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「The 8 Show」イ・ヨルム“私の20代を代表する作品…できることは全てやった”

Newsen
写真=NAMOO ACTORS
女優イ・ヨルムが、先輩俳優たちと共演した感想を明かした。

イ・ヨルムは最近、ソウル江南(カンナム)区NAMOO ACTORS社屋で行われたNetflixシリーズ「The 8 Show」に関するインタビューで、リュ・ジュンヨル(3階役)、チョン・ウヒ(8階役)、パク・ジョンミン(7階役)、ペ・ソンウ(1階役)、イ・ジュヨン(2階役)、ムン・ジョンヒ(5階役)、パク・へジュン(6階役)と1年間一緒に演技をしながら学んだことに言及した。

「The 8 Show」は、8人の人物が、8階に分かれた秘密に包まれた空間に閉じ込められ、“時間が経てばお金を稼げる”甘く危険なショーに参加することで繰り広げられる物語だ。

4階役のために様々な案を考えて準備したというイ・ヨルムは「一瞬一瞬、自分自身が200%満足してこそ、他の人から70%ぐらいできたねと思われる気がしたんです。たくさん準備しすぎて、現場で変わることに対する不安もあり、少し力を抜いて演技をすることが宿題だったと思います。その度に先輩が『たくさん準備したから、これからは普通にやっても上手にできると思う』と話してくださいました。たくさん悩んだけれど、リラックスして演じたら4階らしくなりました。そこに到達するまでたくさん悩みました」と打ち明けた。

続いて「先輩たちと演技をして、たくさん成長できたと思います。表現や分析する部分もたくさん学びました。感情の流れを話した時、客観的に見た時はどうか、その都度悩んだことについて話しました。4階を演じる時に考えた悩みをたくさん聞いてもらいました。『ありのままにやって。大丈夫』と言われました。特に『歯が抜けた時、バカみたいじゃないですか?』と話したのですが、『ちょうどいい。歯が抜けたら、より演技が上手になった』と話してくれました。面白くしてくださったと思います」と伝えた。

写真=Netflix
彼女は8人の俳優のうち、最年少として可愛がってもらったという。イ・ヨルムは「これが末っ子の特権だと思って、幸せな気持ちで出しゃばりました。8人の中ではムードメーカーの役割をしたと思います。4階は恥知らずのキャラクターなので、団体トークルームに『よしよし、ファイト』と絵文字をたくさん送りました。すると先輩たちが『絵文字を送るのが4階みたい』と話してくれました。愛嬌も振りまいたりしたので、可愛がってもらえたようです」とし、「私は一人っ子なのですが、家族、兄弟ができたみたいにとても仲良くなりました。特にムン・ジョンヒ先輩は、私の調子が悪そうに見えるとサプリメントをくれたり、気にかけてくださいました」と感謝の気持ちを伝えた。

笑ってしまい、NGがたくさん出た現場のことも思い出した。イ・ヨルムは「いきなり笑ってしまったのですが、お互いの姿を見て笑ってしまったのだと思います。人間の本性が見られる作品じゃないですか。そのような姿を演じている様子を見て、たくさん笑ってしまいました。私の台詞の中に、『私がもらいます、うんち』というものがあります。真顔で、カッとなって発する台詞ですが、可笑しすぎてすすり泣きしていました。笑いと涙の間で表現したと思います」とし、当時の場面を再現して見せる場面も。

「The 8 Show」は、映画「ザ・キング」「非常宣言」に続いてハン・ジェリム監督と共演した3本目の作品だ。イ・ヨルムは「『ザ・キング』は二十歳の時、『非常宣言』は4年前に撮影したと思いますが、『ザ・キング』の時は知らない人のように感じられたとしたら、『非常宣言』の時からは親しみが持てました。『The 8 Show』ではキャラクター的に見せなければならない部分が多いので、そのような点についてたくさん会話しました。現場が忙しすぎると演技よりは監督として、演出的に話しがちだろうに、監督は演技的にもたくさん共感してくれました。私は経歴も多くない末っ子で、もがいていましたが、監督が待ってくれて、ありがたかったです」と伝えた。

彼女は「The 8 Show」について、「私の20代を代表する作品になるのではないでしょうか。ターニングポイントになりそうな作品です」と表現し、「このような作品に出られたという満足感ももちろんありますが、努力できることはすべてやりつくしたと思っています。情熱をすべて注ぎました。次の作品をやる時に振り返れば、残念な部分があるかもしれませんが、今すぐできる努力は全部やりましたので。良い先輩たちと一日中、1年近く一緒に過ごせる作品が今後あるでしょうか。ないと思います。そのような意味で、良い経験をして、きちんとやり遂げたという満足感があります」と話した。

続いて「緊張もたくさんしていて、学ばなければならない立場にいたので、たくさん見て、感じようとしたので欲張る時もありましたが、上手くコントロールしていればよかったなと思います。あまり不安がらずに、自分を信じながら、一瞬一瞬を楽しみながらできたのではないでしょうか。楽しむことができる女優になりたいです。以前は責任感が強かったと思います。キャラクターを理解しようとすると愛情が沸き、そのキャラクターをしっかり表現して届けたいという責任感です。私も4階というキャラクターをすべて理解できるわけではなかったので、憎まないようにしました。私と価値観がすごく違っていたので悩みは多かったですが、8階を制圧するために下の階の人たちと計画を練る部分からは悩みが消えたと思います」と打ち明けた。

「The 8 Show」の4階役を通じて演技による変身に成功したイ・ヨルムは、「より良い作品に出演するために努力しています。4階とはまた違うキャラクターに挑戦してみたいです」とし、もう一度イメージ変身を希望していることを伝えた。
元記事配信日時 : 
記者 : 
パク・スイン
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