元MOMOLAND デイジー、生配信で暴露「グループから脱退したのではなく解雇された」
写真=Newsen DB
元MOMOLANDのデイジーが、グループから脱退したのではなく解雇されたと主張した。デイジーは7月3日、TikTokの生配信を通じてファンの質問に答えた。
ファンの1人は、元事務所との紛争の背景について質問し、デイジーは「私はMOMOLANDを離れたのではない。解雇された。もう昔のことだから大丈夫。追い出された理由は分からない」と話した。
続いて「もし私が理由を知っていれば解雇されなかったと思う。そんなことで解雇されるとは思わなかった」と付け加えた。
これに先立って、所属事務所のMLDエンターテインメントは2016年7月、Mnetで放送されたオーディション番組「MOMOLANDを探して」を通じて、MOMOLANDのメンバーを選抜した。当時、放送に出演したデイジーは、メンバーに選ばれなかったが、2016年9月に専属契約を締結し、翌年4月に追加メンバーとしてMOMOLANDに合流し、2017年4月に発売された「Wonderful Love」の活動からメンバーとして活躍した。
この過程でデイジーは「MOMOLANDを探して」の制作費用6億6000万ウォン(約6850万円)のうち、10分の1である6600万ウォン(約686万円)を自身の給料から控除したことについて「不当利得だ」と主張して訴訟を提起した。一方、MLDエンターテインメントは「契約書で、デビュー前に発生したコンテンツ制作費も100%経費処理することにしていたため、問題がない」と反論した。
昨年10月、ソウル中央地裁民事第84単独(キム・ホンド判事)は、デイジーがMLDエンターテインメントを相手取って提起した精算金支給関連の訴訟で、7926万ウォン(約823万円)の支払いを命じ、原告の一部勝訴の判決を下した。
裁判所は「契約の効力は、特別な規定がない限り、契約が成立した日から発生する。契約書上“デビュー前”の意味も専属契約を締結した日から始まる」と判断した。その他にもMLDエンターテインメントがデイジーに支払っていない金額1300万ウォン(約135万円)も支払わなければならないと判決した。ただ、「契約違反とマネジメント義務不履行などで損害を負った」という慰謝料1000万ウォン(104万円)賠償の要求は受け入れられなかった。MLDエンターテインメントは、控訴状を提出している状態だ。
デイジーは脱退前の2019年2月から、個人的な理由で活動を中断していた。
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- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・ヘジョン
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