SBSの年末祭典、授賞式復活から共同受賞まで…大規模フェスティバルの見どころは？

SBSが年末の授賞式を統合したフェスティバル形式で行う。

SBSは19日午後、ソウル江南(カンナム)区三成(サムソン)洞COEX CホールでSAF(SBS Award Festival)の記者懇談会を開き、授賞式について紹介した。

この日、取材スタッフの主な感心事は、2日前に迫った「歌謡大祭典」だった。8年ぶりに授賞式が復活するため、公正な受賞に対する質問がとりわけ多かった。演出を務めたチェ・ソヒョンプロデューサーは「分かち合いと言われないようにしたい。GAONチャートをベースにSNS指数、YouTube再生回数、音源販売量など、客観的な指標をベースに授賞を行う」と説明した。

授賞部門は新人賞、男女歌手賞、男女グループ賞、グローバルスター賞、ベストバンド賞、音源賞、アルバム賞、TOP10賞など全10部門だ。ニックン(2PM)、ジョン・ヨンファ(CNBLUE)、バロ(B1A4)、ソン・ミノ(WINNER)、エル(INFINITE)など、それぞれ違うボーイズグループのメンバーが集まったLUCKY BOYSと、女優ソン・ジヒョが司会を務める。また、海外のアーティストが出演し、韓国の歌手とK-POPを歌いながらコラボステージを披露する予定だ。

視聴者投票は行わない。イ・チャンテ芸能局長は「視聴者投票を行うと、ファンの多い歌手に票が集中する。偏った授賞結果を招きかねない。授賞式は1年を決算する場だ。そのため、視聴者投票は望ましくないと判断した」と説明した。

「芸能大賞」は授賞部門が減った。演出を担当したシム・ソンミンプロデューサーは「授賞部門が多少調整された。賞は減ったものの、楽しさを分かち合える祝賀公演が多く増えた。今年1年間、悲しい出来事が多かったが、慰めと励ましの気持ちを番組に盛り込んだ」と説明した。SBSのバラエティ番組「ヒーリングキャンプ～楽しいじゃないか～」のMCイ・ギョンギュとソン・ユリ、アナウンサーのペ・ソンジェが司会を務める。

「演技大賞」は共同受賞は避けると発表した。演出を務めるカム・ドギョンプロデューサーは「できれば共同受賞のない授賞式を演出したい」とし「『誰が受賞するのか』との緊張感が『演技大賞』の価値だと思う。このような伝統的な価値が守られるように最善を尽くす」と述べた。カムプロデューサーは「『星から来たあなた』『ピノキオ』『大丈夫、愛だ』『Three Days』などSBSの今年のドラマに出演した俳優がほとんど出演すると思って頂きたい」と述べた。パク・シネとイ・フィジェが司会を務める。

SAFは20日から31日までの12日間、三成洞COEXで開催される。視聴者たちはそれぞれのプログラムブースを通じて、放送の制作過程を観覧できる。このほかにも、視聴者のための参加コンテスト、スターとの出会い、舞台挨拶、ファンサイン会などが設けられる。SBSの人気バラエティ「ランニングマン」と「ジャングルの法則」、上半期のヒットドラマ「星から来たあなた」などに関するブースが設置される。

SAFイベントの一環として「歌謡大祭典」が21日、「芸能大賞」が20日、「演技大賞」が31日に三成洞COEX Dホールにて行われる。

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