戦場のメロディ
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ZE:A シワン初主演作、映画「戦場のメロディ」予告映像解禁!
ZE:Aのイム・シワン主演映画「戦場のメロディ」の予告編が解禁された。韓国で社会現象を巻き起こしたドラマ「ミセン-未生-」や、観客動員数1100万人突破の社会派映画「弁護人」などで俳優として高く評価されているZE:Aのイム・シワンが映画初主演を務める。1950年に始まった朝鮮戦争。戦場や軍の病院などの慰問公演に始まり、1953年7月27日の休戦後はアメリカへ、1960年代には日本から東南アジア、そしてヨーロッパにまで巡演をおこなったという実在の児童合唱団をモデルにした「戦場のメロディ」。解禁された予告編は、戦場の最前線で浮かべる絶望の表情や、軍からの合唱団に対する非常な命令に葛藤する姿、子どもたちとの触れ合いの中で見せる優しい笑顔など、イム・シワンの様々な表情が見てとれる。過酷な状況で生きる戦争孤児たちは、音楽の力で笑顔を取り戻していくが、同時に子どもたちのピュアな姿や優しさは彼を癒し、その様子が感動的に描かれている。戦争のさなかに響き渡る子どもたちの歌声に、思わず涙する予告編となっている。大切なものを失った家族の姿に寄り添う「優しい嘘」、落ちこぼれ高校生と破天荒な担任教師の絆を綴る「ワンドゥギ」など、心に傷を抱えた人々を優れた感性で描きあげてきたイ・ハン監督が、実話をモチーフに様々な喜怒哀楽を盛り込み、戦争の悲惨さ、力強く生きる子どもたちの姿を丁寧に、深い余韻の残る感動作として完成させた。俳優たちの名演と、子どもたちのピュアな歌声が、明日への希望につながるハーモニーとなって奇跡を呼び起こしていく。映画「戦場のメロディ」は10月29日より、シネマート新宿ほか全国ロードショー。■作品概要「戦場のメロディ」2016年10月29(土) シネマート新宿、11月5日(土) シネマート心斎橋 他全国順次ロードショー監督:イ・ハン脚本:イ・ウンジュン製作:キム・ウテク 出演:イム・シワン「弁護人」、コ・アソン「スノーピアサー」、イ・ジュニュク、パク・スヨン、イ・ヒジュン2015年/韓国映画/124分/シネスコ/カラー/5.1chデジタル原題:오빠생각配給:ハーク(c)2016 NEXT ENTERTAINMENT WORLD.All Right Reserved.【ストーリー】朝鮮戦争まっただ中の1952年。家族も戦友も失ったハン・サンヨル少尉(イム・シワン) は、失意のまま最前線から釜山に転属。彼を待ち受けていた任務は、両親を亡くした多くの戦争孤児の世話だった。チンピラの悪事に利用されていた孤児たちを集め、サンヨルは得意の音楽を活かし「児童合唱団」を作り歌を教え始める。初めはぎこちなかった歌声にリズムと和音が生まれ、子どもたちに笑顔が戻ったころ、戦地への慰問公演が決まる。だが、行き先は死と隣り合わせの最前線だった。
ZE:A シワン主演映画「戦場のメロディ」10/29の日本公開が決定!ポスタービジュアル解禁
ZE:Aのイム・シワンを主演に迎え、朝鮮戦争まっただ中すべてを失った子供たちによる「児童合唱団」のピュアな歌声が人々の心を癒していく真実の感動作『戦場のメロディ』が10月29日(土)より、シネマート新宿ほか全国にて公開が決定!併せてポスタービジュアルも解禁となった。1950年に始まった朝鮮戦争。戦場や軍の病院などの慰問公演に始まり、1953年7月27日の休戦後はアメリカへ、1960年代には日本から東南アジア、そしてヨーロッパにまで巡演をおこなったという実在の児童合唱団をモデルにした本作。この度、解禁されたポスタービジュアルからは、軍服を着ていながらも、指揮を執る姿が爽やかさを感じさせるイム・シワンと、笑顔で合唱している児童少年団の姿に、本作が戦時中を描いた映画とは思えない、どこかすがすがしさを感じさせる。悲惨な戦時中に、歌を通して希望を見出していく本作の内容が反映されているからだろう。韓国で観客動員数1100万人突破の社会派映画『弁護人』などで俳優としても高く評価されているZE:Aのイム・シワンが本作で映画初主演を務め、ピアノ演奏や指揮者にも初挑戦し、過酷な戦闘アクションから涙を誘う繊細な感情表現まで、より一層深みを増した演技力で魅了する。共演は、『グムエル –漢江の怪物-』『スノーピアサー』などに出演し、ポン・ジュノ監督の秘蔵っ子女優と言われるコ・アソン、『海にかかる霧』で暴虐な乗組員を演じて注目を集めた個性派男優イ・ヒジュン。「児童合唱団」には約30名の子役が4ヶ月にわたる特訓で身につけた美しいコーラスを披露。大切なものを失った家族の姿に寄り添う『優しい嘘』、落ちこぼれ高校生と破天荒な担任教師の絆を綴る『ワンドゥギ』など、心に傷を抱えた人々を優れた感性で描きあげてきたイ・ハン監督が、実話をモチーフに様々な喜怒哀楽を盛り込み、戦争の悲惨さ、力強く生きる子供たちの姿を丁寧に描き、深い余韻の残る感動作として完成させた。俳優たちの名演と子供たちのピュアな歌声が、明日への希望につながるハーモニーとなって奇跡を呼び起こしていく。映画『戦場のメロディ』は10月29日(土)より、シネマート新宿ほか全国ロードショー。■作品情報『戦場のメロディ』10月29日(土)より、シネマート新宿ほか全国ロードショー監督:イ・ハン 脚本:イ・ウンジュン 製作:キム・ウテク 出演:イム・シワン『弁護人』、コ・アソン『スノーピアサー』、イ・ジュニュク、パク・スヨン、イ・ヒジュン 2015年/韓国映画/124分/シネスコ/カラー/5.1chデジタル /原題:오빠생각/配給:ハーク / (c)2016 NEXT ENTERTAINMENT WORLD.All Right Reserved.<あらすじ>朝鮮戦争まっただ中の1952年。家族も戦友も失ったハン・サンヨル少尉(イム・シワン)は、失意のまま最前線から釜山に転属。それで彼を待ち受けていた任務は、両親を亡くした多くの戦争孤児の世話だった。チンピラの悪事に利用されていた孤児たちを集め、サンヨルは得意の音楽を活かし「児童合唱団」を作り歌を教え始める。初めはぎこちなかった歌声にリズムと和音が生まれ、子供たちに笑顔が戻ったころ、戦地への慰問公演が決まる。だが、行き先は死と隣り合わせの最前線だった。
コ・アソンがソン・ガンホに学んだ“人生の真理”とは
女優コ・アソンには10歳の子役俳優とも、60歳を超えたベテラン俳優とも友達になれる妙な魅力がある。13歳でデビューし、大小の作品で積み重ねてきた底力と、熾烈な大人の世界から手にした空気を読む力がその秘訣と言えば秘訣だろう。大人びた雰囲気と天真爛漫な魅力を兼ね備えている女優がコ・アソンだ。そんなコ・アソンが最近ぐんと明るくなった。これまでも常に明るかったが、最近目立つほど華やかになったのでその理由が気になった。それは完全に映画「戦場のメロディ」(監督:イ・ハン、制作:Joy Rabbit)のおかげだという。優しい監督、優しい俳優たちと優しいストーリーを描いた映画に真心を込めたら、勲章のような明るい笑顔で笑えるようになった。「戦場のメロディ」は朝鮮戦争当時に実在した児童合唱団をモチーフにした映画だ。コ・アソンは戦争の真っ只中に飛び込んだパク・チュミ先生役を務め、自身のフィルモグラフィー史上最も闇がなく明るい演技を披露した。常に優しく笑って周りに明るい空気を届けるが、自分のため息は飲み込んでしまう大人びたパク・チュミは、コ・アソンの実際の姿ともかなり似ている。コ・アソンは合唱団員を演じた子役の俳優たちを仲間そして素敵な友達と呼んだ。これは、「オフィス」のキム・ウィソンがコ・アソンを指しながら使った表現と同じである。十数年の年齢差を超えて素敵な友人になれる秘訣を尋ねると、自身が幼いことから見てきた先輩たちに学んだだけだと答えてくれた。そして、その先輩の中の一人が「グエムル-漢江の怪物-」「スノーピアサー」で共演したソン・ガンホであるという。デビューしてから一日も欠かさず日記を書いているというコ・アソン。これからその日記帳がどんな友人、仲間、映画で埋まっていくのか、楽しみにしたい。以下はコ・アソンとの一問一答である。―イ・ハン監督の作品に出演するのは「優しい嘘」以来2度目だ。コ・アソン:「優しい嘘」の時、本当に良かった。いつでもイ監督と一緒に仕事がしたいと思っていたが、また一緒に撮影できる機会に恵まれて、やっぱり! 期待以上に良かった。イ監督は心を静かに込めて映画を作る。真心を込めて映画を作る方だ。―2度目の撮影をしてみて、最初より良かった点はあったか。コ・アソン:監督が望む方向に以前のように悩まなくても気付ける時。2度目なのでもっと楽な部分があったが、心の中では監督が寂しく思うのではないかと気になったりもした。監督のディレクションにもっと早く気付かなくちゃというプレッシャーもあった。監督は俳優たちへの配慮が本当にすごい。どれくらいかというと、それぞれの俳優には作品の中で自分だけの空間があるじゃないか。(イ)ヒジュン兄さんの場合はカルゴリ(イ・ヒジュンの役名)の小屋、私の場合はジュミの机、ベッドのような空間だ。監督がセット撮影の最終日に俳優たちに「ここで何かもっとしてみたいことはないか」と話した。本当に素敵でしょう?―それで、コ・アソンは何がしてみたいと言ったのか。コ・アソン:ジュミが両親に手紙を書くが、その前に何かもう一つあればと思った。セット場を私一人でゆっくり見回りながら、幸せに悩んでみた。4つくらい話したが、子供が寝ている間にジュミが紙のキーボードを開いてピアノの練習をするシーンが採択された。撮影の間、ずっと監督への感謝の気持ちで一杯だった。心の中で感動の涙を流しながら撮った。もちろん、編集されたけど(笑) 俳優にそのような機会を与えるということ自体が感動だった。―最近、かなり明るくなったように感じる。コ・アソン:うはは。そう? 完全に「戦場のメロディ」のおかげだ。「戦場のメロディ」の撮影をしながら、本当にかなり変わった。どちらかと言うと子供たちの影響が大きいと思う。私が子供たちに影響したというより、影響を受けるほうが大きかった。最近もその子たちとは連絡を取っている。私がテレビに出る日は必ず連絡がある。だからか、テレビに出ると子供が聞いたらいけない話をしないように気をつけたりする。行動一つ、言葉一つ、行う前にもう一度考えるようになったが、それが不便だと思ったり、プレッシャーになったりはしない。―もともと子供が好きな方だったか。コ・アソン:実は、子供と仲良く過ごすことは簡単ではないが、今回の撮影現場は本当に良かった。子役ではなくみんな友達や仲間のようだった。撮影開始の3ヶ月前から合唱の練習のために子供たちとずっと一緒に過ごしたが、徐々に仲良くなれたような気がする。何よりも話が通じる! 私には想像もできなかった明快な話をしてくれて、感動もあって、子供たちと心の距離が縮まるのをそのまま感じることができた。―50代の俳優であるキム・ウィソンとも友達のように過ごしているではないか(笑)コ・アソン:うははは。幼い頃から撮影現場で見て学んだというか。ソン・ガンホ先輩(「グエムル-漢江の怪物-」「スノーピアサー」で共演)も、先輩と後輩の年功序列みたいなものは考えない。ソン・ガンホ先輩に学んだものだと思う。―一人で二段ベッドで星を見ていた子が、ジュミの懐に抱かれるシーンは本当に感動的だった。撮影しながらも、心に響くものがあったのでは。コ・アソン:監督が私が演技をしながら泣くだろうと思って全部撮り終わってから話した話だが、そのシーンも実際にあったエピソードだという。いつも施設のベッドに座って星を見ていた子がいたが、結局あの世に逝ってしまったという話だった。―ジュミがサンリョル(ZE:A シワン)の前で「ああ、辛い」と初めて本音を打ち明けるシーンも印象的だった。実際のコ・アソンもあまり自身が辛いなどの話はしないタイプのように見える。コ・アソン:そうだ。性格的に辛いなどの感情をよく人と共有するほうではない。様々な試行錯誤を経験したら、一人で乗り越える方がいいと思えるようになった。―それでも最近一番大変だと思ったのはどんな時か。コ・アソン:映画「ストレイト・アウタ・コンプトン」(監督:F・ゲイリー・グレイ)を見た時。故ドクター・ドレー、SNOOP DOGと本当にそっくりの人たちが出てきてすごかった。ヒップホップのことはよく分からないのに本当に楽しかった。演出、演技よりも記録が本当に素晴らしかった。嫉妬というよりは何と言えばいいだろう。とりあえずすごかった。―最近ハリウッドのマネジメントと契約を締結した。本格的な海外進出の一歩と見ていいか。コ・アソン:まだ具体的な予定はない。「スノーピアサー」の時に短い英語の演技に挑戦したが、本当に簡単ではなかった。韓国語で演じる時は人物の情緒を込めて演じることができるが、英語だとまだ難しいので。悩みが多い。以前は機会さえ与えられれば大胆に全部こなせるような感じだったが、最近は何一つ簡単だと思えるものがない。演技をすればするほど依然もっと難しく感じる。―最近も毎日日記を書いているのか。コ・アソン:もちろんだ。毎日書くことに慣れてはいるが、それでも大変だったりもする。私なりの方法としては、手書きの時もあるし携帯電話に書く時もある。日記を書くことにおいて最も重要なのは、誰も見ないという前提で書くことだ。そうすることでもっと率直に、大胆に書いていけるような気がする。
イ・ヒジュン「悪役?心が躍ったため選択した」
主人公を苦しめる人物が悪役だとすれば、最近出演した2本の映画「戦場のメロディ」と「ロボット:SORI(音)」でイ・ヒジュンは紛れもなく悪役だ。前者において彼は戦争で片腕を失った傷痍軍人、孤児たちを虐待する手鉤男(「戦場のメロディ」)であり、後者においては目的のためなら手段を選ばない国家情報院の要員(「ロボット:SORI(音)」)だった。時代劇とSFドラマ、ルーツが異なるストーリーの中で誰よりもイ・ヒジュンの役は激しかった。そのすべては生きるためだった。そういえば、前作の「海にかかる霧」の時もそうだった。純朴な漁師だったが、金と女の前で狂気を明らかにしてしまった可哀想な青年だったのだ。このように厳しい暮らしの条件の中で生き残るために、彼の演じる役は他人を搾取したり、自ら卑劣になった。先日三清洞(サムチョンドン)のカフェで会ったイ・ヒジュンは「このようなストーリーに心が躍ったし、だから選択した」と話す。自ら悪役専門であることを宣言するのだろうか。悪役、善役より重要なことイ・ヒジュンの心を躍らせるというのは、その作品が少なくとも生き生きと感じられたという意味だ。「シナリオがどんなに良いものであっても、自分が共感できず、理解できなければ断るほうだ」という彼は、「『戦場のメロディ』は役のため、『ロボット:SORI(音)』は題材のため出演したかった」と説明した。異なる理由で経験することになった2本の作品は、彼の地平を広げるきっかけになった。「腕を失った物乞いが孤児たちを連れてあんなことをしたことを観客に信じてもらいたいと思いました。だから『戦場のメロディ』に出演しました。戦争の惨状は自分が経験し難いことなので、知り合いの兄のおじいさんを訪ねました。陸軍傷痍軍人で、義足をしている方ですが、嫌になるほど何度も訪ねました。幸いにもイ・ハン監督が現場のセットを壊す前に是非やりたいことはないか聞いてくれました。創作者として尊重されている気分で本当に楽しくなりました。それでこれまで私が取材したことをもとに、色々なシーンを撮りました。その中でいくつかが映画に使われました。『ロボット:SORI(音)』のイ・ホジェ監督は本当に絵コンテ通りに撮影します。最初から自分の頭の中でイメージした通りにやるのです。イ・ハン監督が俳優と話し合って撮る方であれば、イ・ホジェ監督は俳優の身動きまで細かく要求します。だから与えられた台本の中でどうやってキャラクターを活かすべきか考えなければなりませんでした。実は(共演した)イ・ソンミン先輩の頬を叩くシーンがありましたが、時間の都合上カットされました。1週間ほど悩んだものですが、仕方ないですね。すべて監督の権限ですから(笑) 私は監督を信頼しています!」相次いで出演した映画だけで彼を悪役専門とレッテルを貼ってはなるまい。むしろ彼を有名にしたのはドラマ「棚ぼたのあなた」の純情派チョン・ジェヨンのようなキャラクターだったことを思い出しておきたい。「不思議にもドラマでは善役を、映画では悪役を多く演じた」と言って彼は首を傾げたが、彼も知っていた。人々の好感より重要なのは、自身が表現する役の真実性であることを。「『棚ぼたのあなた』で食べたいものを食べられるようになりました(笑) ある意味で役者は修道僧みたいな職業なのかもしれません。虚構の人物だけれど、心から誰かを理解することが必要ですから。演技で感じる喜悦や幸せを人々に分かち合うべきだと思います。そんな思いや基準がなければ目が曇りやすくなるはずです。ギャラや役の比重にこだわらないことが重要だと思います。正直、最近インタビューをすると私の結婚に対する記事ばかり出るので、プライベートなことで注目されるのが気まずく思いました。しかし、それが気まずいからといって役者を辞めたくはありません。演技がそれほど好きです」取材する俳優好きだと迷わず言ったが、イ・ヒジュンは自らを才能のない努力派だと思っていた。25歳という遅いデビューだったためだという。化学工学を勉強していた彼が偶然舞台に立ち、演技を夢見ることになったというのは周知のことだ。劇団チャイム出身の彼はソン・ガンホ、イ・ソンミンなど眩しい先輩の間でも気後れすることなく、自身の道を見つけた根気強さも備えている。その努力と忍耐の証拠の一つが、激しい取材と間接経験だった。「どんな作品でも取材は必ずします。もちろんそれが演技にも反映されれば最高ですが、取材の過程そのものが幸せです。『海にかかる霧』の時にはある船員の方に会い、『ロボット:SORI(音)』の時は運良く国家情報院の方を紹介してもらいました。『戦場のメロディ』のあのおじいさんも取材でした。そんな方の話を聞いて自分の人生も振り返り、幸せというものを考えさせられます。私としてはすべて先生です。国家情報院所属なら特別な人だと思いがちですが、会ってみたら一人のサラリーマンでした。映画で真剣にヘグァン(イ・ソンミン)を追いながらも母から電話を受けるシーンはそんな平凡さを象徴します。監督に特別にお願いして撮ったシーンです。『戦場のメロディ』の時にお会いしたおじいさんは、義足をまるで靴下を履くようにつけていました。義足が日常になったその姿を映画に収めたくて意見も出しました。作品を一つ終えるたびに、世の中を見る目が少し変わります。0.1mmずつ深くなるというか。腕のない攘夷軍人になる機会はめったにありませんから。作品を終えたら、取材で会った方々をぜひお訪ねします。もちろん、船員の場合は海の遠くへ行っているので会えませんが(笑) 会ったら何だか人生とその人物に一歩近づいたみたいで、一人で感極まったりもします」人生第2幕そのため彼は初撮影や初舞台の直前に毎回お祈りをする。「素晴らしい俳優の皆様と素晴らしい台本でご一緒させていただき、ありがとうございます」という内容だという。イ・ヒジュンは「演劇に偶然出会った私の21歳は祝福だった」と話す。「役者として遠大な夢は特にない」と彼は告白した。「ただ世の中を見る目が深くて、良い香りがする人でありたい」とし、イ・ヒジュンは「生き甲斐を感じにくい最近、私の作品が同時代の人々に少しなりとも慰め、または痛快さを与えることができれば、それこそ役者としてできる最も大きな社会奉仕だと思う」と打ち明けた。「結局、自分の中の音を聞くことが大事ではないでしょうか。日に日に目を曇らせるものが多くなっています。いわゆる有名税や金のために振り回されたくないと思っています。また悪役かよ、などの言葉を怖がってはなりません。私もたくさん間違いを起こす人間です。そのためか、完璧なキャラクターよりは間違いだらけで、こけたりするキャラクターに多く共感します」4月、彼は昨年から交際してきたフィアンセと結婚する。また、映画「大切な女性」に加わるなど、作品活動にも拍車をかける。「役者として想像して準備する時間が本当に好きだ」という彼が人生の第2幕を始めた。俳優イ・ヒジュンの選択:「手鉤男」と「国家情報院職員」
ZE:A シワン主演「戦場のメロディ」観客動員数100万人突破!
映画「戦場のメロディ」(監督:イ・ハン、制作:Joy Rabbit、配給:NEW) が観客動員数100万人を突破した。「戦場のメロディ」は朝鮮戦争当時に実在した児童合唱団をモチーフに、全てを失った戦場から始まった小さな歌の偉大な奇跡を描いた感動大作である。ZE:A シワン、コ・アソン、イ・ヒジュンをはじめ、子役俳優たちの演技の調和、そして児童合唱団の美しい歌で感動を伝えている。実在していた児童合唱団をモチーフにした「戦場のメロディ」は、映画「ワンドゥギ」「優しい嘘」などを通じて、愉快な笑いと繊細な感性で観客を引きつけたイ・ハン監督が演出を手がけ、心温まるストーリーと音楽、深い楽しさと感動で老若男女を魅了した。全世代の観客の支持を得て、観客動員数100万人を突破した「戦場のメロディ」は、熱い関心と好評で長期興行を続けている。
映画「戦場のメロディ」側、金融委員会の予約券押し売り疑惑に“残念に思う”
韓国の金融委員会が銀行、保険会社、証券会社などに、映画「戦場のメロディ」の予約券数万枚を押し売りした、という疑惑が浮上している中、配給社であるNEWは「困惑しているし、残念だ」と話した。NEWのある関係者は24日OSENに「金融委員会が予約券を押し売りした、という疑惑が浮上していることは、今日の記事を見て知った。券の押し入りは、全く知らない」ととどめを刺した。さらに「予約券の押し売りだなんて、本当に困惑しているし、残念に思う。今ZE:Aのシワンさんは、一生懸命舞台挨拶を回りながら頑張っている。シワンさんがFintechの広報大使として活動し、才能寄付という形で行われたことは事実だ。そのため、善意で金融会社でプロモーションを行ったと思われるが、押し売りではないと思う」と説明した。この日あるメディアは「最近、金融委員会が銀行、保険会社、証券会社などに、21日に公開した「戦場のメロディ」の予約券を3000枚から最大1万7000枚まで買ってほしい、と有線上で協力を求めた」と報じた。金融委員会は金融会社の管理・監督権を持っているため、このような要請は事実上の押し売りに近い、という主張が出ており、議論になっているのだ。「戦場のメロディ」はZE:Aのシワンが主演を務める映画であり、シワンは才能寄付という形で、政府の金融改革を知らせるFintech(フィンテック)の広報大使として活動している。
ZE:A シワン「成功した演技アイドル?毎日が熾烈です」
シワンはZE:Aとしてデビューした当時はそれほど目立つメンバーではなかった。そんな彼が初めて大衆のスポットライトを浴びたのはステージではなくドラマを通じてであった。KBS 2TVドラマ「赤道の男」「太陽を抱く月」で演技アイドルとしての可能性を認められ、人々に「シワン」という名を刻んだ。観客動員数1000万人を突破した映画「弁護人」でシワンはその関心の舞台をスクリーンに移すことに成功した。平凡な大学生から一夜にして時代や権力によって残酷に踏みにじられてしまう人物を演じたシワンは、アイドルではなく俳優として再評価されるようになった。その後、熱い「ミセン‐未生‐」ブームを経て映画「戦場のメロディ」(監督:イ・ハン、制作:Joy Rabbit)で戻ってきたシワン。彼が演じたハン・サンリョルは戦争の真っ只中で銃の代わりに指揮棒を手にした軍人で、優しさと強靭さを同時に兼ね備えている人物だ。イ・ハン監督がキャスティングの理由として挙げたシワンの眼差しが終始観客の心に響く。子供たちの前では限りなく穏やかだが、不義の前では怖いほど冷たくなる。「戦場のメロディ」は朝鮮戦争当時、実際に存在した児童合唱団をモチーフに、全てを失った戦場から始まった小さな歌の偉大な奇跡を描いた作品だ。「ワンドゥギ」「優しい嘘」を演出したイ・ハン監督がメガホンをとった。韓国で1月21日に公開される。以下、シワンとの一問一答である。―「弁護人」「ミセン‐未生‐」以降、様々な作品のオファーがあったと思うが、「戦場のメロディ」に出演したきっかけは何か?シワン:シナリオを閉じてからも、数日間合唱団の子供たちの残像が残っていた。その純粋な姿が。―「弁護人」のソン・ガンホや「ミセン‐未生‐」のイ・ソンミンのような頼もしい先輩なしで一人で100億ウォン(約10億円)規模の作品を率いることになった。プレッシャーはなかったか。シワン:10億でも100億でも、僕にとってはどちらも巨額なので制作費に対するプレッシャーはあまり大きくなかった。むしろ僕の源泉であり、最も大きな長所は同世代の俳優たちと比べて大先輩の俳優たちと共演した経験が多いということだったが、アソンに出会ってその唯一の長所がなくなった。アソンこそ僕より先輩たちとの共演の経験が多いので(笑)―イ・ハン監督がシワンの眼差しを絶賛した。簡単ではない役だったが、どのようにアプローチしたのか。シワン:幸せに穏やかに生きていたのに、本人の意志と関係なく一瞬にして家族を残酷に失うというのはどのような気分だろうかと理解しようと努力した。死に切れない気分ではないだろうか。ハン・サンリョルは優しい人だが、その裏には悪も存在しているだろうと思った。―「戦場のメロディ」を通じて、子供たちからたくさん学んだと言ったが、子供たちのどのような点が最も印象深かったか。シワン:理解しようとする心だ。子供なのに、大きな人だと思えた。演技的にもたくさん学んだが、イレは自分の演技のチェックをあまりしなかった。その理由を聞くと、チェックをすると自分の演技に従うようになるということだった。外から見える姿ではなく、内面を満たすべきであるということを、イレを通じて改めて学んだ。―コ・アソンとの共演はどうだったか。シワン:アソンは年齢は僕より若いが、俳優としてはずっと先輩だ。それでも同年代の友達のような感じだった。アソンの立場からすると現場に同年代の女優は自分しかいなかったのに、気にすることなく子供たちとよく遊んで現場を楽しんでいた。そんな気さくな一面が良かった。―最も成功した演技アイドルとして評価されている。次のステップに対する目標はあるか。シワン:ああ、僕がそのような評価を受けているのか?(笑) 実は、ある瞬間から目標を決めなくなった。僕も知らない内に成功した演技アイドルとしても評価され、身に余る関心を受けているので、これ以上何かを求めるのは欲張りだと思う。―イ・ハン監督に「優しい人のコスプレをしている感じだ」と悩みを打ち明けたとか。シワン:僕も優しいふりはする。自分でも優しい人ではないということを知っている。実際の僕より、周りの方が僕のことをもっと優しい人として見てくださっているようだ。―優しいイメージのせいで演技的に制約を受けていると思ったことはないか。シワン:まだその部分について物足りなさを感じたことはない。水が流れるように、自然な流れで行きたい。―シワンにも辛い時はあるのか。あるなら誰の前で打ち明けるほうか。シワン:一緒に仕事をしている方々に頼っている。今回の作品では監督、アソンにたくさん話した。イ・ソミン先輩、ソン・ガンホ先輩とも今も連絡を取り合って、心の中の話をしたりする。―「ミセン‐未生‐」のイ・ソンミンとは1週差で「戦場のメロディ」「ロボット:SORI(音)」が公開され、対決することになった。シワン:僕も先輩と話した。結論としては、特別なスケジュールがなければ互いの映画のVIP試写会に参加することにした(笑)―歌手の方を長くすると思うか、俳優の方を長くすると思うか。シワン:ソン・ガンホ先輩に何回も言われたのは、歌が下手ということだった(笑) 歌も好きで演技も好きだが、冷静に考えると歌が上手いほうではないと思う、ウハハ。ダンスは言うまでもない。僕は選ばれる立場なので、人々が求める方向に進んでいくだろう。気持ち的には両方続けていきたいが、歌でも演技でも一つだけでもきちんと掴んでいるのか分からない。少なくとも一つだけでもきちんと掴めるように毎日熾烈に生きている。―禁酒をしたのが今回の作品で最も辛かった点だったと言ったが、酒好きなのか。シワン:ハハハ。酒好きとまでは言えないが、仕事を終えて家に帰り、ビールを一杯飲むことが好きだ。お酒を飲むとよくお腹が出るので、「戦場のメロディ」を撮影する間は禁酒した。禁酒において僕を最も辛くした存在は監督だった。撮影が終わると監督がそっと近付いてきて「シワンくん、今日スンハリ(韓国の酒名)でも一杯しようか」と言う。その誘惑を断るのが本当に大変だった。お酒というのは一杯が二杯になって、二杯が三杯になるじゃないか。―アイドルとしての生活も、合唱団のように、自分とは違う人たちと合わせていくものではないか。そのような時に、喧嘩をするほうなのか、それとも一歩下がるほうなのか。シワン:一歩下がるほうだ。ZE:Aでトラブルがないとは言えない。トラブルが続くので、今は互いを配慮する境地に至っている。互いに相手が何を嫌がるのか知っているから。―ZE:Aのメンバーの中で、誰と最も対立するか。シワン:グァンヒだ(一同爆笑) 答えが決まっている質問じゃないか。ハハハ。グァンヒとは性格がすごく違う。それでも、今は互いに頻繁に連絡をして会ったりして、励まし合う仲になった。グァンヒがMBC「無限に挑戦」に合流したが、僕も「無限に挑戦」を初期から見てきたファンの一人なので、すごく心配した。グァンヒがすごい番組に合流できたのは嬉しかったが、そこで終わることなく上手くいってほしいと思ったのに、番組でずっと落ち込んでいたので残念だった。それでもこの間の追撃戦特集では上手く活躍して良かった。番組を見てグァンヒに連絡した(笑)―これから、どんな人になりたいか。シワン:歌手でも俳優でも、リラックスできる人。一緒にいる時にリラックスできる人がいるが、そんな人になりたい。
ZE:A シワン主演「戦場のメロディ」公開初日に興行ランキング1位…「レヴェナント」の独走を止めた!
映画「戦場のメロディ」が公開初日に興行ランキング1位を記録した。韓国映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークによると、映画「戦場のメロディ」(監督:イ・ハン、制作:Joy Rabbit、配給:NEW)が一日7万8374人(累積10万3325人) の観客を動員した。これは14日に公開され8日間ずっと1位の座をキープしていた「レヴェナント:蘇えりし者」の独走を止めた記録だ。「レヴァナント」はこの日6万3428人(累積111万9357人) を記録し、2位にとどまった。続いて「マネー・ショート 華麗なる大逆転」が2万7448人を動員して3位、「アーロと少年」が2万1417人を動員して4位、「その日の雰囲気」が1万9927人を動員して5位を記録した。「戦場のメロディ」は朝鮮戦争当時に実在した児童合唱団をモチーフに、全てを失った戦場から始まった小さな歌の偉大な奇跡を描いた感動大作で、ZE:Aのシワン、コ・アソン、チョン・ジュンウォン、イ・ヒジュン、イ・レなどが出演する。
【PHOTO】少女時代 ユナ&KARA ヨンジ&2NE1のDARAら、映画「戦場のメロディ」VIP試写会に出席
18日にソウル江南(カンナム) 区三成洞(サムソンドン) MEGABOX COEX店で行われた映画「戦場のメロディ」のVIP試写会にスターたちが出席した。ZE:Aのシワン、コ・アソン、イ・ヒジュンなどが出演した映画「戦場のメロディ」は、朝鮮戦争当時に実在した児童合唱団をモチーフに、全てを失った戦場から始まった小さな歌の偉大な奇跡を描いた感動大作で、21日に韓国で公開される。
【PHOTO】ZE:A シワン&コ・アソンら、映画「戦場のメロディ」VIP試写会に出席“ファイト!”
18日にソウル江南(カンナム) 区三成洞(サムソンドン) MEGABOX COEX店で行われた映画「戦場のメロディ」のVIP試写会にイ・ハン監督、ZE:A シワン、イレ、チョン・ジュンウォン、コ・アソン、 イ・ジュンヒョク、イ・ヒジュン(左から) が出席した。ZE:Aのシワン、コ・アソン、イ・ヒジュンなどが出演した映画「戦場のメロディ」は、朝鮮戦争当時に実在した児童合唱団をモチーフに、全てを失った戦場から始まった小さな歌の偉大な奇跡を描いた感動大作で、21日に韓国で公開される。
ZE:A シワンの自作曲が盛り込まれた「戦場のメロディ」MVが公開
映画「戦場のメロディ」(監督:イ・ハン、制作:Joy Rabbit、配給:NEW)のZE:A シワンが自ら作詞、作曲し歌った「戦場のメロディ」のミュージックビデオが公開された。「戦場のメロディ」は朝鮮戦争当時に実在した児童合唱団をモチーフに、全てを失った戦場から始まった小さな歌の偉大な奇跡を描いた感動大作だ。俳優たちの完璧な呼吸と心の込められた演技で完成したドラマ、児童合唱団の美しい歌で胸にジーンとくる感動を届ける「戦場のメロディ」のシワンが自ら手がけ、歌った「戦場のメロディ」のミュージックビデオが公開され注目を集めた。今回公開された「戦場のメロディ」のミュージックビデオは戦場の真ん中、児童合唱団を作っていく過程、それを通じて希望を笑いを取り戻していく心温まるストーリーにシワンの穏やかな歌が加わって観客の胸をジーンとさせる。特に今回のミュージックビデオは映画「戦場のメロディ」で銃の代わりに指揮棒をもった軍人ハン・サンリョル役を演じたシワンが作詞、作曲し歌った音楽が印象的だ。これに対してシワンは「作品に出演する度にそのときの感情と情緒を盛り込んだ歌を作ってみたらどうかなと思っていた。それでドラマ『ミセン-未生-』のときに初めて曲を手がけ、今回もハン・サンリョルが感じたこと、感性を込めて撮影の合間にそのシーンに似合う歌を作詞、作曲した」と映画への格別な愛情を示した。また児童合唱団の子供たちと一緒に過ごすことになったハン・サンリョルと子供の世話をするパク・チュミ(コ・アソン) が児童合唱団をリードしていくざまはもちろん、子供たちと共にしてさらに幸せだった、和気藹々とした現場の雰囲気が盛り込まれたスチールカットで俳優たちの演技呼吸と相乗効果を期待させる。さらにハン・サンリョル役のシワンの心の込められた感性的な歌詞と歌声が「戦場のメロディ」の明るく温かい映像と調和して感情を極大化する。このように戦場で歌一つでお互いの傷を癒し、奇跡の瞬間を作った軍人と子供たちのストーリー、シワンの歌で深い余韻を残す「戦場のメロディ」のミュージックビデオは「戦場のメロディ」が届ける笑いと感動に対する期待感を高める。映画は今月21日に韓国で公開される。
ZE:A シワン、ピアノ演奏を披露…美しい音色で観客を魅了
俳優でZE:Aのシワンが完璧なピアノ演奏を披露した。8日に放送されたNAVERのライブ映像配信アプリ「V」の「戦場のメロディ」のムービートークに出演したシワンは、「ピアノが全くできない状態でキャスティングされ、凄く頑張って練習した。ショパンのピアノ演奏曲を学んだ」と打ち明けた。シワンは、その場でピアノ演奏を披露した。全くピアノができない状態で映画のために学んだと話したが、かなりの実力だった。観客たちはシワンの美しい演奏に魅了された。「戦場のメロディ」は朝鮮戦争当時、実際に存在した児童合唱団をモチーフに、全てを失った戦場から始まった小さな歌の偉大な奇跡を描いた作品だ。シワン、イ・ヒジュン、コ・アソン、イレなどが出演した同映画は、韓国で1月21日に公開される。