「となりのMr․パーフェクト」ユン・ジオン“初めてのキスシーンはすごく緊張した”【ネタバレあり】

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
俳優ユン・ジオンが「となりのMr.パーフェクト」でロマンスを披露した感想を伝えた。

ユン・ジオンは最近、ソウル江南（カンナム）区新沙洞（シンサドン）のあるカフェでNewsenと会い、tvN「となりのMr.パーフェクト」（脚本：シン・ハウン、演出：ユ・ジェウォン）に関するインタビューを行った。

同作は、自分の間違えてしまった人生を取り戻そうとする女性ペ・ソンニュ（チョン・ソミン）と、その女性の生きている黒歴史（隠したい過去）である“お母さんの友達の息子”チェ・スンヒョ（チョン・ヘイン）が繰り広げるラブコメディだ。ユン・ジオンは劇中、社会部記者のカン・ダンホ役を演じた。

彼にとって今作が他の作品と比べて格別だった理由は“双方向のロマンス”が成立したという点だ。これについてユン・ジオンは「チョン・モウム（キム・ジウン）と遅れて結ばれたので、ラブラブな時間が足りなかったことは残念な点になると思います」と正直に打ち明けた。

彼は「ダンホが持っているストーリーがありますので、最初から直進はしませんでした。台本にも“惚れた”という表現はなかったんです。告白する前までは淡々と、防御態勢をとろうとしました。そして第13話でダンホに関するストーリーが出てきて、気持ちを確かめます」と話した。

ユン・ジオンはキスシーンも初めてだったと明かし、「最初のキスが第10話でしたが、慰めてキスをしたら頭突きされます。キスという行為に完全に集中できませんでした（笑）」とし、「14話で告白する前にキスをしたのが完全なるキスシーンだと言えると思います。タイミングが合わないのではないかと心配して、すごく緊張しました」と振り返った。

ドラマでユン・ジオンの娘として出演したカン・ヨンドゥ（シム・ジユ）は、実は姪っ子であることが遅れて明かされた。以前、ヨンドゥが奇跡のように生き残ったと明かした事故で、ダンホの両親と兄夫婦は命を落としていたのだ。

ユン・ジオンは「周りにいるヨンドゥと同じくらいの年の女の子を持つお父さんたちとたくさん話そうと努力しました。現場にいる監督やスタッフの方々にヨンドゥと同年代の娘さんがいらっしゃったので、助言をたくさん得られました」と打ち明けた。

ユン・ジオンは今作について、「制作発表会をした時に予想した視聴率よりは低かったのですが、話題性があり、知人からここまでたくさんの連絡をもらったのは今回が初めてでした。『ドラマが愛されているんだな』と感じました。別れるのが嫌だった作品です」と格別な愛情を示した。

彼は記憶に残る反応については、「周りから連絡をもらいました。『実際にあの女優さん（キム・ジウン）と付き合って結婚すればいいのに』とも言われました」と恥ずかしそうに話した。

男女間の友情は成立するという自身の考えも語った。彼は「もし『それなら一緒にシャワーできる？』と聞き返されたら、男性ともしないシャワーをあえてなぜ女性とするのかと思います。女友達であれば、異性であるという自分と異なる点を尊重しながら友達になるのであって、友達だからと言って男性も女性も区分なしに接するのは違うと思います」と答えた。

ユン・ジオンはダンホとモウムのように、韓国と南極の遠距離恋愛も可能かという質問に、「相手がモウムならできると思います」と話した。

さらに彼は、抜群のケミ（ケミストリー、相手との相性）で熱愛説まで浮上したチョン・ソミンとチョン・ヘインにも言及。「僕は普段からすごく鈍感で、遅れて理解する方なんです。そんな僕から見ても、2人はただの友達でした」と笑った。

先立って相手役のキム・ジウンはインタビューで「ユン・ジオンと熱愛説が出たらどう思うか」という質問に「幸せだと思う」と答えた。ユン・ジオンは同じ質問に「そうなったらまずジウンから連絡が来ると思いますし、笑顔になると思います。ただ熱愛説が浮上するということは、人々が僕たちを見る視線が違ってくるということなので、そのような部分では慎重になると思います」と答えた。

彼はキム・ジウンとの共演について「僕と性格が本当に違うんです。撮影の時は、ジウンにたくさん頼りました。“エナジウン（エナジー＋ジウン）”と呼んでいました。本人も大変なはずなのに、周りのみんなに気を使ってリードしてくれて、ありがたいことが多かったです」と振り返った。

劇中、ダンホとスンヒョは尊敬語を使うなど、ぎこちない雰囲気を見せた。しかし実際は正反対だとし、「チョン・ヘイン兄さんとは本当に親しいです。作品で“ヒョン（お兄さん）”と呼んで話を交わすことができる人は、ヘイン兄さんが初めてだと思います。ヘイン兄さんにもたくさん頼りました」と明かした。

ユン・ジオンは、ダンホとモウムが視聴者の想像に任せる形で最終回を終えたことについて「本当に仲睦まじい2人だと思います。スンヒョとソンニュよりも甘いカップルになると思います」と願いを伝えた。