあっても、テンションを下げるのは違うと思いました。―― ドラマに視聴者たちが入り込みすぎて、ペクド(ペク・イジン&ナ・ヒド)カップルを応援するネットユーザーたちが、男性主人公の名字を変えてしまうということまでありました。このような視聴者たちの反応についてどう思いますか?キム・テリ:どれほどペクドカップルが続いてほしいと思っているのか感じられました。藁をも掴む思いでドラマを見ていただいたのです。それこそ本当の愛ですね。このカップルをものすごく応援して愛していたから、最後までうまく行ってほしいという視聴者の気持ちがすごく分かりました。一番面白かったのは、視聴者の方々が名前をペクイジンにしたことです。つまり名字がキムで、名前がペクイジンということですね。キム・ペクイジンは本当に私の笑いのツボです。この言葉を見ると笑いが止まらないんです。―― ドラマの結末には満足していますか?キム・テリ:よく分かりません。結末に満足しているかどうかは私が言うべき部分ではないと思っています。ただ、視聴者としての私の立場からは、本当に悲しいです。本当に悲しくて残念です。 役作りのため半年間フェンシングのレッスン「先生にお願いして」―― キム・テリさんとナ・ヒドのシンクロ率はどれくらいだと思いますか?キム・テリ:すごく高い方だと思います。ヒドは私に似ているところが多いんです。だから深く考えなくても共感できる部分が多かったんです。ヒドは何かをする時、いつも本気です。分析したり計算したりせず、何事にも本気です。私もそうなんです。嘘偽りや飾ったり、ふりをするというのが嫌いなんです。だから何かをする時、心から滲み出なければならないんです。だからフェンシングも実際に習いました。習うのはすごく大変だったんですけど、本当に楽しかったです。本当に上手くやり遂げたいと思って、欲が出ました。―― ナ・ヒドのキャラクターに共感できたため、この作品を選択したのですか?キム・テリ:それが大きな理由になったわけではないんです。ナ・ヒドは存在自体が魅力的な人物ですから。女優として彼女を演技することができてすごく光栄でしたし、幸せでした。ヒドはありのままを見ることができる人です。しかし、実は私はありのままを見ることができません。物事をそのまま受け止めず、自分の過ちをたくさん探すタイプです。探しすぎて1人で穴を掘りまくります。でもヒドは誰に非難されようと、認めるべきことは認めます。そのような部分を学びたいのですが、生まれ変わらなければダメですね。本当に素敵でかっこいいキャラクターを演じることができて光栄だったんです。―― フェンシングはどれくらい習ったのですか?キム・テリ:6ヶ月ほど習いました。ほぼ毎日、1時間半くらい習いました。でも欲張って先生に食い下がりました。弟子がここまで努力しているのに、熱心に教えてくれないのかという風にプレッシャーをどんどんかけたんです(笑)。そのため、1時間半が2時間になって、2時間半になったんです。レッスンを一生懸命に受けました。 夏のシーンを冬に過酷な撮影「凍え死ぬかと思った」―― (韓国の年齢で)33歳ですが、高校生役がぴったりでした。話し方やジェスチャーなどに対する悩みも多かったのではないですか?キム・テリ:10代を演じることにあまりプレッシャーは感じなかったんです。口調やジェスチャーなどを意識せずに撮りました。私の話し方の中にヒドの口調があったのだと思います。特に気分が良い時にヒドの口調がたくさん出てきます。―― 童顔の持ち主ですが、女子高生の演技のために肌のケアや外見を管理する努力もしたのか気になります。キム・テリ:皮膚科に一生懸命通ったんです。撮影する前まで1週間に1度は必ず行こうとしていました。18歳の肌とまではいかなくても、なるべく近づけるようにという気持ちで準備しました。これまで作品を撮る時は、今回のように皮膚科に通ってまで気を使わなかったんですけど、18歳のヒドだから一生懸命に通いました(笑)。―― このように愛されるという予想はできましたか?キム・テリ:結果を期待して作品に出演したわけではないのですが、本当にありがたいことです。こんなに愛されるとは想像もできませんでした。ヒドが何をしても愛らしい、可愛いと思ってくださいました。ここまで愛されると事前に知っていたら、もっと面白くて良いシーンを考えて演じていたと思います。―― ナ・ヒドが成人になるのが遅すぎたのではないかという反応も多かったですね。キム・テリ:制服をなぜこんなに脱げないんだろうとは思いました。「高校生の演技がいつ終わるんだろう」という考えよりは、季節に対する思いが強かったんです。夏のシーンを冬に撮って、すごく寒かったです。青春物語なので作品に水がたくさん登場しました。雨にあたって、水道水でも濡れて。特に水道で噴水を作るようなシーンを撮る時は、凍え死ぬかと思いました。そういった部分が少し大変でした。 理想のタイプは「偏見のない人ペク・イジンではない」―― 俳優たちとのケミ(ケミストリー、相手との相性)はどうでしたか?キム・テリ:すごく良かったです。その中でもナム・ジュヒョクさんとの演技が本当に良かったです。共演しながらやり取りする掛け合いは楽しいものですが、ジュヒョクさんとはそれがうまく合いました。―― 母親役のソ・ジェヒさんとの共演も印象的でした。母に対するヒドの感情をどのように表現したかったのか、ソ・ジェヒさんとの共演はどうだったのかも気になります。キム・テリ:ジェヒ先輩との共演は本当に良かったです。母親役であるだけに、ジェヒ先輩と親しくなろうと思いました。でも先輩がずっと敬語を使ったんです。撮影現場に来て、「テリさん、いらっしゃいましたか」と言ったりもしました(笑)。これを壊したくてすごく努力して、結局撮影がほとんど終わる頃に敬語を使わなくなりました。ジェヒ先輩との共演は本当に良かったです。このように素敵な先輩と作品でお会いできて幸せでした。―― ペク・イジンが国民の初恋に浮上しました。実際のキム・テリさんの理想のタイプには近いですか?キム・テリ:私の理想のタイプは偏見のない人です。そういった面でペク・イジンであるような気もしますが、イジンはコンデ(説教好きな年長者)だからダメですね(笑)。人を分析したり、先入観を持たず、人間そのものを見られる人。恋愛相手としてそういう人に会ったら本当に良いと思います。 一番好きなシーンは第2話のエンディング「雰囲気まで全て好き」―― 記憶に残っているセリフはありますか?キム・テリ:セリフではなくシーンにしますね。第2話のエンディングを本当に愛しています。ヒドがイジンにとって初めて1つの存在として見える場面です。トンネルの前に立って、「おじさんたちには内緒で、2人きりの時にだけ幸せになろう」というセリフやナレーション、雰囲気まで全てを愛しています。一番好きなシーンです。―― ナ・ヒドとコ・ユリムの関係が特別だったのですが、キム・テリさんにとってコ・ユリムのような存在はいますか?キム・テリ:コ・ユリムのようにファンタジー的な縁ではないんですけど、友達同士でも愛があります。ある意味、恋人との感情より偉大なのかもしれません。そのような愛を分かち合う友達が私にもいます。―― キム・テリさんといえば、堅固という言葉が思い浮かぶのですが、ご自身ではどう思いますか?キム・テリ:本当にそうだと思います。ですが一度崩れたら最悪の方向に走る人でもあるんです。だからこのような質問を受ける時に考えさせられます。自分はしっかりしている人なのだろうかと。でも確かなのは、私にはとても堅固な面があるということです。

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  • 「二十五、二十一」宇宙少女 ボナ“チェ・ヒョヌクとのキスシーンで台本にはなかった涙が出た”

    「二十五、二十一」宇宙少女 ボナ“チェ・ヒョヌクとのキスシーンで台本にはなかった涙が出た”

    ※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。tvN「二十五、二十一」に出演した宇宙少女のボナが、素晴らしい演技で視聴者を魅了した。オリンピックに出場し、最年少でフェンシングの金メダリストとなったコ・ユリム役を務め、悲しみからときめきまで、さまざまな感情の変化を表現した。彼女は初々しく爽やかな女子高生の姿がありながら、早く大人になるしかなかった家庭環境を持ち、さまざまな感情を表現して共感を呼んだ。繊細な演技で視聴者に強い印象を残したボナが、インタビューを通じて放送終了の感想を語った。―― 「二十五、二十一」が好評の中で終了しました。最近人気は実感していますか?ボナ:ご飯を食べに行ったり、どこに行っても「ドラマを楽しく観ている」と言っていただいています。たくさんの方が私だと気づいてくださるので、不思議な気持ちです。周りからもたくさん連絡をもらいました。何もかもが不思議です。―― コ・ユリムは、キャラクターの変化や感情の幅が大きかった人物です。演技をしながら重点を置いた部分は何ですか?ボナ:人に会う度に感情が変わるキャラクターだったんです。特にヒド(キム・テリ)に会う時にはその幅が大きかったですね。脚本家さんや監督とたくさん会話をしながら、感情の水準を探していきました。(キム)テリ姉さん、(ナム)ジュヒョク兄さん、(イ)ジュミョン姉さん、(チェ)ヒョヌクさんが引っ張ってくれたのでやり遂げることができました。それがありがたかったです。―― 序盤にナ・ヒドとの競争の中で、冷たい姿で視聴者に憎まれたりもしたと思いますが、悲しく感じたことはなかったですか?ボナ:悲しかったというよりは、私が台本で見たコ・ユリムは悪い人ではないのに、悪い人に見えてしまうので、もっと違う風に表現したらどうだっただろうかと悩みました。もう少しユリムの感情が出るように表現したらどうだったかなとも考えました。―― 劇中、フェンシングの選手として登場します。役づくりのためフェンシングの練習はどれほどしたのですか?ボナ:ドラマを撮影する前、3ヶ月ほど訓練を受けました。金メダリストの役なので、単純に基本の動作を身につけるだけではだめだと思ったんです。実際に試合を何度もしましたし、一生懸命に練習しました。―― ガールズグループのメンバーらしく、フェンシングの動作も優雅で美しいですが、もともと体を動かすことは得意ですか?ボナ:幼い頃からダンスを習いました。フェンシングを習う時、ダンスを踊ってきたことが役に立ったと思いました。運動神経も悪い方ではないんです。何か体を使ってできることを習う時、習得のスピードは速いと思います。―― ナ・ヒドとコ・ユリムの友情は、心が温まって感動的だったのですが、キム・テリさんとのケミ(ケミストリー、相手との相性)はいかがでしたか?ボナ:ヒドとユリムの関係はとても美しいです。こういう友達がいたら本当にいいなと思いました。実際もテリ姉さんはたくさんサポートしてくれて、引っ張ってくれました。やりにくいところはないかと聞いてくれたり、私の演技をたくさん褒めてくれました。すごく気を使ってくださったので、私はただついていきました。テリ姉さんのおかげで楽に撮影をすることができました。撮影をしながら多くの時間を一緒に過ごして、会話もたくさんしました。テリ姉さんの良い点を見習いたいですし、とても勉強になりました。演技だけでなく、あらゆる面で本当に素敵な先輩です。姉さんに会えたことは、私にとって本当に幸運です。―― 実際のボナさんにも、ナ・ヒドのような友達はいますか?ボナ:私には限りなく応援してくださるファンの方々がいます。悩みが多い時も、ステージに上がってファンの方々に会ったら、心配がさっと消えるんです。ファンの方々がくれる力は本当に大きいんです。誰かを全力で応援すること自体が難しいことですが、そんな方々が傍にいてくださって感謝しています。早くコンサートを開催してファンの方々に会いたいです。―― ムン・ジウン(チェ・ヒョヌク)とコ・ユリムの初々しいロマンスがときめきと笑いを届けました。7歳年下のチェ・ヒョヌクさんとの演技はいかがでしたか?ボナ:チェ・ヒョヌクさんとは本当に楽しく撮影しました。年齢差は感じなかったです。ヒョヌクさんは、実際に性格も本当に愉快な人で、楽しく撮影したんです。笑いを我慢するのが大変だったほど、和やかな雰囲気の中で撮影しました。少し恥ずかしい時もあったんですけど、楽しかったです。撮る時にすごくワクワクしました。―― チェ・ヒョヌクさんとキスシーンを撮影してみていかがでしたか?ボナ:その場面がとても切なくて美しかったんです。実は台本に涙を流すということは書かれてなかったのですが、キスシーンを撮りながらたくさん涙が出て不思議でした。ヒョヌクさんがすごく上手にやってくれたので、素敵なシーンになったと思います。―― ボナさんはドラマの中の時代を生きた世代ではないですよね。その時代の文化と感性を理解するためにどんな努力をしましたか?ボナ:序盤ではその時代を生きてきたわけではないので、心配がありました。でも、思っていたより世代間の差を感じなかったんです。公衆電話とか携帯電話は、昔両親が使っていたのを見ながら育ちました。また、分からない部分は脚本家さんにたくさん聞きました。例えばパソコン通信(オンラインサービス)やミレニアムに関することです。―― 誤審のシーンも印象的でした。その時、コ・ユリムの感情を表現するためにどのようにアプローチしましたか?ボナ:脚本家さんとたくさん話しました。その時、ユリムはヒドに負けそうな気持ちに必死に抵抗し、隠している状態です。試合の途中でユリムが揺れ動く姿をしっかりと表現したいと思いました。また試合が終わった後、ユリムは自分の方が早かったと思ったため、そんなユリムの真心を伝えたいと思いました。―― 一番記憶に残っている場面はどこですか?ボナ:ダイビングのシーンです。撮りながらも胸が痛みましたし、長い間精魂を込めたシーンでもあります。未だに余韻が残っているシーンです。それから、14話でユリムがヒドに初めて素直に自分の感情を打ち明けるシーンがあります。「私、実は行きたくないよ」と言うシーンです。そのシーンを撮りながら本当に悲しくなりました。涙が止まらなくてしばらく泣いていました。初めて純度100%の率直なユリムの姿を見せたようで、特に好きなシーンです。―― 「二十五、二十一」の結末についてはどう思っていますか?ボナ:脚本家さんが結末について話したことがあります。ドラマを見ながら「ああ、私にもあのような初恋、友人がいたな」と感じていただければ嬉しいと言っていました。実際に私の両親がそのように感じたと言ってくれました。多くの方々に共感していただけたようで嬉しかったです。恋愛においてはハッピーエンドではなくても、それぞれの人生においてハッピーエンドを描いた作品だと思います。それが本当に良かったと思います。―― 「二十五、二十一」は、ボナさんにとってどのような作品になると思いますか?ボナ:いつまでも記憶に残りそうな、大切な作品です。悩みが多かった時期に、とても素敵な作品、素敵な方々に会いました。この作品をやりながらすごく勉強になりました。演技もマインドも変化したんです。先輩たちを見ながら、もっと上手くやりたいと思うようになりましたし、撮影中はずっと楽しかったです。―― 宇宙少女の活動とドラマ撮影のスケジュールを並行することは大変ではありませんでしたか?ボナ:幸いドラマ撮影をする時には調整していただきました。ファンミーティングを除けば、大きく重なる活動はなかったんです。スケジュールは重ならなかったんですけど、練習する時間が足りなくてストレスを受けたことはあります。私の性格上、完璧に準備しなければ安心できないんですけど、時間的な余裕がなかったので、その部分がストレスになったようです。―― コ・ユリムに言ってあげたい言葉はありますか?ボナ:ユリムがジウンに言ったセリフがあります。「あなたのために生きて」と。この言葉を伝えたいです。ユリムがユリムの人生を生きてほしいと思いました。

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  • 放送終了「二十五、二十一」キム・テリ&ナム・ジュヒョク、2人の成長と恋の行方は【ネタバレあり】

    放送終了「二十五、二十一」キム・テリ&ナム・ジュヒョク、2人の成長と恋の行方は【ネタバレあり】

    ※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。思い出になった初恋。キム・テリとナム・ジュヒョクがお互いに対する心を胸に秘めてそれぞれの道を歩くことにした。3日に韓国で放送されたtvN土日ドラマ「二十五、二十一」最終回で、ペク・イジン(ナム・ジュヒョク)とナ・ヒド(キム・テリ)の新しい出発が描かれた。イジンと別れた後、ヒドは病院に入院するほど大きな衝撃を受けた。イジンも彼女の夢を見るだけで涙を流すほど厳しい時間を過ごした。記者として位置づけられたイジンは、ヒドとの思い出がある部屋から引っ越すことになった。引っ越しを準備している彼の前にダイアリーが到着した。ダイアリーはヒドのもので、その中にはイジンに対する彼女の心が記されていた。アメリカ行きを控えてヒドに会ったイジンは「元気でいること、怪我しないこと」と最後の挨拶を伝えた。ヒドは「あなたも、あまりお酒に頼らないでね。大変な時はカウンセリングを受けて。アメリカはそういうところがしっかり整っていると聞いた」と話した。そんなヒドを抱きしめたイジンは「あまり苦しまないように、僕たち」と涙を見せた。それから7年後、イジンはシン・ジェギョン(ソ・ジェヒ)に推薦されてメインキャスターに成長し、ヒドは五輪を控えて引退を悩んだ。ヒドはコ・ユリム(ボナ)とムン・ジウン(チェ・ヒョヌク)と、チ・スンワン(イ・ジュミョン)の父の葬儀場で久々に再会した。ヒドが一番に結婚した中、ユリムとジウンも結婚を準備していた。遅れて葬儀場を訪れたイジンにスンワンは、成功したビジネスマンになったジウンとフェンシング教室を開いたユリムのことを伝えた後「元カノの近況も教えましょうか?」といたずらっぽく聞いた。イジンは「ニュースで確認するね」と笑ってみせた。「時々懐かしいです。私たち、楽しかったじゃないですか。もちろん先輩はたくさん苦労しましたね。何も知らない子たちの世話をさせてしまって」と言うスンワンに「僕も君たちが好きだった。毎日トラブルを起こして面倒なこともあったけど、憂うつな気分を忘れさせてくれた。君たちといると全部忘れられた」と答えた。一方、最後の参加となった五輪でヒドは金メダルを獲得した。イジンが試合直接にインタビューを行い、2人は切ない顔でお互いの安否を尋ねた。以降、引退を決めたヒドは「選手生活の中でもっとも光栄だった瞬間は?」と言う質問に「私が、コ・ユリム選手のライバルだったことです」と答えた。この際、ちょうどインタビューの現場を訪れたユリムは「私も、私もそうよ。ヒド」と答えながら花束を贈った。ヒドの真心が書かれたダイアリーは約10年ぶりに主人のもとへ。中に書かれていたのは「すべての心を尽くして愛した。さようなら、ペク・イジン」と言うヒドの告白と「さようなら、ナ・ヒド」と言うイジンの答えだった。去るイジンの後ろ姿を見つめながら新しい人生を受け入れるヒドの姿が後半を飾り、物語は幕を下ろした。

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