Samuelの専属契約をめぐる母親側の主張に…事務所が反論「全く事実ではない、大変遺憾」(全文)
Braveエンターテインメントの法定代理人である法務法人チェウムは11日午後、報道資料を通じて「Samuel側がBraveエンターテインメントがアーティストを会社の代表の個人事業に強圧的に関与させたり、清算の資料をきちんと示さなかったという主張をしたが、これは全く事実ではないことを明らかにする」と明かした。
法定代理人は「会社の代表の個人事業にアーティストを強圧的に関与させたという主張は全く事実ではない」と否定した。
また、清算についても「Samuelの母親は上記精算書に不当な内容がなかったにもかかわらず、制作費用などは考慮せず、過度な金額の精算金の支給だけを要求し、会社が示した精算の内訳を認めなかった」と明らかにした。
つまり「Samuel側の主張は相当部分が事実とは異なるもので、Braveエンターテインメントは事実関係を正すため最善を尽くす。そして偽りの事実により、会社の名誉が毀損されたことについても厳重に法的責任を問う予定だ」とし、「Braveエンターテインメントは、これまで全ての喜びと逆境を共にしてきたアーティストとその家族との間で喜ばしくないことが発生したことに対し、遺憾だ。また、今回のことで多くの方にご心配をおかけし、大変残念に思っている。Braveエンターテインメントはこれと関連した問題を適正な法の手続きによって正常に解決するため全力を尽くす」と伝えた。
【Braveエンターテインメント 公式コメント全文】
こんにちは。Braveエンターテインメントの法定代理人である法務法人チェウムです。
Samuel側の主張に対し、Braveエンターテインメントの立場をお伝えします。Samuel側は、Braveエンターテインメントが最近アーティストを会社の代表の個人事業に強圧的に関与させたり、清算の資料をきちんと示さなかったなどの主張をしましたが、これは全く事実ではないことを明らかにします。具体的な反論は、以下の通りです。
◆第1に、会社の代表の個人事業を宣伝するためアーティストを強圧的に関与させたという主張は全く事実ではありません。
Braveエンターテインメントの代表取締役がブロックチェーン技術を利用した音楽ストリーミングサービスプラットフォーム関連事業に一部参加しており、SamuelがBraveエンターテインメント所属の歌手として音楽プラットフォームEXPOでライブを披露したことは事実です。
しかし、上記の事業は社会的な問題になっている投機の性格を帯びた仮想通貨、いわゆるコイン事業とは全く違う性格のものです。また、上記のブロックチェーン関連イベントでSamuelが公演したことは、会社の代表の個人的な利益を図ったり、上記の事業を宣伝したりするための目的ではなく、最新技術に基づいた音楽関連事業の性格を考慮し、Braveエンターテインメントのライジングスターの代表としてSamuelをメディアと大衆に露出させるためのものでした。
Braveエンターテインメントは当然上記公演のため正常に行事公演用契約書を作成し、Samuelを公演に出演させ、契約通り正当な代価を支払いました。それと関連し、Samuel側はBraveエンターテインメントが数回にわたって偽の契約書を見せたと主張しますが、Braveエンターテインメントは偽の契約書を作成した事実がなく、契約の締結から行使の進行、費用の入金に至る全ての過程を合法的に進めました。
それだけでなく、会社の代表はSamuelが上記の公演のため日本に出国する前からSamuelの母親にその日程が仮想通貨の宣伝のためのイベントではなく、新しい方式の音楽プラットフォームにSamuelを宣伝するための目的で予定されているということを十分に説明しましたし、これにSamuelの母親も明示的に同意し、その日程が行われました。その過程でBraveエンターテインメントはいかなる方法でもSamuelを「強圧的に関与させた」事実は全くありません。Samuelは上記のイベント会場で歌手として公演をしただけで、Braveエンターテインメントは上記の事業だけでなく、仮想通貨と関連したいかなる事業にもSamuelを関与させたことはありません。これに関しては、当時の会話などがカカオトーク(モバイルアプリ)に残っています。
従って、会社の代表の個人事業にSamuelを強圧的に関与させたというSamuel側の主張は事実と全く異なるものです。
◆第2に、Samuel側はBraveエンターテインメントが上記のイベントと関連し、過ちを認めたと主張します。
しかし、一部のファンが上記の行事と関連し、Samuelが仮想通貨事業に参加していると誤解する状況が発生し、これにBraveエンターテインメントは上記のイベントの趣旨を正確に説明することでその誤解を正し、ファンと積極的にコミュニケーションするため立場を盛り込んだ文章を掲載しただけで、会社が犯した過ちを認めたわけではありません。その立場は今でもBraveエンターテインメントのインターネット掲示板にそのまま掲載されています。
◆第3に、SamuelはBraveエンターテインメントが清算関連の資料をきちんと提供しなかったと主張します。
しかし、BraveエンターテインメントはSamuelの両親の要請により、清算の資料だけでなく、ボーカル&ダンストレーニング、外国語教育、パーソナルトレーニングなど、会社がSamuelのために提供した色々な活動についての資料を文書として伝え、Samuelの父親も会社に直接訪れ、関連資料を確認しました。ただ、精算金の金額と関連し、異見があったためSamuelの母親は自身の一方的な意見が反映された精算書をBraveエンターテインメントに再度要請しました。
これにBraveエンターテインメントは芸能プロダクションとしてアーティストのために支払ったアルバム制作費用、宣伝/マーケティング費用、経費など全般的な費用と公演、アルバム、イベント関連収入などを明記した細部精算書を再度Samuelの母親に提供し、その内容について十分説明しました。
ただ、Samuelの母親は上記清算書に不当な内容がなかったにもかかわらず、制作費用などは考慮せず、過度な金額の精算金の支払いだけを要求し、会社が提示した精算の内訳を認めませんでした。
◆第4に、Samuel側は2019年3月に内容証明を送ると共に2週間の回答期間を定め、返信を要求したにもかかわらず、Braveエンターテインメントがその受領日からほぼ2ヶ月が過ぎて「間違ったことがない」という返事を送ってきたと主張しましたが、これも事実とは異なります。
Samuelの母親は、訴訟代理人を通じて2019年3月5日に一方的に契約解除を主張する内容証明を発送し、Braveエンターテインメントはその内容証明を2019年3月7日に受領し、法律的検討を終えた後、その受領日から正確に2週間後である2019年3月21日に本法定代理人を通じてその返信を内容証明で発送しました。
従って、会社が内容証明を受けてからほぼ2ヶ月が過ぎて返事を送ってきたというSamuel側のマスコミとのインタビューの内容も事実と全く異なることです。
◆第5に、Samuel側は予定されていたスケジュールを正常に全てこなしたと主張しますが、これも事実ではありません。
Samuelの母親は予定されていたスケジュールの中で本人が希望するスケジュールだけを一方的に選び、進行するようにし、その他のスケジュールには全部参加しなかったため、Braveエンターテインメントはすでに締結した海外公演の契約が解除されるなどの被害を被りました。
特にSamuel側の内容証明の発送以前にすでに決まっていた日程である放送局のテーマソングのレコーディング、ファンに予め告知した海外プロモーション撮影、Samuelの受賞のための授賞式出席など、すべてのスケジュールについてBraveエンターテインメントの担当者が詳しく説明し、Samuel側を説得するため数回にわたって努力しましたが、Samuelの母親は正当な理由なしでそのスケジュールを一方的に拒否しました。
このようにSamuel側の主張は相当部分が事実とは異なりますので、Braveエンターテインメントは事実関係を正すため最善を尽くします。そして偽りの事実によって会社の名誉が毀損された部分についても厳重に法的責任を問う予定です。
Braveエンターテインメントは、これまで全ての喜びと逆境を共にしてきたアーティストとその家族との間で喜ばしくないことが発生した点に対し、遺憾に思います。また、今回のことで多くの方にご心配をおかけしたことに対し、大変残念に思います。Braveエンターテインメントは関連の問題を適正な法の手続きによって正常に解決するため全力を尽くします。ありがとうございます。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・ソダム
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