「KBS歌謡大祝祭」SUPER JUNIOR、INFINITE、T-ARA…アイドルたちのファッションに注目

ブラックが主流だった。ブラックは季節に関係なく愛される色だが、最も輝きを放つ季節は冬ではないだろうか。冬の衣装は普通、ブラック、グレー、アイボリーなど、目立たないモノトーンが主流となる。ブラックは洗練された感じがする上、一つのアイテムだけでもファッションセンスをアピールすることができる色である。

28日午後、韓国で生放送された「2012 KBS歌謡大祝祭」(以下「歌謡大祝祭」)で、ほとんどの歌手はブラックの衣装を選んだ。スタイリッシュなオールブラックファッションから、パールとゴールドの飾りを利用して高級感を生かしたアイドルたちのファッションスタイルをまとめてみた。

「溢れるカリスマ性」SUPER JUNIOR、INFINITE、CNBLUE

韓流スターSUPER JUNIORは、ブラックのジャケットにレザーパンツを合わせ、男らしさとシックな魅力をアピールした。メンバーたちはネックラインにキュービックの装飾が付いたそれぞれ違うデザインのインナーとレザーパンツを合わせた。また、腕と胸の部分にパールの飾りがついたジャケットを着て、視線を捉えた。ブラックとゴールドの調和が際立つファッションだった。

人気グループINFINITEも、オールブラックの衣装でファッションセンスをアピールした。腕の全体とラインに沿ってゴールドの飾りがついたジャケットを着て登場した。特に照明に照らされた襟の装飾が幻想的な雰囲気を演出した。

今年、メンバー全員が“演技アイドル”になったバンドCNBLUEも、ブラックの衣装を選択した。ベースを演奏するため、上体の動きが多いジョン・ヨンファはシャツを選択し、動きやすさを重視した。一方、他のメンバーはブラックのレザージャケットで男性らしさをアピールし、シックな雰囲気を演出した。

「成熟した魅力」miss A 、ソン・ダムビ、T-ARA

最初のステージを飾ったmiss Aは、ブラックのシースルーファッションで視線を圧倒した。ミンとジアはメッシュ素材のブラウスにショートパンツを合わせ、フェイはワンショルダーツーピースでほっそりしたボディラインを誇示した。スジはブラックのミニワンピースにストッキングを合わせ、最年少メンバーの可愛い魅力と同時に、最高の女性らしさを強調した。

“セクシークイーン”ソン・ダムビも、体にフィットする衣装で男性たちの視線を捉えた。ハイウェストのショートパンツに短いインナーを合わせてボディラインを強調した。また、肩から手首まで続いたキュービックの飾りで華やかさを増したレザージャケットを身に付け、9頭身のボディラインが際立った。

この日、T-ARAはソン・ダムビと同じ衣装コンセプトを披露した。肩と襟にゴールドの飾りがついたジャケットにショートパンツを合わせ、マネキンのようなボディラインを見せ付けた。さらに成熟した雰囲気でSラインのボディをアピールしたT-ARAの姿は、男性の胸をときめかせることに十分だった。

この日の「歌謡大祝祭」には、ソン・シギョン、少女時代ユナ、CNBLUEジョン・ヨンファがMCを務め、Noel、Dynamic Duo、東方神起、miss A、BEAST、B1A4、SHINee、ソン・ダムビ、SUPER JUNIOR、Secret、INFINITE、SISTAR、CNBLUE、Ailee、T-ARA、TEENTOP、KARA、K.will、2AMなど、2012年を輝かせた歌手が多数出演した。さらにアイドルの先祖と言われるH.O.T.のムン・ヒジュンが「We Are the Future」と共に登場し、後輩アイドルたちと「Candy」を歌いながら思い出のステージを披露した。