KARD、7thミニアルバム「Where To Now?」を発売…全員金髪にした理由とは?
写真=RBW、DSPメディア
KARDが、全員金髪でカムバックした理由を明かした。最近、ソウル広津(クァンジン)区のあるカフェで、KARDの7thミニアルバム「Where To Now?(Part.1 : Yellow Light)」に関するインタビューが行われた。
KARDの今回のアルバムは、「どこへ?」というアルバム名のように、様々な目的地と方向性を描いて探していくメンバーたちの姿を、1980年代のビンテージスタイルと現代風に解釈した様々なジャンルの音楽で表現した。
2023年5月に発売した6thミニアルバム「ICKY」以来、1年3ヶ月ぶりにカムバックしたKARD。久しぶりにカムバックする感想について、メンバーたちは「今回のアルバムには5曲が収録されています。曲ごとに異なる個性があるので、ファンの皆さんに楽しんでいただけると思います。ジャケット写真もビンテージ風に撮ったので、目と耳が楽しい作品だと思います」と語った。
J.sephは「初めて金髪に挑戦しました。ジウはウィッグを使い、80年代のレトロ風の感性を表現したら、ファンの皆さんに喜んでいただけると思いました。1年に1枚のアルバムしか発売できていないので、ファンには申し訳ない気持ちもありますが、多くの方々に気に入ってもらえたらと思います」と説明した。チョン・ソミンは「長い空白期に曲をたくさんいただきました。その中で良い曲はレコーディングまで済ませている状態ですし、今回パート1が出たら、近いうちにパート2のプレイリストが完成すると思います」と予告した。
J.sephの言う通り、今回のアルバムではメンバー全員が金髪に変身し、ビジュアル的な変化を試みた。金髪のアイデアはどのようにして生まれたのかという質問には、「メンバーたちが髪を染めることについて特に抵抗感がなかったんです。長いブランクを経てのカムバックなので、視覚的に際立つものがあった方がいいと思うと事務所がアイデアを出してくれました。統一性を持たせるのもいいと思いましたし、衣装もレトロな雰囲気なので、調和のとれる金髪に挑戦してみました」と明かした。
またBMは、「僕たちがアルバムを作る過程でアイデアをたくさん出しましたし、僕たちの意見が反映されるよう、事務所が積極的にサポートしてくれました」と伝え、J.sephは「ミュージックビデオの編集版を見たら、全員が金髪にしたのがすごく良い判断だったと思いました。とても良かったです」と明かした。
タイトル曲「Tell My Momma」は、ユニークなコード進行が魅力的な曲で、繰り返されるサビの歌詞も中毒性が高い。母親に特別な人を紹介するウィットに富んだ歌詞が特徴で、これまでKARDが見せたことのなかったクールでありながらも遊び心のある雰囲気が新鮮だ。
今回のミュージックビデオは、イタリア・ミラノで撮影したという。チョン・ソミンは「ミラノでミュージックビデオを撮りました。『Hola Hola』をロサンゼルスで撮影してから、海外での撮影は初めてですが、映画のような仕上がりになったので、ファンの反応が気になります」と伝えた。
アルバムのタイトルには「Yellow Light」という名称が入る。金髪のコンセプトとも関係はあるのだろうか。BMは「それも関連があります」と笑った。ただ、メンバーの中でチョン・ジウは、唯一ウィッグを使って活動するという。彼女は「私はデビューして7年以上ずっとブリーチをしていました。そのため頭皮の状態があまりよくないと思って、気をつけなければならないと思い、黒にしたところ、金髪を提案されました」と話した。
チョン・ジウは「やっと気を使い始めて、良くなってきた段階だと感じていたので、私がウィッグを提案し、事務所で『そうしよう』と承諾してくれたので、そのようにしました。少し暑くて大変でも、ウィッグで活動をしようと思います」と伝えた。J.sephは「暑いのにウィッグをつけていて苦労していました。僕たちはヘアメイク、スタイリングだけでいいのに、汗をたくさんかいていました。心苦しかったです」と話した。
これに対してチョン・ジウは「私が選択したので、何も言えません。ステージでも同じように使います」とし、BMは「1位を取ったらウィッグを投げる」という公約を掲げて笑いを誘った。チョン・ジウは「ファンには気づかれたくなかったんですけど、気づくと思います。元々コミュニケーションを取るのが好きなのですが、最近はできていません。セルフショットも送れないですし、ここだけ(顔の一部だけを)送っています」と打ち明けた。
KARDを代表する修飾語は“混成グループ”だ。デビュー8年になる混成グループとして活動しながら感じた長所と短所には何があるのだろうか。チョン・ソミンは「今回、『SPIN』という曲に混成グループのペアの振り付けが多くあり、それがファンの皆さんにとっても見て楽しい部分になるかもしれないと思いました。そのような点で混成グループの長所は多いと思います」と話した。
BMも「僕も学んだことが多いです。ツアーや音楽制作もそうですが、意見を合わせなければならない過程の中で、お互いに学んでいっていると思います。女性メンバーはどのように配慮し、どのようにチェックしているのか、今も学んでいるところです」と答えた。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・チェヨン
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