8人組ガールズグループYe-A「『あの子たち誰?』と言われないように最善を尽くしたい」
8人組新人ガールズグループ「それぞれ得意な分野が違うのが私たちの長所」
少女時代以来、ガールズグループのメンバー数はあまり増えていない。4~5人が1つのチームになる場合がほとんどだった。18日、シングル「National Treasure」を発表して「UP N DOWN」で活動している新人グループYe-Aは8人組だ。6人が1つのチームを成してデビューを準備し、ここに女性ボーカルデュオとして活動する予定だった2人が加わり今のYe-Aとなった。「メンバーが多すぎてカメラに捉えられる時間も歌う量も少なくないか」と聞くと、Ye-Aは「私たちだけの魅力を披露することができれば、メンバーは何人になってもいいと思った。それぞれ得意な分野が違うのが私たちの長所だ」と答えた。「長らく愛されるグループになりたい」というYe-Aに会ってみた。
Hyei(本名:パク・ヘソン、26)は2年前、今の事務所に入った。Dohye(本名:ファン・ドヘ、24)はボーカルグループとしてデビューする予定だったが、6人の年下メンバーたちと1年ほど練習して、Ye-Aのリーダーになった。
練習期間から彼女らと宿舎生活を送ったというHyeiは「ボーカルグループとしてデビューすると思っていたが、アイドルになり驚いている。実の姉妹のように抱き合って泣いたり笑ったりした末にデビューすることになった」と述べた。ミュージシャンを夢見ていたDohyeも「最初は悩んだけれど、音楽への情熱が重要だと考えた」と伝えた。
女優を目指していたHady(本名:マ・ハヨン、19)は、知人の紹介でオーディションを受けた。練習しながら「デビューできるだろうか」と不安に思うよりは「頑張ればできる」と思ったほど前向きだという。
ダンスが好きだったKazoo(本名:クォン・ウンビ、20)は、SecretやGirl's Dayなどのダンサーとして1年間活動した。いつものステージの後ろに立っていたが、前に出ることになったKazooは「ステージ経験がとても役に立った。主人公になって幸せだ」と話し、微笑んだ。最後に合流したChai(本名:キム・ユヒョン、19)は「お姉さんたちが助けてくれたおかげで、すぐに慣れることができた」と感謝を表した。
Pier(本名:イ・テヨン、21)は音楽好きな両親の影響を多く受けた。姉はシンガーソングライターとして活動しているR.shaだ。Pierは「姉がアドバイスもしてくれて、歌もチェックしてくれる。私には師匠のような存在だ。チャンスがあれば、少女時代のジェシカとf(x) クリスタル先輩のように人々の前に立ちたい」と話す。Yeorin(本名:イ・ミンジョン、19)は、CLON(クローン)のカン・ウォンレが率いる公演団「クンタリ流浪団」で活動した。「デビューしてステージに立った感想は、これまで考えていたとおりだ」と話し、幸せそうな顔をした。
Ye-Aは、自分たちの個性を披露する前に“ファン・ソンホンの娘のグループ”という修飾語を得た。サッカー選手として活躍したファン・ソンホンの娘Yigyerが所属しているためだ。
5歳の頃から歌手になりたかったというYigyerは「ハワイで高校に通っていたが、しばらく韓国に来ていた時、友だちから勧められてオーディションを受けた。最初は両親が強く反対していたが、今じゃなきゃできないと思うと説得した」と告白した。Yigyerは父の名声を汚してはいけないと思い人一倍頑張り、デビューすることになった。
ポータルサイトの検索窓に自身の名前を打ち込むと表示されるプロフィールを見て、やっとデビューを実感したというYe-A。スーパーに買い物に行って、自分たちの曲を聞いて「私たちがこの曲を歌いました」と話したが、誰も信じてくれず、翌日CDを持ってもう一度行ったという。
「ダイエットのため、初伏(チョボク:暑気払いのため滋養食を食べる韓国の年中行事)も中伏もそのままやり過ごして、末伏になってやっと鶏肉を食べた」と喜ぶ時はその年頃の少女らしい。しかし、すぐに「実力で認められたい」と意気込みを見せる。
「“アイドル”って、偶像という意味じゃないですか。偶像としてデビューする人はいないと思います。10代、20代の女性が私たちを本当に偶像と思ってくれてこそ本当のアイドルになるのではないでしょうか?アイドルという枠にとらわれずに、Ye-Aだけの魅力で全てのステージをこなしたいです」(Yigyer)
「デビューを控えて『実力で認めてもらおう』という話をたくさんしました。『あの子たち誰?』と言われることがないようにと。何年かかってもその日まで最善を尽くそうと誓いました。『Ye-Aだけの個性があるね』『あの子たち本当に実力あるね』と言われるのが最終的な目標です」(Hyei)
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・ジョンミン、イ・オンヒョク
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