チョ・ソンハ、初挑戦のミュージカル「PRISCILLA」で衝撃の女装“拍手喝采”

「PRISCILLA(プリシラ)」でミュージカルに初挑戦した俳優チョ・ソンハが観客から拍手喝采を浴びた。

8日から始まったミュージカル「PRISCILLA」でトランスジェンダーのバーナデット役に扮したチョ・ソンハは、衝撃的な女装をこなし、変身に成功した。

バーナデットは旬の過ぎた往年のドラァグクイーン(Drag Queen、女装した男性)スター。配偶者を失って喪失感に襲われたが、特有の愉快で楽天的な性格で悲しみを乗り越え、長い旅に同行するティックとアダムの精神的支柱になる。

映画とドラマで熱演を披露したチョ・ソンハは生まれて初めて女装をこなし、旬の過ぎたトランスジェンダーの役を演じ、チョ・ソンハだけのバーナデットである“チョナデット”を誕生させたと評価されている。

「PRISCILLA」は派手な衣装と一瞬も目が離せない熱くてカラフルな舞台、そして老若男女誰もが熱狂するヒットポップまで加わり、観客たちの肩を動かすと共にチョ・ソンハの優れた演技がさらに観る人を魅了する。過ぎ去った愛に胸を痛めるが、突然やってきた愛に胸をときめかせるバーナデットのチョ・ソンハは少女の感性のキュートな魅力で観客を魅了する。

ミュージカル「PRISCILLA」はシドニーのゲイ歌手ティックが別居中の妻から田舎の町アリススプリングスのカジノで行われるショーへの出演オファーを受け、往年のドラァグクイーンスターであるトランスジェンダーバーナデットとトラブルメーカーだが、常に堂々とした新世代ゲイのアダムと一緒に古いバス「PRISCILLA」に乗ってシドニーからアリススプリングスまで2876kmに及ぶ長い旅に出る話を描く。9月28日までLGアートセンターで上演される。