“男女3人グループ”Lucky J、ピーターパンが完璧な相棒に出会った「互いの才能に引き込まれました」
写真提供=YMCエンターテインメント
夢を追い求め、旅に出たピーターパンと仲間たちが出会った。こだわりのある音楽の道を歩みながら巡り会った、大切な宝物だ。「やっと歯車がしっかりと噛み合ったようだ」と感じたほど、お互いに本当に必要な“相棒”になった。先月、デビュー曲「聞こえるの?」でデビューしたLucky J(J'Kyun、Jessi、J-Yo)は、珍しい男女混声グループだ。既にデビュー10年目を超えたミュージシャンたちの出会いだ。リーダーのJ'Kyunは2005年にデビューした10年目のミュージシャンだ。昨年ケーブルチャンネルMnet「SHOW ME THE MONEY」に出演した際、ヒップホップ王子と呼ばれ、優れたラップの実力をアピールしたことがある。
唯一の女性メンバーであるJessiは、グループUptownで活躍したジェシカH.O.だ。名前を変えて合流したJessiは、2009年にリリースしたソロアルバム以来、5年ぶりにLucky Jとして韓国の音楽界にカムバックすることになった。末っ子J-Yoは2010年、ボーイズグループTOUCHのメインボーカルとしてデビューした。若いが活動当時も音楽の能力を認められた実力派だ。
思いつかなかった意外な組み合わせだ。既に音楽界で長くは10年以上活動したメンバーたちの出会いだからだ。特に、韓国音楽界ではなかなか見られない男女グループのため、さらに視線を引き寄せた。
「3人が集まってから6ヶ月ほど経ちましたが、それぞれ持っている音楽観の折衷点を見出すことが最も心配でした。メンバーに会ってから、良く噛み合う歯車同士で出会った感じがしました」(J.Kyun)
Lucky Jのメンバー3人は、人の心を“運命”と表現した。長く音楽を休んていだJessiは、メンバーに出会ってからどのような音楽をすれば良いのかが分かり、J-Yoもまた、2人に対する信頼が厚かった。
「先にJessiとJ-Yoが集まり、僕が最後に合流しました。音楽を聴いてその場でOKしました。良質の音楽で、このパズルの中で組み合わせられたら新鮮な絵になるだろうなと思いました。上手く噛み合う歯車が出会った感じです。最初から雑音はありませんでした」(J.Kyun)
「運命のようでした。初めて見たときからとても信頼できる方々です。J.Kyun兄さんは本当に優しいです。実力も最高ですが、歌詞を書くことも本当に上手で、心構えと考えること、話すことからたくさん勉強したいと思い、引き続き勉強しています。兄さんを見ながら僕が反省すべき部分がどこだか色々と分かりました」(J-Yo)
10年のキャリアがあったからだろうか。Lucky Jのデビュー曲「聞こえるの?」のステージはパワフルで、どの新人よりも強い印象を残した。Jessiの爆発的なボーカルと、これとハーモニーを成すJ.KyunとJ.Yo。彼らが言ったように、隙がなく余裕のあるステージだった。インタビューで見せた自信は、彼らのステージにそのまま現れた。
写真提供=YMCエンターテインメント
「僕はインディーズとしてそれなりに10年ほどのキャリアを持っていますが、自ら満足できませんでした。いつも自身が描ける最高の絵とは何かを悩みました。このメンバーとの組み合わせが、もしかすると最高の絵ではないかと思います。それぞれ持っている力量が大きく、個人的にも大いに期待しました」(J.Kyun)「聞こえるの?」は、新人作曲家FamousBroとバウルが共同作曲し、J.KyunとFamousBroが共同作詞した曲だ。強烈なビートのチェロやストリングの旋律の調和が目立つミディアムポップジャンルの曲である。Lucky.Jの色と非常に良く合った。
「実は、僕達は番組向きのキャラクターではありません。話上手だったり、面白くはないからです。僕達がアピールしようとすることは、余裕を見せることです。リスナー全般の水準が上がったと思います。そのようなリスナーたちに僕達が持っている最大値をお見せしたいです。特別な計画を立てたというよりは、余裕を溶け込ませて見せればアピールできるのではないでしょうか。違和感のない、ナチュラルなステージをお見せします」
実は、3人はLucky.Jとして集まる前まで辛い時間を送った。Jessiは音楽を諦めようと2009年に活動を終えてからアメリカに戻り、平凡な暮らしをした。しかし、音楽を完全に辞めることはできず、結局また音楽をしたいと思った。J.Kyunは責任を取らなければならない家族がいた。大黒柱として音楽を諦めなければならなさそうな瞬間も訪れたが、守り抜きメンバーたちに出会ったのである。
「音楽をしながら生きることは、ピーターパンの人生を生きることだと思います。夢を持って子どもの姿で生きるのです。それを失う瞬間、アイデンティティが薄くなるのだと思います」(J.Kyun)
運命のように出会った3人は、お互いの才能に吸い込まれた。Jessiのユニークなボーカル、J-Yoの優れた才能、J.Kyunの実力。お互いを信じることができ、信じ合うことができるほどチームはさらに強固になった。
「今回の音楽はスタートに過ぎません。僕たちは見せられることが山ほどありますので、これからゆっくり、少しずつ開いていきながらたくさんのことをお見せしたいです。『Lucky Jの音楽は本当にすごい』ということに気づき、感じていただきたいです」(J-Yo)
強い覚悟でスタートしたLucky.Jは、あらゆる音楽番組とKBS 2TV「不朽の名曲:伝説を歌う」、Mnet「SINGER GAME」などに出演し実力を認められている。お笑い芸人であり歌手のパク・ミョンスは早くもJessiにオファーを送ったほどだ。お互いにとって完璧な“相棒”を見つけたピーターパンたちは、そのようにして“中古新人”としてのパワーを証明した。
「今回のシングル以降も引き続き発表する計画です。目的があれば今年の新人賞ですが、長期的目標は大衆音楽の歴史の中の一ページをはっきりと飾るチームになることです」(J.Kyun)
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ソン・ミギョン
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