「帰ってきて、おじさん」オ・ヨンソ“RAIN、本当に性格がいいカッコいい兄さん” ― Vol.1
写真=WELLMADE YEDANG
女優オ・ヨンソは放送終了したSBS水木ドラマ「帰ってきて、おじさん」で頼もしい家長であるハン・ギタク(キム・スロ) がしばらく生まれ変わったハン・ホンナンを演じた。見た目は誰か見ても綺麗な女性だが、精神は男であるギタクを表現しなければならなかったオ・ヨンソ。このドラマは死亡したが、生に未練があって再び現世に戻り、全うできなかったことを片付ける“逆送体験”という設定だった。オ・ヨンソはキム・スロを演じなければならない重大な責任を負い、安定した演技でオーバーになりかねない部分まで完璧に表現した。特に身体はホンナンだが心はギタクだったため、愛するソン・ミヨン(イ・ハニ) の前では切ない気持ちで苦しみ、視聴者を泣かせた。
オ・ヨンソは最近、ソウル江南(カンナム) のある食堂で開かれた記者懇談会で「帰ってきて、おじさん」で衝撃的なイメージチェンジを果たしたことへのプレッシャー、そして努力した分評価されたことへの感謝の気持ちを伝えた。以下は、オ・ヨンソとのインタビューの内容だ。
―ドラマが終わったが、感想はどうか?
オ・ヨンソ:休んでいるのに撮影に行かなければならないような気がする(笑) アクションシーンをほとんど直接したが、身体がたくさん疲れていた。今は身体が楽でいい(笑) いつものように寂しいが、すっきりした。(本当に) ジフン兄さん(RAIN) と一緒にしたコミカルなシーンは、たくさんの体力が必要だった。二人ともアクションシーンが終わると、疲れてもうできないと冗談を言った。兄さんはコンサートのステージよりもしんどいと言った。
写真=WELLMADE YEDANG
―どんなアクションシーンまでこなしたのか?オ・ヨンソ:高所恐怖症があるのにワイヤーアクションまでした。思ったより面白かった。アクションを速く身につけたのでスタントマンたちが専門的に学べと言っていた。その方々からアクションの才能を認めてもらってびっくりした。
―男役を演じたが、困難なところはなかったか?
オ・ヨンソ:序盤にストレスが多かった。視聴者たちに共感してもらわなければならないのに、私が(キム) スロ兄さんを演じることは簡単ではなかった。それでも私が女らしい性格でなくてよかった。気楽に演じた。スカートをはいて足を広げる演技は気になったが、コミカルな演技は面白かった。ジフン兄さんが気楽にしていいと言ったので気楽にやった。感謝した。
―「帰ってきて、おじさん」以来変わった点はあるか。
オ・ヨンソ:女性のファンがたくさん増えて気持ちいい。この頃女性のファンから抱きしめてほしいと言われた。「輝いたり、狂ったり」に出演したときは男性のファンが多かったが、この頃は違う。本当にありがたい。
写真=WELLMADE YEDANG
―男役の演技がうまいと評価された。オ・ヨンソ:(イ) ハニ姉さんとのラブシーンが多かったが、前作を一緒にしたので気が楽だった。女性と女性だと思わなくて私が男だと思った。女として恋愛演技をたくさんしたが、男として恋愛演技をしてみたら特別な感じがした。男性は女性を守り、黙々と見守るところがある。「このような男の人に愛されたい」と思いながら演じた。私の観点で女性たちが好きな男を演じようとした。
男性たちに色々聞いてみた。どうすれば男のように見えるだろうか、表情や仕草などについて色々アドバイスしてもらった。本当の男と真似する男は違うように見えるかもしれないと思ったのでたくさん気をつけた。実は、私の顔が不細工だと言われてもそれは個人の好みだからあり得ると思う。ところが、演技が下手だと言われたら悔しい。職業が役者だからもっと頑張らなきゃと思うようになる。それでもっと努力した。
―RAINとの共演はどうだったか?
オ・ヨンソ:ジフン兄さんは“カッコいいヒョンニム(男性が兄を呼ぶとき使う言葉)”だ。兄さんも私を弟として接してくれた。実は、顔を殴り合ったり、私が兄さんのお尻をつねるシーンは恥ずかしくなり得るシーンだった。ところが兄さんは本当に性格がいい。私も兄さんをヒョンニムだと思った。兄さんと私は笑いのツボが合った。兄さんは本当に一生懸命に演技する。シーンも一番多くて非常に苦労したが、撮影現場で癇癪を起こしたり、疲れた気配を見せたこともない。兄さんが本当に一生懸命にして、人々にも優しくしてあげる姿を見てたくさん学んだ。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ピョ・ジェミン
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