【Dr.アル】私だけのハンドニが皆のドニになってしまいました
好きだというレベルを超えて“アリ”(恋の病で寝込むような)の境地になる時がある。見ないと死にそうで見ていると会いたくなる、今日もどこかで苦しんでいる全国に数多くいる“アリ”患者のための「10asia」の相談コーナー「Dr.アル」。
今回の病の処方箋は!?
皆がまだ気づいていなかった私だけの男、私だけのアイドル、私だけを笑わせるコメディアンだったチョン・ヒョンドンがある瞬間、レスリングのエースになり、雄のフェロモンをばら撒く「若鶏の水炊」(「無限に挑戦-それなりに歌手」の際、歌った曲の名前)になり、借金を回収するとき持ち歩くようなセカンドバックを持ってアルバムまで出したら、みんなの恋人、チョン・ヒョンドンになってしまったのです。本当に残念です。一体チョン・ヒョンドンができないことは何でしょうか。(開花洞(ケファドン)/ハンさん)
昔も今も彼は依然として首の部分が伸びたTシャツを着て靴はかかとを踏んで履き、日差しが強くないときは髪型をオールバックにしてサングラスを頭の上に乗せています。しかし、以前と違う点は、今はG-DRAGONやチョン・ジェヒョン、チョ・インソンのファッションに対して「Fの字も分からないくせにファッションについてごちゃごちゃ言うな」と生意気に指摘するんです。変な服装でなかなか女性も着こせないようなレギンスを着て罰ゲームを受けるときも、まるでファッションショーのランウェイを歩くように弘大(ホンデ)を闊歩するチョン・ヒョンドンの足取りは威風堂々としています。「ファッションにおいて最も重要なのは自信を持つことである」という嘘っぽい名言を、チョン・ヒョンドンは自ら実践しているんです。
自己催眠に成功したチョン・ヒョンドンは根も葉もない自信で視聴者までを催眠にかけました。くるぶしの見える9分丈パンツ、ホワイトのメガネフレームなどモデルじゃないとうまく着こせないファッションアイテムもチョン・ヒョンドンが着用したらファッショナブルな感じがします。ところが、彼がさらにカッコよく見えるときがいつだか分かりますか? 堂々とモデルのポーズを取る自分の姿ににっこり恥ずかしそうに微笑むときです。
実際に自分が持っているものよりさらなるものを持っているかのように飾り立て、笑われるキャラクターとして昇華させる芸能人は、チョン・ヒョンドンだけではありません。むしろ、チョン・ヒョンドンの真価はスポーツの試合で発揮されました。彼はボブスレーからプロレス、ボート競技まですべての種目でエースだと認められました。しかし、視聴者を感動させたのはチョン・ヒョンドンのずば抜けた実力ではなく、今のこの瞬間が最後だという気持ちで最善を尽くし、体を張って立ち向かう彼の精神力でした。
考えて見れば、「無限に挑戦」のスポーツ特集で視聴者を泣かせた人はいつもチョン・ヒョンドンでした。“WM7プロレス編”の最後の試合を覚えていますか? 体調を崩して、会場に入る直前まで吐いていたが、タオルで口を1度拭いてから大丈夫と言って会場に向かったチョン・ヒョンドン、リングのトップロープから自分に向かってジャンプするユ・ジェソクを体を張って受け止めたチョン・ヒョンドン、試合後、みんなと一緒に抱きあったとき、結局、足に力が入らなくなって座り込んだチョン・ヒョンドン。
それは、彼がコックスを務めた“ボート特集編”のときも同じでした。後750mも残っているにも関わらず、もうすぐで着くと嘘をつくしかなかった苦痛、無限に挑戦チームの船だけ取り残された光景を一人で見守りながら同僚たちにはよくやっていると励ますしかなかった苦痛は、オールをこぐことほど大変で孤独な戦いだったはずです。
誰がチョン・ヒョンドンのことを醜いと言いましたか? 彼は決して醜いのではない、むしろ真の男です。“WM7プロレス編”で全試合を終えたチョン・ヒョンドンが観客たちにこう言いました。「僕たちのステージは最高ではなかったかもしれません。しかし、僕たちは最善を尽くしてプロレスを披露しました」
チョン・ヒョンドンも同じです。毎回必ず人々を笑わせるわけではないけど、彼は自分ができることの最善を尽くして私たちのピエロになってくれました。毎回うまくやっているわけではないけど、できるだけベストを尽くし「無限に挑戦」の心強いメンバーになってくれました。だから視聴者はチョン・ヒョンドンのことが好きなんです。チョン・ヒョンドンの沼から抜け出すには、もう遅いんです。ただのハンドニではありません! 面白いチョン・ヒョンドンです!
プロのダンサーG-DRAGON、笑うな/ありふれた下品なダンスに見えるかもしれないが/いやいやいやいやいやいやいやいやいや/火遊びダンスよりましだ笑うな/前奏が流れるときも絶対笑うな/カラゲッケッブームブームブームの部分に爆笑するだろうが/いやいやいやいやいやいやいやいやいや/俺がそのダンシングマシンだ笑うな
君は笑うだろうがヒョンドンは熱唱している
ドロ沼の原曲を歌ったチョ・クァンウ、笑うな/歌が失敗したように聞こえるだろうが/いやいやいやいやいやいやいやいやいや/聴いたらハマるぞ笑うな/隣にいるミョンス兄も笑うな/超つまらないと思ってるだろうが/いやいやいやいやいやいやいやいやいや/これが真のソウルミュージック、笑うな
君は笑うだろうがヒョンドンはひりひりしている
隣で見ていたSHINee、笑うな/あまり痛くなさそうに見えるだろうが/いやいやいやいやいやいやいやいやいや/肉が多くてもっと痛いんだ、笑うな/ドニ、豚足という字幕を見ても笑うな/制作スタッフはいつものように入れたが/いやいやいやいやいやいやいやいやいや/俺、心だけは痩せている、笑うな
君も笑うがヒョンドンはもっと笑う
舞台の上にいるヒョンドン、笑うな/こんな歌詞があるかとあざ笑いするだろうが/いやいやいやいやいやいやいやいやいや/それ君が書いた歌詞だ、笑うな/(中略)/まだこの映像を見てるのかよ?/すでにヒョンドンのラップにハマったのか?/もうヒョンドンの白目にメロメロかな?
今回の病の処方箋は!?
QUESTION
もう遅いと思いますが、告白します。MBCバラエティ「私たち結婚しました」では、いつもソファに横たわって炭酸飲料だけにこだわり、サオリとテヨンに苦労させていると非難されたときも、私はチョン・ヒョンドンが嫌いではなかったです。「無限に挑戦」“早く仲良くなりたい”編でぎこちなく笑いながらハハとデートしたときも私には可愛く感じられました。皆がまだ気づいていなかった私だけの男、私だけのアイドル、私だけを笑わせるコメディアンだったチョン・ヒョンドンがある瞬間、レスリングのエースになり、雄のフェロモンをばら撒く「若鶏の水炊」(「無限に挑戦-それなりに歌手」の際、歌った曲の名前)になり、借金を回収するとき持ち歩くようなセカンドバックを持ってアルバムまで出したら、みんなの恋人、チョン・ヒョンドンになってしまったのです。本当に残念です。一体チョン・ヒョンドンができないことは何でしょうか。(開花洞(ケファドン)/ハンさん)
Dr.アルの処方箋
欠点のない人間なんていません。しかし、その欠点をどう見せるかによって、魅力的なポイントにすることもコンプレックスにすることも可能です。患者さんだけの男で、コメディアンであった頃のチョン・ヒョンドンはどうでしたか? おどおどしながらアドリブを投げ、それさえも反応があまり良くなかったらがっかりした表情をしていましたね。コメディアンなのに面白くないという致命的な欠点やテレビに出る芸能人なのにいつも同じ服を着て同じ鞄を持つダサいイメージをキャラクター化し、そのキャラクターを視聴者に図々しく押し付けた瞬間、隠れていたチョン・ヒョンドンの魅力が少しずつ姿を現しました。昔も今も彼は依然として首の部分が伸びたTシャツを着て靴はかかとを踏んで履き、日差しが強くないときは髪型をオールバックにしてサングラスを頭の上に乗せています。しかし、以前と違う点は、今はG-DRAGONやチョン・ジェヒョン、チョ・インソンのファッションに対して「Fの字も分からないくせにファッションについてごちゃごちゃ言うな」と生意気に指摘するんです。変な服装でなかなか女性も着こせないようなレギンスを着て罰ゲームを受けるときも、まるでファッションショーのランウェイを歩くように弘大(ホンデ)を闊歩するチョン・ヒョンドンの足取りは威風堂々としています。「ファッションにおいて最も重要なのは自信を持つことである」という嘘っぽい名言を、チョン・ヒョンドンは自ら実践しているんです。
自己催眠に成功したチョン・ヒョンドンは根も葉もない自信で視聴者までを催眠にかけました。くるぶしの見える9分丈パンツ、ホワイトのメガネフレームなどモデルじゃないとうまく着こせないファッションアイテムもチョン・ヒョンドンが着用したらファッショナブルな感じがします。ところが、彼がさらにカッコよく見えるときがいつだか分かりますか? 堂々とモデルのポーズを取る自分の姿ににっこり恥ずかしそうに微笑むときです。
実際に自分が持っているものよりさらなるものを持っているかのように飾り立て、笑われるキャラクターとして昇華させる芸能人は、チョン・ヒョンドンだけではありません。むしろ、チョン・ヒョンドンの真価はスポーツの試合で発揮されました。彼はボブスレーからプロレス、ボート競技まですべての種目でエースだと認められました。しかし、視聴者を感動させたのはチョン・ヒョンドンのずば抜けた実力ではなく、今のこの瞬間が最後だという気持ちで最善を尽くし、体を張って立ち向かう彼の精神力でした。
考えて見れば、「無限に挑戦」のスポーツ特集で視聴者を泣かせた人はいつもチョン・ヒョンドンでした。“WM7プロレス編”の最後の試合を覚えていますか? 体調を崩して、会場に入る直前まで吐いていたが、タオルで口を1度拭いてから大丈夫と言って会場に向かったチョン・ヒョンドン、リングのトップロープから自分に向かってジャンプするユ・ジェソクを体を張って受け止めたチョン・ヒョンドン、試合後、みんなと一緒に抱きあったとき、結局、足に力が入らなくなって座り込んだチョン・ヒョンドン。
それは、彼がコックスを務めた“ボート特集編”のときも同じでした。後750mも残っているにも関わらず、もうすぐで着くと嘘をつくしかなかった苦痛、無限に挑戦チームの船だけ取り残された光景を一人で見守りながら同僚たちにはよくやっていると励ますしかなかった苦痛は、オールをこぐことほど大変で孤独な戦いだったはずです。
誰がチョン・ヒョンドンのことを醜いと言いましたか? 彼は決して醜いのではない、むしろ真の男です。“WM7プロレス編”で全試合を終えたチョン・ヒョンドンが観客たちにこう言いました。「僕たちのステージは最高ではなかったかもしれません。しかし、僕たちは最善を尽くしてプロレスを披露しました」
チョン・ヒョンドンも同じです。毎回必ず人々を笑わせるわけではないけど、彼は自分ができることの最善を尽くして私たちのピエロになってくれました。毎回うまくやっているわけではないけど、できるだけベストを尽くし「無限に挑戦」の心強いメンバーになってくれました。だから視聴者はチョン・ヒョンドンのことが好きなんです。チョン・ヒョンドンの沼から抜け出すには、もう遅いんです。ただのハンドニではありません! 面白いチョン・ヒョンドンです!
Dr.アルのポイント:笑わせるとき見たら、もっと面白いヒョンドン
君は笑うだろがヒョンドンは真剣だプロのダンサーG-DRAGON、笑うな/ありふれた下品なダンスに見えるかもしれないが/いやいやいやいやいやいやいやいやいや/火遊びダンスよりましだ笑うな/前奏が流れるときも絶対笑うな/カラゲッケッブームブームブームの部分に爆笑するだろうが/いやいやいやいやいやいやいやいやいや/俺がそのダンシングマシンだ笑うな
君は笑うだろうがヒョンドンは熱唱している
ドロ沼の原曲を歌ったチョ・クァンウ、笑うな/歌が失敗したように聞こえるだろうが/いやいやいやいやいやいやいやいやいや/聴いたらハマるぞ笑うな/隣にいるミョンス兄も笑うな/超つまらないと思ってるだろうが/いやいやいやいやいやいやいやいやいや/これが真のソウルミュージック、笑うな
君は笑うだろうがヒョンドンはひりひりしている
隣で見ていたSHINee、笑うな/あまり痛くなさそうに見えるだろうが/いやいやいやいやいやいやいやいやいや/肉が多くてもっと痛いんだ、笑うな/ドニ、豚足という字幕を見ても笑うな/制作スタッフはいつものように入れたが/いやいやいやいやいやいやいやいやいや/俺、心だけは痩せている、笑うな
君も笑うがヒョンドンはもっと笑う
舞台の上にいるヒョンドン、笑うな/こんな歌詞があるかとあざ笑いするだろうが/いやいやいやいやいやいやいやいやいや/それ君が書いた歌詞だ、笑うな/(中略)/まだこの映像を見てるのかよ?/すでにヒョンドンのラップにハマったのか?/もうヒョンドンの白目にメロメロかな?
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- 記者:イ・ガオン、翻訳:ナ・ウンジョン
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