「偉大な誕生3」パク・スジン“ビヨンセやAileeのような歌手になりたいです”
写真=KOEN MEDIA
「メンター(良き指導者)の勇敢な兄弟に、番組が始まる前から『教えてもらいたい』と思っていました。これまで私はバラード音楽をたくさん歌ってきましたが、ファンの前で披露するステージを準備していて、たくさんのことを教えてもらえると思ったんです」MBC「偉大な誕生」のシーズン3で準優勝を収めたパク・スジンが、オーディションが行われた間ずっと自身を指導してくれたメンターである音楽プロデューサー勇敢な兄弟の所属事務所Braveエンターテインメントと専属契約を結び、もう一度彼の指導を受けることになった。所属事務所が決定する前に行われたマイデイリーとのインタビューで彼女は、これから所属する事務所の代表となった勇敢な兄弟について語っていた。
「正直言って、最初は印象の強い方だと思っていて、優しくしてくれるかと心配で近づけなかったんです。ですが、どんどん時間が経つほど、この方は恥ずかしがりやで純粋なところがあると知りました。繊細な方です。知れば知るほど最初のイメージとは違う方だと思いました。特にレコーディングをする時や指導をする時、感情についての話をたくさんしてくれます。他の時はクールで、はっきりとした方です」
パク・スジンは「偉大な誕生」出演時を振り返った。彼女にとってオーディション番組は、家族への感謝の気持ちを感じることができた思い出として残っている。
「オーディションが終わってから聞いた話ですが、父が私の出演する番組が生放送されている間、寒い地下鉄の駅でプラカードを持って『娘に投票してください』と、2時間も立っていたと聞きました。その瞬間、涙が出ました。オーディションが終わってから疲れて駄々をこねていたのですが、今考えると申し訳ないです。また、オーディションを受けながら、新しいところをたくさん見つけたのはお兄ちゃんです。『僕がオーディションに出る人の家族になるとは思わなかった』と言いながら、周りの人にたくさん自慢したり、たくさん応援もしてくれました」
パク・スジンはファイナルステージで、「偉大な誕生」シーズン3で最初から優勝候補に挙げられ“リトルイム・ジェボム”と呼ばれていたハン・ドングンと勝負を繰り広げた。彼女が思うライバル、ハン・ドングンはどんな人なのか。
「最初はドングンさんが同じオーディション志望者の中でも有名だったので、近づけなかったんです。でも、残る人の数が減って時間が経つほど話し合う時間も増えて、優しくて慎重な人だと思いました。音楽についてもたくさん話したり、いつも一生懸命にしていました。『あ、こんなに真面目にやっているから歌もうまいんだ』と思いました。『偉大な誕生』は終わりましたが、これからも仲良くしたい本当のお兄ちゃんのような人です」
流行のように増え続けた韓国のオーディション番組も開催回数が重なり、オーディション出身歌手の様々な活動が活発に行われている。イ・ハイ、リセ、チャン・ジェイン……パク・スジンの夢見る未来はその中にあるのか。
「オーディション出身者で、その誰かになりたいと思ったことはありません。あえて言えば、ビヨンセやAileeのような歌手になりたいです。足りないものなど何一つ無い女性ソロシンガーですね。実は私の歌を聴かせることができるなら何でも満足です。でも、私はガールズグループスタイルではないと思います。MBC『ショー 音楽中心』のステージに立ったことがありますが、その時ガールズグループを見て、身長の高さやビジュアルにびっくりしました(笑)」
昨年、平凡な学生だったパク・スジンは、今年は有名な芸能事務所と契約を結び、プロの歌手としてデビューを準備している。来年は、どんな姿で生活しているだろうか。彼女に最後の質問をしてみた。
「来年の今頃は高校を卒業して、成人になります。どんな姿になっているかは本当に分かりません(笑) でも、たぶん歌を歌っているのではないかと思います」
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・スンギル
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