韓国フリー・セッション・バンドCADEJO、初の単独来日公演が決定!3月東京でイベント含む3公演を開催
幅広いジャンルの音楽を巧みに操りながら、即興で音と呼吸を合わせ、3人にしか鳴らせない高純度な音楽を奏でるCADEJO。そのバンドスタイルは韓国のインディー・バンドシーンを軽やかに成熟させ、多くの音楽ファンを魅了している。
バンド結成前より各々が多才なプレイヤーとしてキャリアを積み上げてきた韓国インディ・シーン屈指のプレイヤー、イ・テフン(ギター/ボーカル)、キム・ジェホ(ベース)、キム・ダビン(ドラム)が集結した、いわば「スーパーバンド!」とも呼べる彼ら。インプロビゼーションをベースに、個々が得意とするファンク、ソウル、レゲエ、ジャズ、サンバ、はたまたプログレッシブ・ロックまでが自由自在に往来する音楽スタイルでシーンにおいて突出した存在感を放っている。
今回、日本で初の単独公演となるが、2023年6月に韓国の京畿民謡歌手LEE HEEMOON(イ・ヒムン)との共同プロジェクト“GANGNAM OASIS”で東京公演を行っており、3人の確かな技術と自由で独創性のあるサウンドを爆発させ、初めてみる観客の心をぐっと掴み、公演は大盛況のうちに幕を閉じた。観た人の多くが「2023年のベストライブ!」と言うほど記憶に残るものとなった。
そんな彼らが2023年7月、2年8ヶ月ぶりにリリースした全23曲・1時間48分という、凄まじい熱量の最新アルバム『FREE VERSE』をたずさえて、遂に東京へやってくる。また、公演初日には韓国ヒップホップ・シーンをけん引するラッパーNUCKSAL(ノクサル)との貴重なパフォーマンスも決定している。
「CADEJO Live in Tokyo 2024『ON THE SPOT』」と題された本公演は、東京でそれぞれ内容の違った3公演を開催。即興性の高いパフォーマンスで場を作りだすCADEJOにしか出来ない、各公演その場限りの特別な音楽体験を楽しみにしてほしい。2024年春、東京でスペシャルなステージが実現する。
2日目は2024年3月16日(土)に青山・月見ル君想フにて、CADEJOのワンマンライブが行われる。自らの楽曲をも再構築し、予測不可能な展開で爆発的に熱を帯びていくバンド最大の魅力を存分に堪能できる、ロング・セットならではの特別な公演となることは間違いない。
3日目は本公演の主催であるAJIMIによるイベントを開催。これまで韓国カルチャーを特集したZINEの制作や、アーティストの展示企画を開催してきたチームが作る、日韓のオルタナティブな音楽とカルチャーを味わい楽しむことができるイベントを計画中だ。
■公演詳細
AJIMI presents CADEJO Live in Tokyo 2024『ON THE SPOT』
◆DAY1:2024年3月15日(金)
会場:渋谷 CIRCUS TOKYO
開場 18:30 / 開演 19:00
前売 ¥6,500(ドリンク代別)/ 当日 ¥7,500(ドリンク代別)
出演:CADEJO×NUCKSAL / Summer Eye Sound Syndicate
◆DAY2:2024年3月16日(土)
会場:青山 月見ル君想フ
開場 18:00 / 開演 18:30
前売 ¥5,000(ドリンク代別)/ 当日 ¥6,000(ドリンク代別)
出演:CADEJO *ワンマン公演
◆DAY3:2024年3月17日(日)
会場:新宿・WPU
“AJIMI CLUB” *詳細後日発表
主催・企画・制作:AJIMI
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【東京ライブ・ステージ応援助成】
TICKET&INFOはこちら
■出演者プロフィール
CADEJO(カデホ)
韓国・ソウルを拠点に活動している3人組バンド、CADEJO。2018年に1stEP「MIXTAPE」でデビュー。即興音楽をベースに、各メンバーのバックボーンであるファンク、ロック、レゲエ、ジャズ、サンバなど様々なジャンルを自由に横断するスタイルで活動中。高い演奏スキルと予測不可能な展開を見せるパフォーマンスが話題となり、数多くのフェスやイベントへの出演や、欧米での公演も行うなど、圧倒的な知名度を誇る。また、ラッパーのNUCKSALや、民謡歌手のイ・ヒムンなどともコラボレーション作品を制作し、インディーシーンにおいて確立した地位を築いている。2023年7月に3rdフルアルバム『FREEVERSE』をリリース、2024年3月に初の来日公演<CADEJO Live in Tokyo 2024『ON THE SPOT』>を開催する。
NUCKSAL(ノクサル)
2016年にラッパーのDeepflowが率いるVMC(Vismajor Company)から1stアルバム『小さきものたちの神』を発表。持ち味である自伝的なリリックや中毒性の高いひねりの効いたフロウで、アンダーグラウンドシーンだけでなく大衆の関心を惹きつけた。ラップ・サバイバル番組「SHOW ME THE MONEY」や音楽バラエティ「驚きの土曜日」に出演するなど、エンターテイナーとしての才能も発揮している。
Summer Eye
2021年12月、1stシングル「人生」のリリースとともにデビュー。ボサノヴァとアシッド・ベースを繋いだ摩訶不思議なサウンドが高く評価される。2022年は、台湾のDSPSエイミーとのスプリット・7インチや、2ndシングル「求婚」をリリース。2023年2月、3rdシングル「失敗」と同曲のXTALによるリミックスをリリースし話題に。3月21日、1stアルバム『大吉』をリリース。先行トラックの「白鯨」はドラマ主題歌に。ライフワークであるコラージュ制作や、楽曲提供・執筆・DJなど、形態にとらわれない自由な表現で世界のおもしろさに貢献中。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
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