バーナード・パク、2ndミニアルバム「To whom it may concern」を発売“応援してくれる全ての方々への手紙のような作品”
写真=JYPエンターテインメント
歌手バーナード・パクが、9月6日に2ndミニアルバム「To whom it may concern」とタイトル曲「All day」を発売した。タイトル曲「All day」は率直かつ淡泊なボーカルと叙情的な歌詞が特徴の楽曲で、バーナード・パクの真価を確認することができる。
彼はタイトル曲をはじめ、「Friend Zone」「幸せな人」「Crossroad」「Giving Tree」まで今回のアルバムに収録された5曲全ての作詞・作曲に参加。自身を応援してくれた全ての人々への真心を見せた。
バーナード・パクは所属事務所を通じてニューアルバムの魅力を紹介した。
――自ら決めたアルバム名「To whom it may concern」とタイトル曲「All day」を紹介してください。
バーナード・パク:昨年11月のデジタルシングル「Bad Influence」から10ヶ月ぶり、2014年のデビューアルバム「I'm...」からは約8年ぶりに発売するミニアルバムですので、さらに感慨深いです。今回のアルバムにはアーティストとして経験する悩みについての話を収めました。時には結果が期待に及ばない場合もありますし、予期せぬことに直面する時もありますが、そういった困難を僕がどうやって解決していくのかを音楽でお見せしようと思いました。
――前作「Bad Influnence」に続き、今回も全5曲の作詞・作曲に参加しました。曲を制作する時、最も重点を置く部分はどこですか?また、主にどこから音楽のアイデアを得ましたか?
バーナード・パク:音楽制作がどのように、どのようなムードへ流れるかによって毎回異なると思います。「Bad Influence」の時は、僕が作りたかった特定のサウンドがあって、そのサウンドの影響を受けた歌が完成しました。今回のアルバムも、僕が伝えたい明確なメッセージがあって、そのメッセージがアルバムの全体的なサウンドに影響したと思います。
――タイトル曲「All day」のミュージックビデオをアニメーションで制作した特別な理由はありますか?ご本人の感想も聞かせてください。どんな部分が特に気に入ったのか、ポイントの紹介もお願いします。
バーナード・パク:昔からアニメが好きでした。一番好きな映画を考えても、一部はアニメです。 そのため、アニメーションによるミュージックビデオを持つことが僕の長年のバケットリストの一つでした。ちょうど今回、良い機会に巡り合えて、この機会を逃すわけにはいきませんでした。現実の世界とは異なる要素で構成された新しい世界が創造できるのが、アニメだけの魅力で面白いところだと思います。タイトル曲「All day」は希望的な内容の歌です。温かい雰囲気のアニメーションが、曲の与えるメッセージと意味をより直観的に、うまく表現してくれたと思います。
――2014年のデビューアルバム「I'm...」以来、久しぶりに発表するミニアルバムです。2つの作品の雰囲気やカラーがかなり違いますが、これまで音楽的、また個人的に最も大きく変化した点は何ですか?約8年ぶりに発売するミニアルバムでどんな姿を見せたかったのでしょうか。
バーナード・パク:最も大きな変化は、僕が音楽にどれほど本気なのか、改めて気づいたことです。1stミニアルバムでは作詞に参加しませんでしたが、今回のアルバムでは僕の音楽を楽しみ、共感してくださる全ての方々に伝えたい気持ちを表現したいと思って、全ての楽曲の作詞をしました。そのような点から、今回のアルバムが僕と僕の音楽を応援してくださる全ての方々に送る手紙のように感じてほしいという気持ちで、アルバム名を「To whom it may concern」にしました。今回のアルバムに込めた僕の真心がリスナーにきちんと伝わってほしいです。
――今回のアルバムを通じて伝えたいメッセージ、あるいはリスナーにこういった部分が届いてほしいと思っていることはありますか?
バーナード・パク:今回のアルバムを通じて、バーナード・パクという一人の人間の姿をもっとお見せしたいです。僕がこれまで感じていた率直な感情を、収録曲に収めました。アーティストとして、そして個人として、僕の率直な姿をリスナーの方々にもっと知っていただきたいと思っています。
――2014年10月に「I'm...」、2018年10月に「Still...」、2021年11月に「Bad Influence」など、主に秋に新しい曲を発売してきました。今回も秋の初めからミニアルバムを発売することになりましたが、“感性的なバラード歌手”という修飾語と共に、バーナード・パクさんの音楽が秋と特によく合う理由は何だと思いますか?
バーナード・パク:僕の声が涼しい風が吹き始める秋とよく合うのではないかと思いました。ファンの方々がプレゼントしてくださった“感性的なバラード歌手”という修飾語も同じです。今回のアルバムの収録曲の中にも、秋と本当によく合う曲があります。それが「Giving Tree」という曲ですが、童話「おおきな木」からインスピレーションを受けて書きました。実はこの曲は僕の両親に差し上げるプレゼントのような楽曲です。子守唄を考えながら書いた曲で、両親が今まで僕に言ってくれた言葉を歌詞で表現したので、特別な意味がある曲です。曲の最後には両親に送る短いメッセージが込められていますので、その部分もしっかり聞いていただければ嬉しいです。
――ニューアルバムを準備しながら、JYPのパク・ジニョン代表とどんなことを話しましたか?どんなフィードバックがあったのか気になります。特に音楽的なインスピレーションをくれた人やアドバイスがあれば教えてください。
バーナード・パク:パク・ジニョンプロデューサーが今回のアルバムに収録された全ての曲を気に入ってくれました。歌詞に込められた真心がよく伝わると、素敵な話をしてくださったことが特に記憶に残っています。
――いつも心から応援してくれるファンの方々に一言お願いします。
バーナード・パク:いつも僕の音楽を聞き、好きでいてくださるファンの皆様、本当にありがとうございます。今回のアルバムを通じて、僕の新しい姿をお見せしたいと思いました。僕は普段、感情をあまり表に出さない方ですが、今回のアルバムには愛着がたくさん湧いています。それだけ僕の真心が詰まった今回のアルバムを、楽しんで聞いてください。僕に送ってくださる大きな愛と声援に、もう一度感謝いたします。
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