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ソン・ミンホ“韓国のジェームズ・ディーン”と呼ばれるモデルが語る仕事と未来

atstar1

少年と大人の間、まだ定義することのできない多様な顔を持っているモデルのソン・ミンホに出会った。雑誌とグラビアで精力的に活動しているソン・ミンホが伝える自分だけのスタイルのコツと今後の活動計画まで、見れば見るほど魅力的な彼の率直な話を「@star1(アットスタイル)」が余すところなく公開する。

ソン・ミンホのプロフィール

―自己紹介をお願いする。

ソン・ミンホ:ソウルに住んでいる26歳のモデル、ソン・ミンホだ。

―デビューしたきっかけは?

ソン・ミンホ:もともとモデルが夢ではなかった。僕が20歳の時に所属事務所の代表が当時の僕のホームページの写真を見て連絡してきた。好奇心が沸いてきて代表に会って、その時からモデルを始めた。20歳の時に始めたが、軍隊に行ってきて23歳から本格的に始めた。

―今日のスタイルと普段の自身のファッションスタイルを紹介してほしい。

ソン・ミンホ:普段は飾らないような気楽なスタイルが好きだ。スーツにネクタイのように整ったスタイルが好きじゃなくて、パンツにTシャツをよく着ている。いつも活動性を考えてスタイルを決める。あ!それでもTPO(時と場所、場合に応じた方法・態度・服装等の使い分け)は分かっている。どこにでもカジュアルなわけにはいかない。誤解しないでほしい。

―自身の代名詞といえるアイテムは?

ソン・ミンホ:帽子!ニット帽、スナップバックキャップなど、種類を問わず多く使っている。撮影が終わったら独特なヘアスタイルになっている時が多くて、帽子はいつも持っている。撮影の時のヘアスタイルで街を歩いていると、恥ずかしいと感じる瞬間もある。

―帽子スタイルのコツは?

ソン・ミンホ:つばを後ろ向きにしてかぶるのが好きだ。パンツにかけることもあるし。帽子は他のアイテムとのミックスマッチがかっこいいと思って、スーツのジャケットと合わせることもある。

―好きなブランドは?

ソン・ミンホ:LEATA!普段の僕のスタイルによく合うし、気楽で活動しやすい。何よりも服が綺麗で良い。

―クローゼットに一番多いアイテムは何?

ソン・ミンホ:シグネチャー・アイテムの帽子、その中でもスナップバックキャップが最も多い。正確に数えてみたことはないが、多分30~40個ぐらいだと思う。靴も多い。最近ではスニーカーをよく履く。以前はブーツが好きだったが、最近では脱いだり履いたりしやすい気楽なスニーカーが良い。

―ショッピングは主にどこでする?

ソン・ミンホ:新沙洞(シンサドン)にあるステージ9など、色々なブランドが集まっている店によく行く。

―ショッピングする時に、一番重点を置く部分は?

ソン・ミンホ:デザインも見るが、一番重要なのは僕が持っているアイテムとよく合うかを考えることだ。実用的な面を重要視すると思う。服はできるだけ着てみて、買おうとする。特に、パンツは必ずはいてみる!

―今の自身のスタイルに満足しているか?

ソン・ミンホ:満足している。気楽に着ていても、人が見て「あまり気を使わなかったのかな?」という感じはないので満足している。

―今年の夏に流行するスタイルを予想するなら?

ソン・ミンホ:ああ、ずっと考えてみたが、僕にはよく分からない。たぶん花柄の服が流行すると見られているが、僕はパターンが強いのはあまり好きじゃないので、見えそうで見えないように合わせた方が良い。

―自身の身体(顔を含めて)の中で一番気に入っているパーツはどこ?

ソン・ミンホ:唇?異性を見る時も僕は唇を見る。やや厚い唇が好きだが、それがセクシーに見える。僕の唇もそうだと思う(笑) 身体の中では恥骨がいい。厳密に言うと腸骨なのだが、その部分がセクシーだと思う。

―セクシーなのが好き?

ソン・ミンホ:好きじゃない男がいるのか?セクシーなのが好き(笑)


ソン・ミンホの日常

―最近一番はまっているものは?

ソン・ミンホ:趣味は料理だ。もともと料理が好きだ。高校生の時から一人暮らしをしているので、当時は食べて生きていくために料理をした。今はだいぶ時間が経ち、楽しみながら料理をしている。不思議なことに僕は初めて作る料理が上手である。僕は料理のセンスが良さそうだ。生まれつきなのだろうか?

―暇な時によく行く場所はどこなのか?ソン・ミンホに合いに行けるような場所を教えてほしい。

ソン・ミンホ:梨泰院(イテウォン)の経理団通り。その辺りに住んでいることもあってよく遊ぶ。お腹が空いた時はレストランのGrand Bleuに行くし、お酒を飲む時はパンボム(防犯)ポチャ(刑務所がコンセプトの居酒屋)に行く。

―お酒が好きか?

ソン・ミンホ:お酒は好きだが、肴は食べない。焼酎が好きで2~3瓶くらい飲む。ビールはお腹がいっぱいになるのであまり好きじゃない。

―最近のモデルたちを見ると、自分たちだけのグループを持っている。ソン・ミンホもグループがあるのか?親しいモデルは誰か?

ソン・ミンホ:特にグループはない。うちの事務所のモデルとよく合っている。時間がある時は一緒にお酒を飲んで遊んだりする。同じ事務所のホン・ユンジェとキム・ヨンと親しい。

―TwitterやInstagram(写真共有SNS)など、SNSを活発にしているが、長所と短所は?

ソン・ミンホ:モデルをするためには知名度が必要だ。そういう面でSNSを一生懸命にしていると、僕を知らせることができる。僕にできる一番手軽な宣伝方法だ。短所は、全ての書き込みに答えることができなくて残念なことだ。実は、僕はSNSに僕の写真が掲載されれば、全て確認して書き込みも残すが、最近ではあまりにも写真が多くて全部見てあげることができないのが短所である。

―SNSを見たら韓国だけでなく、外国のファンも結構いるようだ。

ソン・ミンホ:ありがたいことに、外国の方々もたくさん好いてくださっている。この前、タイのファンからプレゼントをもらった時は本当に気持ち良かった。

―ファンの管理はどのようにしているのか?

ソン・ミンホ:先ほども話したように、SNSに書き込みを残す。僕の写真を掲載してくださる方は、ハッシュタグで探して感謝の気持ちを伝えようとする。そうしてでも僕を好いてくれるファンに表現したい。

―話を聞いてみたら、ポジティブな性格に見える。このような性格に影響を与えた人や出来事があるのか?

ソン・ミンホ:幼い時から両親と離れて暮らした。その時は平凡な家庭で過ごしている明るい子供のように見せたかった。それで大丈夫なふりをしているうちに、性格もそういうふうに固まったと思う。


ソン・ミンホの女

―私の周辺を含めて女性ファンがとても多い。彼女はいるのか?

ソン・ミンホ:いない。

―それでは、初恋はいつか?

ソン・ミンホ:誰かのことを好きになったことは本当に若い時だ。初恋といえば漢字タトゥーの主人公だが、こんなタトゥーまで入れたことを考えると、本当に好きだったようだ。

―今の理想のタイプは?

ソン・ミンホ:以前ははっきりあった。黒いロングのストレートヘアに顔が綺麗な女性。体型はあまり見ないと思う。ところが、最近では気にしない。年上も、年下も関係ないが、年下よりは同い年や年上が良い。芸能人でいうと女優のムン・チェウォン?良い感じだ。

―タトゥーが多い。どんなきっかけで入れることになったか?タトゥーを説明してほしい。もっと入れる予定もあるのか?

ソン・ミンホ:漢字タトゥーは19歳の時にした。“孫氷炭相愛姜”。その当時、彼女と僕の名前を入れて彫った。お互いに愛しているという意味だ。蛇のタトゥーも若い時に入れた。家族がみんな巳年なのだが、だからと言ってそんな理由で入れたのではなかったと思う。ああ……どうして入れたのかよく分からない。今は消したい気持ちだけだ。でも、これ、いつ消すかな?


ソン・ミンホの仕事と未来

―キム・ウビン、イ・ジョンソクなど、モデルたちの放送進出が活発だが、放送に進出する計画はあるのか?

ソン・ミンホ:明確な計画はないが、今の位置で頑張れば良い機会が来ると思っている。そのためには僕が基本的なものを備えていなければならないので、たくさん勉強している。この前から演技の授業を受け始めた。絶対にいつか役者になりたいと思って習っているわけではなく、モデルの仕事をするためには演技力も必要だったので学び始めた。いつかは役者になる機会も来るだろう?

―この前、歌手チョン・ジュニルの「Next winter」のミュージックビデオに出演した。演技への挑戦は初めてだったのか?自身の演技に点数をつけるとすれば?

ソン・ミンホ:その映像を見たなんて(笑) チョン・ジュニルのミュージックビデオの前にもAFRODINOの「CHAMELEON」のミュージックビデオに出演した。イメージ映像のような感じだったので別に演技力は必要なかったが、演技は面白かった。映像だからグラビアとは違う面白さがあった。僕の演技に点数をつければ30点?まだまだもっと頑張らなきゃと思う。

―最終的な夢は何か?

ソン・ミンホ:確かに役者を夢見ているわけではないが、機会があればやってみたい。すぐにではなく、もう少し時間が過ぎた後に挑戦したい。僕をもっと知らせ、モデルとして成し遂げられていないことを全部成し遂げた後に、挑戦しなければならないと思っている。バラエティやラジオはまだ考えたことがない。上手くできるか分からない。

―演技をすることになるなら、やってみたいキャラクターは?

ソン・ミンホ:シットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)に出演したい。いたずら好きな高校生のキャラクターを演じてみたいが、それが今の僕と良く似合いそうだ。それとは全く逆に、映画「弁護人」でZE:Aのシワンが演じた役もやってみたい。

―グラビアを見たら、たくさんのイメージがある。その中で自身のイメージにしたいものや、呼ばれたいと思う修飾語があるか?

ソン・ミンホ:多様なイメージが良いが、男性的な部分を強調したい。僕は男性モデルだから!男らしいイメージがもっとできればと思う。

―最も記憶に残る撮影(ショー)は何?

ソン・ミンホ:モデルとしてのキャリアは4~5年程度だが、ショーの経験は多くない。僕が他のモデルより背が低いためだ。GROUND WAVEの2013年秋冬コレクションが一番記憶に残っている。これが僕の人生初のショーだったが、ありがたいことにメインモデルになった。

―仕事をしながら一番幸せだった記憶は?

ソン・ミンホ:毎月僕が撮影した雑誌が出る時が一番幸せだ。僕も僕だが、両親が本当に喜ぶ。僕が一人息子なので余計に嬉しいのかもしれない。撮影の度にいつも感謝するし、好きな仕事がやれて幸せだ。そして、所属事務所の代表の賞賛が僕のエネルギーになる。もっと頑張れるようにする原動力だ。たまに褒めてくれるので、その言葉を聞くためにさらに頑張る。

―モデルをしながら大変だったことは何?

ソン・ミンホ:身長のため、ストレスが溜まった。今は克服して身長によるストレスや傷はない。自分でも背が低いと思って感性的な部分や表情の演技をたくさん練習した。その結果、僕だけの魅力を作り出したと思う。

―写真を見ると背が低いとは見えない。背を大きく見せる自分だけの秘訣があるなら読者にも教えてほしい。

ソン・ミンホ:壁にもたれて足を頭より前に出した方が良い。そうするとプロポーションが良さそうに見える。下から撮った方が背も高く見えると思ったが、それは違うようだ。レンズが目より少し高ければ、写真が上手く撮れるようだ。

―実物もかっこいいが、カメラが愛するモデルという感じがする。その秘訣は何か?

ソン・ミンホ:僕もそう思う(笑) 僕の秘訣は自信だ。一番重要なことは、カメラの前に立つこと自体を恐れないことだ。レンズをまっすぐ見つめなければならないし、その瞬間の感情を感じながら撮影する。

―“韓国のジェームズ・ディーン”と呼ばれる感想は?

ソン・ミンホ:チョン・ジュニルの「Next winter」のミュージックビデオ撮影後に、メディアが付けてくれたニックネームだ。僕としては光栄だ。ジェームズ・ディーンは本当に素晴らしい人だ。考えてみると、彼とファッションスタイルが似ているような気もする。(ジェームズ・ディーンに)似たいので、感謝する。

―上半身裸のグラビアを見た。よく鍛えられた身体を持っているが、体型を管理する方法は?

ソン・ミンホ:食事を調整する。一日に3食を食べない。朝はもともと食べない習慣になっているので良いのだが、夜食は我慢できない。できるだけ食べないようにするし、家の近くに南山(ナムサン)があるのでジョギングをしている。

―好きなアイドル歌手はいるのか?

ソン・ミンホ:軍隊では、アイドルなら誰でも好きだった。軍人なら誰もがそうだろう。今はBIGBANGのG-DRAGONが好きだ。音楽に情熱的な姿が本当にかっこいいし、自身の仕事への情熱が感じられる。アイドルではないが、イ・ジョクとユン・ジョンシンの音楽が好きでよく聞く。

1. Melvita(メルヴィータ)のリップバーム。肌以外に唇も乾燥するのでリップバームを冬以外の季節にもつけている。2. Kiehl's(キールズ)のハンドクリーム。乾燥肌なので夏もずっとつけている。3. GENTLE MONSTER(ジェントルモンスター)のサングラス。屋外で行動するときはいつも持っている。4. SWAGGER(スワッガー)のヘアワックス。ヘアスタイルが崩れた時に使う。5. SWAGGERのボディスプレー。香水の代わりに使うこともある。6. Maison Francis Kurkdjian(メゾン・フランシス・クルジャン)の香水。好きな香水だ。いつも持ち歩いて随時つける。
-ドラマや映画はよく見るのか?

ソン・ミンホ:最近、SBSドラマ「星から来たあなた」とtvNドラマ「抱きしめたい~ロマンスが必要~」を面白く見た。家で休む時は映画とドラマをたくさん見る。最も最近見た映画は「ドリーマーズ」(監督:ベルナルド・ベルトルッチ)だ。

―親しい芸能人はいるか?

ソン・ミンホ:ミュージックビデオに出演したチョン・ジュニル兄さん。僕はもともとファンだったので、好きな歌手のミュージックビデオに出演できて光栄だった。以前はよく会ったが、最近ではお互いに忙しくて連絡だけしている。

―ロールモデルはいるのか?

ソン・ミンホ:ロールモデルは別にいない。僕が誰かのロールモデルになりたい。背の高いモデルたちと競争して、堂々と勝ちぬけるモデルに記憶されたい。演技ではユ・アイン!ユ・アインのように演じたい。

―様々なコンセプトのグラビアを撮った。もっとやってみたいコンセプトのグラビアやショーは何か?

ソン・ミンホ:ショーはキム・ソリョン(デザイナー)のメンズのショーに出たい!グラビアはヌードグラビアをしてみたかったが、もうやったし……水が嫌いが、水中で撮影をしてみたい。勝たなきゃ!

―OOソン・ミンホ、付けたい修飾語があるか?

ソン・ミンホ:必ず二文字でなければならないか?関係ないだろう?よくできるソン・ミンホ!何でもよくやりたい。欲があってこそ成し遂げることもできると思う。

―最後に「@sta1」の読者へ一言。

ソン・ミンホ:まず長い内容を読んで頂き、感謝している。僕のことを知らなかった人たちもいると思うし、このインタビューをきっかけに知ることになった人もいるだろう。「こんな人がいたんだ」と思って関心を持って頂ければと思う。応援して、見守って頂きたい。
元記事配信日時 : 
記者 : 
チェ・スジ
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