「ヨンガシ」観客動員数300万人突破“スパイダーマン泣かせの興行成績”
写真=映画「ヨンガシ 変種増殖」
キム・ミョンミン、ムン・ジョンヒ主演の映画「ヨンガシ 変種増殖」(監督:パク・ジョンウ、制作:オゾンフィルム)が、今年公開された韓国映画のうち、最短期間で観客動員数300万人を突破した。16日、映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークの集計によると、「ヨンガシ 変種増殖」は13日から15日までの3日間、115万766人を動員してボックスオフィス(劇場でのチケット販売枚数)1位となった。5日から公開された「ヨンガシ 変種増殖」の累積観客数は、すでに322万9054人を記録している。
当初、ハリウッドの超大作「アメイジング・スパイダーマン」(監督:マーク・ウェブ)の公開で韓国映画の興行には赤信号が灯っていただけに、今回の「ヨンガシ 変種増殖」の興行は、誰も予測していなかったことだった。しかし公開初日から「アメイジング・スパイダーマン」を抜いて1位となるなどの快挙を見せ、7日を除いた15日まで10日間ボックスオフィス1位の座を守った。
投資、配給を担当した会社のある関係者は、TVレポートに「『ヨンガシ 変種増殖』が『アメイジング・スパイダーマン』を抜いて1位になるとは予想もできなかった。最初のマーケティングのスローガンは『2位の座で着実に観客を守ろう』だったが、結果は大きく反転した。パニック映画であること、俳優たちの熱演、そして何より『ヨンガシ 変種増殖』というユニークな素材が観客を虜にしたと思われる」と話した。
「アメイジング・スパイダーマン」は同じ期間、68万700人(累積439万7275人)を動員して2位、12日から公開されたパク・ハンビョル、キム・ジソク、パク・ジンジュ主演のホラー映画「二つの月」(監督:キム・ドンビン)は、20万5724人(累積23万9372人)を動員して3位となった。
他にはユン・ジェムン、ソンジュン、ソン・ハユン主演のコメディ映画「私は公務員だ」(監督:ク・ジャホン)が12万7992人(累積15万7401人)を動員して4位、アニメーション「ももへの手紙」(監督:沖浦啓之)が10万8893人(累積24万7812人)を動員して5位となった。
「ヨンガシ 変種増殖」は「アタック・ザ・ガス・ステーション!」「ジェイル・ブレーカー」などのシナリオを書いたパク・ジョンウ監督が演出を担当した作品。変種ヨンガシ 変種増殖に感染した家族を救うために奮闘するジェヒョクと、事件の手がかりを偶然見つけてジェヒョクをサポートしヨンガシ 変種増殖の実体を追う刑事ジェピル(神話 ドンワン)が協力して、ジェヒョクの妻キョンスン(ムン・ジョンヒ)を救出するストーリーを描いた映画である。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- チョ・ジヨン
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