非常宣言
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NewJeansから「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」まで、韓国のトレンドが分かる今年の「検索ワードTOP10」公開
Google Koreaが公開した「2022 韓国のトレンド検索ワード」ランキングが話題となっている。この1年間、韓国人がGoogle検索を通じて最も注目したワードを基準に、総合カテゴリー、ニュースおよび社会、韓国ドラマ、映画、ゲーム、人物、K-POPアーティスト、スポーツ、サッカーなど9つのカテゴリーに分けてトップ10が発表された。◆「2022 韓国のトレンド検索ワード」総合ランキングトップ102022年、韓国人が一番多く検索した言葉は1)気候変動 2)「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」 3)超短期降水予測 4)2022 FIFAワールドカップ カタール 5)梨泰院(イテウォン)事故 6)トッテナム 対 K-League XI 7)「ナルコの神」 8)ウクライナ 9)LOST ARK 10)師匠(先生)の日の順だった。2022年の1年間、ESG(環境・社会・ガバナンス)が継続して話題になったことにより、韓国で「気候変動」がトレンド検索ワード1位になった。次は大ブームを巻き起こしたドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」、スリナムという国への関心を高めたNetflixシリーズ「ナルコの神」が7位になるなど、韓国のコンテンツが注目を集めた。また「2022 FIFAワールドカップ カタール」が4位、トッテナム 対 K-League XIが6位になり、韓国のサッカーへの情熱がうかがえた。◆人物分野トップ102022年の人物分野における検索ワードは1)安倍晋三 2)ユン・ソギョル 3)カン・スヨン 4)ソン・ヘ 5)ソン・フンミン 6)パク・ウンビン 7)イ・ウネ 8)イ・ジェミョン 9)ソン・ソック 10)freeジアになった。突然の銃撃で死亡し、韓国にも衝撃を与えた日本の安倍元首相が1位、3月に大統領選挙があっただけに、ユン・ソギョル大統領と共に民主党のイ・ジェミョン代表がそれぞれ2位、8位に上がった。 韓国サッカーの英雄ソン・フンミンと韓国ドラマ分野の検索ワード1位になった「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のヒロインであるパク・ウンビンがそれぞれ5位と6位になった。また、長い間韓国の芸能界を守ってきたが、今年亡くなった女優のカン・スヨンさんと国民的MCソン・ヘさんがそれぞれ3位と4位になった。◆K-POPアーティスト分野トップ102022年K-POPアーティスト分野の検索ワードは 1)NewJeans 2)コ・ウリム(Forestella)3)ウォニョン(IVE)4)LE SSERAFIM 5)IVE 6)ユジン(IVE)7)カズハ(LE SSERAFIM)8)BIGBANG 9)イ・スンギ 10)ミンジ(NewJeans)になった。このランキングではガールズグループが圧倒的な存在感を見せ、特にNewJeans、IVE、LE SSERAFIMの3つのグループとメンバーがいずれも上位になった。また、元フィギュアスケート選手のキム・ヨナとの結婚と、優れた歌唱力で話題になったForestellaのコ・ウリムが2位になった。◆韓国ドラマ分野トップ102022年ドラマ分野の検索ワードは1)「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」 2)「ナルコの神」 3)「わずか1000ウォンの弁護士」 4)「今、私たちの学校は」 5)「二十五、二十一」 6)「ビッグマウス」 7)「財閥家の末息子」 8)「社内お見合い」 9)「私たちのブルース」 10)「パチンコ」の順だった。この1年、韓国人だけでなく、世界の人々を泣かせて笑わせた韓国ドラマは、コンテンツの多様性が際立った。障がいへの理解と関心を広めた、自閉スペクトラム症を持った主人公が登場するドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」が1位、ダウン症候群の女優兼画家チョン・ウネが出演し、話題になったドラマ「私たちのブルース」が9位になった。また、韓国の人々がカリブ海の小さな島国に注目するきっかけになった「ナルコの神」が2位、ウェブ漫画をベースに制作され、学校という変わった背景のゾンビ物で海外でも注目された「今、私たちの学校は」が4位、そして「アカデミー賞」受賞者であるユン・ヨジョンが出演し、話題になった「パチンコ」が10位になった。◆映画分野トップ102022年の映画分野の検索ワードは1)「犯罪都市 THE ROUNDUP」 2)「トップガン マーヴェリック」 3)「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」 4)「ハンサン ―龍の出現―」 5)「別れる決心」 6)「ハント」 7)「THE WITCH/魔女 ―増殖―」 8)「非常宣言」 9)「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」 10)「コンフィデンシャル:国際共助捜査」の順だった。何よりも「犯罪都市 THE ROUNDUP」は前編の人気に支えられ、映画分野で検索ワード1位になり、李舜臣(イ・スンシン)将軍のカリスマ性を収めた「ハンサン ―龍の出現―」が4位、パク・チャヌク監督の「別れる決心」が5位になった。 海外の映画は若い世代とその親世代の心を同時に掴んだ「トップガン マーヴェリック」が2位になり、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」と「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」がそれぞれ3位と9位になり、マーベルスタジオの存在感を見せた。
マ・ドンソク&タン・ウェイ「第9回韓国映画制作家協会賞」で男女主演賞を受賞…作品賞は「別れる決心」
「犯罪都市2」のマ・ドンソクと「別れる決心」のタン・ウェイが、「第9回韓国映画制作家協会賞」で男女主演賞を受賞した。「第9回韓国映画制作家協会賞」は5日、受賞者(作)リストを発表した。これによると男優主演賞は、動員観客数1,000万人を記録した「犯罪都市2」のマ・ドンソクが受賞する。彼は「犯罪都市2」で韓国とベトナムを行き来しながら犯罪組織を捕まえる、力強い怪物刑事のキャラクターを通じてマ・ドンソク流のアクションを描き出した。女優主演賞は「別れる決心」のタン・ウェイが受賞する。彼女は夫の殺人事件の容疑者を演じ、ロマンスの演技の新しい地平を開いたと評価された。担当刑事のヘジュン(パク・ヘイル)の疑いと関心を同時に感じながらも、気兼ねなく彼と話し合うなど、多層的なキャラクターを繊細な演技で表現した。作品賞の受賞作も、パク・チャヌク監督の「別れる決心」だ。犯罪捜査とロマンス物を効果的に組み合わせ、映画への観客の没入度を高めたのが印象的だ。適材適所に使われた音楽も、映画の完成度を高めた。脚本賞のトロフィーも「別れる決心」の脚本家のチョン・ソギョン、パク・チャヌク監督が手にした。彼らは長年のコラボを通じて積み重ねてきた、抜群の実力で高い点数を獲得した。「別れる決心」に先立って「お嬢さん」「渇き」「サイボーグでも大丈夫」「親切なクムジャさん」などを共同で執筆した。監督賞の受賞者としては、「ハント」でデビュー以来初めて演出に挑戦したイ・ジョンジェが選ばれた。イ・ジョンジェ監督は組織内に潜入したスパイを探し出す過程を、緊迫感溢れるスパイアクションドラマで演出した。主演俳優としても活躍し、映画の前半を繊細に演出、情熱と完成度を認められた。助演女優賞は「別れる決心」のキム・シニョン、助演男優賞は「非常宣言」のイム・シワンが受賞した。キム・シニョンは主人公のヘジュンの新しい後輩として登場、個性的な熱演でストーリーの効果的な展開に貢献した。イム・シワンはハワイ行きの飛行機に乗ったテロリストの役を、眼差しと表情を通じて不気味な雰囲気で表現した。撮影賞、美術賞、編集賞の受賞者としては「ハント」のイ・モゲ、パク・イルヒョン、キム・サンボムが抜擢された。照明賞と音楽賞は「別れる決心」のシン・サンヨルとチョ・ヨンウク監督がそれぞれ受賞し、音響賞と技術賞は「ハンサン ―龍の出現―」のキム・ソクウォンとキム・ウンジョン、チョン・ドアンとイム・ジョンヒョクが受賞。新人監督賞と新人俳優賞は「ジャンルだけロマンス」のチョ・ウンジ監督と、「ブルドーザーに乗った少女」のキム・ヘユンが受賞する。今年の特別功労賞の主人公は、故カン・スヨンさんだ。カン・スヨンさんは「シバジ」「波羅羯諦 ハラギャティ」「競馬場へ行く道」など約30本の映画に出演した。韓国の俳優としては初めて、3大国際映画祭の「ベネチア国際映画祭」で女優主演賞を受賞し、「モスクワ国際映画祭」の最優秀女子俳優賞、「大鐘賞映画祭」の女優主演賞など、韓国国内外で有名映画賞を総なめにした。「スクリーン・クォータ守護天使団」の活動に参加して映画界の大小事に関与する一方、2015年から2017年まで「釜山(プサン)国際映画祭」の執行委員長としても活動した。審査委員特別賞の受賞作としては「宝くじの不時着」が選ばれた。風に乗って軍事境界線を超えてしまった当せん金57億ウォン(約5億5千万円)の宝くじをめぐって韓国と北朝鮮の兵士たちが繰り広げる物語を描いたコメディー映画。大作の間で斬新な企画とトレンディーなコミックジャンルを開拓した台本と演出、演技で観客の間で大人気を博した。また「韓国映画制作家協会賞」の関係者は「これからも中・低予算の作品の成功を応援する心を込め、今年の審査委員特別賞を制作会社TPSカンパニー(代表:キム・ヒョンチョル)に与える」と知らせた。協会の会員たちの投票を通じた予審と、運営委員たちの本審を経て受賞者(作)を選定する「韓国映画制作家協会賞」は、IOKカンパニーと映画振興委員会が後援し、NEXT WORLDとJAYJUN COSMETICが協賛する。「第9回韓国映画制作家協会賞」は今月14日の午後6時より、ソウル市江南(カンナム)区論硯洞(ノンヒョンドン)にあるSJクンストハレーにて開催される。
ソン・ガンホ&イ・ビョンホンら出演の映画「非常宣言」ポスタービジュアルと予告映像を解禁
2023年1月6日(金)より日本公開されるソン・ガンホ&イ・ビョンホンの豪華共演作「非常宣言」の予告映像とポスタービジュアルが解禁した。妻を救うため地上から飛行機テロを解決しようと奔走するベテラン刑事のク・イノを演じるのは「パラサイト 半地下の家族」「ベイビー・ブローカー」など数々の大ヒット映画に出演し、「第75回カンヌ国際映画祭」で韓国人初となる男優賞を獲得するなど、世界的な評価を受けるソン・ガンホ。娘の治療のため、飛行機に乗り合わせた乗客パク・ジェヒョク役には「G.I.ジョー」シリーズ、「ターミネーター:新起動/ジェニシス」など、ハリウッド映画にも進出し、近年では「イカゲーム」のカメオ出演で話題となった韓国を代表するトップスターのイ・ビョンホン。韓国映画界を牽引する大物俳優のふたりが地上と上空でそれぞれが愛する人のために奮闘する姿を描いた航空パニック作品となっている。ほかにも「殺人者の記憶法」などに出演し、カメレオン俳優として名高いキム・ナムギル、「シークレット・サンシャイン」などで知られる実力派女優のチョン・ドヨン、ドラマ「ミセン –未生-」のイム・シワンなど豪華キャストが集結した。離陸直前の1台の航空機内を映し出したシーンから始まる本映像。楽園ハワイに向けて飛び立ったはずのKI501便。しかし、それは高度28,000フィート上空で待ち構える地獄へのフライトだった。今回解禁された予告映像では、そんなKI501便が謎のウイルスによって混乱の渦に巻き込まれていく様子が描き出されている。「すごいことを起こす、飛行機テロだ」犯人(イム・シワン)による犯行予告を皮切りに次々と犠牲者が続出する機内。そこに乗り合わせていたのは、娘の治療のためハワイへと向かったパク・ジェヒョク(イ・ビョンホン)だった。一方、飛行機へのバイオテロの犯行予告動画がアップされ、捜査を開始するク・イノ刑事(ソン・ガンホ)。しかし、テロの標的になったその便は妻が搭乗した便だったのだ。バイオテロが起きた航空機は着陸を認められず、逃げ場のない上空ではさらに感染が拡大していき、ついに機体は操縦不能!地上へ急降下。感染するか、はたまた墜落するか、果たして乗客たちの選択とは? そして、その選択によって迎える運命とは一体!?さらに、同時に解禁されたポスタービジュアルでは、重々しい背景の中上空のKI501便が描かれると同時に、多くの警察車両が集まり、地上での混乱の様子も描かれている。また、ソン・ガンホやイ・ビョンホンをはじめとするキャストたちの表情も窺うことが出来る。■上映情報「非常宣言」2023年1月6日(金)全国公開監督:ハン・ジェリム出演:ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨン、キム・ナムギル、イム・シワン、キム・ソジン、パク・ヘジュン2022 / 韓国 / 141分 / スコープサイズ / 5.1ch / 字幕翻訳:根本理恵 / 原題:비상선언 / 配給:クロックワークス/G(C)2022 showbox and MAGNUM9 ALL RIGHTS RESERVED.<あらすじ>娘とハワイへ向かう飛行機恐怖症のジェイ・ヒョク(イ・ビョンホン)は、空港で執拗にふたりにつきまとう謎の若い男(イム・シワン)が、同じ便に搭乗したことを知り不安がよぎる。KI501便はハワイに向け飛び立つが、離陸後間もなくして、1人の乗客男性が死亡。直後に、次々と乗客が原因不明で死亡し、KI501便は恐怖とパニックの渦に包まれていく。一方、地上では、妻とのハワイ旅行をキャンセルしたベテラン刑事のク・イノ(ソン・ガンホ)が警察署にいた。飛行機へのウイルス・テロの犯行予告動画がアップされ、捜査を開始するが、その飛行機は妻が搭乗した便だったことを知る。また、ウイルス・テロの知らせを受けた運輸大臣のスッキ(チョン・ドヨン)は、緊急着陸のために国内外に交渉を開始する。副操縦士のヒョンス(キム・ナムギル)は、乗客の命を守るため奮闘するが、飛行を続けるタイムリミットが迫り、「非常事態宣言」を発動。しかし、機体はついに操縦不能となり、地上へと急降下していく。見えないウイルスによる恐怖と、墜落の恐怖。高度1万メートル上空の愛する人を救う方法はあるのか―!?■関連リンク「非常宣言」公式サイト:https://klockworx-asia.com/hijyosengen/
タン・ウェイ&パク・ヘイル主演の映画「別れる決心」釜日映画賞で5冠を達成!「ベイビー・ブローカー」出演のIUも受賞(総合)
「別れる決心」が、2022年の釜日(プイル)映画賞で最優秀作品賞と男女主演賞を獲得した。「第31回釜日映画賞授賞式」が10月6日午後、釜山海雲台(ヘウンデ)区シグニエル釜山(プサン)グランドボールルームにて開かれた中、最優秀作品賞にはパク・チャヌク監督の映画「別れる決心」が選ばれた。海外滞在中のパク・チャヌク監督は、映像を通じて感想を述べた。彼は「主演男優賞候補のパク・ヘイル、主演女優賞候補のタン・ウェイの中で誰も受賞できていないなら、私も受賞を断ります」とユーモアを交えながら話した。そして、「『別れる決心』は、脚本を完成させる前にキャスティングをする贅沢をした作品です。言葉だけを聞いて出演を決定してくれたパク・ヘイル、タン・ウェイに感謝を伝えたいです」と述べた。続いて「映画を見てくださった、それも繰り返し見てくださった観客の皆さんに感謝申し上げます」と付け加えた。映画「別れる決心」で主演男優賞を受賞したパク・ヘイルは、「俳優として『釜日映画賞』で初の受賞です。感謝を伝えたいです。海外にいるパク・チャヌク監督、新しい作品の撮影に突入したことと思います。すごく痩せているようでした。この場を借りて感謝申し上げ、お体に気をつけてください」と伝えた。続いて「共演させていただいたタン・ウェイさん、イ・ジョンヒョンさん、コ・ギョンピョさん、キム・シニョンさん、多くの俳優の方々とこの賞を共有したいです。私の足りない一面をちゃんと補ってくださったスタッフの方々、制作スタッフの方々に感謝申し上げます」と伝えた。また、彼は「『ハンサン ―龍の出現―』の話をせざるをえないです。キム・ハンミン監督とピョン・ヨハンなど、本当にありがとうございます」と付け加えた。「別れる決心」で主演女優賞を受賞したタン・ウェイは、中国に滞在していたため映像を通じて受賞の感想を述べた。彼女は「『別れる決心』は、私にたくさんの思い出をくれた作品です」とし、感謝の気持ちを伝えた。最優秀監督賞は、映画「ハンサン ―龍の出現―」キム・ハンミン監督のものとなった。キム・ハンミン監督は「光栄で意味深いです」とし、「『ハンサン ―龍の出現―』は、『バトル・オーシャン / 海上決戦』以降、8年ぶりに演出した作品です」と紹介した。続いて「新型コロナウイルスという困難を克服していきながら、韓国の映画界も大変でした。『釜山国際映画祭』が蘇った今この時期に、このような賞をいただけて光栄です」と伝えた。続いて映画「非常宣言」(監督:ハン・ジェリム)に出演したイム・シワンが、助演男優賞、映画「手紙と線路と小さな奇跡」(監督:イ・ジャンフン)に出演したイ・スギョンが助演女優賞を受賞した。舞台に上がったイム・シワンは、「大きな賞をいただき感謝します。『非常宣言』のすべての方々、お疲れ様でした。韓国の映画、韓国のコンテンツの復興に少しでも貢献できるように努力していきたいです」と感想を述べた。イ・スギョンは「可愛いキャラクターを任せてくださって、心強い味方になってくれた監督に感謝しています。共演した俳優たちとも、知り合うことができて嬉しかったです」と話した。そして「簡単に映画館に来るのが難しかった時期に、私たちの映画を選択してくださった観客の皆さんに最高に感謝します」と付け加えた。映画「ハンサン ―龍の出現―」のピョン・ヨハンと映画「ベイビー・ブローカー」(監督:是枝裕和)のIUは、今年のスター賞を獲得した。ピョン・ヨハンは「演技より人気を気にかけたいです」というユーモラスな感想を、IUは「初の長編映画デビュー作『ベイビー・ブローカー』に参加し、尊敬する監督、先輩方、スタッフたちから学びの時間を得ました。『ベイビー・ブローカー』チームに感謝しています。この賞をいただけるよう、昼夜を問わず投票してくださったファンの皆さんに感謝を言いたいです」と伝えた。また、イ・ジョンジェが映画「ハント」で新人監督賞を受賞したが、スケジュールの都合で出席できなかった。【「釜日映画賞」受賞作品】◆最優秀作品賞:「別れる決心」◆主演男優賞:パク・ヘイル(「別れる決心」)◆主演女優賞:タン・ウェイ(「別れる決心」)◆最優秀監督賞:キム・ハンミン(「ハンサン ―龍の出現―」)◆助演男優賞:イム・シワン(「非常宣言」)◆助演女優賞:イ・スギョン(「手紙と線路と小さな奇跡」)◆今年のスター賞:ピョン・ヨハン(「ハンサン ―龍の出現―」)、IU(「ベイビー・ブローカー」)◆新人男優賞:イ・ヒョジェ(「良い人」)◆新人女優賞:チェ・ソンウン(「十ヶ月のミレ」)◆新人監督賞:イ・ジョンジェ(「ハント」)◆脚本賞:チョン・ウク(「良い人」)◆音楽賞:チョ・ヨンウク(「別れる決心」)◆美術・技術賞:チョン・ソンジン、チョン・チョルミン(「ハンサン ―龍の出現―」)◆撮影賞:キム・ジヨン(「別れる決心」)◆ユ・ヒョンモク映画芸術賞:イ・ランヒ
ソン・ガンホ&イ・ビョンホンら出演の映画「非常宣言」2023年1月6日(金)に公開決定!予告ビジュアル解禁
韓国映画界のトップスターであるソン・ガンホとイ・ビョンホンが豪華共演を果たした「非常宣言」が、2023年1月6日(金)より公開されることが決定し、予告ビジュアルが解禁された。妻を救うため地上から飛行機テロを解決しようと奔走するベテラン刑事のク・イノを演じるのは「パラサイト 半地下の家族」「ベイビー・ブローカー」など数々の大ヒット映画に出演し、「第75回カンヌ映画祭」で韓国人初となる主演男優賞を獲得するなど世界的な評価を受けるソン・ガンホ。娘の治療のため、飛行機に乗り合わせた乗客のジェイ・ヒョク役には「G.I.ジョー」シリーズ、「ターミネーター:新起動/ジェニシス」など、ハリウッド映画にも進出し、近年では「イカゲーム」のカメオ出演で話題となった韓国を代表するトップスターのイ・ビョンホンが演じる。韓国映画界を牽引する大物俳優の2人が、地上と上空でそれぞれが愛する人のために奮闘する姿を描いた航空パニック作品となっている。ほかにも「殺人者の記憶法」などに出演し、カメレオン俳優として名高いキム・ナムギル、「シークレット・サンシャイン」などで知られる実力派女優のチョン・ドヨン、ドラマ「ミセン –未生-」のイム・シワンなど豪華キャストが集結。また、本国での公開前に実施されたVIP試写会にはBTS(防弾少年団)のジン、「イカゲーム」のイ・ジョンジェ、BIGBANGのT․O․Pが出席するなど、各界で話題沸騰中の1作となっている。今回解禁された予告ビジュアルでは、急降下する機内の衝撃の様子が映し出されている。機内は全てがひっくり返り、乗客もろとも混乱の渦。天井に打ち付けられ、悲鳴を上げる人々そしてコピーにある「高度28,000フィート 仁川発 KI501便 バイオテロ発生」の文字が想像を絶する物語を予感させる。■上映情報「非常宣言」2023年1月6日(金)全国公開監督:ハン・ジェリム出演:ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨン、キム・ナムギル、イム・シワン、キム・ソジン、パク・ヘジュン2022 / 韓国 / 141分 / スコープサイズ / 5.1ch / 字幕翻訳:根本理恵 / 原題:비상선언 / 配給:クロックワークス/G(C) 2022 showbox and MAGNUM9 ALL RIGHTS RESERVED.<あらすじ>娘とハワイへ向かう飛行機恐怖症のジェイ・ヒョク(イ・ビョンホン)は、空港で執拗にふたりにつきまとう謎の若い男(イム・シワン)が、同じ便に搭乗したことを知り不安がよぎる。KI501便はハワイに向け飛び立つが、離陸後間もなくして、1人の乗客男性が死亡。直後に、次々と乗客が原因不明で死亡し、KI501便は恐怖とパニックの渦に包まれていく。一方、地上では、妻とのハワイ旅行をキャンセルしたベテラン刑事のク・イノ(ソン・ガンホ)が警察署にいた。飛行機へのウイルス・テロの犯行予告動画がアップされ、捜査を開始するが、その飛行機は妻が搭乗した便だったことを知る。また、ウイルス・テロの知らせを受けた運輸大臣のスッキ(チョン・ドヨン)は、緊急着陸のために国内外に交渉を開始する。副操縦士のヒョンス(キム・ナムギル)は、乗客の命を守るため奮闘するが、飛行を続けるタイムリミットが迫り、「非常事態宣言」を発動。しかし、機体はついに操縦不能となり、地上へと急降下していく。見えないウイルスによる恐怖と、墜落の恐怖。高度1万メートル上空の愛する人を救う方法はあるのか―!?
映画「非常宣言」の悪評を拡散?BY4Mスタジオが否定…疑惑を提起した映画評論家を告訴
映画「非常宣言」に関する一方的な悪評を拡散したという逆バイラル(ネガティブな口コミ)議論の当事者として指摘された総合コンテンツ制作会社のBY4Mスタジオが、映画に対するネガティブな口コミと関連し、映画評論家のA氏を告訴したと明かした。4日、BY4Mスタジオは「映画評論家のA氏を虚偽事実摘示による情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律違反(名誉棄損)および業務妨害の疑いで告訴した」と知らせた。BY4Mスタジオは「映画評論家のA氏が自身のSNSを通じてBY4Mスタジオに対する虚偽事実を流布し、これを基に当社の代表及び社員に対する人格冒涜性の内容を投稿している」として、これを正すために告訴を行うと説明した。続けて「今後もA氏と一緒に虚偽事実を基に当社および株主価値を棄損し、努力して働く役職員の人格を冒涜する行為について、当社にできる最も厳正で強力な手段を通じて対応していく」と強硬な対応を予告した。BY4Mスタジオはキム&チャン法律事務所の弁護士を法定代理人として選任し、A氏を麻浦(マポ)警察署に刑事告訴した状態だ。これに先立って、映画「非常宣言」が意図的に悪評を量産してイメージを毀損する逆バイラルを受けているという疑惑が提議された。この過程でA氏をはじめとする一部の映画関係者たちは、バイラルマーケティング業者が関与していると主張した。該当企業として指名されたBY4Mスタジオは「逆バイラルとは無関係」と疑惑を否定し、法的対応を予告した。これと関連して「非常宣言」の配給会社であるSHOW BOXは「私的な利益を目的にした勢力が、映画に対する悪意のある評価を主流世論に仕立てるために、一部のコメントを特定の方式で拡散および再生産してきた状況などを把握した」とし、警察に捜査を依頼した。映画「非常宣言」は韓国初の航空災難映画で、前代未聞の航空テロで無条件に着陸を宣布した飛行機をめぐって繰り広げられる物語を描いた作品だ。ハン・ジェリム監督が演出を手掛け、ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨン、キム・ナムギル、イム・シワン、Girl's Dayのソジン、パク・ヘジュンなどが出演し、8月3日に韓国で公開された。・映画「非常宣言」に対するネガティブな口コミが意図的に拡散?SHOW BOXが警察に捜査を依頼
イム・シワン、映画「非常宣言」でイメージチェンジ?“納得しなくてもいいキャラクターは初めてだった”
イム・シワンが、映画「非常宣言」でイメージチェンジを果たした。これまでは、弱そうにみえるが、凛々しく乗り越え、明るくて元気な雰囲気のキャラクターを務めてきたが、「非常宣言」を通じて自身が披露できるキャラクターの領域をさらに拡張した。「非常宣言」(監督:ハン・ジェリム)は、史上初の航空テロに直面し、無謀な着陸を宣言した飛行機と災難に立ち向かう人々の物語を描く。イム・シワンは、テロを計画した謎の男ジンソク役を務めて緊張感を与えた。平凡そうに見えるが、どこか不審な言葉や行動。「非常宣言」は模範生と呼ばれるイム・シワンの冷ややかで狂気じみた魅力を引き出し、ジャンル的に際立たせた作品だ。韓国で8月3日に公開された「非常宣言」は、上映4日目の6日に観客100万人を突破し、映画振興委員会によると、7日までに累積観客数139万8,274人を記録した。イム・シワンは最近行われたビデオインタビューで、「観客の反応の中で、『イム・シワンの目が狂っている』というのがありました。僕はそれが1番記憶に残っています。僕は照明の影響かと思っていますが、キャラクターとして僕を見てくださったようでありがたいです」と笑顔で話した。イム・シワンが内面に持っていながらまだ見せていない顔が、「非常宣言」にある。キャラクターを分析した過程について聞くと、「表情を特に準備してはいません。感情に伴って出てきたようです。僕は正常ではない、ある範疇の人間を表現するために、『正常ではない』とアプローチした瞬間、矛盾が生じると思います。ジンソクには、自分だけの実験精神があったと思います。実験精神を持って1つずつやっていくたびに、一種の快感を感じたんです。しかしそれが相手にとってはあまりにも普通じゃないし、冷ややかな印象を与えます」と述べた。ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨンなど、韓国を代表する俳優たちとの共演について彼は「韓国を越えて世界で認められた先輩たちとの共演が、僕にはものすごい経験でした。俳優として誰でも1度くらいは想像するような機会だったと思います」とし、光栄だと表現した。そして、「(その方々と共演するということが)現実感のない夢のような話でもあります。実際にすべての先輩たちと共演できれば良かったですが、ソン・ガンホ先輩と僕が(劇中で)会う場面はありませんでした。僕が演技をする時、先輩が応援のために現場に来てくれましたが、その時に僕をたくさん褒めてくださいました。そういう褒め言葉が、演技する上ですごく力になりました。恥ずかしいですが、舞台挨拶でも先輩が僕の称賛をたくさんしてくださって感謝しています」と言ってはにかむように笑った。「イ・ビョンホン先輩と演技をしながら、『僕がいつこのように素晴らしい方々と共演できるんだろうか』と思いました。共演した初日の感情が今でも生々しいです。2年前に、仁川(インチョン)空港のシーンでイ・ビョンホン先輩を初めて見ました。(ジンソクがジェヒョクと娘に)『どこに行く?』と聞く場面でした。僕はイ・ビョンホン先輩を初めて見て、憧れていた芸能人に直接会って会話するような印象を受けました。(ファンが芸能人を)テレビだけで見ていたけれど、実際に会って会話するような感じがしました。僕がセリフを言ってイ・ビョンホン先輩がセリフを言う感覚が不思議でした」記憶に残っている同僚俳優がいるのかという質問には「僕は去年、カンヌで1回見て、今年の試写会でもう1度(映画を)見ました。僕はその度に、乗客役を演じた俳優たちの演技が印象的でした。オ・ミファ先輩から高校生役の俳優たちまで、見ながらジーンと来るものがありました」と答えた。「非常宣言」は、航空パニック映画だが、テロリズムと韓国社会の今に関する問題意識を持っている作品だ。これにイム・シワンは「しかし、僕はマクロ的に見る余裕がありませんでした。ジンソクというキャラクターの中に閉じ込められて、それをどのように解いていくかというのが最大の宿題でした。映画がマクロ的に描くメッセージやテーマは、僕は考える暇もなかったです。最初から僕はジンソクのキャラクターだけに集中してきました」と話した。ジンソクを分析して演技で表現した過程を真剣に説明した彼は、「ジンソクに被害意識があると思ったし、英語を使うので、海外を行ったり来たりしながらも、住み慣れない場所で悔しいことや被害を受けたと思いました。僕なりに肉付けしていく作業をしました。僕は体格が小さいので、僕の特徴を長所に生かしました。(ジンソクが)体格が小さくていじめられた可能性もあるし、国によって異なる文化的な違いのため外国人たちにいじめられたこともあるだろうと想像しました。また、ジンソクが情緒的に母に依存していたけれど、頻繁に会えなかったため、彼に間違った認識が生まれたのだろうと想像しました」と話した。アトピーを患っている小学生の娘を連れて韓国を離れることを決心したジェヒョク(イ・ビョンホン)は、ハワイ行きを決定する。出国当日、仁川国際空港で変な男ジンソクに出くわし、彼の怪しい雰囲気を感知した父娘は、離陸後にテロを始めたジンソクを目撃する。イム・シワンは、納得できる理由を持たない悪役を演じながら、一種の解放感を感じたという。「良い役は、ある程度範囲が決まっていると思います。しかし、悪役は『こうあるべきだ』というフレームからはみ出しているキャラクターだと思います。だから今回、演技をして解放感を感じながら撮影しました。ジンソクに納得できる理由がないから、自分の想像だけでできると思ったし、白紙の状態で勝手に満たすことができる自由がありました。もちろん、ジンソク役のオファーを受けて、期待と同時にプレッシャーもありました。しかし、ジンソクを表現したら、もっと幅広く多様で、キャラクターの深みを持たせられると思いました。実はこのように納得しなくてもいいキャラクターは初めてでした」
「非常宣言」ソン・ガンホ、ハン・ジェリム監督と3度目のタッグに“芯が強い芸術家…努力と情熱が込められている”
俳優のソン・ガンホが、映画「非常宣言」の裏話を虚心坦懐に話した。最近、同作でベテラン刑事を演じるソン・ガンホにオンラインインタービューを行った。「観相師-かんそうし-」「ザ・キング」を手掛けたハン・ジェリム監督が演出した同作は、未曾有の航空テロで、無条件着陸を宣言した飛行機と災難に立ち向かう人々の物語だ。「カンヌ国際映画祭」のワールドプレミアを通じて初披露され、早くから熱い関心を集めている。ソン・ガンホは、災難を防ぐために孤軍奮闘する刑事のインホに変身する。警察署に出勤して1本のテロ予告映像の情報提供を受けたインホは、妻とテロ容疑者が同じ飛行機に乗ったことを知り、全身を投げ出すことになる。彼は「生きていると、起きてはならない大小様々な災難に遭います。生きているから、十分起こりうると思います。どのように受け入れて収めるのかが非常に重要で、今作は他の災難映画と異なる領域にあります」と、自信を持って話した。続けて「ハン監督が災難を乗り越えていく多くの人々の話を、本当に落ち着いて淡々と映画に収めたと思います。当時は、新型コロナウイルスの感染が拡大していた時期ではありませんでした。新型コロナウイルスという単語自体がなかったけれど、それにもかかわらず、とても興味深く感じました」と明かした。また「船や汽車は、途中に港や駅にしばらく泊まることができますが、飛行機はいかなる接触もできません。地上にいる人々の心理的ジレンマがあります。早く救いたくても、できることに限界があります。なので、地上の人々のジレンマに重点を置きました。悲しく感情的にしたり、理性的になりすぎてもいけませんでした。適切に表現しようと、ハン監督とよく話を交わしていました」と話した。「宇宙+人」「ハンサン ―龍の出現―」から「非常宣言」「ハント」まで、韓国の映画大作が相次いで劇場街に出撃している。ソン・ガンホは夏の映画大戦に合流した感想を聞くと、「韓国映画界に恵みの雨のような作品が紹介されています。空言ではなく、すべての作品が観客に愛されて認められることを心から願っています。想いのこもった多くの作品が、新型コロナウイルスの感染拡大による暗い雰囲気の中で公開され、光を浴びることがなかったです。競争というより、すべての努力が無駄にならないことを心から願っています」と語った。インホは、地上で間接的に災難を克服するために頑張る。「最初は飛行機に乗りたいと思いました」と、打ち明けたソン・ガンホは「イ・ビョンホンを見て『羨ましい』と話しました。一度も外に出ることなく、セット会場で楽に演じることができて、羨ましかったです」と話した。「しかし、実際に飛行機の中を見ると、本当に怖かったです。地上にいて幸せだと思いました。僕も地上で結構苦労しました。追撃戦も繰り広げ、雨にも降られました」と笑った。実際、追撃戦で足を負傷した彼は「塀を越える過程で、足にけがをしました。塀から落ちて足を引きずりながら再び追いかけましたが、実際足を負傷した状態でした。真夏だったにもかかわらず、皆が情熱的に、一生懸命やってくれて、良いシーンに仕上がりました」と、苦労を振り返った。また、「韓国映画の撮影現場は、安全面に対して非常に敏感です。少しでも危険要素があれば、何度も実験を通じて、(安全であることを確認してから)撮影します。今回のシーンも安全が確保された状態で撮影しました。いつも意図せず、大したことではないことで、負傷することになります。塀を越える時も、高い塀ではなかったです。後ろにマットレスが数枚も敷かれていました。簡単に超えられると思ったから、けがをしました」と話した。今作には、娘と一緒に飛行機に乗ったジェヒョク役を演じるイ・ビョンホン、国土部長官のスクヒ役を演じる女優のチョン・ドヨン、テロ犯のジンソクとして強烈なイメージチェンジを果たすイム・シワンなど、超豪華俳優陣が出演する。ソン・ガンホは、映画「弁護人」で共演したイム・シワンとの再会について「映画『犯罪都市 THE ROUNDUP』に、ソン・ソックさんがいらっしゃるのならば、『非常宣言』にはイム・シワンさんがいます。あまりにも素晴らしく、強烈に演じてくれたので称賛しました。尋常でない演技力を披露してくれました」と絶賛した。続けて「チョン・ドヨンについては韓国の最高の女優です。いつも演技に哲学が込められていると思いました。演技に先立って、人物に対する哲学的な理解が深いです。他の作品に比べて役割は大きくないですが、国土部長官としての適切な演技のラインを見つけて、立派に演じてくれました」と付け加えた。ハン監督とは3度目の作品だが、彼は「監督としての姿勢や態度に根気があります。映画「優雅な世界」の時から、とても好きでした。芸術家としての敏感な感覚、粘り強い情熱があります。若いのにもかかわらず、普段から学ぶことが多いですし、尊敬しています」と話した。また「ハン監督の熾烈な努力と情熱がそのまま込められています。イ・ビョンホン、チョン・ドヨン、イム・シワンをはじめ、共演する俳優たちとスタッフみんなの驚くべき能力は、どの映画よりも自信を持って紹介できます。皆の努力と情熱が、絶対に無駄な時間にはならないはずです。普段気付いていなかった大切な価値とは何なのかを感じて頂けますと、それほど大きな喜びはないと思います」と述べた。
イ・ビョンホン、映画「非常宣言」で自身の経験をふまえた演技を披露“機内でパニック障害を経験したことがある”
映画「非常宣言」に出演したイ・ビョンホンがVIP試写会に来た妻のイ・ミンジョンから、共演したソン・ガンホ、チョン・ドヨン、イム・シワンまで、俳優たちに向けた愛情を表した。 最近、オンラインを通じて映画「非常宣言」の主演俳優イ・ビョンホンのインタビューが行われた。「非常宣言」(監督:ハン・ジェリム)は、高度28000フィートで起こった航空テロで、無条件着陸を宣言した飛行機と災難に立ち向かう人々の物語を描いた。イ・ビョンホンは同作でアトピーを患う娘と共に飛行機に搭乗したジェヒョク役を引き受けた。過去、ひどい飛行機事故に遭い、トラウマ、パニック障害を経験する人物だ。「KCIA 南山の部長たち」以来、約2年ぶりにスクリーンに復帰した。彼は最近韓国で放送終了したtvN「私たちのブルース」にも出演して愛された。「非常宣言」は、「優雅な世界」(2007)、「観相師」(2013)、「ザ・キング」(2017) などを手掛けたハン・ジェリム監督の作品で、ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨン、キム・ナムギル、イム・シワン、キム・ソジン、パク・ヘジュンまで、韓国を代表する俳優たちが多数出演して公開前から話題を集めていた。同作は昨年開かれた「第74回カンヌ国際映画祭」で芸術性と商業性を兼ね備えた作品を厳選して招待する代表セクションの一つである非コンペティション部門に公式招待された。イ・ビョンホンは「最初シナリオを読んだ時、緊張感と戸惑いの連続でしたた。その感情でシナリオは終わったのですが、ジェットコースターに乗っているような気持ちで一気に楽しく読みました」とし、「私が演じたジェヒョクは平凡でしたが、なぜこのように恐怖を感じ、不安がっているのか気になる人物です。もちろん映画の後半から全て出てきますが、ジェヒョクが感じる戸惑い、恐怖感は、一番最初に乗客の気持ちを代弁するものになると思います。搭乗した時から恐怖感、不安感を持っているキャラクターですが、そういったものが結局は乗客を代弁することになる人物です」と明かした。「KCIA 南山の部長たち」以来久しぶりに新作映画を披露したイ・ビョンホンは「映画が愛された時に新型コロナウイルスのパンデミックが起きて、これまで映画の撮影は熱心にしてきましたが、公開されたのは『非常宣言』が初めてなんです」とし、「1年に多いと2本、少なくても1本の新作で観客に直接会うことが私の日常でしたが、それがある瞬間からぴたっと途絶えました。数年間、そのように観客とのコミュニケーションなしに撮影だけをやってきましたが、試写会で観客に会って何だか新しい感じがしました」と心境を伝えた。 「エターナル」「白頭山大噴火」「非常宣言」などで子供のいる親を演じたが、「『白頭山大噴火』に出た子と『非常宣言』に出た子は姉妹なんです。2人の娘の父親役を演じたのですが、本当に良い俳優たちですね。私も息子がいる父親として経験が与える確信があります」とし「ただ、息子を持つ父と娘を持つ父の違いを、知人たちを見ながら観察しました。そして確実に違いがありました。子供と遊ぶ方法も違いました」と話した。これに先立ち、メディア試写会でも若い時期にパニック障害を経験したと話したイ・ビョンホン。彼は「25~26歳の時、1997年に韓国で放送されたSBSドラマ『美しい彼女』を終えて、アメリカに行こうと飛行機に乗りました。その時初めてパニック障害を経験し、その時の記憶は鮮明です。『私はここで死ぬんだ』と思いましたし、その記憶がとても衝撃的だったんです。機内に医者がいるかと放送もしました。幸い、アメリカに無事到着することができたのですが、その時は途中で別の国に着陸できると思っていました。しかし、止められないと言われたんです。息ができなくてとても大変でした。今では笑って話すことができますが、当時は本当に辛い記憶でした」と明かした。続いて「実際にパニック障害を経験したことがあるため、このキャラクターに共感したというよりは、その部分をよりうまく表現できると思いました。ジェヒョクというキャラクターを表現する過程で、どんな恐怖、症状を感じ、呼吸はどうなのか、このような点をハン・ジェリム監督とたくさん話しました」とし、「飛行機に乗るだけで恐怖を感じ、安定剤も必要なのに、機内で衝撃的なことが重なって、症状が繰り返し出てきます。パニック障害の表現は、それを知っている人間としてよりリアルに表現したいと思いました」と話した。最近行われた「非常宣言」VIP試写会には数多くのスターたちが参加した中、イ・ビョンホンの妻イ・ミンジョンも登場して話題を集めた。 これに対してイ・ビョンホンは「実は今回、妻が他の作品の撮影中なので、行けるかどうか分からないと言っていたんです。『それでも来ないと』『来てくれたら嬉しい』と言いましたが、幸いなことに来てくれました」とし、「ですがお互いあまりにも忙しくて、メールも送れませんでした。私も一日中舞台挨拶などのスケジュールがあって、メールを見る時間がなかったのですが、妻からもメールは来ていませんでした」と言って笑った。彼は「試写会が終わって、後になって『次の日撮影があったのに、目がはれちゃってどうするつもり』というような内容のメールが来ていましたね」とし、「私は深夜から撮影があるから早く帰って家にいると言っていました」と夫婦の日常を公開した。 ソン・ガンホ、チョン・ドヨンら演技派俳優と共演したイ・ビョンホンは、「シナリオが良くても結果は分からないものです。さらによくなることもあれば、ストーリーは良いのに作る過程で間違った方向に進んで作品が愛されないこともあります」とし「まず、一緒に演技するキャストたちが素晴らしいと、自信を持つことができます。そして頼ることのできる映画はたくさん愛される可能性が高いため、楽しく仕事ができる背景になると思います。ですので天軍万馬を得たような気分で撮影しました」と笑顔を見せた。テロを計画した謎の男を演じた後輩のイム・シワンとは序盤の1時間を率いていくが、「もしこんな人がいたら本当に恐いだろうだという気がしました。映画の最初から不吉な感じをもたらすキャラクターですが、それを100%受け取ったのがジェヒョクだと思いました。飛行機に一人ではなく、自分の娘と乗って、そこでとても怪しい、精神異常者のような雰囲気の人物が目の前に存在し続け、同じ空間にいるということ自体がすごく神経を使いますし、ストレスになって恐いと思います。イム・シワンさんがあまりにもその役に合った表情と目つきで演技を上手くやっていたので、私が演じた部分と良いケミ(ケミストリー、相手との相性)が出てくるのではないかと思います」と称賛を惜しまなかった。イ・ビョンホンは「テロを起こした犯人というキャラクターではありますが、『非常宣言』チーム全体が末っ子イム・シワンを可愛がっていると思います」という言葉に、「映画での姿とは違い、とても可愛い後輩です。すごく可愛くて、突拍子もなく、質問が多いです。その質問自体が突拍子もなくて、簡単に答えられる質問ではなく、私もたくさん考えなければなりません。個人的にも私にメールでたくさん質問をしてきて、時々会ってご飯を食べて、一杯する後輩ですね」と愛情を示した。「『イ・ビョンホン演技は認める』という言葉についてはどう思いますか?」という言葉に彼は「たまに周りから同じ言葉を聞くとうんざりしませんかと聞かれるのですが、その言葉は聞く度に嬉しいですし、俳優として幸せなことですね」とし、「時々、私が観客に期待よりもよくない姿を見せる瞬間もあるでしょう。それも心配ではありますが、ただ私が役に最善を尽くしたと判断されれば、その後は観客にお任せすることだと思います。私は最前を尽くしたと思えれば、それでいいと思います。普通、そのような場合は良い話を聞くことになるので、そういうことに期待して仕事をするようになると思います」と笑った。
映画「非常宣言」に対するネガティブな口コミが意図的に拡散?SHOW BOXが警察に捜査を依頼
映画「非常宣言」の配給会社であるSHOW BOXが、ネガティブな口コミが意図的に拡散された状況についてコメントした。SHOW BOXは21日、「我々は映画『非常宣言』が公開された翌日から、様々な情報提供を受け、『非常宣言』についてインターネット上で悪意のあるコメントが特定の方式で拡散されているという情報を得た」とし「情報提供された内容が一貫しており、信頼できるという判断の下、『非常宣言』の公開前後である約1ヶ月間にわたり、インターネット上に掲載された様々なコメントと評点などを確認する過程を経た」と明かした。SHOW BOXは、調査中に私的な利益を目的にした勢力が悪意のある評価を主流の世論にしようとした状況を把握したとして、本日(21日)ソウル警察庁に該当の状況に関する調査を依頼したと知らせた。続いて「観客の水準の高い批評は世界の中で韓国映画の眩しい発展に大きな役割を果たしてきた。そして、それ以前に表現の自由の下、観客の意見はどのようなものでも尊重されるべきだ」としながらも「しかし、特定の勢力の私的な利得のために観客の声が利用されたり、歪曲されてはならず、そのような不当な意図を持つ勢力が存在するのであれば、これは明らかにすべきことだ」と強調した。SHOW BOXは「非常宣言」に対するネガティブな口コミを拡散したことに対する法的措置を行うと同時に、これらと関連し、新しい内容を把握次第、追加のコメントを発表する予定だ。映画「非常宣言」は韓国初の航空災難映画で、前代未聞の航空テロで無条件に着陸を宣布した飛行機をめぐって繰り広げられる物語を描いた作品だ。ハン・ジェリム監督が演出を手掛け、ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨン、キム・ナムギル、イム・シワン、Girl's Dayのソジン、パク・ヘジュンなどが出演し、8月3日に韓国で公開された。【SHOW BOX 公式コメント全文】8月8日に報道された、「非常宣言」に対するネガティブな口コミが意図的に拡散された状況に関するSHOW BOXの公式コメントを発表します。我々は映画「非常宣言」が公開された翌日から、映画業界の内外から様々な情報提供を受け、「非常宣言」についてインターネット上で悪意のあるコメントが特定の方式で拡散されているという情報を得ました。情報提供された内容が一貫しており、信頼できるという判断の下、『非常宣言』の公開前後である約1ヶ月間にわたり、インターネット上に掲載された様々なコメントと評点などを確認する過程を経ました。その過程を通じて、私的な利益を目的にした勢力が悪意のある評価を主流の世論にしようと、一部のコメントを特定の方式で拡散および再生産してきた状況を把握しました。これを受け、SHOW BOXは本日(21日)、ソウル警察庁に該当の状況に関する調査を依頼しました。捜査機関を通じて真実を究明し、特定の勢力の犯罪が明らかになった場合は、厳罰が下されることを望んでいます。観客の水準の高い批評は世界の中で韓国映画の眩しい発展に大きな役割を果たしてきました。そして、それ以前に、表現の自由の下、観客の意見はどのようなものでも尊重されるべきです。しかし、特定の勢力の私的な利得のために観客の声が利用されたり、歪曲されてはならず、そのような不当な意図を持つ勢力が存在するのであれば、これは明らかにすべきことです。SHOW BOXは今後も、映画に対する観客の批判を謙虚に受け入れます。しかし、その流れに私的な利益を目的にした勢力が介入しているのであれば、断固として対応します。法的措置を誠実に準備します。併せて、この過程で新しい内容を把握次第、追加のコメント発表を通じてお知らせします。ありがとうございます。
ソン・ガンホ&イ・ビョンホンら出演の映画「非常宣言」シッチェス・カタロニア国際映画祭のコンペティション部門に公式招待
今夏、劇場街を席巻している映画「非常宣言」が「第55回シッチェス・カタロニア国際映画祭」コンペティション部門に公式招待された。シッチェス・カタロニア国際映画祭はスペイン・シッチェスで開催される映画祭で、ベルギー・ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭、ポルトガル・ポルト国際映画祭と並ぶ世界三大ファンタスティック映画祭のひとつだ。今回「第55回シッチェス・カタロニア国際映画祭」は、今年10月6日から16日まで十日間開催される。その中でも「非常宣言」が招待されたOrbitaセクションはスリラー、アクション、ブラックコメディジャンルの映画が競合を繰り広げる競争部門だ。過去に、韓国映画のヒット作「工作 黒金星と呼ばれた男」(2018)、「毒戦 BELIEVER」(2018)などが同じセクションに招待されたことがある。映画祭の招待とともに「非常宣言」は、海外メディアからも好評を受けており、世界での興行が予想される。まず海外メディアの「Variety」は「不安そうにマスクをつけて集まっている観客とともに映画を見ていると、緊張感が高まった」と、予測できなかった新型コロナウイルス感染拡大の状況で、世界中の人々が共感できる映画だと言及した。また「クリエーティブなアイデアでディテールに変化を与えると、新しい航空災難映画が誕生する。ハン・ジェリム監督は劇の前半に登場する見知らぬ悪役を通じて、一層興味津々なストーリーを作った」と、斬新さを加えた航空災難映画「非常宣言」ならではの、高い没入度と緊張感を絶賛した。今月4日、シンガポールとタイ、香港、マレーシアなどアジア地域で公開された「非常宣言」には、爆発的な反応が寄せられている。シンガポールメディアの「Geek Culture」は「観客を緊張させる、十分なスリルを持つ作品」とし「ハイライトは完璧に制作されたセットで撮影された息詰まるシーンで、飛行機がひっくり返る時、乗客たちが座席で揺れる姿を確認することができる。まるで乗客たちと一緒にいるような感じだった」と賛辞を送った。また「X-clulsive」も「ローラーコースターに乗っているような経験だった。映画は、私が楽しみにしていたスリリングな経験を提供してくれた」と評価した。タイのメディアおよび観客たちも「非常宣言」に賛辞を送った。タイのエンターテインメントウェブサイト「Movie FF: Friend and Fun」は「この作品は人間の倫理性への批評を収めたストーリーだ。強烈な映画が好きな人は絶対見るべき」と言及し、「myaddictmovies」は「10点満点に10点、すごく強烈な映画。この作品は社会的な問題を持つ我々の共同体を反映する鏡である同時に、ヒューマニズムを通じて涙腺を刺激する」と評価し、現地の観客たちの期待を倍増させた。「非常宣言」はアジアに続き今月12日、北米全域でも公開される予定だ。同じ時期に公開した地域からの好評をはじめ、「シッチェス・カタロニア国際映画祭」から熱いラブコールまで受けた「非常宣言」は夏の劇場街に活力を与え、ロングランの活路を開くものと期待される。映画「非常宣言」は、史上初の災害状況に直面し、無条件着陸を宣言した飛行機の災害に対応する人々の様々な感情を描いた作品で、韓国で絶賛上映中だ。
ソン・ガンホ&イ・ビョンホン&イム・シワンら出演の映画「非常宣言」公開4日で観客動員数100万人を突破!
映画「非常宣言」が公開から4日で観客動員数100万人を突破した。本日(6日)午後2時30分、映画振興委員会の統合ネットワークによると、映画「非常宣言」(監督:ハン・ジェリム)は観客動員数100万人を記録。今夏最大のヒット作である「トップガン マーヴェリック」「ハンサン ―龍の出現―」と同じ推移であり、パンデミック前に公開された災難映画「EXIT」(2019)、「白頭山(ペクトゥサン)大噴火」(2019)の公開から3日で100万人突破に次ぐ記録だ。観客動員数100万人を突破した記念に、主演のソン・ガンホ、イ・ビョンホン、イム・シワン、キム・ソジンとハン・ジェリム監督の集合ショットを公開された。「非常宣言」は未曾有の航空テロで、無条件着陸を宣言した飛行機と災難に立ち向かう人々の様々な感情を描いた作品だ。