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Ara「ユ・スンホとの相性?満足している」

OSEN
写真=SMエンターテインメント
Araは綺麗な容姿のために評価されない女優の一人だ。現実感のない漫画から飛び出してきたような容姿が女優として彼女が持つ魅力と潜在力を隠しているためだ。そのため「応答せよ1994」で体重を増やし、大胆なヘアスタイルを試みるなど、“綺麗な容姿”を捨てた彼女は、むしろ自分の魅力と能力を存分にアピールした。

寒さが厳しい朝、急いで駆けつけてきて向こう側に座ったAraは「応答せよ1994」のナジョンでも、「朝鮮魔術師」のチョンミョンでもなかった。(少し遅れただけだったが)何度も「遅くなってすみません」と謝る姿からは誠実さが、「あの木はなぜあんなに折れたのでしょう」と外のツリーを見ている姿からは無邪気さが、「小学校の時から詩をたくさん書いてきました」という言葉からは真剣さが感じられた。明るく朗らかだが、常に感謝して考える役者、Araの印象はそんなものだった。

Araは映画「朝鮮魔術師」で王室に養子に入り、清國の王室に嫁ぐ王女チョンミョン役を担当した。チョンミョンは清國に向かう途中で寄った宜州(ウィジュ)で、朝鮮時代の魔術師ファニ(ユ・スンホ)に会って恋に落ち、二人は初々しくときめく愛を分かち合う。王女役だが、Araがこれまで演じてきた“綺麗な”役とは違う雰囲気がするのは、「応答せよ1994」で演技の幅を広げ、イメージチェンジしたためだろう。チョンミョン王女に扮したAraは綺麗な容姿だけではなく、初恋に落ちた少女の感情を説得力のある演技で表現した。

実はチョンミョンは実在する人物である義順公主をモデルにしたキャラクターだ。そのため、歴史の勉強をして彼女の気持ちを理解して表現しようとし、一方でユ・スンホとの恋愛模様を描く2つの努力を同時にしなければならなかった。キム・デスン監督はそんなAraのためにチョンミョンの気持ちに対する文や詩を書いてあげたり、本やアルバムをプレゼントするなど、役者の感情を自然に引き出そうとした。

「監督に感謝している部分の一つがそれです。すごく細かいタイプですが、俳優たちの感情も、きちんとイメージできるようにします。舞台の背景やムラン楼の雰囲気も優れたスタッフの作業があったおかげだと思いますが、ディテールまでの作業はありませんでした。西洋にあるシェイクスピア劇場を土台に骨組みを描いているのを見ました。本当に素敵だと思いました。そんな資料を見ながら役に入り込むことができました」

初めての時代劇である上、色々と気を配らなければならない部分が多かったため、大変であり、悩みも多かった。それにもかかわらずこの映画を選んだ理由は「本当に綺麗だから」だという。Araは「ただ本当に綺麗だと思った。チョンミョンとファニのラブストーリーが本当に綺麗だった。女の心で臨む点も魅力的だった」とし、ロマンス、恋愛に対する関心を示した。

「私はいつも少女みたいな心です(笑) ジャンルや作品によって表現する感性が違うと思います。初々しい恋物語であるし、極端な状況での愛という切実さがあるため、見送らなければならないし、身分を隠さなければなりませんでした。その内在した意味に魅力を感じました。少女というよりは、女の心を表現できる作品だったので挑戦しました」

ユ・スンホとの共演は、マスコミや観客から“マンチッナムニョ(漫画から飛び出してきたような男と女)”、“クルケミ(ハチミツ+ケミストリー、絶頂の相性)”などの評価を受けた。Araはこのような評価に対して「満足している」とし、話題になったユ・スンホとのキスシーンに関するエピソード(スタッフが大勢集まって、数十人の前でキスをしたという)や、美しい風景を背景にしたシーンをCGなしに撮影するために何度も同じシーンを撮り直した苦労話をした。その過程を共にしたユ・スンホは良いパートナーだった。

「現場でスンホさんが気まずさを感じているようには思いませんでした。内心不安だったはずなのに(笑) むしろたくさん話し合うことができました。私も現場で気軽に触れ合うタイプなので、話をたくさん聞きました。お互いたくさん話し合うタイプだったので、息が合いました。むしろ私が支えられました。現場に臨む姿や、話を聞いてくれて、待ってくれるなど、感謝しなきゃいけないことがたくさんあります」

チョンミョンは王女として乱れのない姿を維持するが、恋の前では1秒も戸惑うことなく自身を諦めた。恋を守るために護衛武士たちに怒鳴ったり、犬潜りで密かに出て恋人に会ったりもする。実際も恋の前で勇敢かという質問に彼女は「実際の私の性格も堂々としている。私はチョンミョンと似ているところがある。勇敢さが無くはない」と述べた。また、映画のように運命のような恋を待っていると述べた。

「『朝鮮魔術師』のように運命のような恋が現れるんじゃないでしょうか。多くの方が自分で探さなければならないとおっしゃいます。私も恋愛はしてみたいけれど、縁はあるでしょうね。特に理想のタイプはありませんが、心が通じる人であってほしいです。話がよく通じないとね。世界観や価値観などを交流することができると思うし、運命的な恋はそうやってくるものでしょうね。『朝鮮魔術師』のように来るんでしょうね?」

演技のキャリアだけで13年だ。アナウンサーが夢だった晴々しい中学生は一本のドラマで青少年スターになり、大学生になり、卒業し、スランプも経験し、話題作に出演して人気を浴びたりもした。この過程で女優という道を歩み続けることができたのは、特有のポジティブな姿勢のためだ。

「作品をするたびに本当に幸せだと思います。どんな作品もやっていると幸せです。スランプというよりは、幼い時から演技をしたので、ずっと同じだろうと思っていました。それが大学に行って色々と悩みました。自分について、また女優をすることについて、悩みならぬ悩みが多かったし、考えることが多かった時期がありました。しかし、これからはもっと多くの作品でご挨拶したいです。卒業もしたので、もっと一生懸命やるつもりです」
元記事配信日時 : 
記者 : 
チョン・ユジン
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