Vol.2 ― T-ARA ウンジョン「昔に戻るのは簡単ではない…きれいな姿をお見せしたい」
写真=MBKエンターテインメント
ガールズグループT-ARAのウンジョンがソロ歌手Elsie(エルシー)になって戻ってきた。Elsieという馴染みの薄い名前を掲げ戻ってきたウンジョンはしばらくの間T-ARAのメンバーとしての姿を置いて、自身だけの個性をアピールすることになった。ときにはハツラツとした姿を、とくには落ち着いた姿を見せる彼女の様々な魅力が輝いた。
ウンジョンが7日、Elsieとの名前で自身の正体を隠しソロデビューした。そして、音楽番組のステージを通じて確実に変わった姿で、T-ARAではない、自身ならではの音楽を披露した。ウンジョンは13日、ソウル鍾路(チョンノ)区にあるカフェでOSENと会い、Elsieとしてインタビューに応じた。
ウンジョン:ロングランできる姿勢を、今になってやっと備えるようになったと思います。一つひとつ、些細なことから来る重要性と必要性を感じています。昔は当然だと思っていたことがありました。私の面倒を見てくれるスタッフや、曲やダンスを、アルバムリリースのために当然必要なものだと思いました。ことがどう進むかによって違うこともあっり、そのような些細なことを学んでいます。至る場所ですれ違うスタッフのことまでは思いが行き届いていませんでした。酷く叱られると、反省しながら考えるようになります。そうしながら心構えをするようになったと思います。
―書き込みを気にするほうなのか。
ウンジョン:よく読みます。頻繁に読みます。今日は平気だと思われる日はたくさん読んで、自身が崩れそうな日はあまり読みません。
―一番傷ついた悪質な書き込みがあるとしたら?
ウンジョン:傷つく悪質な書き込みではありませんが『雑草のようだ』という書き込みを読んだことがあります。妙に認めてしまうようでした。頷きました。もちろん、華やかな花ではありませんが、合っていると思います。現在の私の状況が、根強く活動をしていて、出すぎなのではないかと思われるほど顔を出しています。放送局から呼んでいただき、あちこちで出演できることは良いことだと思います。雑草だと言われても、呼んでいただくところなら全部行きたいです。呼んでもらえる時に行かなければなりません(笑)
―7年間耐えながらもっとも大きな力になったことは?
ウンジョン:見栄かも知れませんが、ファンの方々がもっとも大きな力になりました。私が耐えると決めたのは、ファンのお陰です。私はすぐ認めるタイプです。すぐ認め、受け入れてからほかのことを考えますが、安住することなく、次を考える性格です。大衆の方々は私が認めたということをあまり知りませんが、それでも次のことを考えながら一生懸命にするのです。時間に頼ることもあります。思い通りに行かないときは、自然な形が良いと思います。
―T-ARAは中華圏でもか活発に活動しているが。
ウンジョン:ずっと活動しています。中国での人気は、実は最近実感しました。授賞式でトリプルクラウンを達成してからもっと実感するようになりました。私たちって、人気があるんだなと。中国でツアーコンサートをしながらもっと体感すると思います。コンサートをしたことはありますが、ツアーをすることはまた違う意味だそうです。違う意味ですが、韓国でのコンサートもまたしたいです。黙々と守ってくださるファンの方々がいるからです。年末にでも、小規模でも良いので韓国コンサートを是非したいと思います。
―中国における人気の秘訣は?
ウンジョン:音楽だと思います。中国ではメロディのある曲が好きだそうです。また、中国が韓国が好きなこともあります。トロット(韓国の演歌)の感じとポップを絶妙に混ぜた感じが、中国の方々から見た時一風変わっていて良いそうです。メンバーそれぞれ演技やバラエティに出演したことも中国に渡り、韓流の力が私たちに大分影響を及ぼしたと思います。『小さなリンゴ』も大きかったと思います。自国語で歌を歌う韓国の女性歌手たちがいるということがです。
―T-ARAは何歳まで続くのだろうか。
ウンジョン:私たちだけで可能なことではないと思います。愛してくださるファンの方々がいてこそ可能なことですが、それぞれしたいことをしながらT-ARAとして引き続き集まりたいと思っています。T-ARAならではの色を失いたくないと思っています。T-ARAを愛してくださるファンの方々がいるのであれば、長く活動したいです。
―最近「4つのショー」が話題になった。
ウンジョン:泣くシーンが放送されました。その時なぜ泣いたのだろうとも思いますし、放送されなかったら良かったのにとも思いました。撮影が終わり、番外インタビューをする場だったので、気楽に話す席でしたが。私も知らないうちに涙が出ました。たくさんの誤解を招くような話をしたようで悔しく、残念です。そうではないのに、そういう風に映ったことは、おそらく私の涙のせいだったと思います。私が泣いてしまったとなので仕方がありませんが、あのように映ることが分かっていたら気をつけていたはずですが、私一人で出て多数の話をしたことなので、かなり気になりました。
―なぜ泣いたのか。
ウンジョン:特に理由があったからではなく、その撮影自体があまりにも楽しく、幸せだったので涙が出ました。実はその前に放送作家さんと監督が先に泣きました。女だけで座っていましたが、みんなで泣きました。泣くことを見て私も泣いて『このように楽に放送ができて本当に嬉しかったです。ありがとうございます。どうすれば非難されないかを気にすることなく放送ができるようにしてください感謝します』と、そのような話をしましたが、それを聞いて前で泣き、私も感極まって泣いてしまった。それでも私が泣いたことなので、言い訳はできません」
―涙が多いほうなのか。
ウンジョン:非難される時や悲しい時は涙があまり出ず、嬉しかったり幸せな時に涙が出ます。その話が悲しく見えたと思います。胸の中にあった本当の話はそれでした。実は私もそのようなことを考えてはいましたが、話すとは思いませんでした。リアリティなので数日間話もたくさんしながら気のおける姉さんたちになり、自然に話したことです。しばらく私が芸能人で、カメラがあるということを忘れました(笑)
―最後に話したい一言。
ウンジョン:昔に戻りたい気持ちもありますが、簡単には後戻しできないと思います。一生懸命にしてきれいな姿をお見せすれば、前よりは前向きに見てくださるのではないかと思います。それだけで満足します。それ以上はただ、良い視線で見ていただけるようになってから考えたいです。きれいな姿を見せないときれいだと思っていただけないはずなので。それがもっとも大きな宿題なのではないでしょうか。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・サラ
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