「帰ってきて、おじさん」オ・ヨンソ“苦労知らずのツンツンしたイメージ、打破したかった” ― Vol.2
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
安定的な演技力の持ち主の彼女は、「帰ってきて、おじさん」でハン・ギタク(キム・スロ) が短期間生まれ変わったハン・ホンナンを演じ、男装ではなく本物の男性を演じた。爆笑させるコミカル演技から、一人の女性を愛する、胸打たれる切ない感情演技まで披露し、このドラマの“ハードキャリー”という高い評価を得た。
オ・ヨンソは最近、ソウル江南(カンナム) のあるレストランで開かれた記者懇談会で、これからも引き続き演じ続け、俳優としての演技の幅を広げたいと、牛のように働く俳優らしい素晴らしい目標を示した。以下は、オ・ヨンソとのインタビューの内容だ。
―ドラマでRAIN(ピ)、イ・ハニと共演したが、どの組み合わせが最も愛着があるか?
オ・ヨンソ:全て愛情を持っている。あの世の同窓を演じたRAINさんとは、強い“ブロマンス(男同士の友情)”があった。もちろん私は男ではないけれど(笑) お互いに話さなくてもわかるような感じがした。ロマンス関係ではなかったが、友情が感動的だった。お互いにこれほどかばい合える人って、どれほどいるだろうと思った。イ・ハニさんと撮るときは、本当におかしかった。イ・ハニさんは本当に気さくな性格だ。ハニさんとギャグをする時が本当に面白かった。
オ・ヨンソ:RAINさんのズボンを脱がそうとするシーンと、割れた腹筋に感心するシーンだ。RAINさんのアイデアだった。本当に照れくさかったけれど、楽しかった。イ・ハニさんを助けるシーンは、本当に二人とも泣き続けた。濃厚なラブシーンがあるわけでもなかったのに、女性と女性だったので、さらに悲しく、切なかった。
―コミカル演技の度合いについては心配なかったか。
オ・ヨンソ:ホンナンは少しオーバーだったかも知れない。でも、男性が女性になったという状況に説得力を持たせるには、仕方なく大げさに振る舞うしかなかった。負担もあったが、楽しかった。普段から私はお笑いが好きなので、楽しかった。40年を男性として生きていた人が、いきなり女性になったと思うと、そのようなコミカルなハプニングはありえると思う。
―消滅する結末に対して意見が分かれているが。
オ・ヨンソ:私は消滅する結末が悲しかったし、そのために良かった。記憶から消えるという結末は、本当に悲しかった。
―イ・ハニとのキスは、実際にやったのか。
オ・ヨンソ:違う。イ・ハニさんが撮影の前にグループチャットルームで冗談で、「私キスするから、うがいして来てね」と話した。撮影現場でも「姉さんがキスするから」と冗談を言っていた。でも、いざ撮影が始まってからはあまりにも重たく悲しいシーンだったので、二人ともいたずらができる状況ではなかった。私は私の指にキスした。キム・スロさんとイ・ハニさんは、本当にキスをした。私が、スロさんのために残しておいた(笑)
オ・ヨンソ:本当に現場の雰囲気が良かった。グループチャットルームで、おしゃべりし続けた。笑うことも多かった。視聴率は、天の意だと思う。私たちが頑張ったとして良くなるわけでもなく、一生懸命やらないといって悪くなるわけでもない。仕方のない部分だ。演技に集中したし、良い作品を作ろうとした。私たちのドラマは、題材自体がユニークで、家族の愛について考えさせる物語だ。家族への情と愛、そして周りの人たちへの感謝の心を思わせることのできるドラマだったと思う。
―男性を演じながらできた習慣はないか。
オ・ヨンソ:口調が、男子の口調になった。他人から驚かれるし、止められる。知らないうちに脚を広げて座ったりする。それも止められる。私はスカートをあまり履かないので、幸いだ(笑)
―実際の性格が、気さくな方なのか。
オ・ヨンソ:そうだ。普段はあまりスカートを履かない。女性らしい性格とは程遠い。私は作品を選ぶ時、私の新しい姿を見せようとする。実は、人から私は済ましていると思われている。ツンツンしているイメージがあるみたいだ。苦労も知らない人だと誤解される。私と作品をする俳優たちが不安がる所がそこだ。私が一生懸命やらないのではないかと、気難しいのではないかと心配すると言われた。私の性格について、多くの人に聞かれるそうだ。外見的な不利だ。そのような誤解を打破するために、さらに頑張っている。私はそんな性格ではない。気さくな性格をお見せしようと、「私はチャン・ボリ!」を選んだ。済ましたイメージから逃れたかった。「オ・ヨンソにこんな姿があったの?」と見せたかった。そのように変化を図っていると、さらに多くの役割をこなせるのではないかと思う。
―今年叶えたい目標は。
オ・ヨンソ:映画「プロミス ~氷上の女神たち~」が大ヒットして欲しい。下半期に新しい作品をやれば、また違う姿をお見せしたい。休まず演じたい。毎回、違うキャラクターをお見せしたい。旺盛に活動するのが夢だ。まだ学んでいるし、次第に良くなる姿をお見せする。常に挑戦し、俳優という言葉に相応しい俳優になりたい。
写真=WELLMADE YEDANG
俳優オ・ヨンソは、牛のように働く女優だ。10年間、無名の暗闇のトンネルを切り抜けて、2012年「棚ぼたのあなた」で自身の名と顔を知らせた。その後、「オ・ジャリョンが行く(2012)」「メディカルトップチーム(2013)」「私はチャン・ボリ!(2014)」「輝くか、狂うか(2015)」そして韓国で最近放送終了した「帰ってきて、おじさん」まで、休まず演じながら大衆性と演技力を積み重ねている。安定的な演技力の持ち主の彼女は、「帰ってきて、おじさん」でハン・ギタク(キム・スロ) が短期間生まれ変わったハン・ホンナンを演じ、男装ではなく本物の男性を演じた。爆笑させるコミカル演技から、一人の女性を愛する、胸打たれる切ない感情演技まで披露し、このドラマの“ハードキャリー”という高い評価を得た。
オ・ヨンソは最近、ソウル江南(カンナム) のあるレストランで開かれた記者懇談会で、これからも引き続き演じ続け、俳優としての演技の幅を広げたいと、牛のように働く俳優らしい素晴らしい目標を示した。以下は、オ・ヨンソとのインタビューの内容だ。
―ドラマでRAIN(ピ)、イ・ハニと共演したが、どの組み合わせが最も愛着があるか?
オ・ヨンソ:全て愛情を持っている。あの世の同窓を演じたRAINさんとは、強い“ブロマンス(男同士の友情)”があった。もちろん私は男ではないけれど(笑) お互いに話さなくてもわかるような感じがした。ロマンス関係ではなかったが、友情が感動的だった。お互いにこれほどかばい合える人って、どれほどいるだろうと思った。イ・ハニさんと撮るときは、本当におかしかった。イ・ハニさんは本当に気さくな性格だ。ハニさんとギャグをする時が本当に面白かった。
写真=WELLMADE YEDANG
―最も印象に残るシーンは。オ・ヨンソ:RAINさんのズボンを脱がそうとするシーンと、割れた腹筋に感心するシーンだ。RAINさんのアイデアだった。本当に照れくさかったけれど、楽しかった。イ・ハニさんを助けるシーンは、本当に二人とも泣き続けた。濃厚なラブシーンがあるわけでもなかったのに、女性と女性だったので、さらに悲しく、切なかった。
―コミカル演技の度合いについては心配なかったか。
オ・ヨンソ:ホンナンは少しオーバーだったかも知れない。でも、男性が女性になったという状況に説得力を持たせるには、仕方なく大げさに振る舞うしかなかった。負担もあったが、楽しかった。普段から私はお笑いが好きなので、楽しかった。40年を男性として生きていた人が、いきなり女性になったと思うと、そのようなコミカルなハプニングはありえると思う。
―消滅する結末に対して意見が分かれているが。
オ・ヨンソ:私は消滅する結末が悲しかったし、そのために良かった。記憶から消えるという結末は、本当に悲しかった。
―イ・ハニとのキスは、実際にやったのか。
オ・ヨンソ:違う。イ・ハニさんが撮影の前にグループチャットルームで冗談で、「私キスするから、うがいして来てね」と話した。撮影現場でも「姉さんがキスするから」と冗談を言っていた。でも、いざ撮影が始まってからはあまりにも重たく悲しいシーンだったので、二人ともいたずらができる状況ではなかった。私は私の指にキスした。キム・スロさんとイ・ハニさんは、本当にキスをした。私が、スロさんのために残しておいた(笑)
写真=WELLMADE YEDANG
―良い反応に比べて、視聴率は低かったが、現場の雰囲気はどうだったか。オ・ヨンソ:本当に現場の雰囲気が良かった。グループチャットルームで、おしゃべりし続けた。笑うことも多かった。視聴率は、天の意だと思う。私たちが頑張ったとして良くなるわけでもなく、一生懸命やらないといって悪くなるわけでもない。仕方のない部分だ。演技に集中したし、良い作品を作ろうとした。私たちのドラマは、題材自体がユニークで、家族の愛について考えさせる物語だ。家族への情と愛、そして周りの人たちへの感謝の心を思わせることのできるドラマだったと思う。
―男性を演じながらできた習慣はないか。
オ・ヨンソ:口調が、男子の口調になった。他人から驚かれるし、止められる。知らないうちに脚を広げて座ったりする。それも止められる。私はスカートをあまり履かないので、幸いだ(笑)
―実際の性格が、気さくな方なのか。
オ・ヨンソ:そうだ。普段はあまりスカートを履かない。女性らしい性格とは程遠い。私は作品を選ぶ時、私の新しい姿を見せようとする。実は、人から私は済ましていると思われている。ツンツンしているイメージがあるみたいだ。苦労も知らない人だと誤解される。私と作品をする俳優たちが不安がる所がそこだ。私が一生懸命やらないのではないかと、気難しいのではないかと心配すると言われた。私の性格について、多くの人に聞かれるそうだ。外見的な不利だ。そのような誤解を打破するために、さらに頑張っている。私はそんな性格ではない。気さくな性格をお見せしようと、「私はチャン・ボリ!」を選んだ。済ましたイメージから逃れたかった。「オ・ヨンソにこんな姿があったの?」と見せたかった。そのように変化を図っていると、さらに多くの役割をこなせるのではないかと思う。
―今年叶えたい目標は。
オ・ヨンソ:映画「プロミス ~氷上の女神たち~」が大ヒットして欲しい。下半期に新しい作品をやれば、また違う姿をお見せしたい。休まず演じたい。毎回、違うキャラクターをお見せしたい。旺盛に活動するのが夢だ。まだ学んでいるし、次第に良くなる姿をお見せする。常に挑戦し、俳優という言葉に相応しい俳優になりたい。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ピョ・ジェミン
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