チ・ヒョヌ、ファンミーティング開催“小さな音楽会で見せた熱い感謝の涙”
「チ・ヒョヌの小さな音楽会を始めます」
俳優チ・ヒョヌが22日午後5時、ソウル 江南区(カンナムグ)三成洞(サムソンドン)のBEARホールで入隊前の最後のイベントとして約500人のファンを招待し、ファンミーティングを行った。今回のファンミーティングは、チ・ヒョヌとの再会を待つ、ときめきがいっぱいの「チ・ヒョヌの小さな音楽会」というコンセプトで行われた。
この日、カジュアルなジャケット姿で登場したチ・ヒョヌは「すごく緊張する~」と話を始め、「チ・ヒョヌの小さな音楽会を始めます」と幕を開け、素晴らしいギターの演奏を聞かせてくれた。
ファンの歓声に微笑んだチ・ヒョヌは「こんなイベント、久しぶりですね。2010年に日本や韓国でファンミーティングをやって以来だと思います。お元気でしたか?」とファンとコミュニケーションをとった。
また、チ・ヒョヌ自身も元気であったと近況を伝え「短い時間ではありますが、みんなと近くで触れ合うことのできる会場を選びました。小さな会場なので、客席も狭く、1部と2部に分けることになりました」と観客に優しくアピールし、理解を求めた。
続いて披露したのは昨年、部屋で一人ぼっちになった時に作ったという「連れて行きましょう」。タイトルからユニークなこの曲は、チ・ヒョヌ本人が寂しかった時に作った曲だという。
チ・ヒョヌは切ない歌声で時々目を細めながら歌を続けたが、彼の表情よりもファンの注目を集めたのは、歌の歌詞だった。
「僕ももうキスしたいし、僕ももう愛されたい。僕ももう愛嬌を見せたい…僕を恋愛させて。僕に恋させて、僕を連れて行って……一人でテレビを見るのももう飽きた。つまらない~」
飾らない言葉でストレートに伝えるこの歌は、ファンの心をチ・ヒョヌの元に“連れて行った”。
チ・ヒョヌがステージから離れると、チ・ヒョンスは弟を継いでソロステージを披露した。「First More」「The Celebrated Chop Waltz」でチ・ヒョンスは抜群のピアノの実力を披露し、注目を集めた。
チ・ヒョンスの“センス”は、ピアノの演奏に止まらなかった。「今この瞬間」の熱唱中に、曲のクライマックスである「切実なお祈り~」のところで歌を止め、最も早く手を挙げたファンの願いを叶えると言い出した。
急な展開に恥ずかしがっていたファンは、チ・ヒョヌとのハグを願いにあげた。その時、赤いTシャツに着替え、ステージに登場したチ・ヒョヌは、熱いハグをプレゼントし、さらにVサインも見せてファンを沸かせた。
“お願いチャンス”はもう一回あった。次に出てくる「切実なお祈り~」の部分で再び歌を止めたチ・ヒョンスはもう一人のファンにチ・ヒョヌとのハグをプレゼントした。チ・ヒョンスのお茶目な行動にチ・ヒョヌは「僕は兄の言いなりか~?」と笑いながらも、ファンに熱いハグを届け、自分のアルバムである「Crescendo」をプレゼントすることも忘れなかった。
最初の質問は「チ・ヒョヌ、私のプレゼントを受け取って」というものだった。質問を書いた中国のファンは大きなスーツケースを持ってステージに上がり、多くのプレゼントをチ・ヒョヌに渡し続けた。チ・ヒョヌは「はい、はい~」と焦りながらも「シェイシェ(ありがとうございます)」と答え、喜んだ。
また、恋人のユ・インナを連想させる質問もあった。他にも「初休暇の計画は?デート?」「子供は何人ほしい?」などの質問に、チ・ヒョヌは少し照れながらも「デート、頑張ります」「子供は……3、4人?」と答え、会場を楽しませた。
また「出演作の中で、最も愛着のあるものは?」という質問には「オールドミスダイアリー」と「イニョン王妃の男」を挙げ、注目を集めた。チ・ヒョヌは「『オールドミスダイアリー』は、みなさんに私の存在を知らせることができた作品だ。『イニョン王妃の男』は、多くの作品に出演した経験を土台に、僕自身が(演技を)楽しめる年となり、僕自身をコントロールできるようになった時期に出演した作品なので、愛着がある」と打ち明けた。
「軍隊は、誰でも行くところなのに、不本意ながら大げさなことになってしまい、恥ずかしいし、申し訳ない。行ってきます。帰ってきて、もっと成長した姿でみなさんの前に立つことができるように、色々と考えたいです。お元気で。ありがとうございました」
この日の感想を言い終えたチ・ヒョヌは、流れる涙をこらえることができず、「ラジオの最終回のような感じだ」と今の心境を表現した。泣かないでと慰めるファンたちにチ・ヒョヌは「涙は思う通りにできない。ただ感謝する気持ちでいっぱいだ」とファンに感謝の気持ちを伝えた。
感謝の言葉を終えたチ・ヒョヌは「タバコ屋のおじさん+ショートヘア+欲張り+長く付き合った恋人たち+君へ」のメドレーを披露し、会場を沸かせた。チ・ヒョヌは直前まで泣いていたとは思えないぐらいの完璧なステージでファンを虜にし、ファンはチ・ヒョヌの仕草一つ一つに歓声を上げた。
華麗なラストステージを終えたチ・ヒョヌは「ありがとうございます。忠誠!(韓国軍の掛け声)」と叫び、最後の挨拶を終えた。何回も「ありがとう」の言葉を伝えたチ・ヒョヌは「今日、泣いたのは僕たちだけの内緒ということで」とキュートに付け加え、ファンミーティングを終えた。
チ・ヒョヌは8月7日に春川(チュンチョン)の102補充隊を通じて陸軍に入隊する。
俳優チ・ヒョヌが22日午後5時、ソウル 江南区(カンナムグ)三成洞(サムソンドン)のBEARホールで入隊前の最後のイベントとして約500人のファンを招待し、ファンミーティングを行った。今回のファンミーティングは、チ・ヒョヌとの再会を待つ、ときめきがいっぱいの「チ・ヒョヌの小さな音楽会」というコンセプトで行われた。
この日、カジュアルなジャケット姿で登場したチ・ヒョヌは「すごく緊張する~」と話を始め、「チ・ヒョヌの小さな音楽会を始めます」と幕を開け、素晴らしいギターの演奏を聞かせてくれた。
ファンの歓声に微笑んだチ・ヒョヌは「こんなイベント、久しぶりですね。2010年に日本や韓国でファンミーティングをやって以来だと思います。お元気でしたか?」とファンとコミュニケーションをとった。
また、チ・ヒョヌ自身も元気であったと近況を伝え「短い時間ではありますが、みんなと近くで触れ合うことのできる会場を選びました。小さな会場なので、客席も狭く、1部と2部に分けることになりました」と観客に優しくアピールし、理解を求めた。
◆自作曲「連れて行きましょう」率直な歌詞でファンを虜に
チ・ヒョヌは自作曲の「赤ちゃん象」を熱唱した。歌の間でファンとコミュニケーションをとる姿が印象的だった。特に、歌中の「YA YA YA」の部分を合唱するファンたちに「可愛い~」と声を上げ、会場を沸かせた。続いて披露したのは昨年、部屋で一人ぼっちになった時に作ったという「連れて行きましょう」。タイトルからユニークなこの曲は、チ・ヒョヌ本人が寂しかった時に作った曲だという。
チ・ヒョヌは切ない歌声で時々目を細めながら歌を続けたが、彼の表情よりもファンの注目を集めたのは、歌の歌詞だった。
「僕ももうキスしたいし、僕ももう愛されたい。僕ももう愛嬌を見せたい…僕を恋愛させて。僕に恋させて、僕を連れて行って……一人でテレビを見るのももう飽きた。つまらない~」
飾らない言葉でストレートに伝えるこの歌は、ファンの心をチ・ヒョヌの元に“連れて行った”。
◆チ・ヒョヌ&チ・ヒョンス兄弟の抜群のコンビ“愉快そのもの”
この日の公演では、チ・ヒョヌの兄でロックバンドN.EX.T(ネクスト)のメンバー、チ・ヒョンスも参加し、イベントを盛り上げた。二人は終始ツッコミ合っていたが、そのツッコミの中には互いへの愛情が込められていた。チ・ヒョヌがステージから離れると、チ・ヒョンスは弟を継いでソロステージを披露した。「First More」「The Celebrated Chop Waltz」でチ・ヒョンスは抜群のピアノの実力を披露し、注目を集めた。
チ・ヒョンスの“センス”は、ピアノの演奏に止まらなかった。「今この瞬間」の熱唱中に、曲のクライマックスである「切実なお祈り~」のところで歌を止め、最も早く手を挙げたファンの願いを叶えると言い出した。
急な展開に恥ずかしがっていたファンは、チ・ヒョヌとのハグを願いにあげた。その時、赤いTシャツに着替え、ステージに登場したチ・ヒョヌは、熱いハグをプレゼントし、さらにVサインも見せてファンを沸かせた。
“お願いチャンス”はもう一回あった。次に出てくる「切実なお祈り~」の部分で再び歌を止めたチ・ヒョンスはもう一人のファンにチ・ヒョヌとのハグをプレゼントした。チ・ヒョンスのお茶目な行動にチ・ヒョヌは「僕は兄の言いなりか~?」と笑いながらも、ファンに熱いハグを届け、自分のアルバムである「Crescendo」をプレゼントすることも忘れなかった。
◆「初休暇の時はデートをするということで~」
この日、チ・ヒョヌはファンとのコミュニケーションのためにファンから事前に集めた質問用紙を引き、回答した。また、セルフショットを撮影するなどのイベントも行った。最初の質問は「チ・ヒョヌ、私のプレゼントを受け取って」というものだった。質問を書いた中国のファンは大きなスーツケースを持ってステージに上がり、多くのプレゼントをチ・ヒョヌに渡し続けた。チ・ヒョヌは「はい、はい~」と焦りながらも「シェイシェ(ありがとうございます)」と答え、喜んだ。
また、恋人のユ・インナを連想させる質問もあった。他にも「初休暇の計画は?デート?」「子供は何人ほしい?」などの質問に、チ・ヒョヌは少し照れながらも「デート、頑張ります」「子供は……3、4人?」と答え、会場を楽しませた。
また「出演作の中で、最も愛着のあるものは?」という質問には「オールドミスダイアリー」と「イニョン王妃の男」を挙げ、注目を集めた。チ・ヒョヌは「『オールドミスダイアリー』は、みなさんに私の存在を知らせることができた作品だ。『イニョン王妃の男』は、多くの作品に出演した経験を土台に、僕自身が(演技を)楽しめる年となり、僕自身をコントロールできるようになった時期に出演した作品なので、愛着がある」と打ち明けた。
◆チ・ヒョヌの熱い涙「ラジオの最終回のような感じ」
コンサートの後半、チ・ヒョヌは結局こらえていた涙を流してしまった。「軍隊は、誰でも行くところなのに、不本意ながら大げさなことになってしまい、恥ずかしいし、申し訳ない。行ってきます。帰ってきて、もっと成長した姿でみなさんの前に立つことができるように、色々と考えたいです。お元気で。ありがとうございました」
この日の感想を言い終えたチ・ヒョヌは、流れる涙をこらえることができず、「ラジオの最終回のような感じだ」と今の心境を表現した。泣かないでと慰めるファンたちにチ・ヒョヌは「涙は思う通りにできない。ただ感謝する気持ちでいっぱいだ」とファンに感謝の気持ちを伝えた。
感謝の言葉を終えたチ・ヒョヌは「タバコ屋のおじさん+ショートヘア+欲張り+長く付き合った恋人たち+君へ」のメドレーを披露し、会場を沸かせた。チ・ヒョヌは直前まで泣いていたとは思えないぐらいの完璧なステージでファンを虜にし、ファンはチ・ヒョヌの仕草一つ一つに歓声を上げた。
華麗なラストステージを終えたチ・ヒョヌは「ありがとうございます。忠誠!(韓国軍の掛け声)」と叫び、最後の挨拶を終えた。何回も「ありがとう」の言葉を伝えたチ・ヒョヌは「今日、泣いたのは僕たちだけの内緒ということで」とキュートに付け加え、ファンミーティングを終えた。
チ・ヒョヌは8月7日に春川(チュンチョン)の102補充隊を通じて陸軍に入隊する。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・ジヒョン、写真:ソン・ヒョジン
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