コ・ヒョンジョン「人間関係?近くてもノックはしなきゃ…」
「ミスGO」気さくさと警戒の間に“女優コ・ヒョンジョンの心”がある
女優のコ・ヒョンジョンは、お茶の間の視聴者をテレビに釘付けにした、トップスターだ。多くのドラマに出演し、特に男性の心を惹き付けた女優でもある。そんな彼女が、自身がそこまで人気があったことは知らなかったと、胸中を語った。コ・ヒョンジョンは、「OhmyStar」のインタビューで、自身の人間観と心境についてふれた。これは、今まで自分を表に出さなかった自然体のコ・ヒョンジョンであるだけに、彼女を理解したいファンにとっての貴重な情報となるだろう。また、女優コ・ヒョンジョンをもっと知りたい人々にはとっては、適切なヒントになると思われる。
「毎回、“結婚したい芸能人1位”に選ばれていただけで、人気は全く実感できませんでした。芸能界に戻った時に再会した関係者の方々が話してくれました。『実は、あなたがDJをやっていたとき、またはあなたが固定のゲストだったとき、私たちはあなたに対して、そんなふうに思っていた』と。そのときようやく分かりました。みんな私についてそのような考えを持っていたのだと」
人間関係では、適度な緊張感が必要
大体にして人々の反応に鈍感な方だったからか。あれやこれや自身に好感を抱いていた多くの人々のことを、彼女自身は認識できずにいるように見えた。それもそのはずで、コ・ヒョンジョンには一つの確かな哲学がある。それは、人間関係では、適度な緊張感が必要であるということだ。コ・ヒョンジョンは、比較的はっきりとした自身の領域を持っている人物でもあった。
「私は、お姉さん、お兄さんという呼び方が苦手ですね。2、3年歳が離れていても先輩、または後輩と呼びます。長い時間を共にすると、お姉さんやお兄さんのような言葉が出ることもあるけど、ほとんどは先輩と呼びます。また、年下の人からお姉さんと呼ばれると、『へ?どうして?』という気持ちになります。べつにわざと心の中で相手に距離を置いてるわけでもないのに、そう感じますね。そんなことがあるようです。私も相手の領域に入らないから、向こうも私に対してそれを守ってほしいと思います。いくら近い関係でも、入る前にはノックをしなければならないと思うのです」
気さくで飾り気のないように見えるため人間関係もそうだろうと思うのなら、彼女について多少誤解していると言える。本人が語った通り、“度が過ぎたことは我慢できないスタイル”だからだ。
「遠慮がなさ過ぎることも良くないと思います。私は、そうしたくないですね。映画のV.I.P.試写会に招待する時も悩みました。相手に負担になるのではと思って。それで、公式に連絡した方がいいと判断しました。それだったら、彼らも負担にならずに断ることができるからです」
これほどはっきりした哲学をもつ彼女だからこそ、現在進行しているトークショーについて聞かざるを得なかった。相手に親近感を表現しなければならないバラエティ番組には、どういう考えで臨んでいるのか。
「もちろん難しいことですが、私がやると言った仕事ですから。インタビューとは違って私のプライベートを露出しなければならないんですね。番組を進行しながら能力不足を感じますが、早くステージを掌握し、もっと努力しなければならないと思います。もちろん、今私は楽しくやっていますけど(笑)」
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- 翻訳 : イ・ソンピル、写真 : イ・ジョンミン
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