【PREVIEW】「ザ・ウイルス」オム・ギジュンの単独主演、成功するだろうか?
OCN新金曜ドラマ「ザ・ウイルス」(脚本:イ・ミョンスク、演出:チェ・ヨンス)
3月1日夜10時第1話放送
地下鉄のプラットホーム、江南大路(カンナムデロ)、住宅街の路地。街のあちこちで突然人々が目から血を流して倒れていた。そして間もなく全員が死亡した。感染して3日以内に100%死亡する、生存率0%の正体不明のウイルスが急速に広がり始めたのだ。個人の生命はもちろん、社会全体を根元から揺るがす国家的な災難を防ぐために、班長イ・ミョンヒョン(オム・ギジュン)を筆頭とした特殊感染病危機対策班が全精力を投入して捜査に入った。そんな中、初めて感染した内部の人や患者がすべて死亡した華城(ファソン)のある病院で、生き残り脱出した生存者キム・インチョル(ヒョヌ)の存在を知ることになった。イ・ミョンヒョンと班のメンバーは彼を探し彼の抗体を用いてワクチンを作ろうと必死に取り組む。
オム・ギジュンの単独主演、成功するだろうか?
SBS「ファントム」、KBS 2TV「ドリームハイ」「彼らが生きる世界」で個性的なキャラクターを持つ脇役として登場したオム・ギジュンが「ザ・ウイルス」では、頭で考えるより先に行動する熱い心を持った熱血捜査班長の役で単独主演を務めることになった。イ・ミョンヒョンは亡くなった娘に対する痛みと切なさ、また純粋で無邪気な情熱と正義感などすべての面を備えた人物だ。そのため「ザ・ウイルス」でオム・ギジュンは豊かな感情演技と共に、デビュー以来、最もドラマチックな行動やアクションを披露する予定だ。「ただ視聴率のプレッシャーはあるけど、10%が目標」と明かしたオム・ギジュンは単独主演を務め、劇を担うことに心理的なプレッシャーはない。ただし「ファントム」と似ている捜査もののような特徴があるストーリーだが、今回は自分が捜査をする役だったので、演じてみたかった」と話し、役と自分のモチベーションが確かな状態なので、作品と配役に対する彼の確信に期待しても良いだろう。Wonder Girlsのラップ担当ユビンにハッカー役が似合うだろうか?
アイドルグループのメンバーたちが第2の進出分野として演技に足を踏み入れることは、もはや異例なことではない。Wonder Girlsのユビンも「ザ・ウイルス」で女優への第1歩を踏み出した。有能なハッカー出身のIT専門家イ・ジュヨン役だ。イ・ミョンヒョンが特殊感染病危機対策班で実際に行動して動く“ボディ”ならば、ジュヨンは彼の動きの下図を描き、方向を示してくれる“ブレイン”である。都会的で堂々としているユビンのイメージは、理性的で気さくな性格であり、外見的にはスモーキーメイクを好む劇中のイ・ジュヨン役とぴったり一致する。演技力がどうしても気になるのは事実だが、断言するのはまだ早い。チェ・ヨンス監督はユビンについて「心配する必要はない。良くやってくれている」と穏やかな表情で話してくれた。「実はパソコンをうまく使いこなせない」というユビンが自分と“大きく違う”IT専門家になるために「ゆっくりな話し方も直して、自然に見せようと努力した」と話した。ウイルスが題材の韓国型パニック映画、果たして面白いのだろうか?
演出を務めたチェ・ヨンス監督は単純なパニック映画ではないことを再度強調した。「ウイルス感染によるパニック映画だが、災害という特徴だけではなく、捜査と推理を土台とした推理ものの性質が強い」。致死率100%の感染ウイルスを扱うドラマは災害の暴力性や悲惨な場面だけを描くことに留まらなかった。追跡と推理が次から次に起こるサスペンスが繰り広げられる映画なので、画面とストーリーのすべてをスピード感と緊迫感ある展開にする必要があるのはもちろんだ。これに対しチェ・ヨンス監督は、「孤軍奮闘する姿を映すために、カメラワークや編集上でスピード感を出すように追って追われる演出をした」と語った。加えて「ウイルスと人間が生きる世界がかみ合うように描こうとしている」と話しているので、この二つの演出意図をこの作品で見ることができるなら、「ザ・ウイルス」はジャンル的な性質だけに埋もれず、ドラマチックなメッセージも伝えるジャンルものになることができるであろう。見守っています
―メガネをかけないオム俳優の眼差し全10話「ザ・ウイルス」、3月1日夜10時大公開!―「美男<イケメン>ラーメン店」のイ・ギウ&パク・ミヌ&「パスタ~恋ができるまで~」のラ・スフェラのイケメン、ヒョヌのイケメン助演対決も楽しみです。
―制作発表会で「ドラマOSTを本当に歌いたいですが、まだ良い知らせがないです」とOSTが歌いたいという意思を明かし、関係者側に公開でアピールしたユビン。ガールズグループとして活動して7年目になった今、マーケティングから広報まで自分でできます!
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・ギョンジン、翻訳 : チェ・ユンジョン
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