気象庁の人々
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ソン・ガン「気象庁の人々」もシンクロ率100%?“Netflixの息子というニックネームはありがたい”
名実共にホットなスターになったと言っても過言ではない。ソン・ガンに対する人々の関心と愛は、Netflix「恋するアプリ Love Alarm」出演後から特に大きくなった。原作から飛び出してきたような非現実的なビジュアルで、劇中でジョジョ(キム・ソヒョン)に猛アタックするソノ役を完璧に演じた彼は、韓国はもちろん、海外からも注目される俳優になった。特に多くの女性たちの心を揺さぶっている、ストーリーをしっかりと伝える表情と眼差しが好評を博した。その後に出演したNetflix「Sweet Home -俺と世界の絶望-」とtvN「ナビレラ」、JTBC「わかっていても」などの作品は、より多彩な演技ができる俳優であると印象付ける土台となった。そして2022年、ソン・ガンはJTBC「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」に出演。特にラブコメディの女神パク・ミニョンと共に目の離せない恋愛模様を披露し、視聴者に甘い社内恋愛の夢を抱かせた。2018年、「@star1」が出会ったソン・ガンは、俳優という夢を逃したくない初々しい新人だった。相変わらずの童顔と広い肩幅など、女性が夢見る年下男性の姿は変わらなかったものの、4年ぶりに再会したソン・ガンとの時間は、彼がこれまで俳優としてどれほど成長したのか確認できる機会だった。過去よりは現在に最善を尽くす、演技においてだけは「前後を考えず直進する」というソン・ガンと交わした率直な話をまとめてみた。――「@star1」との撮影は4年ぶりですね。ソン・ガン:うわぁ、そうですね。たしかMBC「今日、妻やめます~偽りの家族~」が終わった頃だったと思います。その時はグラビア撮影の経験があまりなく、慣れていなくて緊張もしましたが、今考えてみると思い出が蘇ってきます。当時のグラビアもとても素敵でしたが、今日もカッコよく撮れたと思うので良かったです。――最近はどのように過ごしていますか?ソン・ガン:最近、JTBC「気象庁の人々」の撮影を終えて、本当に久しぶりに休みました。もちろん、コロナ禍なので海外旅行に行ったり自由に歩き回ったりすることはできませんでしたが、家でゆっくり休みながら僕なりの癒やしの時間を楽しんでいました。Netflixを見て運動もして、本も読んだりしました。今はもうエネルギーが充電できましたので、また一生懸命に撮影しなければならないですね(笑)。――「気象庁の人々」の人気が高かったので、2022年も順調なスタートを切れましたね。ソン・ガン:本当に感謝しています。不思議ですね。もちろん僕も初めて台本を読んだ時、面白くて魅力的な作品だと思いましたが、一方では心配もしていました。天気と気象に関する専門用語が視聴者の方々に難しく感じられるかもしれないと思ったんです。しかしそのような心配が無用だったのが、公開された作品を見たら、作家さんと監督が本当にシンプルに面白く表現してくださっていました。特に気象を人物の感情に入れこんでストーリーを描いていくところが新鮮でありながらも、共感できました。おそらくそのような部分を視聴者の皆様も好んでくださって、僕たちと同じ気持ちでドラマを楽しんでくださったのだと思い、感謝しています。――気象庁という場所がドラマで扱われることは珍しいので、シウ役を演じる過程で準備したことも多かったですよね。ソン・ガン:そうなんです、初めてでした。だから参考にできるものがあまりなかったのですが、それでも気象庁の方々の日常を収めた映像やドキュメンタリーをできるだけ探してみて準備しました。それから、セリフにも専門用語が多かったんです。そのような用語が不自然になってはいけないと思いましたので、自然に出てくるように数十回繰り返して、用語の意味も一つ一つ調べながら、まず頭の中で理解しようと努力しました。――キャスティングのエピソードも知りたいです。ソン・ガンさんのどんな面がシウとピッタリだと思いましたか?ソン・ガン:監督が僕とシウのシンクロ率が100%だという話をしてくれましたが、僕もよく似ていると思います。おそらく僕がこれまで演じた人物の中で、僕の本当の姿と一番似ているのではないでしょうか。ハハ。シウは清らかで無垢で、一方では突拍子もない魅力を持つ人です。僕も普段からあまりストレスを感じない方で、状況をよりポジティブに考えようとしますし、好奇心も多い方ですが、そのような姿がシウとよく似ていると思いました。――相手役のパク・ミニョンさんとの相性も良かったと思います。初めて会った時から相性が良いだろうと確信しましたか?ソン・ガン:強い信頼があったと思います。パク・ミニョン先輩はこれまで恋愛ドラマで素晴らしい演技とケミ(ケミストリー、相手との相性)を見せてきたことで有名じゃないですか。だからシウとハギョン(パク・ミニョン)の話も上手に作っていってくださるのではないかという期待もありましたし、実際に今回共演してたくさんのことを学びました。相手俳優と息を合わせる方法はもちろん、演技においてもどんなアングルとジェスチャーを選べば、その状況と人物の気持ちを視聴者の方々により共感してもらえるだろうか、様々なことを悩みました。そのおかげで一つ一つのシーンがより細かく描かれ、僕も放送を見ながら不思議な気持ちになった記憶があります。――ソン・ガンさんとシウの似ているところと正反対なところはどこですか?ソン・ガン:似ているところは清らかで純粋なところ? ただ、僕はシウのように上司や同僚に自分の考えや主張を強く言う方ではありません。でもシウは、目上の人の顔色を全くうかがいませんでした(笑)。僕が演じましたが「こんなことしてもいいのか?」「うわぁ、僕はこんな風にできないと思うけどな」というシーンがあったくらいです。そのようなところが実際の僕と違う部分だと思います。――シウは劇中、愛に向かって直進する率直な姿を見せました。ソン・ガンさんの人生において、「後先を考えずに直進!」というような瞬間はいつですか?ソン・ガン:愛に直進することとは少し違うと思いますが、僕は自身の仕事については「後先を考えず直進」だと思います。違う言い方をすると、過去にこだわらず今に最善を尽くすということでしょうか。以前は未来についての悩みもありましたし、やりたくないことも多くていろいろと考えることもあったのですが、今の僕は動揺せず、与えられた仕事を成し遂げることに集中しています。それだけ今やっていることが僕にとってより重要で、大切になりました。――シウにとって「天気」は切っても切れない存在であるように、ソン・ガンさんにとっては「演技」がそれにあたると思います。俳優を夢見るようになったきっかけと、今までやってこられた情熱の源を教えてください。ソン・ガン:初めて俳優になろうと思ったきっかけは、映画「タイタニック」のレオナルド・ディカプリオの目を見てからでした。眼差しの中に多くのストーリーと感情を込めることができるのがとても不思議でありながらも、魅力的に感じました。その時から俳優を夢見るようになりましたし、初めて着実に、そして切実に一歩一歩進むようになったと思います。そのため、以前は具体的な未来や目標が僕を奮い立たせて一生懸命に仕事をする原動力でしたが、時間が経てば経つほど、未来志向が逆に僕を苦しめるようになりました。だから今は、未来より今に集中しながら、今僕が感じる幸福を最優先にしています。そのように考えを変えたら、演技することももっと楽しくなり、撮影現場に行くこと自体がとても幸せになりました。今はそれが僕の原動力で、情熱の源になっていると思います。――「Netflixの息子」というとてもユニークなニックネームがつきましたね。こういったニックネームを聞いた時はどう思いますか?ソン・ガン:とても面白いですし、ありがたいことです。簡単に得られるタイトルではないじゃないですか(笑)。Netflixシリーズの中で僕の最初の主演作が「恋するアプリ Love Alarm」で、本当にありがたいことに、韓国だけでなく海外の視聴者の皆様にも大きな愛をもらうことができました。その後から今まで、僕の全ての作品はNetflixで公開されていますので、大きな親近感と愛情が生まれたのだと思います。そして最近では、初のグローバルオンラインファンミーティングもNetflixとやりました。その時、僕の作品を一つずつ振り返りましたが、胸がぎゅっとなりました。これからもよろしくお願いします! See you on Netflix!――俳優をしていると、本当にさまざまな感想や意見を聞くと思います。これまでで記憶に残っている評価はありましたか?ソン・ガン:全ての評価を覚えていますし、僕がもっと成長できる土台になると思っています。ファンの皆様が送ってくださった愛ある応援のコメントを見ながら力をもらったり、また演技についての評価は、僕をさらに客観視して「こういう部分をもっと悩んで気を遣わなければならない」と考え、糧にしています。――以前のインタビューではクールで無愛想な役をやってみたいと言っていましたが、新しく演じてみたい役は他にありますか?ソン・ガン:アクションやノワールにも一度挑戦したいです。または悪役でもいいですし。俳優として役作りをする時、日常ではなかなか経験できない感情を表現することがとても難しくもあり、楽しいことですので。そのためアクション、ノワール、悪役のように、今までできなかった分野に挑戦してみたいです。新しい感情や状況に直面したらどんな気持ちになるのか気になりますし、それを実際のキャラクターになって演技で表現する過程が面白いと思います。――いつの間にか20代の最後を過ごしてます。30歳を前に、俳優として新たに決心したことはありますか?ソン・ガン:最近俳優として、そして人間ソン・ガンとしても一番重要だと思うことが「幸福感」です。僕が幸せになれるかどうかが作品を選ぶ時の最も重要な要素ですし、撮影現場を離れた日常においても、ささやかな幸せを楽しんでいます。そのため最近は、未来に対するプレッシャーや悩みよりは「今に最善を尽くそう」と誓いながら、大切な一日一日に感謝して過ごしています。――俳優として、また29歳のソン・ガンとしてどんな人になりたいですか?ソン・ガン:今年も一日一日を一生懸命に生きる人になりたいです。そして俳優としては、時が経っても純粋さを失わずにいたいです。20代では20代だけの純粋さを、30代では30代だけの純粋さを見せることができるようにです。これからも努力しながら成長していきますので、たくさん応援してください!
パク・ミニョンが語る #気象庁の人々#ソン・ガン #結婚観 #新しくできた夢
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。パク・ミニョンと言えばヒット作を連発し、「興行クイーン」という言葉が思い浮かぶ。「ラブコメ職人」としても知られる彼女が、JTBCの土日ドラマ「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」を通じてお茶の間にときめきを届けた。同作は熱帯夜より熱く、局地的豪雨よりも予測できない、気象庁の人々の仕事や愛を描いた作品だ。パク・ミニョンは、抜群のカリスマ性を誇る総括予報官のチン・ハギョン役を見事に演じきった。職場ではっきりと自身の意見を言うことができ、まっすぐでクールな女性の姿で、お茶の間に清々しい魅力を届けた。さらに、年下で後輩役のソン・ガンとの秘密の社内恋愛で視聴者たちを楽しませた。彼女が演じるロマンスは、いつも信頼度が高い。もう一度女優人生で最高のキャラクターを更新したパク・ミニョンが、放送終了を迎えて感想を語った。――視聴率が4%台で始まり、7.3%で放送が終了しました。視聴者の心を魅了した作品の魅力は何だと思いますか?パク・ミニョン:事前制作でしたので、私も視聴者目線で一緒にドラマを見ていました。物語の展開のスピードも早かったので、序盤から興味深かったのではないかと思います。またもどかしいシーンもありつつ、ポイントを的確におさえてサイダーのように爽快感のあるところが魅力だと思います。「気象庁の人々」というタイトル通り、生き生きとしたキャラクターたちの魅力がしっかり伝わったのではないかと思います。またハシュカップル(パク・ミニョン&ソン・ガンのドラマ内でのカップル名)をたくさん愛してくださりありがとうございました。――放送が終了した感想を教えてください。パク・ミニョン:個人的に大変な作品でした。昨年1年間作品を撮影しながら、精神的にも肉体的にも大変でした。最初は大きな課題を貰った時のように悩むことも多かったのですが、結局は良い教訓を得て成長できた作品でした。最初は迷いがありましたが、やり遂げたという安堵した部分が大きかったようです。それだけたくさんの方々が一緒に力を合わせてくれたからこそ、可能だったと思います。一緒に頑張ってくれたチームメンバーが良い方ばかりで、私が悩む度にしっかりと中心を掴むことができるように助けてくださいました。演技においては残念な部分もありますが、次にまた素敵な作品で挨拶できれば嬉しいです。――撮影中に訪れたスランプは、どのように克服したのですか?パク・ミニョン:私の台本を見ると、1~2部のところに柿の絵を描いています。演技の感覚をあまり掴めていなかったので、(掴みたいという気持ちで)描いたのだと思います(韓国語で柿と勘、感覚は同じ単語감を用いる)。毎日そのことを考えてしまって夜も眠れませんでした。それが目に浮かんできて、撮影現場ですごく悩みながら撮影しました。それから初心に戻って、演技の練習をどうすれば良いのか考え始めました。昔はどのように演技の練習をしていたのか思い出してみると、テニスが思い浮かびました。演技は相手とのラリーが最も重要だと思います。なので3~4部の台本にはテニスの絵を描きました。初心に戻って悩み、頑張ってみたら自然に恐怖心を克服できました。たくさんの練習とマインドコントロールで(スランプに)勝ちました。――まっすぐな性格のチン・ハギョン役を演じるために、どういった部分に重点を置きましたか?パク・ミニョン:チン・ハギョンはまっすぐな性格で、スマートなキャラクターです。エリートコースを歩んでいますが、勉強や仕事ではない部分で少し抜けているところがあります。仕事のせいで恋愛をするタイミングを逃し、友達もほとんどいません。仕事だけに没頭してしまったことで、友人、恋愛、家族関係においては欠点が多いです。そういった部分を生かして演技しようと思いました。仕事だけに集中して暮らすワーカホリックですが、愛を知るようになって女性らしい姿も垣間見え、成長していく姿もしっかり表現したいと思いました。――キャラクターとのシンクロ率はいかがでしたか? パク・ミニョンさんと劇中のシン・ハギョンには似ているところがありましたか?パク・ミニョン:似ていると思って撮影に入りましたが、いざ演じてみるとものすごく違いました(笑)。似ているところは、私も仕事に最善を尽くす人だという点ですね。仕事においては完璧主義者の傾向があるという点が似ていると思いました。ところがチン・ハギョンはその線を少し超えてしまっています。チームを率いるリーダーなのに、皆とうまく合いません。自分は一生懸命やっているのに、周囲の人たちとうまくいかず、欠落している部分がたくさん出てきます。また私と一番異なる点は、愛に対する価値観です。元彼と友達になる過程が、私とは違いました。――実際のパク・ミニョンさんもチン・ハギョンのように完璧主義なのですか?パク・ミニョン:スマートではないけれど、馬鹿でもないと思います。仕事に対しては完璧にやろうと努力する人間のようです。ところが仕事以外では手のかかるタイプです。しっかりしているように見えてあちこちにこぼして歩いていると言いましょうか。ですが私は自分のイメージを作ってちゃんと隠しています(笑)。――ハシュカップルが視聴者からたくさん愛されました。ソン・ガンさんとの共演はいかがでしたか?パク・ミニョン:ソン・ガンさんは非常に多くの可能性を持っている俳優です。ホットなルッキーじゃないですか。汚れていない純粋さ、澄んだところが魅力的な俳優です。私が先輩なので、やりにくいところがあってもおかしくないのに、いろいろな話を交わしていくうちに分かり合えました。気さくな友達であり、本当に努力派の俳優です。今後もっと良い俳優になると思います。共演できてすごく嬉しかったです。――総括2チームのメンバーとの共演はいかがでしたか。パク・ミニョン:気象庁の総括2チームにはとても素敵な先輩たちがいらっしゃって、言うまでもなく良かったです。撮影現場がとても愉快で楽しかったんです。疲れた時に力もたくさんくれました。そして気象庁だけでなく、(Girl's Dayの)ユラさんもとても愛らしい人です。共演した全ての皆さんが大切な人たちです。――ユラさんと共演した感想を教えてください。パク・ミニョン:ユラさん自体が本当に可愛くて美しい人です。Girl's Dayのメンバーとしてセクシーなダンスを踊るユラさんを想像していたのですが、実際に会ったら、本当に優しい人でした。最初の会食をした時、明太子の入った玉子焼きを2つ食べて胃もたれしていました。緊張していたのでしょう。とても純粋で、演技に対する情熱もたくさん持っています。ユラさんは可愛らしい行動をたくさんするので、愛さずにはいられない人です。――チン・ハギョンは回を重ねる度に成長していく人物です。チン・ハギョン役を演じながらパク・ミニョンさんも成長した部分はありましたか?パク・ミニョン:全ての作品に出演する度に、一緒に大きくなったと思います。チン・ハギョンは、ある意味で課長というタイトルの重さに耐えなければならない役です。私も撮影現場で主人公を引き受けました。うまく導かなければならないという責任感がありました。重みはありますが、揺れ動いても最大限それを見せず、どうすれば現場を正しい方向へ導くことができるかたくさん悩みました。今では完走したと感じるほど、最善を尽くしました。――気象庁を素材にしたドラマは珍しく、視聴者にも新鮮に感じられたと思います。どのようにアプローチしましたか?パク・ミニョン:まず、気象庁に関連するYouTubeをたくさん見ました。すごく参考になったのは、気象庁の職員を取材しながらドキュメンタリーを撮ったものがあったのですが、それを見ると気象庁の人々がどんな心構えで、どのように働いているのかが分かりました。ドキュメンタリーを参考にしたのが役に立ちました。気象庁で働く方々は、カリスマ性があってハキハキとお話されるのかと思ったのですが、ドキュメンタリーを見たらすごく穏やかに話をされました。水が流れるようにみんなが分かる用語で気楽に話す感じでした。それを見て力を抜く練習をたくさんしました。ブリーフィングをする時も、流れるように自然に力を抜こうと思いました。そうしたらあまりにも力が抜けて副作用が生じました。寝ているのではないかという反応があったんです(笑)。――作品に参加した後、気象庁に対する認識に変化はありましたか?パク・ミニョン:最大の変化は、天気予報が間違っていたとしても怒らなくなったことです。どれほど天気予報のために努力されているのかを知ったので、怒れなくなりました。ゴルフの予約をして、雨が降ったとしても怒りません(笑)。ドラマにこんなシーンが出てきます。チン・ハギョンが、台風がどれほどの影響を与えるのかを知りながら、わざと強めの予報をします。予報が当たっていることよりも、人々の安全がより重要だからです。この点には本当に共感しました。気象庁では天気を当てるよりももっと重要なことが、もしかしたら起こるかもしれないという状況から人々を守ることなんです。そういった心が分かりましたので、誤報も感謝して受け入れるようになりました。――台本を見た時、最も楽しみにしていたシーンはどこでしたか。パク・ミニョン:ハン・ギジュン(ユン・バク)との別れのシーンが一番楽しみでした。不倫を目撃してハン・ギジュンにバッグを投げて怒りを露わにするシーンです。これは私のアイデアだったんです。台本を読んだ時から、その場面を頭の中にはっきりと描くことができました。チン・ハギョンの状況を考えれば、これくらい強く出なければならないと思いました。10年間、1人の男性に全てをかけた女性であり、付き合いながら数多くのもどかしいこともあったはずです。それらを集め、全てを爆発させる場面でした。そのシーンを撮りながら悲しくもあったのですが面白かったです。満足度は高かったです。――ハッピーエンドでしたが、結末がやや無理矢理だったのではないかという反応もありました。シウ(ソン・ガン)と父が突然和解し、シウとハギョンが急にハッピーエンドを迎えたという意見がありますが、その部分は残念だと思いませんでしたか?パク・ミニョン:私も人間ですので、ハギョンとシウがもう少し出てきたら良かったとは思いました。物足りなさを吐露したりもしましたが、気象庁の人々に対する話をメインに扱ったドラマです。気象庁の中にある個人の人生に焦点をあてたという点においては満足していますし、良かったです。――「気象庁の人々」は、現実的な部分が多いドラマだと思います。最も共感したシーンはどこですか?パク・ミニョン:現実的なシーンが多かったですが、特に記憶に残っているのはオ主任がチン・ハギョンと同じような道を歩いていたけれど、結婚して子育てをすることになるじゃないですか。オ主務官(ユン・サボン)が「チン・ハギョン課長はこうでなかったらいいな」と話す場面があります。その部分が現実的で理解できました。私がそのような時期を経験しているので、より現実的に感じられたのだと思います。――劇中のチン・ハギョンは、序盤は愛より仕事、そして後半では仕事と愛を同時につかむスタイルになります。実際のパク・ミニョンさんはどんなスタイルに近いですか?パク・ミニョン:パク・ミニョンという人間は、これまでも今も、仕事が最優先です。仕事の次が愛です。今のところはそうなのですが、後でまた変わることもあるかもしれません。30代になれば夢はなくなるかもしれないと思っていたのですが、相変わらず夢を見ます。夢が1つ、2つと増えていきます。私の成長ドラマは終わっていません。――最近新しくできた夢は何ですか?パク・ミニョン:私が上手にできる分野の中で、何かを拡張させてみたくなりました。年をとる前にアクションに挑戦してみたり、英語をもっと学んで外国の作品に出演してみたいという夢があります。――ドラマでは悲婚、結婚、離婚などの話が出てきますが、パク・ミニョンさんの結婚観を教えてください。パク・ミニョン:これまでそうだたように、これからも仕事を続けていくと思います。結婚をしたとしても、私の人生をかけて演技を続けていきます。この気持ちは一度も変わったことがありません。結婚適齢期というのは、もう今の時代にはないと思います。今の私の年齢が、仕事をするのにぴったりの適齢期だと思っています。物事の全ては知らないけれどある程度知っていて、適度に余裕ができた年齢です。離婚や結婚、出産についての話をドラマで扱いましたが、まだ私自身の話のようには感じられていません。特に子育てについては深く考えたことがないです。数年後に悩んでみたいです。理想の結婚生活を言えば、それぞれが一生懸命に働いて、家に帰ったら温もりを感じたいというロマンはあります。――2006年に「思いっきりハイキック!」で女優デビューを果たしてからいつの間にか15年が過ぎました。振り返ってみるといかがですか?パク・ミニョン:デビュー当時を思い浮かべると、ちょっと胸が痛いですね。その時の私を、ただよくやったねと褒めてあげたいです。「なぜあんな風にやったの?」と叱るよりも、あの程度ならよくやった方だよと褒めてあげたいです。でも今は厳しく怒らなければならない時です。不足している部分を満たし続けていかなければならない職業ですから。いつの間にか15年という時間が流れました。前よりさらに良い女優にならなければいけないという考えが常に頭の中を支配しています。――多数の作品を成功に導き、興行クイーンと呼ばれていますが、視聴率に対するプレッシャーはありませんでしたか?パク・ミニョン:ないと言ったら嘘になります。撮影に突入すれば、本当に多くの方々が作品のために時間と努力をつぎこみます。その努力を確認することができる指標が視聴率ではないでしょうか? なので視聴率と話題性はすごく気にします。まだそのようなことを気にしない人にはなれないですね。――映画やバラエティ番組に進出したいという気持ちもありますか?パク・ミニョン:もちろんです。素敵な映画とバラエティ番組があれば出たいです。「犯人はお前だ!」以外だと12年間、バラエティ番組に出演していません。ですから番組に出演できれば面白そうだと思います。映画でもこれまでに演じたことのない役に挑戦してみたいです。機会があれば、いつでも出演する気持ちはあります。――ここ数年間、ラブコメやロマンスジャンルで主に活動していますが、女優として自身の強みを生かすための選択でしょうか?パク・ミニョン:そうです。毎回変身するのも良いですが、その時でないとできないジャンルかもしれないですから。私が上手くできるジャンルの中で成長していく姿をお見せしたかったんです。上手くこなせるジャンルがあるという事は喜ばしいことだと思います。その中で、女優としての領域を広げていく姿をお見せしたいです。――視聴者のコメントや反応はよく見ますか?パク・ミニョン:昔はよく見ていて、退屈な時は「パク・ミニョン」と検索していました。それで昔は自意識過剰なのではないかという言葉をよく聞きました。ですが、実はその反対です。昔は自信がなくなり、どう見られているのか気になって、その反応によって感情も大きく左右されました。そうしていくうちに、私の自尊心が傷つくと思い、見ないようにしてみました。すると気持ちが楽になりました。私についての無分別な意見を全て受け入れる必要はないと分かり、選びながら見るようにしています。――毎年、休まずに活動を続けている理由はありますか?パク・ミニョン:(撮影)現場に行くと躍動感を感じます。生きている気分と言うのでしょうか。現場に行くと心が楽です。時には愚痴もこぼします。毎回寝れずに、これでいいのかなと思いながらも、楽しくてずっと続けています。お金、名誉だけを考えるとできないスケジュールも多いですが、この仕事が心から楽しいので、疲れずにずっと続けられているんだと思います。――今のパク・ミニョンの人生を天気で表現するとしたら何でしょうか?パク・ミニョン:たくさんの季節がありますが、またやってきた春と表現したいです。人生は1年だけではないですから。春から夏を経て寒い冬もやってきましたが、また春がやってきたようです。
「気象庁の人々」Girl's Day ユラ“私がユジンだったらもっと会話を大事にしたと思う”
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」を通じて、Girl's Dayのユラが女優としてさらに成長した。ユラは最近、OSENとのインタビューを通じて、4月3日に韓国で放送が終了したJTBC土日ドラマ「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」(以下「気象庁の人々」)終了の感想とチェ・ユジン役を務めた感想を明かした 。「気象庁の人々」は、熱帯夜より熱く、局地性豪雨よりも予想できない気象庁の人々の仕事と愛を描いた職場ロマンスドラマだ。韓国で2月12日より放送され、最高視聴率7.8%(4回、ニールセン・コリア基準)を記録した。ユラは劇中、気象専門記者のチェ・ユジンを演じた。チェ・ユジンは、曇って見えるが、いざ出かければ晴れる天気のように、複合的な姿を持っている平凡な20代の若者だ。ユラは恋人との複雑な感情を繊細に表現して共感を呼んだ。現実と理想の間で葛藤を経験しているキャラクターをリアルに描いて高く評価され、視聴者たちを没入させてストーリーをさらに豊かにした。チェ・ユジンそのものになった彼女は、20代の若者の多様な姿を通じて徐々に成長していく過程を見せた。会社員としての仕事の達成、結婚後にぶつかる現実的な問題、妊娠やキャリア断絶まで、誰もが共感できる問題で葛藤を経験するキャラクターを披露し、女優としてさらに成長した姿を見せた。ユラは「本当に大切な、愛着のあるドラマが終わってとても残念です。私にとって、本当に多くの経験と思い出になった作品で、幸せな時間でした」と感想を伝えた。2010年にGirl's Dayのメンバーとしてデビューしたユラは「演劇が終わった後」「ヒップな先生」「ラジオロマンス」などで女優としての可能性を認められた。韓国で今年1月に終了した「今、別れの途中です」では印象的な演技を見せて存在感を誇り、その後すぐに「気象庁の人々」に出演して期待を高めた。ユラは「最初の台本がすらすら読めました。麻辣味とときめきが魅力的なドラマなので、ぜひやりたいと思いました。本当に一生懸命準備してオーディションを受けました。皆さんとご一緒できて本当に光栄だった作品です」と話した。ユラは「チェ・ユジンをどうすれば憎らしくないように表現できるか、視聴者の立場でチェ・ユジンを理解できるように表現できるか悩みました。それが私にとっては大きな挑戦でした。反応は半分に分かれたようでした。努力はしましたが、そこまで憎らしくなかったという意見と、始まりがああだから憎らしかったという意見がありました。それが私にとっては大きな挑戦でした」と述べた。ユラは気象専門記者のチェ・ユジン役を演じた。彼女は「(チェ・ユジンは)しっかりしているふりをする、か弱い子です。気象庁をけなす記事を書く場面がありますが、先輩が書けと言う時も強引じゃないかと言いながら、公私を区別しろと言われて記事を書きます。その後、チン・ハギョン(パク・ミニョン)とハン・ギジュン(ユン・バク)が何か言われて、その日の夕方に泣きます。この子はやってしまったことに罪悪感を持つ人間らしさがあります。忍耐強くないのに、強いふりをします。パンダのような子です」と説明した。続いてユラは「(自身とチェ・ユジンが)似ている点は、序盤にハン・ギジュンと結婚生活をした部分でした。チェ・ユジンはけんかをしない時はそれなりに優しいです。夫に愛嬌も見せて、明るいところもあるのは似ている部分です。違う点は、私がもしチェ・ユジンだったら、会話をもう少ししたと思います。争うよりはじっくり会話で解決します。苦しい状況を作ろうとしないと思います」と話した。気象専門記者を演じただけに、ニュースを見る姿勢も変わったという。ユラは「気象庁に実際に行ってみると不思議でした。分からないことをたくさんしているようで、多くのことを悟りました。天気予報を聞くたびに『大変そうだな』『頑張って』と思ったりします。容易ではないことをやってらっしゃるのだと思って、私も知らないうちに、親近感がわきました。今は予報がちょっと違っても、そんなこともあるでしょうと思っています」と笑った。「気象庁の人々」が社内恋愛、非婚、離婚、中絶など、現実的な問題を扱っただけに、ユラも感じることが多かった。彼女はこの中でコミュニケーションを強調した。「演技しながら、お互いに会話が足りないと思いました。会話をたくさんしていたら、葛藤も経験しなかったのにと思いました。キャラクターに没頭しながらも、私の個人的な考えも生まれてきました。チェ・ユジンだけでなく、チン・ハギョンとイ・シウ(ソン・ガン)もそうです。会話をもっとしないとと思いながら見るようになりました。だから会話の話をたくさんしたのだと思います。私は視聴者の立場で見て、そのように感じました」と話した。だからといって結婚観や恋愛観は変わらなかった。ユラは「作品に没入はしますが、私の実際の恋愛や結婚観に変化は生まれませんでした。私は私です」と明かした。そして「友達のような人と結婚したいです。一生一緒にいなければならないのにときめきがなくなっても、その人と一緒にいることが楽しければ良いと思います。お互いに配慮する結婚生活を夢見ています。でも、まだ想像はできませんね。最近、周りの人に結婚はどうかと聞きます。それぞれ違う反応ですが、それでより感じたことは、本当に友達のような人と結婚したいということです」と話した。特にユラは「よく考えが変わりますが、今は36歳から38歳くらいに結婚したいです。本当は35歳でしたいのですが、実際にその年齢になれば、結婚する年ではないようだと感じるみたいですね。それでも『するべきかな?』と考えて、結婚するかもしれません」とつけ加えた。そして「社内恋愛」というキーワードについては「愛は自分の思い通りにはいかないものです。その人が好きなのに、我慢はできないと思います。結婚をしなければ別れというものがあると思いますが、恋愛はしなければならないと思います。別れれば辛いと思いますが、その瞬間の燃えるとうな感情を止めることはできないと思います」と笑った。ユラはハン・ギジュンを演じたユン・バクと共演した。ユラは「ハン・キジュンがユン・バクさんで本当に良かったです。神の一手でした。ユン・バクさんがハン・ギジュンを演じたことで、笑えるところもあり、気の毒でもありました。そこまでかっこ悪くは見えなかったです。ユン・バクが演じたハン・ギュンだったので、ユジンもそこまで怒らなかったと思います。ユン・バクさんでなければ、もっとけんかしていたと思いますね」と話した。ドラマでは二人のぶつかる姿がたくさん出てきた。ユラは「チェ・ユジンになってその感情を理解しているので、ストレスがありました。本当に頭にくることもありましたし。ずっとけんかしているため、シーンごとに同じようにけんかせずにポイントをつかまなければならなかったので、細かい部分に気を使いました。ラブラブなシーンはないのでそれがちょっと残念でした。しかし最終回は、私にとっては貴重な数少ないハッピーなシーンがありました。ずっと争ってばかりだったので大変でした」と話した。それでは、ユラだったら「非婚主義」のイ・シウとハン・ギジュンのうち、どちらを選ぶのだろうか。ユラは「結婚に責任感を持って、結婚生活を守ると思いますが、私が結婚前であれば、非婚主義のシウのマインドを変えようとすると思います。非婚主義は変えることができるので、シウの方に惹かれると思います。ハン・ギジュンも変えることはできると思いますが、けんかするのは嫌ですね」と笑った。「気象庁の人々」のユジンを通じて印象深い演技を披露したユラ。彼女は「仲間もそうですし、最近まつげパーマをしに行った時も、ドラマを楽しくよく見ていると言われました。そのような言葉をたくさん聞いて、実感しています。OTT(動画配信サービス)での順位も良くて、キャプチャーしました。とても嬉しかったです」と話した。ユラは「『気象庁の人々』を通じて学んだことや得たものがとても多いです。人間の感情を細かく考えたことも良い経験になりました。監督の繊細なディレクションからたくさん学びました。感謝しています」とし「私には本当に大切な作品として記憶されると思います。良い思い出、経験になった作品でした。それぞれ異なる家庭、カップルの成長ドラマとして記憶してほしいです。その中にもどかしさもありますが、温かさと成長痛が感じられるドラマです。だからより愛着が湧き、面白いのだと思います」と話した。女優として活動しているが、ユラに欠かせないキーワードは「Girl's Day」だ。ユラはGirl's Dayについて「どんなものにも例えられないほど、私にとって本当に重要です。今でもとても恋しく、メンバーが良いと言うなら私はいつでも(活動することに)賛成です。私にとってGirl's Dayは人生そのものです。ヘリの言葉通り、Girl's Dayがないからと言って私自身がなくなる訳ではないですが、Girl's Dayは私にとって第2の家族です。私の人生で本当に大きな祝福だと思います。メンバーたちもよく合い、人服は本当に良いようだ。とても幸せです」と話した。「気象庁の人々」を終えたユラは、「着実に、頑張って経験を積み重ねていますが、もっと努力しなければならないと思います。今作がきっかけで、それをもっと感じました。チェ・ユジンを通じて本当にもっと欲がたくさん出てきたんです。だからもっと研究し、努力して素敵な姿をお見せできるようにしたいです」と話し、今後の活動に期待を高めた。
「気象庁の人々」ユン・バク“ストレスで円形脱毛症に…ドラマが愛されて一つの勲章のように思えた”
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。情けない元恋人なのに何故か憎むことが出来ない。俳優のユン・バクが、ドラマ「気象庁の人々」でハン・ギジュン役を熱演した感想を明かした。ユン・バクは4月3日に韓国で放送が終了したJTBC「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」(以下、「気象庁の人々」)でハン・ギジュンを演じた。彼は最近、オンラインインタビューを行った。「気象庁の人々」は、熱帯夜より熱く、局地的豪雨よりも予測できない、気象庁の人々の仕事や愛を描いた社内恋愛ドラマとして視聴者に愛された。その中でも彼が演じたハン・ギジュンは、結婚まで準備するほど長く付き合ったチン・ハギョン(パク・ミニョン)を放って、チェ・ユジン(Girl's Dayのユラ)と浮気をする人物だ。彼は浮気がバレた瞬間からチン・ハギョンとイ・シウ(ソン・ガン)のロマンスを未練たらしく追う時まで、情けない彼氏の典型を見せた。ユン・バクは「昨年の暑い夏から寒い冬まで、約6ヶ月間頑張ってきましたが、撮影しながら『僕が出るシーンはいつ放送されるんだろう?』と思っていました。それなのに気付いたら時間がたっていて、放送終了を目前にしていたので、清々しい気持ちもありつつ名残惜しいです」と話した。また「想像していたよりもたくさん愛していただいて、視聴者の皆さんには感謝しています。素敵なドラマを作れるように導いてくれた監督、作家さん、スタッフの皆さん、そして共演俳優の皆さんに感謝し、幸せでしたと伝えたいです」とコメントした。彼は「エンディングを目安にして見ると、序盤よりは自分の隣にいる人に対して責任感を持って、よりしっかりとした姿で締めくくったと思います。なので良いエンディングだったのだと思います。この後はどう変化していくか分かりませんが、良い締めくくりだったと思います」と話した。ハン・ギジュンは視聴者から悪口を言われるしかないキャラクターだったにもかかわらず、ユン・バクに対する文句はなかった。彼は「どんなドラマを撮っても、期待と希望をもって撮影に挑みます。結果については一般的な言葉で言うとやってみなければ分からないので、期待はしない方です。しかし、多くの方々が注目してくれて愛をくださったので、不思議でありながらも誇らしかったです。人気を一番実感する時は、周りの知り合いの反応だと思います」と、満足した様子を見せた。また、彼はハン・ギジュンというキャラクターを演じて特に気を使った部分について、「ハン・ギジュンの性格を一つには定義しませんでした。行動や言葉を放つ時、『彼だったらこうすると思う』と、予測できるように演じるのが良いと思い、余裕を持って演じようと、選択肢をたくさん用意しました。だからこそ真剣になったり、突発的な行動をした時も簡単に受け入れてもらえるようなキャラクター作りが出来たと思います」と強調した。彼は「自分がテレビに出るのですから、よく見せたいという気持ちはあります。だからなのか、ある時、自分の中でハン・ギジュンを美化させて表現しようとする危険な瞬間がありました。できるだけ台本に忠実に、柔らかい性格に見えるように重点を置きました」と説明した。続いて「仕事中のハン・ギジュンと、普段のハン・ギジュンの違いが大きいので、衣装もジャケットからベスト、ズボンまで合わせて、アームバンドまでしました。そういった部分がキャラクターの二面性をさらに見せることができたポイントだと思います」とつけ加えた。ユン・バクは以前、撮影の過程で感じたストレスにより円形脱毛症まで経験した。彼は「最初はこれが円形脱毛症なのか分からなかったんです。美容院に頻繁に行きますが、そこでヘアメイクを担当してくれている方が、これは円形脱毛症だと言ったんです。すぐに病院へ行ってステロイド注射を受けて治療をしました。2ヶ月経って元に戻りました」と明らかにした。それだけユン・バクにとっても、ハン・ギジュンは簡単に理解することが難しい人物だった。「放送で見るハン・ギジュンは、僕でも『一体なぜそんなことをするんだ』と言いたくなるほどでした。視聴者の皆さんと同じ気持ちで見ていた記憶があります」と明かした。そして「ハン・ギジュンは一言で言い表すとしたら、梅雨に降る雨のようです。梅雨の雨は一様にどんどん降ってきます。ハン・ギジュンもある一面を見ると一様だと思います。終盤には少しずつ変化していきますが、それでも終始一貫している姿を見せていると思うので、梅雨のようだと思います」と話した。さらに彼は「ハン・ギジュンと僕の共通点は、他人にどう見られているのか重要視するタイプという部分で、良い人コンプレックスがあります。ハン・ギジュンも他人からどう見られているのかが重要な人間なので、そういった部分が似ています。でもそれ以外の部分は僕と違うので、50%くらい似ていると思います」と明かした。ユン・バクは「気象庁の人々」への出演とハン・ギジュン役を一度断った。それでもこのキャラクターを受け入れた背景には監督の説得があった。「監督が『ギジュンは悪いやつなのではなく情けないだけだが、下手すれば悪く見えるかもしれない。それはすごく危ない部分だけど、あなたの性格とギジュンが出会い、そういった部分が相殺されると思う』と言われました」と明かした。そして「その言葉を聞いて挑戦しようと思いました。監督の言葉のように、『僕という人間がハン・ギジュンに出会ったら監督の望み通りになるかな?』と思い、挑戦することに来決めたんです」と伝えた。また「反対に監督の言葉通りにしても、悪いやつのように映ってしまうかもしれない。そうしたら僕の挑戦は失敗に終わり、挫折するだろうと思いました。そんな考えもあり、挑戦する事にしました」と説明した。彼は「ハン・ギジュンの魅力は寛容的なキャラクターだということです。行動に納得はいきませんが、『あの人ならそういうこともある』と思える部分がハン・ギジュンにはありました。演じる時は大変でしたが、いろいろと試すことができました。何でもできるように見えるのがハン・ギジュンの魅力だと思います」と語った。憎まれやすいキャラクターであるだけに、演技の水準については常に悩んだ。彼は「セットでの撮影は、同じ場所で一度に撮ることも多いじゃないですか。僕のスケジュール表にギジュン&ユジンデーと書いた日がありました。争うシーンだけを撮る日があったのですが、それぞれ異なる日の争いを同じ日にまとめて撮りました。でも監督がきちんとコントロールをしてくださって、時間はかかりましたがそれぞれに集中して整理しながら撮影しました。その日エネルギーをたくさん使い、一つひとつ話し合いながら、適正な演技のラインを探していきました」と裏側を話した。ハン・ギジュンの本質についても「すべてがユジンを愛していたから起こったことだと思います。ハギョンがシウではない他の人と付き合ったとしたら、あのような葛藤はなかったと思います。ハギョンとは良い結末ではありませんでしたが、ギジュンにとってハギョンは家族よりも親しい仲だと思ったので、未練よりはベストフレンドに相談し、お願いするような感じだと思いました。普通なら、元恋人に仕事のことをお願いはできないと思います。ギジュンはハギョンを元恋人というよりも、大学生の時から自分のことを考えてくれたベストフレンドだと考えたのだと思います」と話した。気象庁を背景に、報道官室の通報官という設定も容易ではなかった。しかし彼は「気象庁の専門的な用語や職業を特定して表現しようとするよりは、ギジュンの基準から見ました。通報官自体の研究というより、それをこなすギジュンにフォーカスしました。かっこいい演技ではなく、かっこよく見せようとする演技をしようと思いました。日常のギジュンの姿より、通報官としてのギジュンの姿がより重要だと考えました」と説明した。このようなキャラクターの解釈のおかげだろうか。ギジュンに向けた憎しみとは別に、ユン・バクに対する好評は続いた。これに彼は「このような反応が来ることを知っていたら、30ヵ所脱毛しても構いません」と笑った。彼は「監督が憂慮していたところをきちんと作ってくれて、このようなキャラクターができたのだと思います。それから視聴者の皆さんがドラマを本当に愛してくださって、僕が円形脱毛症になったのも一つの勲章のように思えました。その時はストレスをたくさん受けていたのですが、今考えれば、幸せな結末を迎えるために僕を円形脱毛症にしてくれたのかと思いました」と冗談を言った。ハン・ギジュンのようなキャラクターは、ユン・パクにとって演じたいと思う対象であった。「キャラクターを選ぶ時、悪役も善人でも特に気にすることはありません」という彼は「自分にとって挑戦になるキャラクターであればどんな役でも気にしません。典型的な役は断ると思いますが、俳優として挑戦に値するキャラクターなら全てやってみたいです」と話した。何より彼は「これからはきちんとした服ではなく、カジュアルで楽な服を着て輝く姿を見せられるキャラクターをやりたいと思っています」とし「きっちり作られたキャラクターではなく、自由にできる役をやってみたいです。熱血刑事もできると思いますし、近所にいる無職のおじさんみたいな役もやりたいです。言動にあまり制約のないキャラクターもやりたいですね」と明かした。さらにユン・バクは、2012年に韓国で放送されたデビュー作「できる者が救え」以降、演技を続けてきた10年を振り返って「デビューしてから素敵な機会がありましたが、僕がうまくやれなくて残念な時もありました。しかし、作品が終わる度に成長できたと思います。そうやって成長してきて、残念なところもありますが、感謝の10年でした。今後淘汰されることもあるかもしれませんが、俳優として少しづつ成長する10年にしたいです。演技も重要ですが、仲間やスタッフの皆さん、監督に信頼を与えられる俳優になりたいです」と目標を語った。
ソン・ガン、ドラマ「気象庁の人々」で年下男性の魅力をアピール…放送終了を迎えて感想を語る
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。俳優ソン・ガンのロマンスは晴れだった。JTBC「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」が最後までお茶の間を温かく染めて放送が終了した中、その中心で様々な恋愛と成長物語を披露したソン・ガンが感想を伝えた同作で、気象庁特別報道担当のイ・シウに扮した彼の姿は、晴れそのものだった。何事にも肯定的で温かいエネルギーで周りの人々を気分良くさせたり、誰より天気に夢中である気象庁のエースとして、難しい気象予測もやりこなす姿は痛快な満足感を与えた。何よりも職場の上司であるチン・ハギョン(パク・ミニョン)と速いスピードで展開されるロマンスでソン・ガンが描く年下男性の一面は、放送の序盤からドキドキする雰囲気を醸し出し、長い間変わらない晴れの日々を約束するようだった。しかし、そのようなシウにも危機はやってきた。賭博中毒の父親、そして結婚の価値観の相違によるハギョンとの葛藤まで、曇りを通り越して台風を伴う逆境が、彼に苦い別れを与えたのだ。しかしソン・ガンはそのようなシウの変化を幅広い成長物語で描き、自分だけの色で恋愛模様を描いていった。特に父と対立しながら感じる感情の変化をもとに、ハギョンとの関係でもより一層成熟した姿を見せ、ときめき以上の感動と余韻を残した。このように「気象庁の人々」を通じて、初の職場ロマンスを成功させたソン・ガンは、所属事務所のNAMOO ACTORSを通じて放送が終了した感想を語った。彼は「シウというキャラクターを演じながら、本当にすごく勉強になったし、大変だったけど、充実した現場だった。たくさん勉強になっただけに、皆さんにも良いメッセージとして残ってほしい」とし、今回の作品に対する格別な愛情を伝えた。また「これからも一生懸命に活動するので、応援をお願いしたい。幸せな日々を送ってください」と締めくくった。ハイティーン、キャンパス、そして職場ロマンスまで席巻して恋愛ジャンルの強者になったソン・ガン。彼が新しいジャンルとキャラクターで楽しさを届ける今後に期待が高まっている。
放送終了「気象庁の人々」パク・ミニョン&ソン・ガン、2人の出した答えと恋の結末は?【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。パク・ミニョンとソン・ガンがお互いに対する愛を確認し、幸せな結末を迎えた。3日に韓国で放送されたJTBC土日ドラマ「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」最終回で、チン・ハギョン(パク・ミニョン)とイ・シウ(ソン・ガン)が別れの危機を克服し、愛を確認する姿が描かれた。シウが肺がん末期の父のことで借金を調べると、気象庁内ではシウとハギョンがもうすぐ結婚するのではないか、さらにはできちゃった結婚ではないかと噂された。ハギョンがコーヒーではなく、ゆず茶を選ぶ姿も誤解を呼んだ。「もうすぐ結婚すると聞いた。おめでとう」という同僚たちの話にハギョンは「私ですか?」と戸惑う反応を見せた。結婚と違反(妊娠)の噂に対して彼女は「私、何も違反したことはありません。シウさんの借金と私の結婚は関係ありません」と明かした。続いてチーム員たちに「私とシウさんはもうなんの関係でもありません。別れたと話したら騒ぎになると思ったので、当分偽装カップルとして過ごそうと思っていました。私とシウさんは別れました。騙してすみません」と話した。一方、ハン・ギジュン(ユン・バク)とチェ・ユジン(Girl's Dayのユラ)の仲は良くなった。ギジュンは妊娠したユジンに、赤ちゃんの心音を聞いた時の感激と良い父親になるという覚悟、ユジンと初めて会った時のことに言及し、ユジンも彼の言葉に感動した。ギジュンはハギョンに赤ちゃんの心音を聞かせて、祝ってもらった。そしてこの場で友人としてのアドバイスを送った。彼は「イ・シウは今も君のことが大好きだよ。実は君もそうだろう。君も相変わらず彼のことが大好きじゃないか。男としては失敗したけど、友人としては失敗したくない。君のことを心配する友人として1つだけ言わせてもらう。イ・シウを逃すな。彼のためじゃなくて君のために。僕の経験によると、好きな人を逃したらいけなかった」と助言した。そんな中、シウの父親イ・ミョンハン(チョン・ベス)が病院からいなくなり、シウはそんな父を探し回った。ミョンハンはシウに電話をかけて「意地を張らないで彼女のことを掴みなさい。君の人生であんな女性とはもう出会えないだろう。父親には恵まれなかった君だけど、女性には恵まれていると思う」と話した。しかしシウは「病院に戻って検査も手術も受けよう」とし「僕の父親としてちゃんとした姿を見せてから死んでください。お父さんに良心があるのなら、なんでもいいから僕に良い記憶を残さなければならないと思わない?」と真心を伝えた。結局、息子に厳しい人生を歩ませた父は涙を流した。ハギョンとシウはお互いを今でも愛しているのに別れを選んだことに対して悲しんだ。シウの事情を知ったハギョンの母ペ・スジャ(キム・ミギョン)は「人生は短い」と言いながら2人の恋を応援し、助言した。そしてお互いの大切さに気づいたハギョンとシウ。初雪が降る中で再会した2人。ハギョンはシウとの初対面を思い出しながら「シウの明るく健康的な姿に惹かれたのは事実。当時私は本当に憂うつだったから。時間が経ってあなたの痛み、あなたが隠していたことを知ってから、むしろあなたのことをよく分かるようになって、それであなたのことがもっと好きになってしまった。だから私は、あなたが自分の雨風をあまり憎まないでほしいの」と告白した。続いて「誰にでもそれぞれの雨風がある。ただその雨風にあたる際に1人ではなく、そばに誰かがいればもっと頼もしいと思う。私はそれがあなたであってほしい。私、シウのことを本当に愛してる」と伝えた。シウも「僕のほうがもっと愛しています。今よりもっと愛し、これからももっと愛します」と言いながらハギョンとキスを交わした。この日の放送の終盤には、シウが闘病中の父と幸せな日常を過ごす姿と共に、相変わらず一生懸命に働く気象庁の人々の姿が描かれた。また両家の顔合わせをするスジャとミョンハンの姿が最後を飾り、幸せな結末を迎えた。
パク・ミニョン&ソン・ガンら、ドラマ「気象庁の人々」放送終了の思いを明かす“課題を一つ終えた気分”
気象庁の人々の仕事と愛を斬新な展開で披露し、多くの人々に愛されてきたJTBC土日ドラマ「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」の俳優たちが放送終了の感想を明かした。「気象庁の人々」は、韓国で4月3日の放送を最後に幕を閉じる。劇中で完璧な演技を披露したパク・ミニョン、ソン・ガン、ユン・バク、Girl's Day ユラが同日の午後に心をこめた感想を伝えた。パク・ミニョンは「気象庁という題材の新鮮さとチン・ハギョンという人物のプロフェッショナルさが1さじ、その裏にある愛らしい粗末さが1/2さじの姿に惚れ、出演を決めたのですが、思ったより難しくて驚きました」と話した。続いて「自分を信じられるまで長い時間がかかり、その過程で数え切れないほど多くの質問を投げかけましたが、うまく終えたことにすっきりしましたし、胸がいっぱいです」という深い感想を伝えた。セリフのレベルは最高だったが、できるだけ実際の気象庁の人のように聞こえるよう練習し、ナチュラルなメイクとヘアスタイルの研究もすべてハギョンになるための過程だった。「大変だった課題を一つ終えた気分です」というパク・ミニョンは、最後に「監督さん、作家さんをはじめ、スタッフの皆さんと毎日観測しにくい韓国の気象予報のために頑張ってくださる気象庁の皆さんの苦労について知れた貴重な経験でした。ドラマを愛してくださったすべての方々に心から感謝します」と付け加えた。イ・シウと完璧にシンクロし、抜群の演技を披露したソン・ガンは「これまで『気象庁の人々』を楽しく見てくださった視聴者の皆さんに心から感謝いたします」と視聴者に感謝の言葉を述べた。多くの愛を受けただけに、ソン・ガンも「今回の作品でイ・シウという人物に出会い、演技ができてとても幸せな日々でした」と明かした。最後に彼は「僕がシウを通じ『気象庁の人々』を通じて幸せで明るいエネルギーを受けたように視聴者の皆さんも最後まで良いパワーをたくさん受け取ってほしいです。皆さんにとって常に幸せで澄んだ日々が続くことを願います」と話した。ユン・バクは、誰にも演技できない難しくてかっこ悪いキャラクターハン・ギジュンを現実性を持って描き出し社内恋愛残酷史の醍醐味を十分に生かした。一生懸命に悩み、頭を抱えていただけに、彼にも最後は特別な存在となった。「最初の撮影が行われた日から視聴者の気持ちで毎週『気象庁の人々』を見ていた週末までが走馬灯のように駆け巡ります」と振り返ったユン・バクは、「視聴者の皆様が多くの関心と愛情で見守ってくださりとても幸せな時間を過ごしました」と感想を述べた。最後に「私たちのドラマを愛してくださり、ハン・ギジュンを憎んだり、愛情を持ってくださり心から感謝します。これからももっと良い作品と違うキャラクターでお会いしたいです」とメッセージを残した。最後に現実と理想の間で悩むチェ・ユジンの叙事に説得力を加えたユラは「ユジンを通して多様な感情を感じることができた幸せな時間でした」と切り出した。続いて「監督さん、作家さん、そしてすべての俳優の皆さんと一緒に過ごし、私もたくさんのことを学びましたし、この時間が大切な思い出になりそうです」と作品とキャラクターに対する格別な愛情を示した。また「『気象庁の人々』とともに笑い、泣き、共感してくださった視聴者の皆さんに感謝します。これからももっと良い姿をお見せできるよう努力します」という決意を伝え、最後の挨拶にピリオドを打った。
全員185cm以上!ソン・ガン&ナム・ジュヒョク&アン・ヒョソプら、視聴者を魅了する高身長のイケメン俳優たちに注目
最近のドラマの主人公は、身長180cm以上であることは基本のようだ。ハンサムな俳優たちが女心を掴み、活躍している。今回は、ドラマで活躍している高身長のイケメン俳優をまとめてみた。◆ナム・ジュヒョク「二十五、二十一」ペク・イジン役で視聴者を虜にしているのはナム・ジュヒョク。tvN「二十五、二十一」に出演中のナム・ジュヒョクの身長は187cmである。そのおかげで、ナ・ヒド役のキム・テリを見下ろすツーショットは、ときめきそのものだ。キム・テリも166cmと低くはないが、ナム・ジュヒョクの長身のためそのような場面ができた。広い肩幅を誇るスーツ姿、ギャップのある少年らしさとキュートな魅力まで、ナム・ジュヒョクの全盛時代がやって来たようだ。◆アン・ヒョソプ「社内お見合い」SBSドラマ「社内お見合い」で、ラブコメ職人のタイトルを獲得した俳優アン・ヒョソプの身長も187cmだ。彼が演じているキャラクターカン・テムは、典型的な財閥の御曹司の完璧な男だ。アン・ヒョソプの長身のため、一段と魅力的な男性主人公が誕生した。スーツもカジュアルなファッションも、そしてどんなヘアスタイルも似合うのがアン・ヒョソプだ。◆アン・ボヒョン「軍検事ドーベルマン」身長187cmの男性俳優は他にもいる。tvN「軍検事ドーベルマン」で演技の幅を拡張しているアン・ボヒョンが主人公だ。2016年、KBS「太陽の末裔」に続いて再び軍人のキャラクターを演技することになった。モデル出身の長身のため、軍服と法服どちらも似合うという評価を得ている。◆チ・ヒョヌ「紳士とお嬢さん」週末ドラマで演技大賞を受賞したチ・ヒョヌの身長も187cmだ。「紳士とお嬢さん」のストーリーはドロドロの展開だが、チ・ヒョヌはイ・ヨングクのキャラクターに完璧に入り込んだ。彼に惚れた視聴者のおかげで「紳士とお嬢さん」の視聴率は40%に迫るほどの数値を記録し、人気を博した。◆ソン・ガン「気象庁の人々」あどけない少年のような雰囲気で、童顔俳優と呼ばれているソン・ガン。しかし、彼の身長は童顔とはギャップのある186cmだ。長身であるからこそ、年上の女優パク・ミニョンとのレジェンド級のケミ(ケミストリー、相手との相性)も可能だ。ソン・ガンとパク・ミニョンのリアルなカップル演技が、JTBC土日ドラマ「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」の人気の要因だ。
「気象庁の人々」ソン・ガン、パク・ミニョンと切ないハグ…2人の恋の行方は【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。ソン・ガンがパク・ミニョンを守った。韓国で2日午後に放送されたJTBC土日ドラマ「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」では、イ・シウ(ソン・ガン)がチン・ハギョン(パク・ミニョン)に対する変わらぬ愛を見せた。この日チン・ハギョンは、イ・シウの父親イ・ミョンハン(チョン・ベス)が病気であることを知った。肺に異変が見つかり、生体検査が必要な状況だった。「息子には言わないでほしい」というお願いに、ハギョンはそっとシウに「お父さんといつ最後に電話をしたのか」とし「今は憎くて、恨んでいるだろうが、そうして後悔するようなことがあるかも知れない。時間は取り戻せない」と話したが、むしろシウは「僕は絶対に後悔しない」と怒った。また、ハギョンは全体会議で「予報を変更しなければならないかも知れない」というシウの意見に力を添えた。これにハン・ギジュン(ユン・バク)は「総括チーム全体から憎まれるかもしれない。イ・シウが吐いた言葉を買って出て力を添えてあげるのか」と心配したが、ハギョンは過去に自分が問題を起こす度に収拾してくれた先輩のようにしてあげるという意志を見せた。これにギジュンは「あなたは大人のように行動し、考え、話すこともできていいね」とし「世の中にタダはないという、担うものも責任を取るものも多い。大人として生きるのは難しい」と話した。ハギョンはシウに内緒でイ・ミョンハンのことも世話した。すでに肺に異変があることを知っていたミョンハンの生体検査を行い、入院までさせたのだ。「とにかく、ありがとう。出来の良い息子のおかげで贅沢した。後でシウによく言っておくよ」というミョンハンの言葉にハギョンは「実は、私たちもう別れました」と明かし、チーム長として手伝っているものだと話した。これにミョンハンは「逃してはならない女性を逃した」と嘆いた。シウと会話をしたペ女史(キム・ミギョン)はハギョンに「よく別れた」と話した後、複雑な気持ちを明らかにした。その時、シウは「別れの終わりにはいつも父親がいた。愛する女性にそんな父親を家族として抱えさせたくなかった。恋さえすれば良くて、家族になる必要はないじゃないか。ところが、世の中は愛も責任を取れというし、それが結婚しかないというから別れようと言った」とし、結婚が別れの決定的な理由になったと明かした。シウはハギョンに「父親の話が出たら、子どものように振る舞うことになる」と先に謝った。ハギョンが大丈夫だと受け入れるとシウは「なぜいつも大丈夫だと、僕を理解すると言うんだ。これで僕がまた引き止めたらどうするの。別れられないと駄々をこねたらどうするの」とし「僕まだ、君のことが本当に大好きだ」と切ないハグをした。その時、総括1チームのチーム長が大声を上げながら登場した。先輩の予報をひっくり返すのかと激怒したのだ。これにハギョンは「気流の変化が見つかったため」と説明したが、彼は「ひっくり返した予報が外れたらどうするのか」と、ハギョンを突き放し、胸ぐらまで掴んだ。これにシウは1チームのチーム長の顔を殴り、予期せぬ事故を起こした。気象庁での騒ぎに、オム・ドンハンは10年ぶりに娘と過ごす誕生日ディナーを諦めて復帰した。「僕たちの予報が合っていたら辞める覚悟をしておきなさい。辞表をかけてやってみましょう」と怒鳴りあう二人のチーム長を見ていたドンハンは、1チームのチーム長に「あなたも僕の予報をひっくり返したじゃないか、2回も。それでも僕はあなたを信じ、何も言わなかった」とし、先輩としての威厳を守りなさいと話した。その時、シベリア気流が南に移動し、結論的にハギョンと総括2チームの判断が正しく、雰囲気が反転した。一方、ギジュンは計画になかった妊娠のため子どもを下ろそうとするチェ・ユジン(Girl's Day ユラ)に「僕は歓迎する。僕は準備が出来ていない父親だ。慌ててみにくい姿を見せるだろうが、僕たちの子どもだから頑張って育ててみたい。それでも嫌だというなら、君の意思も尊重する。犠牲を強制するわけにはいかないから」と話した。イ・ミョンハンは肺がんステージ3の診断を受け、ハギョンが連れてきた病院でこれを確認したシウは「僕になぜこんなことをするのか」と嗚咽した。しかし、イ・ミョンハンに自害恐喝保健詐欺罪の逮捕令状が発行され、現実を直視させた。内緒で愛を育んでいたシン・ソクホ(ムン・テユ)とチン・テギョン(チョン・ウンソン)は激しいキスを交わしていたところ、ペ女史に見つかった。
LYn、ドラマ「気象庁の人々」のOSTに参加…4月2日に「Open Your Heart」をリリース
LYnが総合編成チャンネルJTBC土日ドラマ「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」のOST(挿入歌)の最後の歌唱者を務める。「気象庁の人々」のOSTを制作するMOST CONTENTSは4月2日午後6時、主要音楽配信サイトを通じて、LYnが歌ったOST Part.9 「Open Your Heart」を発売する。「Open Your Heart」は発売前からドラマに挿入され、視聴者を魅了した曲だ。チン・ハギョン(パク・ミニョン)とイ・シウ(ソン・ガン)の出会いから劇的に続いてきた縁、その中で芽生えた切実な気持ちと真心を込めた歌詞が印象的で、2人のストーリーをより濃く完成させる。この曲は期待感を高める神秘的な前奏と、自然と耳に染み込むLYnの訴えるようなボーカルがドラマチックな雰囲気を加える。今回のOSTはK.willの「Talk Love」、Punchの「Like a heroine in the movie」など、大ヒットしたOSTを誕生させた作曲家ホ・ソンジンとRed Velvet、OH MY GIRLなど人気アイドルグループとコラボしているMaria Marcus、TWICE、BTS(防弾少年団)の曲を手掛けたLouise Frick SveenというK-POPをリードしているプロデューサー軍団が参加し、完成度をより一層高めて「気象庁の人々」の最後を華やかに飾る。自他共に認める韓国を代表するバラード歌手であるLYnは、2021年に約1年半ぶりにリリースした「Pyeong Saeng」を通じて名品ボーカルリストの存在感を証明した。「To Turn Back Hands of Time」「My Destiny」などのメガヒットOST以外にも、tvN「九尾狐伝」、KBS 2TV「恋慕」などのOSTを歌唱し、OSTクイーンとしての底力を証明した。放送終了まであと2話を残している「気象庁の人々」は、最後まで予測できない展開を見せている。2人のもとに訪れた寒波が、彼らがさらに強く結びつく契機になるのか、視聴者の熱い応援と関心が高まっている。
「気象庁の人々」パク・ミニョン&ソン・ガン、社内恋愛の難しさを痛感?新たな試練が訪れる【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。パク・ミニョンとソン・ガンが今回は付き合うふりを始めた。秘密の社内恋愛の発覚から続く予期せぬ展開に、視聴率は全国6.8%、首都圏7.6%を記録した。(ニールセン・コリア提供、有料世帯基準)JTBC土日ドラマ「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」で、すでに社内恋愛の苦い味を思う存分味わったことがあるチン・ハギョン(パク・ミニョン)は、噂に関心を見せない戦略をとった。耳を閉じて口も閉じれば、いつかその噂は消えるというのが経験者としての考えだった。別れたイ・シウ(ソン・ガン)にも冷たく線を引いた。しかし、シウは噂が気になった。何より、何も知らない人たちがハギョンについて勝手なことを言うのが嫌だった。その中で破局したことが知られると、また波紋は広がっていった。ハギョンの元恋人のハン・ギジュン(ユン・バク)によると、職場で男女関係はいつも女性が不利になりがちだ。ハギョンも聞かなくてもいい冗談や度を過ぎた言葉を聞くようになった。それを知りながらも社内恋愛を始めたハギョンは、その結果も自身が耐えないといけないものだとし、より冷静になった。しかし、それに耐えられなかったシウは「僕たち、当分は交際中ということにしよう」と意外な提案をしてきた。別れの方法が拙く、そのせいでハギョンが傷つくのは望んでいなかったためだ。その後、2人は総括2チームの前で付き合うふりをしてぎこちない演技を始めた。気象庁が落ち着くまで2人の嘘の恋愛がバレることなく進むかどうか、興味をそそった。別れではない別れを選んだ2人に、試練も訪れた。この日のエンディングで、ハギョンとシウはお互いの両親に会い、急速に空気が凍りついた。ハギョンの母であるペ・スジャ(キム・ミギョン)は娘を結婚させるためにあらゆる手段をとっていた中、シウとの恋愛を知った。ハギョンにシウは何級公務員か、家族関係はどうか、生年月日や生まれた時刻まで聞いたスジャは、シウと遭遇してチャンスだと思った。自分がスジャが望んでいる婿ではないと知っているシウは、危機感を抱いた。ハギョンはシウの父であるイ・ミョンハン(チョン・ベス)のもとを訪れた。交通事故に遭った彼が電話に出ない息子の代わりにハギョンに連絡したためだった。ハギョンは担当医からいくつかの検査で気になるところがあったという衝撃的な話を聞いた。毅然としている表情の彼女は何を思っているのか、関心が集まった。ギジュンとチェ・ユジン(Girl's Dayのユラ)にも寒波は襲った。2人の間に新しい命が宿ったのだ。それはもちろん嬉しいニュースだったが、ユジンは厳しい生活や経歴が途絶えることを考えるしかなかった。社会面の1ページに載るコラムも担当するようになったばかりで、悩みは深くなった。結局「頑張ろう」と言うギジュンに婦人科を予約したと打ち明けた。秋の真っ只中に訪れた時期早い寒波に、4人の男女が体も心も怯えることなく耐えることができるだろうか。「気象庁の人々」は毎週土曜、日曜日の夜10時30分にJTBCで放送されている。
「気象庁の人々」パク・ミニョン、ソン・ガンと共に荒い海へ…彼女がついに決心?
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。パク・ミニョンとソン・ガンの社内恋愛がバレた。26日午後に韓国で放送されたJTBC土日ドラマ「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」で、チン・ハギョン(パク・ミニョン)はイ・シウ(ソン・ガン)に別れを告げた。この日、ハギョンはシウから別れの宣告を受けた後も、コ・ボンチャン局長(クォン・へヒョ)の「台風センターに駆けつけなさい」という指示に従った。ハギョンは台風センターのソン課長と対立した。現場経験の多いソン課長がシウの怪我をみくびりながら「現場で10年間働いてみると、怪我一つない人なんていない。ここでは事故が日常だ」と話したからだ。さらに何に関してもハギョンのことが気に食わない態度を見せた。ハギョンは父のことで急いで退院したシウに「病院に戻りなさい」とし「あなたは何でも自分勝手なの? 一方的に喋ったらそれで終わり? 私はまだ答えていない。答える時まで待っていて」と話した。そしてシン・ソクホ(ムン・テユ)のミスを理由に本庁の仕事を侮辱するソン課長に「事の軽重を測って、組み分けするのはやめてほしい」と厳しく言った。チェ・ユジン(Girl's Dayのユラ)は済州島(チェジュド)まで会いにきたハン・ギジュン(ユン・パク)から目を逸らした。ギジュンはユジンの前に跪いて「君の心を苦しめたこと、悪かった。僕と一緒にソウルへ戻ろう」と願った。ユジンは「結婚を後悔しているなら言って。なかったことにしてあげるから。どうしてここまで来て私を苦しめるの」と叫んだ。その音を聞いてユジンの継父(ソ・ヒョンチョル)が駆けつけてくると、ユジンはずっとおじさんと呼んでいた継父のことを思わず「お父さん、どうしたの」と呼び、新しい関係への発展を期待させた。そしてユジンはギジュンと一緒に家に帰った。ハギョンは荒い天気の中、自ら船に乗って海に出て測定すると主張した。「正確なデータで予測するのが私たちの任務だと思う。今回の予報は間違ってはいけない」と責任と任務を果たそうとした。シウは危ない海に向かうハギョンのそばを守った。データを測定した後、ハギョンは「最初のシナリオでいこう」と国民の安全のために過剰予報を指示した。責任を問われることを甘んじて安全を選んだのだ。台風が退いた後、ハギョンは「私と大丈夫なの? 私たちの関係が終わっても私と仕事できるの?」と聞いた。「課長は大丈夫ですか?」と聞き返すシウにハギョンは「大丈夫でしょう」と自身を慰めるように言った後「私たち、別れよう。イ・シウ」と別れを決心した。一方、遅れてハギョンとシウが付き合っていることを知ったオム先任は社内食堂で「君、チン・ハギョン課長と付き合ってるんだって?」と大声で言った。すでに総括2チームのチーム員たちが2人の関係を知っていることにシウは驚愕し、すぐにハギョンの家に駆けつけた。シウがハギョンに社内恋愛がバレたと伝えた瞬間、家に隠れていたペ女史(キム・ミギョン)が「やっぱりそうだったのね」と2人がキャンプで撮った写真を取り出し、2人を慌てさせた。