「ピラミッドゲーム」カン・ナオン、初のアイドル練習生役に感慨“自分と正反対でキラキラしていた”
女優のカン・ナオンが、「イルタスキャンダル」で共演したイ・チェミン、リュ・ダインの熱愛に言及した。
ソウル鍾路(チョンロ)区の某所では最近、TVINGオリジナルシリーズ「ピラミッドゲーム」の放送終了に際して出演陣へのインタビューが行われた。
同作は、毎月の投票によっていじめの対象者が選ばれるペクヨン女子高2年5組を舞台にした“サバイバル序列戦争”ドラマ。原作となったWEB漫画は韓国のNAVERに掲載中で、大胆かつ独創的な世界観が学園スリラーの新境地を開拓した。
カン・ナオンは劇中、アイドル練習生イム・イェリムを熱演。裕福な家庭と派手な日常生活とは裏腹に、気取らない性格のキャラクターで視聴者を魅了した。
彼女は韓国で2022年に放送されたドラマ「ブラインド」で女優デビューを果たし、その後も「イルタスキャンダル」「九尾狐伝1938」「ウエディング・インポッシブル」といったドラマを通じて着実にキャリアを積み重ねている。
中でも「イルタスキャンダル」は、共演者のイ・チェミンとリュ・ダインが実際に交際に発展したことでも話題を集めた。
カン・ナオンはこれについて「彼らとは今も親しいのですが、最近になって交際を知りました」と切り出し、「応援したいカップルです。イ・ミンジェがグループトークにニュース記事を送ってきて、こういうことになったと報告してきました」と彼らの交際を知った経緯を明らかにした。
そんな「イルタスキャンダル」に続き、「ピラミッドゲーム」でも同年代の役者らと共演したカン・ナオン。彼女は「『イルタスキャンダル』のときは学生役が5人だったのでそのメンバーだけ仲良しという感じでしたが、『ピラミッドゲーム』は25人だったので実際に学校に通っている気分でした。撮影に行くとそれぞれが各自の役に没頭して、劇中でも親しくしている人と遊んですごしていました」と振り返り、「演技に集中しやすい環境でした。基本的に同年代ではありますが、年齢層が高い方々もいらっしゃって、アドバイスをたくさん受けることができました」と笑顔を見せた。
「ピラミッドゲーム」は、とくに新人女優が多い作品だが、カン・ナオンは「本当に息が合っていました。『ピラミッドゲーム』で役者デビューという人もいましたが、それがまったく気にならないほどみんなが最善を尽くしてくれました」と語る。
彼女はさらに「イルタスキャンダル」に続き共演が実現したリュ・ダインについて「再会した時は不思議な気持ちで驚きましたが、一番は楽しさでした。前作とはイメージが違うので、新鮮な気持ちもありました」と明らかにした。
劇中で演じたイム・イェリムというキャラクターに対する思いも語っている。
彼女はキャスティングの経緯について「最初はキャラクターを空欄にしてオーディションを受けました。台本もソン・スジ(宇宙少女 ボナ)のセリフを読んで1次、2次と選考に進みました」と振り返り、「イム・イェリムに関してはオーディションでセリフがなかったのでまったく頭になかったのですが、ダンス映像を送ってほしいと制作側からお話があって……私は原作に目を通していたので、そのときに初めてイム・イェリムかな? と思いました。以前からアイドルの役をやってみたかったので、このキャスティングに感謝しています」と語った。
また、キャラクターの第一印象については「原作を見たときに、きらきらしているキャラクターで、イム・イェリム特有の明るさがあると思いました。私は基本的に物静かなので、正反対の役を演じるうえでの心配もありました。それでも新しい挑戦にはワクワクしましたし、アイドル練習生という特徴的なキャラクターで責任感も覚えました」と語っている。
さらに彼女は、「イェリムは善人なのか、悪役なのか、紛らわしい人物です。序盤では『悪役かもしれない』と感じさせる部分を生かそうと努力しました。逆に、ソン・スジの味方になったときは善良で明るい姿を見せようとしました。他の作品を参考にせず、紛らわしい部分があれば原作を見返して、原作の中のイェリムが強いことが私には役に立ちました」と説明した。
同性愛のキーワードを抱えるキャラクターであるだけに、慎重な部分もあったようだ。
カン・ナオンは「ウンジョン(イ・ジュヨン)とイェリムの関係が原作では曖昧に描かれているので混乱しましたが、ドラマでは愛の感情が強くて興味深かったです。友情と恋愛の間という絶妙な感情を、繊細に表現しようと心掛けました」と語った。
劇中では、いじめ被害者を演じることもあったカン・ナオン。彼女は「演技ではありますが、被害者になるのはつらかったです。ソン・スジが暴力を受けることを放置するべき状況のときがあって、本音は助けたかったです。放課後になれば傍観するしかないという役割に、心が痛みました」としながら、「もう少し大人の助けを得ることができたのではないかとも思いました。暴力はなにがあっても正当化されるべきではないと思います」と自身の考えについても触れた。
「ピラミッドゲーム」は、韓国のストリーミングサービスTVINGで好評配信中。
ソウル鍾路(チョンロ)区の某所では最近、TVINGオリジナルシリーズ「ピラミッドゲーム」の放送終了に際して出演陣へのインタビューが行われた。
同作は、毎月の投票によっていじめの対象者が選ばれるペクヨン女子高2年5組を舞台にした“サバイバル序列戦争”ドラマ。原作となったWEB漫画は韓国のNAVERに掲載中で、大胆かつ独創的な世界観が学園スリラーの新境地を開拓した。
カン・ナオンは劇中、アイドル練習生イム・イェリムを熱演。裕福な家庭と派手な日常生活とは裏腹に、気取らない性格のキャラクターで視聴者を魅了した。
彼女は韓国で2022年に放送されたドラマ「ブラインド」で女優デビューを果たし、その後も「イルタスキャンダル」「九尾狐伝1938」「ウエディング・インポッシブル」といったドラマを通じて着実にキャリアを積み重ねている。
中でも「イルタスキャンダル」は、共演者のイ・チェミンとリュ・ダインが実際に交際に発展したことでも話題を集めた。
カン・ナオンはこれについて「彼らとは今も親しいのですが、最近になって交際を知りました」と切り出し、「応援したいカップルです。イ・ミンジェがグループトークにニュース記事を送ってきて、こういうことになったと報告してきました」と彼らの交際を知った経緯を明らかにした。
そんな「イルタスキャンダル」に続き、「ピラミッドゲーム」でも同年代の役者らと共演したカン・ナオン。彼女は「『イルタスキャンダル』のときは学生役が5人だったのでそのメンバーだけ仲良しという感じでしたが、『ピラミッドゲーム』は25人だったので実際に学校に通っている気分でした。撮影に行くとそれぞれが各自の役に没頭して、劇中でも親しくしている人と遊んですごしていました」と振り返り、「演技に集中しやすい環境でした。基本的に同年代ではありますが、年齢層が高い方々もいらっしゃって、アドバイスをたくさん受けることができました」と笑顔を見せた。
「ピラミッドゲーム」は、とくに新人女優が多い作品だが、カン・ナオンは「本当に息が合っていました。『ピラミッドゲーム』で役者デビューという人もいましたが、それがまったく気にならないほどみんなが最善を尽くしてくれました」と語る。
彼女はさらに「イルタスキャンダル」に続き共演が実現したリュ・ダインについて「再会した時は不思議な気持ちで驚きましたが、一番は楽しさでした。前作とはイメージが違うので、新鮮な気持ちもありました」と明らかにした。
劇中で演じたイム・イェリムというキャラクターに対する思いも語っている。
彼女はキャスティングの経緯について「最初はキャラクターを空欄にしてオーディションを受けました。台本もソン・スジ(宇宙少女 ボナ)のセリフを読んで1次、2次と選考に進みました」と振り返り、「イム・イェリムに関してはオーディションでセリフがなかったのでまったく頭になかったのですが、ダンス映像を送ってほしいと制作側からお話があって……私は原作に目を通していたので、そのときに初めてイム・イェリムかな? と思いました。以前からアイドルの役をやってみたかったので、このキャスティングに感謝しています」と語った。
また、キャラクターの第一印象については「原作を見たときに、きらきらしているキャラクターで、イム・イェリム特有の明るさがあると思いました。私は基本的に物静かなので、正反対の役を演じるうえでの心配もありました。それでも新しい挑戦にはワクワクしましたし、アイドル練習生という特徴的なキャラクターで責任感も覚えました」と語っている。
さらに彼女は、「イェリムは善人なのか、悪役なのか、紛らわしい人物です。序盤では『悪役かもしれない』と感じさせる部分を生かそうと努力しました。逆に、ソン・スジの味方になったときは善良で明るい姿を見せようとしました。他の作品を参考にせず、紛らわしい部分があれば原作を見返して、原作の中のイェリムが強いことが私には役に立ちました」と説明した。
同性愛のキーワードを抱えるキャラクターであるだけに、慎重な部分もあったようだ。
カン・ナオンは「ウンジョン(イ・ジュヨン)とイェリムの関係が原作では曖昧に描かれているので混乱しましたが、ドラマでは愛の感情が強くて興味深かったです。友情と恋愛の間という絶妙な感情を、繊細に表現しようと心掛けました」と語った。
劇中では、いじめ被害者を演じることもあったカン・ナオン。彼女は「演技ではありますが、被害者になるのはつらかったです。ソン・スジが暴力を受けることを放置するべき状況のときがあって、本音は助けたかったです。放課後になれば傍観するしかないという役割に、心が痛みました」としながら、「もう少し大人の助けを得ることができたのではないかとも思いました。暴力はなにがあっても正当化されるべきではないと思います」と自身の考えについても触れた。
「ピラミッドゲーム」は、韓国のストリーミングサービスTVINGで好評配信中。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- チャン・ウヨン
topics