「純情ボクサー」イ・サンヨプ＆I․O․I出身キム・ソヘ、試練の中で危機を正面突破【ネタバレあり】

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
「純情ボクサー」のイ・サンヨプとI.O.I出身のキム・ソヘが、試練と危機の中で正面突破を選択した。

韓国で18日に放送されたKBS 2TV月火ドラマ「純情ボクサー」第9話で、キム・テヨン（イ・サンヨプ）は、キム・ヒウォン（チェ・ジェウン）を死に至らしめた違法私設賭博業者のキム・オボク（パク・ジファン）を探し出し、最強のスリルを与えた。

この日の放送で、イ・チョルヨン（キム・ヒョンムク）は、3年ぶりに家に帰ってきたイ・グォンスク（キム・ソヘ）にタイトル戦が終わるまで家にいてほしいと頼み、今まで苦労させて悪かったと、心からの謝罪をした。

突然エージェントを辞めるというテヨンが理解できないグォンスクは、彼に会うためにS＆Pエージェントを訪ねた。ちょうど辞表を提出しに来ていたテヨンと出くわした彼女は、「おじさんとこんな形で別れるのはもっと嫌」と本音を打ち明けて涙を流した。

テヨンは苦しい気持ちを必死に隠して「試合がしたくなかったら、違約金なしに契約を解除してあげる。これが今、僕があなたにやってあげられることのすべてだ」と言って席を立ち、グォンスクは彼の無愛想な姿に終わりが来たことを知り、もう彼を引き止めないことにした。

テヨンは、プロスポーツ八百長の実態企画記事を準備しているパク記者を訪ね、持っている証拠を全て渡す代わりに、オボクとナム会長を捕まえられるようにしてほしいと頼んだ。

また、ハン・ジェミン（WINNER キム・ジヌ）は、幼稚園の教師たちと一緒にチョルヨンのソルロンタン屋を訪れて、グォンスクに心からの謝罪をした。彼は「弁明のように聞こえるかもしれないけれど、好きな気持ちは本当だよ。リングの上の君が。本当にかっこよくて素敵だった。傷つけてごめん」と話した。

ハン・アルム（チェ・ウォンビン）とのタイトル戦を控えていたグォンスクは、テヨンなしに試合をしていいかどうか悩んだ。不自由な体でアルバイトまでして試合の準備をしているアルムの真剣さを見たグォンスクは、テヨンに「おじさんがいなくてもこの試合を続けるつもり。私が大変だからといって、誰かの人生をまた台無しにするわけにはいかないから。私は相変わらずボクシングが嫌い。それでも責任は取りたい」とし、予定通りタイトルマッチを行うことを明かした。

オボクとナム会長を追跡していたテヨンは、オボクが2次治療費を口実にヒウォンの妻から借用証書を受け取ったことを知って腹を立てた。彼はかつてオボクが連れて行った食堂に行って、食堂の店長に「急ぎでお金が必要だけど、友達になりたい」とオボクに伝えてほしいと言って、罠を仕掛けた。

誕生日を迎えたグォンスクは、チョルヨンが作ってくれたワカメスープを食べて、一緒にバオバブの木を見に行くことにしたテヨンとの約束を思い出した。同じ時刻、ヤン監督のもとを訪れ、八百長に加担させる次の選手を自分に渡せと脅迫して戻っていたテヨンの携帯電話にもグォンスクの誕生日アラームが鳴った。すっかり忘れていたグォンスクとの約束を思い出していたテヨンが携帯を入れようとした瞬間、オボクから電話がかかってきて、見る者をゾッとさせた。

オボクは、今どこにいるかと聞くテヨンに写真1枚を送った。彼が送ってきた写真の中には、テヨンの母親が経営する果物屋が写っており、緊張感を高めた。顔から血の気が引いたまま真っ白になったテヨンは、どこかに急いで足を運んだ。

同じ時間、植物園に到着したグォンスクは、バオバブの木の下で連絡が取れないテヨンを待っていた。特に、残念そうにため息をつくグォンスクの前に誰かが歩いてきて、同時に母親の果物屋に向かって歩いてきたテヨンが目の前にいる人を見つめるという、すれ違いのエンディングで、次回に対する期待を高めた。