ユン・ゲサン主演「国選弁護人ユン・ジンウォン」2013年1月、強制撤去現場では何が起こったのか?(動画あり)
写真=映画「国選弁護人ユン・ジンウォン」事件日誌映像 スクリーンショット
龍山(ヨンサン)惨事を扱った小説を映画化した法廷映画「国選弁護人ユン・ジンウォン」(監督:キム・ソンジェ、制作:ハリマオピクチャーズ)の事件日誌の映像が公開された。試写会後、俳優たちの好演で胸を熱くする完成度の高い法廷映画と評価されている「国選弁護人ユン・ジンウォン」が、物語の始まりである、強制撤去現場で発生した二人の青年の死から国民参与裁判の過程まで事件のすべてを記録した事件日誌の映像を公開した。
2013年1月、西大門(ソデムン)区北阿硯洞(プクアヒョン)13区域6ブロックニュータウンの再開発のための強制撤去現場で起こった16歳の少年と20歳の義務警察官(兵役期間中、軍隊に服役する代わりに警察の業務を補佐する)の死亡事件。
再開発により居住場所を奪われたパク・ジェホ(イ・ギョンヨン)は義務警察官を殺害した容疑で現場で逮捕される。パク・ジェホは息子を殺したのは撤去の用役会社ではなく警察であると主張し、息子を守るための正当防衛による無罪を主張する。
事件を担当することになった国選弁護人ユン・ジンウォン(ユン・ゲサン)は事件の裏に隠蔽された何かがあることに気付き、先輩チャン・デジン(ユ・ヘジン)に国家賠償請求訴訟のために名義を貸してほしいと提案する。
今回公開された事件日誌の映像には平凡な国選弁護人ユン・ジンウォンが史上初の100ウォン(約11円)を請求する国家賠償請求訴訟を始めるまでの事件の顛末が盛り込まれており、「国選弁護人ユン・ジンウォン」に対する関心を高めた。“被告=大韓民国 VS 原告=国民”の熾烈な争いがどのような結末を導き出すのか、関心が高まっている。
「国選弁護人ユン・ジンウォン」は強制撤去現場で死亡した16歳の少年の父が20歳の義務警察官を殺害した容疑で逮捕されたことから始まる、事件を隠蔽しようとする国家権力と弁護チームの真実をめぐる攻防を描いた作品だ。「血の涙」の脚本を手がけたキム・ソンジェ監督の演出デビュー作であり、ユン・ゲサン、キム・オクビン、ユ・ヘジンらが出演し、2013年6月にクランクアップした。韓国で24日に公開される。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- チョ・ジヨン
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